-
李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた人間ドラマ。
任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独となってしまう。喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる。
主人公・喜久雄を吉沢亮、喜久雄の生涯のライバルとなる俊介を横浜流星、喜久雄を引き取る歌舞伎役者・半二郎を渡辺謙、半二郎の妻・幸子を寺島しのぶ、喜久雄の恋人・春江を高畑充希が演じた。脚本を「サマー・ウォーズ」の奥寺佐渡子、撮影をカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」を手がけたソフィアン・エル・ファニ、美術を「キル・ビル」の種田陽平が担当した。2025年・第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。
ネット上の声
- 原作が大好きなので、映画化本当に嬉しい!公開が待ちきれない!
- キャスト発表の時からずっと楽しみにしてる。
- あの壮大な物語をどう映像化するのか…。期待してるけど少し心配でもある。
- 予告編の映像美がすごかった。これはスクリーンで観るべき作品だね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間175分
- 監督李相日
- 主演吉沢亮
-
かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1®レーサー、ソニー(ブラッド・ピット)が、再びサーキットに戻ってきた。
誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰を果たした先は、どん底の最弱チーム。
しかし、形にとらわれないソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメイトたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。
バラバラのチーム、そして、最強のライバルたち。
敗北が濃厚となる中、ソニーの“常識破りの作戦”が最弱チームを導いていく――!
果たして彼らは、その無謀とも言える賭けで逆転できるのか?それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>へ挑む!
ネット上の声
- レースシーンの迫力がえぐい!本物のサーキットで撮ってるだけあるわ。これは映画館で見るべき。
- 最高!もう一回見たい!
- F1全然知らなくても普通に感動した。人間ドラマがしっかりしてる。
- ストーリーは王道だけど、映像と音響がそれを補って余りある。満足度は高い。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年2025年
- 製作国アメリカ
- 時間155分
- 監督ジョセフ・コシンスキー
- 主演ブラッド・ピット
-
クラスの底辺と頂点、決して交わらないはずの二人の男子高校生が織りなす、痛くて切ない初恋の物語。
舞台はとある高校。吃音症でクラスに馴染めない「ぼっち」の平良一成は、スクールカーストの頂点に君臨する清居奏と出会い、一瞬で恋に落ちる。それは崇拝に近い絶対的な感情。平良は清居のパシリとなることに喜びを見出すが、清居はそんな平良の視線に苛立ちと戸惑いを隠せない。互いの本当の気持ちに気づかぬまま、二人は卒業を迎える。すれ違い、離れてしまった二人が再会した時、歪んだ関係の先にある本当の感情と向き合うことができるのか。思春期の屈折した感情の行方。
ネット上の声
- ドラマの再編集版だけど、モノローグが減った分セリフが際立ってて新鮮だった!名シーンだらけで眼福。
- とにかく主演二人が美しい。それだけで観る価値ある。
- ドラマ観てなくても楽しめた!普段こういう学園モノ観ないけど、これは世界観に引き込まれたな。
- 最高でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督酒井麻衣
- 主演萩原利久
-
「花束みたいな恋をした」「怪物」の脚本家・坂元裕二と「ラストマイル」「わたしの幸せな結婚」の監督・塚原あゆ子が初タッグを組み、オリジナルストーリーで描いた恋愛映画。
結婚して15年になる夫を事故で亡くした硯カンナ。夫の駈とはずっと前から倦怠期が続いており、不仲なままだった。第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする手段を得たカンナは過去に戻り、自分と出会う直前の駈と再会。やはり駈のことが好きだったと気づき、もう一度恋に落ちたカンナは、15年後に起こる事故から彼を救うことを決意する。
主人公カンナを松たか子、夫・駈をアイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が演じ、研究員の駈のことを気にかける大学教授・天馬市郎役でリリー・フランキー、駈に恋心を抱く天馬の娘・里津役で吉岡里帆、カンナと共に働く美術スタッフ・世木杏里役で森七菜が共演。
ネット上の声
- 鑑賞後、久しぶりに旦那と手を繋いで帰りました。マンネリ気味の夫婦にこそ見てほしい最高のラブストーリー。
- さすが坂本裕二脚本!クスッと笑える会話劇が心地よくて、あっという間だった。また傑作が生まれたな。
- 大人のラブストーリーかと思いきや、ちょっとSF要素も。シュタゲ好きなら刺さるかも?私は好きでした。
- 5年後に絶対また観る。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督塚原あゆ子
- 主演松たか子
-
映像監督・写真家の奥山由之が自主制作で手がけ、東京・二子玉川の川沿いにある古ぼけたベンチを舞台に、人々の何気ない日常を切り取ったオムニバス長編映画。
川沿いの芝生にぽつんとたたずむ小さなベンチ。ある日の夕方、そのベンチには久々に再会した幼なじみの男女が座り、もどかしくも愛おしくて優しい言葉を交わす。その後もこの場所には、別れ話をするカップルとそこに割り込むおじさん、家出をしてホームレスになった姉と彼女を捜しに来た妹、ベンチの撤去を計画する役所の職員たちなど、さまざまな人たちがやって来る。
動画配信プラットフォーム・Vimeoで2023年9月30日に第1編、24年4月27日に第2編を無料公開して反響を呼んだ2本の短編に、新たに制作した3本の短編を加え、全5編のオムニバス長編作品として劇場公開。キャストには広瀬すず、仲野太賀、岸井ゆきの、岡山天音、荒川良々、今田美桜、森七菜、草彅剛、吉岡里帆、神木隆之介ら豪華な顔ぶれが集結した。
ネット上の声
- 最高!大好き!
- ベンチだけで繰り広げられる会話劇、最高だった。5編どれも個性的で面白い。
- 宇宙人の話が一番好きだったな〜。仲野太賀の表情が絶妙で笑った。
- 自主制作ならではの自由な感じがすごく良かった。心地よい会話劇。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督奥山由之
- 主演広瀬すず
-
2024年パリ五輪で正式種目となったブレイキンの全国大会でトップを目指す青年が、挫折を経験しながら夢に向かう姿を、ドラマ「陳情令」や映画「無名」で人気の俳優ワン・イーボー主演で描いた中国製の青春ドラマ。
中国・杭州で活動するブレイキンプロダンスチーム「感嘆符!」は、カリスマダンサーのケビンがチームの練習に参加せず、好き勝手な行動を繰り返すなどやりたい放題。親が大物であるためコーチもケビンに口を出すことができず、対応に手を焼いていた。しかし、ある時ケビンの代役を探さなければいけない事態となり、コーチはかつてチームのオーディションを受けた青年・陳爍(チェン・シュオ)を思い出し、彼をチームに加入させる。全国大会優勝の夢を胸に、陳爍はチームの仲間たちと練習を続け友情を築いていくが、全国大会を目前に控え、数々の試練が降りかかる。
アイドルグループ「UNIQ」のメインダンサー、リードラッパーで、ドラマ「陳情令」で俳優としてもブレイクしたワン・イーボーが主人公・陳爍を演じる。
ネット上の声
- ワン・イーボー目当てで観たけど、ダンスシーンが圧巻すぎて最高だった!とにかくカッコいい!
- ストーリーはベタなスポコンもの。でも、ひたむきな主人公を見てると、いつの間にか胸が熱くなって応援しちゃってた。
- パリ五輪のブレイキンが楽しみになる映画。ダンスバトルシーンの迫力がすごくて、これだけでも観る価値あると思う。
- 夢に向かって頑張る姿に泣けた。努力だけじゃどうにもならない壁にぶつかっても諦めないって大事だね。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国中国
- 時間124分
- 監督ダー・ポン
- 主演ホアン・ボー
-
イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化して映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。ローレンス・オリビエ賞やトニー賞に輝いた舞台劇「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で注目された気鋭の劇作家サイモン・スティーブンスが、アントン・チェーホフの名作戯曲「ワーニャ伯父さん」を1人芝居に仕立てて描いた舞台劇「ワーニャ」を収録。
テレビドラマ「Fleabag フリーバッグ」「シャーロック SHERLOCK」のアンドリュー・スコットが複数の登場人物を演じ分け、希望、夢、後悔といった人間の複雑な感情を浮き彫りにしていく。
2016年にスクリーン・インターナショナルの「スターズ・オブ・トゥモロー」に選出された演出家サム・イェーツが演出を手がけた。
ネット上の声
- アンドリュー・スコットの一人芝居、圧巻。息遣い一つで役が変わる瞬間は鳥肌もの。表情だけで誰を演じているか分かるのが本当に
- これはもう点数が付けられない。とにかく凄かったの一言に尽きる。
- 素晴らしかった!
- 「ワーニャ伯父さん」を一人で演じるってどうなるかと思ったけど、想像以上。新しい観劇体験だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演アンドリュー・スコット
-
ヘビやネズミ等の駆除を生業とするイルラ族のラージャーカンヌは、窃盗犯と見なされ逮捕された挙げ句、彼の妻や兄弟まで警察に拘束された。人権派弁護士チャンドルが立ち上がり、険しく果てしない闘いが始まったが…。
ネット上の声
- めっちゃ良かった!正義は勝つ!
- 重いテーマだけど、これは絶対見るべき傑作。インド映画の社会派ドラマはレベル高いな…。
- 辛い描写が多くて、見ていてかなりしんどかった。でも、実話ベースと知って色々考えさせられた。
- 主人公の弁護士が本当にカッコいい。信念を貫く姿に感動した。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国インド
- 時間157分
- 監督T・J・ニャナヴェル
- 主演スーリヤ
-
孤独な男とやんちゃなラブラドール犬が南インドからヒマラヤを目指して旅に出る姿を描き、映画大国インドで「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語映画として歴代5位の興行収入を記録したロードムービー。
南インド・マイスールで暮らす男ダルマは、職場でも自宅の近所でも偏屈者と言われ、酒とタバコとチャップリンの映画だけを楽しみに生きる孤独な日々を過ごしていた。そんな彼の家に、悪徳ブリーダーの劣悪な環境から逃げ出してきたラブラドール・レトリーバーの子犬が住み着くように。犬嫌いのダルマは何度も追い払おうとするが、いつしか心を通わせ、子犬にチャーリーと名付けて迎え入れる。イタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい毎日を送っていたある日、チャーリーが血管肉腫で余命わずかであることが判明。ダルマは雪が好きなチャーリーに本物の雪景色を見せるため、サイドカーにチャーリーを乗せてヒマラヤを目指す旅に出る。
カンナダ語映画界の人気スターであるラクシット・シェッティが主演・プロデューサーを務めた。
ネット上の声
- 犬好きは絶対観て!チャーリーの演技が天才的で涙が止まらなかった。踊らないインド映画も新鮮で良かったな。
- 主演女優賞はチャーリーで決まり!
- 感動するけど、2時間40分はちょっと長いかな…。ストーリーも少しありがちな展開で、途中で飽きちゃった。
- 犬と人間のロードムービー。ベタだけど、こういうのに弱いのよね。まんまと泣かされました。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2022年
- 製作国インド
- 時間164分
- 監督キランラージ・K
- 主演ラクシット・シェッティ
-
舞台は現代インド。嘘がつけないお人好しで、敬虔なヒンドゥー教徒のパワン。彼が出会ったのは、国境で母親とはぐれてしまった、声の出せないパキスタンの少女シャヒーダー。彼女を故郷に送り届けようと奔走するも、インドとパキスタンの深い対立が壁となる。正規の手段を絶たれたパワンは、パスポートもビザもなしに国境を越えるという無謀な決断。スパイと疑われながらも、ただ少女のために突き進む彼の姿が、やがて人々の心を動かしていく。
ネット上の声
- ティッシュじゃ足りない!タオル必須です。純粋な愛の物語に心が洗われました。
- 国境や宗教を越える愛にただただ感動。笑いあり涙あり、これぞ最高のエンタメ!
- とにかく女の子が天使すぎる!おじさんとのコンビが最高でほっこりした。
- ストーリーはベタだけど、それを超えるパワーがある。最後はやっぱり泣いちゃう。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国インド
- 時間159分
- 監督カビール・カーン
- 主演サルマーン・カーン
-
年老いた農夫マヤンディの村は開発計画予定地であり、他の農家は土地を売却して村を去っていった。彼は村の寺院を守り自分の土地で農作していたが国鳥であるクジャクを殺したという濡れ衣を着せられ、拘留されてしまった。拘置所から農作を続ける方法とは果たしてどのようなものか?
ネット上の声
- 主人公の生き様が胸に刺さった。人間の尊厳を問う、ただの農業映画じゃない。これは観るべき。
- 後半ずっと泣いてた…。おじいちゃんがカッコよすぎる。家族で観てほしい映画。
- 魂が震える傑作。
- テーマは重いけど、インドの田舎の風景がすごく綺麗で癒やされた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国インド
- 時間145分
- 監督M・マニカンダン
- 主演ヴィジャイ・セードゥパティ
-
炭鉱ストライキに揺れる町で、バレエに夢中になった少年。ボクシンググローブをバレエシューズに持ち替え、偏見と逆境に立ち向かう感動の物語。
1984年、大規模な炭鉱ストライキで揺れるイギリス北部の町。炭鉱夫の家庭に育つ11歳の少年ビリーは、父に勧められたボクシング教室の隅で、偶然バレエのレッスンを目撃。その美しさに心を奪われ、内緒でレッスンを受け始める。彼の才能を見抜いたバレエ教師の指導でめきめきと上達するビリー。しかし、「男がバレエなんて」という父や兄の猛反対、そしてストライキで困窮する家庭の経済状況が彼の夢の前に立ちはだかる。夢を諦めきれないビリーの情熱が、頑なだった家族の心を動かし始める。
ネット上の声
- 映画版も大好きだけど、ミュージカルは熱量がすごい!ビリー役の子のパフォーマンスに圧倒され、父親のシーンで号泣。
- 最高!この一言に尽きる。
- ロンドンで観た感動が蘇った!楽曲もダンスも素晴らしくて、何度観ても胸が熱くなる。
- 主役の子、歌もバレエも上手すぎ!体力どうなってるの?笑
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督スティーヴン・ダルドリー
- 主演エリオット・ハンナ
-
1ルピーで誰でも空を飛べる世界を。巨大航空業界にたった一人で挑んだ男の、常識を覆すための熱き闘いの記録。
元空軍大尉のマーラ。故郷の村では、飛行機は富裕層だけの乗り物。庶民がなけなしの金をはたいても乗れない現実を目の当たりにした彼は、とてつもない夢を抱く。「誰もが格安で乗れる航空会社を作る」。しかし、彼の前には資金不足、許認可の壁、そして既得権益を守ろうとする巨大航空会社の妨害が立ちはだかる。周囲からは無謀だと嘲笑され、何度も絶望の淵に立たされるマーラ。それでも、妻や故郷の仲間たちの支えを胸に、彼は決して諦めない。一人の男の熱い情熱が、インドの空に革命を起こすまでの軌跡。
ネット上の声
- インド初のLCCを作った男の実話。富裕層の妨害にも負けず、庶民のために夢を追いかける姿にマジで感動した!
- ビジネスの話なのに歌って踊るのがインド映画らしくて最高!熱い展開に見入っちゃった。
- いい話なのはわかるけど、ちょっと長くて途中でダレちゃったかな。好みは分かれそう。
- 見応えハンパない!爆泣きした😭
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国インド
- 時間150分
- 監督スダ・コンガラ
- 主演スーリヤ
-
生まれつき人と違う顔を持つ少年が、初めての学校でいじめや偏見に立ち向かう、勇気と希望に満ちた感動の物語。
遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれた10歳の少年オギー。ずっとヘルメットで顔を隠し、自宅学習を続けてきた彼。しかし、母親の勧めで5年生から学校に通うという大きな一歩を踏み出す。初めての学校生活は、好奇の視線や心ない言葉との戦い。クラスで孤立し、何度も心が折れそうになるオギー。それでも、彼の内にある優しさとユーモアは、周囲の人々の見方を変え始める。家族の愛に支えられ、彼が起こす小さな奇跡の連鎖。
ネット上の声
- 主人公だけじゃなく、お姉ちゃんや友達、それぞれの視点で描かれてるのがすごく良かった。子供と一緒に見て色々話したい映画。
- 久しぶりに映画で号泣した。見終わった後、心がじんわり温かくなる。
- 高評価だけど、自分には合わなかったな。ちょっと綺麗すぎるというか、深みがない感じ。
- 今年一番泣いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督スティーヴン・チョボスキー
- 主演ジェイコブ・トレンブレイ
-
日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いたドラマ。
2020年2月3日、乗客乗員3711名を乗せた豪華客船が横浜港に入港した。香港で下船した乗客1名に新型コロナウイルスの感染が確認されており、船内では100人以上が症状を訴えていた。日本には大規模なウイルス対応を専門とする機関がなく、災害医療専門の医療ボランティア的組織「DMAT」が急きょ出動することに。彼らは治療法不明のウイルスを相手に自らの命を危険にさらしながらも、乗客全員を下船させるまであきらめずに闘い続ける。
対策本部で指揮をとるDMAT指揮官・結城英晴を小栗旬、厚生労働省の役人・立松信貴を松坂桃李、現場で対応にあたるDMAT隊員・真田春人を池松壮亮、医師・仙道行義を窪塚洋介が演じ、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一が共演。「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の増本淳プロデューサーが企画・脚本・プロデュースを手がけ、「生きてるだけで、愛。」の関根光才が監督を務めた。
ネット上の声
- とにかくキャストが豪華すぎ!
- 窪塚洋介の演技が健在で嬉しい。往年のファンは絶対見るべき。他のキャストも最高だった。
- 俳優陣の演技合戦がすごくて引き込まれた!
- キャスト目当てで見たけど、期待を裏切らない面白さだった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督関根光才
- 主演小栗旬
-
笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、最愛の妻にラブレターを書くため文字の勉強に奮闘する夫と、彼を長年支え続けた妻の人生をつづったヒューマンドラマ。2003年に朝日新聞で紹介され、創作落語にもなるなど話題を集めた実話をもとに映画化した。
戦時中に生まれて十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、いつも彼のそばにいる最愛の妻・皎子(きょうこ)。貧しい家に生まれ、ほとんど学校に通えないまま大人になった保は、生きづらい日々を過ごしてきた。やがて皎子と運命的な出会いを果たし結婚するが、その幸せを手放したくないばかりに、読み書きできないことを彼女に打ち明けられずにいた。半年後、ついに事実が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は彼の手をとり「今日から私があなたの手になる」と告げる。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝の手紙を書きたいと思った保は、定年退職を機に夜間中学に通いはじめる。
重岡大毅と上白石萌音が若き日の保と皎子をそれぞれ演じ、安田顕、笹野高史、江口のりこ、くわばたりえが共演。「今日も嫌がらせ弁当」の塚本連平が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 夫婦の深い愛情に涙が止まらなかった。ただ泣けるだけじゃなくて、心がじんわり温かくなる映画。
- 予告で泣いたけど、本編はもっとやばかった。ハンカチ必須です!笑
- 鶴瓶さんの演技が本当に良かった。優しい気持ちになれるね。
- 今年ベストの邦画かも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督塚本連平
- 主演笑福亭鶴瓶
-
インドに根付くカースト差別の壁に、被差別民出身の青年が尊厳をかけて立ち向かう、魂を揺さぶる社会派ドラマ。
現代インド、タミル・ナードゥ州。カーストによる差別が今なお人々の生活に影を落とす社会。被差別カースト出身の青年パリエルム・ペルマールは、故郷の村から初めて法学校へと進学する。希望を胸に入学した彼を待っていたのは、出自を理由にした執拗ないじめや理不尽な暴力。彼は抑圧に屈することなく、法と知識を武器に自らの尊厳を守るための闘いを決意する。絶望的な状況の中、彼が見出した闘う意味とは何か。一人の青年の抵抗が、硬直した社会に投げかける鋭い問い。
ネット上の声
- インドのカースト制度がテーマで正直ずっと辛い。でも映画としてすごく良くできてて、最後は見て本当に良かったと思えた。
- ジャケ写の犬とのほのぼのした雰囲気に騙されたw 中身は超ヘビーな社会派。なかなかの衝撃作だった。
- なんちゅうもんを見せてくれたんや…。
- 差別の描写がリアルすぎて、見ていて本当に辛かった。楽しい話では全くないけど、知るべき現実だと思った。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国インド
- 時間153分
- 監督マーリ・セルヴァラージ
- 主演カティル
-
世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。
1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。
大泉洋が主人公・宣政を熱演するほか、妻・陽子役を菅野美穂、娘・佳美役を福本莉子が務めた。主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による膨大な取材ソースを基に「糸」の林民夫が脚本を手がけ、「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督を務めた。
ネット上の声
- 大泉洋さんの演技に引き込まれ、最初から最後まで涙が止まらなかった。実話っていうのが信じられないくらいすごい話。
- とにかく泣ける。ミセスの主題歌がまた良すぎて、エンドロールで追い討ちかけられた😭
- 家族の愛にただただ感動。
- 娘を想う父親の「あきらめの悪さ」が、多くの人の未来を救った話。本当に素晴らしい実話でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督月川翔
- 主演大泉洋
-
映画「破墓 パミョ」やドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」で人気のキム・ゴウンと、ドラマ「Pachinko パチンコ」で注目された新鋭俳優ノ・サンヒョンが共演し、“普通”であることになじめない男女が支えあい、生きていく姿を描いたドラマ。
周囲から非難されることも多いが、気高く自由奔放でエネルギッシュなジェヒと、ゲイであることを隠して生きる、繊細で寡黙なフンス。ある時、クラスメイトによってフンスの秘密が暴かれそうになったとき、手を差し伸べたのがジェヒだった。全く正反対の2人は、互いの違いを認め合い、ルームシェアをしながらかけがえのない学生生活を送っていく。世間のルールに縛られず、恋愛や夜遊びなども全力で楽しみながら生きるジェヒに刺激され、閉じこもっていたフンスも徐々に外の世界へと踏み出していく。そんな2人の関係は、大学を卒業してそれぞれの道に進んでも、変わらないはずだった。しかし、社会に出た2人に大きな転機が訪れ、思いがけないかたちで友情が試されることになる。
国際ブッカー賞やダブリン文学賞といった国際的な文学賞にもノミネートされた、韓国の作家パク・サンヨンの連作小説「大都会の愛し方」に収録されている「ジェヒ」を原作に、「アメノナカノ青空」「女は冷たい嘘をつく」のイ・オニ監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 恋愛映画だと思って観に行ったら、もっと深い友情の物語だった。こういう関係、すごく素敵。
- 主人公2人のやり取りが本当に最高で、ずっとニマニマしちゃった。何時間でも見ていられる。
- これはちょっと良すぎた…!
- 観終わった後、なんだか「ありのままでいいんだな」って思えた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間118分
- 監督イ・オニ
- 主演キム・ゴウン
-
1964 年にカシミールで軍功をたてた陸軍士官士ラームは、シーター・マハーラクシュミという知らない女性からラブレターを受け取る。彼はシーターの居場所を突き止めハイダラーバードに会いに行くが、彼女の本当の身分を知らなかった。
ネット上の声
- 手紙で紡がれる二人の愛が本当に美しくて、切なくて…。久しぶりに映画で号泣しました。映像も音楽も最高!
- まさに純愛。
- インド映画らしい豪華絢爛さ!王道だけどそれが良い。
- こんなに一途に人を愛せるなんて素敵。観終わった後、心が洗われた気分です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国インド
- 時間163分
- 監督ハヌ・ラーガヴァプーディ
- 主演ドゥルカル・サルマーン
-
粗暴だがヒールとして人気のボクサーと、彼の強さを誰よりも信じる純粋無垢な青年の強い絆と変わりゆく関係性を、圧巻のボクシングシーンを交えて描いたロードムービー。
新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(テル)と、生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(ベン)は、同じ団地で兄弟のように育った。ベンにとってテルは憧れで絶対的な存在だったが、テルは新人王決定戦で対戦相手の北澤に敗れてしまう。敗北後も何事もなかったかのように振るまい、ベンにも優しく接するテルだったが、その生活は少しずつ荒んでいく。ボクシングなど初めから興味がなかったかのように遊び呆けるテルの様子に耐えられなくなったベンは、テルのグローブを持ち出して北澤への復讐を誓う。
「ミッドナイトスワン」の吉村界人がテル、「Cloud クラウド」の三河悠冴がベンを演じ、遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊が共演。「高崎グラフィティ。」の川島直人が監督を務めた。
ネット上の声
- 俳優陣の演技がとにかく圧巻。ボクシング映画かと思いきや、それ以上に深い人間ドラマだった。主人公が不器用ながらも前に進もうとする姿に胸を打たれた。キッズリターンを彷彿とさせる雰囲気も最高。
- キャストの演技がすごすぎて引き込まれた。テル君の成長物語、泣けます。
- ボクシングシーンを期待すると肩透かしかも。でも、ひとりの若者の再生物語として見応えがあった。
- 最高の映画だった!
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督川島直人
- 主演吉村界人
-
「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手がけ、池松壮亮を主演に迎えて撮りあげた商業映画デビュー作。
雪の降る田舎町。ホッケーが苦手なきつ音の少年タクヤは、ドビュッシーの曲「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくらに心を奪われる。ある日、さくらのコーチを務める元フィギュアスケート選手の荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習につきあうことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになり……。
池松がコーチの荒川役を務め、テレビドラマ「天狗の台所」の越山敬達がタクヤ、アイスダンス経験者で本作が演技デビューとなる中西希亜良がさくらを演じた。主題歌は音楽デュオ「ハンバート ハンバート」が2014年に手がけた同名楽曲。2024年・第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に、日本人監督としては史上最年少で選出された。
ネット上の声
- This is a well-structured review.
- Excellent product、 highly recommended.
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督奥山大史
- 主演越山敬達
-
死者ゼロを誓う救命救急チーム「TOKYO MER」に迫る、横浜の超高層ビルを舞台にした最大の試練。
最新鋭のERカーで事故・災害現場に駆けつける救命救急チーム「TOKYO MER」。その活躍から2年後の横浜・みなとみらい。「待っているだけじゃ、救えない命がある」という信念を持つチーフドクター・喜多見幸太。ある日、横浜ランドマークタワーで大規模な爆発事故が発生。地上70階、取り残された193名。炎と煙が充満する未曾有の事態に、喜多見率いるMERは危険を顧みずタワー内部への突入を決意。しかし、そこにはMER解体を企む厚生労働大臣の罠と、ライバル組織との対立が待ち受ける。絶望的な状況下で、彼はすべての命を救うことができるのか。
ネット上の声
- ドラマから大ファン!期待を裏切らないハラハラ感と感動で、もう最初から最後まで泣きっぱなしでした。
- ドラマ未見でも普通に楽しめた。医療モノでここまでドキドキするとは!
- とにかく感動した!
- 展開がちょっと非現実的すぎるかな…。ツッコミどころは多いけど、まあドラマの映画版って感じで割り切れば楽しめる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督松木彩
- 主演鈴木亮平
-
「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞するなど国際的に高く評価される濱口竜介監督が、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭のひとつであるベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)受賞を果たした長編作品。「ドライブ・マイ・カー」でもタッグを組んだ音楽家・シンガーソングライターの石橋英子と濱口監督による共同企画として誕生した。
自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、東京からも近いため近年移住者が増加傾向にあり、ごく緩やかに発展している。代々その地に暮らす巧は、娘の花とともに自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送っているが、ある時、家の近くでグランピング場の設営計画が持ち上がる。それは、コロナ禍のあおりで経営難に陥った芸能事務所が、政府からの補助金を得て計画したものだった。しかし、彼らが町の水源に汚水を流そうとしていることがわかったことから町内に動揺が広がり、巧たちの静かな生活にも思わぬ余波が及ぶことになる。
石橋がライブパフォーマンスのための映像を濱口監督に依頼したことから、プロジェクトがスタート。その音楽ライブ用の映像を制作する過程で、1本の長編映画としての本作も誕生した。2023年・第80回ベネチア国際映画祭では銀獅子賞(審査員大賞)を受賞したほか、映画祭本体とは別機関から授与される国際批評家連盟賞、映画企業特別賞、人・職場・環境賞の3つの独立賞も受賞した。
ネット上の声
- オープニングの映像と音楽からもう引き込まれた。淡々と進むけど、ずっと緊張感があって目が離せない。色々考えさせられる映画。
- まさに『悪は存在しない』ってタイトル通り。誰が悪いとかじゃないのに、何かが起こってしまうリアルさがすごい。
- 見終わった直後は正直「え?」ってなったけど、後からじわじわくる。かなり人を選ぶと思うけど、ラストの衝撃は忘れられない。
- 今年ベスト級に好き!
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督濱口竜介
- 主演大美賀均
-
アルルは教師の父、母、兄と共に故郷を後にしてマドラスへ移り住み、20数年が過ぎたが、従姉妹ブヴァナの結婚式への招待を断り切れず、故郷の土を踏むことになった。そこでアルルが見たものは?心豊かなヒューマンドラマ。
ネット上の声
- 映像も音楽もストーリーも全部が最高!インド映画の魅力が詰まってて、あっという間の3時間だった。これは絶対映画館で見るべき
- 主人公が本当に美しくて、目が離せなかった。強さと優しさに感動。
- とにかく圧巻!
- ダンスシーンがキレッキレで楽しすぎた!サントラ即買いしますw
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国インド
- 時間178分
- 監督C・プレーム・クマール
- 主演カールティ
-
地球滅亡の危機、人類の未来は宇宙へ。愛する娘との再会を誓い、元パイロットの男が挑む、次元を超えた星間飛行の旅。
近未来、異常気象と食糧危機により人類滅亡が迫る地球。元宇宙飛行士で、今は農夫として暮らすクーパーは、愛する二人の子供たちの未来を案じていた。ある日、彼は人類の新天地を探すため、ワームホールを通って別の銀河系へ向かうという極秘ミッションの存在を知る。家族との再会を固く誓い、宇宙船に乗り込むクーパー。しかし、彼らを待っていたのは、時間の進み方が極端に異なる未知の惑星と、想像を絶する困難の数々。「必ず帰る」という娘との約束を胸に、父は人類の存亡をかけた壮大な旅へ。時空を超えた親子の愛が奇跡を起こす物語。
ネット上の声
- 難しい理論も出てくるけど、根底にあるのは親子の愛。映像も音楽も壮大で、何度も見返したくなる。
- これを超えるSF映画は無いと思う。
- 文系にはちょっと難解だったけど、最後は感動で涙が止まらなかった。
- 期待してたけど、話が壮大すぎてついていけなかった。ちょっとご都合主義かな。
子供が生まれてから見たら大泣きする、 宇宙、 世界崩壊前、 ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国アメリカ
- 時間169分
- 監督クリストファー・ノーラン
- 主演マシュー・マコノヒー
-
第二次大戦後、シベリアの強制収容所で、希望を捨てず仲間を励まし続けた男。家族への想いを胸に生きた、奇跡と愛の実話。
1945年、終戦。しかし、山本幡男の戦争は終わらなかった。ソ連軍の捕虜となり、スパイ容疑でシベリアの強制収容所(ラーゲリ)へ。零下40度の極寒、飢え、重労働。仲間たちが次々と絶望に倒れる中、山本は「生きる希望を捨ててはいけません」と訴え続ける。日本にいる妻と4人の子供たちとの再会を信じ、その人柄で凍てついた捕虜たちの心を溶かしていく。だが、彼の身体は病魔に蝕まれていた。帰国の日は見えず、命の灯火が消えようとする時、彼が仲間たちに託した一つの願い。
ネット上の声
- 映画館でボロ泣きした。過酷な状況でも希望を失わない姿に本当に感動しました。
- キャストに違和感…。物語はいいのに、ちょっと綺麗にまとまりすぎかな。
- 今年一番の映画です。
- 実話ベースと聞いて鑑賞。俳優陣の演技が素晴らしく、重いテーマだけど見応えがあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督瀬々敬久
- 主演二宮和也
-
同じバーに居合わせた2組の結婚報告が思わぬ事態に発展し、意外な人間関係や秘められた感情が暴かれていく様子をコミカルに描いた会話劇。関西を拠点に活動する中野劇団が2015年より上演してきた人気舞台劇を、同劇団主宰の中野守が脚本を手がけて映画化した。
長年の親友である田村の母親と結婚を決めた敦也は、その報告をするため田村をバーに呼び出す。お調子者の田村は報告しようとする敦也の言葉をさえぎり続け、敦也はなかなか言い出すことができない。田村は親友の結婚相手がまさか自分の母親だとは思わず、それが誰なのか当てようとゲスな質問を繰り返す。そんな彼らの様子を見ていたバーの常連客・槇島も、これから結婚の報告をするという。やがて槇島の待ちあわせ相手の尚実が現れ、槇島は彼女に自分の結婚披露宴でスピーチをしてほしいと依頼するが……。
「神さまの言うとおり」の高橋里央が敦也役で主演を務め、「花と雨」の岡本智礼が田村、テレビドラマ「新空港占拠」の市原朋彦が槇島、「こっぱみじん」の今村美乃が尚実を演じた。監督は「レンタル×ファミリー」の阪本武仁。
ネット上の声
- 傑作の報告!
- 元が舞台なだけあって会話劇が最高!久しぶりに映画館で声出して笑っちゃった。
- ワンシチュエーションコメディとしてよく出来てる。役者さんたちの掛け合いが面白い。
- とにかくうるさくて最高w
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督阪本武仁
- 主演高橋里央
-
インドの人気俳優アミール・カーンが製作を手がけ、ひょんなことから取り違えられた2人の花嫁の思いがけない人生の行方を描いたヒューマンドラマ。
大安吉日のインド。育ちも性格も全く異なる2人の女性プールとジャヤは、それぞれの花婿の家へ向かう途中で、同じ満員列車に乗り合わせる。しかし2人とも赤いベールで顔が隠れていたため知らぬ間に入れ替わり、そのまま別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう。予期せぬ旅を通して新しい価値観と可能性に気づいたプールとジャヤは、周囲の人々をも笑顔にしながら、生まれて初めて自分自身の手で人生を切りひらいていく。
インフルエンサーとしても注目される俳優ニターンシー・ゴーエルがプール、本作が映画初主演となるプラティバー・ランターがジャヤを演じた。アミール・カーンの元妻で「ムンバイ・ダイアリーズ」などで知られるキラン・ラオ監督がメガホンをとり、豊かな大自然とインドの魅力たっぷりに描き出す。
ネット上の声
- Good product、 I recommend it.
- Excellent quality and service.
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国インド
- 時間124分
- 監督キラン・ラオ
- 主演ニターンシー・ゴーエル
-
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。
1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止するべく立ち上がる。
「工作 黒金星と呼ばれた男」のファン・ジョンミンがチョン・ドゥグァン役、「無垢なる証人」のチョン・ウソンがイ・テシン役で共演し、「アシュラ」でも2人と組んだキム・ソンス監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 韓国現代史の事件がベースだけど、エンタメとして一級品。役者の演技も凄まじくて、韓国映画の底力を見せつけられた。
- とにかくすごい熱量。ずっとイライラするのに目が離せない。見終わった後の疲労感が半端ないけど、これは傑作。
- 評価高いけど個人的には苦手かな。男たちの怒鳴り合いが多くて疲れちゃった。後味も悪いし…。
- このキャスト陣は反則でしょw 演技合戦がヤバすぎ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス、 アクション
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間142分
- 監督キム・ソンス
- 主演ファン・ジョンミン
-
山崎貴監督が手がけた「ゴジラ-1.0」のモノクロ映像版。タイトルの読みは「ゴジラマイナスワン/マイナスカラー」。
特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品であり、日本製作の実写版ゴジラ映画として通算30作目となる節目の作品として生み出された「ゴジラ-1.0」。2023年11月に公開された日本はもとより、同年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録した同作の映像をモノクロ化。山崎監督が目指した「怖いゴジラ」の原点ともいえる1954年の第1作「ゴジラ」を彷彿させる世界観を体感することができる。
戦後の日本。戦争によってすべてを失い、文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現し、その圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争から生きて帰ってきたが、両親を失い孤独の身になった青年・敷島は、焼け野原となった東京で、赤ん坊を抱えた若い女性・典子と運命的な出会いを果たす。彼ら戦争を生き延びた名もなき人々が、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
ネット上の声
- This is a well-structured review.
ヒューマンドラマ、 パニック、 アクション、 ゴジラ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督山崎貴
- 主演神木隆之介
-
30歳を前に人生に迷った小学校教師の女性が、ラップを通して自分と向きあっていく姿を描いた人間ドラマ。
記号のように過ぎていく毎日に漠然とした不安を抱えている29歳の小学校教師・雪子。不登校児とのコミュニケーションも、恋人からのプロポーズに対しても、本音を口にすることを避け、答えを出せずにいる。好きなラップをしている時だけは本音を言えていると思っていたが、思いがけず参加したラップバトルでそれさえも否定され、立ち尽くしてしまう。いい先生、いいラッパー、いい彼女になりたいかと自問自答を重ねながら、30歳の誕生日を迎える雪子だったが……。
「あのこは貴族」などの山下リオが雪子役で主演を務め、雪子の同僚教師役で樋口日奈と占部房子、恋人役で渡辺大知、友人役で剛力彩芽、父親役で石橋凌が共演。劇中で雪子が披露するリリックを、ラッパーのダースレイダーが書きおろした。「スーパーミキンコリニスタ」でPFFアワード2019日活賞とホリプロ賞をダブル受賞した草場尚也監督の劇場映画初監督作。
ネット上の声
- 普段本音を言えない小学校の先生がラップで自分を解放していく姿に、すごく勇気をもらえた!自分も頑張ろうって思える映画。
- キャストの演技がみんな自然で良かった。さりげないリアリティがあって引き込まれたな。
- 今年観た中で一番好き!
- 小学校の先生とラップって意外な組み合わせだけど、めちゃくちゃハマってた。主人公の変化していく様子がすごくいい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督草場尚也
- 主演山下リオ
-
13年の刑期を終え社会に戻った元殺人犯、彼の目を通して「普通」の人生の難しさと人間の温かさを問う、魂を揺さぶるヒューマンドラマ。
現代の日本。殺人の罪で13年間服役した元ヤクザの三上正夫が、社会へと戻ってきた。短気で真っ直ぐだが、あまりに不器用な男。彼は「元殺人犯」という消えない烙印を背負いながら、生き別れた母を探し、真っ当に生きようと決意する。しかし、変わり果てた世の中のルールや人々の偏見が、彼の行く手を阻む。怒りと葛藤を抱えながらも、助けてくれる人々との出会いの中で、三上はもがき続ける。彼が探し求める「すばらしき世界」は、果たしてこの社会に存在するのか。
ネット上の声
- 役所広司の演技が凄すぎて、もう圧巻。社会の厳しさと人の温かさが描かれていて、色々考えさせられた。ラストは涙が止まらなった
- 主役はもちろん、仲野太賀の存在感がすごい。彼の視点がこの映画の良心かも。
- タイトルが皮肉にも希望にも聞こえる不思議な映画。世の中の理不尽さと、それでも確実にある優しさに胸を打たれた。
- 良い映画なのはわかるけど、テーマが重くて観るのに覚悟がいるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督西川美和
- 主演役所広司
-
犬の散歩、承ります。東京の下町を舞台に、一人の青年と犬たちが紡ぐ、心温まる出会いと小さな奇跡の物語。
現代の東京、人情味あふれる下町。主人公のケンちゃんは、犬の散歩代行「散歩屋」を営む心優しい青年。様々な事情を抱える飼い主たちに代わり、個性豊かな犬たちの散歩を引き受ける毎日。犬を通して見えてくる、飼い主たちの悩みや喜び、そして街の人々の暮らし。ある日、ケンちゃんは心を閉ざした一匹の老犬と、その飼い主である孤独な老人に出会う。頑なな彼らの心に、ケンちゃんは根気強く向き合っていく。散歩道で生まれるささやかな交流が、やがて街全体を繋ぐ大きな絆へと変わっていく。
ネット上の声
- 登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれていて、色んな人に感情移入しちゃった。最後はすごく感動した!
- ちょっと不思議な世界観。予想以上に面白くて引き込まれたな。
- 何度も観たい!
- 昭和の雰囲気が懐かしい感じ。石田さん親子共演も良かったし、田舎の風景が綺麗だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督寺井広樹
- 主演いしだ壱成
-
家族の中で唯一耳が聞こえる少女が「歌う」という夢を見つけた時、愛する家族との間で揺れ動く、感動の青春音楽ドラマ。
アメリカの寂れた港町。高校生のルビーは、両親と兄、家族の中でたった一人の健聴者。彼女は、耳の聞こえない家族のために、幼い頃から通訳として家業の漁業を支えてきた。ある日、ふと入部した合唱クラブで、彼女は歌うことの喜びに目覚め、名門音楽大学への進学という夢を抱く。しかし、彼女の歌声は家族には届かない。夢を追うことは、家族を支えるという自分の役割を捨てること。夢と家族への愛との間で、ルビーの心は激しく揺れ動く。彼女が自分の人生のために下す、大きな決断。
ネット上の声
- 家族の中で自分だけ耳が聞こえる主人公。音が消える演出が秀逸で、家族の気持ちが痛いほど伝わってきて涙が止まらなかった。
- とにかく家族が最高!下品だけど愛があって、見ていてすごく温かい気持ちになった。
- 最後の歌のシーンは反則でしょ…。ボロボロ泣いてしまった。映画館で見てよかった。
- フランス版『エール!』も好きだけど、こっちも良かった。アメリカらしいカラッとした雰囲気かな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ,フランス,カナダ
- 時間112分
- 監督シアン・ヘダー
- 主演エミリア・ジョーンズ
-
「ソハの地下水道」などで知られるポーランドの名匠アグニエシュカ・ホランドが、ポーランドとベラルーシの国境で“人間の兵器”として扱われる難民家族の過酷な運命を、スリリングな展開と美しいモノクロ映像で描いた人間ドラマ。ベラルーシ政府がEUに混乱を引き起こす目的で大勢の難民をポーランド国境に移送する“人間兵器”の策略に翻弄される人々の姿を、難民家族、支援活動家、国境警備隊など複数の視点から映し出す。
「ベラルーシを経由してポーランド国境を渡れば、安全にヨーロッパに入ることができる」という情報を信じ、幼い子どもを連れて祖国シリアを脱出した家族。やっとのことで国境の森にたどり着いたものの、武装した国境警備隊から非人道的な扱いを受けた末にベラルーシへ送り返され、さらにそこから再びポーランドへ強制移送されることに。一家は暴力と迫害に満ちた過酷な状況のなか、地獄のような日々を強いられる。
キャストには実際に難民だった過去や支援活動家の経験を持つ俳優たちを起用。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した。
ネット上の声
- モノクロの映像がドキュメンタリーみたいで、これが今の話だなんて信じられなかった。重いけど、絶対に観るべきだと思う。
- 難民問題のリアル。暗いしキツいけど、目を背けちゃいけない現実だよね。
- 観終わった後、どっと疲れた。でも観てよかった。
- まさにタイトルの通り。人間とそうでないものの境界線ってどこにあるんだろうって考えさせられた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国ポーランド,フランス,チェコ,ベルギー
- 時間152分
- 監督アグニェシュカ・ホランド
- 主演ジャラル・アルタウィル
-
知的障害を持つ父にかけられた無実の罪。刑務所の7番房で、娘を想う父と囚人たちが起こす、涙と愛の奇跡の物語。
舞台は1997年の韓国。6歳の知能を持つ心優しい父ヨングと、彼を誰よりも慕うしっかり者の娘イェスン。二人のささやかな幸せは、ヨングが少女殺害の濡れ衣を着せられたことで突然終わりを告げる。死刑判決を受け、収監されたのは極悪犯が集まる刑務所の「7番房」。娘に会いたい一心でいるヨングの純粋さに心を動かされた同房の囚人たちは、イェスンを房内に潜入させるという前代未聞の作戦を決行。鉄格子が生んだ絆が、父の無実を証明するため無謀な計画に挑む、感動の結末。
ネット上の声
- 人生で一番泣いた映画。ハンカチじゃなくてタオルが必要だった。
- 主演の人の演技がすごすぎて…。物語に一気に引き込まれた。
- ありえないだろって思う部分もあるけど、そんなのどうでも良くなるくらい感動した。
- とにかく号泣。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間127分
- 監督イ・ファンギョン
- 主演リュ・スンリョン
-
愛する飼い主を守るため、犬は何度も生まれ変わる。世代を超えて紡がれる、奇跡と感動の輪廻転生アドベンチャー。
現代アメリカの農場で幸せに暮らす犬のベイリーと、その飼い主イーサン一家。ベイリーの寿命が尽きようとする瞬間、彼はイーサンから「孫娘のCJを守ってほしい」という最後の願いを託される。その言葉を胸に、ベイリーは姿を変え、何度も生まれ変わりながらCJを探す旅へ。少女から大人へと成長していくCJの人生に寄り添い、様々な困難から彼女を守ろうとするベイリーの献身的な愛情。全く違う犬生を送りながらも、CJへの想いだけは決して忘れないベイリー。果たして彼は、再びCJのもとへたどり着き、その使命を果たすことができるのか。
ネット上の声
- 前作に引き続き涙腺崩壊。犬を飼ってる人はもちろん、そうでない人も絶対泣いちゃう。ハンカチ必須です!
- ワンコがとにかく健気で可愛い!
- 話はいいんだけど、吹替がちょっと…。特に歌のシーンが気になってしまった。字幕で観ればよかったかも。
- イーサンとの約束を果たすために何度も生まれ変わる姿に感動。心が温かくなる素敵な映画でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督ゲイル・マンキューソ
- 主演デニス・クエイド
-
親友を殺されたロッキーが、復讐を誓いソ連の殺人マシーンに挑む。スタローン自らが再編集した、魂の激闘のディレクターズカット版。
1985年、東西冷戦下のボクシング界。親友アポロが、ソ連の最強ボクサー、イワン・ドラゴとの試合で命を落とす。悲しみと怒りに燃える世界チャンピオン、ロッキー・バルボア。彼はアポロの復讐を果たすため、タイトルも名誉も捨て、敵地モスクワでの無謀な戦いを決意。科学で造られたドラゴに対し、ロッキーはシベリアの極寒の大地で原始的なトレーニングに励む。国家の威信と友の魂を背負った、ボクシング史上に残る死闘の幕開け。
ネット上の声
- 劇場で観れて胸熱!これぞ男の映画だね。
- オリジナルよりドラマ性が増してて、普通に泣いてしまった。
- 無駄なシーンがカットされてスッキリ!よりストレートな物語になってて最高だった。
- 再編集で良くなった部分もあるけど、前のバージョンの良さも消えちゃったかな。ちょっと残念。
ヒューマンドラマ、 ロッキー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間94分
- 監督シルヴェスター・スタローン
- 主演シルヴェスター・スタローン
-
息子の異変、学校の食い違う主張。一体「怪物」は誰なのか。視点によって変貌する真実を問う、衝撃のヒューマン・ミステリー。
郊外の町で暮らすシングルマザーの早織。息子の湊の様子がおかしいことに気づき、学校に説明を求める。しかし、教師や学校側の言い分は、早織の主張と大きく食い違う。母の視点、教師の視点、そして子供の視点。それぞれの立場から語られる出来事は、全く異なる様相を呈していく。小さな諍いが社会やメディアを巻き込み、やがて大きな事件へと発展。一体、何が真実で、誰が「怪物」なのか。観る者の心を激しく揺さぶる、是枝裕和監督の傑作。
ネット上の声
- 視点が変わるたびに「え、そういうことだったの!?」ってなる構成がすごい。見終わった後の余韻が半端ないです。
- 安藤サクラの演技が圧巻。さすがとしか言えない。
- 一体「怪物」は誰なのか。最後まで考えさせられた。
- これはすごい映画。頭をガツンと殴られたような衝撃だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督是枝裕和
- 主演安藤サクラ
-
無口な高校生と美しき王、すれ違い続けた二人の恋が大学卒業を前に新たな局面を迎える、もどかしくも尊い青春ラブストーリー。
現代の日本。吃音症でクラスに馴染めない平良一成と、カースト頂点に立つ圧倒的カリスマ・清居奏。紆余曲折の末に恋人同士となり、平穏な同棲生活を送っていた。しかし、大学卒業が近づき、それぞれの道を歩み始める中で二人の関係に微妙な変化が訪れる。カメラマンを目指す平良と、俳優として活躍の場を広げる清居。互いを想う気持ちは変わらないはずなのに、少しずつ生じ始めるすれ違い。「普通」の恋人になりたい清居と、彼を神格化し続ける平良。二人が選ぶ未来とは。
ネット上の声
- ドラマからのファンです。期待を裏切らない最高の映画でした!二人の世界観が尊すぎて、何度も観たい。
- 映像がとにかく綺麗。ひらきよ永遠なれ…!
- 最高でした。
- 美しい世界観は健在。ただ、もう少し新しい展開も見たかったかも。でも満足です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督酒井麻衣
- 主演萩原利久
-
19世紀アメリカを舞台に、作家を夢見る女性ジョーと三人の姉妹が織りなす、愛と自立の物語を瑞々しく描く青春ドラマ。
舞台は19世紀、南北戦争下のアメリカ。作家を目指す活発な次女ジョーを中心に、個性豊かなマーチ家の四姉妹は、それぞれの夢を追いながら絆を深めていた。7年後、ニューヨークで作家としての成功を夢見るジョーは、自身の信じる物語と、社会が求める女性の生き方との間で葛藤。輝かしい少女時代の思い出と、厳しい現実を行き来しながら、彼女は自らの人生の「ストーリー」を書き上げていく。姉妹たちが直面する恋や仕事、そして別れ。時代に抗い、自分らしく生きようとする彼女たちの選択の物語。
ネット上の声
- 不朽の名作だけど、すごく現代的で共感できる。四姉妹それぞれの生き方に感動したし、映像も衣装も本当に綺麗でうっとりしちゃう
- ティモシー・シャラメが最高!
- 心がじんわり温かくなる、愛に溢れた物語。観てよかった。
- 主人公ジョーの生き方がかっこよすぎて憧れる!自分らしくいたい人に刺さるはず。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督グレタ・ガーウィグ
- 主演シアーシャ・ローナン
-
1980年、戒厳令下の韓国。大金目当てでドイツ人記者を乗せた平凡なタクシー運転手が、光州で歴史的悲劇を目撃する実話を基にした衝撃作。
1980年5月、軍事独裁政権下の韓国・ソウル。11歳の娘を一人で育てるタクシー運転手のマンソプは、滞納した家賃を払うため、破格の報酬に惹かれドイツ人記者ピーターを乗せる仕事を引き受ける。「通行禁止時間までに光州へ行けば大金を支払う」という約束。何が起きているか知らぬまま検問をすり抜け光州に入った彼が目にしたのは、民主化を求める市民を軍が弾圧する凄惨な光景。危険を感じ逃げ出そうとするマンソプだが、記者の使命感と光州の人々の姿に心を揺さぶられる。平凡な男が下した、命がけの決断の物語。
ネット上の声
- この映画で初めて光州事件を知りました。前半の明るさからの後半の展開が本当にキツいけど、見てよかった。
- ソン・ガンホにハズレなし。人情味あふれる演技に引き込まれた。
- 実話ベースだけどエンタメとしても面白い。ただ、最後のカーチェイスはちょっとやりすぎ感あったかなw
- めちゃくちゃ泣いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間137分
- 監督チャン・フン
- 主演ソン・ガンホ
-
新宿の片隅で孤独に生きるトランスジェンダーの女性が、親から見放された少女と出会い、母性に目覚めていく切なくも美しい愛の物語。
現代の東京・新宿。故郷を捨て、トランスジェンダーとしてショーパブのステージに立つ凪沙。そんな彼女のもとに、育児放棄された親戚の少女・一果が預けられる。最初は噛み合わない二人だったが、凪沙は一果が持つバレエへの類まれな才能に気づく。孤独な少女の中に自分を重ね、彼女の夢を叶えたいと強く願う凪沙。しかし、そのためのお金、社会の偏見、そして自身の性別適合手術への思いとの間で激しく葛藤。決して交わるはずのなかった二つの魂が寄り添い、凪沙は一果の未来のために大きな決断を下す。
ネット上の声
- 草彅剛の演技がとにかく圧巻。少女との出会いで母性に目覚めていく姿が切なくて、でも美しくて涙が止まらなかった。
- とにかく切なくて胸が苦しくなった。
- 役者さんの演技は素晴らしいのに、脚本が残念すぎる。話の展開が唐突で感情移入できなかった。後味が悪い。
- 観てよかった。心に深く残る作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督内田英治
- 主演草なぎ剛
-
出生記録がなく社会的に存在しない12歳の少年が、自分を産んだ両親を裁判で訴える衝撃のヒューマンドラマ。
現代レバノンの貧困街。スラムで生まれ育った12歳の少年ゼインには、出生届がない。学校にも行けず、IDもない彼は、法的には「存在しない子供」。最愛の妹が強制的に結婚させられたことをきっかけに家を飛び出し、不法移民の赤ん坊の面倒を見ながら過酷な日々を生き抜く。やがて、ある事件で投獄された彼は、法廷で驚くべき行動に出る。「僕をこの世に産んだ罪」で両親を告訴。彼の悲痛な訴えが、世界の不条理を鋭く突きつける。彼が本当に求めた、たった一つのもの。
ネット上の声
- これは映画なのかドキュメンタリーなのか…。あまりにリアルで、自分の無力さを突きつけられた。
- 主人公の男の子の目が忘れられない。演技とは思えない、魂の叫びだった。
- レバノン版『万引き家族』って感じ。ずっしり重くて考えさせられる。
- ただただ、衝撃。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国レバノン,フランス
- 時間125分
- 監督ナディーン・ラバキー
- 主演ゼイン・アル・ラフィーア
-
カースト最下層の床屋が持つ「最後の一票」が村の運命を左右する。インドの選挙と社会問題を風刺した傑作コメディ。
舞台は現代インドの小さな村。カースト制度の最下層で、誰からも名前すら覚えてもらえない床屋の青年。ある日、彼は自分の名前を偉大な指導者にあやかり「ネルソン・マンデラ」と名乗る。そんな中、村では村長選挙が勃発。二人の候補者がまったくの同票となり、選挙の行方は、期日前投票を済ませていなかったマンデラの「最後の一票」に委ねられることに。昨日まで存在すら無視されていた男が、突如として村の未来を握る最重要人物へ。候補者たちは、金品やインフラ整備など、あらゆる手段で彼を買収しようと猛アピール。村中を巻き込む大騒動の中、マンデラは自分の一票の本当の価値に気づき始める。彼が下す、驚きの決断。
ネット上の声
- ただのコメディかと思いきや、インド社会の選挙やカースト制度を痛烈に風刺してて唸った。笑えるのに色々考えさせられる傑作。
- 主演のヨギ・バブが最高!彼の人の良さと哀愁が役にハマりすぎてる。この映画で一気にファンになった。
- 誰からも相手にされなかった男が、選挙の一票で急に価値を持つようになる皮肉が面白い。社会の縮図みたいだった。
- ラストショットがめちゃくちゃ良い!
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国インド
- 時間135分
- 監督マドーン・アルヴィン
- 主演ヨーギ・バーブ
-
黄金時代が終わりゆく1969年のハリウッド。落ち目の俳優とスタントマン、二人の友情がある歴史的事件と交差する。
舞台は激動の1969年、ハリウッド。かつてテレビ西部劇のスターだったリック・ダルトンは、人気の凋落に苦しんでいた。彼を公私にわたり支えるのは、親友で付き人兼スタントマンのクリフ・ブース。時代の変化に乗り切れずキャリアの岐路に立つリックの隣家に、時代の寵児である女優シャロン・テートとロマン・ポランスキー監督夫妻が越してくる。リックは再起をかけイタリア映画への出演を決意。光と影が渦巻く映画界で、二人は自分たちの居場所を探し求める。そして、彼らの運命を大きく変える、あの夜が静かに近づいていた。
ネット上の声
- 何度見ても最高!!
- レオ様とブラピがとにかくカッコいい。古き良きハリウッドの雰囲気に浸れる映画。
- ブラピ目当てで見たけど、正直ストーリーがよく分からなかった…。どういう話なのこれ?
- タランティーノの映画愛が爆発してる!最後の展開は知っててもニヤニヤしちゃうw
ヒューマンドラマ、 ワンス・アポン・ア・タイム
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間171分
- 監督クエンティン・タランティーノ
- 主演レオナルド・ディカプリオ
-
ネット上の声
- あまりに切ないラブストーリー。音楽も映像も美しくて、見終わった後しばらく余韻に浸ってしまった。これは名作。
- 涙なしでは見られない。ヴィオレッタの純愛に感動した。
- 内容は古典的だけど、やっぱり引き込まれる。主演の女優さんが綺麗。
- 最高でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年---年
- 製作国---
- 時間---分
- 監督ルイス・メルカントン
- 主演サラ・ベルナール
-
1962年、人種差別が根強いアメリカ南部。黒人天才ピアニストとイタリア系用心棒、正反対の二人が旅する実話に基づく感動のロードムービー。
舞台は1962年、人種差別が色濃く残るアメリカ。ニューヨークのナイトクラブで働く粗野で腕利きの用心棒トニー・リップは、クラブの閉鎖で無職に。そんな彼が仕事を得たのは、ホワイトハウスでも演奏するほどの教養豊かな黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーの運転手兼ボディガード。黒人用施設を記したガイドブック「グリーンブック」を手に、二人は差別が激しい南部への演奏ツアーに出発。育ちも性格も正反対の二人は衝突を繰り返すが、旅の途中で待ち受ける理不尽な現実を乗り越えるうち、互いを理解し、深い友情を育んでいく。実話から生まれた心温まる奇跡の物語。
ネット上の声
- This is a well-structured review.
- Great product、 highly recommend.
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督ピーター・ファレリー
- 主演ヴィゴ・モーテンセン
-
地方都市の市民プールを舞台に、無口な監視員の退屈な日常と、遠い国の戦争の現実が交錯する、不穏な空気に満ちた異色の人間ドラマ。
舞台は、日本のどこにでもある地方都市の市民プール。主人公は、ここで監視員として働く無口な男、水原。同僚たちは噂話や恋愛話に興じ、客たちは平和な夏のひとときを過ごす。しかし、水原の関心はただ一つ、ラジオから流れてくる遠い中東の紛争ニュース。彼のいる退屈で平和な日常と、世界のどこかで起きている理不尽な暴力。この二つの世界の圧倒的な断絶が、彼の無表情の奥に潜む孤独と狂気を静かに増幅させていく。繰り返される日常の中で、彼の内面に蓄積されたものが、やがて静寂を破る。
ネット上の声
- This is a well-structured review.
- Excellent product、 highly recommended.
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督渡辺紘文
- 主演今村樂