- 製作
- 1971年 日本
- 時間
- 149分
- 監督
- 岡本喜八
- 出演
- 小林桂樹丹波哲郎仲代達矢
- 種類
- 第二次世界大戦沖縄戦戦争
【太平洋戦争末期、鉄の暴風が吹き荒れる沖縄で、軍人、そして住民たちが体験した壮絶なる地上戦の真実。】
1945年、太平洋戦争末期の沖縄。アメリカ軍による沖縄本島への上陸作戦が開始され、後に「鉄の暴風」と呼ばれる壮絶な地上戦の火蓋が切って落とされる。圧倒的な物量を誇る米軍に対し、牛島満中将率いる日本軍第32軍は、本土決戦の時間を稼ぐための絶望的な持久戦を展開。軍だけでなく、女学生で構成された「ひめゆり学徒隊」を含む多くの住民も戦闘に動員される。洞窟(ガマ)を拠点とした凄惨な抵抗、尽き果てていく食料と水。軍と住民が一体となり、追い詰められていく極限状況。「生きて虜囚の辱めを受けず」という教えが、人々を悲劇的な決断へと追い込んでいく。これは、地獄を生き抜いた人々の記憶の記録。