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家族の中で唯一耳が聞こえる少女が「歌う」という夢を見つけた時、愛する家族との間で揺れ動く、感動の青春音楽ドラマ。
アメリカの寂れた港町。高校生のルビーは、両親と兄、家族の中でたった一人の健聴者。彼女は、耳の聞こえない家族のために、幼い頃から通訳として家業の漁業を支えてきた。ある日、ふと入部した合唱クラブで、彼女は歌うことの喜びに目覚め、名門音楽大学への進学という夢を抱く。しかし、彼女の歌声は家族には届かない。夢を追うことは、家族を支えるという自分の役割を捨てること。夢と家族への愛との間で、ルビーの心は激しく揺れ動く。彼女が自分の人生のために下す、大きな決断。
ネット上の声
- 家族の中で自分だけ耳が聞こえる主人公。音が消える演出が秀逸で、家族の気持ちが痛いほど伝わってきて涙が止まらなかった。
- とにかく家族が最高!下品だけど愛があって、見ていてすごく温かい気持ちになった。
- 最後の歌のシーンは反則でしょ…。ボロボロ泣いてしまった。映画館で見てよかった。
- フランス版『エール!』も好きだけど、こっちも良かった。アメリカらしいカラッとした雰囲気かな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ,フランス,カナダ
- 時間112分
- 監督シアン・ヘダー
- 主演エミリア・ジョーンズ
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亡き母の遺言が、双子の姉弟を中東の過去へと導く。それは、家族の存在そのものを揺るがす、あまりにも残酷な真実への旅路。
現代のカナダ。双子の姉弟ジャンヌとシモンのもとに届いた、亡き母ナワルの奇妙な遺言。それは、死んだはずの父と、存在さえ知らなかった兄を探し出し、二通の手紙を渡すというもの。母のルーツを辿るため、姉ジャンヌは一人、内戦の傷跡が残る中東へ。母の不可解な行動に反発していたシモンも、やがて姉を追う。調査を進めるうち、母が経験した内戦の壮絶な過去、そして想像を絶する家族の秘密が次々と明らかに。憎しみと愛が渦巻く母の人生の終着点。そこで双子が見つける真実とは。
ネット上の声
- 母の遺言から始まる、壮絶な過去を辿る旅。静かに進む物語が、最後に全ての点が線になった時の衝撃は言葉にならない。観終わった後、しばらく放心状態でした。これは覚悟して観るべき傑作。
- とにかく重い。でも観てよかった。人間の憎しみと愛の深さに震えました。ラストは本当に…絶句。忘れられない一本になった。
- 言葉を失うほどの衝撃作。
- すごく重くて辛い話だけど、脚本が本当にすごい。観るのに体力いるけど、映画好きなら観て損はないと思う。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間131分
- 監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 主演ルブナ・アザバル
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衝動的な息子と破天荒な母。社会から孤立した親子が、隣人の助けを得て見出す希望と絶望の物語。
カナダ、ケベック州。ADHDを抱える衝動的な15歳の息子スティーヴと、シングルマザーのダイアン。施設から戻った息子との生活は、愛情と憎しみが激しくぶつかり合う日々の連続。そんな二人の前に現れた、向かいに住む引きこもりがちな教師カイラ。彼女の存在が、破綻寸前の親子関係に一筋の光をもたらすかに見えた。しかし、彼らを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な現実。鮮烈な映像美で描かれる、母と子の壮絶な愛の行方。
ネット上の声
- 発達障害の息子を育てる母親の話。観ていて本当に胸が苦しくなるシーンの連続だけど、それでも底にあるのは間違いなく愛なんだよね。ラストは涙が止まらなかった。子育て経験者には特に刺さると思う。
- 1:1の画角が広がる瞬間のカタルシスが忘れられない!Oasisが流れるシーンは鳥肌モノ。グザヴィエ・ドラン、間違いなく天才だわ。
- とにかくエネルギーがすごい映画。観終わったあと、どっと疲れた(笑)でも、映像の美しさと俳優の演技に引き込まれました。
- 終始イライラしてしまった。登場人物の誰にも共感できず…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国カナダ
- 時間139分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演アンヌ・ドルヴァル
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この小さな「部屋」が、僕の世界のすべてだった。監禁された母と、そこで生まれた息子の衝撃的な脱出劇。
7年間、庭の小屋に監禁されている母ジョイ。そこで生まれ育ち、小さな「部屋」が世界のすべてだと信じる5歳の息子ジャック。息子の5歳の誕生日、母はついに真実を語る。この壁の向こうには、本当の世界が広がっていると。息子の未来のため、母は命懸けの脱出計画を決意。計画の鍵を握るのは、まだ見ぬ世界を恐れる幼いジャック。母と子の絆だけを頼りにした、衝撃的な脱出の物語。
ネット上の声
- 脱出したら終わりかと思いきや、その後の現実が本当に深かった。子役の子の演技が天才的で、彼の目を通して見る世界に引き込まれました。傑作。
- 親子の絆の強さにただただ涙。狭い「へや」が世界の全てだった男の子の視点が切なくて、でも力強い。見てよかった。
- とにかく子役の演技がすごい。
- 重いテーマだけど、希望も感じられる。ただ、単純なハッピーエンドじゃないから、見る人を選ぶかもね。
誘拐、 脱出、 監禁、 ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,カナダ
- 時間118分
- 監督レニー・アブラハムソン
- 主演ブリー・ラーソン
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18歳のアン・シャーリー、教師として新たな人生の扉を開く。夢と恋に揺れる、美しき青春の日々。
プリンス・エドワード島での少女時代を経て、18歳になったアン・シャーリー。アヴォンリーの学校で教師としてのキャリアをスタートさせ、作家になる夢を追い続ける日々。幼なじみのギルバートからの求婚と、裕福な青年ハリスからのアプローチの間で、彼女の心は揺れ動く。教師としての責任、創作への情熱、そして二人の男性との関係。自らの進むべき道を見つけるため、アンが下す人生の大きな決断。成長したアンが織りなす、愛と自立の物語。
ネット上の声
- 前作に続いてアンの成長が見られて本当に良かった。教師として、一人の女性として悩む姿に共感しちゃう。心が洗われるような時間でした。
- もう何回観たかわからないくらい大好きな作品!アンが可愛すぎて、みんなが虜になるのもわかるw
- 前作の少女時代が良すぎたかな。これも悪くないけど、ちょっと話が飛び飛びな感じがした。
- 愛とユーモアに溢れた傑作。
青春、 文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国カナダ
- 時間220分
- 監督ケヴィン・サリヴァン
- 主演ミーガン・フォローズ
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「ザ・ウォーク」「イヴ・サンローラン」などで知られるカナダ出身の俳優シャルロット・ルボンが長編初メガホンをとり、思春期の少年少女の忘れられないひと夏をつづった青春ドラマ。フランスのバンドデシネ作家バスティアン・ビベスの「年上のひと」を原作に、16ミリフィルムならではの映像美で繊細に描き出す。
もうすぐ14歳になるバスティアンは母の親友ルイーズのもとで夏を過ごすため、家族4人でケベックの湖畔にあるコテージへやって来る。ルイーズの娘である16歳のクロエと出会ったバスティアンは、大人びた雰囲気の彼女に恋心を抱く。クロエの気を引くため、幽霊が出るという湖へ泳ぎに行くバスティアンだったが……。
バスティアンの母役に「胸騒ぎの恋人」のモニア・ショクリ。2022年・第75回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、世界各地の映画祭で注目を集めた。
ネット上の声
- キラキラした青春映画かと思いきや、生と死、性について深く考えさせられる作品。16mmフィルムの映像がとにかく美しくて、湖のシーンは息をのむほど。ラストは衝撃的で、見終わった後もずっと心に残ります。誰かと語り合いたくなる映画。
- 思春期のあの独特の危うい感じがすごくリアルに描かれてて、自分の昔を思い出しちゃった。甘酸っぱくて、ちょっと怖くて、切ない。忘れかけてた感覚が蘇る。
- え、これって青春映画?ホラー?どっち?w 雰囲気がすごく良くて引き込まれたけど、結末にびっくりしすぎて…。ちょっと整理がつかない感じ。
- 映像がとにかく美しかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間100分
- 監督シャルロット・ル・ボン
- 主演ジョゼフ・アンジェル
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「女になりたい」35歳の誕生日に恋人へ衝撃の告白。10年に渡る、愛とアイデンティティを巡る壮絶で鮮烈な魂の物語。
1989年、カナダ・モントリオール。高校教師のロランスは、恋人フレッドに35歳の誕生日、「女性として生きたい」と告白。突然の告白に激しく動揺しながらも、フレッドは彼の最大の理解者であろうと決意。しかし、社会の偏見、家族の反対、そして二人の間に生まれる軋轢が、彼らの愛を試す過酷な試練。周囲の無理解に傷つきながらも、自分らしくあろうとするロランスと、彼を愛し続けるフレッド。10年という歳月をかけ、愛の形を問い続ける二人の軌跡を、鮮烈な色彩と音楽で描く魂の叙事詩。
ネット上の声
- 映像がとにかく美しくて、3時間近い長さを感じさせないくらい引き込まれた。監督が天才すぎる…。愛の形って色々あるんだなって考えさせられる、忘れられない一本になりました。
- 「わたしは、ロランス」この一言に全てが詰まってる。自分らしく生きることの強さと切なさに胸を打たれた。
- 愛だけではどうにもならないことがあるんだなと…。すごく切なくて、後半は涙が止まらなかったです。
- 映像美や音楽は確かにオシャレ。でもちょっと演出が過剰に感じてしまって、ストーリーに集中しきれなかったかな。世間の評価ほどはハマらなかったです。
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間168分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演メルヴィル・プポー
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小さな家と、大きな愛。カナダの片田舎で、絵を描き続けた一人の女性の実話。
1930年代、カナダの田舎町。若年性関節リウマチを患い、家族から厄介者扱いされるモード。自立を求め、孤児院育ちで気難しい魚売りのエベレットの家政婦となる。世間から見放された不器用な二人の共同生活。そんな日々の中、モードは小さな家の壁に絵を描き始める。花、鳥、猫。色鮮やかな絵は、灰色の日常を喜びで満たしていく。やがて彼女の絵は評判を呼び、二人の人生に光を灯す奇跡の始まり。
ネット上の声
- なんつってもサリー・ホーキンスとイーサン・ホークの演技が光ってる
- シェイプ・オブ・ウォーターより断然良い
- モードさんを知ることができてよかった!
- サリー・ホーキンスは、これです!
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間116分
- 監督アシュリング・ウォルシュ
- 主演サリー・ホーキンス
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孤独と喪失感にさいなまれる思春期の少年少女のひと夏の出来事を、16ミリフィルムによるみずみずしい映像美でつづったカナダ発の青春映画。
カルガリー郊外に住む高校生のカイルと親友コルトンは、スケートボードで住宅地を駆け抜けたり渓谷で水遊びをしたりと、気ままな日々を送っていた。夏休みが終わりに近づいたある日、立入禁止の鉄道線路に侵入したカイルを悲劇が襲う。新学期が始まってもその事実を受け止めることができないコルトンは、深い喪失感にかられながら、以前カイルと一緒に戯れた渓谷へ足を運ぶように。その頃、同じ高校に通うホイットニーが行方不明になる。偶然にもコルトンが渓谷で拾った彼女の日記帳には、学校での人間関係に悩む彼女の切実な思いがつづられていた。
カナダの新鋭グラハム・フォイが長編初監督・脚本を手がけた。2022年・第79回ベネチア国際映画祭のベニス・デイズ部門にて「未来の映画賞」を受賞。
ネット上の声
- 映画に出てくる、お化けあるある、会いたいと思っている人のとこには現れず、関係ない人のとこに現れがち。
- 予告編からあふれる圧倒的な詩情! カナダの俊英が贈る「おいらのスタンド・バイ・ミー」。
- 思春期時代特有 地元と外の間の大きな壁
- 16mm正解。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国カナダ
- 時間117分
- 監督グレアム・フォイ
- 主演ジャクソン・スルイター
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1960年代ケベック、クリスマス生まれの少年ザックの物語。父の期待と本当の自分との間で揺れる、魂の軌跡。
1960年、クリスマスの日に生まれたザック。保守的で愛情深い父と4人の兄弟に囲まれ、彼は特別な存在として育てられる。父はザックに「普通」の男らしさを期待するが、彼はデヴィッド・ボウイの音楽に心酔し、自らのセクシュアリティに悩み始める。家族の愛と期待、そして社会の偏見。本当の自分を隠し続けることに苦しむザックの20年間にわたる葛藤と成長の記録。音楽が彼の心を代弁し、時代を彩る。愛と許しを求める、ある家族の忘れられない年代記。
ネット上の声
- 青春ものの変化球
- 人生は泣き笑い
- ジャン=マルク・ヴァレ監督の『雨の日は会えない、晴れた日は君を思う(原題:Dem
- カメラワークがこだわっている感じしてとても良かった。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国カナダ,モロッコ
- 時間129分
- 監督ジャン=マルク・ヴァレ
- 主演ミシェル・コーテ
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90歳の認知症の男、アウシュヴィッツで家族を殺したナチスへの復讐の旅。唯一の手がかりは、親友からの一通の手紙。
現代のアメリカ。介護施設で暮らす90歳のゼヴは、認知症で記憶が数時間しか保てない。ある日、親友のマックスから一通の手紙を託される。そこには、70年前にアウシュヴィッツで家族を殺したナチスの兵士が偽名を使い生きていること、そして復讐を果たすための詳細な計画が記されていた。ゼヴは消えゆく記憶と戦いながら、手紙だけを頼りにたった一人で復讐の旅へ。容疑者は4人。旅の先々で蘇る断片的な記憶と深まる謎。全ての謎が解ける時、彼を待ち受ける衝撃の真実。
ネット上の声
- 全て台無しの結末 ~認知症患者の家族より
- タイプ別観た方が良い人、観なくて良い人
- なにがあろうとも「忘れてはならない」
- 欧米の人々は年配者に親切だなあ~
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国カナダ,ドイツ
- 時間95分
- 監督アトム・エゴヤン
- 主演クリストファー・プラマー
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ネット上の声
- いろいろ考えさせられる。。
- 引き込まれていきました
- 衝撃を受けました
- 人身売買への警告
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,カナダ
- 時間---分
- 監督デヴィッド・イェーツ
- 主演アナマリア・マリンカ
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1950年代、故郷アイルランドを離れ、新天地ブルックリンで未来を掴もうとする一人の女性の物語。
1950年代、アイルランドの小さな町。内気な少女エイリシュは、未来のない退屈な日々に閉塞感を抱いていた。姉の勧めで、彼女はたった一人、新天地アメリカのブルックリンへ渡ることを決意。慣れない都会での生活と強烈なホームシックに苦しむ彼女だったが、イタリア系の青年トニーとの出会いが彼女を変える。恋を知り、仕事にも自信を持ち始めた矢先、故郷から届いた一通の悲報。二つの国、二人の男性の間で揺れる、彼女の人生を懸けた決断。
ネット上の声
- この時期に、本当に出会えてよかった作品
- 内容は…でも主演女優賞は彼女でしょう!
- 共感したくて頑張ったけど共感出来ない
- この一言のために、この映画はあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,イギリス,カナダ
- 時間112分
- 監督ジョン・クローリー
- 主演シアーシャ・ローナン
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第一次世界大戦の戦火の中、愛する夫を捜すアン・シャーリー。夢と現実が交錯する、感動のシリーズ完結編。
舞台は20世紀初頭のカナダ、プリンスエドワード島。作家として成功し、医師となったギルバートと結婚したアン・シャーリー。幸せな日々も束の間、第一次世界大戦が勃発。ギルバートは軍医としてヨーロッパの戦地へ。音信不通となった夫を案じ、アンもまた赤十字のボランティアとして危険な戦地へと向かう決意。愛する人と再会するため、そして戦争という過酷な現実の中で自らの信念を貫くための、アンの新たな旅の始まり。
ネット上の声
- 残念ながら。
- 1、2とはガラリと変わった内容でしたが、これはこれで楽しむという感じで
- それなりに面白い
- アンと戦争?
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国カナダ
- 時間180分
- 監督ステファン・スケイニ
- 主演ミーガン・フォローズ
-
「スウィート ヒアアフター」「あなたになら言える秘密のこと」のサラ・ポーリーが、アリス・マンローの短編小説「クマが山を越えてやってきた」を自ら脚色し、長編監督に初挑戦した人間ドラマ。44年間連れ添った仲睦まじい老夫婦が、妻のアルツハイマー病発症をきっかけに変化していく様を描く。妻のフィオナにオスカー女優のジュリー・クリスティ。夫グラントにカナダの名優ゴードン・ピンセント。製作総指揮はアトム・エゴヤン。
ネット上の声
- 男って・・女って・・・人間って・・・・・
- ハリウッド映画はゴミじゃない!オラオラ!
- 『君に読む物語』がお好きな方は・・・
- 夫婦愛 君を想う気持ちは伝わるのか‥
難病、 認知症、 夫婦、 ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国カナダ
- 時間110分
- 監督サラ・ポーリー
- 主演ジュリー・クリスティ
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16歳の僕が、世界で一番愛し、そして憎んだ母。思春期の苛立ちと愛情が爆発する、鮮烈な物語。
現代のカナダ、モントリオール郊外。芸術家気質で繊細な16歳のユベールは、平凡で少し下品な母シャンタルの一挙手一投足に苛立ちを募らせる。愛しているはずなのに、口をついて出るのは罵詈雑言ばかり。母から離れて自由になることを渇望した彼は、寄宿学校への入学を決意。しかし、物理的な距離は心の距離を埋めるのか。母への愛と憎しみの間で激しく揺れ動く、思春期特有の葛藤。互いを傷つけ、求め合う親子がたどり着く、一つの答え。
ネット上の声
- フレンチカナディアンのおかんも豹柄が好き
- 愛されたい、ではなく愛したい少年の苦悩
- 天賦の才をまざまざと見せつける。
- ややへヴィだが、完成度は高い良作
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国カナダ
- 時間100分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン
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激動のハンガリー史の荒波にもまれたユダヤ人一族の盛衰を三世代にわたって描いた壮大な叙事詩。監督・脚本は「ミーティング・ヴィーナス」のイシュトヴァーン・サボー。撮影は「マレーナ」のラヨシュ・コルタイ。音楽は「雲の中で散歩」のモーリス・ジャール。出演は「オネーギンの恋文」のレイフ・ファインズ、「スパイダーマン」のローズマリー・ハリス、「ハムナプトラ」シリーズのレイチェル・ワイズ、「ザ・ハリケーン」のデボラ・カーラ・アンガー、「A.I.」のウィリアム・ハートほか。1999年ヨーロッパ映画祭主演男優賞、撮影賞、脚本賞受賞。
ネット上の声
- 一体いつまでやるんだ
- SUNSHINE
- 映画で知る歴史
- イシュトヴァーン・サボー監督は最近『エメランスの扉』を観て気に入り、『華麗なる恋
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国オーストリア,カナダ,ドイツ,ハンガリー
- 時間180分
- 監督イシュトヴァン・サボー
- 主演レイフ・ファインズ
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スマートフォンの元祖とも言える携帯端末「BlackBerry(ブラックベリー)」の隆盛と衰退を、実話をもとに描いたドラマ。
1996年、カナダのオンタリオ州ウォータールー。天才技術開発者マイク・ラザリディスと親友ダグラス・フレギンによって創業されたリサーチ・イン・モーション社は、電話にコンピューター機能を搭載した画期的な携帯端末を開発中だったが、社内にはビジネスを得意とする人材が皆無で深刻な経営難に陥っていた。そこで彼らは、凄腕ビジネスマンのジム・バルシリーを共同CEOとして会社に迎え入れ、ついに完成させた新製品「BlackBerry」でまたたく間に成功を収めるが……。
劇中でダグラスを演じるマット・ジョンソンが監督を務め、「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」のジェイ・バルチェルがマイク、テレビドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」のグレン・ハワートンがジムを演じた。2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 開発チームが「今夜はムービーナイトだぁ~ッ! ピャアアアアアアアwwwwwww
- あの日売れ残ったBlackBerryの在庫を思い出した
- タイトルなし(ネタバレ)
- 45%→0%
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国カナダ
- 時間---分
- 監督マット・ジョンソン
- 主演ジェイ・バルシェル
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カナダのアトム・エゴヤン監督が、1997年・第50回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヒューマンドラマ。ラッセル・バンクスの小説「この世を離れて」を原作に、童話「ハメルンの笛ふき」のエッセンスを取り入れ、スクールバス転落事故の遺族たちの“その後”を独特の美学で描き出す。雪に覆われた小さな田舎町でスクールバスが湖に転落し、20人以上の子どもたちが犠牲となった。町にやって来た弁護士スティーブンスは子どもを亡くした親たちの怒りを煽り立て、集団訴訟を起こすよう彼らを説得する。スティーブンスが彼らと話す中で、町の人々の複雑な関係と隠された秘密が明らかになる。やがて、生き残った少女ニコールの証言により、事態は思わぬ方向へと展開していく。「エイリアン」のイアン・ホルムが弁護士スティーブンス、後に「死ぬまでにしたい10のこと」などに出演するサラ・ポーリーが少女ニコールを演じた。
ネット上の声
- 心のままに生きて来たからと言って、姿形が当然のように、子供から大人へと変わって行
- 音楽(サウンドトラック)がとにかく好き
- レビュワーの解釈が勘違いすぎて驚愕
- 今 で も 心 の 奥 に 残 っ て い る
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国カナダ
- 時間110分
- 監督アトム・エゴヤン
- 主演イアン・ホルム
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2029年、人類最後の死すべき男。彼の語る無数の人生、果たして真実はどれか。
2092年、科学の進歩で人類が不死を手に入れた世界。そこで118歳の誕生日を迎え、死を目前にする最後の人間ニモ・ノーバディ。彼の曖昧な記憶に世界中の注目が集まる。彼は9歳の時、駅のホームで離婚する両親のどちらについていくか、究極の選択を迫られた過去。その選択によって分岐した、あり得たかもしれない複数の人生の回想。3人の女性との異なる愛の物語。果たして彼の本当の人生はどれなのか。その謎めいた語りの結末。
ネット上の声
- いいぞ、ジャレット・レト!この主役、どハマりでした
- 最高傑作!本作に出逢えたことに感動し涙。
- 「わからない」という感想が正解だと思う。
- 難しいね。2回目で理解できたよ!(たぶん
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス,ドイツ,ベルギー,カナダ
- 時間137分
- 監督ジャコ・ヴァン・ドルマル
- 主演ジャレッド・レトー
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北アメリカ大陸の北端に住むイヌイットたちが、先祖代々語り継いできた『足の速い人』の物語を、古老の話をもとに脚本化。イヌイットのスタッフ、キャストによってイヌイット語で作られた。監督は、自身もイヌイット族という本作がデビュー作のザカリアス・クヌク。2001年のカンヌ映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞。
ネット上の声
- イヌイットの監督がイヌイットの人たちだけで、イヌイット語で撮ったというイヌイット
- カメラワークがやたらに顔ドアップで暗闇の中に浮かび上がってくる肌が怖すぎるのと、
- 通っている脱毛サロンのお姉さんに教えてもらった映画
- こういうドキュメンタリー性がある映画好きです
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国カナダ
- 時間172分
- 監督ザカリアス・クヌク
- 主演ナタール・ウンガラーック
-
12歳の少女が息詰まる世界に反旗を翻す。愛と自由を求める、モントリオールの街での魂の叫び。
厳格な寄宿学校と母親からの愛の欠如に苦しむ12歳の少女シャンタル。自由を求め、同じく家出をした少年ルイとモントリオールの街を彷徨う二人。しかし、大人の世界はあまりにも冷酷で危険な場所。束の間の安らぎと絆の先に、彼女たちを待ち受ける過酷な現実。これは、孤独な魂が愛を求めてさまよう、痛切な青春の記録。
ネット上の声
- クラスメイトを思い出す。
- 死にたがる子
- 構ってちゃん作品。
- 『誰かが止めない限り私たちは死にます』って書いたプラカード、無関心な乗客、常にし
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国カナダ
- 時間91分
- 監督ミシュリーヌ・ランクト
- 主演パスカル・ビュシエール
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ミシェル・マーク・ブシャルドによる世界的ベストセラー『リリーズ』を原作に、女性役も含めすべて男性の俳優により映画化された一編。監督は「ゼロ・ペイシェンス」のジョン・グレイソン。製作はアンナ・ストラットンほか。脚本はブシャルド本人で、英語版脚本はリンダ・ガボリオー。撮影はダニエル・ジョビン。音楽は「カーマ・スートラ」のマイケル・ダンナ。美術はマリー=キャロル・ド・ボーモン。編集はアンドレ・コリヴォ。衣裳はリンダ・ミューア。出演は、ジェイソン・カデュー、ダニー・ギルモア、マシュー・ファーガソン、ブレント・カーヴァーほか。96年ロカルノ映画祭ヤング・シネマ・コンペティション最優秀作品賞、96年ジニー賞4部門などを受賞。
ネット上の声
- これは何とも…
- もっと観念的なアート作品だと思っていたのだが、意外にしっかりとした劇映画
- 犯罪/ ドラマ/ ファンタジー/ ミステリー/
- キリスト教と同性愛の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国カナダ
- 時間96分
- 監督ジョン・グレイソン
- 主演ジェイソン・カデュー
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現代のモントリオール。オークションに出品された、一台の深紅のバイオリン。その完璧な音色は専門家たちを驚嘆させ、その出自を巡る謎が解き明かされていく。物語は17世紀イタリアの創造主から始まり、オーストリアの神童、イギリスの放浪の音楽家、文化大革命下の中国、そして現代へと、300年にわたる壮大な旅路を追う。持ち主の情熱、愛、そして悲劇を吸い込み、数奇な運命を辿ったバイオリン。その赤いニスに込められた、衝撃の秘密とは。
ネット上の声
- ◯ #フランソワジラール 監督「 #レッドバイオリン 」
- 人生の苦難を「哀しみの旋律」で奏でた名作
- 浮遊感。まるで空を飛ぶ夢を見たかのよう
- 驚きでした!主役はバイオリンでした!
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国カナダ,イタリア
- 時間131分
- 監督フランソワ・ジラール
- 主演サミュエル・L・ジャクソン
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ネット上の声
- 四つの福音書のうち異色のヨハネ伝をベースしたキリスト伝
- 映画としては面白くないかもしれません。
- ヨハネ伝の可視化の試み。もっと大胆に。
- 褒められた出来ではないよなぁ‥
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間---分
- 監督フィリップ・サヴィル
- 主演ヘンリー・イアン・キュージック
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クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国カナダ
- 時間92分
- 監督ステファン・スケイニ
- 主演ジャッキー・バロウズ
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個性派俳優ポール・ジアマッティ扮する型破りな男の、波乱に満ちた人生を描いたヒューマンコメディ。テレビ番組の制作会社で働く男性バーニーは、変わり者の父親や遊び人の親友たちに囲まれて気ままな人生を送ってきた。そんなバーニーが、3度の結婚を通してついに真実の愛にたどり着くが……。主人公の父親役に名優ダスティン・ホフマン、さらに息子役でホフマンの実子ジェイクも出演している。第68回ゴールデングローブ賞でジアマッティが男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した。
ネット上の声
- バーニーの波乱の恋の人生の物語。三番目の
- 何人と結婚できるかが勝負だ!
- ダスティン・ホフマン推し
- ああっ葉巻が喫いたい!
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国カナダ,イタリア
- 時間134分
- 監督リチャード・J・ルイス
- 主演ポール・ジアマッティ
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想像力の強い少年レオロの空想と現実とが入り混じったシュールな夢の世界を描いたファンタジー。監督は「ナイト・ズー」でケベック映画界期待の新人と呼ばれたジャン・クロード・ローゾン。製作は「モントリオールのジーザス」のリズ・ラフォンティーヌとジャン・フランソワ・ルプティ。撮影は「ナイト・ズー」のギイ・デュフォー。主役のレオロには三〇〇〇人近い少年の中から選ばれたマキシム・コリンが選ばれた。その他レオロの母親にカナダ一のミュージシャンのジネット・レノ、元・政治家で大学教授のピエール・ブルゴ、「カルメン(1983 Rosi)」のジュリアン・ギオマール、「クリシーの静かな日々」のジュディッタ・デル・ベキオが共演した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間107分
- 監督ジャン=クロード・ローゾン
- 主演マクシム・コリン
-
1953年の旧ソ連を舞台に、独裁者スターリンの死によって巻き起こった政権内部の争いを辛辣かつコミカルに描き、ロシアで上映禁止となって話題を集めたブラックコメディ。粛清という恐怖で国を支配していた絶対的独裁者スターリンが急死した。厳かな国葬が執り行われる一方、その裏では次期最高権力者の座を狙う側近たちが熾烈な争いを繰り広げる。出演は「ファーゴ」のスティーブ・ブシェーミ、「ハングオーバー!」シリーズのジェフリー・タンバー、「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、モンティ・パイソンのマイケル・ペイリン。エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持ち、テレビシリーズ「官僚天国 今日もツジツマ合わせマス」など政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- コメディーにしてはいけないと思います。
- 相当のソ連歴史オタクでないと笑えない
- 予備知識がなければちょっと
- 愚かなり「まつりごと」
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,イギリス,ベルギー,カナダ
- 時間107分
- 監督アーマンド・イアヌッチ
- 主演スティーヴ・ブシェミ
-
カナダ・モントリオールの小学校を舞台に、担任教師の死に揺れ動く子どもたちと、そこへやってきた代用教員との交流を描いた人間ドラマ。ある冬の朝、小学校の教室で女性教師が首を吊って死んでいるのが発見され、学校側はショックを受けた生徒たちの心のケアや後任探しなど対応に追われる。やがてアルジェリア系移民の中年教師バシール・ラザールを代用教員として迎えることになり、朴とつとして野暮ったいラザールは、授業内容も時代遅れだったが、何事にも真摯に向き合う姿勢が次第に生徒たちの心を開かせていく。2012年・第84回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた。
ネット上の声
- 学校の教室は、人生の実験室のような場所だ
- 人生は不公平に満ちている、けど・・・
- 男の子の心理って複雑なんだよ
- 誠実さに肩入れしてしまう。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国カナダ
- 時間95分
- 監督フィリップ・ファラルドー
- 主演フェラグ
-
加藤ミリヤや椎名林檎、マドンナなど数々のバックダンサーを務め、女優、モデルとしても活躍する仲万美の映画初主演作。ダンサーになることを夢見て、家族の反対を押し切って上京したユメは、ダンサーたちとのレベル差に圧倒されながらも、目標達成のための努力を惜しむことはなかった。先の見えることのない夢と厳しい現実の狭間でもがくユメは、たくさんの人たちと出会い、ダンスを続けていくが……。麿赤兒、黒田育世、高島政宏のほか、世界で活躍する日本人ダンサーたちが顔をそろえる。監督は本作が長編デビューとなるカナダ出身のフィル・メッキー。
ネット上の声
- 本物のダンサーがダンサー役を演じているので、ダンスカルチャーをリア...
- ダンスシーンはかっこいいです。
- リアリティ
- 夢の実現のためにひたむきに頑張る反面、家族に反対されたり、お金のために夜職につい
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本,カナダ
- 時間124分
- 監督フィル・メッキー
- 主演仲万美
-
末期癌の父のため、疎遠だった息子が集めた旧友達。人生の最期を彩る、皮肉とユーモアに満ちた感動の物語。
カナダ、モントリオール。大学教授で皮肉屋のレミは、末期癌で余命宣告。彼との長年の確執を抱える息子セバスチャンは、父の最期を穏やかなものにするため、世界中に散らばった父の旧友たちを呼び寄せる。かつて理想を語り合った仲間との再会。病室は、昔話とジョーク、そして赤裸々な告白が飛び交う賑やかな宴の場に。知性とユーモアで武装した彼らが迎える「大いなる休暇」。父と子が向き合う、人生最期の時間。
ネット上の声
- 島民100人の大移動!人数が多いと笑えますね。
- 仕事をする事は自分に誇りを持つ事
- 青色よ大いなる休暇をありがとう。
- !! おもしろいみんな見てね☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国カナダ
- 時間110分
- 監督ジャン=フランソワ・プリオ
- 主演レモン・ブシャール
-
ハリウッドの映画創成期を支えたアメリカの伝説的お笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を、「ナイト ミュージアム」シリーズのスティーブ・クーガンと「シカゴ」のジョン・C・ライリーのW主演で描いた伝記ドラマ。2人組コメディアンのパイオニアとして100本以上の作品に出演し、共に人生を歩んできた2人が、人生の晩年に差し掛かって改めて互いへの愛や演じることの大切さに気づいていく姿を描き出す。「フィルス」のジョン・S・ベアードが監督を務め、「あなたを抱きしめる日まで」のジェフ・ポープが脚本を担当。
ネット上の声
- ☆☆☆☆ 〝ショー・マスト・ゴー・オン〟 イギリス公演中の2人が、...
- そのラストには、ずっと浸っていたくなる優しさと温もりがあった
- 相方を想い遣る優しさに溢れたヒューマン・ドラマの秀作
- 「ローレル&ハーディ」の晩年を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,カナダ,アメリカ
- 時間98分
- 監督ジョン・S・ベアード
- 主演スティーヴ・クーガン
-
ペルシャ語とフランス語が公用語となった“もしもの世界”のカナダ・ウィニペグを舞台に、同級生のためにメガネを買おうと奮闘する姉妹と、風変わりな住民たちが織りなす日常を描いたファンタジードラマ。
新調したばかりのメガネを七面鳥に奪われたと語る少年オミッドは、学校の先生から、「黒板の字が読めるようになるまで授業を受けさせない」と言われてしまう。同級生のネギンと姉ナズゴルはそんな彼に同情し、凍った湖の中に眠る大金を取り出して新しいメガネを買ってあげようと考える。姉妹は街の大人たちにアドバイスを求めるが、なかなか良い助言は得られない。そんな中、廃墟を観光スポットとして紹介するツアーガイドのマスードや、仕事に嫌気が差して自暴自棄になったマシューの登場により、事態は一転する。
2019年の長編監督デビュー作「The 20th Century」で国際的に注目を集めたマシュー・ランキンがメガホンをとり、2024年・第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で観客賞を受賞した。
ネット上の声
- 【もしもウィニペグがペルシャ語圏になったら?】
- キュートな映画だ
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国カナダ
- 時間89分
- 監督マシュー・ランキン
- 主演ロジーナ・エスマエイリ
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,カナダ
- 時間---分
- 監督ダラス・ジェンキンス
- 主演ジュディ・グリア
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国カナダ
- 時間138分
- 監督シャシャ・ナカイ
- 主演リアム・ディアス
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国カナダ
- 時間---分
- 監督ダグラス・マンロー
- 主演アリシア・ディア・ジョシポヴィッチ
-
イギリス植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子どもの命を将校たちに奪われた女囚の復讐の旅を描き、2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞ほか計2部門を受賞したバイオレンススリラー。19世紀のオーストラリア・タスマニア地方。盗みを働いたことから囚人となったアイルランド人のクレアは、一帯を支配するイギリス軍将校ホーキンスに囲われ、刑期を終えても釈放されることなく、拘束されていた。そのことに不満を抱いたクレアの夫エイデンにホーキンスは逆上し、仲間たちとともにクレアをレイプし、さらに彼女の目の前でエイデンと子どもを殺害してしまう。愛する者と尊厳を奪ったホーキンスへの復讐のため、クレアは先住民アボリジニのビリーに道案内を依頼し、将校らを追跡する旅に出る。主人公クレア役はドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のアイスリング・フランシオシ、ホーキンス役は「あと1センチの恋」のサム・クラフリン。ビリーを演じたオーストラリア出身のバイカリ・ガナンバルが、ベネチア映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。監督は「ババドック 暗闇の魔物」のジェニファー・ケント。
ネット上の声
- 過去鑑賞、下書きそのまま…💦
- 「私は、あなたのものではない
- 夫と赤ちゃんを殺された
- タイトルなし
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国オーストラリア,カナダ,アメリカ
- 時間136分
- 監督ジェニファー・ケント
- 主演アシュリン・フランチオージ
-
性、政治、そして革命。チョコレートと砂糖にまみれた、過激で甘美なアバンギャルド映画。
物語は二人の女性を軸に展開。一人は「世界で最も純潔な処女」コンテストで優勝し、富豪と結婚するも奇妙な純潔テストに直面するミス・カナダ。もう一人は、カール・マルクスの顔が描かれた船を操り、砂糖と菓子で満たされた船上で革命を謳うアンナ・プラネタ。二つの物語は交わることなく並行して進み、現代社会の偽善や抑圧を痛烈に風刺。排泄、嘔吐、そして死体までもが、グロテスクかつポップなイメージで描かれる衝撃的なシーンの連続。常識を覆す挑発的な表現で、観る者の倫理観を激しく揺さぶる伝説的な問題作。
ネット上の声
- サヴァイヴァル号は重く厳かに進みゆく
- 処女かどうかを鑑定するコンテストで選ばれたミス・ワールドの体験する出来事と、女船
- 【これぞカルト映画のお手本的な狂いっぷり】
- 昔、YouTubeで見た記憶がある作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス,ドイツ,カナダ
- 時間98分
- 監督ドゥシャン・マカヴェイエフ
- 主演カロル・ローレ
-
過去に行った693回の精子提供を通して、ある日突然、533人の子どもの父親であることが発覚した男が巻き込まれる事態を、笑いと涙を交えて描くハートフルドラマ。過去に「スターバック」という仮名で693回の精子提供を行い、その結果として生まれた533人の父親であることがわかった42歳の独身男ダビッド。ある日、弁護士を通じて533人のうち142人が、遺伝子上の父親の身元開示を求める訴訟を起こす予定だと知らされる。身元を明かすつもりは毛頭ないダビッドだったが、子どものうちの1人が、自分が応援するサッカーチームのスター選手であることを知ると、他の子どもたちにも興味がわきはじめ……。
ネット上の声
- 邦題の安っぽさに、誤摩化されず見て欲しい
- リメイク期待。面白くなる余地あるが良作。
- 最強ハートウォーミングストーリーでした♪
- もっと多くの劇場で上映してほしい!
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国カナダ
- 時間110分
- 監督ケン・スコット
- 主演パトリック・ユアール
-
ネット上の声
- 新しい道に魅せられて地平線を探し続けても、私の心は常にあるところに根付いている
- フランス語を話すのか
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国カナダ
- 時間---分
- 監督ミリアム・ヴェルー
- 主演ヤミー・グレゴワ
-
ダニエルは、前途有望な若き女性アリソンが起こした想像を絶する悲劇の中で娘を失ってしまった。2人は許しを経て、友情を育み、共に希望を見つけていく。
ネット上の声
- モーガン・フリーマンは
- これは、堪らなく…
- リーアム・ニーソンの「トレイン・ミッション」に出演。 「ブラック・ウィドウ」ではスカーレット・ヨハンソンの妹分。 「オッペンハイマー」ではオッペンハイマーの恋人役。
- 最近分かりにくくて考察や解説が必要な映画が多い気がするが、この映画はとても分かり
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ,カナダ
- 時間128分
- 監督ザック・ブラフ
- 主演フローレンス・ピュー
-
一発の銃声が、二人の運命を変えた。出会ったばかりの男女が、愛と自由を求めアメリカを横断する逃避行。
オハイオ州での初めてのデート。その帰り道、些細な交通違反をきっかけに白人警官に止められた黒人の男女、クイーンとスリム。状況は悪化し、自己防衛のために警官を射殺。その瞬間から、二人の人生は逃亡劇へと一変する。SNSで拡散された映像により、彼らはいつしか体制への抵抗のシンボルに。警察の追跡を逃れ、自由を求めてアメリカを南下する二人の旅。深まる絆と、彼らを待ち受ける過酷な運命。
ネット上の声
- なぜあそこで逃げてしまったのかと思ったけど、事情を説明しても結局酷い目に遭うと分
- ホントに差別の程度が日本の比じゃない!アメリカ映画をよく観る人にとっては、ちょく
- 善良な黒人たちにとってその白人警官が至上主義者やったとしたら、そいつに武器を持た
- 人種間の対立や差別が悪化する中、アメリカの今を切り取る非常にセンセーショナルな題
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ,カナダ
- 時間132分
- 監督メリーナ・マツーカス
- 主演ダニエル・カルーヤ
-
昏睡状態の母に奇跡が起きるように願い、14歳の少年が周囲の反対を押し切りボストンマラソンに挑戦する感動作。監督・脚本は1985年デトロイトマラソンの勝者でもある、「My Dog Vincent」のマイケル・マッゴーワン。出演はTV作品『ペンタゴン文書/合衆国の陰謀』のアダム・ブッチャー、「愛の選択」「シェフとギャルソン、リストランテの夜」のキャンベル・スコット、「ブロードウェイと銃弾」「ホーンテッドマンション」のジェニファー・ティリーほか。ロンドン・カナディアン映画祭観客賞、パリ映画祭グランプリ受賞。
ネット上の声
- ニーチェ(超人)VS キリスト(カトリック)
- 珠玉は、心の宝箱にしまって置くとして…
- いい映画久しぶりに観ました。
- 少年の思いが心にしみ渡ります
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国カナダ
- 時間98分
- 監督マイケル・マッゴーワン
- 主演アダム・ブッチャー
-
1960年代、ジャズ界の伝説チェット・ベイカー。栄光と転落の果てに、愛と音楽を取り戻すための壮絶な再起の物語。
1960年代後半。かつて「ジャズ界のジェームス・ディーン」と謳われた天才トランペッター、チェット・ベイカー。麻薬に溺れ、栄光の日々は過去のもの。ある日、暴行事件で前歯を失い、演奏家として致命的な宣告。しかし、恋人ジェーンの献身的な愛に支えられ、彼は失われた音を取り戻すための壮絶なリハビリを開始。過去の幻影とドラッグの誘惑に苦しみながらも、再起をかけたニューヨークの伝説的ジャズクラブ「バードランド」のステージへ。彼の奏でる旋律は、希望か、それとも絶望か。一人の男の魂の再生の記録。
ネット上の声
- ジャズトランペッターのチェッド・ペイカーの半生を描いた伝記作品
- 「マイ ファニー バレンタイン」が沁みて。
- CHETの素敵な部分を切り取ったのでOK
- まずは、かっこ悪い邦題にドン引き
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ,カナダ,イギリス
- 時間97分
- 監督ロバート・バドロー
- 主演イーサン・ホーク
-
公開演奏を否定し、録音と著作に専念したカナダの天才ピアニスト、グレン・グールドの伝記映画。題名の通り、全体は32本の短編映画の集成の形をとっている。「32」章とは、「1+30+1」すなわち、グールドの代名詞と言うべきバッハの『ゴールドベルク変奏曲』の構成(主題のアリア+30の変奏+ダ・カーポのアリア)を意味している。ほぼ年代順に並べられた生涯のエピソードに加え、友人や仕事仲間たちのインタヴューが挿入されている。監督はCargoでエミー賞を受賞したフランソワ・ジラール。製作はカナダを代表するパフォーミング・アート映画製作者であるニーヴ・フィッチマン、脚本はジラールと「ロードキル」のドン・マッケラー、撮影は「アイアン・イーグル2」のアラン・ドステイが担当。音楽はグールド演奏のバッハ『ゴールドベルク変奏曲』、ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調』ほか。主演はシェイクスピアなどの古典劇を中心に活躍するコーム・フィオール。
ネット上の声
- カナダの天才ピアニスト、グレン・グールドの生涯について、本作でざっくりと学ぶこと
- グレン・グールドのことは変わり者の音楽家って知識しかなかったからネットでざっと調
- きっとグレングールド君の親戚か同級生が自分たちのために作ったフィルム
- グールドは大好きだけどなんか凝りすぎというか自己満足というか
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国カナダ
- 時間93分
- 監督フランソワ・ジラール
- 主演コルム・フィオール
-
人々が感情の消去を余儀なくされた近未来の社会を背景に、100年以上の時を超えて転生を繰り返す女と男の数奇な運命をスリリングに描いたSFドラマ。
2044年、AI中心の社会において人間の感情は不要とされ、重要な仕事を得るためには感情を消去しなければならなかった。孤独な女性ガブリエルは感情の消去に疑問を抱きながらも、仕事に就くため消去を決意する。彼女は、前世のトラウマを形成した1910年と2014年へさかのぼり、それぞれの時代でルイという青年に出会うが……。
「SAINT LAURENT サンローラン」のベルトラン・ボネロ監督が、イギリスの小説家ヘンリー・ジェームズの中編「密林の獣」を大胆に翻案。近未来をクールに映像化した2044年、35ミリフィルムで撮影した1910年、実際の事件に着想を得た2014年と、異なるコンセプトの3つの世界観で描きだす。レア・セドゥがガブリエル、ジョージ・マッケイがルイを演じ、グザビエ・ドランが共同プロデュースおよび声の出演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。「横浜フランス映画祭 2024」では「けもの」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- スローターハウス5×マトリックス×D・リンチ風が錯綜する迷宮世界を、レア・セドゥとバッドトリップ
- 特殊すぎる構造を持つ近未来SF
- ヘンで歪な映画だけど…
- けものは何か
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,カナダ
- 時間146分
- 監督ベルトラン・ボネロ
- 主演レア・セドゥ
-
「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、「ブレードランナー」続編のメガホンも託されるなど、ハリウッドで注目を集める気鋭監督ドゥニ・ビルヌーブが2009年に故郷カナダで手がけた作品で、モントリオール理工科大学で実際に起きた銃乱射事件をモチーフに描いた社会派ドラマ。1989年12月6日、モントリオール理工科大学に通う女子学生バレリーと友人の男子学生ジャン=フランソワは、いつも通りの1日を送っていた。しかし突然、1人の男子学生がライフル銃を携えて構内に乱入し、女子学生だけを狙って次々と発砲を開始。犯人は14人もの女子学生を殺害し、自らも命を断つ。バレリーは重傷を負ったものの何とか生還し、ジャン=フランソワは負傷した女子学生を救う。それぞれ心に深い傷を負った2人は、その後も続く非日常の中で苦悩にさいなまれるが……。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。
ネット上の声
- 「灼熱の魂」が衝撃的だったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品(彼の作品は2作目)
- 言葉を失う。凶弾が壊した未来と一縷の希望
- 「女であること」「男であること」
- 監督自身の中にも何か歪みを感じた
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国カナダ
- 時間77分
- 監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 主演マキシム・ゴーデット
-
ヨーロッパのクラブシーンの中心のひとつ、イビザ島を拠点に活躍するカリスマDJフランキー・ワイルドは、レコーディングのアクシデントで聴力を失ってしまう。友人や家族に見捨てられ、一時は死を決意するフランキーだが、読唇術を教える一人の女性に出会い、再生への道を歩み出す……。監督は、長編2作目となるマイケル・ドース。音楽に、ビョークやプライマル・スクリームのプロデュースなどを手がけたグラハム・マッセイ。
ネット上の声
- フランキーの破天荒さを受け入れられず適当に流し見する系の作品かなと思ったけど、最
- 片耳が聴こえなくなって落ち込んでた時に兄がオススメしてくれて勇気をもらった映画で
- イビザでブイブイいわせてた天才ハウストラッカーが事故で難聴になり、そこからの復活
- 聴力を失ったイビサの伝説のDJがドン底から這い上がり、再びフロアを揺さぶる大傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,カナダ
- 時間92分
- 監督マイケル・ドース
- 主演ポール・ケイ
-
親友同士の男女が、ミステリアスな美青年に同時に恋をした。友情と恋心が揺れ動く、切なくもスタイリッシュな三角関係の行方。
カナダ、モントリオール。親友であるマリーとフランシスは、ある日、天使のような美貌を持つ青年ニコラと出会い、二人同時に心を奪われる。互いの気持ちに気づきながらも、ニコラの気を引こうと競い合う二人。友情と恋の狭間で嫉妬と駆け引きが渦巻き、三人の関係は次第に危ういバランスを崩していく。果たして、この恋のゲームの勝者は誰なのか。ポップでビタースイートな恋物語。
ネット上の声
- フランス語の『Bang Bang』は聴き惚れた
- 友達にもジュテームって言うかな?
- 男の子の好みも一緒だったのね♡
- グザヴィエ・ドラン監督出演作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国カナダ
- 時間102分
- 監督グザヴィエ・ドラン
- 主演グザヴィエ・ドラン