- 製作
- 1951年 日本
- 時間
- 124分
- 監督
- 小津安二郎
- 出演
- 原節子笠智衆淡島千景
- 種類
- ヒューマンドラマ
【移ろいゆく季節のように変化する家族の形、その一瞬の輝きを切り取った不朽のホームドラマ。】
舞台は戦後復興期の1951年、東京・北鎌倉。三世代が同居する間宮家で暮らす28歳の紀子は、明るく現代的な会社員。家族や上司は彼女の結婚を気にかけるが、本人はどこ吹く風。そんな穏やかな日常の中、紀子は周囲の予想を裏切り、亡き兄の友人で子持ちの男性との結婚を突然決意。彼女の選択は、当たり前だった家族の風景にさざ波を立てる。娘の自立を前に、喜びと寂しさが交錯する家族それぞれの想い。嫁ぐ日の朝、父が娘に贈る言葉とは。