- 製作
- 1930年 ソ連
- 時間
- 90分
- 監督
- アレクサンドル・ドヴジェンコ
- 出演
- セミョーン・スヴァシェンコユーリア・ソーンツェワステバン・ジュクラート
- 種類
- ドキュメンタリー
【ウクライナの村に訪れた近代化の波。生と死、そして雄大な自然を詩的に描く、ソビエト映画の金字塔。】
革命後のウクライナの豊かな農村。伝統的な暮らしを営む人々の元に、一台のトラクターがやってくる。それは近代化と集団農場(コルホーズ)の象徴。若き指導者ワシーリーは、この新しい時代の到来を歓迎し、村人たちを導こうとする。しかし、富裕農民(クラーク)たちは激しく抵抗。対立が深まる中、ワシーリーは凶弾に倒れる。彼の死は、村に何をもたらすのか。広大な大地、揺れる麦の穂、降り注ぐ太陽。圧倒的な映像美で生命のサイクルを謳い上げた、ドヴジェンコ監督によるサイレント映画の詩。