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愛する飼い主を守るため、犬は何度も生まれ変わる。世代を超えて紡がれる、奇跡と感動の輪廻転生アドベンチャー。
現代アメリカの農場で幸せに暮らす犬のベイリーと、その飼い主イーサン一家。ベイリーの寿命が尽きようとする瞬間、彼はイーサンから「孫娘のCJを守ってほしい」という最後の願いを託される。その言葉を胸に、ベイリーは姿を変え、何度も生まれ変わりながらCJを探す旅へ。少女から大人へと成長していくCJの人生に寄り添い、様々な困難から彼女を守ろうとするベイリーの献身的な愛情。全く違う犬生を送りながらも、CJへの想いだけは決して忘れないベイリー。果たして彼は、再びCJのもとへたどり着き、その使命を果たすことができるのか。
ネット上の声
- 前作に引き続き涙腺崩壊。犬を飼ってる人はもちろん、そうでない人も絶対泣いちゃう。ハンカチ必須です!
- ワンコがとにかく健気で可愛い!
- 話はいいんだけど、吹替がちょっと…。特に歌のシーンが気になってしまった。字幕で観ればよかったかも。
- イーサンとの約束を果たすために何度も生まれ変わる姿に感動。心が温かくなる素敵な映画でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督ゲイル・マンキューソ
- 主演デニス・クエイド
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1935年、死刑囚棟を舞台に、看守と奇跡の力を持つ囚人が織りなす、魂を揺さぶる感動のヒューマンドラマ。
舞台は1935年、大恐慌時代のアメリカ南部にある刑務所の死刑囚棟「グリーンマイル」。看守主任ポール・エッジコムの前に、少女2人を殺害した罪で収監された黒人の大男、ジョン・コーフィの出現。その巨体と裏腹に、子供のように純粋な心を持つコーフィ。やがてポールは、コーフィが触れるだけで病や傷を癒やすという、神のような奇跡の力を目の当たりにする。彼の無実を確信し始めるポール。しかし、死刑執行の日は刻一刻と迫る。看守としての職務と人間としての正義の間で揺れ動くポールが下す、究極の決断。
ネット上の声
- 何度見ても涙なしには見られない不朽の名作。3時間という長さを全く感じさせないストーリーの深さと、役者陣の魂の演技に引き込まれます。人間の善と悪について深く考えさせられる映画でした。
- とにかく号泣。こんなに泣いた映画は初めてかも。
- 評判が良すぎて期待しすぎたかな。話はよく出来てるけど、ちょっと長すぎるしファンタジー要素がどうも…。感動の押し売り感もあって自分には合わなかった。
- ただの感動モノかと思ったら大間違い。切なくて、苦しくて、でもどこか温かい。見終わった後、色々と考えさせられる深い映画でした。
刑務所、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ
- 時間188分
- 監督フランク・ダラボン
- 主演トム・ハンクス
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50年で3回も生まれ変わり、愛する飼い主に会うため旅を続ける犬のベイリー。その犬の視点で描く、感動の物語。
1960年代のアメリカ。ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーは、少年イーサンと運命的な出会い。固い絆で結ばれ、幸せな日々。しかし、犬の寿命は人間より短い。死を迎えたベイリー。だが、彼の魂は別の犬として何度も生まれ変わりを繰り返す。警察犬、孤独な女性の飼い犬。様々な飼い主との出会いと別れ。なぜ僕は生まれ変わり続けるのか。その答えを探す旅の果てに、ベイリーは初老になったイーサンとの奇跡の再会。全ての犬好きに贈る、愛と絆の感動作。
ネット上の声
- 何回も生まれ変わって、大好きな飼い主の元に戻ろうとする姿に涙が止まりませんでした。犬を飼っている人はもちろん、動物好きな人みんなに見てほしい!
- うちのワンコもこんな風に思ってくれてるのかなって考えたら、もうボロ泣きでした。愛犬がもっと愛おしくなります。
- 動物ものは反則だろって思いつつも、やっぱり感動しちゃうw ストーリーも分かりやすくて良かった。
- 文句なしの最高傑作!
犬、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ラッセ・ハルストレム
- 主演ブリット・ロバートソン
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30年の時を超え、奇跡のオーロラが繋いだ無線機。亡き父との交信が、過去と未来を変えるSFサスペンス。
1999年、ニューヨーク。刑事ジョンは、30年前に殉職した消防士の父フランクを今も想う日々。ある夜、父の遺品であるアマチュア無線機に電源を入れると、突如として男の声が。それは奇しくも、父が死ぬ前日の1969年から発信された、若き日のフランク自身の声。奇跡の交信に喜ぶジョンは、父を事故から救うため未来から警告。しかし、その小さな過去の改変が、新たな悲劇を生み出す。母が未解決連続殺人事件の犠牲者となる最悪の未来。ジョンは父と協力し、30年の時を超えた前代未聞の捜査を開始。二つの時代で犯人を追い詰める、父子の壮絶な戦いの記録。
ネット上の声
- タイトルで敬遠してたけど、マジで隠れた名作だった!ただの感動モノかと思ったら、SFサスペンス要素もあって最後までハラハラ。父と子の無線での会話シーンは泣ける。
- 最高!号泣した!
- よく出来た脚本。SFと親子愛のバランスが絶妙で、見終わった後の満足感がすごい。
- 面白いけど、ちょっとご都合主義な展開が気になったかな。でも親子愛には感動しました。
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督グレゴリー・ホブリット
- 主演デニス・クエイド
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タイの臨時診療所、眠り続ける兵士たち。現実と夢、過去と現在が交錯する、静かで幻想的な物語。
タイ東北部の町。かつて学校だった建物が、奇妙な眠り病に冒された兵士たちの臨時診療所に。ボランティアとして働く主婦ジェンは、一人の兵士イットの世話を始める。彼が眠る間、霊媒師の力を借りてコミュニケーションを試みるジェン。やがて彼女は、この土地に眠る古代の王たちの墓と、兵士たちの眠りの関係を知る。夢と現実の境界が溶け合い、見えない世界が姿を現す。静謐な映像美で描かれる、魂の記憶を巡る旅。
ネット上の声
- まるで生々しい夢の中にいるような感覚。光と音、自然の揺らぎが心地よくて、最高の映画体験でした。アピチャッポン監督、さすがです。
- 正直、何が面白いのか全然わからなかった…。ただただ眠いだけでした。
- ベッドの装置の光がすごく綺麗。虫の声とか風の音も心地よかったな。
- 難解すぎw
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国タイ,イギリス,フランス,ドイツ,マレーシア
- 時間122分
- 監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
- 主演ジェンジラー・ポンパット・ワイドナー
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「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した。
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。
プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、第96回アカデミー賞で自身2度目となる主演女優賞を受賞。天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じた。脚本は「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラ。アカデミー賞では作品賞ほか計11部門にノミネートされ、ストーンの主演女優賞のほか、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門を受賞した。
ネット上の声
- 映像美と衣装がとにかく最高!エマ・ストーンの演技が凄すぎて、ベラの成長から目が離せなかった。世界観にどっぷり浸れる映画。
- 久しぶりに「すごいものを見た」って感じ。哲学的で、自分の常識が揺さぶられる体験だった。
- 世界観は独特だけど、性的な描写が強すぎてちょっと引いてしまった。人を選ぶ映画かな。
- とにかく全部が面白かった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間141分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演エマ・ストーン
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イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した舞台を映像化してスクリーン上映するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。2021年4月に他界した女優ヘレン・マックロリーが主演を務めた、劇作家エウリピデス作のギリシャ悲劇「メディア」を収録。夫ジェイソンのために家を出て亡命し、2人の息子を産んだメディア。しかしジェイソンは家族を捨て、メディアは追放され子どもたちとの別離という憂き目にあう。悲しみに暮れるメディアは、ジェイソンへの恐ろしい復讐を企てる。テレビシリーズ「ホロウ・クラウン」の脚本でも知られる劇作家ベン・パワーが脚色を手がけ、人気ユニット「ゴールドフラップ」のアリソン・ゴールドフラップとウィル・グレゴリーが音楽を担当。
ネット上の声
- 主演女優の演技が圧巻。狂気と母性の狭間で揺れる姿に引き込まれて、息をするのも忘れるほどだった。
- 舞台の熱量がスクリーン越しでもビシビシ伝わってきた。これはすごい。
- 内容は重いけど、役者の気迫に最後まで見入ってしまった。
- ただただ、すごい。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ヘレン・マックロリー
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ネット上の声
- スペインの春の風景がとにかく美しくて、それだけでも観る価値あり!ストーリーも心温まる内容で、観終わった後、優しい気持ちになれました。
- 主人公の演技に引き込まれた。静かな映画だけど、心に深く残る作品。
- 家族で観ました。少し展開がゆっくりかな?でも映像が綺麗で癒されました。
- 最高に泣いた。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン
- 時間121分
- 監督ヘラルド・ガバルドン
- 主演アイシャ・ダラーウィ
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三好銀の人気漫画「海辺へ行く道」シリーズを、「俳優 亀岡拓次」「いとみち」の横浜聡子監督のメガホンで映画化。とある海辺の町を舞台に、ものづくりに夢中な子どもたちと秘密を抱えた大人たちが織り成す日々を通して、人生の幸福を陽気なユーモアと想像力で描いた人間讃歌。
瀬戸内海の海辺の町でのんきに暮らす14歳の美術部員・奏介。この町はアーティスト移住支援を掲げ、あやしげなアーティストたちが往来している。奏介とその仲間たちは、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと、忙しい夏休みを送っていた。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が飛び込んでくる。
主人公・奏介役を「ルート29」「サバカン SABAKAN」の原田琥之佑が演じ、麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀らが顔をそろえる。第75回ベルリン国際映画祭のジェネレーションKプラス部門に出品され、スペシャル・メンションを授与された。
ネット上の声
- 人生で一番の映画かも。ただのハートフルじゃなくて、芸術と皮肉が混ざった不思議な世界観が最高でした。
- めちゃくちゃ良かった!もう一回観たい。
- 最高でした!
- 想像以上にファンタジーで面白かった。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督横浜聡子
- 主演原田琥之佑
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新作小説に盗作疑惑が浮上し、世間から激しいバッシングを浴びた、香港の人気作家・ティエンユー(テレンス・ラウ)。心に深い傷を負った彼は、かつて文通していた少年が語ってくれた、天国につながるという“鯨が消えた入り江”を探しに、ひとり台湾へと旅立つ。まるで、死に場所を求めるかのように……。
しかし、慣れない異国の地でぼったくりに遭い、台北の繁華街で酔い潰れてしまうティエンユー。そんな彼を助けたのは、地元のチンピラ・アシャン(フェンディ・ファン)だった。ティエンユーが旅の目的を打ち明けると、アシャンは「その場所を知っている。お前をそこに連れて行ってやる」と請け合う。
こうして、心に傷を負った作家と、孤独に生きてきた青年の、一夏の旅がはじまるのだった。
ネット上の声
- 主演の2人がとにかく眼福!台湾の景色もすごく綺麗で、ロードムービーとして最高でした。後半は特に引き込まれます。
- 盗作疑惑から始まるミステリアスな展開に惹きつけられました。鯨の入り江を探す旅、良かったです。
- 前半は正直、よくあるアイドル映画かな…って感じだったけど、後半からの盛り返しがすごくて最後まで見ちゃった。
- 面白かった!
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国台湾
- 時間100分
- 監督デン・イーハン
- 主演テレンス・ラウ
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都会の無人島に漂着した男と、自室に引きこもる女。奇妙な出会いが紡ぐ、孤独な二人のサバイバル生活。
借金苦から漢江に身を投げた男、キム・ソングン。しかし、彼が流れ着いたのは都会の真ん中に浮かぶ無人島。自給自足のサバイバル生活を開始。一方、長年引きこもる女性キム・ジョンヨンは、自室の窓から偶然彼を発見。望遠鏡越しの観察が、彼女の止まった時間を動かし始める。ボトルメールでの奇妙な文通。直接会うことのない二人の、孤独と希望の物語。
ネット上の声
- 自殺に失敗して無人島に流れ着いた男と、引きこもりの女の子。直接会わない二人の交流がすごく良かった。見終わった後、無性にジャージャー麺が食べたくなるし、心があったかくなる映画。
- こんな恋愛映画は初めて!設定が奇抜なのに、最後は感動で胸がいっぱいになりました。韓国映画の隠れた名作だと思う。
- めっちゃ笑えるし、ちょっと泣ける。ジャージャー麺のシーンは最高!w 観てよかった〜!
- 都会の真ん中でサバイバルっていう発想がすごい。孤独な二人が繋がっていく様子が丁寧に描かれていて、ラストは希望が持てました。
海で遭難する絶望的な、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国韓国
- 時間116分
- 監督イ・ヘジュン
- 主演チョン・ジェヨン
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息子である事を隠し、父とオンラインゲームで冒険。すれ違う父子の心を繋ぐ、感動の実話プロジェクト。
仕事一筋で、何を考えているか分からない父・暁。ある日、そんな父が突然会社を辞めてしまう。父の本心を知りたいと思った息子・アキオは、ある計画を思いつく。それは、自分が大好きなオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘い、正体を隠して一緒に冒険するというもの。顔も知らない仲間たちとの出会い、そして共に強大な敵に立ち向かう冒険。仮想世界での交流を通して、アキオは現実世界では聞けなかった父の意外な一面を知っていく。
ネット上の声
- ゲームのことは全然わからないけど、不器用な親子関係にすごく感動した。顔が見えないからこそ言える本音ってあるよね。最後は号泣。
- 最高!最近で一番泣いた映画。
- 実話ベースらしいけど、ちょっと話が浅くて感情移入しきれなかったかな。
- FF14プレイヤーとして見たけど、あるあるが多くて面白かったw 親父さんの初心者ムーブが可愛いw
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督野口照夫
- 主演坂口健太郎
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8歳のネリーが森で出会ったのは、自分とそっくりな少女。それは、同じ年の頃の“お母さん”だった。
大好きなおばあちゃんが亡くなり、母が過ごした田舎の家を片付けに来た8歳のネリー。森を散策中、彼女は自分と瓜二つの少女マリオンに出会う。マリオンが森の中に作っていたのは、かつて母が遊んだ小屋。すぐに打ち解け、秘密の時間を共有する二人。しかしネリーは気づき始める。目の前の少女が、若き日の母であるという事実に。時を超えて出会った母と娘が過ごす、魔法のような数日間。セリーヌ・シアマ監督が贈る、優しく切ないファンタジー。
ネット上の声
- セリーヌ・シアマ監督、映像が本当に綺麗。ジブリの世界観が好きな人は絶対ハマると思う。静かで不思議な余韻が残る映画でした。
- 主役の女の子たちが可愛すぎ!森で遊んでるシーンにほっこり。不思議で心温まるお話でした。
- 好き。ずっと尊い。
- 静かで美しい映画。ただ、大きな展開はないので好みは分かれるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス
- 時間73分
- 監督セリーヌ・シアマ
- 主演ジョゼフィーヌ・サンス
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もしも、若き日の母に会えたなら。娘が過去へタイムスリップし、母の幸せな未来のために奮闘する感涙の物語。
母にとって自慢の娘になれなかったと後悔するジア・シャオリン。そんな矢先、母が交通事故で瀕死の重体に。深い悲しみの中、シャオリンは意識を失い、目覚めると1981年の世界にタイムスリップしていた。そこで出会ったのは、まだ自分を産む前の、若く溌溂とした母リ・ホアンイン。彼女の親友として、母にもっと幸せな人生を歩んでほしいと願うシャオリンは、金持ちの男性との結婚を画策するなど、母の運命を変えようと一人奮闘。母が本当に望む幸せとは何か。娘の健気な願いの先に待つ、誰もが涙する衝撃の真実と、時を超えた母娘の愛の結末。
ネット上の声
- 子供が健康で幸せならそれでいい、という母の気持ちが痛いほどわかった。前半は笑えるのに、最後は涙腺崩壊。観終わった後、母親に電話しちゃった。
- めっちゃ泣いた!笑いあり涙ありで、心が温かくなる最高の映画だった。
- タイムスリップものかと油断してたら、最後の伏線回収が見事。ただの感動話じゃなくて、脚本がしっかりしてる。
- 不覚にも泣いてしまった。これはお母さんに会いたくなるね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国中国
- 時間128分
- 監督ジア・リン
- 主演ジア・リン
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凍てつくハンガリーの田舎町に現れた巨大なクジラと謎のサーカス団が、人々の狂気を呼び覚ます不条理劇。
雪に閉ざされたハンガリーの小さな町。心優しい郵便配達員の青年ヤーノシュは、宇宙の調和について語ることを日課とする日々。ある日、町に巨大なクジラの死骸を乗せたサーカス団が到着。その不気味な存在は、町に不穏な噂と緊張をもたらす。ヤーノシュは町の異様な雰囲気に戸惑いながらも日常を保とうとするが、サーカス団が連れてきた謎の「プリンス」の扇動により、住民たちの不満と暴力性が爆発。純粋な魂を持つヤーノシュが見つめる、秩序が崩壊し暴力が支配する世界の果て。
ネット上の声
- 言葉が出ない。とにかく凄い。
- 巨大なクジラと不穏な長回しが頭から離れない。こんな映画は初めて観た。
- モノクロの映像がとにかく美しい。町に漂う不穏な空気と、静かに進む物語にただただ圧倒された。ちょっと難解だけど観る価値あり。
- ごめんなさい、私には良さが分からなかった…。長回しが退屈で、途中で寝ちゃいました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国ハンガリー,ドイツ,フランス
- 時間145分
- 監督タル・ベーラ
- 主演ラース・ルドルフ
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近未来、円が世界最強の通貨となった日本。一攫千金を夢見る移民たちが築いた街「イェンタウン」。母を亡くし、娼婦グリコに引き取られた少女アゲハ。偶然手にした偽札データのカセットテープをきっかけに、彼らの運命は激変。グリコはライブハウスを買い取り、アゲハはバンドのボーカルとしてスターダムへ。しかし、その成功は偽札を狙うマフィアとの危険な対立の始まり。夢と暴力が交錯する街での、彼らの行く末。
ネット上の声
- 岩井俊二監督の世界観が爆発してる。Charaの歌声も映像も全部がアート。20年以上前の映画とは思えないくらいカッコよくて、今見ても全然色褪せない名作だと思う。
- とにかくCharaが最高!YEN TOWN BANDの曲が良すぎてサントラも買った。物語も切なくて好き。
- 独特の世界観は唯一無二。キャストも豪華で、特に若い頃の伊藤歩と渡部篤郎が光ってる。この雰囲気は好きだな。
- 世界観が合わなかった…。監督の自己満って感じがして、ストーリーに入り込めなかったです。ちょっと長すぎかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督岩井俊二
- 主演三上博史
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孤独と喪失感にさいなまれる思春期の少年少女のひと夏の出来事を、16ミリフィルムによるみずみずしい映像美でつづったカナダ発の青春映画。
カルガリー郊外に住む高校生のカイルと親友コルトンは、スケートボードで住宅地を駆け抜けたり渓谷で水遊びをしたりと、気ままな日々を送っていた。夏休みが終わりに近づいたある日、立入禁止の鉄道線路に侵入したカイルを悲劇が襲う。新学期が始まってもその事実を受け止めることができないコルトンは、深い喪失感にかられながら、以前カイルと一緒に戯れた渓谷へ足を運ぶように。その頃、同じ高校に通うホイットニーが行方不明になる。偶然にもコルトンが渓谷で拾った彼女の日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な思いがつづられていた。
カナダの新鋭グラハム・フォイが長編初監督・脚本を手がけた。2022年・第79回ベネチア国際映画祭のベニス・デイズ部門にて「未来の映画賞」を受賞。
ネット上の声
- カナダ版スタンドバイミーって感じ!16mmフィルムの映像がノスタルジックで最高。青春時代のキラキラと切なさが詰まってた。
- 映像が詩的で美しかった。余韻がすごい。
- 思春期の閉塞感と、そこから抜け出したい気持ちがリアルに描かれてて共感した。ちょっと不思議な雰囲気も良かったな。
- 静かだけど心に残る良い映画でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国カナダ
- 時間117分
- 監督グレアム・フォイ
- 主演ジャクソン・スルイター
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16世紀、大航海時代の悲劇。夫を失い異国から帰る船が難破、無人島に漂着した貴婦人を待つ、愛と絶望、そして究極の選択。
舞台は16世紀のポルトガル。若き貴族の女性エマは、夫と共にアフリカの戦地へ。しかし、夫は戦闘で命を落とす。失意の中、エマは帰国の船に乗るが、その船の船長と恋に落ちる。新たな愛を見つけたかに思えた矢先、船は嵐で難破。エマと船長、そして数人の乗組員は無人島に漂着。水も食料もない極限状態。生き残るための欲望が、人々の理性を蝕んでいく。愛を誓ったはずの男が見せる、恐ろしい本性。エマが下さなければならない、あまりにも過酷な決断。
ネット上の声
- 爆笑したw まさかのカニバル・オペラ!
- 全編オペラで進む異色作。画面がとにかく強くて、アート作品みたいだった。内容はぶっ飛んでるけど、この衝撃はクセになるかも。
- ごめんなさい、私には合わなかった。オペラが延々と続いて、途中で寝ちゃいました…。
- 今まで観た映画で一番の衝撃作。サイコーでした!
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポルトガル
- 時間90分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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アスペルガー症候群のシモンが、兄のため完璧な恋人探しに奔走!予測不能な出会いが奇跡を呼ぶ、ハートフル・コメディ。
現代のスウェーデン。物理とSFを愛し、他人との接触を嫌うアスペルガー症候群の青年シモン。彼の独特な生活ルールに耐えかね、兄サムの恋人が家を出て行ってしまう。兄の悲しむ姿を見たシモンは、自分のせいで壊れた日常を取り戻すため、兄に新しい「完璧な」恋人を見つけると決意。恋愛を科学的に分析し、13問のアンケートを作成して街で女性に声をかけ始めるが、計画は全くうまくいかない。そんな中、偶然出会った天真爛漫で予測不能な女性イェニファーが、彼の完璧な数式を根底から覆していく。論理では説明できない感情の世界に触れた時、シモンの世界が色鮮やかに変わり始める。
ネット上の声
- 北欧映画らしい色彩がとにかく可愛い!アスペルガーのシモンと優しいお兄さんの関係にほっこり。見終わった後、幸せな気持ちになれる素敵な映画でした。
- 笑えて、ちょっと泣けて、最後はハッピー。安心して見れる良い作品。
- 主人公のキャラが強烈だけど憎めないw ビル・スカルスガルドの演技がすごい。
- 障害をテーマにしてるけど重くなくて、ポップなラブコメとして楽しめた。登場人物がみんな良い人で癒される。
自閉症、 兄弟、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スウェーデン
- 時間86分
- 監督アンドレアス・エーマン
- 主演ビル・スカルスガルド
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雨の日に帰るという約束を残して死んだ妻。一年後、記憶を失くした彼女が本当に現れる、奇跡が紡ぐ感動の純愛物語。
妻スアを亡くし、幼い息子と暮らすウジン。スアは死ぬ前に「雨の季節に戻ってくる」という約束を残していた。一年後の梅雨、二人の前に現れたのは、死んだはずのスア。しかし彼女は一切の記憶を失っていた。再び始まった家族三人の暮らし。ウジンはスアに自分たちの馴れ初めを語り、二人はもう一度恋に落ちる。幸せな時間は永遠に続くかに思えたが、雨の季節の終わりは、同時に別れの時を意味していた。残された時間に彼らが選ぶ未来。
ネット上の声
- 日本版が大好きで観たけど、韓国版も最高だった!ソン・イェジンが美しすぎるし、子役の子も健気で…。後半の展開には分かっていても号泣してしまいました。
- めっちゃ泣いた。なんで韓国映画ってこんなに泣けるんだろう。最後の伏線回収がすごくて、タイトルの意味が分かった時鳥肌たった。
- 途中の恋愛パートがちょっとじれったいかな?って思ったけど、最後で全部納得。素敵なファンタジーでした。
- 不覚にも号泣。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間131分
- 監督イ・ジャンフン
- 主演ソ・ジソブ
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長編デビュー作「ほとぼりメルトサウンズ」で注目を集めた東かほりが監督・脚本を手がけ、自身の母でもある作家・東直子の小説「とりつくしま」を映画化。
人生を終えた者の前に現れて「この世に未練があるなら、なにかモノになって戻ることができる」と告げる“とりつくしま係”。夫のお気に入りのマグカップになることを決めた妻、大好きな青いジャングルジムになった男の子、孫にあげたカメラになった祖母、野球の投手である息子を見守るため試合で使うロージンになった母など、人生の最後にモノとなって大切な人の近くで過ごす人々の姿を描き出す。
物語で重要な役割を果たす“とりつくしま係”を小泉今日子が演じるほか、「めためた」の橋本紡、「よこがお」の小川未祐、「ドーナツもり」の中澤梓佐、「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の新谷ゆづみが共演。ロックバンド「インナージャーニー」が主題歌としてオリジナル楽曲を提供。
ネット上の声
- 原作ファンです。優しくて切なくて、でもどこかクスッと笑える世界観がそのまま映像になっていて感動しました。
- 「物に“とりつく”」って発想が面白い。派手じゃないけど、後からじわじわくる良い映画だった。
- 心があったかくなった。
- オムニバス形式は好き嫌いが分かれるかも。個人的にはもう少し繋がりが欲しかったかな。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督東かほり
- 主演橋本つむぎ
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バスツアーで消えた一人の男。残された人々の間で増幅する疑念と狂気。人間の本性を炙り出す密室サスペンス。
舞台は、とある地方都市へ向かうバスツアーの車内。参加者の一人、塩田が忽然と姿を消す。彼が弾いていたというギターだけを残して。ツアーガイドの佳代は、残された乗客たちと共に塩田の行方を捜すが、見つからない。閉ざされたバスの中、乗客たちの間に不穏な空気が流れ始める。些細な言動から生まれる疑心暗鬼。やがて剥き出しになる人々の本性。このバスの行き着く先。
ネット上の声
- 生と死の境界が曖昧になるような、不思議で心地よい映画でした。バスの音や街のざわめき、普段は気にも留めない音たちが全部愛おしく感じられる。観終わった後、世界が少し違って見えました。
- 考察が楽しい、最高の雰囲気映画。
- 幽霊と一緒に街を散歩してるみたいな感覚。明日からイヤホンしないでバスに乗ってみようかなって思った。
- 光とか音がとにかく綺麗で、気を抜くと泣きそうになる。ユーモアもあって好き。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督金子由里奈
- 主演松浦りょう
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1907年、スウェーデンのウプサラ。劇場を営む裕福なエクダール家は、陽気で愛情に満ちた大家族。その年のクリスマスも、華やかな祝祭で幕を開ける。しかし、一家の主であるオスカーが急死したことで、幸せな日々は終わりを告げる。未亡人となった母エミリーは、厳格なプロテスタントの監督官エドヴァルドと再婚。幼い兄妹ファニーとアレクサンデルの生活は一変する。自由で創造的なエクダール家から、規律と禁欲を重んじる冷たい牧師館へ。新しい義父の圧政に、感受性の強いアレクサンデルは想像の世界に逃げ込み抵抗を試みるが、事態は悪化の一途を辿る。絶望の淵に立たされた家族に、救いの手は差し伸べられるのか。
ネット上の声
- ベルイマンの集大成!5時間超えだけど、全く長さを感じさせない面白さ。観終わった後の満足感がすごい。
- 映像は絵画みたいに綺麗だったけど、さすがに5時間は長すぎたかな…。途中でちょっと集中力が切れちゃいました。
- 衣装と美術がとにかく最高!世界観が美しすぎて、どのシーンも眼福でした。
- 人生で観るべき一本。
群像劇、 家族、 クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スウェーデン,フランス,ドイツ
- 時間311分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グン・ヴォールグレーン
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仲良し二人組のオンネリとアンネリ。ふゆの魔法に包まれた街で始まる、小さくて不思議な家族との心温まる物語。
雪景色が美しいフィンランドの街。自分たちだけの「バラの木通り」の家に住む、大の仲良しオンネリとアンネリ。ある冬の日、二人の家の庭に小さな車が迷い込み、中から現れたのはこびとのプティッチャネン一家。家を失い困っていた一家を、二人は自分たちのドールハウスに匿うことを決意。しかし、詮索好きな隣人や街の人々から、小さな家族の存在を隠し通さなければならない。少女たちの優しさと勇気が紡ぐ、冬の奇跡の物語。
ネット上の声
- とにかく可愛い!癒された〜
- 北欧の冬景色とインテリアが素敵すぎる。絵本みたいな世界観でほっこりした。
- ツッコミどころはあるけど、まあ可愛いから許せるかなw 小人一家の話は面白かった。
- 前作に続いて鑑賞。冬のフィンランドが舞台で、出てくるお家も小物も全部可愛い!小人さん家族を守る二人が健気で、優しい気持ちになれる映画だった。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国フィンランド
- 時間81分
- 監督サーラ・カンテル
- 主演アーヴァ・メリカント
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交通事故で死んだはずの少女。天使の計らいで得た100日間の命で、トップモデルへと駆け上がる奇跡の物語。
バブル景気に沸く1990年の東京。田舎から上京したばかりのユウは、不慮の交通事故で命を落とす。しかし、天国へ向かう途中で出会った天使の計らいにより、100日間だけ地上に戻るチャンス。ただし、自分の正体を明かせば即消滅という条件付き。別人として新たな人生を歩み始めた彼女は、偶然スカウトされ、瞬く間にトップモデルの座へ。華やかな世界の裏側で、彼女を死に追いやった事故の真相と、残された時間の葛藤。限られた命の輝き。
ネット上の声
- 公開時に観て以来、定期的に見返してる傑作。牧瀬里穂の瑞々しい魅力が爆発してるし、公園の長回しシーンは本当に神がかってる。切ないストーリーに何度も泣かされた。
- とにかく牧瀬里穂が可愛すぎた!
- 雰囲気はすごく好き。でもストーリーはちょっと破綻してるかな?結末も個人的にはうーん…って感じでした。
- 牧瀬里穂は可愛いんだけど、声がキンキンしてて正直ずっと聞くのはキツかった…話もよく分からんかったし。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督相米慎二
- 主演牧瀬里穂
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日本を代表する名脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を、「荒野にて」「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督が映画化。1988年に日本でも映画化された喪失と癒やしの物語を、現代イギリスに舞台を移してヘイ監督ならではの感性あふれる脚色と演出で描き出す。
12歳の時に交通事故で両親を亡くし、孤独な人生を歩んできた40歳の脚本家アダム。ロンドンのタワーマンションに住む彼は、両親の思い出をもとにした脚本の執筆に取り組んでいる。ある日、幼少期を過ごした郊外の家を訪れると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で暮らしていた。それ以来、アダムは足しげく実家に通っては両親のもとで安らぎの時を過ごし、心が解きほぐされていく。その一方で、彼は同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちるが……。
「SHERLOCK シャーロック」のアンドリュー・スコットが主人公アダム、「aftersun アフターサン」のポール・メスカルがハリー、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルと「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のクレア・フォイがアダムの両親をそれぞれ演じた。
ネット上の声
- 役者4人のアンサンブルがとにかく素晴らしい。孤独や喪失を描いてるのに、不思議と温かい気持ちになる。観終わった後、良かった…と悲しい…が混ざって言葉にできなかった。
- 友達に勧められて観たけど、なるほど、これは良い映画。静かだけど心に残る感じ。
- キャストが豪華だから期待してたんだけど、正直あまり刺さらなかったな。話がちょっと難解だったかも。
- 泣いた。ただただ切ない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間105分
- 監督アンドリュー・ヘイ
- 主演アンドリュー・スコット
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少女を襲う過酷な運命。祖母の館を焼いた代償は、終わりのない売春の旅。
熱帯の砂漠に立つ壮麗な屋敷。ある夜、14歳の少女エレンディラの不注意から屋敷は全焼。冷酷な祖母は、その莫大な損害を少女の体で返済させると宣言。祖母に連れられ、売春を強いられる終わりのない旅の始まり。純真な心を踏みにじられながらも、エレンディラはサーカス団の青年ユリシーズと出会い、運命的な恋に。彼と共に、この地獄から抜け出すことを決意する少女の逃避行の行方。
ネット上の声
- とにかく映像が美しすぎた!世界観に引き込まれる。
- マルケス原作の寓話的な話。残酷だけどどこか神話的で、ずっと吹いてる風の音が耳に残る。
- うーん、ちょっと難解かも。雰囲気は好きだけど、人を選ぶ映画かなって感じ。
- 緑色の血が流れるシーンが衝撃的で忘れられない。幻想的で悪夢みたいな映画だった。最高w
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国メキシコ,フランス,ドイツ
- 時間105分
- 監督ルイ・グエッラ
- 主演イレーネ・パパス
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もしあの時、違う道を選んでいたら?
ウォール街で成功を収め、独身生活を謳歌する社長ジャック。クリスマスイブの夜、不思議な男との出会いをきっかけに、彼の人生が一変。翌朝目覚めると、そこは郊外の平凡な一軒家。かつて別れた恋人ケイトが妻となり、二人の子供の父親であるタイヤのセールスマンとしての生活。失われた富と地位を取り戻そうと必死にもがくジャック。しかし、家族と過ごす温かい時間の中で、本当に大切なものを見つめ直すことに。彼が選ぶ本当の幸せとは。
ネット上の声
- ニコラスは、こうゆう映画がピッタリくる
- 彼があきらめた道は、私が選んだ道
- 誰でも一度は考えたことあるはず!
- ☆運命とは自分自身で・・
入れ替わり、 恋愛、 ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ブレット・ラトナー
- 主演ニコラス・ケイジ
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ネット上の声
- 四つの福音書のうち異色のヨハネ伝をベースしたキリスト伝
- 映画としては面白くないかもしれません。
- ヨハネ伝の可視化の試み。もっと大胆に。
- 褒められた出来ではないよなぁ‥
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間---分
- 監督フィリップ・サヴィル
- 主演ヘンリー・イアン・キュージック
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長岡の花火に秘められた戦争の記憶と平和への祈り。一人の女性記者が辿る、時空を超えた魂の物語。
東京から来た女性記者、遠藤玲子。彼女の目的は、新潟県長岡市の名物「長岡まつり大花火大会」の取材。しかし、その旅は単なる取材では終わらない。不思議な人々と出会い、長岡が経験した戦争の悲劇、そしてそこからの復興の歴史を追体験。太平洋戦争末期の空襲、中越地震からの復興。夜空を彩る壮大な花火に込められた、慰霊と平和への切なる願い。玲子は時空を超えた旅の果てに、一つの真実と向き合う。
ネット上の声
- 観れば観るほど味が出る日本人必見の物凄い映画
- ひとり大林宣彦監督映画祭
- まだ間に合いますか?
- みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。
花火が印象的、 ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督大林宣彦
- 主演松雪泰子
-
80歳の姿で生まれ、若返っていく男の数奇な人生。時間と逆行する運命の中で見つけた、愛と喪失の物語。
第一次世界大戦末期のアメリカ・ニューオーリンズ。一人の赤ん坊が80代の老人の姿で誕生。ベンジャミン・バトンと名付けられた彼の人生は、他人とは逆方向に進む運命。老人ホームで過ごす奇妙な幼少期、そして若返るごとに経験する様々な出会いと別れ。特に、少女デイジーとの出会いは彼の人生を大きく変える。時が経つにつれ、若返る彼と年を重ねる彼女。二人の人生が一度だけ交差する瞬間。愛するが故の苦悩と、人生の喜びを描く、壮大な愛の叙事詩。
ネット上の声
- 人生における普遍的なものが輝きだします!
- 多くの人の記憶に残る映画にはなるはず
- ファンタジー映画だけが射抜く真実
- 彼の側には、いつも嵐があった。
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間167分
- 監督デヴィッド・フィンチャー
- 主演ブラッド・ピット
-
クリスマス、人生どん底の5人の男たち。奇妙な運命に導かれ交差する、一夜限りのハートフル・コメディ。
聖なる夜、クリスマス。元天才子役の兄と、彼を支える弟。引退を決意したベテラン運転手。愛を信じられないホスト。そして、サンタクロースの格好をした謎の男。それぞれに事情を抱え、人生に行き詰まった5人の男たち。彼らの物語が、あるクリスマスプレゼントをきっかけに、思いもよらぬ形で繋がり始める。果たして彼らは、この奇跡の一夜に希望を見出すことができるのか。ポップでビターな現代のおとぎ話。
ネット上の声
- ヘンテコで、色々はちゃめちゃで、ファンの方以外は?ってなるかもしれないけど、私の
- 昔観て劇団ひとりとかがゴチャゴチャふざけるのに耐えられなくてリタイアしたけど、あ
- すごく面白いかと言われるとちょっと答えづらいけど、フジテレビ的な、平成的なこのパ
- 2004年12月25日夜9時に放送されたもののDVDをレンタルして見ました
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督中島哲也
- 主演SMAP
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隔絶された村で生きる、純朴な青年ラザロ。ある出会いが、偽りの楽園に隠された衝撃の真実を暴き出す寓話的物語。
20世紀後半、イタリア。外界から隔絶されたインヴィオラータ村。純朴で心優しい青年ラザロは、小作人として搾取されながらも、誰にでも親切に接する日々。ある日、彼は侯爵夫人の息子タンクレディと出会い、友情を結ぶ。タンクレディが企てた狂言誘拐をきっかけに、村が世間から隔離され、違法な搾取が行われていたという衝撃の事実が発覚。解放された村人たちを待ち受ける、現代社会の冷たい現実。時を超えて純粋さを保ち続けるラザロの旅が始まる。
ネット上の声
- 新作に向けてアリーチェ・ロルヴァケル監督の作品を見てみたが、面白かった!ポン・ジ
- 何故、この映画を知ったのか思い出せず調べてみたら、この映画もgenarowlan
- ☆☆☆★★ 狼のキスによりラザロは、現代社会に昔の姿そのままに蘇る...
- 確かに聖書の記述(殆どゾンビ)よりは幸せだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イタリア
- 時間127分
- 監督アリーチェ・ロルヴァケル
- 主演アドリアーノ・タルディオーロ
-
深刻な水不足に陥った台北。孤独な魂たちが渇きと欲望の中で彷徨う、異色のミュージカル。
深刻な水不足に喘ぐ台北。人々は飲料水の代わりにスイカを貪る。かつて出会った男女は街で偶然再会するが、男はAV男優となっていた。彼の部屋で始まる奇妙な同居生活。言葉少なな二人の間には、埋めがたい心の渇きと、満たされない性的欲望が渦巻く。突如として挿入される華やかなミュージカルシーンが、現代社会に生きる人々の孤独と疎外感を鮮烈に映し出す衝撃作。
ネット上の声
- 初ツァイ・ミンリャン、期待していたのに、意識遠退いてしまいました
- ハッテン場となった映画館、その映画館の閉館日を描いたお話
- 映画が終わる日だと思って観ると切ない
- 退屈とも感じられるが、目が離せない
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国台湾
- 時間82分
- 監督ツァイ・ミンリャン
- 主演チェン・シャンチー
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昭和初期の尾道。風変わりだが心優しい「マヌケ先生」と、彼を慕う少年が織りなす、ノスタルジックな人間賛歌。
昭和10年代、風光明媚な広島県尾道。この町に、周囲から「マヌケ先生」と呼ばれる臨時教員がいた。少し変わった言動が多いが、その心は誰よりも純粋で優しい。物語は、先生を慕う少年テツオの視点で展開。テツオの目を通して語られる、先生の奇妙で温かい日常。しかし、時代には戦争の暗い影。変わらぬ優しさで生徒に接する先生も、その純粋さゆえに時代の大きな波に翻弄される。少年が見た、先生の本当の姿とは。戦争が引き裂く絆と、それでも失われない心の光の物語。
ネット上の声
- 大林版ニュー・シネマパラダイス!
- 大林宣彦の半生を盟友内藤監督が、大林宣彦作品のつくりひ寄せまくった特異な作品
- 大林宣彦監督の自伝的映画ということでワクワク感がいっぱいだった
- オンライン開催だった京都国際映画祭の大林監督特集上映で鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督大林宣彦
- 主演三浦友和
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絶望の淵に立つ男がクリスマスの夜に体験する奇跡。自分が生まれなかった世界を通して、人生の本当の価値を見出す感動のファンタジー。
1945年、アメリカの田舎町。誠実な男ジョージ・ベイリーは、町と家族のために自分の夢を犠牲にしてきた。しかしクリスマスイブの夜、会社の金を失い、横領の濡れ衣まで着せられ人生に絶望。橋から身を投げようとした彼の前に、翼のない見習い天使クラレンスが出現。「いっそ生まれてこなければ」と嘆くジョージに、天使は彼が生まれなかった世界の光景を見せる。そこでは愛する妻や家族は彼を知らず、彼が守ってきた町は荒廃。自分の存在がどれほど多くの人を支えていたかを知ったジョージの決断。
ネット上の声
- TSUTAYAの中の片隅に置かれて販売されていた、白黒映画コーナーの、ベタなタイ
- 人生で一番泣いた。人生で一番好きな映画の1つになった。
- 古き良き時代の典型的なアメリカ映画の代表作の一つ
- 地球に生まれてよかったあああぁぁぁぁぁァ
冬に見たくなる、 クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督フランク・キャプラ
- 主演ジェームズ・スチュワート
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壁に分断されたベルリンを見守る天使が、人間の女性に恋をし、永遠の生命を捨てて人間になることを決意する幻想的な物語。
冷戦下のドイツ、壁によって分断された都市ベルリン。天使ダミエルは、同僚のカシエルと共に、人々の心の声に耳を傾け、その営みを静かに見守る存在。しかし、サーカスの孤独な舞姫マリオンに出会い、彼女に深く惹かれていくダミエル。モノクロの世界で生きてきた彼が、色鮮やかな人間の世界への憧れと、マリオンへの愛に苦悩。そして、彼は永遠の命を捨て、人間として彼女のそばで生きるという、重大な決断。
ネット上の声
- べんちーのレビューで気になった作品🤗!地上に暮らす人々の様子を観察し続けてる天使
- モノクロのベルリンの街を見降ろす天使。 人間から天使は見えないけど...
- 子どもが子どもだったころ,こう思った
- シティ・オブ・エンジェルより、、
恋愛、 ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間128分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演ブルーノ・ガンツ
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現実と虚構の狭間で連続殺人事件に巻き込まれていく女性の旅路を描き、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。
久坂部碧は幻影に囚われていた。それは光あふれる教室の窓辺で本を読む青年と「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞で、いずれも碧には見覚えがない。しかし碧は突如として、漣聖司と架空犯罪調査局をめぐる連続殺人事件に巻き込まれてしまう。現実と虚構の狭間で事件は次第にエスカレートし、やがてひとつの真実にたどり着く。
オーディションで300人以上の中から選ばれた両羽ももかが主演を務め、物語の鍵を握る作家・漣聖司役で「明ける夜に」の五十嵐諒が共演。大学の卒業制作「FRONTIER」で京都国際映画祭の実行委員賞を受賞した服部正和監督が構想に5年をかけ、現実と空想の往来を独自の解釈と世界観で描きだす。大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル2024にて観客賞とGACHINKO Film賞を受賞。映画配給レーベルのCinemagoとミニシアターの下北沢トリウッドがタッグを組み、3人の新鋭監督の劇場デビュー作を連続公開する特集企画「終点なき映画たち Route:1」の1作。
ネット上の声
- 本職の小説家がみたら怒るんじゃないか
- 世界観と作り込まれた演出に引き込まれた
- 【新鋭・服部正和の本格SF】
ファンタジー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス、 アクション
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督服部正和
- 主演両羽ももか
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身体は40歳、心は10歳の少年ジャック。初めての学校で、かけがえのない友情と人生の輝きを見つける物語。
人の4倍の速さで成長する病気を持つ少年ジャック。10歳にして、その見た目は40歳の大人そのもの。これまで家の中だけで過ごしてきた彼が、初めて小学校へ通うことに。同級生たちの好奇の目や戸惑いを前に、外見と心のギャップに苦悩するジャック。しかし、持ち前の純粋さとユーモアで、次第にクラスメイトとの友情を育んでいく。限られた時間の中で、彼が教えてくれる人生の輝き。
ネット上の声
- フランシス•フォード•コッポラ監督が、若くして他界した長男に捧げて制作したファン
- ルイのスピーチで泣かされ ジャックのスピーチで号泣 最高の映画だとおもう
- この映画をきっかけに早老症という病気を知りました
- 時間の大切さを考えさせられます!
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演ロビン・ウィリアムズ
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20世紀初頭のシチリア島を舞台に、そこに生きる人々の愛と死、幻想と現実を詩的に描く、4つの物語からなるオムニバス叙事詩。
舞台は20世紀初頭、神話と現実が混在するイタリア・シチリア島。ノーベル賞作家ピランデッロの故郷を巡る旅のように、4つの物語が紡がれる。嫉妬に狂う夫に甕(かめ)に閉じ込められた男の悲喜劇。アメリカから帰郷し、母との再会を夢見る男の旅路。満月の夜に狼に変身すると信じる農民の苦悩。村人たちの対立と和解。シチリアの乾いた大地と灼熱の太陽の下、迷信深くも生命力にあふれた人々が織りなす、愛、憎しみ、生、そして死。それぞれの物語が、人生の不条理さと根源的な美しさを詩情豊かに映し出す、壮大な映像絵巻。
ネット上の声
- 首に鈴をつけ涼やかな鈴音を奏でながら空を舞うカラス🐦⬛˒˒
- 混沌(カオス)の世界に生きる人々の強さ
- イタリア落語「カオスシチリア噺」
- 鈴の音が呼び起こす、四つの寓話
家族、 ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国イタリア
- 時間187分
- 監督パオロ・タヴィアーニ
- 主演マルガリータ・ロサーノ
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崩壊寸前の巨大プールを舞台に、言葉を失った世界で紡がれる、奇妙で切ないモノクロームの愛の物語。
舞台は、老朽化し崩壊寸前の巨大な屋内プール。純朴な青年アントンは、盲目の父が守り続けるこの場所で懸命に働いていた。そんな彼の日常は、開発業者の魔の手と、船長の娘エヴァとの運命的な出会いによって一変。言葉が通じない二人は、身振り手振りで心を通わせていく。しかし、プール解体の危機は刻一刻と迫り、二人の間には様々な障害が立ちはだかる。愛する女性と、かけがえのない場所を守るため、アントンは奇想天外な計画を実行に移すことを決意。その先に待つ未来とは。
ネット上の声
- チュルパンちゃん目当てで前情報ゼロで観始めたら、サイレントと知らずに監督の解説字
- 独特の世界観で、荒廃した町の朽ちたプールを運営する青年と、廃船を修理して夢ある国
- この映画には字幕がありません…かと言ってサイレント映画でもありません…"音"はと
- 「ルナ・パパ」のチュルパンちゃん目当ての鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ
- 時間92分
- 監督ファイト・ヘルマー
- 主演ドニ・ラヴァン
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最愛の恋人が幽霊となって帰ってきた。悲しみに暮れる女性が体験する、切なくも奇妙で、心温まる愛の再生の物語。
ロンドンで暮らすニーナは、チェロ奏者の恋人ジェイミーを突然失い、深い悲しみの底にいた。そんな彼女の前に、死んだはずのジェイミーが幽霊となって現れる。再び始まった二人だけの時間。彼の温もりに触れることはできなくても、その存在はニーナの凍てついた心を溶かしていく。しかし、彼の存在は、彼女が現実世界で新たな一歩を踏み出すことを阻む壁ともなっていく。いつまでも続くと思っていた幸せな日々。やがて訪れる、愛するがゆえの切ない選択の時。
ネット上の声
- 若き日のアラン・リックマンが素敵すぎる。この映画でファンになりました。
- 最後は涙なしでは見られない。
- 幽霊とのラブストーリーだけど、ホラーじゃなくてすごく静かで切ない話。イギリスの街並みも良い雰囲気。
- 愛する人を亡くした悲しみがすごく伝わってくる。ただの幽霊ものじゃなくて、深い愛の物語だった。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国イギリス
- 時間106分
- 監督アンソニー・ミンゲラ
- 主演アラン・リックマン
-
過去の映像に映る女、現在を生きる男。時空を超えた既視感が、現実と幻想の境界を溶かす。
現代のスイス、レマン湖畔。男ダニエルは、偶然手にした古いフィルムの中に、自分と瓜二つの男と、謎めいた美しい女性を発見する。その瞬間から、彼は映像の中の女性の幻影に取り憑かれ、彼女の正体を追い求めるように。彼の日常は次第に侵食され、過去の出来事と現在の風景が交錯。繰り返されるデジャヴュは、現実と幻想の境界を曖昧にしていく。時を超えた運命に導かれた彼が辿り着く、愛と狂気が渦巻く衝撃の結末。
ネット上の声
- 過去と現在が交錯して…
- 作品解説の間違い
- 【“真鍮の鈴の音が導く不可思議なる世界。”現代と17世紀を意図せずに行き来する男が、スイスの革命家の謎に関わって行く幻想譚。現代と17世紀がシンクロする映像美は見事なる作品である。】
- ダニエル・シュミットの傑作のひとつ
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スイス,フランス
- 時間96分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ミシェル・ヴォワタ
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ハンガリーの食肉処理場、同じ夢を見る男女。不器用な二人の魂が静かに共鳴する、孤独と愛の幻想的な物語。
ハンガリーの首都ブダペスト郊外にある食肉処理場。そこで働く、人付き合いが苦手な経理部長エンドレと、極度に内気な品質検査員のマーリア。職場ではほとんど言葉を交わさない二人。しかし、ある事件をきっかけに、二人が毎晩「森の中で雌鹿と雄鹿として出会う」という全く同じ夢を共有していることが発覚する。夢の中では穏やかに寄り添う魂。だが現実では、触れ合うことさえままならない不器用な関係。この奇妙な偶然は、孤独な心を持つ二人を現実世界で結びつけるのか。静謐で美しい、大人のためのラブストーリー。
ネット上の声
- 無残な失敗作。
- 男目線で見ると目的があれにしか思えない
- シンプルで深く美しく癒やされました。
- 女性の見つめる眼、表情が良かったです
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ハンガリー
- 時間116分
- 監督イルディコー・エニェディ
- 主演アレクサンドラ・ボルベーイ
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南北戦争の最中、死刑台から奇跡の脱出を遂げた男。愛する妻の元へ、彼の必死の逃避行が始まる。
舞台は19世紀、南北戦争時代のアメリカ。南軍のスパイとして捕らえられた民間人、ペイトン・ファーカー。橋の上で絞首刑に処されようとしたその瞬間、縄が切れ、彼は川の中へ。自由を手にした彼を待っていたのは、故郷への長く険しい道のり。追っ手の銃弾をかいくぐり、森を駆け抜け、ただひたすらに愛する妻が待つ家を目指す。果たして彼は、無事に生還できるのか。衝撃の結末へと続く、生への渇望の物語。
ネット上の声
- 序盤の中々に危険な水の中の撮影や途中のオーソドックスながらも劇的な映像、そして唐
- あっ!と驚くどんでんがえし
- 映像と音楽がすばらしかった
- 白黒の美しさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス
- 時間26分
- 監督ロベール・アンリコ
- 主演ロジェ・ジャッケ
-
「アルビノの木」「リング・ワンダリング」で国内外から注目を集めた金子雅和監督が、松田悠八の小説「長良川 スタンドバイミー一九五〇」を原作に、岐阜県長良川流域の土地・民話・伝承からインスピレーションを受けて撮りあげた長編第3作。
日本が高度経済成長期に突入したばかりの1958年。少年ユウチャは大きな川の上流に位置する山間の集落で、林業に従事する父と病床の母、老いた祖母と暮らしている。まだ自然豊かな土地ではあるが、森林伐採の影響もあるのか、家族は年々深刻化する台風による洪水に脅かされている。ある日、集落に紙芝居屋の男が現れ、集まった子どもたちを前に、古くから土地に伝わる里の娘・お葉と山の民である木地屋の青年・朔の悲恋の物語を披露する。かなわぬ思いに絶望したお葉は山奥の淵に入水し、それから数十年に一度の割合で洪水が起きるようになったという。物語と現実の奇妙な符合を感じたユウチャは、お葉の魂を解放して洪水を防ごうと山奥の淵へ向かう。
Netflix映画「シティーハンター」の華村あすかがお葉、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の葵揚が朔、子役の有山実俊がユウチャとお葉の弟・枝郎を1人2役で演じた。
ネット上の声
- 進化する金子雅和監督作品の自然描写
- リバー、別れないでよ
- 少年から見た世界の感じさせ方がとてもリアルに感じた。不思議な体験の...
- 昔話から現在への自然な川の流れ
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督金子雅和
- 主演華村あすか
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単調な日常から抜け出そうとする若い女性の姿を描いた短篇ドラマ。監督・脚本は、映画美学校初等科の松村浩行。主演は、同校の学生である遠山智子。尚、本作は映画美学校が主催する「FOUR FRESH!'99+ 2」と題した特集のAプログラムの中で上映された。16ミリ。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間32分
- 監督松村浩行
- 主演遠山智子
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十字軍遠征から帰還した騎士と「死神」とのチェス対決。ペストが蔓延する中世ヨーロッパを舞台に、神の沈黙を問う哲学的傑作。
14世紀、黒死病が蔓延するヨーロッパ。十字軍の遠征から10年ぶりに故郷スウェーデンへ帰還した騎士ブロック。長きにわたる戦いで信仰を失い、神の存在に懐疑的になった彼の前に、黒装束の「死神」が出現。自らの命を奪いに来た死神に対し、ブロックは命を賭けたチェスの勝負を提案。死神との対局を引き延ばしながら、彼は人生の意味と神の存在の証を必死に探求。生と死の意味を巡る旅の終着点。
ネット上の声
- 『夏の夜は三たび微笑む』を先に観てからで良かった
- 誰かに見えて、誰かには見えない、死神・生神。
- 無論娯楽作ではないが興味津々に観られる。
- 不思議な話で、こういうのは結構好き
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国スウェーデン
- 時間97分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
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豪華な晩餐会、しかし誰も部屋から出られない。ブルジョワたちの理性が崩壊する、シュールな密室劇。
20世紀メキシコ、貴族の邸宅で開かれた豪華な晩餐会。食事が終わり、客たちが帰ろうとしたその時、誰もが不可解な衝動に駆られ、部屋から出られない事態に。理由は不明。扉は開いているのに、見えない壁が存在するかのように一歩も踏み出せない人々。数日が経過し、食料も水も尽き、洗練された紳士淑女たちの仮面は剥がれ落ちていく。閉じ込められた空間で露わになる人間の本性。果たして彼らは、この悪夢から脱出できるのか。極限状態が暴き出す、ブルジョワ社会への痛烈な風刺。
ネット上の声
- 「部屋から出たいのに出られない」――「停滞」に慣れてしまった僕たちへの警告の物語。
- リアリズムでは、表現できないこともあるし、表現がつまらなくなることもあるのです
- ルイス・ブニュエルが簡単に観れる時代・・・。
- 駄作。凡作。失敗作。愚作。糞作。拷問作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国メキシコ
- 時間95分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
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鬼才ホドロフスキーが描く、チリの田舎町でのシュールで痛烈な自身の幼少期。
1920年代、チリの田舎町トコピージャ。共産主義者で厳格な父と、オペラを歌うように話す母のもとに生まれた少年アレハンドロ。独裁的な父からの抑圧、周囲からの奇異の目。そんな日常が、父の独裁者暗殺計画という狂気によって大きく歪み始める。少年が現実と幻想の狭間で目撃する、家族の崩壊と再生の奇妙な物語。これは、ひとりの芸術家の魂の原風景。
ネット上の声
- ちょっとシュールだけど分りやすいのがいい
- かつての攻め一辺倒から優しさ滲む世界へ。
- 10年に1本の大傑作である、とおもう。
- ちぃの助recommendのホドロフスキー監督🎥
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国チリ,フランス
- 時間130分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演ブロンティス・ホドロフスキー