-
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装い、精神病院に入ったマクマーフィは、絶対的な管理体制をしくラチェット婦長のやり方に反発を覚える。マクマーフィは、管理されることに慣れ、無気力になっていた入院患者たちに生きる希望と活力を与えようとするが……。人間の尊厳と社会の不条理を描いたヒューマンドラマの名作。アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(ジャック・ニコルソン)、助演女優賞(ルイーズ・フレッチャー)ほか主要5部門を受賞した。
ネット上の声
- いきなり損失することの切なすぎる空白感。
- 映画レビューの素晴らしさを痛感する作品
- 「カッコー」って身近な存在だったりする
- 痛快なドタバタコメディーかと思いきや
精神障害、 病院(医療モノ)、 吃音者が登場する、 実話
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演ジャック・ニコルソン
-
女性たちの社会や日常での生き方を真摯に見つめる作品を多く残したベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが、主婦のフラストレーションとディテールを丁寧に汲み取りながら、平凡な日常に綻びが生じていく様子を追った傑作ドラマ。ジャンヌはブリュッセルのアパートで、思春期の息子と2人きりで暮らしている。湯を沸かし、じゃがいもの皮をむき、買い物へ出かけ、“平凡な”生活を送る彼女だったが……。主演は「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- ブリュッセルのアパルトメントで起こる3日間を、ほぼ家事をするだけで描くシャンタル
- 伝説の映画を作り上げた天才っぷりにおののく。
- 「史上最高の映画」は流石に言い過ぎ
- 家とう牢獄で見せる家事の奥深さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ベルギー
- 時間200分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
-
社会の底辺で生きるストリッパーと彼女たちのヒモとのつながりを描いたセックス喜劇。脚本は「青春トルコ日記 処女すべり」の山本英明と松本功、監督は「街の灯」の森崎東、撮影は「日本仁侠道 激突篇」の古谷伸がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 山城新伍の板についたダメヒモぶり、川谷拓三のいきっぷり、殿山泰司の坊主など見ると
- ストリップ劇場を舞台にしたコメディで、ポルノ枠で作られたものだろうが、ストーリー
- こういう映画は、脚本時点で監督はこの熱量と面白さを想像できてたのだろうか?信じ切
- 葬式で、死んだ友達の好きだった歌を歌いながらストリップしてくれる芹明香と、それを
コメディ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督森崎東
- 主演山城新伍
-
シベリアのウスリー地方に暮らす天涯孤独の猟師デルス・ウザーラ。地誌調査のためにウスリー地方に入ったロシアのアルセーニェフ隊は、厳しい自然に直面し窮地に陥ったところをデルスに助けられる。大自然を愛するデルスの生き方にアルセーニェフは感嘆を覚え、次第にふたりは強い友情に結ばれていく。しかし、過ぎ行く年月は残酷な別れを容赦なく突きつける。オール旧ソ連ロケの映し出す大自然は厳しく美しく、役者たちの静かな演技も心を打つ。黒澤監督初の70ミリ作品。
ネット上の声
- 20世紀初め、ロシア人探検家アルセーニエフ(ユーリー・サローミン)と先住民族の猟
- 葬送場面にクロサワソナタの真髄を見た
- 灰色の鷲は どこを飛んでいるのだろう
- ロシア人監督には撮れなかった作品
ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間161分
- 監督黒澤明
- 主演ユーリー・サローミン
-
「仁義なき戦い」シリーズの深作欣二監督が、やくざと癒着した警察と政界の腐敗を鮮烈に描いたバイオレンス映画。倉島署捜査二課のベテラン刑事・久能は、6年前の抗争で敵対組織の組長を射殺した大原組の若衆頭・広谷の犯行を見逃して以来、彼と固い絆で結ばれていた。広谷と対立する川手組がやくざ出身の市会議員・友安らと手を組んで縄張りを拡張しようとすると、久能と広谷は共謀してこれを阻止。抗争が激化していく中、久能の班に県警本部からエリート警部補の海田が赴任し、地区の暴力団取締が強化されることに。久能はやくざとの私的関係を問題視され、捜査から遠ざけられてしまう。悪徳刑事・久能を菅原文太、彼と手を組むやくざ・広谷を松方弘樹、エリート刑事・海田を梅宮辰夫が演じた。
ネット上の声
- 以前どなたかの『虎狼の血』のレビューで名前を目にし、深作欣二監督初期作品(一つも
- カッコ悪いことはなんてカッコいいんだろう
- テレビで放映されない深作の隠れた傑作
- 「アカより暴力団員のほうがカワイイ」
ヤクザ・ギャング
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督深作欣二
- 主演菅原文太
-
“男はつらいよ”シリーズ15作目。旅から旅へ渡り歩く香具師の寅さんと故郷・柴又の人々との心のふれあいを描いた喜劇で、今回は11作目「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」に次いで浅丘ルリ子がシリーズ二度目のゲスト出演。脚本は「男はつらいよ 寅次郎子守唄」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- これはシリーズ最高傑作(全作見てないのであくまで現時点で、すいませ...
- 男と女は互いに別れゆく宿業を抱えている…
- 浅丘ルリ子のリリーと寅さんのケミストリー
- 茶の間のメロン騒動だけでも見る価値アリ
コメディ、 男はつらいよ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督山田洋次
- 主演渥美清
-
『再現』、『1936年の日々』に続く第3作にしてアンゲロプロス監督が独自の手法を確立、ついに日本で初公開された伝説の傑作。他国の干渉や国内の政権交代に揺れる激動のギリシャで、たったひとつの劇「羊飼いの少女ゴルフォ」を演じて廻る旅芸人一座の39年から52年までの愛と裏切りの日々がギリシャ悲劇になぞらえて描かれる。1カット内で時代が進み、また遡るという3時間54分が、難解という解釈を超えて息を飲ませる、映画ファン必見の1本。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ ギリシャ悲劇になぞらえた旅芸人一座の姿を現代ギリシャ史を背景に描く構成の妙。素晴らしいカメラワーク。至高の映画体験。
- 美しい映像に惹かれて観るようになったアンゲロプロス作品ですが、これは現代のギリシ
- アンゲロプロス監督の演出力に圧倒される、政治と人間を描いた映画の真骨頂。
- ギリシャ現代史と古典悲劇の重層化が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ギリシャ
- 時間232分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演エヴァ・コタマニドゥ
-
「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」などで知られるドイツの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、金持ちの男を愛したばかりにすべてを搾取され破滅していく男の姿を通して資本主義社会の冷酷さを暴いた人間ドラマ。
大道芸人のフランツ・ビーバーコップは宝くじに当たったことをきっかけにブルジョワのゲイのサークルに入り、そこで出会ったハンサムなオイゲンに恋をする。一夜にして富と愛を手にしたフランツは有頂天になってオイゲンに貢ぐが、ブルジョワのオイゲンと孤児出身のフランツとでは、趣味も会話もすべてが相容れず……。
ファスビンダー監督が初めて男性同性愛を真正面から描いた作品で、主人公フランツを自ら熱演した。日本では1977年に「自由の代償」のタイトルで公開され、2024年の特集上映「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」にて「自由の暴力」のタイトルに変更して再公開。
ネット上の声
- お世辞にも決して演技が上手いとは言えないファスビンダーが演じるひたすら搾取され続
- 演技に演出に画面作り、どれを取っても一級品なファスビンダーの才気がこれでもかと煥
- ファスビンダーはやはり悲惨な人物を描いても、その痛みや苦しみを搾取することなく、
- 誰かしらの家にお邪魔した途端、不意に森に投げ込まれたような気がする時がある
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ドイツ
- 時間120分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ライナー・ファスビンダー
-
“刑務所”シリーズ二作目。刑務所に服役する囚人たちを主人公に、社会から隔絶された人間たちの生きざまを描く。脚本は「脱獄広島殺人囚」の野上龍雄、監督も同作の中島貞夫、撮影は「恐喝のテクニック 肉地獄」の増田敏雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ご当地ムービー
- 題名が酷いけど大傑作
- フィクション
- 飯よこせっ♪飯よこせっ♪♪飯よこせっ♪♪♪
脱出、 刑務所、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督中島貞夫
- 主演松方弘樹
-
「セルピコ」(1973)でもタッグを組んだシドニー・ルメット監督とアル・パチーノが再タッグを組み、実際に起きた事件をもとにした緊張感満点の犯罪サスペンス。ニューヨーク、猛暑の白昼。銀行に3人組の強盗が押し入る。しかしそのうちのひとりは逃亡。その上、銀行には小額の現金しかなかったことがわかる。犯人のソニーとサルはあっという間に警官隊に包囲され、人質とともに篭城せざるをえなくなる。一方、集まった野次馬たちは犯人を応援するという異常な事態に。そんな中、ソニーが犯行に走った理由も明らかになるが。はたして事件の行方は? アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネート。フランク・ピアソンが脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- 犯人グループが間が抜けてるというか、いい人なんだか悪い奴なんだか分...
- 銀行強盗を題材とした社会派ドラマの傑作
- 野良犬たちもぐったりな暑い午後。
- 異質なものを排除しようとする社会
実話、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演アル・パチーノ
-
製作当時、弱冠27歳だったスティーブン・スピルバーグが、ピーター・ベンチュリーの同名小説を映画化し、大ヒットとなった海洋パニック。海水浴客でにぎわう夏の海に、突如として巨大な人食いザメが出現。若い女性が無残に食い殺される。警察署長のブロディは海水浴場の閉鎖を訴えるが、町の財政は夏の観光で成り立っているため、意見を聞き入れてもらうことができない。すると第2、第3の犠牲者が発生し、町はたちまちパニックに陥る。ブロディは若き海洋学者のフーパーと荒くれ者の地元の漁師クイントとともに、独断でサメ退治に乗り出す。サメの襲撃シーンで流れる、ジョン・ウィリアムズによる恐怖をあおる音楽はあまりに有名。
ネット上の声
- 今や古典的な名作、やはり何度見ても面白い。見ずには死ねない1本です...
- 午前10時の映画祭にて。 もう何度も観てますが、名作は色褪せないで...
- 何度観てもハラハラドキドキ。音楽との相乗効果も文句無しにすごい。
- 何十年経っても色褪せないデジャヴに満ちたパニック映画の金字塔
パニック、 エイリアン・モンスター
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間124分
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 主演ロイ・シャイダー
-
「アート・アニメーションの神様」として世界中のアニメーターたちから尊敬されるロシア人アニメーター、ユーリー・ノルシュテイン監督の代表作で、児童文学作家セルゲイ・コーズロフによる物語を映像化した短編アニメ。ハリネズミのヨージックは、友だちの子グマの家でお茶を飲みながら星を数えるため、夕暮れの野原を急ぎ足で歩いていた。しかしいつの間にか周囲に霧が立ちこめ、ヨージックは様々な体験をする。ノルシュテイン監督と撮影監督アレクサンドル・ジュコフスキーが本作のために新たに制作した大型撮影台「マルチプレーン」を用い、多層のガラス面に切り絵を配置する独自の手法で描いた。2016年12月、ノルシュテイン監督の代表作6作品を集めた「アニメーションの神様、その美しき世界」にて、高画質・高音質でよみがえらせたデジタルリマスター版が上映。別邦題「霧につつまれたハリネズミ」。
ネット上の声
- ユーリー・ノルシュテイン傑作選が配信終了、円盤の在庫も配給元で無くなった…と聞い
- はじめてみるもの、ふれるもの、それは素敵なたからもの。
- 叙情詩のようなアニメの世界がここに
- 闇の不気味さ これは現実か幻想か
アニメ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間10分
- 監督ユーリー・ノルシュテイン
- 主演---
-
ネット上の声
- ビフカツ料理の手順で揉めるセイリグ
- シネマテークにおけるパイプ椅子出現はアケルマン特集、殊更『ジャンヌ・ディエルマン
- 決して手放しの感動では終わらせてくれないが、物を作ること、物を考えることは、自分
- 後にも先にも見られるかわからないこんなに貴重な映像を見れてしまった事がまず嬉しす
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間78分
- 監督サミー・フレイ
- 主演シャンタル・アケルマン
-
イギリスのコメディ集団「モンティ・パイソン」が、アーサー王伝説を基に描いた低予算パロディ映画。西暦932年。イングランドのアーサー王は従者パッツィーとともに旅を続けていた。道中で出会ったガラハッド卿やランスロット卿らはアーサー王に忠誠を誓い、円卓の騎士が揃う。やがて神から聖杯を手に入れるようお告げを受けた彼らは、手分けして探すことにするが……。グレアム・チャップマン、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズらモンティ・パイソンのメンバーが複数の役を兼任。ジョーンズとギリアムが監督を務め、劇中に挿入されるアニメーションもギリアムが手がけた。
ネット上の声
- アーサー王伝説を端から端までパロり尽くす(こんな言葉あるのかな)、モンティ・パイ
- すっごいバカ映画(笑)、でも愛してる!
- エンタメ至上主義史上初の神妙な気持ち
- 今も変わらない独特の魅力満載です!
ファンタジー、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1975年
- 製作国イギリス
- 時間92分
- 監督テリー・ギリアム
- 主演グレアム・チャップマン
-
1880年代のインド。イギリス人のカーネハンは新聞記者のキプリングに数奇な話を聞かせる。カーネハンと友人ドレイボッドはヒマラヤの奥地、神秘の国カフリスタンに赴き、その王になろうとたくらむ。幾多の危機を乗り越え、ようやく現地にたどり着いたふたりは来賓として迎えられることに。やがてドレイボッドはアレクサンダー大王の息子と噂され、神として崇められるが……。男たちの野望と冒険、その顛末を描いたスペクタクル・ロマン。
ネット上の声
- ショーン・コネリーにマイケル・ケイン、クリストファー・プラマーと豪華競演な作品
- 王になろうと辺境に向けて旅立った二人の男を描いた冒険ドラマ
- 日本にも、今でも居るよね、こういう男たち。
- ショーン・コネリー×マイケル・ケイン競演
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演ショーン・コネリー
-
明朝末期、正当防衛で殺しをした男が、盲人の達人に狙われるカンフー作品。製作はウォン・チュー・ホン、監督・脚本は「片腕ドラゴン」のジミー・ウォングが各々担当。出演はJ・ウォング、ロウ・カ・ウィン、カム・カン、ウー・シャオ・ティーなど。
ネット上の声
- 『片腕ドラゴン』は映画館で観ていたが、これは観なかった
- 前作に続きシュールな笑い全開のぶっ飛んだカンフー映画
- 死ぬまでに観なければいけない1本だろう。
- 天皇巨星ジミー・ウォング伝説の一作!!
アクション
- 製作年1975年
- 製作国香港
- 時間85分
- 監督ジミー・ウォング
- 主演ジミー・ウォング
-
以前所属していたやくざ組織の資金源を狙う男と、仲間、警察、組織の四つ巴の抗争を描くアクション映画。脚本は「まむしと青大将」の高田宏治、監督は「県警対組織暴力」の深作欣二、撮影も同作の赤塚滋がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 資金源をコミカルに強奪するコメディちっくな映画
- 「人斬り与太」「トラック野郎」と三本立て
- その格好の襲撃では後の仕掛けがばれない?
- またトラックに轢かれてしまったか・・・
時代劇
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督深作欣二
- 主演北大路欣也
-
現代フランス映画の巨匠エリック・ロメールが、38歳で拳銃自殺を遂げたドイツ・ロマン派の作家ハインリヒ・フォン・クライストの小説「O侯爵婦人」の忠実な映画化を試みた文芸作品。製作はロメールとともに製作会社レ・フィルム・デュ・ロサンジュ(菱形映画社)を主宰するバルベ・シュロデール(バーベット・シュローダー)と、ドイツのヤヌス・フィルムのクラウス・ヘルヴィッヒ。自然光を生かしつつ新古典派絵画を参照した審美性あふれる映像を生み出した撮影は巨匠ネストール・アルメンドロス。ロメールとは「パリところどころ」のロメール編「エトワール広場」以来『聖杯伝説』までの全作品および「海辺のポーリーヌ」で組んでいる。音楽は19世紀始めのドイツの軍楽隊の音楽をベースにロジェ・デルモットが作曲。革命後のフランス建築と美術を意識した美術はロカ・フォン・メレンドルフが担当。録音は「愛の昼下がり」のジャン=ピエール・リュー。編集は「愛の昼下がり」のセシル・デキュシス。出演者のエーディット・クレヴァー、ブルーノ・ガンツ。オットー・ザンダーらはいずれもペータ・シュタイン率いるベルリンの名門劇団シャウピーネ・テアターのメンバー。また将校の役でロメールもワン・シーン出演。76年カンヌ国際映画祭審査委員特別賞受賞。
ネット上の声
- アデュー ロメール!
- 最初の愛を見出す
- 同じ時期に、同じ撮影監督ネストル・アルメンドロスによって撮られた、「時代もの」と
- 身の覚えのない妊娠をした未亡人の侯爵夫人が、恩人のロシア司令官に求婚されながら、
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間103分
- 監督エリック・ロメール
- 主演エディット・クレヴァー
-
法の網をくぐりながらブルー・フィルム作りに涙ぐましい努力をはらう男たちの哀感を描く。原作は藤本義一の『浪花色事師=ブルータス・ぶるーす』。脚本・監督は「櫛の火」の神代辰巳、撮影は「東京エマニエル夫人」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 二重構造の面白さ
- 岸田森の熱演がSMの女王と呼応する 壮絶
- 自己言及がさわやかな風をふかす良心作
- ゲージツ論とファックの美をフィルム回しながら吸血鬼みたく豹変しつつ語る変態な活動
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督神代辰巳
- 主演岸田森
-
農家の息子バリーは、ある女性をめぐって軍人と決闘したのを機に村を出るはめに。イギリス軍に入って出征したり、プロイセン警察のスパイになったり、賭博師と共に社交界で荒稼ぎをしたりと、数奇な運命を経た果てに貴族であるリンドン家の一員となる。
ネット上の声
- リドスコ版「ナポレオン」で描ききれなかった中世ヨーロッパの風景
- この映画については、かつてキューブリックの名前も知らなかった頃に漫然と観たため、
- 満席のシネフィリー(ネイティブにはシネファイルでは?と言われるがの)の中で見たフ
- 『バリー・リンドン』を『バリー・リンドン』と呼びがちな私ですが、こじれて、こ
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国イギリス
- 時間186分
- 監督スタンリー・キューブリック
- 主演ライアン・オニール
-
はげしい東京大空襲の中を野良猫の<稲妻>親子が生き延びる姿を描いたアニメーション。田島征三の絵による絵本の原作を、人形劇団京芸の協力と俳優座、テアトルエコーの声の出演で映画化。原作早乙女勝元、脚本は高木一臣と山内久、監督島田開、音楽いずみ・たく。完成1975年6月。75分。
ネット上の声
- DVD発売していただけないでしょうか。
- 今こそDVD化を!!
- DVD化してほしい
- 可愛いクレイアニメを観るつもりで母親に「これ観たい!」っていって「あんたこんなん
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督島田開
- 主演---
-
ネット上の声
- ごく一般的なはずだった専業主婦が陥る鬱状態を日常に潜む狂気として内側から描くこと
- ある主婦の実体験をもとに脚色された心理サスペンスドラマ
- グニャーンと画面が歪んだら…
- 鏡をみる度に症状が現れるということから察するに、彼女を苛んでいるのは他人から自分
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ドイツ
- 時間89分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演マルギット・カルステンセン
-
実在のフェイカーたちや被害者や世間を騒がせたフェイク事件を次々に登場させながら本物とか真実とかの価値基準を追求する。監督・脚本はオーソン・ウェルズ、撮影はクリスチャン・オダッソとゲイリー・グレーヴァー、音楽はミシェル・ルグラン、編集はマリー・ソフィー・デュビュとドミニク・アンジェレが各々担当。出演はオーソン・ウェルズ、オヤ・コダール、エルミア・デ・ホーリー、クリフォード・アーヴィング、イーディス・アーヴィング、フランソワ・レシェンバック、ジョゼフ・コットン、ポール・スチュワート、ローレンス・ハーヴェイ、ハワード・ヒューズなど。
ネット上の声
- ピカソもビックリ
- ウェルズのアート系映画
- 天才詐欺師の名人芸!
- オーソンウェルズの嘘
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国イラン・イスラム,フランス,ドイツ
- 時間89分
- 監督オーソン・ウェルズ
- 主演オーソン・ウェルズ
-
ネット上の声
- 自分の好きな映画の傾向として、謎の絵が出てくる作品というのがあり、今のところ例外
- 抒情あふれるオープニング曲に合わせ、メダルのクローズアップ
- オカルトというかファザコンメンヘラ少女
- 拗らせたファザコン(悪魔付)
ホラー
- 製作年1975年
- 製作国イタリア
- 時間90分
- 監督マッシモ・ダラマーノ
- 主演リチャード・ジョンソン
-
ロスアンゼルスの街を舞台に、5歳になる子持ちの女性と自動車修理工場に勤める青年との2日間の恋を描くラブ・ストーリー。製作はフォアド・セイド、監督・脚本はフロイド・マトラックス、撮影はウィリアム・A・フレイカー、編集はダンフォード・B・グリーンが担当。出演はポール・ル・マット、ダイアン・ハル、ティム・マッキンタイアー、ノーブル・ウィリンガム、マーティン・バートレットなど。なお、本篇中に流れる主な挿入曲名は以下の通り。「僕の歌は君の歌」「ホンキー・キャット」「ベニーとジェット」「可愛い踊り子」(エルトン・ジョン)「第一印象」(レイクとパルマー)「はかない想い」(テンプテーション)「ロコモーション」(リトゥル・エヴァ)「ビギン・ザ・ビギン」(アーティ・ショウ)「スマイリング・フェイセズ」(アンディプッテド・トゥルース)「ホワット・ダズ・イット・テイク」(ウォーカーとオール・スターズ)など。
ネット上の声
- 無邪気なサウンドトラック使いも可愛げになるくらい『ストレートタイム』よりストレー
- ふとしたキッカケで出会った自動車整備士の男とシングルマザーの女が、初デートの日に
- 出会った地味なふたりの夜のロスの街並みドライブ、立ち寄ったグロサリー店で不慮の事
- 強盗の真似をしてボビーが店員をからかっていたら、店主がショットガンを持ち出してき
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督フロイド・マトラックス
- 主演ポール・ル・マット
-
1975年の公開以来、ノルウェーで観客動員数第1位の記録を保ち続けている人形アニメ。ピンチクリフ村で暮らす自転車修理工レオドルが、助手のあひるソランやはりねずみのルドビグと共に、自作のスーパーカーでレースに挑戦する姿を描く。ユーモア溢れる物語に命を吹き込んだのは、家具職人だったイボ・カプリノ監督。5年の歳月をかけ、サーキットに集まる観衆やスーパーカーの部品に至るまで緻密に作り上げた。
ネット上の声
- 本来動かないモノが動き出すだけでは飽き足らず、人間の動きを超えて速度を伴うんだか
- ずっと前に映画館でやっていてなんとなく暇つぶしで見たらめちゃくちゃ面白かった
- 公開時に浜松から名古屋へ遠征して名古屋シネマテークで見た
- 自動車修理工場の老人がスピードレースに挑戦する
アニメ
- 製作年1975年
- 製作国ノルウェー
- 時間90分
- 監督イヴォ・カプリノ
- 主演---
-
ナチスの大物として悪名をとどろかしていた総司令官ラインハルト・ハイドリッヒを暗殺すべく立ちあがったチェコ解放軍の若き闘士7人の行動を通してハンドリッヒ暗殺事件を描く。製作はカーター・デ・ヘブンとスタンリー・オトゥール、監督は「続フレンズ」のルイス・ギルバート。アラン・バージェスの原作をロナルド・ハーウッドが脚本化、撮影はアンリ・ドカエ、音楽はデイヴィッド・ヘンシェル、編集はテルマ・コネルが各々担当。出演はティモシー・ボトムズ、マーティン・ショー、ジョス・アックランド、ニコラ・パジェット、アンソニー・アンドリュース、アントン・ディフリング、ダイアナ・クープランドなど。
ネット上の声
- 実際のナチスの親衛隊大将ラインハルト・ハイドリヒ(実力的にナチスNo.2あたり)
- 歴史の教科書で知る事の出来ない小さな悲劇
- 有名な映画じゃないけれど・・・佳作です
- ハイドリッヒ暗殺事件を描いた稀の傑作
戦争
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ルイス・ギルバート
- 主演ティモシー・ボトムズ
-
アニエス・ヴァルダの事務所兼自宅は、観光地としても有名なパリ14区のモンパルナスのダゲール街にあった。彼女にとって、ダゲール街は隅々まで知り尽くした自分の庭のようなもの。パン屋や仕立て専門店や精肉店などが並ぶ、昔ながらの下町の風情を残した愛すべきこの場所でアニエスはカメラを回す。
ネット上の声
- パリ14区、モンパルナスの一角にあるダゲール通り🇫🇷
- パリはダゲールで生活や仕事を営む人達の少しのインタビューも含んだドキュメンタリー
- ドキュメンタリーなのに完全に映画、なんだけどドキュメンタリー、マジックショーと並
- こんくらいの街がいいよね 田舎でも都会でもダメで徒歩で暮らせるくらいの一橋学園み
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間79分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演---
-
かつての大女優グレース(J・リー)に、再びブロードウェイ・ミュージカルのチャンスがめぐってきた。しかし彼女の夫は、資金の提供を承諾しない。
ネット上の声
- シリーズ唯一?犯人が逮捕されない作品!
- コロンボでは、一、二を争うほど好きな作品
- ドラマ>推理・・・これもコロンボ
- ドラマ要素の強い異色作☆3.0
刑事コロンボ、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ハーヴェイ・ハート
- 主演ピーター・フォーク
-
ネット上の声
- 喧嘩の域まで達する一つ手前で両者が必死に抗っている姿が、役所という戦場で繰り広げ
- 生活保護費をもらうために、彼らは嘘をついているのか、それとも職員たちが聞こうとし
- ぶつぶつ神に祈るおじさんとニヤニヤしつつもちょっと距離とるおばさんとそれ見て立ち
- 『フロリダプロジェクト』とは真逆の仕方(現実を観測するときに与えてしまう影響を利
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間167分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
ホラー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャン・ローラン
- 主演ジャン=ルー・フィリップ
-
ウッディ・アレンが監督・主演を務め、ナポレオン暗殺計画に巻き込まれた平和主義者の男の運命を描いた歴史コメディ。19世紀のロシア。下級貴族の三男として生まれた気弱な青年ボリスは、ナポレオンのロシア侵攻にともなって前線へ派兵される。偶然から次々と戦功をあげて戦争の英雄となった彼は、故郷へ帰り初恋の女性ソーニャと結婚。やがてナポレオンがロシアへの再侵攻を開始すると、ボリスはソーニャに言われるがままにナポレオン暗殺計画に乗り出す。「アニー・ホール」のダイアン・キートンがソーニャ役を演じた。
ネット上の声
- まさにタイトル通りウディ・アレンらしい愛と死の交錯を描いたシニカルコメディ💀❤️
- ウディのロシアンジョーク
- 精神の父であるウディアレンにはいつまでも元気でいてもらいたいが、この映画の最後の
- 行きたくもない戦争でなんだかんだ勲章もらって自分のことを愛していない女性と結婚し
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督ウディ・アレン
- 主演ウディ・アレン
-
前作「水俣一揆」から一年半ぶりで土本典昭監督が発表した二時間三三分の長編記録映画。「水俣 患者さんとその世界」以来四年間にわたる土本典昭と青林舎の水俣病とのかかわりあいは、「不知火海」で一つのサイクルを終わったといえよう。土本典昭とカメラマンの大津幸四郎は、魚と共に生き死んでゆく不知火海の漁民たちが、水俣病になることがわかっていながらも海に執着し、漁をして魚を食べてゆかざるをえない--その姿を、自分たちも有機水銀に汚染された美味い魚を食べながら、淡々と撮り続ける。チッソからの補償金で豪邸を建てたある患者の一家は、働く喜びを奪われた毎日を、敗戦後の高度経済成長の象徴である最新式の電気器具に囲まれながら、空しく過ごしている。とりわけ悲惨なのは胎児性水俣病の子供たちである。子供といっても、彼らはすでに青年と呼ぶべき肉体をもつようになってきている。ある少女は、泣きながら医者に頭を切って自分の脳を手術してほしいと言う。しかし、この映画は決して暗くはない。「不知火海」を撮り終えた大津幸四郎は次のように語っている。「私達がいつの間にか、切り捨ててしまった生活の記憶、人々のやさしさと生活からにじみ出る音色が不知火の海には溢れている。水俣の海は殺された。しかし、水銀毒にじわじわと侵されながらも、不知火の海は生きている。人々は生きている。水銀毒に身を侵されながら、必死に生き抜こうとしている」。(16ミリ)
ネット上の声
- 水俣の彼らを映画のための被写体として使うことを徹底して避ける努力がみえる映画
- 水俣病患者への1973年の補償協定の後の地域の人々を撮ったドキュメンタリー
- リハビリ施設の明水園の胎児性水俣病患者を中心に撮った傑作の中の傑作
- 私が水俣病事件に関心を持つなかで、とりわけ強く印象に残ったのは
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間153分
- 監督---
- 主演---
-
二人のストリッパーが各地を巡業しながら起こす騒動を描いた艶笑喜劇。脚本は「ザ・ドリフターズの極楽はどこだ!!」の下飯坂菊馬、監督は脚本も執筆している「喜劇 男の腕だめし」の瀬川昌治、撮影は「俺の血は他人の血」の丸山恵司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 泣けてくる
- モンローときたら次はバルドーだよね!
- 同じ男に捨てられ同じタイミングで自殺を図った旅芸人一座の二人の女性が、その後スト
- エドワード・ヤンを観た後だからこそ余計に感じるスタジオありき、セットありきの自由
コメディ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督瀬川昌治
- 主演太地喜和子
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「冒険者たち」の名匠ロベール・アンリコが、「地下鉄のザジ」のフィリップ・ノワレと「離愁」のロミー・シュナイダーを主演に迎え、愛する家族をドイツ兵に殺された男の壮絶な戦いを描いた復讐劇。1944年、ナチスドイツ占領下にあるフランスの小都市モントーバン。フランス人外科医のジュリアンは、田舎に疎開させていた妻クララと娘フロランスをドイツ兵たちに惨殺されてしまう。ジュリアンは憎きドイツ兵たちに復讐するべく立ち上がり、古いショットガン1つでドイツ兵たちを殺害していく。そんな彼の脳裏に、家族と過ごした幸せな日々の記憶が次々とよみがえり……。日本では1976年に劇場公開。2017年9月、デジタルリマスター版で新宿シネマカリテほかにて39年ぶりにリバイバル公開。
ネット上の声
- シュナイダーの眩しいばかりの笑顔が効果的
- 鑑賞後から、観客の“追想”が始まる・・・
- ショック!美人妻火炎放射器で丸焼き!!
- 在りし日の幸せの記憶 悲痛な復讐の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ロベール・アンリコ
- 主演フィリップ・ノワレ
-
リチャード・オブライエン作の大ヒット舞台劇を映画化し、カルトムービーとして根強い人気を集めるホラーミュージカル。マッドサイエンティストの屋敷に迷い込んだ男女の運命を、往年のSF怪奇映画へのオマージュやロック音楽を散りばめながら描く。恩師に婚約を報告するため車を走らせる若いカップルのブラッドとジャネットは、嵐の中で道に迷ってしまう。謎の古城にたどり着いた2人は、電話を借りようと城内へ足を踏み入れるが、そこは人造人間の実験を行うフランクン・フルター博士の屋敷だった。2人は、奇妙な人々が繰り広げる狂乱の宴に巻き込まれていく。舞台版でフルター博士を演じたティム・カリーをはじめ、リチャード・オブライエン、パトリシア・クインら舞台版のキャストを多数起用。ジャネット役を務めたスーザン・サランドンの出世作となった。
ネット上の声
- 見た目は低俗なロック・ミュージカルだが!
- 変人達が歌います!踊ります!狂います!
- 30年ほど先を走っていたカルト映画
- ワールドワイド有名カルトムービー。
同性愛、 ホラー、 ロッキー
- 製作年1975年
- 製作国イギリス
- 時間99分
- 監督ジム・シャーマン
- 主演ティム・カリー
-
テネシー州ナッシュビルで開催されるフェスティバルにたくさんの参加者たちが集まってくる。イギリスからやってきたテレビのレポーター、様々な事情を抱えた歌手たちとその取り巻き、そしてファン、夫のもとから逃げてきた女性や旅の果てに流れ着いた者、さらに大統領候補とキャンペーンのスタッフ。聴衆が見守る中、コンサートが始まるが……。多彩な登場人物たちのエピソードが最後にはひとつに収束。その展開も見事な集団劇。2011年8月、特集上映「ZIGGY FILMS '70s '70年代アメリカ映画伝説 第2弾」でリバイバル。
ネット上の声
- 面と向かって音○とは言いにくいよね〜
- アルトマン最高傑作、未だDVD化されず
- アルトマン街のナッシュビルの歌声
- 登場人物分のドラマが存在します。
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間159分
- 監督ロバート・アルトマン
- 主演ヘンリー・ギブソン
-
伝道教会で育てられた白人の少年と黒人の少年の心暖まる友情を描く。製作はアンドレ・ピーターセとフィロ・ピーターセ、監督・脚本はアシュレイ・ラザラス、原作はアンドレ・ピーターセ、撮影はアーサー・J・オニッツ、音楽はリー・ホールドリッジが各々担当。出演はノーマン・ノックス、ムンツ・ベン・ルイス・ウンデベル、ホセ・フェラー、カレン・ヴァレンティーヌ、ベス・フィニー、サイモン・サベラなど。
ネット上の声
- 子供が主役の映画を観ていて、ふと思い出した作品
- もう一度見たいような見たくないような
- DVD日本発売を切望!!
- 小さい子供に観てほしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国南アフリカ
- 時間93分
- 監督アシュレイ・ラザルス
- 主演ノーマン・ノックス
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東京・博多間を走る新幹線に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と捜査当局の対決を描いたサスペンス映画。脚本は小野竜之助、監督は「ゴルゴ13(1973)」の佐藤純彌、撮影は「怪猫トルコ風呂」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 黒澤監督の『天国と地獄』の影響をもろ受けている映画として、町山智浩さんが本作を挙
- フォロワーさんのレビューが気になって、もっと言えば芸術的ラストが見たくて見たくて
- スリル炸裂! 超弩級パニック・エンタメ決定版!!
- 日本発、オールスターパニックサスペンス
テロリストとの死闘を描いた、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間153分
- 監督佐藤純弥
- 主演高倉健
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南国土佐の自然を背景に、一人の少年が複雑な人間関係に圧迫されながらも巣立っていく姿を描く。原作は脚本も執筆している中島丈博の同名小説、監督は「竜馬暗殺」の黒木和雄、撮影は「田園に死す」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 映画愛と性に対する真摯さに衒いがなく正直に描かれた日本映画らしい佳作で、脚本がいい。
- 小骨トモさんという漫画家の方が好きな映画だというのを読んで、なんの気なしに観てみ
- 高知県にある小さな村に住む、映画のシナリオライターを夢みる青年の物語
- やっぱ、原田芳雄の「ばんざ〜い!」でしょ
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督黒木和雄
- 主演江藤潤
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イタリアンホラーの旗手ダリオ・アルジェントが、連続猟奇殺人事件に巻き込まれたピアニストが謎の解明に挑む姿をショッキング描写満載で描いたサスペンススリラー。ローマで開催された欧州超心霊学会で、テレパシーの能力を持つヘルガが突然悲鳴をあげた。彼女は会場内に恐ろしい殺人犯がいることを告げる。その後、ヘルガは自宅アパートで何者かに襲われ惨殺されてしまう。悲鳴を聞いて駆けつけたイギリス人ピアニストのマークは容疑者を目撃し、事件の真相を突き止めるべく奔走する。出演は「欲望」のデビッド・ヘミングス、アルジェント監督の公私にわたるパートナーのダリア・ニコロディ、「恋人のいる時間」のマーシャ・メリル。日本では同じアルジェント監督の「サスペリア」が大ヒットしたことを受け、「サスペリアPART2」の邦題で1978年に公開された。2021年6月、4Kレストア版ブルーレイ発売を記念して、シネマート新宿・心斎橋でリバイバル上映。
ネット上の声
- 友人は恐怖映画が来るたび、あだ名がかわる
- ホラー映画史に残る驚異の映像トリック!
- 初代『サスペリア』とは、方向が違う作品
- トラウマ追っかけ鑑賞からファンに
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督ダリオ・アルジェント
- 主演デヴィッド・ヘミングス
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殺人事件に捲き込まれた美貌のカメラマンを描いたサスペンス映画。原作は緒城昌治の「描かれた女」。脚本・監督は「怒れ毒蛇 目撃者を消せ」の井上梅次、撮影は「にっぽん美女物語 女の中の女」の小杉正雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 某映画館のチラシによると、ホラー・サスペンスという紹介だが、ホラー演出らしい演出
- あんまり昔の日本映画って観たことなかったのだけれどもこんなにも面白いのかとびっく
- クサい出来事が起こる度に登場人物が丁寧に「これはクサいぞ~」とか言って怪しむ、普
- 二枚舌三枚舌お手の物、キャラの切替も瞬時にできる器用な清水章吾さんビリヤードで優
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督井上梅次
- 主演島田陽子
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感受性の強い9歳の少女の姿を現実と空想の中で描く。製作はエリアス・ケレヘタ、監督・脚本は「血の婚礼」のカルロス・サウラ、撮影はテオ・エスカミーリャ、音楽はジャネット、美術はラファエル・パルメロが担当、主演はアナ・トレント、ジェラルディン・チャップリンほか。
ネット上の声
- カルロス・サウラ監督作品
- 抜けない棘を分けてあげる
- 予備情報も善し悪し…
- 75年のスペイン映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国スペイン
- 時間107分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アナ・トレント
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ハンガリーのメーサーロシュ・マールタ監督が歳の離れた2人の女性の交流を描き、1975年・第25回ベルリン国際映画祭で女性監督として初めて金熊賞を受賞した記念すべき作品。
工場で働いている43歳の女性カタは夫を亡くし、現在は既婚者と不倫関係にある。カタは子どもを設けることを望んでいるが、愛人はそれを拒否する。そんなある日、寄宿学校で暮らすアンナと知り合ったカタは彼女の面倒を見ることになり、歳の離れた2人の間には奇妙な友情が芽生えはじめる。
後に「海の上のピアニスト」などを手がける撮影監督コルタイ・ラヨシュが撮影を担当。日本では「メーサーロシュ・マールタ監督特集上映」(2023年5月26日~、新宿シネマカリテほか全国順次公開)にて劇場初公開。
ネット上の声
- ハンガリー出身の女性監督、メーサーロシュ・マールタの名を世界に知らしめた傑作
- 「ナイン・マンス」との二本立て
- アダプション=養子にする
- そして人生はつづく
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ハンガリー
- 時間88分
- 監督メーサーロシュ・マールタ
- 主演ベレク・カティ
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裸一貫で勝負する風俗嬢たちのバイタリティあふれる生活を描く。脚本は「極道VSまむし」の山本英明と松本功、監督は脚本も執筆している「ザ・カラテ3 電光石火」の野田幸男、撮影は「華麗なる追跡」の山沢義一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ルノワール『素晴らしき放浪者』の無軌道性とフォードの楽天性を兼ね備えた傑作中の傑
- 劇中の主題歌、挿入歌がとても素晴らしい!
- ハチャメチャでパワフル
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督野田幸男
- 主演山川レイカ
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一九七〇年、チリ共産党・社会党による人民連合と軍部反動派の血みどろの戦いを描く。製作はジャック・シャリエ、監督はチリからフランスに亡命したエルヴィオ・ソトー、撮影はジョルジュ・バルスキー、音楽はアストル・ピアソラが各々担当。出演はジャン・ルイ・トランティニャン、ローラン・テルズィエフ、アニー・ジラルド、ビビ・アンデショーン、リカルド・クッチョーラ、ベルナール・フレッソン、ニコール・カルファン、モーリス・ガレル、ジョン・アビー、セルジュ・マルカン、アンリ・ポワリエなど。
ネット上の声
- 「ぜんぶ、フィデルのせい」を観て
- どうか降りませんように。
- チリの“9.11”の真相は...
- 1973.9.11
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス,ブルガリア
- 時間114分
- 監督エルビオ・ソトー
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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前作「三里塚 辺田部落」以来、ちょうど二年ぶりに小川プロが発表した二時間一分の長編記録映画。映画の舞台は、山谷、釜ケ崎とならんで日本三大寄せ場の一つと言われている横浜・寿町--三百メートル四方に90軒の簡易宿泊所が密集し、五千人前後の人々が生活しているドヤ街である。今回は、小川紳介は編集と構成だけを担当して現場には行かず、寿町には湯本希生・渡辺孝明・原正、それにカメラマンの奥村祐治の四人がはいって、約10カ月住みこみ、19時間分のフィルムを回した。小川プロ独特の“長回し=同時録音”方式は、安い機材を駆使しながらも、みごとにこの映画でその威力を発揮している。スクリーンには、寿町の人人が、次々と登場し、自分たちの過去を語り、未来への希望を語る。そして、そのうちのある者は、映画の完成を待たずに死んでしまうのである。(16ミリ)
ネット上の声
- 小川紳介率いる小川プロダクション
- 初めの葬式や話し方のユーモラスな黒須さん、最後の強盗にあったおじさんなど、労働者
- 寿町は一度間違って入り込み、何とも言えない閉塞を感じて早く出ないと…と思ったこと
- 途中のナレーションで、物書きとかカメラを持った人はここによく来るけど自分達を使い
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督湯本希生
- 主演---
-
少年から青年へと移り変る思春期の中の少年少女を、郷愁をこめて描く。75年ベルリン国際映画祭銀熊監督賞受賞作品。監督はセルゲイ・ソロビヨフ、脚本はA・アレクサンドロフとS・ソロビヨフ、撮影はレオニード・カラーシニコフ、音楽はイサーク・シュワルツが各々担当。出演はボリス・トカレフ、タチヤーナ・ドルバチ、イリーナ・マルイシェワ、ユーリー・アギーリンなど。
ネット上の声
- これがロシア(当時ソ連)のローティーンか! クラスのほぼ全員が美少年たち&美少女
- 蝉の騒音、ジリジリする日差し、火傷しさうなアスファルト、ベトつく汗
- 好きな子の気を引きたくて、厨二病な事をやらかすのは、どこの世界でも同じなんだねぇ
- 双眼鏡越しの主観ショットの中で、カメラと主要人物の間をピンボケの人物に横切らせな
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間92分
- 監督セルゲイ・ソロヴィヨフ
- 主演ボリス・トカレフ
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突然襲った不治の病と戦う青年と、その恋人、家族の交流を描く。製作はハーバート・ハーシュマン、監督は「朝やけの空」のジェームズ・ゴールドストーン、実際に白血病で息子を失った母親ドリス・ランドが綴った実話をナイジェル・マッキーンドとキャロル・エバン・マッキーンドが脚本化、撮影はテリー・ミード、音楽はデーブ・グルーシン、主題歌(作詞・作曲・歌)はジョン・サベージが各々担当。出演はジョン・サベージ、パトリシア・ニール、クロード・エイキンズ、サイアン・バーバラ・アレン、アイリーン・マクドナド、マーク・ハミルなど。
ネット上の声
- “サッカー”で思い出す、忘れられた名作
- 今日も外をたくさん歩きました。
- 泣ける映画は、ずっと心に残る
- 心に残る一言
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督ジェームズ・ゴールドストーン
- 主演パトリシア・ニール
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ポーランドのユダヤ人ゲットーを舞台に、ゲットーからの解放という嘘をどんどんふくらませていく男の姿を描く寓話的なドラマ。監督はフランク・バイヤーで、ユーレク・ベッカーの脚本をゲルト・ゲリッケが脚色。主演のブラスティミール・ブロドスキーは75年ベルリン映画祭で男優演技賞を受賞。特集上映の東西ドイツ名画傑作選において公開された。
ネット上の声
- 第二次大戦末期、ナチス支配下にあるポーランドのゲットー化されたある町、ユダヤ人ヤ
- 彼のちょっとした嘘でゲットーの住人たちは 恐怖 不安 悲しみ 失望の中から小さい
- 簡単な演出で感情をコントロールしようとしなかったところがよい
- 偽預言者とナチスドイツゲットーそして東ドイツが嘘で重なり合う
- 製作年1975年
- 製作国ドイツ
- 時間100分
- 監督フランク・バイヤー
- 主演ブラスティミール・ブロドスキー