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150人の花嫁を、未開の西部へ。屈強な男が率いる女たちのキャラバンが、アメリカ開拓史に刻む、壮絶な旅路。
1851年、アメリカ西部。カリフォルニアの谷に町を築いた男たち。彼らに足りないものは「妻」だった。依頼を受けた腕利きの案内人バック・ワイアットは、シカゴから150人の独身女性たちを花嫁候補として連れてくるという困難な仕事を引き受ける。目的地までの道は、荒野、険しい山脈、そしてインディアンの襲撃など、危険に満ちたもの。当初、女たちの旅に懐疑的だったバック。しかし、次々と襲いかかる困難に、彼女たちはそのたくましさと勇気を証明。か弱い「花嫁候補」から、たくましい「開拓者」へと変貌を遂げていく。西部開拓時代を生きた女性たちの、不屈の精神を描く力強い物語。
ネット上の声
- 無限に連なる幌馬車の進行が幾度も中断される光景は滅法おもしろいし、目的地を目の前
- 花嫁候補の女性140名、男達が待つ西部を目指して数千キロの荒野を横断する!フラン
- シカゴからカリフォルニアへ、百人を超える牧童への花嫁を希望する女性を引き連れて横
- フランス人、イタリア人、日本人、犬まで、あらゆるキャラクターをドラマティックかつ
西部劇
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ウィリアム・A・ウェルマン
- 主演ロバート・テイラー
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列車で交わされた交換殺人の提案。見知らぬ男との悪夢の契約が、テニス選手の日常を狂わせるサスペンス。
1950年代のアメリカ。妻との離婚問題に悩む人気テニス選手ガイ。彼は列車でブルーノと名乗る謎の男と出会う。ブルーノが持ちかけたのは、互いの邪魔な人間を殺し合う「交換殺人」。冗談と受け流すガイ。しかし、ブルーノはガイの妻を殺害し、次はガイが自分の父親を殺す番だと迫る。断れば殺人の罪を着せると脅され、ガイは完璧な犯罪計画に巻き込まれていく。サスペンスの巨匠が描く、人間の心の闇。
ネット上の声
- ヒッチコック作品5作目ともなると傾向は解って来た
- ヒッチコックのクリスクロス、交換殺人
- ストーリーはいいんですが・・・☆2.5
- タイトルからしてインパクトあり。
サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ファーリー・グレンジャー
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ビリー・ワイルダーが長年の脚本パートナーであったチャールズ・ブラケットと離れ、新たな脚本家を迎えた作品。ニューヨークの新聞社から閉め出されたジャックは、洞窟内で生き埋めになっている男を目撃する。是が非でも一流紙に戻りたい彼は、スクープを利用し情報操作に手を染める。おのれの野心のためなら手段を選ばない新聞記者が、世論に裁かれる姿は見応え十分。世間の評価が芳しくなかったため、スタジオ側が「Ace in the Hall」から「The Big Carnival」にタイトルを変更したという逸話も。
ネット上の声
- マスメディアのセンセーショナルリズムを見事に描いた、とってもシニカルな傑作映画
- 人の不幸は蜜の味なのか、人命救出がイベントに化す様子がそら恐ろしい...
- ジャーナリズムもヒューマニズムもきれい事
- 自業自得と言うには、あまりにも…
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演カーク・ダグラス
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ローマの片隅、孤独な老人のささやかな抵抗。愛犬だけが心の支え、尊厳をかけた最後の闘い。
第二次世界大戦後のイタリア、ローマ。わずかな年金で暮らす、誇り高き元公務員の老人ウンベルト・D・フェラーリ。家賃の値上げを宣告され、冷酷な女家主から部屋を追い出されそうになる。ウンベルトは、唯一の家族である愛犬フラックと共に、住む場所を失う危機に直面。プライドが邪魔をして、物乞いもできず、旧友に助けを求めるも断られる。社会から見捨てられたかのような絶望感。生きる意味さえ見失いかける中、彼が下すある決断。ネオレアリズモの巨匠が描く、一個人の尊厳を巡る、痛切で感動的な物語。
ネット上の声
- 残念ながら、人生においてがんばれば、真面目にやれば必ずしも報われるわけではない
- ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品…
- ずっと観たかったのだけどGEOにないし
- 愛犬が支えなのが救いであった。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間87分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演カルロ・バティスティ
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移ろいゆく季節のように変化する家族の形、その一瞬の輝きを切り取った不朽のホームドラマ。
舞台は戦後復興期の1951年、東京・北鎌倉。三世代が同居する間宮家で暮らす28歳の紀子は、明るく現代的な会社員。家族や上司は彼女の結婚を気にかけるが、本人はどこ吹く風。そんな穏やかな日常の中、紀子は周囲の予想を裏切り、亡き兄の友人で子持ちの男性との結婚を突然決意。彼女の選択は、当たり前だった家族の風景にさざ波を立てる。娘の自立を前に、喜びと寂しさが交錯する家族それぞれの想い。嫁ぐ日の朝、父が娘に贈る言葉とは。
ネット上の声
- 「だから私たち、結婚しないのよ、ね〜え」
- いつかまた、一緒に会えるさ・・・・
- 歳が近いではありませんか!?ふふふ
- 小津安二郎が描く“今この時”
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督小津安二郎
- 主演原節子
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冷戦下のワシントンD.C.に飛来した謎の円盤。宇宙からの使者が人類に突きつける、平和か、それとも破滅かの最終通告。
冷戦の緊張が世界を覆う1950年代のアメリカ、ワシントンD.C.。突如、銀色の巨大な円盤が飛来し、ナショナル・モールに着陸。中から現れたのは、人間に酷似した宇宙人クラトゥと、不気味なロボットのゴート。平和のメッセージを伝えに来たというクラトゥだったが、軍隊の過剰反応により負傷。人類の愚かな争いに失望した彼は、地球上の全エネルギーを停止させるという驚異的なデモンストレーションを敢行。彼が人類に突きつけた要求はただ一つ、「地球規模での争いをやめなければ、地球を消滅させる」。人類の未来をかけた、究極の選択。
ネット上の声
- 【”地球の未来はこれで良いのか”当時の東西冷戦を憂慮した製作陣が、地球の未来を危惧する宇宙人を描く中で重いメッセージを発する本格的SF映画であり、現在でも十二分に通用する作品でもある。】
- 人類文明の外部に上位概念的なものがあって、意に背くとそこから天罰が下るのはキリス
- U-NEXTにある、ロボットがビームを出してる不気味なサムネに釣られて視聴
- 今も昔もアメリカ民族的な考えに根付く映画。神の所在。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ロバート・ワイズ
- 主演マイケル・レニー
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本年五月頃より、吉村公三郎監督が独立、新藤兼人の書卸し脚本によって準備を進めていた「肉体の盛装」を、このたび大映との提携によって着手、「偽れる盛装」と改題して世に送るもの。製作担当は、「赤城から来た男」の亀田耕司。演技陣は、「火の鳥(1950)」の京マチ子、「エデンの海(1950)」の藤田泰子、「二十歳前後」の北河内妙子、「東京の門」の村田知英子、「二十歳前後」の小林桂樹に、菅井一郎、進藤英太郎、殿山泰司、河津清三郎などである。
ネット上の声
- これを見た時は既におばさんでしたが
- マチ子姐さん!
- 懐かしき限り
- 圧倒的な京マチ子 祇園と戦後のエネルギー
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督吉村公三郎
- 主演京マチ子
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結婚5年目、大阪のサラリーマン夫婦に訪れた倦怠期。繰り返される日常とすれ違いが生む、夫婦関係の静かな危機を描く不朽の人間ドラマ。
戦後間もない大阪。結婚生活5年目を迎えた岡本夫婦。東京出身の妻・三千代と、証券会社に勤める夫・初之輔の関係は、かつての情熱を失い倦怠期に。単調な毎日、夫の無神経さ、そしてただ「めし」の支度をするだけの生活に、三千代の不満は募るばかり。そんなある日、夫の姪・里子が家出同然で彼らの家に転がり込んでくる。奔放な里子の存在が、夫婦の間にくすぶっていた問題を浮き彫りにする。ついに我慢の限界に達した三千代は、家を飛び出し東京の実家へ。離れて暮らすことで、二人が見つけ出す答えとは。
ネット上の声
- 【原作者の林芙美子は、原節子の起用に対し”美しすぎる。全く原作のイメージと異なる・・”と反対したが、”遣る瀬泣き男”じゃなかった、成瀬己喜男が主役に起用し、原節子の第二期黄金時代を彩った作品。】
- 原節子さんいいですねぇー🤗✨不満を抱える美人妻の役がとても似合ってました🤗✨大好
- 猫を愛でよう22会!今回はなんと渋いヒューマンドラマ
- 成瀬巳喜男&林芙美子。主演・上原謙&原節子
夫婦、 大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演上原謙
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1950年代のパリ。セーヌ川のほとりで、一つのメダルが繋ぐ人々の愛と運命。巨匠デュヴィヴィエが描く、24時間の群像劇。
舞台は1950年代のパリ。朝のセーヌ川に落ちた一つのメダル。それをきっかけに、パリに生きる人々の様々な人生が交錯する一日。初恋に胸をときめかせる少女、才能に悩み苦しむ彫刻家、愛に破れた孤独な女性、そして未来を夢見る労働者。彼らのささやかな喜びや悲しみ、出会いと別れ。巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエが、オムニバス形式で織りなす人間模様のタペストリー。それぞれの物語が、夕暮れの空の下、思わぬ形で結びついていく。
ネット上の声
- 『ベルリン、天使の唄』を観たらプライムがおすすめしてくれた作品🎥✨パリに暮らす人
- 我が街の古い眼鏡屋のテレビCMで流れるのがこの映画の主題歌「パリの空の下」
- 元日から恐ろしい警戒音が鳴り、お屠蘇気分も吹っ飛んでしまいましたね
- 巴里の空の下 全員救済は流れる
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ブリジット・オーベール
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ステノ・モニチェッリが書き卸した恋愛メロドラマを、イーヴォ・ペリッリ、リアナ・フェッリ、ガスパーレ・カタルド、グイド・ブリニョーネの四人が共同脚色にあたり、グイド・ブリニョーネが監督した一九五一年作品。撮影はマリオ・アルベルテッリ、音楽はアルマンド・フラーニャとサルヴァトーレ・カルディッロの担当。「ポー河の水車小屋」のカルラ・デル・ポッジョが主演し、新進ガブリエレ・フェルゼッティ、米国男優フランク・ラティモア、カルレット・スポジート、ティナ・ラッタンツィらが共演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督グイド・ブリニョーネ
- 主演カルラ・デル・ポッジョ
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19世紀末、活気と退廃が渦巻くパリの裏社会。その美しさから「黄金の兜(カスク・ドール)」と呼ばれる娼婦マリー。彼女は、情夫であるヤクザの一味と訪れたダンスホールで、実直な大工のジョルジュと出会い、瞬く間に恋に落ちる。しかし、二人の純粋な愛は、嫉妬に狂うボスの策略によって引き裂かれていく。愛か、裏切りか。命を懸けた恋が、やがて血塗られた抗争へと発展。逃れられない運命の結末。
ネット上の声
- 2人が何故あそこまで深く愛し合ったのかが最後まで掴めず…
- はかなく、美しい幸福に涙
- コントロールではなく密着
- ノワール!ノワール!
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演シモーヌ・シニョレ
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娘をスターにしようと奔走する母親の姿と映画界の内幕を、風刺の効いたテイストで描いた作品。子役に起用されるにはコネが必要と聞いた母親は、早速撮影所に出入りする若者に取り入ろうとするが……。闊達な母親を見事に演じているのは、戦後のイタリア映画界を代表するアンナ・マニャーニ。原案は 、ネオリアリズムの代表作である「自転車泥棒」の脚本を手掛けたチェーザレ・ザバッティーニ。
ネット上の声
- 誰が子どもの幸せを決めるのか
- マリア・マッダレーナ
- 現代にも通じる
- とにかく騒がしい作品。喋る、喋る、喋る…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間115分
- 監督ルキノ・ヴィスコンティ
- 主演アンナ・マニャーニ
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戦後の混乱期、かつての「蜂の巣の子供たち」との再会。社会の片隅で懸命に生きる彼らの姿を通して、希望の光を探すヒューマンドラマ。
終戦から数年が経過した日本。かつて戦災孤児たちを集めた施設「蜂の巣学園」の園長だった主人公は、成長し社会へ巣立っていった子供たちのその後を訪ね歩く旅に出る。ある者は真面目に働き、ある者は道を踏み外し、またある者は新たな家庭を築いていた。貧困や差別に苦しみながらも、ひたむきに生きる彼らの姿。主人公は、子供たち一人ひとりと再会し、彼らが抱える喜びや悲しみに耳を傾ける。戦後の厳しい現実の中で、かつての師弟の絆は再び結ばれるのか。社会の底辺で生きる人々への温かい眼差しと、未来へのささやかな希望。
ネット上の声
- 不満があるとすれば、蜂の巣の子どもたちをもっと見ていたいということだけ
- 部屋の撮り方、画面の奥への意識、コメディパートを受け持つあの子最高
- タイトル通り1948年の「蜂の巣の子供たち」の続編
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督清水宏
- 主演岩本豊
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モンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラーが共演し、野心に燃える貧しい青年の恋と転落を描いた人間ドラマ。1931年にも映画化されたセオドア・ドライサーの小説「アメリカの悲劇」を原作に、「シェーン」のジョージ・スティーブンス監督がメガホンをとり、1952年・第24回アカデミー賞で監督賞など5部門を受賞した。貧しい家庭で育った青年ジョージは、伯父チャールズが経営する水着製造工場で働き始める。やがて彼は同僚のアリスと恋に落ちるが、社内恋愛は禁止されているため、周囲の目を盗んで逢瀬を重ねる。そんな中、伯父から昇進を約束されたジョージは、伯父の家のパーティで出会った富豪令嬢アンジェラと惹かれ合う。
ネット上の声
- ジョージの態度に終始イライラ😠💢身分の高いアンジェラに恋しつつも自分には届かない
- 貧しい家庭に育った青年ジョージは、祖父の工場で働くアリスと恋仲の関係になるも、次
- 100点 リズが一番美しかった頃
- 今の時代にこそ観てほしい名作
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督ジョージ・スティーヴンス
- 主演モンゴメリー・クリフト
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ジュリアン・デュヴィヴィエが「アンリエットの巴里祭」に先立って監督した諷刺喜劇。仏伊合作の一九五一年作品である。ジョヴァンニ・グアレスキの原作より、デュヴィヴィエと「女の獄舎」のルネ・バルジャヴェルが脚色と台詞執筆に当った。「パリの空の下セーヌは流れる」のニコラ・エイエが撮影を監督、音楽は「われら女性」のアレッサンドロ・チコニーニ。主演は「禁断の木の実」のフェルナンデルで「終着駅」のジーノ・チェルヴィが共演、以下「嘆きのテレーズ」のシルヴィー、「鉄格子の彼方」のヴェラ・タルキ、「靴みがき」のフランコ・インテルレンギ、「肉体の悪魔(1947)」のシャルル・ヴィシェールなどが出演。なお、映画中のキリストの声はジャン・ドビュクウルである。
ネット上の声
- 「どちらにも正しい所がある」
- 革命と宗教と暴力
- イエス様+マリア様+鐘楼+洗礼+牛+机+犬+脱帽+十字+サッカー+旗+結婚+メリ
- 反共派の司祭ドン・カミロと町長で共産党員ペポネは幼なじみだけど、子どもみたいに反
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演フェルナンデル
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プリマバレリーナの心に蘇る、13年前の夏の初恋。封印した過去の記憶と現在の愛が交錯する、青春への挽歌。
ストックホルムの王立バレエ団でプリマを務めるマリー。成功の裏で孤独を抱える彼女の元に、13年前に亡くなった初恋の相手、ヘンリックの日記が届く。日記をきっかけに、島の避暑地で過ごしたひと夏の甘く、そして悲しい記憶が鮮やかに蘇る。若さゆえの純粋な愛と、その悲劇的な結末。過去の傷に心を閉ざしてきたマリーは、現在の恋人との関係にも向き合えずにいた。舞台の幕が上がる時、彼女は過去を乗り越え、未来へと一歩を踏み出せるのか。
ネット上の声
- 調子に乗ってもう少しだけベルイマンを💫
- 挿入アニメーションもベルイマン風味!
- 記憶から逃れることはできない
- ベルイマン・スタイルの確立
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国スウェーデン
- 時間90分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マイ・ブリット・ニルソン
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「自転車泥棒」のヴィットリオ・デ・シーカが監督した一九五一年度作品で、同年カンヌ国際映画祭においてグランプリを獲得した幻想的風刺劇。従来彼の協力者であったチェザーレ・ザヴァッティーニの原作『善人トト』から、デ・シーカ、ザヴァティニを中心にスーゾ・チェッキ・ダミーコ、マリオ・キアーリ、アドルフォ・フランチが協同でシナリオを書いている。撮影は、「揺れる大地」のG・R・アルド、音楽は「自転車泥棒」のアレッサンドロ・チコニーニの担当である。主演は「ローマの陽の下」のフランチェスコ・ゴリザーノ、舞台女優エンマ・グラマティカの他、ブルネラ・ボーヴォ、パオロ・ストッパ、グリエルモ・バルナーボで、多くは本映画のため特に起用された街の人々である。
ネット上の声
- 『靴みがき』『自転車泥棒』のような胸がキリキリ痛むようなネオレアリズモ作品とは違
- 鞄を置き引きされても、盗んだホームレスに鞄をあげてしまうトト。寒...
- プロレタリアートとブルジョアジーの対立を止揚する神の奇蹟なのです
- 嫌いなくせに何度も見てる「自転車泥棒」の監督作
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間96分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演フランチェスコ・ゴリザーノ
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嫉妬という名の毒が、英雄を狂わせる。シェイクスピアの悲劇を、光と影の魔術師オーソン・ウェルズが描く映像叙事詩。
16世紀、ヴェネツィア共和国。ムーア人の将軍オセロは、その武勇と高潔な人柄で名声を博し、美しき妻デズデモーナと固い愛で結ばれていた。しかし、彼の昇進を妬む腹心の旗手イアーゴの邪悪な策略が、その幸せを蝕み始める。イアーゴは、デズデモーナの不貞を匂わせる偽りの証拠を次々と仕掛け、オセロの心に嫉妬という名の猛毒を注ぎ込む。純粋な愛は猜疑心へと変わり、英雄の理性は狂気の闇へ。光と影が印象的に交錯する城内で、愛と裏切りの狭間で苦悩するオセロが突き進む、破滅への道。
ネット上の声
- 【ハリウッドを追われたオーソン・ウェルズが自らをオセロに準えてシェイクスピアの4代悲劇の一作を映像化した作品。】
- 圧倒的なレイアウトとカメラワーク。時代を経てなお古びない天才的な映像センスに脱帽。
- オセロのデズデモーナに対する愛情がイアーゴの策略によって嫉妬へと変貌していく..
- 「オーソン・ウェルズの」とつけたくなるのわかります
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国モロッコ
- 時間94分
- 監督オーソン・ウェルズ
- 主演オーソン・ウェルズ
-
蒸し暑いニューオーリンズ。過去を隠す姉と、現実を暴く妹の夫。二人の衝突が悲劇を呼ぶ。
アメリカ南部、ニューオーリンズの蒸し暑い下町。落ちぶれた名家の長女ブランチが、妹のステラとその夫スタンリーが住むアパートに身を寄せる。上品で繊細なブランチと、野性的で粗暴なスタンリー。二人の価値観は水と油。ブランチが必死に守ろうとする過去の幻影と気位を、スタンリーは容赦なく剥がしていく。欲望、嫉妬、そして嘘が渦巻く狭い部屋で、張り詰めた緊張はついに限界点へ。逃れられない現実が、彼女の心を打ち砕く。
ネット上の声
- 本当にあった「欲望」という名の路面電車!
- 姉メンタルの行き方が観てて苦しかった
- ディレクターズカットで本質がわかる!
- マーロン・ブランドによる一大革命!
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督エリア・カザン
- 主演ヴィヴィアン・リー
-
シドニー・キングスレー「帰郷(1948)」の原作舞台劇の映画化で「女相続人」のウィリアム・ワイラーが製作・監督に当たった1951年作品。脚色は「マニラ」のフィリップ・ヨーダンとロバート・ワイラー、撮影は「風と共に去りぬ」のリー・ガームスの担当。主演は「地獄の英雄」のカーク・ダグラスと「ヴァレンチノ」のエレノア・パーカーで、ウィリアム・ベンディックス「テキサス決死隊(1949)」、キャシー・オドネル「我等の生涯の最良の年」、クレイグ・ヒル「一ダースなら安くなる」、バート・フリードらのほか、原作の舞台からホレース・マクマホン、リー・グラント、ジョセフ・ワイズマン、マイケル・ストロングらが助演している。
ネット上の声
- ブロードウェーでヒットした舞台劇の映画化
- こういう刑事が好きなのだ。男っぽい男。
- DR・NO ヨセフ・ワイズマンの怪演が光る
- 探偵じゃなくて刑事なのでは
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演カーク・ダグラス
-
「白痴」の小出孝が製作に当たり、婦人公論掲載の三島由紀夫の原作から「わが家は楽し」の柳井隆雄と、「ザクザク娘」でやはり柳井と共同で脚本を書いた光畑碩郎が協力している。カメラは「白痴」の生方敏夫である。主なる出演者は「その人の名は言えない」の河津清三郎、「自由学校(1951 吉村公三郎)」(大映)の木暮実千代、「白痴」の森雅之、「虎の牙」の津島恵子、それに信欣三、村瀬幸子、高橋豊子、十朱久雄などである。
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演木暮実千代
-
ネット上の声
- アレック・ギネスは、こんなんでしたか
- ヘプバーンの出番はこれだけかあ…
- 笑いの基本
- ラストがガッカリ
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国イギリス
- 時間81分
- 監督チャールズ・クライトン
- 主演アレック・ギネス
-
製作は山本武、脚色は「女の水鏡」の斎藤良輔、監督は「てんやわんや」で獅子文六の原作ものを手がけた渋谷実が当たっている。配役は、五百助に、「帰郷(1950)」の佐分利信、駒子に「聖春婦」「情熱のルムバ」の高峰三枝子、ユリに「善魔」の淡島千景、隆文には「カルメン故郷に帰る」の佐田啓二、その他三津田健、田村秋子、杉村春子、笠智衆、東野英治郎、小沢栄、高橋豊子など新劇陣よりの出演が多い。
ネット上の声
- ステキに愉快。21世紀のフェミニ限界線
- 佐田啓二が凄いことに
- 時代背景とか2世代(30年でひと世代と考えて)ぐらい前だから現代と全く違うんだけ
- 「自由」がほしくて、家を出て、路上生活をする夫
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督渋谷実
- 主演佐分利信
-
製作は「消防決死隊」の須田鐘太、脚本は「妻も恋す」の山崎謙太がジアーニ・フラーの原作より書いたもので、「どぶろくの辰(1949)」以来の田坂具隆監督の作品である。出演者は、四人切りという異例のキャストで、「絢爛たる殺人」の宇佐美諄、「消防決死隊」の三條美紀、「紅蝙蝠(1950)」の水戸光子、子役の伊庭輝夫など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督田坂具隆
- 主演宇佐美淳
-
聖なるガンジス河のほとりで、少女たちが経験する初恋と成長。巨匠ジャン・ルノワールが描く、生命の輝きに満ちた色彩豊かな物語。
舞台は植民地時代のインド、ベンガル地方。雄大に流れるガンジス河のほとりで暮らすイギリス人一家の長女ハリエット。彼女と友人たちは、穏やかで牧歌的な日々を送っていた。しかし、片足を失ったアメリカ人の退役軍人ジョンが隣に越してきたことで、彼女たちの日常は色めき立つ。三人の少女たちは、ミステリアスな魅力を持つジョンに淡い恋心を抱く。初めて知る恋のときめき、嫉妬、そして失恋の痛み。生と死、喜びと悲しみが絶えず流転するガンジス河の流れのように、少女たちは人生の大きな節目を経験し、大人への一歩を踏み出す。
ネット上の声
- 「片足の人の国でも探すつもり?」
- 異文化の中で気づきを与えられる
- あらゆる映画に似ていない
- 死を見つめた先に生を知る
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演ノーラ・スウィンバーン
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1946年ロバーツ・プロを設立、「肉体と霊魂」などを製作したボブ・ロバーツが1951年に製作した作品で、監督は「初恋時代」のジョン・ベリー。サム・ロスの原作小説に基づいてガイ・エンドァが脚色した。撮影はジェームズ・ウォン・ホウ(「大城塞」)、音楽はフランツ・ワックスマン(「青いヴェール」)の担当。主演は最近物故したジョン・ガーフィールド(「破局」)と「ウィンチェスター銃'73」のシェリー・ウィンタースで、ウォーレス・フォード(「ハーヴェイ」)、セレナ・ロイル、グラディス・ジョージ、ノーマン・ロイドらが助演する。
ネット上の声
- フィルムノワールの隠れた名作
- プールのシーンと「俺の七面鳥が食えないのか!食べなきゃ殺す!」って怒るところ笑っ
- 【詳述は、『テンション』欄で】主体ない侭犯罪に嵌まり逃げ出んとする滑り通しの男に
- ジョン・ベリー監督、ジョン・ガーフィルド主演、名女優シェリー・ウィンターズ共演の
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督ジョン・ベリー
- 主演ジョン・ガーフィールド
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ドキュメンタリー
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間53分
- 監督フレッド・F・シアーズ
- 主演チャールズ・スターレット
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コメディ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間81分
- 監督サッシャ・ギトリ
- 主演ミシェル・シモン
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製作は「純白の夜」の小出孝、八木隆一郎の原作より「あわれ人妻」の柳井隆雄が脚色し、「純白の夜」の大庭秀雄が監督に当っている。撮影は「夢多き頃」の長岡博之である。出演者は、「海の花火」の笠智衆、三国連太郎、杉村春子、桂木洋子、佐田啓二、「夢多き頃」の淡島千景の他に、小沢栄、坂本武、桜むつ子など。
ネット上の声
- 「お父さん、またですか!」
- 「お父さん、またですか!」
- 予感って一体...。
- 吉田喜重や中村登のクセが強すぎる家族(?)映画を立て続けに観てグッタリしたあとで
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演三国連太郎
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ピュリッツァー賞に輝いたテネシー・ウィリアムズの戯曲をビビアン・リーとマーロン・ブランドの共演で映画化し、1952年・第24回アカデミー賞で主演女優賞をはじめ4部門を受賞した人間ドラマ。ウィリアムズが自ら脚色を手がけ、名匠エリア・カザンがメガホンをとった。アメリカ南部の没落した名家に生まれたブランチは、家族の看護や葬儀で財産を使い果たして家を失い、ニューオーリンズで夫と暮らす妹ステラのもとへ身を寄せる。ステラの夫スタンリーはお嬢様気取りのブランチのことが気に入らず、ブランチも粗野で暴力的なスタンリーを嫌う。やがてブランチはスタンリーの友人ミッチとの結婚に希望を見いだそうとするが、スタンリーは彼女の暗い過去を暴き出す。
ネット上の声
- お互い好かれ合う同士が出会うのもかなり奇跡だけど、お互い物凄く嫌い合う同士が出会
- 大昔の映画にもこんなドロドロしたのがあったんだなとちょっと驚き
- 素晴らしい傑作、映画史に残る大名作、正に映画遺産
- 「欲望」「墓場」「極楽」・・・・。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督エリア・カザン
- 主演ヴィヴィアン・リー
-
「めし」の藤本真澄の製作で、同じく「めし」の井手俊郎と「ブンガワンソロ」の和田夏十と市川崑が共同で脚本を書き、市川崑が監督に当たっている。撮影は「完結 佐々木小次郎(1951)」の飯村正。出演者は「めし」の上原謙、「赤道祭」の山根寿子、杉葉子、伊豆肇に、高杉早苗、木匠久美子、沢村貞子、伊藤雄之助などである。
ネット上の声
- 超早口ムービー
- 和製スクリューボールコメディ♡
- 早口すぎて置いてかれた
- 俳優さんが気になる映画
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督市川崑
- 主演上原謙
-
「地獄への退却」のミルトン・スパーリングが主宰するユナイテッド・ステイツ・ピクチュアの1951年作品で、殺人団を追求する検事局の活躍を描く。「底抜け艦隊」のマーティン・ラッキンの脚本を「花嫁の季節」のブレテイン・ウィンダストが監督した。撮影は「ホンドー」のロバート・バークス、音楽は「謎のモルグ街」のデイヴィッド・バトルフの担当。「悪魔をやっつけろ」のハンフリー・ボガート、「デュバリイは貴婦人」のゼロ・モステル、新人パトリシア・ジョイナー、「盗賊王子」のスーザン・キャボット、テッド・デ・コルシア、エヴァレット・スローンらが出演。
ネット上の声
- 回想シーン中へ更に別の回想が入ってくる入れ込み構造も散らかりすぎず、断片的な証言
- こんな職場仲間達はいやだ〜
- 裁判前日の深夜、重要な証人を失った検察は、調書を読み返し、新たな証人がいないか振
- 犯罪組織の裁判を巡り様々な登場人物の回想が錯綜する複雑な物語を、タイトでテンポの
サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ブレティン・ウィンダスト
- 主演ハンフリー・ボガート
-
製作は平尾郁次。脚本は「面影」以来の五所平之助に、「めし」の田中澄江「のど自慢三羽烏」の館岡謙之助が共同して書き、五所平之助久しぶりの監督である。撮影は五所監督となじみ深い三浦光雄(「宝塚夫人」)である。出演者は、澤村宗十郎の娘、沢村契恵子、「わが一高時代の犯罪」の沼田曜一、往年の松竹スター川崎弘子、文学座の三津田健と福田妙子それに中村是好、岡村文子、倉田文人の娘倉田マユミ、その他俳優座の若手女優など。
ネット上の声
- 「ウルトラQザ・ムービー エピソード0」
- 真面目な良い作品です
- ヒロインが父とともに旅館を去るあたり、別々の部屋にいる親子三人の日常を映すさり気
- 『水篶刈る信濃ゆ甲斐ゆ遠長く』山梨県小淵沢駅から始まる詩情を帯びる八ヶ岳の麓の小
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督五所平之助
- 主演沢村契恵子
-
「絶望の空路」のラウール・ウォルシュが監督に当たったテクニカラーの海洋活劇1951年作品、C・S・フォレスター(「アフリカの女王」)の原作小説を、著者自身映画用に潤色し、アイヴァン・ゴッフ、ベン・ロバーツ、イーニアス・マッケンジー(「黒騎士」)の3人が脚色した。撮影はガイ・グリーン、作曲はロバート・ファーノンの担当。主演は「愛欲の十字路」のグレゴリー・ペックと「ダニー・ケイの天国と地獄」のヴァージニア・メイヨで、ロバート・ビーティ(「邪魔者は殺せ」)、ジェームズ・R・ジャスティス(「四重奏」)、デニス・オディア(「邪魔者は殺せ」)らのイギリス俳優が助演している。
ネット上の声
- 歴史を学ぶシリーズ 37
- 1951年
- 昨日見た夜までドライブと鉄腕ジムはどっちも大当たりだったけど、今日のはどっちもハ
- 本作には何やら原作3作があるらしいですが、未読だし、今回は30代半ばの脂の乗った
アクション
- 製作年1951年
- 製作国イギリス
- 時間118分
- 監督ラオール・ウォルシュ
- 主演グレゴリー・ペック
-
ジョージ・ジェッセルが製作し、「インディアン渓谷」のジャック・ターナーが監督したテクニカラー海洋活劇1951年作品。ハーバート・ラヴェネル・サスのストーリーに基づいて、「永遠のアンバー」のフィリップ・ダンとアーサー・カイザーが脚色した。撮影はハリー・ジャクソン、音楽はフランツ・ワックスマン(「青いヴェール」)の担当。主演は「春の珍事」のジーン・ピタース、それに「南海の劫火(1951)」のルイ・ジュールダンとデブラ・パジェットで、ハーバート・マーシャル(「白昼の決闘」)、トマス・ゴメス(「印度の放浪児」)、ジェームズ・ロバートスン。ジャスティス、フランシス・ピアロットらが助演する。
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ジャック・ターナー
- 主演ジーン・ピータース
-
「紅蝙蝠(1950)」と同じく清川峰輔の企画で、野村胡堂の知られた捕物シリーズの小説から「鬼あざみ」の冬島泰三が脚色して、「阿修羅判官」の森一生が監督に当たっている。主演は、「月の渡り鳥」をあげた長谷川一夫、それに「雪割草」の三條美紀、「阿修羅判官」の長谷川裕見子、「鉄の爪」の日高澄子などがつき合っている。
時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督森一生
- 主演長谷川一夫
-
都会の闇に疲弊した刑事が、雪深い田舎町で出会った盲目の女性。暴力と癒しが交錯する、異色のフィルム・ノワール。
都会の犯罪と暴力に心を蝕まれた刑事ジム・ウィルソン。容疑者への過剰な暴力が問題となり、田舎町で起きた少女殺害事件の捜査へと送られる。雪に覆われた静寂の世界。そこで彼が出会ったのは、容疑者の姉である盲目の女性メアリー。彼女の持つ静かな強さと優しさが、ジムの凍てついた心を少しずつ溶かしていく。復讐に燃える被害者の父親と、追い詰められた犯人。暴力の連鎖が渦巻く中、ジムは人間性を取り戻すための救済の道を探す。
ネット上の声
- ジャームッシュの師匠でもあるニコラス・レイ監督作品
- フィルムノワールと「ノワール」の理想的な合致を見せた、まさに我々が今ノワールと呼
- 全体的には悪くはないと思うけど、短い時間の作品なのに前半部分に時間を使いすぎてる
- 悪党が蔓延り凶悪犯罪が絶えない都会の毒気に侵される刑事ロバート・ライアンは、行き
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督ニコラス・レイ
- 主演ロバート・ライアン
-
ウィリアム・ワイラーが「探偵物語」に先立って製作・監督した、セオドア・ドライザーの処女小説「シスター・キャリー」の映画化、1951年の作品である。脚本は「女相続人」のルース及びオーガスタス・ゲーツ夫妻で、原作の一部を集中的に脚色した。撮影は「旅愁」のヴィクター・ミルナー、音楽は「悪人と美女」のデイヴィッド・ラクシンが担当。主演は「嵐ヶ丘」以来ワイラーと組んだロウレンス・オリヴィエと「終着駅」のジェニファー・ジョーンズで、以下「女相続人」のミリアム・ホプキンス、「ブラザー・ラット」で舞台から映画入りした喜劇俳優エディ・アルバート、ベイジル・ルイスディール、レイ・ティールらが助演する。
ネット上の声
- 「探偵物語」と「ローマの休日」の間の作品にしては…
- 立場なくして愛は語り合えないのか
- お金は無くしても心は無くさない
- 浮気に走るどうしようもない話
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演ジェニファー・ジョーンズ
-
ネット上の声
- 1861年に実際に起きた事件をベースにした、
- かつてのミュージカル・スター、ディック・パウエル出演のサスペンス映画を観るのは、
- リンカーン大統領就任間近の暗殺計画を扱った社会派仕立てのサスペンス映画
- これもめちゃ面白かった
サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ディック・パウエル
-
フェデリコ・フェリーニが1952年に発表した単独監督デビュー作。新婚旅行でローマにやって来た若い夫婦。妻ヴァンダは連続活劇「白い酋長」のスター俳優リヴォリの熱烈なファンで、密かに彼に会うことを楽しみにしていた。夫の隙を見てスタジオを訪れた彼女はリヴォリと念願の対面を果たし、さらに撮影現場まで同行することになり……。フェリーニの公私にわたるパートナー、ジュリエッタ・マシーナが娼婦カビリア役で出演。「情事」の監督ミケランジェロ・アントニオーニが原案。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)にて、4Kデジタルリマスター版で日本劇場初公開。
ネット上の声
- フェデリコ・フェリーニの単独長編監督デビュー作🎬✨
- ”アルプスの少女ハイジ”のブランコだ!
- フェリーニ単独での映画デビュー作
- 『白い酋長(シーク)』 (1952)
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間85分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演レオポルド・トリエステ
-
「ウィンチェスター銃'73」と同じく、アーロン・ローゼンバーグが製作、ボーデン・チェイスが脚本を書き、アンソニー・マンが監督、ジェームズ・スチュアートが主演する色彩西部劇1951年作品。原作はビル・ガリック。撮影はアーヴィング・グラスバーグ、音楽はハンス・J・サルターの担当である。主演はジェイムズ・スチュワートの他、「チャンピオン」のアーサー・ケネディ、他に新進スターのジュリー・アダムス、ロック・ハドソン、ロリー・ネルソンらが紹介される。
ネット上の声
- おっ!腕っ節のいいJ・スチュアート・・・
- たまには西部劇もいいけれど・・・
- ジェームス・スチュワートが・・・
- この程度のテーマでいいのか
西部劇、 アクション
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
ネット上の声
- 求める完全。なるほど不完全が丁度良い。
- 1951年の🇬🇧ブラックコメディ🥸
- こりゃ、面白い😆
- 永遠への挑戦
コメディ、 SF
- 製作年1951年
- 製作国イギリス
- 時間81分
- 監督アレクサンダー・マッケンドリック
- 主演アレック・ギネス
-
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山本嘉次郎
- 主演小林桂樹
-
「シーザーへのシャンペイン」(未輸入)などを製作しているハリー・M・ポプキン・プロの1951年度作品で、実在の事件にヒントを得たニュース劇。製作はレオ・C・ポプキンとクラレンス・グリーンが当たった。グリーンがラッセル・ラウスと協力したオリジナル・シナリオを、ラウスとレオ・C・ポプキンが共同監督。撮影はアーネスト・ラズロ、音楽は「チャンピオン」のディミトリ・ティオムキンの担当。出演者は「出獄」のリチャード・ロバー、「サムソンとデリラ」のレーン・チャンドラー、「廃墟の群盗」のヘンリー・モーガンの他、ゲンドリン・ラスター、メイディ・ノーマン、クリスティン・ラーソンらが出演。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督レオ・ポプキン
- 主演リチャード・ローバー
-
谷崎潤一郎の名作小説、「芦刈」から、「お艶殺し」「春怨」の依田義賢が脚色し、「雪夫人絵図(1950)」に次ぐ溝口健二の監督である。撮影は「絢爛たる殺人」の宮川一夫が担当している。主演は、「銀座化粧」の田中絹代と堀雄二、「誰が私を裁くのか」の乙羽信子、それに、柳永二郎、進藤英太郎などが助演している。
ネット上の声
- ■谷崎潤一郎氏原作「芦刈」、溝口健二監督作品〜🎬■
- 原作谷崎潤一郎、主演田中絹代の淑やかな文芸映画
- 幻想の世界をメロドラマ化した溝口流文芸作
- 谷崎潤一郎「蘆刈」と溝口の「お遊さま」
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
-
「真昼の決闘」のスタンリー・クレイマーがコロムビアと提携して製作した第1回作品で、アーサー・ミラー原作(1949年発表)のピューリッツア賞受賞戯曲を、スタンリー・ロバーツが脚色し、クレイマーに抜擢された新進ラスロ・ベネデクが監督に当たった。撮影は「青いヴェール」のフランク・F・プラナー、作曲は「欲望という名の電車」のアレックス・ノースの担当。主演は「我等の生涯の最良の年」のフレドリック・マーチで、助演は舞台と同じくミルドレッド・ダンノック「我が心の呼ぶ声」、ケヴィン・マッカーシー、キャメロン・ミッチェル、ハーワード・スミス、それにロイヤル・ビール、ドン・キーファーらである。
ネット上の声
- お父さんは大変だ
- モロ舞台劇
- 素晴らしい、家父長制下と男尊女卑社会の中で何故男達は狂っていくのかが端的に描かれ
- 個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ラズロ・ベネディク
- 主演フレドリック・マーチ
-
製作は青柳信雄で、新進劇作家梅田春夫の放送劇「結婚の前夜」より、和田夏十と市川崑が脚色、「夜来香」に続く市川崑の監督作品。主役は「熱砂の白蘭」の池部良、「夜来香」の久慈あさみで、千田是也、村瀬幸子、北林谷栄などの助演。
ネット上の声
- 喫茶店、映画館、アイススケート、天ぷら屋、ダンスホールで終電逃す帰れない2人
- 「哀愁」と「ホーム・スイート・ホーム」
- 平凡な話だが印象に残る
- 共感できるセリフ
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督市川崑
- 主演池部良
-
パリの夜、一世一代の演奏会を前にした貧乏ピアニスト夫婦。些細な夫婦喧嘩が巻き起こす、一夜の大騒動。
1950年代のパリ。貧しいピアニストのエドワールと、その妻キャロリーヌ。彼のキャリアを左右する重要な演奏会を今夜に控え、準備に追われる二人。しかし、安物のベストを巡る些細な口論がきっかけで、見栄とプライドがぶつかり合う大喧嘩に発展。仲直りしてはまた喧嘩の繰り返し。果たして二人は無事にパーティーにたどり着き、エドワールは成功を掴めるのか。愛の行方を描く一夜の物語。
ネット上の声
- ようするにただの痴話げんかなのだが・・・
- 「夫婦喧嘩は犬も食わない」とは正にこのことだと思います🤣ドレス👗をちょっと切った
- 程よく面白くなくはないけど、この手の恋愛すったもんだ劇はルビッチとロメールとウデ
- ハリウッドのロマコメ、ホークスやキューカーを更に洗練させた様だ!と言いたくなるが
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演アンヌ・ヴェルノン
-
危篤の母親の依頼で公証人を呼びに行く息子の奇妙なバス旅行を描く。製作は、原案も書いたマヌエル・アルトラギーレとマリア・ルイサ・ゴメス・メナ、監督は「スサーナ」のルイス・ブニュエル、脚本はアルトラギーレ、ブニュエル、ファン・デ・ラ・ガバダ、リリア・ソラノ・ガリアナ、撮影はアレックス・フィリップス、音楽はグスタボ・ピッタルーガ、美術は特殊効果を兼ねるエドワード・フィッツジェラルドとホセ・ロドリゲス・グラナダ、編集はラファエル・ポルティーリョ。出演はエステバン・マルケス、カルメン・ゴンサレスほか。
ネット上の声
- ブニュルのバスロードムービー
- 気づかない自分の欲望を奪われること
- 能天気シュールレアリズム!
- ぶらり途中下車しまくりの旅
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国メキシコ
- 時間75分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演リリア・プラド
-
アウグスト・ストリンドベルイの同名の著名な一幕戯曲より、スウェーデン王室演劇場出身のアルフ・シェーベルイが脚色・監督した一九五一年度作品で、同年カンヌ国際映画祭においてグラン・プリを獲得した。撮影はイエラン・ストリンドベルイ(原作者と親戚)、音楽はダグ・ヴィレーンの担当。主演はすべて王室演劇場出身のアニタ・ビョルク、ウルフ・パルメ、アンデルス・ヘンリクソン(彼は監督者でもある)。以下、メルタ・ドルフ、リッシ・アーランド、子役のインゲル・ノウルベルイ、ヤン・ハーゲルマンらが助演。
ネット上の声
- ジュリーが傷心(ハートブレイク)。
- ベルイマンの先輩格ながら、パルムドール受賞作の二本以外は日本で紹介されていないア
- 男女平等を唱える人は精神異常者っていう時代だったのか…「高飛車な女?嫌いじゃない
- 恐らく当時は嫌な令嬢がああいう結末を迎えて、男尊女卑思考が強い方々がほくそ笑む様
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国スウェーデン
- 時間93分
- 監督アルフ・シェーベルイ
- 主演アニタ・ビョルク