-
映画の都ハリウッドのサイレント時代と50年代、2つの時代がシンクロする作品。「ハリウッドでハリウッドを描く作品が作りたかった」とビリー・ワイルダーは製作意図を語っている。売れない脚本家ギリスは、無声映画時代の大女優ノーマの家へ迷い込む。華やかな世界への返り咲きを願う彼女は、ギーリに脚本の手直しを頼むが……。ノーマ役のグロリア・スワンソンの緊迫感あふれる演技は秀逸。「クレオパトラ」などの監督として知られるセシル・B・デミルが、本人役で登場している。
ネット上の声
- ヘタなホラーよりもよっぽど鳥肌が立つ
- 「イヴの総て」と併せて観たら地獄
- 歴史に語られなかった者達の怨念
- 脚本家とサイレント女優の宿命
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演グロリア・スワンソン
-
女優に憧れる若い女性がベテラン女優を踏み台にのし上がっていく姿を描き、1951年・第23回アカデミー賞で作品賞など6部門に輝いた名作。実在の女優エリザベート・ベルクナーをモデルにしたメアリー・オルの短編小説を原作に、ブロードウェイの内幕を描き出す。アメリカ演劇界で最高の栄誉とされる賞が、新進女優イヴ・ハリントンに贈られた。満場の拍手が沸く中、イヴの本当の姿を知る数人だけが、複雑な表情で彼女の受賞を見守るのだった。8カ月前、劇作家ロイドの妻カレンは、大女優マーゴに憧れて毎夜のように劇場の楽屋口に現れるイヴを、マーゴに引き合わせる。マーゴはイヴの哀れな身上話に心を動かされ、彼女を住み込み秘書として雇うことに。しかしイヴは徐々に本性を現し始め、マーゴの周囲にいる演劇関係者たちに取り入っていく。大女優マーゴを「何がジェーンに起ったか?」のベティ・デイビス、イヴを「十戒」のアン・バクスターが演じ、マリリン・モンローが端役で出演。
ネット上の声
- どこまでもしたたかなる女、それがイヴ
- 殺人なき健常者によるサイコホラー
- 真に恐ろしいのは、女?否、女優!
- イヴははたしてヒールなのかっ?!
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間138分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演ベティ・デイヴィス
-
「アンダルシアの犬」「黄金時代」などで知られるシュルレアリスム映画の巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代を代表する作品。悪行に手を染める少年たちの生態を描き、1951年・第4回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。大都会メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、街の不良少年たちのボスに返り咲く。ハイボは自分が感化院に送られたのはジュリアンの密告のせいだと知り、密かに復讐を誓う。ハイボ率いる不良少年たちは盲目の音楽師を襲ったり盗みを働いたりと悪行を繰り返し、仲間の1人であるペドロは罪悪感に苛まれるが……。2003年にはユネスコの「世界の記憶」に登録された。
ネット上の声
- 腐ったリンゴが他のリンゴも腐らせる
- 「時計じかけのオレンジ」よりも強烈
- これを見ればブニュエルが分かる
- 決して忘れてはいけない
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国メキシコ
- 時間81分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロベルト・コボ
-
世界にクロサワの名を知らしめた歴史的作品。原作は芥川龍之介の短編「藪の中」。平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い作品。ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作である。米アカデミー協会の全面的バックアップを受け、映像とサウンドを修復した「デジタル完全版」が2008年に公開された。
ネット上の声
- 裁判員制度で裁判員に選ばれたらどうしよう
- 西洋に黒澤明(邦画)が紹介される切っ掛け
- レビュー200本目にとって置きたかった。
- 欧米にウケたディスカッション劇の傑作。
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
ネット上の声
- 好きだわあ😆
- 最近になってこのくらいの時代の映画「観るようになって、テンポよく進んで今の映画に
- シネマテーク・フランセーズからの白紙委任状で黒沢清は本作を選び、「映画史上もっと
- 札束無情…甚大な被害が起こったであろうにも関わらず、実際はそうでもなかった様
サスペンス、 アクション
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間68分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演チャールズ・マックグロー
-
「荒野の襲撃」のサミュエル・G・エンジェルが1950年に製作したロンドンに巣食うやくざ者を描く映画で、ジェラルド・カーシュの小説をジョー・アイシンガーが脚色し、「裸の町」のジュールス・ダッシンが監督に当った。撮影は「嵐に叛く女」のマックス・グリーン、音楽は「赤い山」のフランツ・ワックスマン。主演は「地獄と高潮」のリチャード・ウィドマークと「憧れの小径」のジーン・ティアニーで、「恋の人魚」のグージー・ウイザースと「豪傑カサノヴァ」のヒュー・マーロウが共演、以下「腰抜けモロッコ騒動」のフランシス・L・サリヴァン、「渓谷の騎士」のハーバート・ロムなどが助演する。アメリカでは廿世紀フォックス発売である。
ネット上の声
- 偉大なる父の気概と、移民2世の敬慕の物語
- グレゴリウスに男の生き様を見た
- レスリング・ショウ
- 悪役が多いリチャード・ウィドマークが今度はロンドンを舞台にプロレスの興行を行うこ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演リチャード・ウィドマーク
-
ピュリッツァ賞を受けたメアリー・チェイスの同名戯曲の映画化で、ジョン・ベック製作の1950年映画。原作者自身が「恋の乱戦」のオスカー・ブロドニーと協力した脚本を、「気まぐれ天使」のヘンリー・コスターが監督した。撮影は「裏街(1941)」のウィリアム・ダニエルズ、音楽はフランク・スキナー、舞台でもこの役を演じたことのあるジェームズ・スチュアート(「折れた矢」)が主役を演じ、これも舞台からのジョセフィン・ハル、「輝ける勝利」のペギー・ドウ、「コマンチ族の怒り」のチャールズ・ドレイク、「幸福の森」のセシル・ケラウェイらが助演。
ネット上の声
- 大人にだって、見えるものがあるんです
- ピーリッツアー賞舞台からの映画化
- 舞台と映画を比較できる贅沢?
- ジェームズ・スチュワート
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ヘンリー・コスター
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
ハリウッドで起きた殺人事件を背景に、才能は天才的だが抑えきれない暴力的な衝動に苦悩する脚本家と元女優の若い女の破滅へと向かう壮絶な愛を描く、サイコ・サスペンスにして悲痛なる恋愛映画。「理由なき反抗」「大砂塵」などで戦後アメリカ映画に登場したもっとも重要な映画作家のひとり、ニコラス・レイの長編第5作で、彼の初期の傑作として特に高い。ハンフリー・ボガートがワーナーから飛びだしてコロンビア傘下に設立した独立プロ、サンタナ・プロの製作で、レイは同社の第1回作品「暗黒への転落」を演出している。製作はボガートのパートナーのロバート・ロード。原作はドロシー・B・ヒューズのサイコ・サスペンス小説で主人公が実は連続殺人鬼という設定だが、状況設定を除けば映画は原作とはかなりかけはなれている。脚本はエドマンド・H・ノースの脚色をもとにアンドリュー・ソルトが執筆したが、実際にはレイが撮影と平行してほとんどを書き直している。撮影はバーネット・ガフィ、美術はロバート・ピーターソン、編集はヴァイオラ・ローレンス、音楽はフランス人のジョルジュ・アントゥイユ(ジョージ・アンシール)で、いずれも「暗黒への転落」と同じスタッフ。主演は「カサブランカ」「脱出」「黄金」などのハンフリー・ボガート、「復讐は俺に任せろ」などのグロリア・グレアム。グレアムはレイの監督第2作『A Woman's Secret』に出演した折りに妊娠し、レイの二度目の妻となったが、本作の撮影中に離婚。このことから本作は二人の私生活を多分に反映しているとも言われる。ちなみにグレアムは、以後フリッツ・ラング監督の「復讐は俺に任せろ」などに主演し、またレイと最初の妻ジーン・エヴァンズの長男アンソニー・レイ (「アメリカの影」に主演) と結婚した。共演はレイと同じ30年代ニューヨークの左翼演劇運動の出身である「忘れじの面影」のアート・スミス、「サリヴァンの旅」などのロバート・ワーウィック。ちなみに真犯人の名がヘンリー・ケスラーというのは、共同製作者のヘンリー・S・ケスラーの名前を借用した楽屋オチである。
ネット上の声
- ボギーが凄い!サスペンスを堪能しました
- ニコラス・レイ監督の私小説的な映画
- 映画界の内幕ものか 追いつめられて
- 男と女は別れゆく宿命を抱えている
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ニコラス・レイ
- 主演グロリア・グレアム
-
ネット上の声
- 回想録としてはフェリーニ作品のようであり、ところどころの超現実的な展開はドライヤ
- 馬車に積まれた藁の上に寝転がって並木道を見上げる、何気ないシーンが抜群に美しい
- ジョエル・マクリーの安定感も伴って、反知性主義の原風景的なモノを感じた
- 大傑作!!腸チフス騒動から自由黒人の土地問題までを89分に収める手腕に圧倒
西部劇
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督ジャック・ターナー
- 主演ジョエル・マクリー
-
1862年、南北戦争の戦場。北軍の新兵ヘンリーは戦友たちの前では強がっていたものの、初めての実戦を前に怯え、ついには逃亡を図る。だが北軍の疾病兵たちを目のあたりにした時、ヘンリーの心に変化が……。スティーブン・クレインの小説「赤い武功章」を映画化。監督ヒューストンの意思に反し、スタジオ側によって20分以上を編集・削除されてしまった。
ネット上の声
- 南北戦争の一コマと勇者の赤いバッヂの意味
- 南北戦争の最中、演習が連日続いて出撃を待ち望む仲間達のなかでひとり恐怖に怯えてい
- 人があっけなく負傷して死んでいき、情報が錯綜して戦況が掴めない戦場の地獄を195
- ジョン・ヒューストンの中でも隠れた人気のある作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間69分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演オーディ・マーフィ
-
「バルタザールどこへ行く」「スリ」など数々の名作を生んだフランスのロベール・ブレッソン監督が、1951年に手がけた長編第3作。カトリック作家ジョルジュ・ベルナノスの同名小説を原作に、聖と俗の間で葛藤する若き司祭を静謐なタッチで描き出す。北フランスの寒村に赴任した若い司祭は、身体の不調を自覚しながらも、村人たちの悩みを聞き布教と善行に励む日々を送っていた。しかし、彼の純粋な信仰への思いは村人たちとの間に次第に溝を生じさせ、事態は思わぬ方向へと展開していく。キャストには素人を起用し、音楽やカメラの動きなども含めた“演出”を削ぎ落としていく手法で、ブレッソン独自のスタイル「シネマトグラフ」を確立した作品。日本では製作から70年にわたり劇場未公開だったが、2021年6月に4Kデジタルリマスター版で劇場初公開となった。
ネット上の声
- 50年前に10回以上観た
- このブレッソンも必見
- 司祭は何を見たのか
- 十字架のイメージ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演クロード・レデュ
-
悪魔的な女性と、彼女に翻弄される家族を描く。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「欲望のあいまいな対象」のルイス・ブニュエル、脚本はマヌエル・レアーチの原案を基にブニュエル、ハイメ・サルバドール、ロドルフォ・ウシグリが共同執筆、撮影はホセ・オルティス・ラモス、音楽はラウル・ラヴィスタ、美術はグンテル・ヘルソ、編集はホルヘ・ブストスがそれぞれ担当。出演はロシータ・クィンタナ、フェルナンド・ソレールほか。
ネット上の声
- 誘惑する女は馬の代わり
- 悪女が来りて..。
- 嵐のような女
- スサーナのキャラクターは『欲望のあいまいな対象』のコンチータとそっくりだが、両作
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国メキシコ
- 時間87分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロジタ・クィンターナ
-
「愛と血の大地」の助監督などを経て製作者となアーロン・ローゼンバーグ製作になる1950年度西部劇。「暴力行為」のロバート・リチャーズと、「赤い河」のボーデン・チェイスが脚本を書き、「草原の帝王」のアンソニー・マンが監督した。撮影は「ハーヴェイ」のウィリアム・ダニエルス、音楽監督はジョゼフ・ガーシェンソンの担当。「ハーヴェイ」のジェームズ・ステュワートを中心に、「二重生活」のシェリー・ウィンタース、「サハラ戦車隊」のダン・デュリエ、「鉄路の弾痕」のスティーブン・マクナリーらが共演、以下ミラード・ミッチェル、チャールズ・ドレイク、ジョン・マッキンタイアらが助演する。
ネット上の声
- 西部劇として極上の作品です 変化球ではない、王道の本格西部劇を堪能した!という満足感があります
- そうか。リンからすれば、奪ってからダッチがずっと持っていたウィンチ...
- 超ク◯ガキの頃見た。ララミー牧場がやっている時位だと思う。ララミー...
- 西部劇でリアリズムを追求した監督は…
西部劇
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
「街は自衛する」のピエトロ・ジェルミが同作品に先立って監督した一九五〇年作品で、彼とフェデリコ・フエッリーニ(「戦火のかなた」)、トゥリオ・ピネリ(「ポー河の水車小屋」)が協同で原案を作り、フェリーニとピネッリが脚色した。撮影は「無法者の掟」のレオニダ・バルボーニ、音楽はカルロ・ルスティケリの担当。主演は「白い国境線」のラフ・ヴァローネ、エレナ・ヴァルツィで、「無法者の掟」のサーロ・ウルツィを除いては演技陣全体にシシリーの素人島民が起用されている。なおこの作品はカンヌ、ヴェニス其他の映画祭で八つの賞を獲得した。
ネット上の声
- ジェルミ監督の『越境者』
- フェデリコ・フェリーニ脚本、ピエトロ・ジェルミ監督のネオレアリズモの社会派作品
- ピエトロ・ジェルミ監督初期の大傑作
- 炭鉱閉鎖に伴いシチリアから新天地フランスを目指して越境する炭鉱夫たちとその家族一
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国イタリア
- 時間102分
- 監督ピエトロ・ジェルミ
- 主演サロ・ウルツィ
-
刑務所を出たばかりのドクは宝石泥棒を計画。 いかがわしい弁護士らと共謀して、犯行に及ぶ。首尾よく宝石を盗んだものの、仲間のひとりが負傷。やがて仲間割れも起こり……。悩みや弱みを持つリアルなギャングたちの末路がハードボイルド・タッチで描かれる。
ネット上の声
- 犯罪は、努力が裏側に現れたにすぎない!
- ノワール、クール、ハードボイルド
- いかにも、ジョン・ヒューストン。
- これがマリリン・モンロー?
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演サム・ジャッフェ
-
アルトゥール・シュニッツラーの戯曲『ラ・ロンド』の映画化一九五〇年作品。監督者マックス・オフュルス(在米時代「未知の女からの手紙」や「風雲児」あり)と「赤針嶽」のジャック・ナタンソンが協同脚色した。尚オフュルス監督には最近作「快楽」がある。撮影は「青髭」のクリスチャン・マトラ、音楽はオスカー・シュトラウスの担当である。登場人物が一人づつ順ぐりに組合さる題材の性質上、俳優はトップランクのスタアが揃えられている。即ち「老兵は死なず」のアントン・ウォルブルック、「宝石館」のシモーヌ・シニョレ、「処女オリヴィア」のシモーヌ・シモン、「五本の指」のダニエル・ダリュー、「乙女の星」のオデット・ジョアイユー、「鉄格子の彼方」のイザ・ミランダ、「二百万人還る」のセルジュ・レジアニ、「狂恋」のダニエル・ジェラン、「快傑ゲクラン」のフェルナン・グラヴェ、「天井桟敷の人々」のジャン・ルイ・バロー、「愛人ジュリエット」のジェラール・フィリップである。
ネット上の声
- 10人の浮気者たちが円環を成す愛のロンド。小粋で瀟洒な「虚構美」の極みのような愉しい作品。
- 見せないことの美学
- 狂言回しを演じるアントン・ウォルブルックが物語の導入をするファーストショットの気
- それだけで気持ちよい長回しの滑らかなカメラワーク、オーソンウェルズの黒い罠より全
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督マックス・オフュルス
- 主演ダニエラ・ジェラン
-
ネット上の声
- 公有地管理局に勤めるジェームズ・リーヴィスは、スペインの土地台帳を改ざんし、男爵
- アリゾナの土地をかけ、政府相手に詐欺を企てたペテン師リーヴィスの物語
- 1950年サミュエル・フラー監督二作目、ジェームズ・ウォン・ハウ撮影
- だんだん面白くなってきて、最後の私刑の場面にはゾッとした
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督サミュエル・フラー
- 主演ヴィンセント・プライス
-
大富豪の愛人で無知で無学な美女と、知的でハンサムだが超堅物のジャーナリストとの恋を描く恋愛コメディ。監督は「僕の美しい人だから」のルイス・マンドーキ、製作はD・コンスタンチン・コンテ、エグゼクティヴ・プロデューサーはストラットン・レオポルド、ガーソン・カニンが1946年に発表した同名戯曲をもとに、ダクラス・マクグラスが脚本を執筆。撮影は「僕の美しい人だから」のラヨシュ・コルタイ、音楽は「フィッシャー・キング」のジョージ・フェントンが担当。主演は「刑事エデン 追跡者」のメラニー・グリフィス、「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」のドン・ジョンソン、「夢を生きた男 ザ・ベーブ」のジョン・グッドマン。
ネット上の声
- どうせならもっと成長して欲しかった
- アメリカ民主主義のお勉強
- 現代版「マイフェアレディ」
- 話はわかりやすく爽快、時間も短めでサクッと見られたし、内容も思ってたより面白かっ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演ジュディ・ホリデイ
-
アーネスト・ヘミングウェイの小説「持てるものと持たざるもの」の第2回映画化(第1回は「脱出(1944)」)で、ジェリー・ウォルド「情熱の狂想曲」製作の1950年作品。「失われた心」のラナルド・マクドゥガルが脚色し、監督のマイケル・カーティズ、撮影のテッド・マッコード、音楽のレイ・ハインドーフはすべて「情熱の狂想曲」と同様である。主演は「さすらいの涯」のジョン・ガーフィールド、「摩天楼」のパトリシア・ニールに「暴力行為」のフィリス・サクスター。以下、「情熱の狂想曲」のファノ・ヘルナンデス、「罠(1949)」のウォーレンス・フォード、エドモンド・ライアン、ガイ・トマジャンらが助演。
ネット上の声
- 主人公は生き残ることが示唆され映画は終焉を迎えるが、殺された相棒の息子は彼らが黒
- レッドパージで仕事を干され、失意の中で死んで行ったジョンガーフィールドの苦さ、暗
- 小さな船で漁業を行っていたハリイは妻と娘と慎ましく暮らしているが、生活はカツカツ
- 大昔、テレビで観た映画で記録はないけど記憶だけが残っていて、ずぅーっと気になって
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演ジョン・ガーフィールド
-
小津安二郎が松竹を離れ、はじめて新東宝で製作した作品。日本の伝統的な価値観を大事にし、ニヒリストめいた夫に耐え続ける姉と、そんな姉に反発する現代的な妹の対比を通して、戦後の日本の家庭の崩壊を描く。原作は大佛次郎。
ネット上の声
- ふるくならないことが、あたらしいこと。
- 行き違う想い、重ならない心
- 迷子の迷子の子猫ちゃん。
- 高峰秀子がよかった・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督小津安二郎
- 主演田中絹代
-
ネット上の声
- アメリカに移民帰化局の男が不法移民を取り締まろうとするうちに、「パスポートのない
- キューバの不法移民グループと彼らを逮捕せんと移民になりすました刑事との駆け引きを
- キューバのハバナを舞台に密入国シンジケートを潜入捜査するルイスのフィルム・ノワー
- 「拳銃魔」(1949)「ビッグ・コンボ」(1955)のジョセフ・H・ルイス監督に
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間74分
- 監督ジョセフ・H・ルイス
- 主演ヘディ・ラマール
-
イタリア・ネオリアリズモの巨匠ロベルト・ロッセリーニが、アッシジの聖人フランチェスコと彼を慕う修道士たちの姿を描いたドラマ。
神の教えに従い、幼子のように生きるフランチェスコ。世間はそんな彼を嘲笑するが、教皇は彼を尊び教えを説くことを認める。フランチェスコとお人よしのジョバンニ、単純素朴なジネプロなど、日々をともにする“小さき兄弟”たちが、苦悩を抱えながらも伸びやかに生きる姿を、ユーモアを交えながらリアルに映し出す。
ロッセリーニ監督とフェデリコ・フェリーニが共同で脚本を手がけ、14世紀頃に精選された名詩選「聖フランチェスコの小さい花」と「兄弟ジネプロ伝」に着想を得て、1210年から18年までのエピソードを導入部と9つの章で構成。フランチェスコ役をはじめとする修道士たちを、実際のフランシスコ会修道士が演じる。2023年12月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 「人間縄跳び」の衝撃! ホモソーシャルでマゾヒスティックな「聖なる愚者」の優しい寓話。
- フランチェスコを見に行ったつもりが、 初めて知ったジネプロの存在に...
- 「ブラザー・サン シスター・ムーン」鑑賞が楽しみになった
- 小コント集でつづる、中世清教徒団のリアル
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国イタリア
- 時間85分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演ナザリオ・ジェラルディ
-
ネット上の声
- 人種差別を扱ったスリラーだな・・
- 本当は人種が問題なのではない
- 根深い黒人差別・・・
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演リチャード・ウィドマーク
-
「私も貴方も」などのシナリオ・ライターとして知られるナナリー・ジョンソンが製作を担当した1950年度西部劇。「ジャングル・ブック(1942)」などのエディターであり最近監督に転じているアンドレ・ド・トスと西部劇専門のウィリアム・ボウアズの原作を、ボウアズとウィリアム・セラアスが脚色、「地獄への道」のヘンリー・キングが監督している。撮影は「純愛の誓い」のアーサア・ミラア、音楽は「イヴの総て」のアルフレッド・ニューマンが担当する。「白昼の決闘」のグレゴリー・ペックを中心にしてヘレン・ウェスコット、ミラード・ミッチェル、スキップ・ホメイヤーらが出演するほか、戦前スター、ジーン・パーカーがカムバックして顔を見せている。
ネット上の声
- “王”になってしまった孤独な男
- 歴史は繰り返されるのか
- アウトローの宿命の虚しさが特徴の反ヒロイズム西部劇
- 早撃ちガンマンの末路
西部劇、 アクション
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督ヘンリー・キング
- 主演グレゴリー・ペック
-
「欲望の砂漠」などに出演したバート・ランカスターが独立して設立したノーマ・F・R・プロの第1回作品(1950年)で、自ら主演している。製作はハロルド・ヘクトとフランク・ロスで、監督は「インディアン渓谷」のジャック・ターナー、脚本は「荒原の女」のウォルド・ソルト、撮影は「大雷雨」のアーネスト・ホーラー、音楽はマクス・スタイナーの担当。ランカスターをめぐる出演者は「ヒット・パレード」のヴァージニア・メイヨ、フランク・アレンビー、ニック・クラヴァット、ロバート・ダグラス、アライン・ホフマンら。
ネット上の声
- 140/'23
- 所々クレーンを使った流れるようなカメラワークや、冒頭の伯爵たちが町にやってくる場
- とにかく凄い身体能力持った役者が出まくるのでありえんくらい飛び移りまくる最強のア
- Bランカスターの奇天烈映画!けど筋はしっかりしてるのよ!間がなくて鬼のように展開
アクション
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督ジャック・ターナー
- 主演バート・ランカスター
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ネット上の声
- オットー・プレミンジャーの隠れた傑作!
- ひねくれた父への抵抗、のおわり
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ダナ・アンドリュース
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「生きている画像」以来の八田尚之の原作、脚本を「山の彼方に」の千葉泰樹が監督し、撮影は「山の彼方に」の鈴木博、八田尚之自身がプロデュースに当っている。配役陣は失踪事件で問題となった「山の彼方に」のフレッシュ・ガール島崎雪子が主役に「軍艦すでに煙なし」の伊豆肇「女性三重奏」の月丘夢路、「七色の花」の龍崎一郎、「東京の門」の田崎潤、「羅生門」の志村喬の他、千明みゆき、澤蘭子、北沢彪等が助演している。
ネット上の声
- 島崎雪子おおあばれ♡
- 夢みたいな唐突の出会いに戸惑うことがあるけど、長いこと知り合っている人ではこうは
- 空中ブランコにターザンごっこに腕に彫った“りょうすけ命”の刺青に、アホなアイデア
- 島崎雪子が落とした漫画で完全に落ちる伊豆肇だから、その後のアレコレも想定内といえ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督千葉泰樹
- 主演伊豆肇
-
インディアンの側に立ってつくられた西部劇。ガイ・トロスパーの脚本を、「西部の人」のアンソニー・マンが監督した。撮影はジョン・アルトン。音楽はダニエル・アンフィシアトロフ。出演は主人公のインディアンの青年にロバート・テイラーが扮するほか、新星ポーラ・レイモンド、ルイス・カルハーンら。製作ニコラス・ネイファック。
ネット上の声
- 南北戦争後にも内戦が起きて公民権運動の後にもBLMが起きて、自由の国アメリカがど
- 同時期に作られた『折れた矢』同様、インディアンの視点から描いた西部劇
- 当時としては、かなりトンがった作品だ
- 異文明側からの視点で描かれた傑作
西部劇
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ロバート・テイラー
-
ネット上の声
- まず、「助監督・石井輝男」のクレジットに一抹の不安(期待)を覚える
- 明かりを消して、枕投げだ~
- 本来あまり好きなタイプの話じゃないけど、やはり清水宏は子供演出が上手くて随所で感
- 旅、汽車、子供、旧家、画家、乗り合いバス、湯治場、修学旅行と、清水宏が我が物顔で
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督清水宏
- 主演清川虹子
-
「望みなきに非ず」の製作者藤本真澄の担当で、小説新潮連載の石坂洋次郎の原作を「深夜の告白」の八木隆一郎が脚色を執筆、監督は「春の目ざめ」以来の成瀬巳喜男が久方の担当である。キャメラは「小原庄助さん」の鈴木博。医学博士、洋画家でラジオの「二十の扉」の宮田重藏が出演する他「男の涙」の渡辺篤「忘れられた子等」の堀雄二「青い山脈(1949)」の藤原釜足と同じく池部良、杉葉子らをはじめ「野良犬(1949)」の三船敏郎、「大都会の顔」の若山セツ子、「静かなる決闘」の中北千枝子が出演する外、進藤英太郎、飯田蝶子らが助演する。
ネット上の声
- 日常をつぶさに描き、それがドラマとなる
- 3話オムニバスのほのぼのコメディ
- 石坂洋二郎原作のオムニバス三本
- 三話入って御代は同じ!
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演宮田重雄
-
ネット上の声
- 久しぶりに古い作品でも観ようと選んだ作品
- 新聞紙も床の軋みもダンスに使えるんだ!
- ジュディ・ガーランドとジーン・ケリー♡
- ジュディのMGMでのラスト作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督チャールズ・ウォルターズ
- 主演ジュディ・ガーランド
-
黒澤明が初めて松竹に招かれメガホンを取った作品。脚本は「野良犬(49)」と同じく菊島隆三との共著である。新進気鋭の画家(三船)と美しい声楽家(山口)が偶然出遭ったところを雑誌記者に盗撮される。まったくの醜聞(スキャンダル)に巻き込まれていく二人。物語の舞台はやがて裁判へ……。いたずらに醜聞を追うジャーナリズムを糾弾する一方で、後半は志村喬演じる弁護士の心情・行動が焦点となっていく。
ネット上の声
- 今も昔もマスコミって一緒なのかな?
- 法廷の窓から入ってくる瞬間を見よ!
- 1950年の、スキャンダラスなお話
- 黒澤映画の人間臭さと正義感
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
谷崎潤一郎の同名小説を八住利雄が脚色し阿部豊が監督した文芸作。大阪を舞台に美しい四姉妹が織りなす物語。
ネット上の声
- 面白くはないが一見の価値あり
- 高峰秀子の美しさ最高潮
- なるほど!原作では鶴子の影が薄く三姉妹的要素が強いのに反して、細雪といえば四姉妹
- 戦後すぐに制作された事もあって、雪子の話ではなく、妙子の話に焦点が当たる
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督阿部豊
- 主演花井蘭子
-
ネット上の声
- めっちゃおもろかった😆
- 30/'23
- ある女性が車で移動したいと思っている所にやってきた男の車に乗せてもらうが、なんと
- ハーバード大学法医学の協力のもと、浜辺で発見された白骨死体の身元を解明して真犯人
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ジョン・スタージェス
- 主演リカルド・モンタルバン
-
原作は雑誌『小説新潮』に連載された舟橋聖一の小説『雪夫人絵図』で、これを溝口健二監督が、「わが恋は燃えぬ」に次ぐ作品として取りあげたものである。製作は、滝村プロと新東宝との提携による滝村和男で、脚色は「わが恋は燃えぬ」の依田義賢と舟橋和郎と共同脚色、撮影は、「宗方姉妹」の小原譲治が担当している。配役は雪夫人に「執行猶予」の木暮実千代、浜子を「不良少女(1949)」「午前零時の出獄(1950)」の久我美子、菊中方哉を「宗方姉妹」の上原謙、直之を新派の柳永二郎、その他は浜田百合子、夏川静江、山村聡などの中堅である。
ネット上の声
- 最後の朝霧の芦ノ湖のシーンや広い日本邸宅の中で、簾なども活かしたショットなど秀逸
- 余程体の相性が良かったんだなあ、、雪が他の男を知れたらまた状況の異なる未来があっ
- 熱海の屋敷で暮らす旧華族の雪夫人(木暮実千代)の女中として仕えることになった濱子
- ショットやロケーション、セットの美しさでどうしようもなさとのバランスを取ってて感
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督溝口健二
- 主演山村聡
-
製作・脚本・監督を、ライター出身のサミュエル・フラーが担当した1950年作品。撮影は「アリゾナ無宿」のアーネスト・ミラー。音楽はポール・ダンラップ。主なる主演者は、ジーン・エヴァンス、ロバート・ハットン(「ハリウッド玉手箱」)、スティーヴ・プロディ、ジェイムズ・エドワーズ、リチャード・ルウ、ミッド・メルトンなど。
ネット上の声
- スピルバーグやスコセッシを始めとするアメリカの監督に影響を与えてそうなサミュエル
- 敗残兵の軍曹ザックが韓国人孤児に助けられて霧に迷った小隊とともに空き寺を観測拠点
- 低予算であろう事情を感じさせつつも、戦争映画としての緊張感をきちんと保持すること
- 幸運のヘルメットを交換してくれと言ったり認識表を作ってあげたり兵役忌避者が牧師に
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督サミュエル・フラー
- 主演ジーン・エヴァンス
-
フォックスの新鋭プロデューサー、ジュリアン・ブラウステインの1950年度製作作品。エリオット・アーノルドの原作小説「ブラッド・ブラザア」から「四人の息子(1941)」のマイケル・ブランクフォートが脚色、「潜行者」のデルマー・デイヴスが監督した。撮影は「嵐の園」のアーネスト・パーマー、音楽は「気まぐれ天使」のヒューゴー・フリードホーファーの担当。主人公には「不時着結婚」のジェームズ・スチュアートが扮し、以下49年にラジオから映画入りしたジェフ・チャンドラー、「他人の家」のデブラ・パジェット、バシル・ルイスダール、ウィル・ギアらが助演する。
ネット上の声
- 制圧の西部劇から融和の西部劇へ。
- 鏡くらいは知ってるでしょ!
- 嫌な奴はどこにでもいる
- アパッチ族
西部劇
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督デルマー・デイヴィス
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
「夜霧の都」と同じくフランク・ローンダー(製作)とシドニー・ギリアット(共同製作・脚色・監督)のチイムによる一九五〇年度作品で、政治的な寓意をこめた活劇スリラアである。撮影はロバート・クラスカー、音楽はウィリアム・オルウィン(ともに「邪魔者は殺せ」)が担当する。主演は「船乗りシンバットの冒険」のダグラス・フェアバンクス・ジュニア。彼をめぐって「恋の人魚」グリニス・ジョンズ、「落ちた偶像」のジャック・ホーキンス、「間諜M1号」のハーバート・ロムらが共演する。
ネット上の声
- 見事なシナリオと
- 極上の逃亡追跡劇
- ボスニア国を舞台にアメリカの名医が独裁者の死を知って追われる身となる話で、異国の
- 本作製作当時のボスニアは旧ユーゴスラビア連邦の一国、共産主義国であったはずだが「
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国イギリス
- 時間104分
- 監督シドニー・ギリアット
- 主演ダグラス・フェアバンクス・Jr
-
ネット上の声
- 悪女演技もお手のもの
- あのジョーン・フォンテーンを口八丁で二人の男を手玉に取る悪女に仕立てるニコラス・
- クリスタベルは自分の利益になるなら涼しい顔で嘘をつくが、そういう性向は理解できな
- ジョーンフォンテインは愛とお金の両方を手に入れる、みたいな語り方がされるけど本人
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間94分
- 監督ニコラス・レイ
- 主演ジョーン・フォンテイン
-
世界で広く知られるシャルル・ペローの童話をもとにウォルト・ディズニーが製作した長編アニメーション。
遠い昔、ある国にシンデレラという美しく優しい娘がいた。父親を亡くし、義理の母と姉に召使いのように扱われているが、それでも彼女は、いつか願いはかなうと信じ続けている。ある日、王子の花嫁を選ぶための舞踏会が開かれることになり、国中の娘がお城に招待されるが、いじわるな義母たちはシンデレラがお城に行くことを許さなかった。そんなシンデレラの前に妖精のおばあさんが現れ、「ビビディ・バビディ・ブー」という呪文とともに杖を一振りする。すると、シンデレラの着ていたボロボロの服は美しいドレスへと変わり、シンデレラはあこがれのお城の舞踏会へでかけることに。王子と出会い、夢のような時間を過ごすシンデレラだったが、深夜12時になった途端、魔法が解けてしまい……。
アカデミー主題歌賞にノミネートされた「ビビディ・バビディ・ブー」をはじめとする楽曲の数々やファンタジックなストーリーで世代を超えて愛される、ディズニー・アニメを代表するプリンセスストーリー。
ネット上の声
- めちゃ古い曲ながら、挿入歌の英語歌唱の艶っぽさにやられてしまった
- ディズニー100 フィルム・フェスティバルにて日本語吹替で鑑賞。昔...
- さらがどぅ-らめちかぶ-らびびでばびでぶ
- 玉の輿をつかむ、インディなシンデレラ
ディズニー、 アニメ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間74分
- 監督ウィルフレッド・ジャクソン
- 主演クレア・デュブレイ
-
「サンセット大通り」で若い世代を代表するコンビを演じたウィリアム・ホールデンとナンシー・オルソンを再び共演させる企画。1950年度の犯罪活劇で往年流行した誘拐団と、鉄道警察との闘争を描く。サタディ・イヴニング・ポスト誌所載のトーマス・ウォルシュの原作をシドニー・ボームが脚色、キャメラマンから最近監督に転じたルドルフ・マテがメガフォンをとった。撮影はダニエル・L・ファップ、音楽はアーヴィン・タルボットの担当。上述の主演者2名を助けて、「裸の町」のバリー・フィッツジェラルドの他、舞台出の新人ライル・ベトガー、「大カーニヴァル」のジャン・スターリング、「赤い家」のアイリーン・ロバーツらの新進が顔を揃える。
ネット上の声
- 脚本の大筋自体は王道的な誘拐、警察の追跡モノのサスペンスは、可もなく不可もなしと
- '22 12/17 ジャケ写掲載していただきました
- 駅を舞台に鉄道警察と誘拐犯との駆け引きを描いた珍しい刑事ドラマで、ウィリアム・ホ
- 人の往来が激しい駅の画面の豊かさと地下の犯罪者の心象的な暗さ、どちらのロケーショ
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ルドルフ・マテ
- 主演ウィリアム・ホールデン
-
「午後の喇叭」のウィリアム・キャグニーが1950年に製作したギャング映画。「雪原に追跡」のホレース・マッコイの小説を「兄弟はみな勇敢だった」のハリー・ブラウンが脚色、「放射能X」のゴードン・ダグラスが監督した。撮影監督は「謎のモルグ街」のペヴァレル・マーレイ、音楽はカーメン・ドラゴン。「白熱(1949)」のジェームズ・キャグニーが主演するほか、「南部に轟く太鼓」のバーバラ・ペイトン、「午後の喇叭」のヘレナ・カーター、ワード・ボンド、ルーサー・アドラーなどが出演する。
ネット上の声
- キャグニーの魅力
- 裁判所の場面から始まり、この被告は殺人罪、この被告は殺人ほう助罪、この被告は……
- キャグニー圧巻の暴力性!輸送車に乗り込んで集金人を射殺するくだりが早すぎて鳥肌モ
- 脱獄を図ったが足手まといになった男を射殺しながら彼の妹に匿われたギャングのカッタ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ゴードン・ダグラス
- 主演ジェームズ・キャグニー
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャン・ドラノワ
- 主演ピエール・フレネー
-
東大出身の戦没学生の手紙や手記を集めて出版された「きけわだつみの声 日本戦歿学生の手記」を元に、関川秀雄監督が反戦の想いを描いた戦争ドラマ。戦争に巻き込まれて散っていった若者たちの反戦に対する真摯な訴えが痛烈に映し出される。
ネット上の声
- 様々な勢力に利用されたことによって本作の価値や意義は却って冒涜されているのではないかとすら思える
- これは、軍国主義日本の侵略戦争につぎ込まれ、異国の地で非業の死を遂げた学徒たちの
- 戦没した学徒兵たちの遺書等の遺稿集から制作された日本初の反戦映画
- インテリの「反戦映画」だが、観る価値あり
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督関川秀雄
- 主演伊豆肇
-
ネット上の声
- 傘もささずに子ども服屋のショウウィンドーに鼻先をベターってくっつけて憂鬱な表情を
- 1950年に主人公のこのキャラクターは相当新しかったんじゃないか
- 1950年の大映作品
- 原作は石川達三
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督加戸敏
- 主演三條美紀
-
ネット上の声
- 脚が不自由でも車の運転はOKなんだ!
- 今の自分を肯定する勇気
- 1950年 アメリカ🇺🇸
- マーロン・ブランドやっぱり初めからこんなやつだったのかという、結婚初夜のテレサ・
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演マーロン・ブランド
-
メリアン・C・クーパーとジョン・フォードのアーゴシー・プロの製作になる1950年度作品。「レッド・リヴァ」のフランク・S・ニュージェントがパトリック・フォードと協力した脚本を、「わが谷は緑なりき」のジョン・フォードが監督した。撮影は「モホークの太鼓」のバート・グレノン、音楽は「駅馬車(1939)」のリチャード・ヘイゲマン。主演は「彼女は黄色いリボンをつけていた」のベン・ジョンソン、ジョアン・ドルー、ハリー・ケイリー・ジュニア。「若き日のリンカン」のワード・ボンド、「荒野の決闘」のアラン・モーブレイとフランシス・フォード、ルース・クリフォードらが共演する。
ネット上の声
- 主人公のうちのひとりの名前が「トラヴィス」だということを知り鑑賞
- 頼りない護衛・・・でもそこがイイ!
- 「4」は不吉だが「3」は幸運
- ソルトレイクシティへ!
西部劇
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ベン・ジョンソン
-
サスペンス
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ジョセフ・ペヴニー
- 主演ハワード・ダフ
-
エドワード・ストリーターのベストセラー小説から「イースター・パレード」のアルバート・ハケット、フランセス・グッドリッチのコンビが脚色、「踊る海賊(1948)」のヴィンセント・ミネリが監督に当たったドメスティック・コメディで、「大草原」のパンドロ・S・バーマンが製作する1950年度作品。撮影は「南支那海」のジョン・アルトン、音楽は「アニーよ銃をとれ」のアドルフ・ドイッチェが担当する。主演は「アダム氏とマダム」のスペンサー・トレイシー、「黒騎士」のエリザベス・テイラー、「東は東」のドン・テイラー、「扉の蔭の秘密」のジョーン・ベネットで、以下、ビリー・バーク、レオ・G・キャロル、モローニ・オルセン、メルヴィル・クーパーらが助演。
ネット上の声
- 昔のアメリカらしいホームドラマです☆3つ
- ☆父は、この映画を認めん!(笑)☆
- 結花嫁の父のあるあるコント映画
- 娘ができたらまた観よう
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ヴィンセント・ミネリ
- 主演スペンサー・トレイシー
-
「火の接吻」のアンドレ・カイヤットと「二百万人還る」のシャルル・スパークの合作になるオリジナル・シナリオ(台詞はスパーク)から、カイヤットが監督した一九五〇年作品で、安楽死裁判をめぐる陪審員の行動から、人が人を裁くことの問題を追求する。五〇年ヴェニス国際映画祭でグランプリを受賞。このコンビの「われわれは皆殺人者だ」(52)と対をなす作品である。撮影は「火の接吻」のジャン・ブルゴワン、音楽は「トパーズ」のレイモン・ルグランの担当。出演者はコメディ・フランセーズのクロード・ノリエ、「情婦マノン」のミシェル・オークレール、「流血の港」のレイモン・ビュシェール、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクール、「狂恋」のマルセル・ペレス、「花咲ける騎士道」のノエル・ロックヴェール、「幻の馬車」のヴァランティーヌ・テシエ、「幸福の設計」のアネット・ポアーヴル、「一日だけの天国」のアントワーヌ・バルペトレ、「賭はなされた」のマルセル・ムールージらが共演。
ネット上の声
- 恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断
- 一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度
- 陪審員の判決に至る過程をドラマチックに描くカイヤットの秀作
- まだまだ知らない名画がありました!
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ヴァランティーヌ・テシエ