-
1930年代、ミズーリ州。名士の娘バーバラが数名の男たちによって誘拐される。その後、スリム・グリソム率いるギャングが銃撃戦の末に彼女を奪い去った。スリムはバーバラに一目惚れ。拉致されたバーバラはスリムの優しさを知り、やがて彼に体を許す。一方、スリムの母親はバーバラの父親に身代金100万ドルを要求。それを手に入れた彼女はクラブの経営に乗り出す。その間、探偵の捜査も進んでいたが……。誘拐事件の顛末を描く犯罪ドラマ。同じ原作が1948年に「黒い骰子」として製作されている。
ネット上の声
- 実話を元にしたジェームズ・ハドリー・チェイスのベストセラー小説[ミス・ブランディ
- なんか地獄愛っぽい?ってことで
- 2023.5.14
- 「キラーカーン」でぶっ壊れてたスコット・ウィルソンと、「ある戦慄」で大暴れしてた
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演キム・ダービー
-
「さらば冬のかもめ」「シャンプー」「帰郷」といった名作で知られるハル・アシュビーの監督第2作。広大な邸宅に住み、ほしいものは何でも手に入る立場にありながら、死に取りつかれた自殺マニアの少年ハロルドは、ある時、80歳の老女モードと出会う。生きる喜びに満ちていたモードとハロルドはやがて互いに愛し合うようになるが……。ふたりの交流を通じて、愛すること、生きることの素晴らしさを描いた青春映画。日本でも上演された大ヒット舞台劇の映画化作品。1972年日本初公開。2010年「ZIGGY FILMS '70S '70年代アメリカ映画伝説」でリバイバル上映。
ネット上の声
- 文句なく傑作と言い切れる作品 元気婆さん
- 伝説作品が再公開! 崇高な魂の伝授の物語
- 製作当時の時代背景を知った上での鑑賞推奨
- 恋愛とは肉欲ではない、気持ちの一致である
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ハル・アシュビー
- 主演バッド・コート
-
「東海道四谷怪談」「菊宴月白浪」で知られる鶴屋南北の『盟三五大切』を、「薔薇の葬列」に次いで劇映画の第二目として松本俊夫が脚本・監督した。撮影は「キューバの恋人」「薔薇の葬列」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 『修羅』を見ずして、松本作品は語れず!
- 戦慄するか、爆笑するか。
- 『薔薇の葬列』の松本俊夫監督だし、もっと前衛的なのかと思いきや意外ときちんとした
- 独特なフラッシュバックへの持って行き方の編集や、事象を立体的に想像させるようない
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督松本俊夫
- 主演中村賀津雄
-
二十世紀初頭のメキシコを舞台に、アイルランド人の革命家とメキシコ人山賊の活躍を描く。製作はフルヴィオ・モルセッラ、監督はセルジオ・レオーネ、レオーネの原案を彼自身とルチアーノ・ヴィンセンツォーニ、セルジオ・ドナーティが脚色化した。撮影はジュゼッペ・ルゾリーニ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はロッド・スタイガー、ジェームズ・コバーン、ロモロ・ヴァッリ、マリア・センティ、フランコ・グラツィオーシなど。日本語版監修は清水俊二。テクニカラー・テクニスコープ。
ネット上の声
- 8人のレビュアー中、5人がお気レビさん!
- ジェームズ・コバーンの圧倒的なクールさ
- 詩情溢れるレオーネ監督最後の西部劇
- マカロニを理解した体で・・
アクション
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間156分
- 監督セルジオ・レオーネ
- 主演ロッド・スタイガー
-
水俣病問題をテーマに多くの作品を残した土本典昭監督が水俣病を初めて取り上げ、水俣病を世界に知らしめることになった記録映画の記念碑的作品。1956年に発見されたものの、当時は奇病といわれ、伝染病か中毒かもわからなかった水俣病。化学工業メーカーのチッソが流してきた有機水銀が原因と公式発表されるまでに13年を要したが、公式発表後もチッソは責任を認めなかった。本作では、1969年、チッソを相手に裁判を起こした29世帯を中心に、潜在患者の発掘の過程を描き、肉親の記憶にのみ残された事実から水俣病患者の実態を明らかにする。1973年モントリオール世界環境映画祭グランプリ、1972年ベルン映画祭銀賞、1972年マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭フィルムデュキャット賞など数多くの賞を受賞。167分に及ぶ「完全版」のほか、120分の短縮版もある。
ネット上の声
- 『水俣曼荼羅』で水俣病に興味を持ち、原監督が土本監督からのバトンを受け継いで撮っ
- 海、船、顔と手のクロースアップ、証言が生むリズム、蛸漁の場面の美しさ、腰に括られ
- 水俣病の患者さんたちへのインタビューとその病状に衝撃を受けるのはもちろんの事だが
- 上映時間120分とありますが、私が観たものはもっと長かった気がします
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督---
- 主演---
-
昭和初期、日本海の荒波に洗われる越後直江律と東京大森を舞台に、将来を約束し合った二人が不慮の事故から、果たせず、やがて歳月は流れ、再会した時はお互いが反目し合わなければならない立場に置かれてしまった。渡世人の厳しさと掟を描く任侠映画。脚本は笠原和夫。監督は山下耕作、撮影は吉田貞次と「日本侠客伝 昇り龍」と同じスタッフが当っている。
ネット上の声
- 血の池の殺陣が印象的
- 傷ついた女を抱えた殴り込みにしびれた
- 鶴田浩二!博徒シリーズ😊
- 任侠の中のエロス
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督山下耕作
- 主演鶴田浩二
-
かつては犯罪人の名運び屋が、平穏で孤独な生活に耐えきれず、命を賭けた最後の脱出行を試みるアクション映画。製作はカーター・デ・ヘブン、監督は「トラ・トラ・トラ!」のリチャード・フライシャー、脚本はアラン・シャープ、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はジェリー・ゴールドスミスがそれぞれ担当。出演は「パットン大戦車軍団」のジョージ・C・スコット、トニー・ムサンテ、トリッシュ・ヴァン・デヴァー、コリーン・デューハースト、アルド・サンブレルなど。
ネット上の声
- 仕事をまっとうする男はカッコいい。
- 裏社会でひとり生きる男の生きざまを、洗練された脚本、カメラ、音楽で描いた逸品
- リチャードフライシャー監督✨
- 初の試写会
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演ジョージ・C・スコット
-
シンガーソングライターのジェームズ・テイラーと「ビーチ・ボーイズ」のデニス・ウィルソンの主演で描かれたロードムービー。賭けレースの相手を求めてロサンゼルスを飛び出したザ・ドライバーとザ・メカニックは、車に転がり込んできたザ・ガールを加えた3人で旅を続け、途中のガソリンスタンドで出会った中年男と互いの車を賭けた大陸横断のレースをすることになる。ユニバーサル映画がアメリカン・ニューシネマの野心作として製作するも興行的に惨敗し、メガホンをとったモンテ・ヘルマンが映画製作から遠ざかる結果を残してしまった伝説的な一作。2012年、ヘルマン監督の21年ぶり新作「果てなき路」(11)の公開にあわせニュープリントでリバイバル。
ネット上の声
- 隠れた名作とは本作のことを言うのだろう
- モンテヘルマンのその路の断絶
- 70年代初頭のアメリカの疲弊感
- 放浪の旅への憧れ ☆3つ
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督モンテ・ヘルマン
- 主演ジェームス・テイラー
-
沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜 甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。1971年7月17日より、東京・日比谷映画にて先行ロードショー。
ネット上の声
- 沖縄県民は帝国陸軍 第32軍に殺されたようなものと解釈できるが、本当にそうなのか?
- 物語の目線が人間に置かれていない。客観的に戦争を観察している映画だ...
- 「あまりのひどさにひとこと言いたくなった
- 20世紀を反省し清算してこそ新たな時代が
第二次世界大戦、 沖縄戦、 戦争
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督岡本喜八
- 主演小林桂樹
-
夫人のジョアン・ウッドワードを主演させ、監督第1作「レーチェルレーチェル」を撮ったポール・ニューマンが監督する第2作目。製作はジョン・フォアマン、フランク・カフェイ、ケン・ケーシーの原作をジョン・ゲイが脚色した。撮影はリチャード・ムーア、音楽はヘンリー・マンシーニ、編集はボブ・ワイマンが各々担当。出演はポール・ニューマン、ヘンリー・フォンダ、リー・レミック、マイケル・サラザン、リチャード・ジャッケル、リンダ・ローソンなど。
ネット上の声
- 年輪を重ねるということ
- ラストシーンに胸が熱くなります
- 発掘良品を観る #606
- ポール・ニューマンはこういう自分を貫き通すためには争いも厭わない反骨的反抗的な役
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間114分
- 監督ポール・ニューマン
- 主演ポール・ニューマン
-
全国制覇を狙う大阪誠心会とそれに対抗するチンピラやくざの抗争を描く「現代やくざ」シリーズ第四作。脚本は「カポネの舎弟 やまと魂」の野上龍雄。監督は「セックスドキュメント 性倒錯の世界」の中島貞夫。撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 中島貞夫の現代やくざ3兄弟
- 殴りこみ直前にマスをかく
- 通常のやくざ映画のパターンを鉄砲玉・小池朝雄とやくざではない荒木一郎が壊していく
- 現代やくざシリーズどころか中島貞夫作品の中でもトップクラスに面白い大傑作
アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中島貞夫
- 主演菅原文太
-
ある男が彼をとりまく環境により、没落していく姿を描く。監督・脚本は「自由の代償」のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、撮影はディートリッヒ・ローマンが各々担当。出演はハンス・ヒルシミュラー、イルム・ヘルマン、ハンナ・シグラなど。16、イーストマンカラー・スタンダード。
ネット上の声
- ‘出来損ない’は誰なのか?
- ハリウッドメロドラマの巨匠ダグラスサークの強い影響下で撮られたというファスビンダ
- エグいほど急発進なズーム演出、荒ぶるカメラの躍動感、全てが上手くいかず救いがない
- お話については特に思うところがほぼないんだが、どんなに小品な作品でもショットにこ
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ドイツ
- 時間87分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ハンス・ヒルシミュラー
-
プレイボーイの億万長者の財産も遂に底をつき、そこで思い付いた財産目当ての結婚騒動のてん末は?…。製作はジョセフ・マンデューク、監督は・脚色は主演も兼ねるエレイン・メイ、撮影はゲイン・レシャー、編集はエド・ベイヤーが各々担当。出演はエレイン・メイのほかに「おかしな二人」のウォルター・マッソー、ジャック・ウェストン、ジョージ・ローズ、ジェームズ・ココなど。
ネット上の声
- 隠れた名作ここに有り!!
- 無邪気は最強!
- 編集でズタズタにされてるのが丸わかりの前半に勿体なさを感じつつも、新婚旅行から帰
- 前半は運動と連動したギャグがないのでかなり苦痛だった…(召使いが画面外では食器を
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督エレイン・メイ
- 主演ウォルター・マッソー
-
藤原審爾原作の「わが国おんな三割安」の映画化。脚本は「男はつらいよ 奮闘篇」の山田洋次。監督は脚本も執筆している「高校さすらい派」の森崎東。撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 【 高度成長で失われた懐かしい風景を見た 】
- なんちゅーかね、その〜〜
- 何てきれいなんだろう?
- 星子!星子!星子!
コメディ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督森崎東
- 主演森繁久彌
-
2月22日より三週間の予定で、千葉県と空港公団は反対同盟用地六カ所に対して強制代執行を行なってきた。農民たちはこれに対し、六カ所の地点に穴を掘り砦を築いて戦った。砦の中--まるで子供の運動会のように人々は話し、動き回る。「砦に力を注ぐのか、穴を守る事に全力を注ぐのか」「竹槍はもつのか。」「身体をしばりつけるのは鎖にするのか、番線か」長い討論の中から、砦の中だけの世界が作られ、守りで固められていく。戦争--「鎖ごとしょびけ、親子もろとも殺せ!」絶叫する母親。泥水の中に柱ごと引き倒される老婆。破壊されるバリケード、小屋。こわしにやってきた者への怒りが、やがて、火炎ビンを生んでいく。穴--この恨みは子々孫まで語りつぐると語る老人。その想いが穴を、より強固なものに作り変えていく。一本一本丹念に、よりすぐった抗木。長期戦に耐え得る設備、食料「自分の掘った穴だから安心できる」と笑うオヤジ。穴を壊しに来た!--権力の殺意と巨大な機械力によって穴は壊された。しかし、農民放送塔は放送を続ける。「春になれば大地から、草の芽が萌え出るのは明らかです。三里嫁はまだまだ生きつづけます。」再び穴へ--すでに公団のものとなった土地を青年達は再び掘り始める。百姓として生きていこうとする決意のようにどこまでも。心に。
ネット上の声
- 農民たちの顔
- ドキュメンタリーをいろいろ観てきたけど、前半の映像の衝撃度は凄まじかった
- 三里塚シリーズのクライマックス
- 白黒である以前に果たしてこれは捉えていい光景なのか、無論目を背けてはならないのだ
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督小川紳介
- 主演---
-
京劇をもとにした様式美のなかに計算されたアクションシーンを盛り込み、見るものを飽きさせない。特に竹林での決闘シーンは有名。光と色彩にあふれたキン・フーの映像美学の極地が表現されている。キン・フー武侠映画でおなじみのヒロイン、シュー・フォンは演技・アクションともすばらしい。単なる復讐劇に終わらぬ起伏に満ちた夢幻物語は、ついに一つの仏教的な哲学世界へと結実されていく。
ネット上の声
- 正直に告白すると・・・
- そして長い…… もっといくらでも切れる
- ラストで常人の理解の範疇を突き抜ける
- 香港の黒澤明ことキンフーの代表作
ファンタジー、 アクション
- 製作年1971年
- 製作国香港
- 時間87分
- 監督キン・フー
- 主演シュー・フォン
-
フランスの名匠ロベール・ブレッソンが、「やさしい女」(1969)に続き文豪ドストエフスキーの短編を翻案して描いたドラマ。ある夜、画家の卵ジャックはセーヌ河に身投げしようとする少女を助ける。1年前にアメリカ留学に発ち、その夜に再会を約していた恋人が現れないのだという。苦しむ彼女に恋心を抱きながら、同時に罪悪感に苛まれるジャックはひとりテープに思いを語りかける。舞台は原作の19世紀ペテルブルクから、撮影当時のパリに移されている。日本では1978年に劇場初公開。2012年、35mmニュープリントでリバイバル。
ネット上の声
- ブレッソンの情緒そして性欲への冷徹な視線
- 何てことない物語だけどおもしろかった
- 「古い」は悪いことではないけれど…
- 視線のカットバックと振り返り
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国フランス
- 時間83分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演ギョーム・デ・フォレ
-
ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に三人三様の女の生き方を描く。原作は藤原審爾の「わが国おんな三割安」「喜劇 女は男のふるさとヨ」の続編ともいうべき作品。脚本は助監督で「高校さすらい派」の熊谷勲と森崎東。監督は「喜劇 女は男のふるさとヨ」の森崎東。撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- @ シネ・ヌーヴォ 55
- 「ご恩返し」とか、「三百六十五歩のマーチ」がテレビから流れてる横で橋本功が餓死し
- 夜の電車内で大声でくだを巻く酔っ払いを何度も見たことがあるが、その光景を本作の主
- 狼カットにリブニットの女闘士ファッションの左幸子VS単細胞で暴れん坊で意外とナイ
コメディ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督森崎東
- 主演森繁久彌
-
ニューヨーク、麻薬密売ルートを探るポパイことドイルと相棒のラソー両刑事は、マルセイユからやってきたシャルニエの尾行を開始。強引な捜査を行なうドイルは逆に命を狙われることになり……。ニューヨーク市警の刑事ふたりが繰り広げる決死の捜査を描いたサスペンス・アクション。高架線下のカーチェイスは映画史に残る名場面となった。
ネット上の声
- 旅先でウィリアム・フリードキン監督の訃報に接し、帰国後追悼の意を込めて本作を再鑑
- カーチェイスも当時は迫力があったのかもしれないが今となっては大した...
- リアリズムを追求した異例の刑事アクション
- 【続・男性退化論】〜その後の男たち〜
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ウィリアム・フリードキン
- 主演ジーン・ハックマン
-
サンフランシスコで無差別狙撃事件が発生。犯人は警察に対し、10万ドルを支払わなければ、次の犠牲者を狙うと通告してきた。殺人課の刑事ハリー・キャラハンは必死の捜査の果てにサソリと名乗る犯人を追い詰め、ついに逮捕する。しかしハリーの暴力行為が原因で、犯人は釈放されることに。その後、スクールバスがジャックされるという事件が……。 44マグナムをぶっ放す凄腕刑事ダーティハリー、シリーズ第1弾。クリント・イーストウッドの当たり役であり、ドン・シーゲルの代表作でもあるバイオレンス・アクション。
ネット上の声
- お不潔なハリーさん、悪党をやっつけろ!!
- 「ダークナイト」と「ノーカントリー」を
- ハリーの背中は広くて逞しくて、悲しい
- 冒頭ぶっ放しとラストシーンが白眉
アクション、 ダーティハリー
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ドン・シーゲル
- 主演クリント・イーストウッド
-
原作者のアンソニー・バージェス自身が”危険な本”と語った同名の小説を映像化。非行少年による暴力が横行する近未来のロンドン。アレックスも仲間を引き連れ、喧嘩とレイプに明け暮れる日々を過ごしている。ある夜、中年女性を死に至らしめた彼は刑務所行きに。しかし2年後、とある治療法の被験者になることを条件に、社会に戻ることを許されるが……。アレックスが心酔するベートーベンの第9交響曲や、レイプシーンに流れる「雨に唄えば」など、音楽による効果的な演出が随所に見られる。
ネット上の声
- これが芸術なら、芸術なんてくだらねぇぜ
- 最狂のセンス飛び交う、極悪非道の大傑作
- 気持ち悪いけど,無視出来ない。
- 二度と観たくありません・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間137分
- 監督スタンリー・キューブリック
- 主演マルコム・マクダウェル
-
ネット上の声
- 「永遠のオリヴェイラ」追悼上映、川崎で見逃したぶんを地元群馬県まで追いかけました
- その…あたしのような大馬鹿もんには、最初の自殺した現夫が亡くなるまでの、舞台で云
- 冒頭のサイレント的画面、編集など素晴らしいが、オリヴェイラにしてはつまらん部類
- 話自体はくだらないのだが相変わらず妙に真面目な作りで全体的には退屈
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ポルトガル
- 時間114分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演マリア・デ・サイセット
-
ロアルド・ダールの児童向け小説「チョコレート工場の秘密」を、コメディ俳優ジーン・ワイルダー主演で実写映画化したファンタジー。世界中の子どもたちから愛されているウィリー・ワンカのチョコレート。ある日、ワンカのチョコレート工場に招待してもらえるチケットが、全世界で5枚だけチョコレートのパッケージに封入されたことが発表される。やがて、貧しい家庭で暮らすチャーリーら5人の当選者が決定し、謎に包まれた工場に足を踏み入れる。2005年にティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」として再映画化された。
ネット上の声
- ジョニーデップより絶対オススメですよ!!
- ファンタジー映画の古典。名作です。
- おぉ〜ファンタスティック♪
- こっちが原型なんですよ!
ファンタジー
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督メル・スチュアート
- 主演ジーン・ワイルダー
-
「博徒外人部隊」に続く鶴田浩二主演の現代任侠やくざ映画。脚本は「新宿の与太者」の村尾昭。監督は「最後の特攻隊」の佐藤純彌。撮影は「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 港湾労働者の締め上げにやってきた男が、逆に労働者に肩入れして組合を作ってしまうと
- 腕力の弱い一般庶民な若山富三郎と頭の堅い鶴田浩二が可愛がり庇い抗おうにも賢い警察
- 佐藤純彌がやくざ組織と港湾労働者との闘いを通して描く、反やくざ反高度経済成長の赤
- ヤクザ鶴田浩二が金になる港湾支配を親分に任せられる
アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐藤純弥
- 主演鶴田浩二
-
女流監督としてデビューしたニナ・コンパネーズが、十六歳の少女が大人になっていく姿を、南フランスの田園の避暑地を背景に描く。製作はマグ・ボダール、ミシェル・ショケー、フィリップ・デュサールの三人。脚本はコンパネーズ自らが執筆し、ギスラン・クロケが撮影を担当。出演はミュリエル・カタラ、ジョルジュ・マルシャル、モーリス・ガレル、クレール・ベルネ、フランシス・ユステールなど。
ネット上の声
- ヒロインのギンガムチェックのワンピースのスティールを見かけて感銘を受け、見てみた
- 夏のフランスの田舎町が美しく、沢山の洋服と帽子が可愛い!16歳のフォスティーヌ、
- 夏の終わりのイブ、この『le bel été』という映画を見た……
- フランスのエロティシズムに浸れて最高だった
青春
- 製作年1971年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間97分
- 監督ニーナ・コンパネーズ
- 主演ミュリエル・カタラ
-
「地球最後の男オメガマン」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの短編小説を当時25歳のスティーブン・スピルバーグがTV用に監督したサスペンス・アクション。知人から借金を取り立てるためにカリフォルニアのハイウェイを南下していたデビッドは、途中で1台の大型タンクローリーを追い抜く。すると、そのタンクローリーがデビッドに嫌がらせを始める……。日本やヨーロッパでは90分に再編集され劇場公開された。
ネット上の声
- 傑作!覚えるものは恐怖だけでなかった。
- これ観ずしてスピルバーグ語るなかれ
- クラクション殺人を予期した名作?
- TVムービーだけど、監督の最高傑作
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 主演デニス・ウィーヴァー
-
高額な絵画を手にいれるため、億万長者で画家の叔父を射殺する美術評論家。彼は、共犯の恋人まで手にかけ、全ての罪を叔母になすりつけようとするが、思いがけない指紋の存在によってコロンボに事件を暴かれる……。
ネット上の声
- コロンボ初めて見る人は「二枚のドガの絵」
- シリーズ最高傑作☆刑事コロンボは不滅です
- いけ好かない評論屋に一般意志による裁きを
- 意表をつく面白いエピソード☆3.5
刑事コロンボ、 サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間74分
- 監督ハイ・アヴァーバック
- 主演ピーター・フォーク
-
11歳の少年少女の初恋の行方を描き、日本では「ビー・ジーズ」によるテーマ曲「メロディ・フェア」と併せて大ヒットを記録した青春ラブストーリー。ロンドンのパブリックスクールに通う引っ込み思案な少年ダニエルは、やんちゃな同級生トムと大の仲良しで、いつも一緒に遊んでいた。ある日の放課後、女子生徒のバレエの練習をのぞき見したダニエルは、メロディという少女に心を奪われる。2人はひかれ合い、やがて結婚の約束をするが……。後に「ミッドナイト・エクスプレス」「ミシシッピー・バーニング」などの監督を手がけるアラン・パーカーが脚本を担当。2019年6月、デジタルリマスター版でリバイバル上映。
ネット上の声
- オルゴールに しまっておきたいメロディ♪
- 時代背景を懐かしむ思い出のメロディ
- 晴れた日曜日の午前中に観たい映画。
- 幼いながら心を打たれた名作でした
夏休みが舞台、 青春
- 製作年1971年
- 製作国イギリス
- 時間106分
- 監督ワリス・フセイン
- 主演マーク・レスター
-
戦場で両手、両足、耳、眼、口を失い、第1次世界大戦が終わってから15年近く生き続けたイギリス将校が実在したという事実をヒントに、ダルトン・トランボが1939年に発表した小説「ジョニーは銃をとった」を、トランボ自ら脚本・監督した反戦映画。なお1971年カンヌ映画祭審査員特別賞、日本でも72年度芸術祭大賞を受賞した。製作はブルース・キャンベル、撮影はジュールス・ブレンナー、編集ミリー・ムーアが各々担当。出演はティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ、ドナルド・サザーランド、ジェイソン・ロバーズ、マーシャ・ハント、ダイアン・ヴァーシ、エドワード・フランツなど。
ネット上の声
- 観るカクゴはあるか?この超一級の絶望を。
- 二度と観たくないほど、重量級。最高。
- 肉の塊たる407号の極めて人間的な感情
- ジョニーは反戦平和主義の見世物
難病、 失明、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ダルトン・トランボ
- 主演ティモシー・ボトムズ
-
ネット上の声
- 兄貴に付き従っているように見せかけて、実はしっかりと兄貴をコントロールしていると
西部劇
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督E・B・クラッチャー
- 主演テレンス・ヒル
-
警察の追跡を振り切りながら時速200キロで暴走する男の姿を鮮烈に描き、アメリカン・ニューシネマを代表する1作となった傑作カーアクション。
ベトナム戦争で名誉勲章を受け、レースドライバーや警官の職を経て現在は車の陸送で生計を立てるコワルスキーは、コロラド州デンバーから1200マイル離れたサンフランシスコまで、白の70年型ダッジ・チャレンジャーを15時間で届ける賭けをする。交通法規を無視して暴走する彼を警察が追う中、警察無線を傍受した盲目の黒人DJスーパー・ソウルがラジオで実況中継を開始。コワルスキーの逃走劇は世間の注目の的となるが……。
当時まだ無名だったバリー・ニューマンが主演を務め、「荒野に生きる」のリチャード・C・サラフィアンがメガホンをとった。脚本を手がけたギレルモ・ケインは、キューバ出身の作家ギリェルモ・カブレラ=インファンテのペンネームだったことが後に判明。
ネット上の声
- 何かを振り切る様に、何かを目指す様に。
- ある一人の飛ばし屋の無謀なる挑戦・・
- フォロワーさんにオススメされて…☆
- 車が、語りかけて来る映画でした。
アクション
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督リチャード・C・サラフィアン
- 主演バリー・ニューマン
-
昭和四十九年九月に登場して以来、松竹のドル箱的存在となった「男はつらいよ」シリーズ八作目。なお今回は二時間という大作となり、寅さんの八人目の恋人として池内淳子が出演する。脚本は朝間義隆と山田洋次。監督、撮影は前作「男はつらいよ 奮闘篇」同様、山田洋次と高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 普通の暮らしがしたいだけなのに・・・
- 是非本作と第32作をセットでご覧下さい
- はぐれ者には滅法優しいシリーズ8作目
- 男と女の違い それはここにも
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
「ランボー」のテッド・コッチェフ監督&「ハロウィン」のドナルド・プレザンス主演で1971年に製作された作品。オーストラリアの灼熱の砂漠地帯を舞台に、バイオレンス描写を織り交ぜながら、ビール、博打、狩猟によって破滅へと駆り立てられる男を描く。都会のシドニーから何もない田舎町へ単身赴任でやってきた小学校教師のジョン・グラントは、クリスマス休暇で恋人に会うためシドニーに帰る途中、とある町に一泊することになる。町の住民たちのもてなしでビールを浴びるように飲んだジョンは、狂乱のギャンブルやカンガルー狩りの興奮にも魅了され、そのまま町に1週間滞在することになるが……。71年・第24回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、2009年の同映画祭ではレストア版が上映された。日本では、製作から40年以上を経た14年に劇場初公開が実現。
ネット上の声
- 知らない街で酔い潰れてはいけません
- 【世界ヤバヤバ滞在記】
- 史上最悪な映画かもね
- ヤバい街に来た先生がギャンブル酒に溺れカンガルー殺しをする奴らに巻き込まれる野蛮
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国オーストラリア,アメリカ
- 時間109分
- 監督テッド・コッチェフ
- 主演ゲイリー・ボンド
-
イスラエル建国で故郷を失い難民となってヨルダンにいるパレスチナ人たちが、仕事を求めてイラクを通り、産油国クウェートに密入国しようとする様を描くシリア映画。原作はガッサン・カナファーニーの『リジャール・ファツ=シャムス』(邦訳『太陽の男たち』、『現代アラブ小説全集』第七巻所収)。監督・脚本は、エジプト映画界出身のタウフィーク・サーレフ。
ネット上の声
- 12歳でパレスチナ難民になった原作者ガッサーン・カナファーニーの同名タイトルの映
- ラストを除き、良くも悪くも原作に忠実で、テキストをなぞる以上のものを映画から見つ
- 砂漠へ降り注ぐ熱射と爆走するトラックのあげる砂塵、肌を灼く鉄タンクの猛熱と、襲い
- カナファーニーの原作(1968年)を1972年、シリア資本でエジプト人監督が映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国シリア・アラブ
- 時間105分
- 監督タウフィーク・サーレフ
- 主演モハマド・ベイル・ヘルワーニー
-
ブロードウェイの公演でロングラン記録を樹立したミュージカルの映画化。政情不安の嵐の中でも、娘たちは恋をし、各自が新しい人生に踏み出す。家長は貧しくも誇り高く、妻を愛し、娘たちを愛し、家を守る。製作・監督は「夜の大捜査線」のノーマン・ジュイソン、イーディッシュ文字の巨匠ショラム・アレイハムのベスト・セラー小説をジョセフ・スタインが脚色、撮影は「オリバー!」のオズワルド・モリス、美術はマイケル・ストリンジャー、音楽監督はジョン・ウィリアムズ、作曲はジェリー・ボック、作詞はシェルドン・ハーニック、管弦楽編曲はアレグザンダーコウレージ、音楽編集はリチャード・カラス、バイオリン演奏はアイザック・スターン、振付は「ウエスト・サイド物語」でアカデミー賞監督賞、振付により同賞の特別賞を受賞したジェローム・ロビンス、ロバート・ローレンスがそれぞれ担当。出演は、イスラエルの舞台とロンドン王立劇場でテビエ役を演じたトポル、「続・夜の大捜査線」のノーマ・クレイン、モリー・ピコン、レナード・フレイ、ロザリンド・ハリス、マイケル・グレイザー、ミシェル・マーシュ、ニーバ・スモール、レイモンド・ラヴロックなど。
ネット上の声
- 原作者はウクライナ出身 話の舞台はウクライナの架空の村アナテフカ
- ドキュメンタリー版公開に合わせて何だかんだ初鑑賞🎻
- 辛い話だが、慣れてもダレてもいけない話。
- これ程の名画にレビューがないとは・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間181分
- 監督ノーマン・ジュイソン
- 主演トポル
-
一八五〇年、英国北部スコットランドに生まれたロバート・ルイス・スチーブンソン原作の「宝島」を、「アンデルセン物語」「長靴をはいた猫」「ちびっ子レミと名犬カピ」の東映が創立20周年を記念して、世界名作童話動画化シリーズとして製作した。
ネット上の声
- 『長靴をはいた猫』と並んで東映動画の長編アニメーションの最高傑作との呼び声が高い
- 栴檀は双葉より芳し 宮崎駿の萌芽はここに
- 純粋に良い。ぜひご覧あれ。
- 現在6歳の娘が夢中
アニメ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演松島みのり
-
跳梁跋扈するマフィアの黒い手に操られるイタリアの社会機構。その魔手に侵された警察権力の脆弱と男の正義を描く。監督は「禁じられた恋の島」のダミアーノ・ダミアーニ。ダミアーニとフルヴィオ・ジッカの原案をダミアーニ自身とサルバトーレ・ラウリーニが共同脚色。撮影はクラウディオ・ラゴーナ、音楽は「昨日にさようなら」のリズ・オルトラーニ、編集はアントニオ・シチリアーノが各々担当。出演は「続荒野の用心棒」のフランコ・ネロ、「小さな巨人」「キャッチ22」のマーティン・バルサム、「キャンディ」のマリル・トロ、クラウディオ・ゴーラ、アルトゥーロ・ドミニチ、ミシェール・ガンミノ、ルチアーノ・ロルカス、ジャンカルロ・プレートなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、テクニスコープ。
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ダミアーノ・ダミアーニ
- 主演マーティン・バルサム
-
子供たちのかめに対する愛情を通して、その生き生きした日常を描く。監督はローラン・ブイコフ、脚本はセミョン・ルンギンとイリヤ・ヌシポフ、撮影はアナトリー・ムカセイ、音楽はアンドレイ・ペトロフが各々担当。
ネット上の声
- 全体的にポップでカラフルでソ連のコメディらしい色調 子供ってこれくらい破綻してる
- とってもかわいい子ども映画だと聞いていたので、男の子が膝に乗せた亀を机の下で隠し
- 亀→ちんぽ→戦車である事は序盤の撫でてごらんよのシーンからして明白であろうが、終
- 動物虐待常習のガキがクラスの飼育係になってさあ大変!権力とポピュリズムを傘に亀を
ファンタジー
- 製作年1971年
- 製作国ソ連
- 時間86分
- 監督ロラン・ブイコフ
- 主演アレクセイ・バターロフ
-
独軍占領下でのあるパルチザン小隊の活動を背景にそこでうずまく友情、信頼、裏切り、反目を描く。監督はアレクセイ・ゲルマン、脚本はエドゥアルド・ヴォロダルスキー、原作はユーリー・ゲルマン、撮影はL・コルガノフ、B・アレクサンドロスキー、V・ミローノフ、音楽はイサーク・シュワルツが担当。出演はローラン・ブイコフ、ウラジミール・ザマンスキーほか。
ネット上の声
- 生きている
- ゲルマン特有のその場で何が起きてるのかよくわからない不親切さはなく、いたって硬質
- ラザレフは独軍の捕虜になり独軍に加わったが、再びソ連軍パルチザンに投降する
- スパイ疑惑の兵士の葛藤と矜がほのみえる、ぎりぎりの渋い作り込み
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ソ連
- 時間97分
- 監督アレクセイ・ゲルマン
- 主演ロラン・ブイコフ
-
ヨーロッパが世界に誇る文明を享受していた今世紀初頭のパリを舞台に、十五年という歳月にわたって再会と別離を遍歴するイギリス人姉妹とフランス青年の愛と苦悩を描く。原作は、「突然炎のごとく」の原作となった『ジュールとジム』を書いたアンリ・ピエール・ロシェのベストセラー小説『二人の英国女性と大陸』。ロシェは生涯にこの二作品しか残さなかった。なお、“大陸”とは、英国人である姉妹がフランス人の主人公を呼び親しんだ愛称に由来する。監督は「野生の少年」のフランソワ・トリュフォー、脚本・台詞は「突然炎のごとく」でコンビを組んだトリュフォーとジャン・クリュオーが共同執筆。撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はジョルジュ・ドルリューが各々担当。出演はジャン・ピエール・レオー、キカ・マーカム、ステイシー・テンデター、シルヴィア・マリオット、フィリップ・レオタール、マリー・マンサールなど。後に20分以上のカットシーンをトリュフォー監督自身により復元した完全版が製作されている。
ネット上の声
- 勝手で自己満足でそれでも輝いている恋
- フランス映画で最も美しい作品。
- 大陸の男と島国の女達の恋心
- 幸福と絶望を描いた愛の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
元警察官たちで組織され、ファシスト的思想をもつ“黒い警察”と呼ばれる暗黒組織に挑む一警部の戦いを描く。製作はロベルト・インファセッリ、監督はステファノ・バンツィーナ、脚本はルチオ・デ・カルロ、撮影はリカルド・パロッティーニ、音楽はステルヴィオ・チプリアーニが各々担当。出演はエンリコ・マリア・サレルノ、シリル・キューサック、マリオ・アドルフ、マリアンジェラ・メラートなど。
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間98分
- 監督ステファーノ・ヴァンツィーナ
- 主演エンリコ・マリア・サレルノ
-
上州周辺を舞台に、不正を働く軍の上層部とヤクザを相手に、緋牡丹お竜の活躍を描く。シリーズ第七作目。脚本は「現代やくざ 盃返します」の大和久守正と「すいばれ一家 男になりたい」の鈴木則文の共同執筆。監督は、前作「緋牡丹博徒 お竜参上」の加藤泰。撮影は「関東テキヤ一家 喧嘩火祭り」のわし尾元也がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 加藤泰の熟年の技です
- シリーズで一番泣かせます
- 助っ人としては、鶴田浩二さん(地元やくざの親分で百姓の味方)、若山富三郎さん(熊
- 久々にみたので緋牡丹博徒内での評価の差は主観と一致してないかもしれないが、超よか
ヒューマンドラマ、 緋牡丹博徒
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督加藤泰
- 主演藤純子
-
一九二〇年にアメリカで実際に起った、サッコとバンゼッティ事件の人種的・思想的偏見に満ちた裁判を忠実に映画化した作品。監督はジュリアーノ・モンタルド、脚本はモンタルドとファブリツィオ・オノフリ、撮影はシルヴァーノ・イッポリティ、音楽は「わが青春のフロレンス」のエンニオ・モリコーネが各々担当。テーマ曲の“サッコとバンゼッティのバラード”と“勝利の讃歌”を、ともにジョーン・バエズが歌っている。出演は「仁義」のジャン・マリア・ヴォロンテ、リカルド・クッチョーラ、シリル・キューサック、ロザンナ・フラテッロ、ジェフリー・キーン、ミロ・オシーなど。
ネット上の声
- 1920年にアメリカで実際に起った、サッコとバンゼッティ事件の裁判...
- 裁判と言えども、社会の意見に左右される。
- 「利他する幸福を」から遠い今の世界情勢
- パーマーレイドは現在進行形なのだ
冤罪、 社会派ドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間125分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
-
十七世紀のフランス。宗教的戒律の裏に潜む性の不道徳性に煩悶する尼僧の心理を利用した、地方都市ルーダンの政治的策謀が巧妙になし遂げられた。この事件に興味を覚えたイギリスの文豪オルダス・ハクスレーは、二十年前『ルーダンの悪魔』を執筆、このハクスレーの小説をジョン・ホワイティングが『悪魔たち』で劇化し、この映画は、その小説と戯曲をもとに、「恋する女たち」の監督ケン・ラッセルと「クリスマス・キャロル」のプロデューサー、ロバート・H・ソロが共同製作した作品である。監督・脚本はケン・ラッセル、撮影はデイヴィッド・ワトキン、美術はロバート・カートライト、衣装デザインは監督夫人のシャーリー・ラッセル、音楽はピーター・マクスウェル・デイヴィス、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演は「裸足のイサドラ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「恋する女たち」のオリヴァー・リード、ダッドリー・サットン、マックス・エイドリアン、ジェンマ・ジョーンズ、マレー・メルヴィン、マイケル・ゴザード、ジョージナ・ヘイル、ブライアン・マーフィー、クリストファー・ローグ、グラハム・アーミテージなど。
ネット上の声
- 魔女裁判の政治性を抉り出す
- 中央と地方が主題
- 17世紀フランスのルーダンって街の修道院で実際に起こった集団悪魔憑依事件を元にし
- ケン・ラッセル監督、17世紀フランスのルーダン悪魔憑き事件を元に映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イギリス
- 時間115分
- 監督ケン・ラッセル
- 主演オリヴァー・リード
-
勝新太郎が製作・脚本・監督・主演する刑事映画。脚本は「明日また生きる」の菊島隆三。撮影は「狐のくれた赤ん坊(1971)」の牧浦地志がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 35年経っても鮮度は衰えず
- はみ出しデカの勝新太郎がヤクザ組織を壊滅に追い込む!という単純筋書きだが、演出の
- 配信に無い作品という事と、メルマガで上映することを知ったので、見て来ました
- この物語で「顔役」と呼ぶに相応しいのは、終盤に登場する若山アニキだよな
サスペンス、 アクション
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督勝新太郎
- 主演勝新太郎
-
翻訳家の母とその息子の葛藤を通して、複雑な母と息子の関係、大人への目覚めに揺れる少年の心の動きを描き、家族・幸福・愛・孤独・老いといったテーマに迫った一編。旧ソ連ウクライナ出身でオデッサ劇映画スタジオ所属の女性監督キラ・ムラートワの第3作だが、成人向けという条件付きで上映が許可されたものの、結局そのままオクラ入りとなっていた。彼女は社会的弱者や人間の内面の矛盾をあるがままに余すところなく描くという姿勢を貫き通したために、ソ連時代は20年以上にわたって不遇な創作活動を強いられた。86年のペレストロイカ以降、それまで国内で黙殺されていた作品が海外でも日の目を見、本作も87年のロカルノ国際映画祭FIPRESSI賞を受賞するに至って、ムラートワの名は一躍、国際的な脚光を浴びることになった。脚本は女性作家ナターリヤ・リャザンツェワ、撮影は「金色の雲は宿った」のゲンナジー・カリューク、音楽はオレーグ・カラワイチューク。出演はボリショイ・ドラマ劇場のヴェテラン女優で映画初出演のジナイーダ・シャルコ、オデッサの中学生でやはり映画初出演のオレーグ・ウラディミルスキー、「7/6 ソビエトの一番長い日」のユーリー・カユーロフら。
ネット上の声
- ロシアのおかんも喧しいなあ~
- 繋がらないカットを連続させて親子の関係性を意識させて、母を長回しで追って執着心を
- 反復するカット、急な激しいパン、手元や関係のないインサート、明らかに音の大きい音
- シングルマザーの母親と、一緒に暮らす高校生の息子との関係を描く作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ウクライナ
- 時間95分
- 監督キラ・ムラートワ
- 主演オレグ・ウラジーミルスキー
-
ネット上の声
- 地味なのにゾッと恐ろしい怪作。
- 実話を基につくられた作品😳
- ◉「絞殺魔」と並ぶ傑作
- 嘘も鍛えれば武器になる
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イギリス
- 時間106分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演リチャード・アッテンボロー
-
六カ月ぶりに登場する藤純子の「女渡世人」シリーズ第二作。脚本は「日本侠客伝 刃」の笠原和夫。監督は「日本女侠伝 血斗乱れ花」の山下耕作。撮影も同作の山岸長樹がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 山下耕作&笠原和夫コンビの傑作といえば、個人的にはいのち札より総長賭博よりも断然
- ひと昔前、上州で名を売った柔政の娘、太田まさ子は渡世修業のため各地を点々と旅して
- 藤純子と言えば緋牡丹のお竜だけどこちらは新たなシリーズ女渡世人物、大阪の博徒一家
- 賭場、花札、イカサマ疑い襲い、投げ、刺され落とし前、客船、反物売り、チンピラ泥酔
時代劇
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督山下耕作
- 主演藤純子
-
「ワイルドバンチ」など数々の傑作西部劇を手がけてきたバイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパーが初めて挑んだ長編現代劇。「卒業」のダスティン・ホフマンが主演を務め、ゴードン・M・ウィリアムスのベストセラー小説を原作に、田舎町で周囲からの嫌がらせに耐えかねた男が内なる狂気を暴走させていく姿を描く。平和主義者の数学者デビッドは暴力が横行するアメリカを離れ、妻エイミーの故郷であるイギリスの田舎町に夫婦で移住する。しかし町の住民たちは都会的なデビッドを快く思わず、夫婦に様々な嫌がらせをする。そんなある日、知的障害者の青年を家に匿ったことで住民たちから攻撃を受けたデビッドはついに怒りを爆発させ、内に秘めていた暴力性を解き放つ。
ネット上の声
- 田舎では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない
- 暴力はね、理屈じゃないから怖いんだよ!
- ダスティン・ホフマンが【キレた】わけ
- 筋違いな激怒憤怒の様がこの作品の芯
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督サム・ペキンパー
- 主演ダスティン・ホフマン
-
オーストラリアの原住民の間には男子が十六歳になると、着のみ着のままの姿で未開の地に送り込まれ、そこで一年間独力で暮らしていかなければならないという風習がある。その風習は“ウォーカバウト”(原題)と呼ばれている。未開の地に迷い込んだ白人姉弟と、ウォーカバウトを修業中の原住民の少年の心暖まる交流を描く。製作はサイ・リトビノフ、ジェームズ・ヴァンス・マーシャルの小説「ウォーカバウト」をエドワード・ボンドが脚色。監督・撮影はニコラス・ローグ、音楽はジョン・バリー、編集はアントニー・ギブス、アラン・パティロが各々担当。出演はジェニー・アガター、リュシアン・ジョン、デイヴィッド・ガルピリル、ジョン・マイロン、ピーター・カーバー、ジョン・イリングスワースなど。
ネット上の声
- オーストラリアの自然と少女の美脚だけを見る映画
- 過酷な自然の中のサバイバル…です。
- 他に似たような映画がない、独特さ。
- 今までに観たことのない映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演ジェニー・アガター