- 製作
- 1950年 日本
- 時間
- 88分
- 監督
- 黒澤明
- 出演
- 三船敏郎京マチ子志村喬
- 種類
- 時代劇
【平安時代、豪雨の羅生門。一つの殺人事件を巡り、食い違う三人の証言。人間のエゴイズムが暴き出す、驚愕の「真実」の行方。】
荒れ果てた平安京の羅生門の下で雨宿りをする、杣売りと旅法師。二人が語り始める、世にも奇妙な事件の顛末。森の中で起きた、一人の武士の死。捕らえられた盗賊、武士の妻、そして巫女の口を借りて語る死んだ武士の霊。三者三様の証言は、それぞれが自身の正当性を主張し、全く噛み合わない。一体誰が嘘をついているのか。人間のエゴと虚栄心が渦巻く藪の中、事件の真相を揺るがす第四の目撃者の存在。