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インドの超難関大学を舞台に、型破りな天才が巻き起こす騒動と、10年後に明かされる彼の秘密を描く感動コメディ。
舞台は、熾烈な競争が繰り広げられるインドの超難関工科大学。写真家志望のファルハーンと、家族の期待を背負うラージュー。二人の前に現れた、自由奔放な天才ランチョー。彼の「暗記より理解を」という信念は、点数至上主義の学長と激しく対立。やがて固い友情で結ばれる3人。しかし卒業後、ランチョーは忽然と姿を消してしまう。10年後、彼の行方の手がかりを得た二人は、親友を探す旅へ。その先に待ち受ける、誰も知らなかった彼の真実。
ネット上の声
- 3時間近いって聞いてたけど、マジであっという間だった!笑いと涙のバランスが神。3人の友情に感動したし、明日から頑張ろうって思える映画。
- 『うまーくいーく!』って言葉が最高。落ち込んだ時に見ると元気が出る、お守りみたいな映画です。
- 人生で観た映画でベスト3に入る。
- 面白かったけど、ちょっと長かったかな。でも歌とダンスのシーンは楽しかった!
元気が出る、 青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国インド
- 時間170分
- 監督ラージクマール・ヒラニ
- 主演アーミル・カーン
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2000年前後の現代、台湾・台北。コンピューター会社に勤める父NJ、母、思春期の姉、そして好奇心旺盛な8歳の少年ヤンヤンの一家。叔父の結婚式と、祖母が突然倒れたことをきっかけに、家族それぞれが人生の転機や悩みに直面する。父は日本で初恋の人と再会し、姉は初めての恋に戸惑う。ヤンヤンは、大人が見ている世界の裏側を知りたいと、人々の後ろ姿を撮り始める。生と死、出会いと別れが繰り返される日常。ヤンヤンの純粋な視点を通して映し出される、誰もが経験する人生の断片。忘れかけていた大切な何かを思い出させる、夏の記憶。
ネット上の声
- ある家族の日常を淡々と描いてるだけなのに、3時間あっという間だった。人生のいろんな局面が詰まってて、見終わったあとの余韻がすごい。今年ベストかも。
- ヤンヤンが撮る「人の後ろ姿」っていう視点が面白かった。自分が見えないものを見せてくれる、映画そのものみたい。
- 映画自体は良いと思うけど、とにかく長いかな…。もう少しテンポが良かったらもっと楽しめたかも。
- エドワード・ヤン監督の集大成。静かな傑作。
夏休みが舞台、 懐かしいノスタルジックな夏、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国台湾,日本
- 時間173分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演ジョナサン・チャン
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マレーシアの高校で開催される音楽コンテスト。民族や宗教の壁を越え、音楽を通じて心を通わせる若者たちの、切なくも美しい青春群像劇。
多様な民族が共存する現代のマレーシア。ある高校で、才能を発掘する音楽コンテスト「タレンタイム」の開催が決定。最終選考に残ったのは、ピアノが得意なマレー系の女子学生ムルー、耳の聞こえない母を持つインド系の男子学生マヘシュ、ギターを弾く華人の転校生カーホウなど、様々な背景を持つ生徒たち。練習を重ねる中で、ムルーとマヘシュは互いに惹かれ合うが、宗教の違いが二人の間に見えない壁を作る。家族の病、友人とのすれ違い、将来への不安。それぞれが抱える悩みや葛藤を乗り越え、音楽という共通言語が彼らの心を繋いでいく、希望と感動の物語。
ネット上の声
- 音楽の力ってすごい。民族とか宗教とか、そういう壁を越えていく感じが本当に美しくて、最後は涙が止まらなかった。心に残る一本。
- 評判いいから観たけど、ちょっと登場人物が多くて話が散らかってるように感じたかな。音楽は良かったんだけど、個人的にはハマりきれなかった。
- みんな真っ直ぐでキラキラしてた。私もこんな青春送りたかったなー!
- ただただ、優しい映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国マレーシア
- 時間115分
- 監督ヤスミン・アフマド
- 主演パメラ・チョン
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激動のイタリア現代史を背景に、ある兄弟の40年にわたる愛と葛藤、そして人生の軌跡を描く壮大な大河ドラマ。
1966年、ローマ。理想に燃える兄ニコラと、繊細な心を持つ弟マッテオ。二人の運命は、精神病院にいた少女との出会いを機に、大きく分かたれる。ニコラは精神科医として、マッテオは警察官として、それぞれの道を選択。フィレンツェの大洪水、学生運動、テロの時代といった激動のイタリア史を背景に、彼らは愛、友情、家族の絆、そして痛ましい別れを経験する。異なる人生を歩む兄弟の視点から、一つの家族の年代記と国家の肖像を映し出す、6時間に及ぶ魂の叙事詩。
ネット上の声
- 6時間という長さを全く感じさせない、登場人物たちの人生にどっぷり浸れる大作。イタリアの現代史と共に生きる兄弟の物語、本当に見応えがありました。家族の愛とか、寂しさとか、全部詰まってる感じ。
- イタリアの現代史を背景にした壮大な家族の物語。長いけど、その分、時代の空気感まで伝わってきて最高でした。
- 正直6時間は長いかなって思ったけど、見始めたらあっという間。登場人物それぞれの生き方が心に残ります。
- ストーリーは良いんだろうけど、とにかく長い…。6時間はさすがに集中力が持たなかったですw
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イタリア
- 時間366分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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監視国家・東ドイツで、盗聴任務に就いた男が知った芸術と愛。国家への忠誠と人間性の間で揺れる、魂のサスペンス。
1984年、東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の忠実な大尉ヴィースラーに下された新たな任務。それは、反体制の疑いがある人気劇作家ドライマンと、その恋人で舞台女優クリスタの監視と盗聴。冷徹に任務を遂行するヴィースラー。しかし、盗聴器の向こうから聞こえてくるのは、芸術を愛し、深く想い合う二人の姿。これまで信じてきた国家の正義が揺らぎ始める。彼らの世界に魅了され、人間的な感情に目覚めていくヴィースラー。やがて彼は、二人を守るため、国家を欺く危険な行動へと駆り立てられる。一つの決断が、監視する者とされる者の運命を大きく変える。
ネット上の声
- 旧東ドイツの監視社会の息苦しさがリアル。でも、芸術に触れて主人公の心が少しずつ変わっていく様子に引き込まれた。最後のセリフは本当に鳥肌もの。
- 観終わった後の余韻がすごい。間違いなく傑作だと思う。
- 心に沁みる良い映画でした。
- ラストの一言に全て持っていかれた。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国ドイツ
- 時間138分
- 監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
- 主演ウルリッヒ・ミューエ
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夢も希望もない平凡な会社員の前に現れた関西弁のゾウの神様「ガネーシャ」との奇妙な共同生活を描く、笑いと学びの自己改革コメディ。
舞台は現代の東京。平凡でサエない毎日を送る会社員、野上マサオ。彼の人生を変えたいという漠然とした願いを聞き届け、ある日突然、関西弁を話すゾウの神様「ガネーシャ」が部屋に現れる。成功を望むマサオに対し、ガネーシャは次々と奇妙な課題を突きつける。「靴を磨く」「コンビニでお釣りを募金する」など、その内容はあまりに地味で意味不明。半信半疑で課題に取り組むマサオだが、ガネーシャの破天荒な言動に振り回されるばかり。果たして、このふざけた神様の教えは、本当に彼の人生を成功へと導くのか。笑いの中に成功の本質が隠された、奇妙な師弟関係の始まり。
ネット上の声
- ガネーシャの教えが一つ一つ心に刺さる!くだらない課題に見えて、実はすごく本質的。自分も明日から実践してみようって思えた。
- うちにもガネーシャ来てほしいw
- 笑いながら見れるのに、なぜか最後はやる気が出てる不思議なドラマ。
- 原作も好きだけどドラマも良かった!関西弁の神様っていう設定が最高に面白い。キャストもハマり役だと思う。
TVドラマ、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督---
- 主演小栗旬
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昭和30年代の丹波篠山、わんぱく少年が森の生き物たちと紡ぐ、命の輝きと成長の物語。
舞台は、豊かな自然が残る昭和30年代の兵庫県丹波篠山。主人公は、生き物が大好きな小学3年生の河合雅雄、通称「ガキ大将のマサ」。仲間たちと森で遊び回り、カブトムシやメダカを追いかける毎日。そんなある日、伝説の巨大な青大将「タツ」の存在を知る。タツを捕まえようと奮闘するマサだが、森での冒険は、時に自然の厳しさや命の尊さを彼に突きつける。家族や友人との関わりの中で少年が直面する喜びと悲しみ。一夏の冒険を通して、少年が本当に見つけるものとは。自然と共生することの意味を問う、感動の実話。
ネット上の声
- 正直あまり期待せずに観たけど、後半は涙が止まらなかった。昭和の古き良き時代が描かれていて、今の子供たちにも見てほしいなと思った。
- 11歳の春馬くんが本当に瑞々しくて、それだけで観る価値あり!
- 懐かしい昭和の風景。学校の教材としても良いんじゃないかな。
- 全体的に穏やかな映画。ちょっと展開がゆっくりかなと感じる部分もあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督西垣吉春
- 主演篠田三郎
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1990年代ニューヨーク、夢と愛に生きる若きアーティストたちの、情熱と葛藤に満ちた1年間を描く伝説のロック・ミュージカル。
1989年、クリスマス・イブのニューヨーク、イースト・ヴィレッジ。古いロフトに暮らす映像作家のマークとミュージシャンのロジャーをはじめ、アーティストの卵たちは貧困やドラッグ、そしてエイズの脅威に直面しながらも、夢を追い求めていた。家賃(レント)も払えない彼らの前に、昔の仲間で今は家主となったベニーが現れ、立ち退きを迫る。愛、友情、別れ、そして死。様々な困難が押し寄せる中、彼らが見つけ出す「No day but today(今日という日を精一杯生きる)」という答え。伝説のブロードウェイ・ミュージカル最終公演の熱気と感動の記録。
ネット上の声
- 映画版もいいけど、やっぱり舞台の熱量が最高!役者の息遣いまで伝わってくるようで、鳥肌が立ちました。ジョナサン・ラーソンの魂を感じる。
- 人生を変えたミュージカル。
- 『tick、 tick...BOOM!』を観てから鑑賞。ジョナサン・ラーソンの想いが詰まってて、オープニングから涙腺崩壊した。
- 映画版よりこっちのライブ感の方が好きかも。客席の盛り上がりも一体感あって良い!
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間152分
- 監督マイケル・ジョン・ウォーレン
- 主演レネー・エリス・ゴールズベリー
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ネット上の声
- 原作ファンも納得の出来栄え!ジェインとロチェスターの魂のぶつかり合いが最高。主演二人の演技が素晴らしくて引き込まれました。
- ロチェスター様が魅力的すぎる…!暗い雰囲気も相まってドキドキした。
- 重厚な人間ドラマ。少し長いけど見応えは十分。昔のイギリスの雰囲気が好きな人におすすめ。
- 何度見ても名作。
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督スザンナ・ホワイト
- 主演ルース・ウィルソン
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18世紀ウィーン、神に愛された天才音楽家と、その才能に嫉妬する凡庸な宮廷楽長の、栄光と狂気の物語。
18世紀、音楽の都ウィーン。宮廷楽長サリエリの前に現れた若き天才モーツァルト。その神懸かり的な才能を目の当たりにしたサリエリは、神が自分ではなく、下品で無邪気な若者に才能を与えたことに激しく嫉妬。篤い信仰心は憎悪へと変わり、神への復讐としてモーツァルトを破滅させることを決意。華やかな宮廷を舞台に、天才の栄光と、その才能を妬む凡人の狂気が静かに交錯する、衝撃の告白。
ネット上の声
- 天才と凡人の対比が残酷なほど美しい。自分もサリエリ側だから、彼の嫉妬や苦悩が痛いほどわかる。音楽はもちろん最高だし、役者の演技も神がかってる。生涯ベストの一本です。
- 衣装も音楽も豪華絢爛!モーツァルトの甲高い笑い声が耳から離れないw 3時間あっという間だった!
- ディレクターズカットは長いけど、観る価値アリ。天才モーツァルトの人間臭い部分が面白かった。
- 文句なしの傑作。
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間180分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演F・マーレイ・エイブラハム
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脳性まひを抱えながらも、不屈の精神でトップセールスマンを目指す青年の挑戦を描く、実話に基づいた感動の物語。
舞台は現代日本。脳性まひの障害を持つ青年、倉沢英雄。就職活動で連戦連敗の末、ようやく浄水器の訪問販売会社に職を得る。しかし、彼を待っていたのは、障害への偏見と冷たい現実。客のドアは固く閉ざされ、成績は上がらない日々。母の「人の倍努力しろ」という言葉を胸に、彼は諦めない。どもりながらも懸命に商品を説明し、雨の日も雪の日も歩き続ける。そのひたむきな姿が、やがて人々の心を少しずつ溶かしていく。これは、彼が自分だけのやり方で夢を掴もうとする、不屈の挑戦の記録。
ネット上の声
- ニノの演技が本当にすごくて、ただただ感動。実話が元になっていると知って、さらに胸が熱くなりました。勇気をもらえる作品です。
- とにかく見てほしい。傑作です。
- 親子の愛情に涙が出ました。主人公の前向きな姿に励まされます。
- 諦めない心の大切さを教えられた。自分も頑張ろうって素直に思える素晴らしいドラマだった。
家族、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演二宮和也
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ネット上の声
- さすがBBC制作のディケンズ作品。映像も衣装も美しくて、世界観にどっぷり浸れました。長いけど見始めたら止まらない!俳優さんたちの演技も素晴らしかったです。
- アーサーとエイミーのじれったい恋模様に最後までハラハラ。ラストは本当に感動した。
- 面白かった!一気見しちゃった。
- 話がちょっと複雑で登場人物も多いから、途中ちょっと混乱したかな。でも最後まで見るとスッキリする。
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演クレア・フォイ
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ネット上の声
- インド映画のスケール感に圧倒された!主人公が象を倒すシーンは伝説級。音楽もダンスも最高で、あっという間の3時間だった。
- 主人公がとにかくカッコいい!ただのアクションじゃなくて、愛と友情の物語に泣けた。
- ストーリーは王道だけど、映像の迫力で最後まで見れちゃう。ちょっとご都合主義なとこもあるかなw
- 元気が出る最高の映画!
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国インド
- 時間169分
- 監督ガウタム・ヴァスデフ・メノン
- 主演スーリヤ
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20世紀初頭、石油に魅入られた男の壮絶な一代記。富と権力を渇望する、人間の欲望と狂気の物語。
舞台はゴールドラッシュ後のアメリカ西部。野心的な石油採掘師ダニエル・プレインビューの執念。彼は石油の眠る土地を次々と手に入れ、莫大な富を築き上げる。しかし、その成功は人間不信と孤独を深めるだけ。地域の若きカリスマ牧師イーライとの対立、そして養子H.W.との間に生まれる溝。石油という黒い血に染まった彼の魂は、やがて制御不能な狂気へと変貌。その果てにある衝撃の結末。
ネット上の声
- ダニエル・デイ=ルイスの鬼気迫る演技がとにかく凄い。人間の欲望と狂気がじわじわと描かれていて、最後まで目が離せなかった。見応えのある傑作です。
- 長くてちょっと退屈だったかも…。
- 石油に狂わされた男の一代記。アメリカンドリームの闇を見た気がする。重厚な映画でした。
- ただただ圧巻。
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国アメリカ
- 時間158分
- 監督ポール・トーマス・アンダーソン
- 主演ダニエル・デイ=ルイス
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第二次世界大戦下のワルシャワ。ナチスドイツの侵攻により全てを奪われた天才ユダヤ人ピアニストの、壮絶なサバイバル。
1939年、ナチスドイツが侵攻したポーランドの首都ワルシャワ。ユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの日常は、突如として終わりを告げる。家族と共にワルシャワ・ゲットーへ強制移住させられ、飢えと屈辱の日々。やがて強制収容所への移送が始まる中、彼は奇跡的にゲットーから脱出。しかし、そこからが本当の地獄の始まり。廃墟と化した街を独り彷徨い、飢えと寒さ、そしていつ見つかるか分からない恐怖と戦う日々。彼の唯一の希望は、心の中で奏でる音楽。極限状況の中、一人のドイツ人将校との出会いが彼の運命を大きく変える。音楽が繋いだ魂の軌跡。
ネット上の声
- 戦争の悲惨さと、その中で生き抜く人間の生命力を描いた傑作。ただただ無力に逃げ惑う主人公の姿がリアルで、胸が締め付けられた。音楽が唯一の希望だったのが印象的。
- 観るのが辛いシーンも多いけど、ラストのピアノのシーンは本当に鳥肌モノ。音楽の力ってすごい。
- 歴史的に重要な映画なのはわかる。でも、全体的に重くて暗いから、正直2回目は見れないかな…。
- 間違いなく生涯ベストの一本。
ホロコーストが舞台、 ピアニスト、 戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,ドイツ,ポーランド,イギリス
- 時間148分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演エイドリアン・ブロディ
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辛い恋の記憶、消せますか?記憶除去手術を受けた男女の、切なくも奇妙な恋の再生の物語。
バレンタインデーを目前に控えたニューヨーク。恋人クレメンタインと喧嘩別れしたジョエル。彼女が自分との記憶を全て消し去ったと知り、自らも記憶除去手術を決意。しかし、手術の最中、消えゆく思い出の断片を巡るうちに、クレメンタインへの愛を再認識。無意識下で記憶除去プロセスに必死の抵抗を試みるジョエル。果たして彼は、愛の記憶を取り戻せるのか。記憶と愛を巡る奇想天外な旅の始まり。
ネット上の声
- 記憶を消しても、また惹かれ合っちゃうって、もう運命じゃん…。切ないけど、すごく素敵な話だった。嫌な思い出も全部含めて、その人との時間なんだなって考えさせられたな。
- 文句なしの傑作。人生で一度は観るべき。
- 話のアイデアは面白いんだけど、時系列が行ったり来たりでちょっと混乱したw
- 評価高いから期待したけど、私には合わなかったかな。登場人物に共感できなくて…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督ミシェル・ゴンドリー
- 主演ジム・キャリー
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偏屈な退役軍人と隣人の移民少年、一台のヴィンテージカーが結ぶ、世代と文化を超えた魂の交流を描くヒューマンドラマ。
舞台は現代アメリカ、デトロイト。朝鮮戦争の帰還兵で、妻に先立たれた頑固な老人ウォルト・コワルスキー。彼の唯一の慰めは、大切に手入れされた愛車「1972年製グラン・トリノ」。ある夜、隣に住むモン族の気弱な少年タオが、ギャングにそそのかされその車を盗もうとする事件が発生。これをきっかけに、ウォルトはタオとその家族が抱える問題に深く関わっていくことに。人種への偏見を隠さないウォルトだったが、タオに男としての生き方を教えるうち、いつしか二人の間には父親と息子のような絆が芽生え始める。しかし、彼らの日常を脅かすギャングの存在が、ウォルトに人生最後の重大な決断を迫る。
ネット上の声
- クリント・イーストウッドの集大成。偏屈な頑固ジジイが、隣人との交流を通して変わっていく姿に涙。男の生き様ってのを考えさせられた。
- ラストは衝撃的で、しばらく席を立てなかった。本当に見てよかった。
- 最初はただの嫌なジジイかと思ったけど、どんどん引き込まれていった。ストーリーはベタかもしれないけど、見せ方がうまい。さすがです。
- 最高にカッコいい。
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督クリント・イーストウッド
- 主演クリント・イーストウッド
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暴力でしか自分を表現できない男と、孤独を抱える女子高生。魂がぶつかり合う、衝撃のヒューマンドラマ。
現代の韓国、ソウル。借金取り立てを生業とし、日常的に暴力を振るう男サンフン。幼少期のトラウマから抜け出せない彼の前に、ある日、孤独な女子高生ヨニが現れる。彼女もまた、家庭内暴力に苦しむ孤独な魂。互いの境遇に奇妙な共感を覚える二人。サンフンはヨニの中に過去の自分を見出し、守ろうとする。しかし、暴力の連鎖は簡単には断ち切れない。彼らの不器用な関係は、周囲との軋轢を生み、さらに過酷な現実へと追い込まれていく。救いを求める二人の魂は、どこへ向かうのか。暴力の果てに見える、かすかな光。
ネット上の声
- 「魂の叫び」ってこういう映画のことを言うんだな。暴力の連鎖が本当に苦しくて、見てるこっちまで息ができなくなる。でも、その奥にある切ない愛情に涙が止まらなかった。間違いなく傑作。
- すごいものを見てしまった…。
- 役者の演技が鬼気迫る。リアリティがすごすぎて、見ていて本当に胸が痛くなった。人には勧めにくいけど、すごい映画。
- 暴力シーンが多すぎて、ただただ怖かった。評価高いみたいだけど、私にはちょっとキツすぎて無理でした…。
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間130分
- 監督ヤン・イクチュン
- 主演ヤン・イクチュン
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旧ソ連の片隅で、母に捨てられた16歳の少女リリア。絶望の淵で見た、あまりにも残酷な希望という名の罠。
ソ連崩壊後の貧しい街。アメリカへ移住する母に置き去りにされた16歳のリリア。唯一の親友も自殺し、叔母には家を追い出され、生きるために売春を始める日々。そんな絶望の底で出会った青年アンドレイ。彼が差し伸べたスウェーデンでの新しい生活という甘い誘い。しかし、その「希望」こそが、彼女を更なる地獄へと突き落とす罠の始まり。天使の絵を描くことが好きだった少女の、魂の叫び。
ネット上の声
- ミストとかダンサーインザダーク級に凹む。でも映画としては最高。これが現実に起こってると思うと、本当に言葉を失う…。
- あまりにも辛すぎて見ていられなかった。ただただ胸糞悪い。
- 映像の冷たい質感と音楽のセンスが抜群。内容は重いけど、かなりの秀作だと思う。
- 最高でした。
不幸な結末のバッドエンド、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国スウェーデン
- 時間105分
- 監督ルーカス・ムーディソン
- 主演オクサナ・アキンシナ
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アメリカの天才数学者ジョン・ナッシュの半生
1947年、プリンストン大学院。類稀なる頭脳を持つ数学者ジョン・ナッシュ。彼の日常は、ソ連の暗号解読という極秘任務への協力依頼で一変。任務に没頭する中、彼は次第に精神のバランスを崩壊。献身的な妻アリシアの愛を支えに、彼は見えない敵との壮絶な闘いを決意。ノーベル賞受賞に至るまでの、天才の苦悩と再生の軌跡。
ネット上の声
- 最初はサスペンスかと思ってハラハラ見てたら、まさかの展開にびっくり!何が現実で何が幻覚なのか分からなくなって、主人公と一緒に混乱した。奥さんの深い愛情が本当に素晴らしくて、最後は涙なしでは見られなかった。
- ラッセル・クロウの演技が圧巻。天才の苦悩と狂気が見事に表現されてた。これが実話っていうんだから、人生は小説より奇なりだね。
- 感動した!とにかく見てほしい!
- みんな高評価だけど、自分にはちょっと難しかったかな。途中、話がどこに向かってるのかよく分からなくなった。
数学者、 天才、 どんでん返し、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間134分
- 監督ロン・ハワード
- 主演ラッセル・クロウ
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ネット上の声
- 日常にあるモノが不思議な力を持つっていう設定が天才的。一つ一つのアイテムに歴史と能力があって、どんどん引き込まれた。一気見しちゃったよ。
- 面白かったけど、これで終わり!?って感じ。続きがめちゃくちゃ気になる!
- 世界観が最高。こういうの本当に好き。
- 設定はすごく面白いのに、ちょっと不完全燃焼かな。もっと色々解決してほしかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督クレイグ・R・バクスリー
- 主演ピーター・クラウス
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落語を愛したヤクザと、落語を捨てた天才。二人の出会いが、伝統芸能の世界に新たな嵐を巻き起こす、異色の任侠コメディ。
舞台は現代の東京、浅草。借金取り立てを生業とするヤクザ、山崎虎児。ある日、取り立て先の落語家・林屋亭どん兵衛の高座に魅了され、借金のカタに弟子入りを志願。一方、どん兵衛にはかつて「天才」と呼ばれながらも落語を捨てた息子・谷中竜二がいた。落語の世界に飛び込んだ虎児と、落語から逃げ出した竜二。古典落語の演目をなぞるように展開される奇妙な事件の数々。二人の男の運命が交錯する時、笑いと涙、そして仁義が咲き乱れる。果たして虎児は、本物の落語家になれるのか。
ネット上の声
- クドカン脚本はやっぱ最高!ヤクザが落語っていう設定だけで面白いのに、毎回ちゃんと古典落語とストーリーが絡んでて見事だった。
- 「俺の、俺の、俺の話を聞けぇ〜!」が頭から離れないw 何回見ても爆笑できる大好きなドラマ!
- さすがクドカン、面白すぎ!
- 独特のテンポと笑いがクセになる。落語に詳しくなくても全然楽しめるのがいい。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演長瀬智也
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9年ぶりのパリでの再会。夕暮れまでのわずかな時間、二人の恋の続きが始まる、大人のラブストーリー。
舞台は美しいパリ。9年前、ウィーンで運命的な出会いを果たしたアメリカ人作家のジェシーとフランス人女性セリーヌの偶然の再会。ジェシーのサイン会に現れたセリーヌ。彼に与えられた時間は、飛行機が出発するまでのわずか数時間。カフェやセーヌ川の遊覧船を歩きながら、空白の9年間と、互いへの変わらぬ想いを語り合う二人。結婚、仕事、そしてあの日の約束。限られた時間の中で、彼らが下す人生の決断。二人の恋の行方を描く、リアルで切ない物語。
ネット上の声
- 前作から9年、リアルな時間経過が二人の会話に深みを与えてる。ただ歩いて話してるだけなのに、目が離せない。ラストの余韻が本当に素晴らしい。
- あの終わり方はずるい!最高!しばらく余韻に浸ります。
- 若い頃には分からなかったかも。切なくて美しい、大人のラブストーリーですね。
- ひたすら会話が続くだけで、ちょっと退屈しちゃった。人を選ぶ映画かな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督リチャード・リンクレイター
- 主演イーサン・ホーク
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第二次大戦末期の中国の村。ある日突然、日本兵と通訳が転がり込んできたことから始まる、村人たちの狂気の宴。
1945年、第二次大戦末期の中国。万里の長城に近い小さな村に暮らす農民マー・ターサンの家に、ある夜、謎の男が押し入る。男が置いていったのは、縛られた二人の捕虜。横暴な日本兵と、事なかれ主義の中国人通訳。年明けに引き取りに来るという言葉を信じ、村人たちは恐怖と好奇心から捕虜を匿う日々。しかし、約束の時を過ぎても男は現れない。捕虜の処遇を巡り、村人たちの間に不信と欲望が渦巻き始める。殺すこともできず、解放もできない奇妙な共同生活。その中で生まれる歪んだ人間関係が、やがて村全体を巻き込む、取り返しのつかない悲劇への序曲。
ネット上の声
- 前半のユーモラスな雰囲気から一転、後半の展開には言葉を失った。戦争における人間の狂気を描き切った大傑作。一体「鬼」とは誰のことなのか、深く考えさせられる。
- とにかく香川照之の演技が凄まじい。鬼気迫るものがあって、目が離せなかった。
- 観終わった後、ズッシリと重いものが心に残ります。モノクロ映像なのに、あの赤色だけが目に焼き付いて離れない…。
- 評価高いけど私には合わなかった。ただただ気分が悪くなったし、救いがなさすぎる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国中国
- 時間140分
- 監督チアン・ウェン
- 主演チアン・ウェン
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1994年、ルワンダ大虐殺の嵐の中、一人のホテルマンが機転と交渉術で1200以上の命を救った、衝撃と感動の実話。
舞台は1994年、民族対立が激化するルワンダの首都キガリ。主人公は、高級ホテル「ホテル・デ・ミル・コリン」の支配人ポール・ルセサバギナ。フツ族の彼が愛する妻はツチ族。ある日、フツ族過激派によるツチ族の虐殺が開始され、日常は一瞬にして地獄絵図へと変貌。ポールはホテルを難民の避難場所とすることを決意し、ツチ族の隣人や家族を匿う。しかし、水も食料も尽き、武装した民兵がホテルを包囲する絶望的状況。彼は機転と交渉術、そして支配人として培ったコネを武器に、宿泊客と避難民を守るため必死の抵抗。果たして、この狂気の中から一人でも多くの命を救い出すことができるのか。彼の究極の選択が、多くの人々の運命を左右する。
ネット上の声
- 学校の授業で観ました。これがほんの数十年前の出来事だなんて信じられなくて、ただただ衝撃でした。自分がいかに世界のことを知らずに生きてきたか痛感させられます。多くの人に観てほしい映画です。
- アフリカ版「シンドラーのリスト」と聞いて鑑賞。見ていて本当に辛かった。でも、これが現実。世界の無関心さが一番恐ろしいと感じた。
- 内容はすごく重くて、知るべき事実だとは思う。でも映画としては、ちょっと淡々と進みすぎたかな…。感情移入しきれなかった部分も。
- 言葉が出ない。ただ、すごい。
ジェノサイド、 アフリカ舞台、 社会派ドラマ、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,イタリア,南アフリカ
- 時間122分
- 監督テリー・ジョージ
- 主演ドン・チードル
-
老トレーナーと、ボクサーを夢見る31歳の女性。孤独な二人がリングの上で見つけた、疑似親子のような固い絆と、その先に待つ過酷な運命。
ロサンゼルスの古びたジム。家族から見放され、心を閉ざした老トレーナー、フランキー・ダン。彼の元に現れた、31歳でプロボクサーを目指すマギー・フィッツジェラルド。当初は「女はとらない」と頑なに拒否するフランキー。しかし、彼女の揺るぎない決意と才能に心を動かされ、ついに指導を開始。厳しいトレーニングを通じて芽生える、父と娘にも似た深い絆。快進撃を続け、ついに掴んだチャンピオン戦のリング。しかし、その栄光の舞台で二人を待ち受けていた、あまりにも残酷な運命。
ネット上の声
- 単なるボクシングのサクセスストーリーだと思って観始めたら、全然違った。人生とか、愛とか、尊厳について深く考えさせられる映画。見終わった後、席から立てなかった。覚悟して観てほしい傑作。
- さすがクリント・イーストウッド。重いけど、心にズシンと響く。役者たちの演技も素晴らしかった。
- 名作だって言うから観たけど、私には重すぎた…。とにかく暗い気持ちになる。救いがなさすぎて、正直観ててしんどかったかな。
- 涙が止まらなかった。
かっこいい女性アスリートが登場する、 ボクシング、 不幸な結末のバッドエンド、 どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督クリント・イーストウッド
- 主演クリント・イーストウッド
-
19世紀末の英領インド。村の運命を懸け、農民たちが支配者イギリスにクリケットで挑む、奇跡と感動のスポーツ叙事詩。
舞台は1893年、英国統治下のインドの小さな村。干ばつに苦しむ村人たちに、英国軍将校は重税「ラガーン」を課す。反発した若者ブーヴァンは、将校から無謀な提案を受ける。「クリケットの試合で我々に勝てば、3年間のラガーンを免除する」というもの。ルールさえ知らない村人たち。しかし、村の誇りと未来のため、ブーヴァンは仲間を集め、不可能とも思える挑戦に立ち上がる。身分も宗教も違う人々が一つになる時、奇跡は起きるのか。自由を懸けた世紀の一戦。
ネット上の声
- インド映画の歴史を変えたと言われるだけある大傑作!3時間44分は長いけど、中だるみ一切なしで最後まで夢中で見ちゃった。クリケットのルール知らなくても全然楽しめる!
- 長いって聞いてたから覚悟してたけど、面白すぎてあっという間だった!めっちゃ熱い展開で、最後は感動した。
- 面白いのはわかるけど、さすがに長すぎるw 2日に分けてやっと見終わった。試合シーンは手に汗握る。
- スカッとする!見てよかったー!
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国インド
- 時間224分
- 監督アシュトーシュ・ゴーワリケール
- 主演アーミル・カーン
-
ネット上の声
- イギリスの上流階級のドロドロ愛憎劇。衣装や調度品も豪華で見応えあるし、人間関係が複雑に絡み合ってて目が離せない!
- 重厚な人間ドラマが見たいならコレ。俳優陣の演技も素晴らしく、引き込まれた。
- とにかく面白い!
- 内容は面白いけど、ちょっと展開がゆっくりかな。もう少しテンポが良いと見やすいかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督クリストファー・メノール
- 主演ジーナ・マッキー
-
メキシコシティで交差する3つの運命。1つの交通事故が暴き出す、愛と裏切りの連鎖。
混沌とした大都市、メキシコシティ。兄の妻と駆け落ちするため、闘犬で金を稼ぐ青年オクタビオ。不倫相手との新生活を夢見る人気モデルのバレリア。愛犬だけを心の支えに生きる元殺し屋のエル・チーボ。何の接点もなかった彼らの人生が、1台の車の激しい衝突事故をきっかけに、残酷に絡み合い始める。事故を境に、それぞれが愛、喪失、裏切り、そして暴力の渦へと。逃れられない運命の中で、彼らが見出すかすかな希望、あるいは絶望の結末。
ネット上の声
- 1つの交通事故から3つの物語が交錯していく構成が見事すぎる。イニャリトゥ監督のデビュー作とは思えない完成度で、人間の欲望や愛がむき出しに描かれてて圧倒された。
- 衝撃。ただただ凄い。
- 全然関係ない人たちが、犬を通して繋がっていくのが面白かった。人生って何があるかわからないな…。
- 脚本が本当によく出来てる。メキシコの乾いた空気感と、登場人物たちの生々しい感情が突き刺さる。見応えがありました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国メキシコ
- 時間153分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演エミリオ・エチェバリア
-
都会の無人島に漂着した男と、自室に引きこもる女。奇妙な出会いが紡ぐ、孤独な二人のサバイバル生活。
借金苦から漢江に身を投げた男、キム・ソングン。しかし、彼が流れ着いたのは都会の真ん中に浮かぶ無人島。自給自足のサバイバル生活を開始。一方、長年引きこもる女性キム・ジョンヨンは、自室の窓から偶然彼を発見。望遠鏡越しの観察が、彼女の止まった時間を動かし始める。ボトルメールでの奇妙な文通。直接会うことのない二人の、孤独と希望の物語。
ネット上の声
- 自殺に失敗して無人島に流れ着いた男と、引きこもりの女の子。直接会わない二人の交流がすごく良かった。見終わった後、無性にジャージャー麺が食べたくなるし、心があったかくなる映画。
- こんな恋愛映画は初めて!設定が奇抜なのに、最後は感動で胸がいっぱいになりました。韓国映画の隠れた名作だと思う。
- めっちゃ笑えるし、ちょっと泣ける。ジャージャー麺のシーンは最高!w 観てよかった〜!
- 都会の真ん中でサバイバルっていう発想がすごい。孤独な二人が繋がっていく様子が丁寧に描かれていて、ラストは希望が持てました。
海で遭難する絶望的な、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国韓国
- 時間116分
- 監督イ・ヘジュン
- 主演チョン・ジェヨン
-
精神病院が廃止!社会から放り出された元患者たちが、型破りなリーダーと会社を設立する、笑いと涙の実話。
1980年代のイタリア、ミラノ。精神病院の廃止を定めた「バザーリア法」により、多くの患者が十分な支援もなく社会に放り出された時代。熱血漢の労働組合員ネッロは、行き場を失った元患者たちの就労支援を任される。しかし、まともな働き口など見つかるはずもない。そこで彼は、元患者たち自身で会社を立ち上げるという前代未聞の計画を始動。寄せ集めのメンバーは、それぞれが個性的すぎる問題児ばかり。偏見の目、行政の壁、そして仲間内のトラブル。次々と襲いかかる困難を、彼らは驚くべきアイデアとチームワークで乗り越えていく。これは、社会の常識を覆し、自分たちの「居場所」を自らの手で作り上げた人々の、奇跡の物語。
ネット上の声
- 重いテーマなのに、カラッと明るいイタリア映画の力で最高のヒューマンドラマになってる!笑って泣けて、最後には温かい気持ちと元気をもらえました。実話ベースっていうのがまた凄い。
- イタリア映画らしい人間賛歌。難しい問題をコミカルに描きつつ、本質はしっかり捉えてる。明日からまた頑張ろうって思える映画。
- とにかく最高!元気でた!
- 良い話だとは思うけど、ちょっと展開がうまく行き過ぎかな?現実はもっと厳しいはず。でも希望が持てる内容ではある。
精神障害、 会社再建、 実話、 ヒューマンドラマ、 コメディ
- 製作年2008年
- 製作国イタリア
- 時間111分
- 監督ジュリオ・マンフレドニア
- 主演クラウディオ・ビシオ
-
インドのスラムで育った少年が、クイズ番組で億万長者に。彼の知識の源泉は、過酷な人生そのものであったという衝撃のドラマ。
2006年、インド・ムンバイ。スラム出身の青年ジャマールが、人気クイズ番組『ミリオネア』で最終問題に到達。不正を疑われ警察に拘束された彼は、なぜ無学の自分が全ての問いに答えられたのかを語り始める。母親の死、ギャングからの逃亡、そして生き別れた初恋の少女との再会を願う旅。彼の過酷な半生で得た経験こそが、奇跡の答えの源泉。賞金よりも大切な目的を胸に、彼は運命の最終問題へ。
ネット上の声
- クイズの答えが全部主人公の壮絶な人生経験から来てるっていう構成が見事。ただのクイズ映画じゃなくて、一人の男の生き様と純愛の物語だった。ラストは感動で鳥肌。
- インドの熱気が伝わってくる!音楽も映像もパワフルで、あっという間の2時間でした。最後のダンスは必見!
- 子供時代の話は見てて辛い部分も多かったけど、それでも希望を失わない主人公に勇気をもらえた。
- アカデミー賞って聞いて期待しすぎたかな。話の展開がちょっとご都合主義に感じてしまった。面白いけど、そこまで絶賛するほどでは…というのが正直な感想。
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間120分
- 監督ダニー・ボイル
- 主演デヴ・パテル
-
イラク戦争前夜のクルド難民キャンプ。地雷を掘って生計を立てる子供たちの、過酷な日常と未来への切なる願い。
2003年、イラクとトルコの国境地帯にあるクルド人難民キャンプ。13歳の少年「サテライト」は、衛星放送のアンテナを取り付けてアメリカの空爆情報を得ようと奔走する子供たちのリーダー。彼の前に現れた、両腕を失った予知能力者の少年と、その美しい姉。彼らが背負う戦争の深い傷跡。地雷原という死と隣り合わせの日常の中、それでも未来を信じようとする子供たちの姿。戦争の足音が迫る中、彼らを待ち受ける衝撃の運命。
ネット上の声
- とにかく強烈な映画だった。子供たちの生命力に圧倒される。
- 戦争の悲惨な現実の中でも、子供たちの明るさとたくましさに胸を打たれた。見てよかったと心から思う。
- イラク国境の難民キャンプで、地雷を掘って生計を立てる子供たち。その現実が衝撃的だった。重いテーマだけど、多くの人に観てほしい作品。
- 子供たちのパワーがすごい!
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イラク
- 時間97分
- 監督バフマン・ゴバディ
- 主演ソラン・エブラヒム
-
兵士と青年の穏やかな恋。そして、虎の精霊が潜む神秘の森へ。愛と伝説が交錯する、タイの熱帯病。
物語は二部構成。前半は、タイの田舎町を舞台にした兵士ケンと青年トンの淡い恋物語。穏やかな時間が流れる中、二人の距離はゆっくりと縮まっていく。しかし、物語は突如として変貌を遂げる。後半、一人の兵士が、村人を襲う虎の精霊を追って鬱蒼としたジャングルへと足を踏み入れる。そこは現実と神話が溶け合う不可思議な世界。愛した者の魂を追うかのような兵士の彷徨は、観る者を官能的で悪夢的な迷宮へと誘う。
ネット上の声
- 前半の穏やかな恋愛模様から、後半の森と虎をめぐる神話的な世界への転換が圧巻。まさに傑作でした。
- ごめんなさい、私にはまったく面白さが分かりませんでした。
- 途中、唐突なエアロビで笑ったw 不思議な映画だったけど、なぜか記憶に残る。
- 男性同士の恋愛話かと思ったら、後半で一転。ちょっと置いていかれた感はあるかも。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国タイ,フランス,ドイツ,イタリア
- 時間118分
- 監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
- 主演バンロップ・ロームノーイ
-
ベトナム戦争の狂気の中、一人の大尉に下された密命。ジャングルの奥地で神となった男を暗殺せよ。
泥沼化するベトナム戦争下のカンボジア。アメリカ陸軍のウィラード大尉は、戦争の狂気に心を蝕まれつつも、特殊任務に身を投じる。下された指令は、ジャングルの奥地で自らの王国を築き、神として君臨する元グリーンベレーのカーツ大佐の暗殺。ウィラードは哨戒艇で川を遡り、戦争がもたらす混沌と狂気に満ちた光景を目の当たりにしながら、カーツの王国を目指す旅。目的地に近づくほど、彼の内面もまた闇に引きずり込まれていく。狂気の果てに彼が目にするものとは。
ネット上の声
- 戦争の狂気をこれでもかと見せつけられる。映像と音の迫力が凄まじくて、観終わった後の疲労感がすごいけど、これは間違いなく傑作。
- とにかく長くて退屈…。有名な映画だけど、私にはよく分からなかったな。
- まさに狂気の芸術。
- 前半のワーグナー流しながらのヘリのシーンは圧巻。でも全体的に長すぎて、正直ちょっとダレる。オリジナル版の方が好きかも。
リアルな戦闘シーンがある、 ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間202分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
-
バスジャック事件の生き残りである三人の男女。心に深い傷を負った彼らが、再生を求めて旅に出るロードムービー。
九州の地方都市。バス運転手の沢井と、乗客だった直樹と梢の兄妹は、無差別バスジャック事件に遭遇し、心に深い傷を負う。事件から2年後、日常に戻れない三人は、それぞれの孤独の中を生きていた。ある日、沢井は兄妹の前に再び現れ、一台のバスで当てもない旅に出ることを提案。過去の記憶が影を落とす中、気まずい沈黙とわずかな交流を重ねる三人。広大な風景の中を走り続けるバス。彼らが旅の果てに見つけ出すものとは何か。魂の再生を静かに、そして力強く描く物語。
ネット上の声
- 217分は伊達じゃない。事件の傷を抱えた人たちが再生していく姿を静かに、でも力強く描いてる。セピア色の映像も相まって、心に深く残る作品だった。
- とにかく長い!それだけ。途中で寝ちゃったw
- 役所広司と宮崎あおいがすごい。静かな映画だけど、見終わった後にじわじわくる。
- 雰囲気は好きなんだけど、正直よくわからなかった。芸術作品って感じなのかな。長かったなー。
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間217分
- 監督青山真治
- 主演役所広司
-
湖上の寺で繰り返される、一人の男の生涯。自然の摂理と人生の業を描く、静謐で美しい物語。
雄大な自然に囲まれた、湖に浮かぶ小さな寺。そこで暮らす老僧と一人の少年。無邪気な「春」、恋を知る「夏」、罪を犯す「秋」、そして贖罪の「冬」。季節の移ろいと共に、少年の人生もまた巡っていく。殺生、愛欲、嫉妬、そして救済。人生のあらゆる局面を、静かな湖面が映し出す。キム・ギドク監督が、圧倒的な映像美で人間の業と魂の救済を描ききった、珠玉の寓話。
ネット上の声
- 湖に浮かぶお寺の映像がとにかく圧巻。セリフは少ないけど、人生の四季が静かに、でも力強く描かれていて心に響いた。まさに観る哲学。
- 正直、何が言いたいのかよく分からなかった。映像が綺麗なのは認めるけど、退屈で寝ちゃいそうになったw
- 言葉にならないくらい素晴らしかった。
- すごく静かで綺麗な映画。好みは分かれるかもしれないけど、私は好き。心が洗われる感じがした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国韓国,ドイツ
- 時間102分
- 監督キム・ギドク
- 主演オ・ヨンス
-
25年以上寝たきりの男が望んだのは「死ぬ権利」。彼の尊厳を巡る闘いを描く、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。
現代のスペイン。若き日の事故で首から下の自由を失った男、ラモン・サンペドロ。25年以上に及ぶ闘病生活の末、彼が下した決断は、自らの意思で人生を終える「尊厳死」という選択。しかし、その願いは家族の愛や社会の倫理、そして法の壁に阻まれる。彼を支える弁護士フリアと、生きる希望を与えようとする女性ロサ。様々な人々の想いが交錯する中、ラモンの固い決意は揺るがない。生と死の意味を問いかける、魂の物語。
ネット上の声
- 主演のハビエル・バルデムの演技が凄すぎて…。尊厳死という重いテーマですが、観終わった後、色々と考えさせられました。涙なしでは見られないです。
- 生きる権利と死ぬ権利。簡単に答えは出せないけど、観る価値は絶対ある。
- 間違いなく人生で観た映画のベスト5に入る。観てよかった。
- 良い映画なのはわかるけど、ちょっと私には重すぎたかな…。気持ちが沈んでしまった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間125分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ハビエル・バルデム
-
凍てつくハンガリーの田舎町に現れた巨大なクジラと謎のサーカス団が、人々の狂気を呼び覚ます不条理劇。
雪に閉ざされたハンガリーの小さな町。心優しい郵便配達員の青年ヤーノシュは、宇宙の調和について語ることを日課とする日々。ある日、町に巨大なクジラの死骸を乗せたサーカス団が到着。その不気味な存在は、町に不穏な噂と緊張をもたらす。ヤーノシュは町の異様な雰囲気に戸惑いながらも日常を保とうとするが、サーカス団が連れてきた謎の「プリンス」の扇動により、住民たちの不満と暴力性が爆発。純粋な魂を持つヤーノシュが見つめる、秩序が崩壊し暴力が支配する世界の果て。
ネット上の声
- 四半世紀を経て、預言者の如く還ってきたクジラ
- 死せる大いなる者への挽歌。黙祷せよ。
- 「クジラ」とはいったい何なのか?
- タル・ベーラの傑作、ここに在り
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国ハンガリー,ドイツ,フランス
- 時間145分
- 監督タル・ベーラ
- 主演ラース・ルドルフ
-
現実主義の息子と、自らの人生をおとぎ話のように語る父。父の死を前に、その奇想天外な物語の真実を探る旅が始まる、ティム・バートンが贈る感動ファンタジー。
現代のアメリカ。ジャーナリストとして働く現実主義者のウィルは、自分の人生を巨人や魔女との冒険譚として語る父エドワードにうんざりしていた。その父が病に倒れ、余命わずかだと知らされたウィル。彼は本当の父の姿を知るため、父が語った奇想天外な物語の真実を確かめる旅に出る。しかし、父の話を裏付ける証言は、どれも現実離れしたものばかり。父が語り続けた「ビッグ・フィッシュ」とは何だったのか。ウィルが辿り着く、父の人生に隠された、愛と感動の真実。
ネット上の声
- プライスは?
- 幼少期から気になってたけど、結局観れてないまんまのティムバートン監督の作品🎞️
- 夢溢れる〜I LOVE ビッグ・パパ〜
- 想像力が人生をより楽しくさせてゆく
子供が生まれてから見たら大泣きする、 嘘つきが幸せ、 ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ティム・バートン
- 主演ユアン・マクレガー
-
病気の妻を救うため、愛する息子を残し北朝鮮から脱北した父。過酷な運命に引き裂かれた家族の愛と絆を描く衝撃の実話。
北朝鮮の貧しい炭鉱町。幸せに暮らすヨンス一家を襲った、妻の結核という病。薬を手に入れるため、父ヨンスは一人、国境を越えることを決意。幼い息子ジュニを残し、必ず帰ると約束して。しかし、脱北の道のりは想像を絶するほど過酷なものだった。一方、父を待ち続けるジュニもまた、飢えと孤独の中で父を探す旅に出る。すれ違う親子の運命。果たして二人に再会の日は訪れるのか。胸をえぐるような家族の物語。
ネット上の声
- “現状を知る切っ掛け”として、非常に良い映画
- どうして北朝鮮を放っておくんだ!!!
- 【特薦】2007年・北朝鮮の真実
- 北朝鮮版 「父を訪ねて三千里」
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間107分
- 監督キム・テギュン
- 主演チャ・インピョ
-
北海道・富良野を舞台に、21年にわたる家族の物語が遂に完結。父・五郎が遺す最後の言葉と、子供たちの新たな旅立ち。
雄大な自然が広がる2002年の北海道・富良野。21年にわたる黒板家の物語、その最終章。息子の純は、羅臼で出会った結との新しい生活を築こうとし、娘の螢は離婚を経て息子・快と富良野に戻っていた。それぞれが人生の新たな局面を迎える中、父・五郎の体に病が見つかる。自らの運命を悟った五郎は、愛する子供たちへ伝えたい想いを「遺言」として静かに綴り始める。父から子へ、そして孫へと受け継がれていく生命と愛の軌跡。家族の歴史が、富良野の四季と共に感動のフィナーレを迎える。
ネット上の声
- 恐らく後にも先にもこれが人生最高のドラマだと思う
- 宝物の言葉(ただし、単なる私の思い入れ)
- 北の国から都会の人に伝える一番大切なもの
- 今の自分が純君に思えていたわけで・・。
ヒューマンドラマ、 北の国から
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演田中邦衛
-
閉鎖的な村に逃げ込んできた謎の美女グレース。彼女の存在が、偽善に満ちた村人たちの本性を暴き、静かな共同体を狂気の舞台へと変貌させる衝撃のスリラー。
1930年代、ロッキー山脈の麓にある孤立した村「ドッグヴィル」。ある日、ギャングに追われる美しい女性グレースが村へ逃げ込んでくる。村人たちは戸惑いながらも、彼女を匿うことを条件に労働を課す。最初は親切だった村人たち。しかし、彼女の弱みにつけ込み、次第にその要求はエスカレート。やがて、グレースは村人たちの欲望のはけ口となり、奴隷同然の扱いを受けることに。人間の醜い本性が剥き出しになる中、彼女が下す最後の決断。
ネット上の声
- こんな作品は、一度だけでいい!
- ラーさんもうぶっちゃけすぎ!!
- 言葉を失う圧倒的な感動と重さ
- とても、奇妙な作品でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国デンマーク,オランダ,スウェーデン,ドイツ,イギリス,フランス,フィンランド,ノルウェー,イタリア
- 時間177分
- 監督ラース・フォン・トリアー
- 主演ニコール・キッドマン
-
80年代の栄光を過去に持つベテランレスラー。リングに全てを捧げた男の、孤独と再生をかけた最後の戦い。
1980年代、人気レスラーとして一世を風靡したランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン。20年後の今、スーパーでアルバイトをしながら、小さな団体のリングで戦い続ける日々。栄光は過去のものとなり、心臓発作でドクターストップ。引退を余儀なくされ、唯一の家族である娘との関係修復を試みるも、彼の心は満たされない。そんな中、宿敵との引退試合のオファー。彼の人生をかけた最後のゴングが鳴り響く。
ネット上の声
- 俺には・・プロレスしか・・ねえのよ・・・
- ミッキー・ロークの演技に拍手喝采を!
- 想像をかきたてるような不思議な味わい
- 男は、ラストシーンで「哀愁」を語る。
プロレス、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督ダーレン・アロノフスキー
- 主演ミッキー・ローク
-
楽しいはずの休暇が一転、浜辺から一人の女性が消えた。些細な嘘が招く、疑心暗鬼の心理サスペンス。
現代イラン、カスピ海沿岸の別荘。テヘランから来た友人グループの数日間のバカンス。その中に、友人の一人セピデーが、離婚した友人のためにと誘ったエリという女性の姿。和やかな雰囲気の中、子供たちの面倒を見ていたエリが、浜辺から忽然と姿を消す。彼女はどこへ行ったのか。捜索が始まるも、誰もエリの素性を詳しく知らないという事実。保身のための些細な嘘が、やがて取り返しのつかない疑心暗鬼と対立を生み出していく。そして、エリの婚約者を名乗る男の登場が、彼らを究極の選択へと追い込む。
ネット上の声
- 前半は3組の家族とエリとのワイワイした描写が主で、中盤からは突如消えた彼女はどこ
- 女性の失踪をめぐって人間の複雑な内面が暴かれるヒューマン・ミステリ...
- 欧米映画の “毒” を気付かせてくれる。
- 不思議すぎて理解の範疇を超えました^^;
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間116分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ゴルシフテ・ファラハニ
-
20世紀の激動に翻弄されながらも、愛と安住の地を求め続けた一人の女性の半生を壮大なスケールで描く歴史叙事詩。
1919年、ロシア革命の戦火を逃れたギリシャ人難民たち。その中に、幼い少女エレニの姿。故郷を目指す長い旅の始まりは、彼女の波乱に満ちた人生の序章。ギリシャ内戦、独裁政権、そして第二次世界大戦という歴史の渦に巻き込まれ、愛する者との出会いと死別を繰り返すエレニ。時代に引き裂かれながらも、彼女は生きる希望を失わず、安住の地を求めて旅を続ける。一人の女性の視点から20世紀ギリシャの悲劇を映し出す、壮大な映像詩。
ネット上の声
- 1919年、ロシア革命により逆難民として祖国に戻ったギリシャ人たちが海岸に現れて
- No.1650 2004年フランス、ギリシャ、イタリア映画
- 水面に映し出されるオデッサの最後の日
- 水面に映る顔のない影
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス,ギリシャ,イタリア
- 時間170分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演アレクサンドラ・アイディニ
-
1980年代アメリカ、ホームレスから一流証券マンへ。愛する息子のため、父が挑んだ奇跡の実話。
舞台は1981年のサンフランシスコ。医療機器のセールスマン、クリス・ガードナー。全財産を投資した機器は売れず、妻は去り、家賃も払えず、5歳の息子クリストファーと共にホームレスとなる過酷な現実。彼の唯一の希望は、一流証券会社の研修生になること。学歴もコネもない中、半年間の無給研修に挑むクリス。昼はエリート候補生と競い、夜は息子の手を引き、安息の地を求めて街をさまよう日々。父子の絆だけを支えに、絶望の淵から「幸せ」を掴み取ろうとする男の、不屈の闘いの記録。
ネット上の声
- 胡散臭い実話!
- 2回目の鑑賞ですがやっぱり良い 地下鉄のタイムマシーンのシーンが感...
- 人生につらいことがあった人が見る映画です
- ケツに火が点かないと動かなかった男の物語
子供が生まれてから見たら大泣きする、 ホームレス、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ガブリエレ・ムッチーノ
- 主演ウィル・スミス
-
ナチス占領下のオランダ。日記に希望を綴った少女アンネ・フランクの、隠れ家で過ごした2年間の真実。
1942年、ナチス占領下のアムステルダム。ユダヤ人の少女アンネ・フランクの一家は、迫害から逃れるため、会社の屋根裏にある隠れ家での生活を開始。外の世界から隔絶された息苦しい空間で、アンネは希望を失わず、日記「キティー」に日々の出来事や思春期の悩みを綴る。家族との葛藤、同居人との軋轢、そして淡い恋。いつか自由な世界に戻れると信じ続けた2年間。しかし、その隠れ家にも密告者の影が忍び寄る。あまりにも有名な少女の、知られざる物語。
ネット上の声
- 希望をもって働こう作品。
- ナチスに対する怒りが再沸
- 戦争って恐ろしい…
- ☆アンネフランク☆
戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間191分
- 監督ロバート・ドーンヘルム
- 主演ベン・キングズレー
-
西暦2027年、人類は18年間の長期に渡って子どもが生まれない未曾有の異常事態が続いており、このままでは人類絶滅の危機は免れなかった。そんな中、国家の仕事に就くテオ(クライヴ・オーウェン)が、人類存続に関係する重要な情報を握り始める。人類の未来はおろか自分の将来でさえ興味を示さないテオだったが……。
ネット上の声
- 傑作なので、評価が低い。それがSFの宿命
- 評価の低い意味がわからないけど・・・
- もう11月だというのに、真夏日になった
- 想像出来得る近い未来。どう生きる?
世界崩壊前、 ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間109分
- 監督アルフォンソ・キュアロン
- 主演クライヴ・オーウェン
-
北京の古い路地「胡同」で、90歳を超えてもハサミを握る理髪師。変わりゆく時代と、変わらない人情を描く物語。
急速な近代化が進む北京の古い路地「胡同」。そこで理髪店を営む90歳を超えた老師傅(先生)のジン。彼の店は、長年の常連客たちが集う街の憩いの場。しかし、都市の再開発計画により、胡同の取り壊しが決定する。客との他愛ない会話、長年守り続けた自分の居場所。時代の大きな波に直面した老理髪師が、人生の最後に示す静かな矜持と選択。
ネット上の声
- シニア物が観たくなり、このジャケ写の職人っぽさに惹かれて、全く知らないモンゴル人
- 80~90年代のチャン・イーモウ作品、チェン・カイコー作品に見られる古き良き中国
- しぶ〜〜〜〜〜い日本映画みたいな中国映画
- 内面からにじみ出る、しんしんとしみてくる
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国中国
- 時間105分
- 監督ハスチョロー
- 主演チン・クイ