-
F・W・ムルナウ氏のフォックス社に於ける最後の作品で「四人の悪魔」に次いで監督されたもの。エリオット・レスター氏作の舞台劇「泥亀」に基いて「四人の悪魔」と同じくベルトールド・フィアテル氏とマリオン・オース女史が共同脚色し、原作者レスター氏が台白を執筆した。キャメラ及びセットは共に「四人の悪魔」「河(1928)」のアーネスト・パーマー氏、ハリー・オリヴァー氏がそれぞれ担任している。発声版は前5巻が全伴奏附き後3巻が全発声となっている。主役は「幸運の星」「河(1928)」のチャールズ・ファーレル氏と「河(1928)」「四人の悪魔」のメアリー・ダンカン嬢で、助演俳優はデイヴィッド・トーレンス氏、エディス・ヨーク夫人、ドーン・オデイ嬢、マージョリー・ビーブ嬢、ディック・アレクサンダー氏等である。発声版8巻、無声版10巻。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督F・W・ムルナウ
- 主演チャールズ・ファレル
-
世界的な評判を得つつあるエリッヒ・マリア・レマルク氏の同名小説を映画化したユニヴァーサル社の特作品で「裏切者」「暴力団(1928)」のルイス・マイルストーン氏が監督に当たった。「楽屋行進曲」のジョージ・アボット氏と「暴力団(1928)」のデル・アンドリュー氏が協力して潤色脚色し、台詞はマクスウェル・アンダーソン氏とジョージ・アボット氏が筆をとり、キャメラは「薮睨みの世界」「娘乱暴記」のアーサー・エディソン氏が担任した。主なる出演者は新進のルイス・エイヤース氏を始め、「美人国二人行脚」のルイス・ウォルハイム氏、スリム・サマーヴィル氏、ベン・アレクサンダー氏、ベリル・マーサー夫人、ヨーラ・ダヴリル嬢、アーノルド・ルーシー氏等である。
ネット上の声
- 第一次世界大戦の記録小説の映画化が無駄に
- 永遠の名作。しかし世界は変わらない。
- タイトルにこめられた戦争の意味
- アカデミー作品賞受賞作を見る?
リアルな戦闘シーンがある、 戦争
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ルイス・マイルストン
- 主演リュー・エアーズ
-
第一次大戦中の西部戦線で、独軍と戦う英国航空部隊の厳しい戦況と、若い士官を死地に送り出さなければならない司令官の苦悩を描いた物語。ホークスのトーキー第1作。大富豪ハワード・ヒューズが自らの超大作「地獄の天使」との酷似を指摘し、あらゆる手段で製作の妨害や法廷闘争を仕掛けてきたが、製作中止にまで追い込むことは出来ず、完成した映画は記録的大ヒットとなった。
ネット上の声
- 偵察にしては攻撃的な!
- 撮影中、(資本主義の権化)とまで言われた大富豪ハワード・ヒューズの撮影妨害の嫌が
- ハワードヒューズが妨害を行ったにも関わらずヒットしたらしいが押井守の「スカイクロ
- プロフェッショナリズムに基づいた分業主義はホークス初のトーキーにもうかがえる
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演リチャード・バーセルメス
-
「最敬礼」「黒時計連隊」と同じくジョン・フォード氏の作品で同氏およびジェームズ・ケヴィン・マッギネス氏が共同でストーリーを組立てダドリー・ニコルズ氏が脚色及び台詞をつけ「娘青春裏表」「名物三羽烏」のジョセフ・オーガスト氏が撮影した。主演者は「俄か海賊」に出演したことのある舞台俳優のケネス・マッケンナ氏で「踊るカレッジ」「最敬礼」のフランク・アルバートソン氏、「ハバナから来た女」「紐育万華鏡」のポール・ペイジ氏、「ロマンスの河」「女秘聞」のウォルター・マッグレイル氏、ウォーレン・ハイマー氏、J・ファーレル・マクドナルド氏、スチュアート・アーウィン氏その他が共演している。
ネット上の声
- 前半はバーで歌や踊りを楽しむシーンで、後半は一転して沈没した潜水艦での混乱がメイ
- いちばん最後の半旗は、『モホークの太鼓』のラストの旗と対応しているなっておもっち
- ジョン・フォードの幽閉された男たちシリーズ、息詰まり度はこれがピカイチ
- バーの長いカウンターを進んでいく男たちを捉えた移動ショット
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ケネス・マッケンナ
-
ピーター・B・カイン氏作の西部物語「三人の名付け親」を発声映画化したもので「ショウ・ボート(1929)」その他台詞や字幕の執筆者トム・リード氏が脚色並びに台詞を担任し、「君を尋ねて三千里」「暇の時」のウィリアム・ワイラー氏が監督し「踊り子フィリス」「疑惑の渦」のジョージ・ロビンソン氏が撮影した。主役は舞台から来たチャールズ・ビックフォード氏が演じ「巨人」「トレント大事件」のレイサイモンド・ハットン氏、「レヴュー時代」「サンダーポルト」のフレッド・コーラー氏、「未熟のスピード」「これぞ天国」のフリッツィ・リッジウェイ嬢、マリア・アルバ嬢等が助演している。
ネット上の声
- ウィリアム・ワイラーよりジョン・フォードだという身も蓋もない感想
- ラストがクリスマスの日で、教会に集まった人々が聖歌を歌い始める
- 「三人の名付親・THREE GODFATHERS」(原作:ピーター・B・カイン)
- ウィリアムワイラーのトーキー第1作
西部劇
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間65分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演チャールズ・ビックフォード
-
ネット上の声
- ベルリンの短い夏
- 俳優は素人、ドラマパートとドキュメンタリーパートを交互に流す実験映画で当時として
- 「日常の狭間の特別な日」を描いている作品に、「普段は俳優じゃない人を起用し、終わ
- 2人の女と添い寝するとこ、右の金髪女に手を出す→左の黒髪が男の腕を抱えて寝返りを
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督ロバート・シオドマク
- 主演ブリギッテ・ボルヒャルト
-
詩人、小説家、画家、劇作家、映画監督などジャンルを超えて活躍したフランスの芸術家ジャン・コクトーが1932年に発表した映画監督デビュー作で、アバンギャルド映画を代表する1作となった古典的名作。
4つのエピソードで構成され、コクトーによる後の傑作映画「オルフェ」や小説「恐るべき子供たち」にも共通するギリシャ神話の要素や鏡、雪合戦といったモチーフを散りばめながら、事物が神秘的に息吹く様子を挑戦的な映像表現で描き出す。
作曲家集団「フランス6人組」の1人で、後に「ローマの休日」など数々の映画音楽を手がけるジョルジュ・オーリックが音楽を担当。ココ・シャネルが衣装を手がけた。
ネット上の声
- 自分は凡人なので全く理解不能だった
- コクトーによる、詩人と女神が織り成す前衛映画。「映画」につらなるギミックの数々に注目。
- 三度目の正直で、やっとこさ^_^;
- タイトルなし
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間51分
- 監督ジャン・コクトー
- 主演リー・ミラー
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14歳の中村すみ子は生活苦から親が自殺して孤児となる。叔父を頼っていくが逆に曲馬団(サーカス)に売られてしまう。つらい日々の中、青年新太郎に恋心を抱くものの、団長の小川の虐待に耐え切れずに曲馬団を脱走する。その後琵琶法師長谷川旭光の女中、詐欺師の子分、議員秋山の女中と職を転転として辛酸を舐める。ようようにして再会した新太郎と結ばれるが…
ネット上の声
- 50銭銀貨の価値は現在では約二千円!
- “知らない”ことから始まった彼女の運命
- 偉大な日本映画先人たちに敬意をこめて
- 何が彼女を?
青春
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督鈴木重吉
- 主演高津慶子
-
「サンダーボルト」「女の一生」のジョゼフ・フォン・スタンバーグ氏がウーファ社に招かれて渡独監督した映画である。原作はハインリヒ・マン氏の筆になるもので、それに基づきカール・ツックマイヤー氏及びカール・フォルモラー氏が潤色し、「東洋の秘密」「死の花嫁」のロベルト・リープマン氏が脚色し、「悲歌」「アスファルト」のギュンター・リッタウ氏と「悲歌」「死の銀嶺」のハンス・シュネーベルガー氏が撮影を担当した。主演者は「裏切者」「罪の街」のエミール・ヤニングス氏で、助演者として新しく抜擢されたマルレーネ・ディートリッヒ嬢、「タルチュフ」のローザ・ヴァレッティ嬢、クルト・ゲロン氏、ハンス・アルバース氏等が出演するウーファ特作映画。「アスファルト」「悲歌」と同じくエリッヒ・ポマー氏が製作指揮に当っている。
ネット上の声
- デートリッヒ実質的映画初出演作品です しかしそれよりもエミール・ヤニングスの鬼気迫る圧倒的な演技力 それをさらにひきたてる初期トーキーの演出にご注目
- ディートリヒの退廃的な魅力と名優エミール・ヤニングスの圧倒的な演技の表現力
- 彼女の黒のストッキングに包まれた脚は艶やかな光沢を纏い、長く伸びている
- 悪女のせいではなく自ら破滅していった男の話
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ
- 時間107分
- 監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
- 主演エミール・ヤニングス
-
病床の娘・みち子の治療費を工面するために強盗を働いた周二。金を盗んだ後、警官隊の追跡から逃れてタクシーで自宅へと向かった彼は、妻・まゆみに奪った金を渡し、娘の病気が治った暁には自首をすると誓う。だがその時、予期せぬ人物が家を訪ねてくる。
ネット上の声
- サイレントに於ける音の表現は
- 暗黒街の小津2
- 【人間は眠ってはいけない時に眠くなる生きもの。それを人間の善性と結び付けたサイレントヒューマンドラマ。】
- 『非常線の女』と同じノワールものでありながら家族を庇うために奔走する夫婦を描く、
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間66分
- 監督小津安二郎
- 主演岡田時彦
-
「民衆の敵」と並んで1930年代初頭を代表する名作ギャング映画。田舎町で強盗を働いていたイタリア系アメリカ人の小悪党リコは都会でひと旗揚げるべく、相棒ジョーとともにニューヨークへやって来る。同じくイタリア系のヴェトーリ親分の傘下に入ったリコは、射撃の腕と度胸を武器に着々とのし上がっていく。一方、ダンサーとして働き始めたジョーは同じくダンサーのオルガと恋に落ち、裏社会から足を洗おうと考えるように。警察による取り締まりが厳しくなる中、ついに大親分に目をかけられたリコは、ジョーに裏社会へ戻るよう説得するが……。主人公リコを演じたエドワード・G・ロビンソンと、後に「心の旅路」などを手がけるマービン・ルロイ監督の出世作となった。
ネット上の声
- これこれ映画のイノベーション 絶対に観ていなければならない映画のひとつだと思います
- 前半の展開が早すぎるなと感じたが、まあ面白い
- 名優エドワード・G・ロビンソンの出世作!
- ギャングと無限、そして限界
アクション
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督マーヴィン・ルロイ
- 主演エドワード・G・ロビンソン
-
「ル・ミリオン」「自由を我等に」の作者ルネ・クレールの原案により「姫君は文士がお好き」「シラノ・ドウ・ベルジュラック」の監督者たるアウグスト・ジェニーナがその第一回トーキー監督作品として作った映画で、ルイズ・ブルックスが渡仏して「パンドラの箱」「倫落の女の日記」に次いで主演したものである。助演者は「港町にて」のジョルジュ・シャルリア、「ムーラン・ルージュ」のジャン・ブラダン、「剣の栄冠」のガストン・ジャッケ等である。キャメラは「吸血鬼」「裁かるゝジャンヌ」のルドルフ・マテとルイ・ネ両氏の担当。H・シェペールが伴奏を受持っているほか、「世界のメロディー」のヴォルフガンク・ツエラーを始めルネ・シルヴィアノ及びシェペール自身がこの映画の為めに作曲をしている。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アウグスト・ジェニーナ
- 主演ルイーズ・ブルックス
-
「ヴァージニアン(1929)」と同じくゲイリー・クーパー氏が主役を勤める映画で、ジェームズ・M・バリー原作の舞台劇「勲章を見せる老婦人」に基いて「愛欲の轍」「狼の唄」のジョン・ファーロウ氏がダン・トザロー氏と共同して脚色し、「ロマンスの河」「レビューのパリっ子」のリチャード・ウォーレス氏が監督し、「恋の素顔」「レビューのパリっ子」のチャールズ・ラング氏が撮影したもの。助演者は「新人の天地輝く」のベリル・マーサー嬢を始め、「愛欲の轍」のアーサー・ホイト氏、デイジー・ベルモア嬢、ノラ・セシル嬢等。
ネット上の声
- 英国のケーキは堅くて賞味期限が長い!
- 声を大にして言いたい!!!
- 若かりしゲイリー・クーパー演じるケネスは、運命的に出会った初老の女性にとにかく優
- ゲイリー・クーパー演じる兵士が見ず知らずの初老の婦人の元で休暇を過ごすお話です
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督リチャード・ウォーレス
- 主演ゲイリー・クーパー
-
「キング・オブ・キングス(1927)」「破誡」のセシル・B・デミルが「ダイナマイト(1929)」に次いで監督にあたった映画で、原作、脚色は例によってジェニー・マクファースン、台詞はグラディス・アンガーとエルシージャニスが執筆し、「南海の薔薇」「アビーの白薔薇」のハロルド・ロッソンが撮影している。主なる出演者は「ダイナマイト(1929)」のケイ・ジョンソン、ユ社から転じたレジノルド・デニー、「放浪の王者(1930)」のリリアン・ロス、ローランド・ヤング、エルザ・ピーターソン等である。
ネット上の声
- 飛行船で大宴会!
- 飛行船内でのミュージカル場面はあられもない程にテクノロジーを言祝ぐ電気と機械と人
- 浮気夫の心を取り戻そうと、飛行船での仮装パーティに“マダム・サタン”として乗り込
- デミル監督自身この作品を気に入ってはいないという逸話がある怪作
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督セシル・B・デミル
- 主演タイラー・ブルック
-
「パンドラの箱」「淪落の女の日記」のG・W・パブスト氏の監督作品で、エルンスト・ヨハンゼン氏原作の小説『四人の歩兵』から「六十八番の花嫁」「死の銀嶺」「パンドラの箱」のラディスラウス・ヴァホダ氏が脚色し、「スピオーネ」「世の果」のフリッツ・アルノ・ワグナー氏及びシャルル・メタ氏が共同で撮影したものである。主なる出演者は「死の銀嶺」「生ける屍」のグスタフ・ディースル氏、「潜航艇C一号」のフリッツ・カンパース氏、「金」「潜航艇C一号」のジャッキー・モニエ嬢、ハンス・ヨアヒム・メービス氏、クラウス・クラウゼン氏、グスタフ・プッティヤー氏、ハンナ・ヘースリッヒ嬢、エルゼ・ヘラー夫人等である。
ネット上の声
- 『プラトーン』や『プライベート・ライアン』のような実録風の戦争ドラマがナチス台頭
- 同年に作られた「西部戦線異状なし」と比較されるが、特にストーリーらしいものがなく
- ナチス党が政権を把握する前にこんな苦い反戦映画がドイツで撮られていたとは…味方の
- 塹壕に取り残されるいくつもの屍はまるで藤田嗣治画伯の『アッツ島玉砕』の様
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ
- 時間96分
- 監督G・W・パブスト
- 主演グスタフ・ディーズル
-
「藪睨みの世界」「巴里よいとこ」に次いでラウール・ウォルシュが監督したフォックス超特作映画で、脚本はウォルシュ自身がハル・エヴァーツと協同で書き卸ろし「ハッピイ・デイス」「老番人」のルシエン・アンドリオが撮影した。主役は無名の新人ジョン・ウェインと「巴里見るべし」のマーゲリット・チャーチルが抜擢され、「巴里よいとこ」「ハッピイ・デイス」のエル・ブレンデルを始め「泥人形」「快走王」のタリー・マーシャル、「足音」のタイロン・パワー、「浮気発散」「空中サーカス」のデイヴィッド・ローリンスのほか「恋の大分水嶺」のアイアン・キース、「トム・ソーヤーの冒険」のチャールズ・スティーヴンス、ウィリアム・モング、フレデリック・バートン等が出演している。
西部劇、 アクション
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ラオール・ウォルシュ
- 主演ジョン・ウェイン
-
「兵器庫」「スヴェニゴラー」の製作として知られているアレクサンドル・ドヴジェンコが自ら脚色し、監督に当った映画で、撮影はダニー・デムツキーが受持ち、L・ボディック、U・ソルンツェワ両人がアシスタントとしてドブジェンコを助けている。農場の協同化の勝利を主題としたウクライナ・キエフ撮影所作品である。無声。
ネット上の声
- 大地に生きる
- コルホーズの機械化に伴う推進派と反対派の対立からの大地礼賛?映像が美しくて、音楽
- 「戦艦ポチョムキン」(1925)と並んでソ連のサイレント映画を代表するとされる名
- モンタージュ理論全盛の時代に,敢えて長回しすることに気づいている作品.
ドキュメンタリー
- 製作年1930年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督アレクサンドル・ドヴジェンコ
- 主演セミョーン・スヴァシェンコ
-
「ココナッツ」とおなじくグルーチョ、ハーポ、チコ、ゼッポのマルクス4人兄弟主演喜劇で、同じくジョージ・カウフマンほか三氏合作の舞台喜歌劇を映画化したもの、「ココナッツ」と同じく原作者の1人モリー・リスキンドが脚色し、「ピストル嬢」「壁の穴(1929)」のピエール・コリングスが台本を作り、「おしゃれ哲学」「ぬき足さし足」のヴィクター・ヒアマンが監督し、「喝采」「ココナッツ」のジョージ・フォルシーが撮影した。助演者は「放浪の王者(1930)」「ラヴ・パレイド」のリリアン・ロス、「ココナッツ」 のマーガレット・デュモン、ハル・トンプスン、ルイス・ソリン等である。
ネット上の声
- 何でこんな連中をパーティーに呼んだんだ!
- マルクスばんざい!
- 基本ですな
コメディ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ヴィクター・ヒアマン
- 主演グルーチョ・マルクス
-
フランスの名匠ルネ・クレールが初めて手がけたトーキー作品で、パリの下町で若者たちが織りなす恋の行方を描いたロマンティックコメディ。パリの街角で歌いながら楽譜を売っている青年アルベールと相棒ルイ。ある日、アルベールはルーマニア出身の女性ポーラと出会い、恋心を抱く。しかし、ポーラはゴロツキのフレッドからも言い寄られていて……。主題歌として使用されたタイトルと同名のシャンソンも人気を博した。「ルネ・クレール レトロスペクティブ」(2021年10月15日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で4Kレストア版を上映。
ネット上の声
- 技術的な限界とかではなく、無声映画とトーキーのハイブリッドで作るという製作方針で監督は撮ったのだとおもいます
- 【善性溢れる、品の良い1930年製作のコミカルラブファンタジー映画。モノクロ映像と音楽のバランスも良い。】
- 【自作のシャンソンを巴里の街角で歌う青年アルベール🎼町の娘ポーラを巡る恋模様】
- デジタルリマスター版で見始めたら、画質が悪く、途中でやめて、4Kデジタル・リマス
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間75分
- 監督ルネ・クレール
- 主演アルベール・プレジャン
-
『陸の王者』(1928)、『進軍』(1930)など、戦前の松竹蒲田撮影所で活躍し、その後日活や大映を経て、日大芸術学部映画学科主任教授や日活芸術学院初代学院長などを歴任した牛原虚彦監督が、トーキーの研究のため欧米に渡る直前、1930年に発表した佐藤紅緑原作による青春ドラマ。全17巻の長尺の中に家庭問題や友情、恋愛、政治や社会問題などが描かれる。『彼と田園』(1929)、『陸の王者』など、牛原が監督し、鈴木傳明が主演で、田中絹代がヒロインの共演作はヒットを連発して“蒲田のドル箱トリオ”と呼ばれた。本作では兄と妹という関係での共演だが、そのトリオの最後の作品となった。1930年キネマ旬報ベストテン日本・現代映画部門第2位。
内務大臣である上杉毅一は、妻に先立たれ、若く美しい富豪の娘・歌子と再婚した。旧制高等学校の休暇を利用して帰宅した長男の茂は、傲慢で遊び歩いてばかりの歌子の出現により、上杉家の空気が一変していることに驚く。歌子は活発な長女の二葉とは気が合ったが、大人しく真面目な次女の梢とはそりが合わなかった。やがて、茂は歌子のあまりの横暴ぶりに耐えかね、梢を連れて家を出て2人で借家暮らしを始める。茂は隣に住む小原平助の紹介で新聞社の編集助手の仕事を得るが、そこで編集長をしていたのはかつての同級生で親友の児島だった。茂は平助の妹、弓子に好意を寄せるが、借金に苦しむ弓子の父は娘を売り飛ばそうとしていた…。
ネット上の声
- 2022.06.18のニューヨークのMoMA美術館のイベントで、サイレント映画に
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督牛原虚彦
- 主演藤野秀夫
-
詩的な映像表現と才気に満ちた4本の作品を遺し、29歳の若さで他界したフランスの映画作家ジャン・ビゴが1930年に発表した初監督作にあたる短編記録映画。ビゴが妻と新婚生活を送った南仏ニースを舞台に、美しい街並みの中でバカンスに興じる富裕層の生態を、庶民の姿と対比させながらエネルギッシュに活写する。後に「波止場」でアカデミー撮影賞を受賞するボリス・カウフマンが撮影と共同監督。2018年12月、ビゴ監督の唯一の長編「アタラント号」4Kレストア版の公開にあわせて劇場初公開。
ネット上の声
- ヴィゴの映像センスがわかる作品
- ジャン・ヴィゴ監督作品
- ドキュメンタリーのため、特筆すべきことはないが、確かに映像的センスは圧倒的に秀で
- 擬人化した言い方になってしまうけど、ニースという街がみた景色や人をニースがみてい
ドキュメンタリー
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・ヴィゴ
- 主演---
-
ネット上の声
- @2009年フィルムセンター山中貞雄特集にて
- むかし活弁サウンド版で鑑賞
- 刻々とせまる爆破タイムリミット
- 横浜市岩間市民プラザにて鑑賞
時代劇
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督仁科熊彦
- 主演嵐寛寿郎
-
「にんじん」「商船テナシチー」を作ったジュリアン・デュヴィヴィエの第一回トーキー作品で、イレーヌ・ネミロフスキーの評判の小説をデュヴィヴィエ自身が脚色ならべに台詞づけて映画化したものである。主役は「にんじん」のアリ・ボールで、主なる助演者は舞台出のポール・アンドラル、「西部戦線一九一八年」のジャッキー・モニエ、「ラテン街の屋根裏」のガストン・ジャッケ、「ムーラン・ルージュ」のジャン・ブラダン、など。なお「外人部隊(1933)」のカミーユ・ベール、ジャン・コクラン、ジャック・グレティラ、シャルル・ゴールドブラット等も出演している。撮影は「パリ祭」のジョルジュ・ペリナール、「にんじん」のアルマン・ティラールの二人がワルターを補佐として協力担任した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演アリ・ボール
-
ドイツに赴いて「嘆きの天使」を作ったジョセフ・フォン・スタンバーグが滞欧1ヵ年の後、再び帰米して監督にあたった映画。ベノ・ヴィグニー原作の舞台劇「エーミー・ジョリイ」より「女の一生」「非常線(1928)」「紐育の波止場」のジュールス・ファースマンが改作脚色し「煩悩」「彼の捕えし女」のリー・ガームスが撮影した。主なる出演者は「嘆きの天使」のマルレーネ・デートリッヒ、「掠奪者」「テキサス無宿」のゲイリー・クーパー「虎御前」「コンサート」のアドルフ・マンジュウ、「快走王」「危険なる楽園」のフランシス・マクドナルド「鉄仮面」「グリーン家の惨劇」のウルリッヒ・ハウプト、ジュリエット・コンプトン、アルバート・コンティ、イヴ・サザーン等で、パ社は本誌の田村幸彦氏をニューヨークに招きその翻訳になる邦文字幕を最初の試みとしてこの映画に挿入している。
ネット上の声
- 【"戦地に赴く男が机に刻んだ”My Love"という文字。"今から90年以上前の作品を観れる僥倖さと共に画質が粗い中、際立つマレーネ・ディートリッヒの妖艶な美貌が印象的な美意識が横溢する作品。】
- 本邦初の字幕スーパー作品として知られる
- 映画史に残るラストシーン、最高です!
- 大胆な演出とカメラが冴える灼熱の恋
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
- 主演ゲイリー・クーパー
-
20世紀前半の中国で活動した夭逝の女性作家シャオ・ホンの激動の人生を、「ラスト、コーション」のタン・ウェイ主演で映画化した伝記ドラマ。中国東北部の黒竜江省で生まれたシャオ・ホンは、幼い頃に母親を亡くして暴力的な父親に引き取られ、祖父の教育を受けて成長していく。やがてその文才を評価されるようになった彼女は、作家のシャオ・ジュンと恋に落ち、魯迅ら有名作家たちと交流するようになっていく。共演に「北京ヴァイオリン」のワン・チーウェン。「桃さんのしあわせ」「客途秋恨」の女性監督アン・ホイがメガホンをとった。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。
ネット上の声
- ブニュエル監督 幻の“最進”作
- 観たい観たいと思いながらも配信にあんまりなかったりで、なかなか最初の一作にありつ
- ご無沙汰しており申し訳ございませんでした🙇♂️
- ブニュエル+ダリ+エルンスト=
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ガストン・モドー
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“ナイフの謙”の異名を誇るヤクザ・謙二は街で見かけたやす江に好意を抱く。後日謙二の車にやす江の妹が轢かれそうになったことから2人は知りあい、謙二は彼女のために堅気の道を歩もうと決意するが、ヤクザの仲間から“大きな仕事”を持ちかけられて…。
ネット上の声
- 小津のサイレント、与太者映画(清水宏 風
- 親愛なる小津安二郎監督‼️
- お洒落な映画
- 窓から窓を繋ぐショットや、やかんから出る蒸気のショット、ラストのモンタージュが良
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督小津安二郎
- 主演高田稔
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「ハレルヤ」「活動役者」と同じくキング・ヴィダー監督作品で、ウォルター・ノーブル・バーンズ作の「ビリー・ザ・キッドの伝説」に基づいて、前記2映画のワンダ・タショックが脚色し、ローレンス・ストーリングスが台詞を書いた。主役は「妻呼ぶ怒涛」「恋多き女」のジョン・マック・ブラウンが勤め、「ビッグ・ハウス」「ロマンスの河」のウォーレス・ビアリー、「略奪者」「マダム・サタン」のケイ・ジョンソンをはじめ、カール・デーン、ウィンダム・スタンディング、ラッセル・シンプソン、ジェームズ・マーカス等が助演している。カメラは「ハレルヤ」のゴードン・エイヴィルが担任した。
西部劇
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督キング・ヴィダー
- 主演ジョン・マック・ブラウン
-
「死の銀嶺」「マッターホン」につづいて製作されたアーノルド・ファンク氏の作品で脚色及び監督は同氏自ら当り、キャメラは「死の銀嶺」と同じくハンス・シュネーベルガー、リヒャルト・アングスト、ゼップ・アルガイヤーの三氏が受持っている。主なる出演者は「聖山」「死の銀嶺」のレニ・リーフェンシュタール嬢、飛行家として「死の銀嶺」に出たエルンスト・ウーデット氏、ゼップ・リスト氏、「マッターホン」のエルンスト・ペーターセン氏等。
ネット上の声
- 美と脅威が抱き合わせのモンブランの魅力!
- 山小屋の暮らし
- 可愛いレニ
- レニの美貌
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督アーノルド・ファンク
- 主演レニ・リーフェンシュタール
-
「愛すればこそ(1929)」「アリバイ」のチェスター・モリス、「人生の乞食」「支那街の夜」のウォーレス・ビアリー、「マダムX」のルイス・ストーン、「キートンのエキストラ」のロバート・モントゴメリー、「キートンの結婚狂」のリーラ・ハイアムス「海魔」のジョージ・マリオン、J.C.ヌジェントの共演映画。「アンナ・カレニナ」「風」のフランセス・マリオンの原作台詞に基づき、「コサック(1928)」「大飛行艦隊」のジョージ・ヒルが監督し、ハロルド・ウェンストロムが撮影した。助演者は、カール・デーン、デウィット・ジェニングスその他である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督ジョージ・ウィリアム・ヒル
- 主演ウォーレス・ビアリー
-
ニューヨークメトロポリタン・オペラ劇場のソプラノ歌手として知られているグレース・ムーアが初主演の映画。「肉体の呼ぶ声」のドロシー・ファーナムが書き下ろしたストーリーを基に「黎明の剣士」のハンス・クレ-リーとクローディン・ウェストが協力して脚本にまとめ上げ「黎明の剣士」「野生の蘭」のシドニー・A・フランクリンが監督し、「曳かれゆく男」「トレスパサー」のジョージ・バーンズがクランクしたもので助演者は「マダム・サタン」「キートンの恋愛指南番」のレジナルド・デニー、「ビッグ・ハウス」のウォーレス・ビアリー、ガス・シャイ、ジョビナ・ハウランド、ジョージ・F・マリオン等々である。
ネット上の声
- 要約するとクズ男に恋してしまいストーカー化する女の話で、いつもならコケにしてる手
- 女がストーカーみたいでこわいって思ったけど、男も普通にクズみすごかった笑
- 帰途の道すがらひとりそっと涙を拭うのに相応しい
- ロマンチック風味な、ダメンズ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督シドニー・A・フランクリン
- 主演---
-
後に「或る夜の出来事」「素晴らしき哉、人生!」などの傑作を生みだしたフランク・キャプラ監督による恋愛ドラマ。富豪の跡取り息子ジェリーは、画家になることを夢見ていた。彼には親が決めた婚約者がいたが、ある日、絵のモデルとして起用した女性ケイと恋に落ちる。当然ジェリーの両親は2人の交際に猛反対するが……。ヒロインのケイを演じるのは、この作品を機にキャプラ作品の常連となるバーバラ・スタンウィック。
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間98分
- 監督フランク・R・キャプラ
- 主演バーバラ・スタンウィック
-
「男女の戦」「心の歌」に次いでD・W・グリフィスが監督した作品で、リンカーンの伝記を劇化せる映画。ジョン・W・コンシダイン・ジュニアがストーリーを執筆し、スティーブン・ヴィンセント・ベネットと前2作の脚色者ゲリット・ロイドが脚色、台詞を担当し、「スキピイ」「悪魔が跳び出す」のカール・ストラッスがクランクした。主役リンカーンには「戦争と貞操」「女は嘘つき」のウォルター・ヒューストンが扮し、「コウモリは囁く」のユーナ・マーケル、「トレスパサー」のケイ・ハモンドその他が助演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督D・W・グリフィス
- 主演ウォルター・ヒューストン
-
ネット上の声
- 映画の出来は云々より、活弁士 坂本頼光さんのカツベンが最高で、どんなお笑いよりも
- 石川五右衛門の末裔が古物商の娘と結婚することを許さぬ父親に殺され、死んでも死に切
- フィルムが現存しているだけでもありがたい斉藤寅次郎監督の短篇ドタバタコメディ
- 東京国際映画祭4本目「山崎バニラの活弁小絵巻2020」にて活弁上映付きで鑑賞
コメディ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督斎藤寅次郎
- 主演渡辺篤
-
ローナ・ムーン原作の小説「暗黒の星」から「アンナ・クリスティ」「ビッグ・ハウス」のフランセス・マリオンがマリオン・ジャクソンと協力して脚色し、台詞を書き「ビッグ・ハウス」「大飛行艦隊」のジョージ・ヒルが監督にあたった映画で主演者は「アンナ・クリスティ」「ホリウッド・レビュー」のマリー・ドレッスラーと「ロマンスの河」のウォーレス・ビアリー。助演者として「黎明の剣士」「肉体の呼ぶ声」のドロシー・ジョーダン、「ハア・マン」のマージョリー・ランボー、ドナルド・ディラウェイ、デヴィット・ジニングス等が顔を並べている。カメラは「ビッグ・ハウス」のハロルド・ウェンストロムの担任である。
ネット上の声
- 前半のコミカルなやりとりからまさかの展開😳
- 水は血よりも濃い、、ケースもある‼︎
- 養母の深情
- マリー・ドレスラーのがさつな外面と実の子のように育ててきた娘への繊細な配慮という
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間69分
- 監督ジョージ・ヒル
- 主演マリー・ドレスラー
-
「ラヴ・パレイド」「山の王者」と同じくエルンスト・ルビッチが監督したオペレッタ映画で、ハンス・ミューラー原作の小説「青き海岸」をもとにし、それにブース・ターキントン、エヴェリン・グリーンリーフ・サザーランド合作の「ムッシュウ・ポーケール」の一節を付加して「ラヴ・パレイド」「レビューのパリっ子」などの脚本をものしたエルネスト・ヴァイダが映画的に脚色したもの。歌詞及び作曲執筆にあたったのは、レオ・ロビン、リチャード・A・ホワイティング、W・フランク・ハーリングの3人で、ヴィンセント・ローレンスがヴァイダを助けて台詞の幾つかを書き、「アイスクリーム艦隊」「ラヴ・パレイド」のヴィクター・ミルナーが撮影を担任している。主役を演ずるのは「巴里(1929)」に出演した英国ミュージカル・プレイの人気俳優ジャック・ブキャナン及び「ラヴ・パレイド」「放浪の王者(1930)」「極楽島満員」のジャネット・マクドナルドで、ほかに「ブルドッグ・ドラモンド」「摩天楼の巨人」のクロード・アリスター、「アルプスの悲劇」「悪魔の日曜日」のザス・ピッツ、「ラヴ・パレイド」「悪漢の唄」のライオネル・ベルモア、「ドノヴァン」のジョン・ローシュ、テイラー・ブルック、アルバート・コンティ、ヘレン・ガーデン、ドナルド・ノヴィス、デイヴィッド・パーシー、エリック・ベイその他が助演している。
ネット上の声
- あたまナデナデ♡
- 幸福の哲学
- 南フランスのモンテ・カルロを舞台にヨーロッパの架空小国の貴族間の恋の駆け引きをミ
- 年々ルビッチが苦手になってきた気もするが、そもそもジャネット・マクドナルドが全然
恋愛、 ミュージカル、 コメディ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演ジャネット・マクドナルド
-
卒業試験を前にした高橋と仲間たちはカンニングの準備に夢中だった。高橋はワイシャツに回答を書き込み、受けるべき試験に備える。だが下宿屋のおばさんがそのワイシャツを洗濯に出してしまう。その結果、高橋たちは揃って落第することになり…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督小津安二郎
- 主演斎藤達雄
-
「キートンの結婚狂」「キートンのエキストラ」に次ぐバスター・キートンの主演映画である。「スポーツ王国」のアル・ボースバーグとシドニー・ラザラス合作のストーリーを「エキストラ」と同じくリチャード・スカイヤーが脚色し、ボースバーグ、スカイヤー両氏が台詞を書き、「エキストラ」「キートンの結婚狂」のエドワード・セジヴィックが監督にあたった。助演者は「愉快な相棒」のサリー・アイラース、「有頂天時代(1930)」のクリフ・エドワーズ、「エキストラ」「キートンの結婚狂」のエドワード・ブロフィー、ヴィクター・ポーテル、フランク・メイオ等。カメラはウィリアム・リーヴァンウェイの担任である。
ネット上の声
- MGM期の割にIVC版は画質が悪い
- ウクレレ弾きながら皆で歌ってるのも可愛いし、第一次世界大戦中のアメリカ陸軍が本当
- 30年あたりのアメリカの社会情勢全くわかってないのだけど、それギャグですか?って
キートン、 コメディ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間79分
- 監督エドワード・セジウィック
- 主演バスター・キートン
-
ネット上の声
- 切なさと心地良さ
- 単なる風景の繋ぎ合わせよりも、しっかり照明の当てられた女優を写したカットの方が良
- これ本当にエイゼンシュテイン作品?って思ったらどうやらエイゼンシュテイン は名前
- 確か某K師の授業で冒頭のモンタージュを見たことを思い出して再見
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間20分
- 監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
- 主演---
-
米国ジャズ・ミュージック界の大立者ポール・ホワイトマンとその率いるバンドを招聘して作ったレヴュー映画で、ジャック・エーレンが作詞し、ミルトン・エーガー氏が作曲したものを基としそれにジョージ・ガーシュウィン、メイベル・ウェイン、ビリー・ローズ、ジェームズ・ディートリッヒ等の作曲を付加し、舞台出の新人ジョン・マレイ・アンダーソンが演出の任に当たった。撮影を担任したのは「ブロードウェイ(1929)」のハル・モーア「仮の塒」のジェローム・アシュ、「放浪の王者(1930)」のレイ・レナハンが舞台方面を指揮しハーマン・ロスがセット及び意匠をデザインしている。主なる出演者はホワイトマン・ジャズ・バンドの人々を始め「リオ・リタ」のジョン・ボールズ、「高等恋愛術」のスタンリー・スミス、ジャネット・ロフ、ヴォードヴィル界の花形ジェニー・ラング、ビリー・ケント、アル・ノーマン、ドン・ローズ、マリオン・スタトラー、その他著名の芸人揃いで、日本語版には特に邦人俳優の駒井哲、山岡アイリスが司会者の役をつとめている。
ネット上の声
- ジャズの王様と呼ばれたポールホワイトマン楽団が代表曲ラブソディ・インブルーをはじ
- 内容はほとんど覚えてないけど、二原色式テクニカラーならではの赤と緑感がサイコー
- 1930年、映画ミュージカルの黎明期に製作された、当時のエンターテナーが総出演す
- トーキー初期、ミュージカルの原型とも云える、レビュー形式の映画です
ミュージカル
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督ジョン・マレイ・アンダーソン
- 主演ポール・ホワイトマン
-
ネット上の声
- 夢は空高く!
- 〖1930年代映画:サイレント映画:戦争ドラマ:松竹〗
- 旧日本軍が全面協力した無声映画
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督牛原虚彦
- 主演鈴木傳明
-
ネット上の声
- <没後五十年メモリアル 孤高の天才・清水宏> 19:30開映 (20:20開映『
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督清水宏
- 主演結城一朗
-
米国劇壇の巨匠として知られているユージン・オニールの同名戯曲を映画化したもので、「アンナ・カレニナ」「悪漢の唄」のフランシス・マリオンが脚色し「恋多き女」「黄金の世界へ」のクラレンス・ブラウンが監督にあたった。主役を演ずるのは「接吻」「恋多き女」のグレタ・ガルボと「海魔」「砂漠の生霊」のチャールズ・ビックフォードで「エヴァンジェリン(1929)」「海魔」のジョージ・F・マリオン、「ホリウッド・レビュー」「母ぞよく知る」のマリー・ドレッスラー、ジェームズ・T・マックその他が助演、カメラは「野性の蘭」「恋多き女」のウィリアム・ダニエルスが担当している。ちなみにこの原作は1923年にもF.N 社で映画化されたことがあるものである。
ネット上の声
- ガルボとマリー・ドレスラー
- ハスキーヴォイスガルボ♡
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督クラレンス・ブラウン
- 主演グレタ・ガルボ
-
「藪睨みの世界」「ハッピイ・デイス」のエドモンド・ロウが主演する映画で、 ドナルド・ヘンダーソン・クラーク原作の小説から「鉄骨エロ騒動」「最後の一人」のダドリー・ニコルズが脚色し、「最後の一人」「最敬礼」のジョン・フォードが監督にあたったもの。助演者は「悪漢の唄」のキャサリン・デール・オーウェン、「巴里見るべし」のマーゲリット・チャーチル、「藪睨みの世界」「最後の一人」のウォーレン・ハイマー、「鉄骨エロ騒動」のウィリアム・ハリガン、リー・トレイシー、フランク・アルバートソンその他でカメラは「四人の息子(1928)」のジョージ・シュナイダーマンが担任している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督ジョン・フォード
- 主演エドマンド・ロウ
-
ネット上の声
- もうもう最高!
- 稲垣監督作品は、個人的な感想ですが戦前の方が小気味が良くてサッパリしてますね
- 字幕の挿入がリズムを完全に殺してしまっている
- 「必殺」の“あの技”の元ネタ?
時代劇
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間66分
- 監督稲垣浩
- 主演片岡千恵蔵
-
イギリスの劇作家ジョン・ゲイの手になった舞台劇をドイツ人エリザベス・ハウプトマンが独白し、ベルト・ブレヒトによって台本が書き下ろされ、ドイツの若き作曲家クルト・ヴァイルの作曲によって三幕八場の音楽劇に完成された有名な『三文オペラ』を「西部戦線一九一八年」「パンドラの箱」のG・W・パブストが監督製作した映画で、撮影は、「ウォタルー街」「スピオーネ」のフリッツ・アルノ・ワグナー。主な出演者はルドルフ・フォルスター、カローラ・ネイベル、「拳闘王」を監督したラインホルト・シュンツェル、「カラマゾフの兄弟」「倫落の女の日記」のフリッツ・ラスプ。ヴァレスカ・ゲルト、ロッテ・レーニヤなどである。
ネット上の声
- 舞台劇の限界とサイレント映画の限界をトーキーならこうして軽々と乗り越えられるという回答を出した作品です
- 貧民街を舞台にした、生命力溢れた楽しいオペレッタ映画
- マック・ザ・ナイフ 資本主義の矛盾を風刺
- ひたすらネムタイ昭和7年に本上映映画
ミュージカル、 コメディ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間108分
- 監督G・W・パブスト
- 主演ルドルフ・フォルスター
-
ローランド・ブラウンの小説をジョージ・ローズナーが脚色し台詞をつけ、「坊や」「流行の 児」のアーチー・L・メイヨが監督に当たり、チック・マッギルが撮影したものである。主演者は「西部戦線異状なし」「接吻」のルイス・エイヤースでチャールズ・ジューデルス「棘の園」のドロシー・マシューズ、レオン・ジャニー、「サンダーボルト(1929)」のロバート・エリオット、ジェームズ・キャグニーその他が助演している。
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アーチー・L・メイヨ
- 主演リュー・エアーズ
-
「キートンのカメラマン」「キートンの結婚狂」と同じくバスター・キートン氏が主演する映画で、原作並びに脚色は「大飛行艦隊」「ハレルヤ」のリチャード・スカイヤー氏。それをポール・ディッキー氏が潤色し、アル・ボースバーグ氏が台詞をつけ、「キートンの結婚狂」「キートンのカメラマン」のエドワード・セジウィック氏が監督した。助演者には「踊る娘達」「大飛行艦隊」のアニタ・ペイジ嬢、「スポーツ王国」のロバート・モンゴメリー氏、トリクシー・フリガンザ夫人のほか監督として有名なフレッド・ニブロ氏やM・G・Mの名スター連が顔を並べているキャメラは「スポーツ王国」のレナード・スミス氏が担任している。
ネット上の声
- トーキーで、雑になった。喧しくなった。
- トーキーを生かしきれず
- 撮影所めちゃくちゃにするシーンなんか『ピーウィーの大冒険』かと思うくらい、コメデ
- キートンがピエロの服を着せられ、ちぐはぐなマリオネットになって滑稽な動きをさせら
キートン、 コメディ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督エドワード・セジウィック
- 主演バスター・キートン
-
ルパート・ヒューズの甥で百万長者の相続者たるハワードン・ヒューズが設立したカッド・プロダクション社で製作された映画である「尖端足化粧」「タキシー十三号」の監督者たるマーシャル・ニーランとジョーゼフ・モンキュア・マーチが共同で組み立てたストーリーから「四枚の羽根」「店曝しの天使」のハワード・エスタブルックと「ビッグ・パレード」のハリー・ベーンが脚色し、ヒューズ自身が監督に当たったもので、主なる出演者は「恋の走馬灯」「これぞ天国」のジェームズ・ホール、「青春の夢(1929)」「空中軍団」のベン・ライオン、「鉄青年」のジーン・ハーロウ、「娘乱暴記」「某重大事件」のジョン・ダーロウ、ルシアン・プリヴァル、ジェーン・ウィントン、ウィンダムン・スタンディング・エヴェリン・ホールなどでカメラは「彼女は戦にゆく」「クラック将軍」のガエタノ・ゴーディオ、「空の王者」のエルマー・ダイヤー、ハリー・ヴェリー、バートン・スティーン、ハリー・ゼッヒ、デウイー・リグレーの6人の担任。ちなみにこれはその投資額と撮影日数の長さに於いて米国記録を破れる作品として知られている。
ネット上の声
- やっぱ、戦争はダメ!!!
- お人好しで真面目なしっかり者の兄ちゃんロイが、最後の最期までチャランポランでダメ
- ジーンハーロウがいつもよりナチュラルメイクで非常に可愛い!なかなか奔放なお嬢さん
- みんな大好きマーティンスコセッシのみんな大好きというわけではないけど俺は大好き「
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督ハワード・ヒューズ
- 主演ベン・ライオン
-
無声映画時代に「戦争と平和」「鉄路の白薔薇」等を作って名声のあったアベル・ガンスが最初に作ったトーキーで、カミーユ・フラマリオンの天文学説に基きガンス自らが脚本を執筆、監督あわせて主演した映画である。なおガンスを助けて舞台俳優のヴィクトル・フランサンが最も主要な役を勤めているが、その他助演者には舞台俳優のサムソン・ファンシルベー、ジョルジュ・コラン、それからコレット・ダルフィーユ、「恋の凱歌」のジャン・ディード、ジャンヌ・ブランドー、等の腕利きが出演している。撮影は「夢見る唇」のジュール・クリュージェとルーダコフとの二人が担任し、音楽はミシェル・ルヴィンその他二人が担当した。発声はゴーモン・ペテルセン・プールセンによったものである。
ネット上の声
- どんな映画なの~!!?
- こ、これは、、、。
- キリストの受難劇から始まる巨匠アベル・ガンスのSFパニック劇
- マイケル・ベイ『アルマゲドン』の元ネタ
SF
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督アベル・ガンス
- 主演アベル・ガンス
-
「シンギング・フール」「ジャズ・シンガー(1927)」と同じくアル・ジョルソン氏主演映画で、米国ジャズ音楽界の大家アーヴィング・バーリン氏が原作を執筆し、ジョルソン氏が歌う歌曲をもものし、「激流恋をのせて」「踊子をめぐりて」のゴードン・リグビー氏と「流行の寵児」「殺人街」のジョセフ・ジャクソン氏が共同脚色し、「ノアの箱船」「大地の果てまで」のマイケル・カーティズ氏が監督し、「ノアの箱船」「踊子をめぐりて」のバーニー・マクギル氏が撮影したものである。助演者は「熱沙果つるところ」「踊るカレッヂ」のロイス・モーラン嬢を始め、「クラック将軍」のローウェル・シャーマン氏、「母ぞよく知る」のルイズ・ドレッサー嬢、「悪魔の日曜日」のホバート・ボスウォース氏、「サンダーボルト」のタリー・マーシャル氏、ミッチェル・ルイス氏、スタンリー・フィールズ氏、等である。
ネット上の声
- テーマソングが繰り返し歌われるが、展開が進むにつれてその歌詞が沁みるようになって
- 旅芸人一座のものがたりは目まぐるしい日々をのせて汽車でゆく
- 旅芸人一座の恋を巡る紆余曲折を描いた映画です
- ミンストレルショーの一座の端役が主人公
音楽
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演アル・ジョルソン