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長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」で一躍ヌーベルバーグの重要人物として注目された伝説的映画監督ジャック・ロジエの長編第2作。海辺の別荘へバカンスに出かけたキャロリーヌとジョエル、カリーンの3人は、女だけの気ままな時間を楽しんでいた。そこへ、ジョエルの上司で密かに彼女に思いを寄せるジルベールが現れる。ジルベールは別荘の庭にテントを張らせてもらうことになるが、3人の女たちからは粗末な扱いを受けるばかり。そんな中、3人は海からの帰り道にパトリックという青年と出会い、ジルベールをよそにパトリックと親しくなっていく。2010年1月に東京・ユーロスペースで開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月、シアター・イメージフォーラムで再び行われる同特集で再上映。
ネット上の声
- 演技とリアルの境界が非常に曖昧な描写の数々が実に魅力的で、縦軸になる話が欠如して
- 即興的な演出には不自然さのない心地良さが
- ジャック・ロジェのバカンス
- オルエットの方へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
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「ロッタちゃん」シリーズでおなじみのアストリッド・リンドグレーンによる原作を基に、赤いおさげとそばかすがトレードマークの“世界一強い女の子”ピッピが仲間たちと繰り広げる大冒険を描く。お母さんに叱られて、ついに家出を決意したトミーとアニカ。彼らの隣家“ごたごた荘”で暮らすピッピも一緒に行くことになる。途中で会ったコンラッドさんから、世界一強力なノリをもらった3人は、楽しい家出旅行を続けるが……。
ネット上の声
- 空を飛ぶ女の子作品。
- 空飛ぶ車に天井でのダンスに不完全な車輪の自転車に、ぶっ飛び度は増してるし相変わら
- 最初の「ながくつしたのピッピ」に比べると、やはり…チョッと…という点はあるものの
- 靴のうらに天井も歩けちゃう強力なノリを塗る!というのをすごい覚えてる
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国スウェーデン,ドイツ
- 時間88分
- 監督オーレ・ヘルボム
- 主演インゲル・ニルセン
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ある殺人課長が犯した殺人によって、警察内部に湧き起ったさまざまな波紋を描いて権力機構の愚かしさを徹底的にあばきたてた作品。製作はダニエレ・セナトーレ、監督は「悪い奴ほど手が白い」のエリオ・ペトリ、ストーリーと脚本はウーゴ・ピッロとエリオ・ペトリの共同執筆、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演は「山いぬ」「総進撃」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「ベニスの愛」「最後の谷」のフロリンダ・ボルカン、サルヴォ・ランドーネ、ジャンニ・サンツッチョ、アルツーロ・ドミニチ、オラツィオ・オルランド、セルジョ・トラモンティ、マッシモ・フォッシなど。
ネット上の声
- それでもボクはやっている
- 人間やること変わらない
- 愛人宅のベッドで女が男に剃刀で首を切られて殺される
- 完全なネタバレあり
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間114分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
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古き良き西部で、時代に取り残されていく人間のおかしさと哀れさの中に、西部男の執念に満ちた復讐譚を折り込んだ作品。製作総指揮に「ワイルドバンチ」のフィル・フェルドマン、同じく製作・監督サム・ペキンパーのコンビ、共同製作ウィリアム・ファラーラ、脚本ジョン・クロフォード、エドモンド・ペニー、撮影も「ワイルドバンチ」のルシエン・バラード、音楽ジェリー・ゴールドスミス、美術リロイ・コールマン、編集フランク・サンティロ。出演は「トラ・トラ・トラ!」のジェイソン・ロバーズ、「追いつめて殺せ」のステラ・スティーヴンス、「フィクサー」のデイヴィッド・ワーナー、「ワイルドバンチ」のストロザー・マーティン、L・Q・ジョーンズ、スリム・ピケンズなど。1991年2月よりのリバイバル時に邦題を「ケーブル・ホーグのバラード~砂漠の流れ者~」に改題し公開。
ネット上の声
- これがペキンパー?と言いたくなるようなコミカルさとほのぼの感
- ペキンパー監督の西部劇への鎮魂歌の集大成
- ワイルド・バンチを観た人はこっちも観て!
- ペキンパーの異色作にして最高傑作
西部劇、 アクション
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督サム・ペキンパー
- 主演ジェイソン・ロバーズ
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「ラストタンゴ・イン・パリ」「ラストエンペラー」で世界的に知られるベルナルド・ベルトルッチ監督が1970年に手がけた作品で、アルベルト・モラビアの「孤独な青年」を原作に、過去の罪に捕われファシストにならざるを得なかった男の悲哀を描いた。幼い頃、自分を犯そうとした男を射殺してしまったマルチェッロは、いまだに罪の意識が消えずにいた。ある日、彼に反ファシズムのクアドリ教授暗殺の命が下る。好奇の目にさらされながらも優雅に踊る女同士のダンスシーン、雪の降り積もった森での暗殺シーンなどベルトルッチと名匠ビットリオ・ストラーロのコンビが描く映像美も見どころ。日本では72年に劇場公開されており、ベルトルッチ作品の日本における初劇場公開作となった。2015年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 少年時代に同性愛者の男に襲われて、相手を射殺してしまった恐ろしい過去を抱えたマル
- こんな境遇にならないとわから無いことがあります
- 良さが解らないのです・・すみません
- ファシズムに官能美で不思議な感覚
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間115分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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第2次世界大戦のアフリカ戦線でナチス・ドイツ軍を相手に闘ったアメリカの名将、ジョージ・S・パットンの波乱に満ちた半生を、「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー監督が映画化した戦争スペクタクル。パットン将軍をジョージ・C・スコットが熱演しアカデミー主演男優賞に輝いたが、これを辞退したことで話題になった。他にもアカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞など、1970年度の最多7部門を受賞。
ネット上の声
- ジョージ・C・スコットがアカデミー賞拒否
- パットン将軍に学ぶ、人事の鉄則とは?
- 猛将パットンを描いた伝記的戦争ドラマ
- ☆時代が求め、時代から捨てられた男☆
戦争、 実話
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間172分
- 監督フランクリン・J・シャフナー
- 主演ジョージ・C・スコット
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偉大な芸術家チャイコフスキーの私生活での苦悩、その苦悩を払しょくするように、類まれなる才智による創作活動を続けた彼の劇的な生涯を画く。製作・監督は「肉体の悪魔(1971)」「ボーイフレンド」のケン・ラッセル、脚本は「大侵略」のメルヴィン・ブラッグ、撮影は「冬のライオン」のダグラス・スローカム、演奏はロンドン・シンフォニー・オーケストラ、指揮はアンドレ・プレヴィン、ピアノ独奏はラファエル・オロズコ、振付はテリー・ギルバート、衣裳デザインはシャーリー・ラッセル、編集はマイケル・ブラッドセルが各々担当。出演はTV『ドクター・ギルデア』のリチャード・チェンバレン、「恋する女たち」のグレンダ・ジャクソン、マックス・エイドリアン、クリストファー・ゲイブル、イザベラ・テレジンスカなど。
ネット上の声
- 亡き母を慕い続けたチャイコフスキー
- 映画館で吐きそうに
- チャイコフスキーの苦悩に満ちた私生活をスキャンダラスに描いたケン・ラッセル監督の異色作
- ケン・ラッセルのチャイコフスキーに対する偏執的な愛情をありありと伝えているのだが
音楽、 伝記
- 製作年1970年
- 製作国イギリス
- 時間124分
- 監督ケン・ラッセル
- 主演リチャード・チェンバレン
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国境近くの村に、汚らしい身なりの男(T・ヒル)がやってきた。ところが銃の腕前は抜群、あっと言う間に二人の男を倒す。
ネット上の声
- 人生気楽にいこうぜ
- バッド・スペンサーの脳天ゲンコツチョップが凄いっす! ガンファイトよりも殴り合い
- ボロボロな服をした早撃ちで最早敵う相手なしの男のテレンス・ヒルと、
- Il professore mi ha prestato questo film
西部劇
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間103分
- 監督E・B・クラッチャー
- 主演マリオ・ジロッティ
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ネット上の声
- 無一文で四万温泉行って映画撮りたくなる
- カラーはチョットだけよ
- ブルーフィルムの活弁というよく考えればあり得ない荒唐無稽さがありながら、気の利い
- オープニングから丁度良くしなる橋を渡るシーンまで白黒画面のセクシーさにウットリし
時代劇
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督渡辺護
- 主演大月麗子
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それぞれ仕事もあり、家庭も持っている3人の中年男、ハリー、ガス、そしてアーチーは親友の死という事件に直面する。ショックを受けた彼らはさんざんバカ騒ぎをするが、悲しみは癒えない。やがて3人はロンドンへ行き、そこで女性を誘惑する。しかし事はうまく運ばない……。そんな騒動の果てに、再び生きる気力を取り戻していく男たちの物語。幾度か編集し直され、サンフランシスコ映画祭で上映されたのは、153分版だった。
ネット上の声
- 中年の現実と限界は…
- 子供っぽい大人
- 大袈裟ではなく映画ってここまで、凄いんだって思わせてくれる作品が好きなんだけどカ
- 木更津キャッツアイとかハングオーバーとかのバカな俺たちサイコー!の真逆というか、
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ベン・ギャザラ
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一年ぶりで東映に戻ってきたマキノ雅弘が、傑作「残侠伝」シリーズの演出にあたる。脚本は「博徒仁義 盃」の大和久守正、監督は「牡丹と竜」のマキノ雅弘、撮影は「新網走番外地 大森林の決闘」の林七郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- マキノ監督円熟の冴え、情感たっぷりの名作
- 昭和残侠伝シリーズ中の最高傑作
- 白を黒だと言わせることも~
- 祝!初の任侠健さん!!
ヤクザ・ギャング、 昭和残侠伝
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督マキノ雅弘
- 主演高倉健
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「緋牡丹博徒 花札勝負」でコンビを組んだ鈴木則文と加藤泰が脚本を共同執筆し、加藤がメガホンをとった“緋牡丹博徒”シリーズ第六作。撮影は「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」の赤塚滋が担当した。
ネット上の声
- 随分とモタモタした開始だな〜だったんだけど
- 松竹の文芸映画みたいな任侠映画。
- 藤純子さんの美貌にシビれる
- 任侠映画史に残る傑作
ヒューマンドラマ、 緋牡丹博徒
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督加藤泰
- 主演藤純子
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日本的風土の中での近親相姦を通じて、人間の精神の原鉱を探ろうとした意欲作。脚本は「水で書かれた物語」の石堂淑朗のオリジナル、監督はその鋭い映像感覚で数々の秀作をブラウン管に送って来た、「宵闇せまれば」の実相寺昭雄の長篇第一作。撮影は稲垣涌三と中堀正夫が担当。
ネット上の声
- 怪奇大作戦呪いの壺&京都買いますの延長
- 実相寺監督の映像世界は堪能できます。
- 実相寺昭雄監督、ATG邦画作品…
- 悪魔の様な田村亮が印象的
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間146分
- 監督実相寺昭雄
- 主演田村亮
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ネット上の声
- ニューヨークのハーレム地区にはあるメトロポリタン病院が舞台
- ゲロの量が凄いと聞いてたが、構えてたせいか、まだまだゲロれそうだったの今一つもの
- 死体解剖やらなんやらをここ最近立て続けに見てるからそっとやちょっとじゃ驚かないん
- ワイズマンの映画観たらしばらくワイズマンだけでいいかーと思ったりするんだけどそん
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
「月曜日に乾杯!」などで知られる旧ソ連ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニが1970年に手がけたコメディ。ジョージアの首都トビリシを舞台に、自己中心的でお調子者だがどこか憎めない青年のせわしない日常を描く。
オペラ劇場のオーケストラの一員であるティンパニー奏者ギアは遅刻の常習犯で、練習の時のみならず演奏会にも度々遅刻する。さらに本番中にも出番の合間に会場を抜け出して街へと繰り出し、終演間際に慌てて戻って来てどうにか最後の一打に間に合わせる始末。女性や友人、家族に対してもルーズな彼は、約束を交わしては忘れたり突然家に押しかけたりと自分勝手な行動を繰り返すが、その憎めない人柄は周囲の人々を魅了していく。
日本では2004年開催の特集上映「イオセリアーニに乾杯!」で初公開された。
ネット上の声
- すべてうたかた
- かなりいい加減な奏者(笑)
- タイトルとても良いな、とずっと思っていて念願の鑑賞だったのだががっつり寝てしまっ
- 出番が少なくて暇だからと劇場から抜け出して街をブラブラ歩き回っては立入禁止場所に
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ジョージア
- 時間82分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演ゲラ・カンデラキ
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ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イギリス
- 時間63分
- 監督ピーター・シーボーン
- 主演デヴィッド・マカリスター
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1950年前半のチェコの〈暗黒時代〉に実際に起きたスランスキー事件(血の粛清)をあばき、人間の自由と尊厳を蹂躙するものを鋭く告発する。製作は「禁じられた遊び」「仁義」のロベール・ドルフマンとベルトラン・ジャバル、監督は「Z」のコスタ・ガブラス、原作はアルトゥール・ロンドン、リーズ夫妻の自叙伝的ドキュメントを「戦争は終った」「Z」のホルヘ・センブランが脚色、「Z」のラウール・クタールが撮影、映画内に出て来るチェコのスチル写真は「ベトナムから遠く離れて」のクリス・マルケル、音響はウィリアム・シベル、編集を「Z」のフランソワーズ・ボノーが各々担当。出演は「仁義」のイヴ・モンタン、「影の軍隊」のシモーヌ・シニョレ夫妻が映画の中でも夫婦役を演じ、その他「ウエスタン」のガブリエレ・フェルゼッティ、ミシェル・ヴィトー、ウンベルト・ラホなど。
ネット上の声
- 無実の罪で逮捕され、自白を強要される・・・いつの時代も同じ
- コスタ=ガヴラス監督『Z』に続く「政治3部作」の2作目…
- リアルな拷問と共産党政権下の八百長裁判の映画
- 「レーニンよ目覚めよ!彼らは発狂した」
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間136分
- 監督コンスタンタン・コスタ=ガヴラス
- 主演イヴ・モンタン
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決して会ってはならぬ五人の男が、運命の糸に繰られて対決へ追いこまれる。友情と裏切りがあやなす意地と仁義の男の世界の物語。製作ロベール・ドルフマン、監督・脚本は、「影の軍隊」のジャン・ピエール・メルヴィル、撮影を「サムライ」のアンリ・ドカエ、音楽は「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグラン、出演は「ボルサリーノ」のアラン・ドロン、「パリのめぐり逢い」のイヴ・モンタン、「サムライ」のフランンワ・ペリエ、「クリスマス・ツリー」のブールビル、「血斗のジャンゴ」のジャン・マリア・ヴォロンテなど。
ネット上の声
- のーーーーんかっこよかったよーー!!
- ◉宝石泥棒のシーンが秀逸
- 静けさを楽しめるなら
- 罪と縁と義理
サスペンス、 アクション
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間140分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演アラン・ドロン
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ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニというイタリアの2大スターを主演に迎え、戦争によって引き裂かれた男女の愛を描いたドラマ。
結婚して幸せな日々を送っていたジョバンナとアントニオだったが、第2次世界大戦が勃発し、アントニオはソ連の最前線に送られてしまう。終戦後、帰らない夫を探しにソ連を訪れたジョバンナは、命を救ってくれたロシア人女性との間に家庭を築いていたアントニオと再会する。逃げるようにイタリアに戻ったジョバンナだったが、数年後、もう一度やり直したいとアントニオが訪ねてくる。
「ミラノの奇蹟」(1951)、「悲しみの青春」(71)などで知られ、74年に他界したイタリアの名匠ビットリオ・デ・シーカの晩年の名作。2011年にニュープリントでリバイバル公開。2020年、製作50周年を記念したHDレストア版でリバイバル公開。2023年には新たに修復を加えたデジタルリマスター版を字幕版&日本語吹き替え版で公開。
ネット上の声
- いつ鑑賞しても感動の不朽の名作ひまわり
- スクリーン一面のひまわり畑とテーマ曲
- 名作とはこの映画のことです。
- 女の泣くツボ、男の泣くツボ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間107分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演ソフィア・ローレン
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ビートルズの新曲Let It Beから題名を得た、ビートルズ主演映画の第三作。製作はニール・アスピネル、監督はマイケル・リンゼイ=ホッグ。撮影はトニー・リッチモンド、レス・パロット、ポール・ボンド、録音はピーター・サットン、ロイ・ミンゲイ、ケン・レナルズ、編集はトニー・レニーがそれぞれ担当。出演は「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」「HELP! 四人はアイドル」のビートルズのメンバー、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター。
ネット上の声
- 元々のTVスペシャルから劇場公開の経緯を辿ったことから微妙なことになった作品が、ついにレストア再公開に
- 全てはあるがままに… 彼らは間違いなく史上最高のアーティストだった!
- ザ・ビートルズもイギリス市民もスタイリッシュだった
- 最強ロッカーはジョン・レノンでしょうか?
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国イギリス
- 時間80分
- 監督マイケル・リンゼイ=ホッグ
- 主演ジョン・レノン
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昭和二八年に熊本で起きた黒髪小学校事件を骨子に、一市民一家の悲劇を通して、ハンセン病への偏見と差別を告発した作品。脚本・監督は新人の中山節夫。撮影は内田周作が担当。
ネット上の声
- 知識としては知っていたけれど・・・
- ハンセン病資料館にて中山監督のお話と合わせての上映会で鑑賞
- 映画としては、自主映画なので限界があったんではないか
- ハンセン病患者の国立療養所の厚いかべ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中山節夫
- 主演桜井純子
-
1969年に開催された伝説の野外ロックフェス「ウッドストック・フェスティバル」の模様を記録したドキュメンタリー。1969年8月15日から3日間にわたり、ニューヨーク郊外のベセルで開催された“愛と平和と音楽の祭典”ウッドストック。開催当日、会場には予想を大幅に上回る40万人もの若者たちが集まり、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ザ・フー、サンタナら人気アーティストたちが昼夜を通して熱演を繰り広げた。後世にまで語り継がれることとなった彼らの伝説的パフォーマンスをはじめ、会場の様子や関係者へのインタビューを交えながら、当時の熱狂を映し出す。マーティン・スコセッシが編集を担当。1971年・第43回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した。2009年には、貴重なパフォーマンス映像を追加した「ディレクターズ・カット版」がリリースされた。
ネット上の声
- マツタクさんレビューの12-12-12 The concert for sand
- 70年代カルチャーからの熱きメッセージ
- 3時間の長尺を感じないドキュメンタリー
- 音楽に力がある事を証明した集大作!
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間185分
- 監督マイケル・ウォドレー
- 主演ジョー・コッカー
-
一昨年、全米キャラバン・コンサートを行ったロック・グループ、ローリング・ストーンズの演奏を、オルタモントにおけるコンサートでの、ヘルス・エンジェルによる黒人青年刺殺という衝撃的なショットをインサートして捉えた記録映画。惨事をストップ・モーションで写し出すムビオラを見つめるローリング・ストーンズのメンバーの複雑な表情や、演奏旅行途中でのリラックスした風景、オルタモントのコンサートの主催者たちの忙しく立ち廻るさま、そしてステージのストーンズ、アイク&ティナ・ターナー、ジェファーソン・エアプレーンなどの熱演ぶりが、フィルムにおさめられている。製作総指揮はロナルド・シュナイダー、監督は、過去6年間コンビを組み、彼等独特の映画作法を生み出したといれるデイヴィッドとアルバートのメイズルス兄弟と、シャーロット・ツワーリンの共同、撮影もメイズルス兄弟で22名のカメラマンが参加、音響はマイケル・ベッカー、ジョン・ブランボー、ハワード・チェスリーほか11名、編集はエレン・ギファード、ロバート・ファレン、ジョアン・バーク、ケント・マッキニー、スペシャル・ヘルプとしてハスケル・ウエクスラー、ドナルド・キャメルがそれぞれ担当。
ネット上の声
- 良くも悪くも60年代から70年代にかけてのロックムーブメントってやばかったんだな
- 1969年12月6日にカリフォルニアのオルタモントという場所で行われたストーンズ
- “映画史上の偉大な音楽映画ベスト50”に
- 俺はもう寝てたって金が入って来るんだよ!
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督デヴィッド・メイズルス
- 主演ザ・ローリング・ストーンズ
-
「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズでおなじみのアストリッド・リンドグレーンによる児童文学の名作を基に、本国スウェーデンのオル・ヘルボム監督が映画化。“世界一強い女の子”ピッピが巻き起こす大騒動をコミカルに描く。ポンコツ船を直して無人島へやって来たピッピ。仲間たちとの楽しい毎日はあっという間に過ぎ、やがてクリスマスが近づいてくる。クリスマスのお祝いに参加するため、ピッピは学校へ通うことになるが……。
ネット上の声
- 小さいとき観たシーン、けっこう覚えてた…大好きだったもんなー
- 〜文化の日、無料鑑賞会〜
- そり遊び◎
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国スウェーデン,ドイツ
- 時間84分
- 監督オーレ・ヘルボム
- 主演インゲル・ニルセン
-
1911年から約十年間断続的に起こったメキシコ革命を背景に民族解放運動に挺身した人々の姿を描く。監督は「豹/ジャガー」のセルジオ・コルブッチ、撮影はアレハンドロ・ウローア(アレクサンダー・ウローア)、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はフランコ・ネロ、トマス・ミリアン、ジャック・パランス、フェルナンド・レイ、アイリス・バーベン。日本語版監修は岡枝慎二。テクニカラー、テクニスコープ。
ネット上の声
- いいのか?これで? 教授の教えは?
- 「俺は危ない橋は渡らないのさ」
- 2大ジャンゴ俳優夢の共演
- 殺っちまおう、同志達!!
西部劇
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間105分
- 監督セルジオ・コルブッチ
- 主演フランコ・ネロ
-
エリック・ロメール監督による「六つの教訓語」シリーズの第5作。結婚を控えた中年男ジェロームは、少年時代を過ごした避暑地アヌシーを訪れ、旧友である女性作家オーロラと再会する。オーロラが仕事部屋を借りているボルテール夫人の家を訪ねたジェロームは、夫人の10代の娘ローラに興味を抱き、オーロラの次回作のネタとしてローラを誘惑することに。やがて、ローラの姉クレールが恋人を伴って現われると、ジェロームはクレールの美しい膝に心を奪われてしまう。主演は「女は女である」「いとこ同志」のジャン=クロード・ブリアリ。1970年に製作され、日本では1989年に初公開。2006年にロメール監督の特集「ロメールと女たち」で上映。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」でも上映される。
ネット上の声
- 【くだらない嫉妬心にエスプリを効かせて】
- アデュー ロメールII:教訓話をひとつ
- ジャケット写真がすべてを語ってますね
- すべてが「膝」の一点に。
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エリック・ロメール
- 主演ジャン=クロード・ブリアリ
-
「ヤングパワー・シリーズ 大学番外地」のコンビ須崎勝弥と帯盛迪彦の脚本、監督による異色青春もの。撮影は「女組長」の中川芳久が担当。
ネット上の声
- ハレンチ度アップ!の青春映画
- 中一の同級生が
- 『レモンセックスシリーズ』と並走するような、大映末期の奇天烈性典映画
- スピード感溢れるバイクで走ったタイヤ目線のオープニング
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督帯盛廸彦
- 主演南美川洋子
-
アメリカの無頼の英雄兵士たちがフランス戦線で、ドイツ軍相手に活躍する戦争アクション。製作はガブリエル・カツカとシドニー・ベッカーマン、監督は「荒鷲の要塞」のブライアン・G・ハットン。脚本は「ミニミニ大作戦」のトロイ・ケネディ・マーティン。撮影は「逃亡者」のガブリエル・フィゲロア、音楽はラロ・シフリン、美術はジョナサン・バリーが担当。編集はジョン・ジンプソン。出演は「ペンチャー・ワゴン」のクリント・イーストウッド、「女王陛下の007」のテリー・サヴァラス、「深く静かに潜航せよ」のドン・ピックルズ、「M★A★S★H(マッシュ)」のドナルド・サザーランド、「ガンファイターの最後」のキャロル・オコナー、「コマンド戦略」のトム・トゥループ、「暴力脱獄」のディック・ダバロス。他にハル・バックリー、スチュアート・マーゴリンなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。
ネット上の声
- クリント・イーストウッドの戦争コメディ!
- 戦争を”コメディ”にしてしまう、大胆さ!
- ぐうたら小隊、ナチスの金塊強奪に挑む!
- オリジナルを超えた、吹き替えカット版
戦争
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間144分
- 監督ブライアン・G・ハットン
- 主演クリント・イーストウッド
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ネット上の声
- 観たい映画クソほど溜まってるのに…
- 1970年だから猪木戦よりも前の作品
- アリは学びが速い人だね
- 真のチャンピオンとは
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ジム・ジェイコブス[製作]
- 主演モハメド・アリ
-
ネット上の声
- 娼婦を連れて叔父宅にしけ込んだ弁護士が居直り強盗に出くわしてしまうというワンシチ
- 監禁もの+社会派+爆弾パニックとてんこ盛りなのだが、なかでも終盤の暗闇のひたすら
- ロンドンを舞台にしたスタイリッシュでスリリングなエロティック・ホラー♡♬*゚
- 後半からの完全に地味に振り切った暗闇のなかの室内のアクション猛烈に好き
ホラー
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間91分
- 監督エンツォ・G・カステラッリ
- 主演ジャンニ・ガルコ
-
男たちにはめられ、無実の罪で投獄されたゲイリー・ハミルトン。大統領の恩赦により10年ぶりに自由の身となった彼は故郷へ。途中、駅馬車で士官学校に通うディックという青年と出会うが、彼の父親が自分に罪を着せた男だとわかり、ゲイリーは復讐を開始する。
ネット上の声
- 『幽霊屋敷の邪淫』『顔のない殺人鬼』の監督アントニオ・マルゲリーティがクラウス・
- なんでまたカインに対する神の御言葉と重ねようと思ったのか、マルゲリーティの真意は
- 無実の罪で投獄されていたゲイリー・ハミルトンが恩赦により釈放され、自分をはめた男
- 話は王道の復讐ものマカロニウエスタンだが、クラウス・キンスキーが過剰なまでの暴力
西部劇
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間96分
- 監督アントニオ・マルゲリーティ
- 主演クラウス・キンスキー
-
ポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキが1970年にイギリスで撮りあげた作品で、15歳の少年の不器用な初恋を色鮮やかな映像美でつづった青春ドラマ。公衆浴場で働きはじめた少年マイクは、職場の先輩である年上の女性スーザンに惹かれていく。スーザンへの実らぬ思いを募らせたマイクの行動は次第にエスカレートし、悲劇的な結末へと突き進んでいく。当時ポール・マッカトニーの婚約者として話題を集めたジェーン・アッシャーがスーザン役、「初恋」のジョン・モルダー=ブラウンがマイク役を演じた。イギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンスと、ドイツのプログレッシブロックバンド「カン(CAN)」が楽曲を担当。日本では72年に劇場初公開。2018年1月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 先に申し上げておきますと、作品とは全く関係のないことを書いております
- ずいぶーん前から📎していた作品をやっとこさ鑑賞👀✨
- イエジー・スコリモフスキ監督作品初鑑賞…
- サイケデリックな恍惚感を薬なしで得たい方
青春
- 製作年1970年
- 製作国イギリス,ドイツ
- 時間92分
- 監督イエジー・スコリモフスキ
- 主演ジェーン・アッシャー
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杉本要吉原作のノン・フィクションをもとに「太陽は見た」の石松愛弘が脚本に当り、監督は「おんな極悪帖」の池広一夫、撮影は「兇状流れドス」の武田千吉郎がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 小学校高学年の時学校で観て大泣きしました
- S30-36年生まれなら学校で見た人多い筈
- 小学生にはちょっとつらい?
- ぜひDVDにして下さい。
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督池広一夫
- 主演中村光輝
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おつかいに行った子供が大きな犬にあって困ってしまうというささやかな話をユーモラスなタッチで描く、微笑ましい小品。現代イラン映画を代表して国際的に注目を浴びるアッバス・キアロスタミ監督が70年に発表した彼の処女作にあたる。脚本はキアロスタミ、撮影はメヘルダッド・ファヒミ、編集はマヌチュール・オリアイ、録音はヘライール・アタシュカールがそれぞれ担当。出演はレザ・ハシェミ、メヘディ・シャハヴァンファール。使用曲はビートルズの『オブラディ・オブラダ』。93年山形国際ドキュメンタリー映画祭特別招待作品。
ネット上の声
- ヤベ・・・犬だ、どうしよう(オロオロ)
- 何気ない日常の風景
- ダサいショットとかもあったけど、この頃から、人を撮っているようで世界を撮っている
- おつかいに行った子供が大きな犬にあって困ってしまうというささやかな話をユーモラス
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間12分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演レザ・ハシェミ
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自分の意志、行動にかかわりなく黒い影につきまとわれる不安から生じるスリルとサスペンス。角田喜久雄の原作「黄昏の悪魔」から「野獣の復活」の小川英が脚本化、監督は同作の山本迪夫。撮影は「豹は走った」の原一民が担当。
ネット上の声
- ようやく鑑賞出来ました!酒井和歌子主演の不条理スリラー「悪魔が呼んでいる」😈を!
- 野村昭子=アパートの大家さんという安心感
- 実は強かったんだ
- これでもかと不幸の連鎖が起こり自暴自棄になってしまい、さらには見ず知らずの人間に
サスペンス
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督山本迪夫
- 主演酒井和歌子
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ネット上の声
- 豚の屠殺のドキュメンタリー
- 豚の屠殺〜ソーセージを作るドキュメンタリーなんだけど、不思議とオエ〜という感じに
- ドキュメンタリーとは思えないくらい、別アングルからのアクションつなぎがビシビシと
- 豚に興味があるわけでも、豚を解体する青年たちに興味があるわけでも、解体の作業に興
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督ジャン・ユスターシュ
- 主演---
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ネット上の声
- 太平洋戦争勃発以前の昭和初期の激動を、架空の新興財閥”伍代家”の人々を通して描く
- 私大文系だった自分には日本史、特に近現代が関門でここが受験の命運を分けた
- NO.28「せ」のつく元気になった邦画
- 当時金持ちの日活が製作した不朽の大作
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間194分
- 監督山本薩夫
- 主演滝沢修
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妻子ある男との結婚をひかえ、逡巡し、そして多くの不安を乗り越えて結婚にたどりつく一歩手前で、二人の未来は無惨にも断ち切られてしまう。製作はレイモン・ダノン、監督はクロード・ソーテ、脚本はポール・ギマール、ジャン・ルー・ダバディ、クロード・ソーテの共同、撮影はジャン・ボフティ、音楽はフィリップ・サルドが各々担当。出演はロミー・シュナイダー、ミシェル・ピッコリ、レア・マッサリ、ジェラール・ラティゴなど。
ネット上の声
- 別れ道の原版
- ロミーに惹かれてオランダ人夫がチョイスした作品
- 長年つれ添った妻と若い愛人の間をフラフラする話
- 凝縮・反転した意識の中で…
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督クロード・ソーテ
- 主演ロミー・シュナイダー
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第二次大戦末期、ナチス強制収容所からアメリカ占領軍の監視下に移されたポーランド囚人たちの一人である主人公の苦悩の青春期を描く。監督は「鉄の男」のアンジェイ・ワイダ、脚本はワイダとアンジェイ・ブジョゾフスキ、原作はタデウシュ・ボロフスキ(『収容所番号119198』)、撮影はジグムント・サモシウク、音楽はジグムント・コニエチヌイ、美術はイェジー・シェスキ、製作監督はバルバラ、ぺック・スレシッカが各々担当。出演はダニエル・オルブリフスキ、スタニスラヴァ・チェリンスカ、タデウシュ・ヤンチャル、イェジー・ジェルニックなど。
ネット上の声
- 1945年初頭のドイツ
- 撮り方と台詞回しが独特な…手持ちで顔に急接近したりするのはドキュメンタリー志向が
- 一度極限まで尊厳を踏みにじられた歴史が、かつての輝きを取り戻すのは不可能なのか
- (ポーランド映画祭2013) 第二次大戦後ドイツの迫害から解放されたはずのポーラ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ポーランド
- 時間105分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演ダニエル・オルブリフスキー
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今世紀前半、世界を最も騒然とさせた“イタリア号遭難事件”を再現した七〇ミリ大作。製作は「誘惑されて棄てられて」のフランコ・クリスタルディ、監督は「怒りのキューバ」のミハイル・カラトーゾフ。脚本は「ナポリと女と泥棒たち」のエンニオ・デ・コンチーニとミハイル・カラトーゾフの共同執筆。撮影はレオニード・カラーシニコフがそれぞれ担当。出演は「遥か群衆を離れて」のピーター・フィンチ、「007は二度死ぬ」のショーン・コネリー、「サンタ・ビットリアの秘密」のハーディ・クリューガー、「アフリカ大空輸」のクラウディア・カルディナーレ、「わが命つきるとも」のポール・スコフィールド、「ナポリと女と泥棒たち」のマリオ・アドルフ、「テオレマ」のマッシモ・ジロッティ、ほかにエドワルド・マルゼヴィッチ、ルイジ・ヴァンヌッキなど。カラー、七〇ミリ。
ネット上の声
- 危機的状況で、一人生き残ったら・・
- 当時としては大遭難救出劇だった
- 北極サバイバル(?)大作
- 今までで一番怖い映画
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,ソ連
- 時間158分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演ショーン・コネリー
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フランソワ・トリュフォー監督とジャン=ピエール・レオ主演による連作「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の第4作。前作で婚約したアントワーヌとクリスチーヌの結婚生活を、ジャン=リュック・ゴダール、アラン・レネ、ジャック・タチらへのオマージュを散りばめながら描く。恋人クリスチーヌと結婚したアントワーヌは、花屋で花の色を染める仕事をしている。やがてクリスチーヌは妊娠し、男の子が誕生。アントワーヌはアメリカ資本の会社に転職するが、仕事先で知り合った日本人キョーコにひかれてしまう。そんな彼の無責任ぶりのせいで、夫婦関係は危機的状況に陥っていく。キョーコ役に、パリコレモデルとして活躍した松本弘子。
ネット上の声
- 長い友情の旅に出るクリスティーヌとドワネル
- アントワーヌくんドタバタ家庭劇場の巻
- “フランス流・普遍性”を感じさせる
- 「巨匠」トリュフォーの松竹大船調
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
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反英世相高まるアイルランドの寒村を舞台に、不倫の恋に燃える人妻の業を描く。製作はアンソニー・ハヴェロック・アラン、監督は「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」のデイヴィッド・リーンで、他のオリジナル脚本のロバート・ボルトや撮影のフレデリック・A・ヤング、音楽のモーリス・ジャール、編集のノーマン・サベージ等は両作品の時と同じスタッフである。出演は「秘密の儀式」のロバート・ミッチャム、「遥かなる戦場」のトレヴァー・ハワード、「召使」のサラ・マイルズ、「さよならを言わないで」のクリストファー・ジョーンズ、「ふたりだけの窓」のジョン・ミルズ、その他レオ・マッカーン、バリー・フォスターなど。メトロカラー、スーパー・パナビジョン七〇ミリ。
ネット上の声
- デビッド・リーン監督が超一級の映像作家であることを再認識出来る作品に…
- 人物描写と観ている者に考えさせる構成が秀逸
- 渚に立ち籠める 蜻蛉の様に 愛は燃え上り
- アイルランドの自然に〜渦巻く人間模様
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イギリス
- 時間195分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演ロバート・ミッチャム
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熊井啓と原作者の井上光晴が共同でシナリオを執筆、「黒部の太陽」の熊井啓が監督した社会ドラマ。撮影は墨谷尚之が担当した。
ネット上の声
- 「福田村事件」の描き方がなんとも辛気臭く、映画としての色気が全く感じられなかった
- 前日談は昭和16年、本編はその20年後くらい?
- その《現実》の眼差し=追悼熊井啓
- 原爆投下後、終戦直後からのお話
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督熊井啓
- 主演鈴木瑞穂
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ネット上の声
- 最後まで映画を愉しんだ人!
- ① 最後のクリスマス・イヴ
- 退屈は映画の敵だ
- 4話の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ドイツ,イタリア,フランス
- 時間94分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演フランソワーズ・アルヌール
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独善的な父親と、彼に反発しながらも突き放すことができない、義務感の強い息子の葛藤を描いたホーム・ドラマ。妻を失い、息子を呼び戻そうとする父親に、息子は決定的な断絶を感じとるが……。
ネット上の声
- 親父を憎みながら落ち込んで不安になって、恋人はいるけど、気軽に愚痴を話せるセック
- 粗暴な父を乗り越え、兄妹、そして自分の家庭までもを作り上げ、自信満々に迎えた老後
- あくまで息子を子供扱いして、支配しようとするオヤジ
- 流し見しちゃったけど、なかなか深い映画だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ギルバート・ケイツ
- 主演メルヴィン・ダグラス
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「昼顔」のルイス・ブニュエル監督が再びカトリーヌ・ドヌーブを主演に迎え、ベニト=ペレス・ガルドスの小説を映画化。両親を亡くした16歳の美少女トリスターナは老貴族ドン・ロペの養女になる。しかしロペはトリスターナに男女の関係を迫るように。はじめのうちはロペの言いなりになるトリスターナだったが、若い画家オラーシオと恋に落ちたことをきっかけに、ロペへの憎しみを募らせていく。愛を知った少女が冷酷な悪女へ豹変していく姿をドヌーブが怪演。
ネット上の声
- 意識と無意識が交錯するトリスターナの愛と憎しみの物語をブニュエルタッチで考察する面白さ
- どこか見覚えのある街だなと思ったらマリオカートWii で走ったことあるかも
- カトリーヌ・ドヌーヴが無垢な女から変身!
- トリスターナの変貌ぶり、怖い
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間99分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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スウェーデンのアストリッド・リンドグレーンによる名作児童文学を映画化。おさげとそばかすがトレードマークの女の子ピッピが海賊の島を舞台に繰り広げる大冒険を描く。ある日海岸で、お父さんのSOSを知らせる手紙入りのビンを発見したピッピ。海賊に捕まってしまったお父さんを助けるため、彼女は仲良しのトミーやアニカと一緒に気球に乗って旅に出る。数々の困難を乗り越え、ピッピたちはなんとか海賊の島にたどり着くが……。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国スウェーデン,ドイツ
- 時間93分
- 監督オーレ・ヘルボム
- 主演インゲル・ニルセン
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語られざる西部開拓史と、そこに燃えた激しい青春の姿をシャープな感覚で描く。製作総指揮を「ひまわり」のジョセフ・E・レビン、製作はハロルド・ロブとガブリエル・カッカ、監督を「野のユリ」「まごころを君に」のラルフ・ネルソン、セオドア・V・オルセンの小説「太陽を射る矢」をジョン・ゲイが脚色、撮影はロバート・ハウザー、音楽をロイ・バッドがそれぞれ担当。主題歌は「いちご白書」の「サークルゲーム」を歌ったバフィ・セイント・マリーが「ソルジャー・ブルー」ほか数曲を歌う。出演は「…you…」のキャンディス・バーゲン、新人ピーター・ストラウス、「007は二度死ぬ」のドナルド・プレザンス。その他、ホルヘ・リベロ、ジョン・アンダーソン。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。
ネット上の声
- 『西部劇』の裏面史…青い騎兵隊の制服もネイティブアメリカンにとっては恐怖と憎悪の対象でしかなかった…
- ラストシーンに監督の真実の希求への期待が…
- 『野のユリ』の真逆をゆく作風の西部劇
- 勇気あるハリウッド映画制作者に拍手!
人種差別、 西部劇
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ラルフ・ネルソン
- 主演キャンディス・バーゲン
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事故の裏に隠された疑惑をめぐって展開するロマンチック・サスペンス。製作はラルフ・ボーム、監督・脚本は「濁流」のレオナール・ケーゲル、撮影はジャン・ブルゴワン、音楽はクロード・ボランが各々担当。出演は「太陽が知っている」のモーリス・ロネ、ロミー・シュナイダー、シモーヌ・バッシュ、ガブリエレ・ティンティなど。
ネット上の声
- 大人の魅力、色気溢れるロミー・シュナイダーが妖しくて美しい✨クロード・ボランの音
- ロマンポルノだったら田中真理×織田俊彦かな〜 でもロミー・シュナイダーのコートみ
- 若い男女を乗せた車が崖から転落事故を起こし、女性は助かるが、男は行方不明となる
- ロマンポルノと2時間サスペンスの融合、すなわち大好物のドラマ
サスペンス
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間79分
- 監督レオナール・ケーゲル
- 主演モーリス・ロネ
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日本版“母をたずねて三千里”。脚本、監督は「ガメラ対大魔獣ジャイガー」の高橋二三、湯浅憲明。撮影は「十代の妊娠」の森田富士郎が担当。
ネット上の声
- ナレーション過多に感じるが、少年のまっすぐな心による大冒険は健気で自然と応援でき
- 芥川隆行のナレーション育ちなので耳に心地よく、人生の数日間のはじまりになんだか太
- お金もない、スマホもない、スケッチブックに描いた記憶のかけらとお父さんに会いたい
- 田園風景、平屋の校舎、北林谷栄さんのお迎え、子供が一人で突発的に誰かに会いに行く
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督湯浅憲明
- 主演岡本健