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「人間の條件」などで知られる社会派の名匠・小林正樹が初めて本格時代劇に挑み、1963年・第16回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。滝口康彦の小説「異聞浪人記」を原作に、「七人の侍」などの名脚本家・橋本忍が脚色を手がけ、武家社会や武士道の残酷さを描いた。寛永7年10月、井伊家の江戸屋敷に津雲半四郎と名乗る浪人が現れ、生活苦から切腹したいので庭先を貸して欲しいと申し出る。近頃、江戸では金に困った浪人が他人の屋敷の玄関先で切腹すると申し出て金品を巻き上げる手口が横行していた。井伊家の家老・斎藤勘解由は半四郎に、春先に同じ用件でやって来た千々岩求女という浪人の話をする。浪人たちの強請同然の手口に悩まされていた勘解由は、死ぬつもりなどない求女に庭先を貸し与え、本当に切腹にまで追い込んだのだ。話を聞き終えた半四郎は、勘解由に衝撃的な事実を語りだす。半四郎を仲代達矢、勘解由を三國連太郎が演じた。
ネット上の声
- バチバチにキマったカメラワークと回想で進む展開が秀逸すぎる
- 正義とは何かという問いをつき詰める映画。
- u nextは3月に終わる映画が多いから困ったな
- 終始画面から伝わる迫力に釘付けだった。
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督小林正樹
- 主演仲代達矢
-
名作「用心棒」の続編ともいえる作品で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として活躍。キャラクターとしてはより人間味が増し、ユーモアと知略を駆使し、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍をその凄腕で助けていく。加山雄三をはじめとした血気にはやる若侍たちをうまく制御し、敵方の用心棒仲代達矢と知恵比べをしつつ、有名なラストの決闘シーンへと物語は導かれていく。
ネット上の声
- やっぱ、三船・黒沢コンビこそ最強でしょ!
- 今見ても充分通じるのではないだろうか。
- ハン・ソロの原型は「椿三十郎」だわ!
- うわ!完璧!娯楽時代劇の真髄!!
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
「人間」を監督した新藤兼人の原作・脚色から、「雁の寺」の川島雄三が監督した社会ドラマ。撮影は「瘋癲老人日記」の宗川信夫。
ネット上の声
- これぞ日本映画が世界に誇る風俗喜劇の大傑作
- 全員悪人!映し出したのは団地のみ!
- シュールでブラックなトンデモ家族。
- エロティックで生臭く、エグイ作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督川島雄三
- 主演若尾文子
-
第一次世界大戦の最中の1916年。英国陸軍のカイロ司令部に赴任したロレンス少尉は、
アラブ民族の動向を探るため現地に派遣される。砂漠で出会ったハリス族首長アリに導かれ、
トルコへの反乱を起こそうとするファイサル王子の陣営にたどり着く。トルコ空軍の攻撃に
なす術もない反乱軍の無力さを見たロレンスは、他の部族を結集して敵を奇襲するゲリラ戦
を提案。無謀な作戦は成功を収め、ロレンスはゲリラ戦の指導者を任される。
ネット上の声
- イギリス軍では下級将校だった人物がアラブ世界で大活躍、オスマン帝国への反乱を指揮
- 第35回アカデミー賞作品賞、監督賞、美術賞、音楽賞等7部門受賞
- 病院に入院したため、暇な時間に普段見ない長編作品を鑑賞
- この映画を観ずに死んではいけません
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イギリス
- 時間207分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演ピーター・オトゥール
-
ヘレンケラーの伝記
三重苦のヘレン・ケラー女史がサリバン教師によって人生に光明を見い出すまでの苦闘を描いたウィリアム・ギブソンの戯曲を彼自身がシナリオ化し、ブロードウェイの演出者アーサー・ペンが監督したもの。撮影はアーネスト・カバロス、音楽はローレンス・ローゼンタール、製作はペンと度々コンビを組むフレッド・コーである。出演者は「シャロンの屠殺者」などの舞台女優アン・バンクロフト、「明日に泣く」の子役パティ・デューク、舞台のヴィクター・ジョリー、インガ・スウェンスンなど。バンクロフトは63年度アカデミー主演女優賞、デュークは助演女優賞をそれぞれ受賞しているがゴルーデン・グローブ最優秀新人女優賞(デューク)、イギリス・アカデミー外国主演女優賞(バンクロフト)ほか各種の賞も受賞。
ネット上の声
- 人生は厳しいものなのだ!(笑)
- もっと早くに観ればよかった…
- 全人類必見の映画です!!(笑)
- 初めて観たのはいつだろう
聴覚障害、 盲目、 実話、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督アーサー・ペン
- 主演アン・バンクロフト
-
名匠・小津安二郎の遺作となった作品。老いと孤独をテーマに、妻に先立たれた初老男性と結婚適齢期を迎えた娘の心情を、ユーモラスかつ細やかに描き出す。サラリーマンの平山周平は妻に先立たれ、長女・路子に家事の一切を任せて暮らしている。友人に路子の縁談を持ちかけられても、結婚はまだ早いと聞き流してしまう。そんなある日、中学の同窓会に出席した平山は、酔い潰れた元恩師・佐久間を自宅に送り届ける。そこで彼らを迎えたのは、父の世話に追われて婚期を逃した佐久間の娘・伴子だった。それ以来、平山は路子の結婚を真剣に考えるようになり……。父を笠智衆、娘を岩下志麻が演じる。2013年には松竹と東京国立近代美術館フィルムセンターの共同作業によってデジタル修復され、第66回カンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された。
ネット上の声
- あっ、わかってる、わかってる、しっかりおやり。幸せにな
- 娘を持つお父さんの気持がわかる☆3.0
- 名作を《必修》にしましょう(笑)
- 小津監督の作品は心が癒されます
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督小津安二郎
- 主演岩下志麻
-
ピュリッツァー賞を受賞したハーパー・リーの自伝的小説を原作に、1930年代のアメリカ南部で人種差別に立ち向かう弁護士の闘いを幼い子どもたちの視点から描いた名作ドラマ。1932年、人種差別が根強く残るアラバマ州の田舎町。弁護士フィンチは妻に先立たれ、まだ幼い2人の子どもたちと暮らしている。ある日、彼は白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年の弁護を担当することに。何よりも正義を重んじるフィンチは、差別や偏見に立ち向かいながら、青年の無実を証明するべく奔走する。しかし町民たちはそれを快く思わず、フィンチや子どもたちに対する風当たりは日ごとに強くなっていく。グレゴリー・ペックが1963年・第35回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。
ネット上の声
- 前半、フィンチの子供たちの目を通して謎の隣人ブーの存在を描いてい...
- ハーパー・リーの同名小説を基にロバート・マリガンが映画化
- 人種差別に立ち向かう弁護士とその一家の物語
- 祝・BD化!・・・米が最も愛した「英雄」
人種差別、 社会派ドラマ、 裁判・法廷
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督ロバート・マリガン
- 主演グレゴリー・ペック
-
モンタナ州立大学教授ドロシー・M・ジョンソンが1949年に書いた同名小説をジェームズ・ワーナー・ベラとウィリス・ゴールドベックが共同脚色、「馬上の二人」のジョン・フォードが監督した異色西部劇。撮影は「馬上ー」と同じくウィリアム・H・クローシア、音楽はシリル・モックリッジが担当。出演は「コマンチェロ」のジョン・ウェイン、「馬上の二人」のジェームズ・スチュアート、「連邦警察」のヴェラ・マイルズほかにリー・マーヴィン、ウディ・ストロード、エドモンド・オブライエンなど。製作はウィリス・ゴールドベック。
ネット上の声
- 多方面で絶賛の傑作。確かに面白くはあったが個人的にはそこまでは…。...
- 心温まる西部の伝説。題名に大きな意味がある。
- ジーン・ピットニーが歌った、同名の曲とは …
- ジョン・ウェインがいたころ
西部劇
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間123分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
新人升田商二と「黒い画集 寒流」の鈴木英夫が共同で脚本を書き鈴木英夫が監督したサラリーマンドラマの異色篇。撮影もコンビの逢沢譲。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 口説くつもりなら、もう少し…。
- ホラーテイスト
- 神保町シアターって古い日本映画上映してくれるから大好きなんだけど、毎度セクハラシ
- 1962年製作というのが信じがたいくらい、今の社会にも通ずる視点がある
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督鈴木英夫
- 主演司葉子
-
「アンダルシアの犬」の異才ルイス・ブニュエルが1962年にメキシコで手がけた作品で、ある邸宅に閉じ込められたブルジョワたちがたどる意外な運命を、ブラックなブルジョワ批判を交えつつ描いた不条理劇。
オペラ観劇後に晩餐会に招かれ、ノビレ夫妻の邸宅を訪れた20人のブルジョワたち。晩餐を終えた彼らは客間にすっかり腰を落ち着かせ、夜が明けても全員が帰る方法を忘れたかのように客間を出ることができなくなってしまう。そのまま数日が過ぎ、水や食料も底を突いて命を落とす者まで出現。ブルジョワたちの道徳や倫理が崩壊していく中、事態は異様な展開へ転がりはじめる。
第15回カンヌ国際映画祭では賛否両論を巻き起こし、同映画祭の国際映画批評家連盟賞を受賞。日本では1981年に劇場初公開(フランス映画社配給)。2017年、36年ぶりにリバイバル公開(アイ・ヴィー・シー配給)。2024年、特集上映「シュルレアリスム100年映画祭」でも劇場公開(トレノバ配給)。
ネット上の声
- リアリズムでは、表現できないこともあるし、表現がつまらなくなることもあるのです
- ルイス・ブニュエルが簡単に観れる時代・・・。
- 駄作。凡作。失敗作。愚作。糞作。拷問作。
- シュールレアリスム映画の傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国メキシコ
- 時間95分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
-
「月曜日に乾杯!」などで知られるジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニが1962年、当時ソ連の構成国だったジョージアで手がけた中編作品。物質的な豊かさを求めるうちに心が通いあわなくなったカップルが愛を取り戻すまでを、セリフを用いずに映像と音のみで描き出す。
ある仲の良いカップルが、家具も電化製品もないアパートの一室で新生活を始める。他の住人の生活を見るうちに物欲が沸き、部屋には多くのものが増えていくが、次第に2人の心はすれ違うようになってしまう。
旧ソ連では「抽象的、形式主義的」という理由から上映禁止となり、2000年・第53回カンヌ国際映画祭で復元版が特別上映された。日本では2004年開催の特集上映「イオセリアーニに乾杯!」で初公開。
ネット上の声
- 瑞々しい寓話作品
- この日は、落葉〜歌うつぐみ〜四月の順で鑑賞
- とても可愛らしくて
- サイレントでも成立しそうな映像だっただけに、切り離せば実験音楽的な効果音がうるさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国ジョージア
- 時間48分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演ギア・チラカーゼ
-
仏ヌーベルバーグ初期の重要な一作とされる、ジャック・ロジエ監督の長編デビュー作。
1960年、兵役を数カ月後に控えたミシェルは、勤務先のテレビ局でモデルのリリアーヌとジュリエットと知り合い、2人の女性はそれぞれミシェルにひかれていく。一方、夏のバカンスをどう過ごすかで頭がいっぱいのミシェルは、生中継の最中にヘマをしてしまい、テレビ局を辞めることに。一足早くコルシカ島でバカンスを過ごしていると、そこへリリアーヌとジュリエットがやってくる。3人は楽しい時間を過ごすが、次第に嫉妬心で関係がこじれていく。
2010年1月に開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月に再び開催された同特集で再上映。2023年7月開催の「みんなのジャック・ロジエ」では2Kレストア版で上映される。
ネット上の声
- 1960年、兵役を数か月後に控えたミシェルはカメラマンの助手としてテレビ局で働い
- フランソワ・トリュフォーを嫉妬させた作品
- 画面に写らない物語が気になって
- アメリカ映画への永遠の憧れ。
青春
- 製作年1962年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ジャン=クロード・エミニ
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「ベビーギャングとお姐ちゃん」の井手俊郎と「二人の息子」の松山善三が共同で脚本を執筆、「妻として女として」の成瀬巳喜男が監督した家庭劇。撮影もコンビの安本淳。
ネット上の声
- 成瀬作品鑑賞デビューです
- 1962年製作の東宝お正月映画
- デコちゃんが草笛光子にひっぱたかれた後、さらに信じ難い不幸に見舞われる怒涛の展開
- 「妻として女として」に続いて、井手、松山のオリジナル脚本を成瀬が監督した、東宝オ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
歌集「道路工夫の歌」河野道工著より「今年の恋」の木下恵介が脚色・監督したある夫婦の半生を描いた物語。撮影もコンビの楠田浩之。
ネット上の声
- 錆びない映画
- 「永遠の人」、「二十四の瞳」に続く、木下恵介監督作品3作目
- おまえは“とら”だ
- これも書き忘れてたーモノクロの映画をここまでしっかり観たの、多分初めてなんだけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督木下恵介
- 主演高峰秀子
-
泉鏡花の原作を「続 悪名」の依田義賢が脚色。「釈迦」の三隅研次が監督した人情、世話もの。撮影は「鯉名の銀平(1961)」の武田千吉郎。
ネット上の声
- 三隅研次監督作品 市川雷蔵主演
- 構図が良いのはもちろんのことだが、さかい先生の料亭での啖呵がキレよくてカッコいい
- 泉鏡花原作の文字に感じたいや〜な予感は無事回収されて美と苦の奈落に綺麗に落とされ
- 徹底的に襖の開け閉めによって重厚なメロドラマを演出しているかと思いきや、水戸光子
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督三隅研次
- 主演市川雷蔵
-
名だたる映画人から敬愛されるスウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、1963年に発表した作品。61年の「鏡の中にある如く」、62年の「沈黙」にとあわせ、「神の不在」をテーマに描いた3部作の1作とされる。スウェーデンの漁村で牧師をしているトマスは、最愛の妻に先立たれてから失意の底にいた。新しい恋人のマルタとの関係もうまくいかずに疲れ果て、牧師としての自信も失っている。そんなある日、深い悩みを抱えた夫を助けてほしいという信者の女性の相談を受けるが、ありきたりな言葉しかかけてやることができない。やがて女性の夫は自殺してしまい……。「ベルイマンの黄金期 ’50-‘60年代 6本の傑作」(2014年7月26日~8月8日)にてデジタルマスター版で上映。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でもリバイバル上映。
ネット上の声
- 私は性格が悪いからか、すごく楽しかった!
- 聖餐用のパンにはマークが入っているんだ!
- ベルイマンのタイトルには春だけがない。
- こういう牧師さんが好きなんだ。
不幸な結末のバッドエンド、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国スウェーデン
- 時間86分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グンナール・ビョルンストランド
-
ウラジミール・ボゴモーロフの短篇小説“イワン”を、彼自身とミハイル・パパワが脚色した戦争詩。監督は国立映画大学出身のアンドレイ・タルコフスキー、撮影はワジーム・ユーソフ、音楽をV・オフチニコフが担当。出演者はコーリヤ・ブルリヤーエフ少年、ズブコフ、E・ジャリコフ、S・クルイロフ。A・T・G系第五回上映作品。
ネット上の声
- 少年の村はウクライナ南部 ドニエプル川の東側沿いの村だったのです 今まさに77年前と同じことが起こっているのです! 本作は現在進行形の映画だったのです
- タルコフスキーの卓越した演出による、モノクロ映像の詩的映像美で綴られた戦争悲劇
- 本屋大賞の狙撃兵の話はこの映画かなぁ?
- 復讐のかわりに在るはずだったもの。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国ソ連
- 時間94分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演コーリャ・ブルリャーエフ
-
朝鮮戦争の最中、中共軍の捕虜となったマーコ大尉の小隊はのちに釈放され、本国へ帰還。その後、マーコは不可解な夢を見るようになっていた。やがてマーコの部下だったショウの妻とその父親が何者かに殺されるという事件が起こる。洗脳による恐るべき暗殺計画がついに決行される! 名匠ジョン・フランケンハイマー監督の代表作として知られるサスペンス・スリラー。リバイバル公開時のタイトルは、「失われた時を求めて」。04年にリメイク「クライシス・オブ・アメリカ」も製作された。
ネット上の声
- ちょっと解りにくいサスペンス・・・
- 時代背景を調べてから観ましょう
- リメイク版も面白いけれど・・・
- リメイクもされた洗脳サスペンス
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間126分
- 監督ジョン・フランケンハイマー
- 主演フランク・シナトラ
-
かつてベビー・ジェーンという名で子役として活躍したジェーン。そして美しいスターだったが、事故で不具となったその姉ブランチ。年老いたふたりは古い屋敷で隠遁生活を送っていた。ジェーンは酒に溺れ、異常な行動を繰り返し、そのあげく体の不自由なブランチに暴力を振るうようになる。追い詰められていくブランチに、やがてジェーンは……? 女性を主人公にした映画でも数々の名作を残したロバート・アルドリッチ、その代表作とも呼べるサスペンス。ジェーン役のベティ・デイビスは鬼気迫る怪演。
ネット上の声
- 元有名子役の妹が、事故で脚が不自由となった有名女優の姉をいびり倒す...
- 最初から最後まで怖ろしくグロテスク、目の離せない凄い作品。モノクロ...
- 現在進行形の、少女に何が起こったか?!
- 鬼気迫る迫真の演技とサスペンスが秀逸!
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間132分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演ベティ・デイヴィス
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「勝手にしやがれ」のジャン=リュック・ゴダールの長編第4作で、前作「女は女である」に続き、公私にわたるパートナーのアンナ・カリーナ主演で撮りあげた作品。パリのとあるカフェで、夫と人生を語り合った末に別れることになったナナ。家賃も払えないほどの生活に陥ってしまった彼女は、街で男を誘い売春するように。やがてナナは、見知らぬ男と関係を持つことに無感覚になっていく。「シェルブールの雨傘」などの名作曲家ミシェル・ルグランが音楽を手がけた。2019年2月、「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- 【”零落。そして儚く短き、美しき女の人生。”哀しい物語であるが、アンナ・カリーナの抑制した演技が作品に趣を醸し出している作品。】
- 無声映画愛と美術史的文脈に裏打ちされたソリッドなカメラワーク。もう一つの『女は女である』悲劇篇。
- 『責任を忘れるのも私の責任』
- もっとも好きなゴダール作品!
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
-
島崎藤村原作を「黒い十人の女」の和田夏十が脚色、同じく市川崑が監督した文芸もの。撮影は「続 悪名」の宮川一夫。出演は「ぼんち」の市川雷蔵、「人間狩り」の長門裕之など。
ネット上の声
- 人間を愛するということ
- 「実は私は部落民なのです。どうぞ私の言うことを覚えておいてください。噛んで含めるように訴えたと覚えておいてください。」
- 若き小学校教諭の苦悩を描く、部落差別をテーマにした明治39年原作の映画。
- 今までの雷蔵の中で、一番かっこよかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督市川崑
- 主演市川雷蔵
-
フランスの作家ベルナール・エシャスリオーの小説「ビル・ダブレの日曜日」を短編映画「微笑」のセルジュ・ブールギニョンとアントワーヌ・チュダルが脚色し、ブールギニョンが監督した記憶喪失症の青年と少女との純愛ドラマ。撮影は「生きる歓び」のアンリ・ドカエ、音楽は「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャール。出演者は「ハタリ!」のハーディ・クリューガー、新人子役パトリシア・ゴッジ、「ラインの仮橋」のニコール・クールセル、ダニエル・イヴェルネルなど。この映画はアカデミー外国映画最優秀作品賞、ベニス映画祭特別賞、アメリカ・アート・シアター賞などを受賞した。黒白・フランスコープ。
ネット上の声
- 水墨画を模倣したアンリ・ドカエの美しい映像で描かれた、青年と少女の無垢な愛の物語
- 耐えがたい孤独感が、12歳の少女の姿で、そこに立っている。
- もっと年寄りになってから再鑑賞したい
- 「ピュア」のハードルが高いので・・・
クリスマス、 恋愛
- 製作年1962年
- 製作国フランス,オーストリア
- 時間116分
- 監督セルジュ・ブールギニョン
- 主演ハーディ・クリューガー
-
東アフリカのモメラ野獣ファームは、世界の動物園のために野生動物を生け捕りにするのが仕事だ。所長が犀に殺されて後を継いだ一人娘のブランディを、リーダー格のショーンを中心とした熟練ハンターたちが助けていた。そこにスイスから女性カメラマンが取材に来て……。タイトルの「ハタリ!」とはスワヒリ語で「危険!」の意味。
ネット上の声
- 誰もが知ってる(?)♪「子象たちの行進」
- ジョン・ウェインのアフリカ出張
- 娯楽に徹した作品・・・
- 映画を作るプロセス
アクション
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間159分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演ジョン・ウェイン
-
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが「鏡の中にある如く」「冬の光」に続いて撮りあげた「神の沈黙」3部作の第3作。翻訳家の女性エステルは、奔放な妹アナやその息子ヨハンと旅行に出かける。しかし帰りの列車内でエステルの病気が悪化してしまい、3人は見知らぬ町で途中下車することに。言葉が通じず字も読めないその街で孤独に過ごすエステルと、行きずりの男性と関係を持つアナ。コミュニケーションが取れない世界で、姉妹の距離は徐々に遠のいていく。日本では1964年に初公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でリバイバル上映。
ネット上の声
- 愛の無い孤独と愛のある孤独
- 神が“沈黙”した世界
- チーモカ・レトジ・トランシース!
- ゴダールもフェリーニも含んで超然
ヒューマンドラマ、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1962年
- 製作国スウェーデン
- 時間94分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・チューリン
-
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督のヒューマンドラマ。
ネット上の声
- モノクロながら強烈な色!
- 【”パゾリーニ監督、こんなヒューマンドラマも製作していたんだ!”売春婦として生きて来た母が、自分の息子だけには真っ当な道を歩ませたいという思いを描いた作品。】
- 『テオレマ』が風変わりながらもインパクトが強くて良かったので、調子に乗ってパゾリ
- 「フェリーニのローマ」でちらりと顔を見せたアンナ・マニャーニ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 主演アンナ・マニャーニ
-
テキサスの曠野に牛の王国を築いたバノン一家を描いた西部ドラマで、ライターのアーヴィング・ラヴェッチが「五人の札つき娘」「パリの旅愁」のマーティン・リットと共同で製作、「青年」のマーティン・リットが監督にあたり、ラリー・マクマーティのベストセラーから、レイビッチが脚色、「バラの刺青」でアカデミー賞を獲ったジェームズ・ウォン・ホウが撮影を担当した。出演は「ハスラー」「栄光への脱出」のポール・ニューマン、「奴隷船艦」のメルヴィン・ダグラス、「ティファニーで朝食を」のパトリシア・ニール、「シェーン」「ミズリー決死隊」のブランドン・デ・ワイルドその他。
ネット上の声
- カウボーイの孤独
- 自分の牧場の牛が口蹄疫に感染、という際に使われる語彙がエピデミックで、なるほどパ
- テキサスの牧場を舞台に、一家の内部で起こる葛藤とその影響を描いた西部劇ドラマ
- 口蹄疫にかかった牛の検査をする間、仕事にあぶれた無軌道な三十男が暴れる話
西部劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督マーティン・リット
- 主演ポール・ニューマン
-
森本薫原作から「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」の八住利雄が脚色、「黒の試走車」の増村保造が監督した文芸もの。撮影もコンビの中川芳久。
ネット上の声
- 増村と京マチ子
- 見応えありました
- 少女からお婆ちゃんまで演じる京マチ子、最後歌声までお婆ちゃんになっててほんとすご
- 格子の内側に閉め出された京マチ子と共に「女の一生」と出るタイトルバックから素晴ら
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督増村保造
- 主演京マチ子
-
勝新太郎が盲目の居合抜きの達人・座頭市を演じ、彼の代表作となった人気シリーズの第1作。子母沢寛の随筆集「ふところ手帖」に収録された短編を基に、犬塚稔が脚色を手がけ、「大菩薩峠」の名匠・三隅研次がメガホンをとった。博打のツボ振りと居合抜きの達人である盲目の男・座頭市は、下総飯岡の貸元・助五郎の食客となる。市は肺を患う浪人・平手造酒と知り合い友情の念を抱くが、平手は助五郎と対立する笹川一家の食客だった。やがて市と平手は、運命的な対決へと導かれていく。
ネット上の声
- 初っ端の博打のシーンで我々はこの映画そして市に引き込まれるであろう...
- かの有名な座頭市の第一作『座頭市物語』を遂に鑑賞
- やっぱりキャラが最高の座頭市☆3つ
- ザ・座頭市?〜束の間の男の友情
座頭市、 時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督三隅研次
- 主演勝新太郎
-
クレメント・リシェールの原作をイタロ・カルビーノが脚色し、「青い大陸」のフォルコ・クイリチが監督した少年と鮫との友情を描くセミ・ドキュメンタリー映画。撮影はピエル・ルドヴィコ・パヴォーニ、ナンド・ロッシ、特殊撮影ナンニ・スカルペリーニ、水中撮影マジーノ・マヌンツァ、音楽はフランコ・デ・マージ。出演者はポリネシア人のずぶの素人アル・カウエ、タヒチと中国のハーフのマルレーヌ・アマング、デニス・プヒラ、ディアーナ・サムソイなど。
ネット上の声
- 海と自然が印象的・・・
- 最高のメルヘン映画
- 海で生きる原風景
- 昔、片岡義男の気紛れ飛行というラジオ番組でこの映画の音楽をながしていて、それはそ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督フォルコ・クィリチ
- 主演アル・カウイ
-
読売新聞連載有吉佐和子の原作から「うるさい妹たち」の白坂依志夫が脚色、「黒蜥蜴(1962)」の井上梅次が監督したB・Gもの。撮影もコンビの中川芳久。
ネット上の声
- デパガ三人娘の恋の行方は..。
- 60年近く前に新しい関係性について触れたこんな素晴らしい作品があるのに何でまだ同
- 3人のBG(ビジネス・ガール)の恋模様を描いたロマンスコメディ映画であると同時に
- 有吉佐和子の原作小説を読み終えたので以前DVDを購入していたこちらを鑑賞
青春、 文芸・史劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督井上梅次
- 主演若尾文子
-
「笛吹川」の木下恵介が脚本・監督した明朗喜劇。撮影もコンビの楠田浩之。
ネット上の声
- 戦後の世の中が落ち着いて来た
- スケッチ風
- 2022年の締めは、昭和(1962年)の雰囲気が味わえる木下恵介監督の恋愛映画
- こんな映画が作れたのに、そのDNAは何処?
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督木下恵介
- 主演岡田茉莉子
-
第2次世界大戦で連合軍の勝利を決定づけたノルマンディー上陸作戦を、壮大なスケールで描いた戦争巨編。コーネリアス・ライアンによる同名ノンフィクションを原作に、名プロデューサーのダリル・F・ザナックが巨額の製作費を投入して映画化。第2次世界大戦末期の1944年6月。ドイツ軍は連合軍のフランス上陸に備え防御を固めていたが、司令官ロンメル元帥は折からの悪天候を理由に近日中の侵攻はないと判断する。一方、イギリスで連合軍を指揮する最高司令官アイゼンハワーは、上陸作戦の決行日“D-DAY”を決定しようとしていた。キャストにはジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダら豪華俳優陣が集結。1963年・第35回アカデミー賞で撮影賞と特殊効果賞を受賞した。
ネット上の声
- 脚本の見事さは他の戦史を扱った戦争映画の中で一番のものだ
- 史上最大の製作費と史上最大の豪華キャスト
- これも音がね・・・まさに戦争そのもの
- ハリウッドが作った反ナチ戦争映画
第二次世界大戦、 リアルな戦闘シーンがある、 アクション
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間179分
- 監督ケン・アナキン
- 主演ジョン・ウェイン
-
映画監督・俳優・イラストレーター・道化師など多彩に活躍したフランスのマルチアーティスト、ピエール・エテックスの長編監督デビュー作。
天文学の研究にのめり込んでいる不器用な青年は、両親から結婚するよう迫られ、相手を探しに街へ繰り出す。しかしなかなか上手くいかず、挙句の果てにテレビに映る人気歌手ステラに心を奪われてしまい……。
エテックスが自ら脚本・主演も務め、後に「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などを手がける名脚本家ジャン=クロード・カリエールが共同脚本を担当。フランスでは興行的にも批評的にも成功を収め、喜劇映画としては「ぼくの伯父さんの休暇」以来となるルイ・デリュック賞を受賞した。日本では1963年に「女はコワイです」のタイトルで劇場初公開。「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」(2022年12月24日~2023年1月20日、東京・シアター・イメージフォーラム)上映作品。
ネット上の声
- 「恋する男」というタイトル表現
- 【突然、両親から”結婚しなさい。”と言われ、相手探しをする不器用だが、誠実な青年の姿をコミカルに描いた作品。】
- ピエール・エテックス監督の特集上映で鑑賞です。 フランスの男性、恋...
- バスター・キートンやチャップリンの流れ
コメディ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ピエール・エテックス
- 主演ピエール・エテックス
-
長谷川伸の原作を「怪談お岩の亡霊」の加藤泰が脚色・監督した人情時代劇。撮影は「若き日の次郎長 東海道のつむじ風」の坪井誠。
ネット上の声
- わかっているという展開でも涙してしまう
- 子を思う気持ち、母を慕う気持ち
- 瞼のおっかさんを想い続けて
- 見える母親、見えない母親
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督加藤泰
- 主演中村錦之助
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文芸春秋連載山本周五郎原作から「斬る(1962)」の新藤兼人が脚色、「花影」の川島雄三が監督した風俗喜劇。撮影もコンビの岡崎宏三。
ネット上の声
- 川島雄三監督らしい『幕末太陽傳』のようにイキイキとした人間描写
- 川島雄三監督の信奉者から絶大な支持を受けていた"幻の名作"
- 映画の時代の映画 川島と森繁 天才二人
- 1960年代の浦安、浦安市民必見?!
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督川島雄三
- 主演森繁久弥
-
ジョン・D・マクドナルドの原作を「法に叛く男」のジェームズ・R・ウェッブが脚色、「ナバロンの要塞」のJ・リー・トンプソンが演出したサスペンス映画。撮影は「栄光への脱出」のサム・リーヴィット、音楽はバーナード・ハーマンが担当。出演者は「ナバロンの要塞」のグレゴリー・ペック、「サンダウナーズ」のロバート・ミッチャムのほか、ポリー・バーゲン、ロリ・マーティン、マーティン・バルサムなど。サイ・バートレット製作。
ネット上の声
- デ・ニーロの「ケープ・フィアー」のおりじなる
- 「頭上の敵機」と「眼下の敵」の名優が競演
- ミッチャム演じる犯人がマジで最低すぎる
- 「ケープフィアー」のオリジナル版。
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督J・リー・トンプソン
- 主演グレゴリー・ペック
-
「土曜の夜と日曜の朝」のアラン・シリトーの同名小説を彼自身が脚色、「蜜の味」のトニー・リチャードソンが製作・監督した反抗青年のドラマ。ウォルター・ラサリーが撮影を、ジョン・アディソンが音楽をそれぞれ担当した。出演は新人のトム・コートネイ、アヴィス・バンネージ、ジェームズ・ボーラム、アレック・マッコーウェン、ジェームズ・カンクロスほか。一九六三年マル・デル・プラタ国際映画祭賞、同年イギリス・アカデミー最優秀新人賞を受賞している。
ネット上の声
- 「回転」が強烈だったジャック・クレイトン監督の「年上の女」(後日レビュー予定)は
- トニー・リチャードソン監督作品…初鑑賞
- 言いなりになんか、ならない
- 心まではやらねえよ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イギリス
- 時間104分
- 監督トニー・リチャードソン
- 主演トム・コートネイ
-
アメリカのTV作家J・P・ミラーの脚本を「追跡(1962)」のブレイク・エドワーズが監督した社会ドラマ。撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽は「ハタリ!」のヘンリー・マンシーニでアカデミー主題歌賞を受賞した。出演者は「悪名高き女」のジャック・レモン、「追跡(1962)」のリー・レミック、「白昼の決闘」のチャールズ・ビックフォードなど。TVプロデューサー、マーティン・マヌリスの映画製作第1回作品である。
ネット上の声
- ワインとバラが象徴する芳醇な香りと潤いのある豊かな人生の収穫 そのような生活は儚くも霧の中に消えていったのです
- 「失われた週末」と共にアル中患者を描いた名作!
- 主題曲と裏腹のシリアスなテーマの意欲作
- 止まり木に背を向けて孤独に飛び続ける。
依存症
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ブレイク・エドワーズ
- 主演ジャック・レモン
-
「あれが港の灯だ」の水木洋子のオリジナル・シナリオをコンビの今井正が監督した社会喜劇・撮影もコンビの中尾駿一郎。
ネット上の声
- 老人ホームを抜け出した沢田くみ(北林)はどら焼きを盗んだと疑われたためだった!?
- お婆ちゃん役・名女優、大集合☆
- もうじきあんた達の番だよ!
- 何時の時代も老いは残酷
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督今井正
- 主演ミヤコ蝶々
-
梶山季之原作・テレビの連続放送劇「愛のうず潮」から堀江史朗が脚色、「喜劇 駅前弁当」の久松静児が監督したメロドラマ。撮影は「アワモリ君西へ行く」の飯村正。
ネット上の声
- 主婦の習い事が流行った頃…
- 周りの人間全員が下世話でおせっかいなのは気の毒だが、デモデモダッテと煮え切らない
- 新珠三千代って大抵の映画でグズグズ悩んでる気がするけど今作はぶっちぎりでグズグズ
- 出世のために社長の姪(草笛光子)と不倫関係にある武彦(平田昭彦)
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演新珠三千代
-
朝日新聞連載獅子文六原作から、「旅愁の都」の井手俊郎と「青べか物語」の川島雄三が共同で脚本を執筆、川島雄三が監督した文芸ドラマ。撮影は「香港の星」の西垣六郎。
ネット上の声
- いま、話題の箱根山です!
- 若大将シリーズの端緒となった作品か?
- 笑い声が絶えませんでした。
- よく食べるなあ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督川島雄三
- 主演加山雄三
-
第3次世界大戦後、廃墟と化したパリ。放射能によって地上は汚染され、わずかに生き残った人類の支配者たちは「過去」と「未来」に救済を求めた。彼らは地下世界に生きる捕虜の中から1人の男を選び、危険な実験によって彼を過去へと送り込む。
ネット上の声
- 試論 SFではなく 『ふくろうの河』では
- 『12モンキーズ』の原案にもなった傑作SF
- 30分で描かれた滅亡と希望の過程です。
- まるで原爆の影のような終末感
人類滅亡後、 タイムトラベル、 SF
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間29分
- 監督クリス・マルケル
- 主演エレーヌ・シャトラン
-
ネット上の声
- アメリカ南部の町にやってきた青年が人種差別を扇動するB級映画の帝王ロジャー・コー
- こんな映画も作っていた。
- カーク船長
- 作品としての良さはもちろんだが、それより何より画面から滲む緊張感がただならない…
人種差別、 社会派ドラマ
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督ロジャー・コーマン
- 主演ウィリアム・シャトナー
-
フランスを代表する2人の名優ジャン=ポール・ベルモンドとジャン・ギャバンの唯一の共演作となった名作ドラマ。
ナチス占領下のノルマンディーの海辺の町。アルベール・カンタンは娼館のバーで、海軍時代の話を肴(さかな)に飲んだくれていた。その夜、空襲で防空壕に避難したアルベールは妻シュザンヌに、戦争を無事に切り抜けられたら酒を止めると誓う。終戦から十数年が経ったある日、誓い通りに禁酒したアルベールとシュザンヌが営むホテルに、ガブリエル・フーケという青年が現れる。彼は町外れの寄宿学校にいる娘を引き取りに来たのだが、酒に酔っては先妻のいるスペインに思いを馳せる。アルベールはそんなガブリエルにかつての自分を重ねて親近感を抱くが、シュザンヌは彼の存在によって夫が再び酒に溺れることを危惧する。
監督は「地下室のメロディー」などの名匠アンリ・ベルヌイユ。2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で26年ぶりに劇場公開。
ネット上の声
- アンリ・ヴェルヌイユ監督による、ジャン・ギャバンとベルモンドの唯一の共演作
- YouTubeの「暗黒迷画座」第81回で紹介されていて気になったので配送GEOレ
- ジャン・ギャバン、ベルモンド共演の映画。
- これがアルベールの生きる道
花火が印象的、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演ジャン・ギャバン
-
東宝が創立三十周年記念映画の一つとして、林芙美子原作から「旅愁の都」の井手俊郎と「女ばかりの夜」の田中澄江が共同で脚色、「女の座」の成瀬巳喜男が監督した文芸もの。撮影もコンビの安本淳。創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。
ネット上の声
- ペシミズムの中に存在する 生きる力☆
- 成瀬監督 パンクな女を描く
- 高峰秀子の演技の幅に驚く。
- 林芙美子という人・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
ネット上の声
- マリー=フランス・ピジェの張りきったえらが白黒の陰影で隠れていい感じだったけどこ
- 好きになったあの子にフラれて好きになったあの子の両親とテレビをみるアントワーヌド
- 「大人は判ってくれない」の少年アントワーヌが少し成長し初恋する様を描いた短編で、
- マリー・フランス・ピジェの家族とレオーの団欒が良く撮れているだけに、ピジェが今カ
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間30分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
「クレージーキャッツ」のメンバーが主演を務める「クレージー映画」の記念すべき第1作で、植木等演じるお調子者のサラリーマンが出世街道を突き進む姿を描き大ヒットを記録した喜劇映画。無責任男・平均(たいらひとし)は、太平洋酒が乗っ取られそうだという噂話を聞きつける。同社の社長・氏家の信頼を得て総務部に入社した均は、大株主・富山商事社長の買収を任される。買収は成功したかに思えたが、黒田物産の社長が富山の持株を手に入れたことが判明し、均はクビになってしまう。すると今度は黒田に取り入り、部長として太平洋酒に復帰する均だったが……。監督は「若大将シリーズ」などで知られる古澤憲吾。団令子、中島そのみ、重山規子による東宝の人気者「お姐ちゃんトリオ」が共演。
ネット上の声
- クレイジーキャッツ映画第一作。当時のファンにはたまらないようです。...
- 分かっちゃいるけどやめられない。 今こそこんな生き方が必要かも。
- サラリーマンを 笑いで励ましてくれました
- 無責任でも無責任じゃないところがいい☆
ヒューマンドラマ、 コメディ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督古沢憲吾
- 主演植木等
-
北条秀司原作から「源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶」の伊藤大輔が脚色・監督した坂田三吉の半生記。撮影は「八月十五日の動乱」の藤井静。
ネット上の声
- 将棋は指せないけれど、将棋にまつわる物語が大好き
- とてもエネルギッシュで、迫力があって…熱い…♡
- 関西の将棋棋士、坂田三吉の反省を描いた作品!
- 熱演とは正にこれだろうと思う☺️
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督伊藤大輔
- 主演三国連太郎
-
“毎日新聞連載”石坂洋次郎原作より「放浪記(1962)」の井手俊郎が脚色、「香港の星」の千葉泰樹が監督したホーム・ドラマ。撮影もコンビの西垣六郎。
ネット上の声
- 祖母と他人のセックスを目撃したことが、かつてトラウマだった淡島千景
- 20歳から還暦までの恋愛&人生模様♡
- 石坂洋次郎原作で、若き日の加山雄三、星由里子のカップルが主演で、淡島千景、草笛光
- 友人に自分の旦那を取られた過去を持っていても、今が幸せならあんなに悠然としてられ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演山村聡
-
第二次大戦で大物スパイとして知られたアメリカ生まれのスエーデン人エリック・エリクスンの実話に取材した戦争秘話。アレクサンダー・クラインのストーリーを「結婚泥棒」のジョージ・シートンが脚色・監督した。撮影はジャン・ブールゴアン、音楽はアルフレッド・ニューマン。出演は「誘惑の夜」のウィリアム・ホールデン、「結婚泥棒」のリリー・パルマー、「ベン・ハー(1959)」のヒュー・グリフィスなど。製作はウィリアム・パールバーグ。
ネット上の声
- 第二次世界大戦を背景にスウェーデン人の主人公が、たまたまドイツと取引をしていたこ
- なぜに埋もれていた、こんな名作が
- 偽の売国奴
- 第二次大戦で大物スパイとして知られたエリック・エリクスンの実話ベース
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間140分
- 監督ジョージ・シートン
- 主演ウィリアム・ホールデン