- 製作
- 1950年 日本
- 時間
- 109分
- 監督
- 関川秀雄
- 出演
- 伊豆肇原保美河野秋武
- 種類
- ヒューマンドラマ
【第二次世界大戦末期、学問の道を断たれ戦場へ散った学生兵士たちの、魂の叫びと悲劇の記録。】
舞台は太平洋戦争末期の日本。将来を嘱望され、学問に励んでいた大学生たち。しかし戦局の悪化は、彼らからペンを奪い銃を握らせる「学徒出陣」という過酷な現実。愛する家族や恋人への想いを胸に秘め、理不尽な死が待ち受ける最前線へと送られた若者たち。飢えや病、そして絶望的な戦闘の中で、彼らは何を思い、何を書き遺したのか。遺された手記や書簡を基に、戦争の非情さと、それでも失われなかった人間性の尊厳を描き出す、魂を揺さぶる物語。