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全50作品。1970年代のヒューマンドラマ映画ランキング

  1. シャンカラーバラナム 不滅のメロディ
    • A
    • 4.43
    「インディアンムービーウィーク2022 パート1」(22年6月10日~、キネカ大森ほか)上映作品。

    ネット上の声

    • 人生ベスト級の映画に出会ってしまった。音楽と舞踊の力にただただ圧倒される。IMWで観れて本当に良かった!
    • すごかった…!
    • 魂が震えるってこういうことなんだなと。音楽の力って本当にすごい。
    • 古い映画だけど、今観ても色褪せない。芸の道を描いた名作だね。
    音楽、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国インド
    • 時間136分
    • 監督K・ヴィシュワナート
    • 主演J・V・ソーマヤージュル
  2. 地獄の黙示録
    • A
    • 4.34

    ベトナム戦争末期のジャングル奥地、狂気に取り憑かれた大佐の暗殺を命じられた大尉の、魂を揺さぶる戦争叙事詩。

    舞台はベトナム戦争末期。アメリカ陸軍のウィラード大尉に、ある極秘の暗殺命令が下る。ターゲットは、軍の命令を無視し、カンボジアのジャングル奥地で現地人を支配し、自らの王国を築いたとされる伝説の軍人、カーツ大佐。ウィラードは数名の部下と共に哨戒艇で川を遡り、狂気の源流を目指す。その道中で彼が目の当たりにするのは、戦争がもたらす暴力、混乱、そして人間の理性が崩壊していく地獄の光景。旅が進むにつれ、ウィラードは暗殺対象であるカーツの思想に次第に引き込まれていく。彼を待ち受ける衝撃の結末。

    ネット上の声

    • コッポラ監督の狂気がスクリーンから溢れ出てる。戦争の不条理さと人間の闇の奥深くを描いた、まさに映画史に残る傑作だと思う。ワルキューレの騎行のシーンは圧巻。
    • 有名だから観てみたけど、正直長くて退屈だった。何が言いたいのかよく分からなかったな。一般向けじゃないね。
    • とにかく凄い映画。観終わった後、しばらく動けなかった。
    • 映像と音楽の迫力はすごかった。ただ、ちょっと難しくて一度観ただけじゃ全部は理解できなかったかも。
    リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国アメリカ
    • 時間153分
    • 監督フランシス・フォード・コッポラ
    • 主演マーロン・ブランド
  3. ROOTS/ルーツ
    • A
    • 4.32

    18世紀アフリカ、自由を奪われた男クンタ・キンテ。世代を超え受け継がれる、誇りと自由を求める魂の物語。

    1767年、西アフリカのガンビア。マンディンカ族の青年クンタ・キンテは、幸せな暮らしから一転、奴隷としてアメリカへ売られる過酷な運命。言葉も文化も異なる新大陸で、彼は決して自由と誇りを捨てなかった。その不屈の精神は子孫へと受け継がれ、何世代にもわたる苦難と抵抗の歴史を紡いでいく。これは、自らのルーツを求め続けた、ある一家の壮大な年代記。

    ネット上の声

    • クンタ・キンテの壮絶な人生。自由を求める魂の物語は、何十年経っても色褪せない不朽の名作だと思う。
    • 最近のドラマに飽きたら絶対コレ!一気見しちゃった。
    • 長いけど、見始めたら止まらなかった。家族の絆と誇りに涙が出ました。
    • アメリカの歴史を知る上で必見の作品。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1977年
    • 製作国アメリカ
    • 時間565分
    • 監督デヴィッド・グリーン
    • 主演レヴァー・バートン
  4. ルカじいさんと苗木
    • A
    • 4.30

    ソ連時代のグルジアを舞台に、孫のため一本の梨の木を運ぶ老人の、笑いと涙に満ちた壮大な旅路。

    ソ連時代ののどかなグルジアの村。頑固で心優しいルカじいさんの願いはただ一つ、息子夫婦の新居の庭に立派な梨の木を植えること。自ら育てた特別な苗木を掘り起こし、遠い道のりを運ぶと決意したルカじいさん。しかし、その巨大な苗木を運ぶ旅は、想像を絶する困難の連続。トラックの運転手、親切な村人、そしておせっかいな人々まで巻き込んで、前代未聞の大移動が始まる。果たして、ルカじいさんの純粋な想いは、無事に孫の元へ届くのか。ユーモアと温かい人間愛に包まれた、感動の物語。

    ネット上の声

    • おじいちゃんと孫のロードムービー。ただ梨の苗木を探すだけなのに、こんなに多幸感に包まれるなんて…。見てよかったと心から思える作品でした。
    • これは大傑作。人生で一度は見ておくべき映画だと思う。
    • 人生の酸いも甘いも詰まってる感じ。派手さはないけど、じわじわ心に沁みる。
    • タイトルからもっと教訓めいた話を想像してたけど、全然違った!ユーモアもあってすごく好き。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国ソ連
    • 時間90分
    • 監督レゾ・チヘイーゼ
    • 主演ラマーズ・チヒクワーゼ
  5. オルエットの方へ
    • A
    • 4.29

    1970年代フランス、退屈な日常を捨てた二人の娘が繰り広げる、行き当たりばったりの気ままな逃避行。

    舞台は1970年代のフランス、パリ。縫製工場で働くカリプソと、デパート店員のオルエット。退屈な毎日から抜け出すため、二人は南仏のコート・ダジュールを目指し、ヒッチハイクの旅に出る決意。しかし、その旅は計画通りには進まない。道中で出会う個性的な男たちとの気まぐれな交流。次々と寄り道を繰り返し、目的地から遠ざかっていく二人。果たして彼女たちは、本当に望む場所へとたどり着けるのか。ヌーヴェルヴァーグの巨匠ジャック・ロジエが描く、予測不可能な青春の輝きと彷徨。

    ネット上の声

    • 女の子3人のバカンスがただただ眩しい!計画通りにいかない感じもリアルで、見てるこっちまで夏休み気分になっちゃった笑。最高の多幸感!
    • 噂通りの傑作。ドキュメンタリーみたいなのに、ちゃんと映画的な魔法がかかってるのがすごい。
    • 女の子たちがキャッキャしてるのは可愛いけど、ストーリーは特にないかな。ちょっと長く感じちゃったかも。
    • オールタイムベスト!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1970年
    • 製作国フランス
    • 時間161分
    • 監督ジャック・ロジエ
    • 主演ベルナール・メネズ
  6. セリーヌとジュリーは舟でゆく
    • A
    • 4.28

    パリの公園で出会った不思議な二人の女性、セリーヌとジュリー。現実と虚構が入り混じる幽霊屋敷を舞台に、彼女たちが繰り広げる幻想的な冒険。

    1974年の夏、パリ。公園のベンチに座る図書館司書ジュリーの前を、手品師のセリーヌが次々と持ち物を落としながら走り去っていく。彼女を追いかけたことから、性格が正反対な二人の奇妙な共同生活がスタート。やがて二人は、パリの「7b番地」にある古い屋敷の存在を知る。そこでは、一人の男をめぐる二人の女と少女のメロドラマが、毎日同じように繰り返されていた。魔法のキャンディーを食べると、二人はその劇の登場人物として介入できることを発見。繰り返される悲劇から少女を救い出すため、セリーヌとジュリーは物語の結末を書き換えようと試みる。映画と現実の境界が溶け合う、迷宮のような物語。

    ネット上の声

    • 3時間超えって聞いてたけど、セリーヌとジュリーの魅力に引き込まれてあっという間だった!ファッションも可愛いし、不思議な世界観が最高。頭空っぽにして楽しむのが吉かもw
    • 世界観は面白いんだけど、さすがに長すぎるかな…。途中でちょっと集中力が切れちゃった。
    • これぞ映画の魔法!最高!
    • パリの街を舞台にした不思議な迷宮に迷い込んだみたい。ストーリーを追うより、雰囲気を楽しむ映画。ちょっと難解だけど、そこがいい。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国フランス
    • 時間192分
    • 監督ジャック・リヴェット
    • 主演ジュリエット・ベルト
  7. スティング
    • A
    • 4.26

    1930年代シカゴ、師を殺された若き詐欺師が伝説の賭博師と組み、巨大な悪に挑む痛快コン・ゲーム。

    舞台は1930年代、大恐慌下のシカゴ。日々の糧を稼ぐ若き詐欺師ジョニー・フッカー。しかし、彼の師匠が、冷酷な大物ギャング、ドイル・ロネガンの怒りを買い、無残にも殺害される。復讐を誓ったフッカーは、伝説の賭博師ヘンリー・ゴンドーフを訪ね、協力を仰ぐ。二人は各地から一流の詐欺師たちを呼び集め、ロネガンから大金を騙し取るための壮大な計画を開始。警察やロネガンが放った殺し屋に追われながら、緻密に張り巡らされた罠。二転三転する予測不能な展開の果てに、彼らを待ち受ける結末。

    ネット上の声

    • 昔の映画って敬遠してたけど、これはマジで面白い!音楽もお洒落だし、最後のどんでん返しには完全にやられた。見てよかったー!
    • 何度見てもスカッとする!これぞエンタメの王道ですね。
    • 最高のコンビ!
    • テンポが良くて見やすい。ラストは知ってても楽しめますね。
    どんでん返し、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国アメリカ
    • 時間129分
    • 監督ジョージ・ロイ・ヒル
    • 主演ロバート・レッドフォード
  8. 軍旗はためく下に
    • A
    • 4.25

    終戦後27年、戦犯として処刑された夫の汚名をそそぐため、妻が国家の嘘と戦争の狂気に挑む社会派ミステリー。

    舞台は、太平洋戦争終結から27年が過ぎた日本。未亡人サキエのもとに届いた、戦死した夫・富樫勝男の軍人恩給に関する通知。そこには「敵前逃亡により銃殺刑」という衝撃の事実。公式記録に納得できないサキエは、夫の名誉回復のため、たった一人で真相究明を開始。かつての戦友たちを訪ね歩く彼女。しかし、彼らの口から語られる証言は食い違い、戦場の飢えと狂気がもたらしたおぞましい記憶が次々と蘇る。証言を重ねるほどに浮かび上がる、夫の本当の姿と戦争の不条理。彼女が最後にたどり着く、残酷な真実の果て。

    ネット上の声

    • 深作欣二監督の最高傑作との呼び声も高いけど、まさにその通り。戦争版「藪の中」って感じで、証言が食い違う中で真実を探していく構成がすごい。ただの反戦映画じゃなくて、一級のミステリーとしても楽しめた。
    • 戦争の悲惨さとか、国の無責任さが突き刺さる。観ていて本当に苦しくなったけど、日本人として知っておくべき事実だと思った。
    • テーマは重いし、すごい映画なのはわかる。でもちょっと構成が難しくて、話に入り込むのが大変だったかな。
    • 観ずに死ねるか!
    戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1972年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督深作欣二
    • 主演丹波哲郎
  9. ある結婚の風景
    • A
    • 4.23

    結婚10年目の完璧な夫婦。その理想の仮面の裏で、静かに崩壊していく愛と信頼の記録。イングマール・ベルイマンが描く、痛々しくも美しい魂の解剖図。

    1970年代のスウェーデン。弁護士のマリアンと大学教授のヨハンは、二人の娘に恵まれた誰もが羨む理想の夫婦。しかし、結婚10年目を迎えたある日、ヨハンが突然、若い愛人の存在を告白し家を出ていく。完璧だったはずの日常の崩壊。絶望の淵で、マリアンは精神的・経済的自立を模索し始める。一方、新たな生活を始めたヨハンもまた、埋めがたい心の空虚に苦しむ。離婚、そして再会。憎しみと愛情の狭間で揺れ動きながら、互いを縛り付けていた「結婚」という制度から解放されたとき、二人が見つけ出す本当の関係性とは。長い年月をかけた、ある男女の愛の年代記。

    ネット上の声

    • 結婚している人なら刺さる部分が多すぎる…。夫婦の会話が生々しくて、見ていて胸が苦しくなった。リヴ・ウルマンの演技が神がかってる。
    • ある意味ホラー映画って言われてるのが分かったw 精神的にジワジワくる感じがすごい。
    • ただただ長い会話が続くだけで退屈だった。共感もできず、何が言いたいのかよく分からなかったです。
    • これぞ会話劇の最高峰。人間のエゴや脆さが詰まってる。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国スウェーデン
    • 時間168分
    • 監督イングマール・ベルイマン
    • 主演リヴ・ウルマン
  10. デルス・ウザーラ
    • A
    • 4.21

    20世紀初頭のシベリア。ロシア人探検家と先住民猟師が育む、文明を超えた魂の交流。黒澤明が描く、大自然と人間の壮大な叙事詩。

    舞台は20世紀初頭、ロシア極東の広大なシベリア。地理調査に訪れたロシア軍探検家アルセーニエフは、深い森で先住民の老猟師デルス・ウザーラと出会う。自然を神と崇め、森羅万象と対話するデルス。その驚異的な知識と経験は、吹雪や猛獣の脅威から何度も探検隊の命を救う。文明社会の人間と大自然に生きる人間。異なる世界に生きる二人の間に芽生える、言葉や文化を超えた固い友情。しかし、時代の変化と老いが、デルスの生き方に静かな影を落とし始める。

    ネット上の声

    • シベリアの壮大な自然とデルスの生き様に感動。隊長との友情が温かくて、最後は号泣でした。忘れかけてた大切なものを思い出させてくれる映画。
    • 映像は綺麗だけど、ストーリーが淡々としてて少し眠くなっちゃった。ドキュメンタリーを見てるみたいで、私には合わなかったかも。
    • 「カピターン!」って呼ぶ声が忘れられない。
    • 文明社会で失ったものがここにある。とにかく泣ける。
    ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1975年
    • 製作国ソ連
    • 時間161分
    • 監督黒澤明
    • 主演ユーリー・サローミン
  11. ラ・パロマ
    • A
    • 4.19

    死の病に冒された歌姫ラ・パロマの、破滅的で甘美な恋。様式美と虚構性に彩られた、究極のデカダン・メロドラマ。

    1970年代、ヨーロッパの退廃的な社交界。結核に冒され、死の影と隣り合わせに生きる美しき歌姫ラ・パロマ。彼女の前に現れた富豪の青年イシドールは、そのすべてを捧げるほどの情熱的な愛を告白。しかし、自らの運命を悟る彼女は、彼の愛を試すかのように、全財産を使い果たすことを要求。オペラのような豪華絢爛なセットの中で、二人の愛は破滅へと向かって加速。死を前にしたヒロインが選ぶ、あまりにも甘美で残酷な愛の結末。

    ネット上の声

    • ◎ 短いビュル・オジエの颯爽と現れる場面が好きだ!
    • 突然始まるデュエットシーンの画作りが頭おかしい
    • ちょっと変わってる映画
    • オペラ調怪異譚
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国スイス,フランス
    • 時間110分
    • 監督ダニエル・シュミット
    • 主演イングリット・カーフェン
  12. オープニング・ナイト
    • A
    • 4.18

    喝采の裏で狂気に蝕まれる大女優の魂の彷徨、その幕が上がる圧巻の心理ドラマ。

    1970年代アメリカ、ブロードウェイ。新作舞台の初日を控えるベテラン女優マートル・ゴードン。栄光の絶頂にいる彼女の日常は、一人の熱狂的なファンの事故死をきっかけに崩壊。少女の幻影に悩まされ、アルコールに溺れ、現実と舞台上の役柄との境界を見失っていくマートル。共演者やスタッフとの衝突を繰り返し、公演は中止の危機。狂気の淵をさまよう彼女が、すべてを賭けて挑むオープニング・ナイト。その先に待つのは喝采か、破滅か。

    ネット上の声

    • 大好きなロックバンド、EGO-WRAPPIN' の楽曲にカサヴェテスというノリノ
    • 女優を演じる”女優”ジーナ・ローランズ
    • 舞台のタイトルは「セカンド・ウーマン」
    • 避けられない“老い”を受け入れる覚悟
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1977年
    • 製作国アメリカ
    • 時間144分
    • 監督ジョン・カサヴェテス
    • 主演ジーナ・ローランズ
  13. ネットワーク
    • A
    • 4.18

    視聴率のためなら狂気さえもショーにする。テレビ業界の闇を痛烈に描き、現代にも通じるメディアの恐ろしさを暴いた伝説的社会派ドラマ。

    1970年代、視聴率競争が激化するアメリカのテレビ業界。長年ニュースキャスターを務めてきたハワード・ビールは、視聴率低迷を理由に解雇を宣告される。絶望した彼は、生放送中に「2週間後に拳銃自殺する」と宣言。この前代未聞の放送が、皮肉にも驚異的な視聴率を叩き出す。視聴率至上主義のテレビ局は、彼の「狂気」にビジネスチャンスを見出し、「怒れる預言者」として祭り上げ、過激な番組を企画。社会への怒りをぶちまけるハワードは、大衆のカリスマとなっていくが、その精神はますます蝕まれていく。視聴率という怪物に飲み込まれた男の衝撃的な終焉。

    ネット上の声

    • 約50年前の作品とは思えないほどストーリー・映像共に古さを感じない、現代にも通じるTV業界の闇を徹底的に描ききった衝撃作
    • フェイ・ダナウェイさんのおっぱいはぷるんぷるん
    • 警鐘を鳴らしても結局変わらない・・・?
    • 面白くなきゃTVじゃない。本当に?
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間121分
    • 監督シドニー・ルメット
    • 主演ウィリアム・ホールデン
  14. ロッキー
    • A
    • 4.18

    フィラデルフィアのしがないボクサーに舞い込んだ奇跡。愛と名誉を懸けた、人生最大のリング。

    1970年代、アメリカ・フィラデルフィア。借金の取り立てで日銭を稼ぐ、しがない三流ボクサー、ロッキー・バルボア。彼のうだつの上がらない日常は、世界ヘビー級王者アポロ・クリードの対戦相手に、偶然選ばれたことで一変。誰もが不可能と笑う中、ロッキーはただ一つの目的のために立ち上がる。「最後までリングに立つこと」。愛する女性エイドリアンの支えを力に、血の滲むようなトレーニングの日々。人生の負け犬が、たった一度のチャンスに己の全てを懸ける、不屈の闘いの記録。

    ネット上の声

    • 長らく端役俳優だった30歳前のスタローンが、自らの境遇を脚本に叩き込んで自ら主役
    • 我等が世代にはバイブル的作品。 サントラ買ってそれ聞きながらシャド...
    • THEアメリカン・ドリームムービー。 試合前日に勝てないと弱音を吐...
    • これぞアメリカン・ドリームの本革命!!
    ロッキー、 ボクシング、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間119分
    • 監督ジョン・G・アヴィルドセン
    • 主演シルヴェスター・スタローン
  15. 炎のマリア
    • A
    • 4.16
    ブルガリアがオスマン・トルコの圧政下におかれた17世紀後半、ロードヘ山脈にくりひろげられる復讐と悲劇。72年第18回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭・審査員特別賞受賞作品。監督はこれが遺作のメトーディ・アンドーノフ、脚本・原作はニコライ・ハイトフ、撮影はディーモ・コラロフ、美術はコンスタンチン・ジドロフ、音楽はシメオン・ピロンコフが各々担当。出演はカーチャ・パスカレーワ、アントン・ゴルチェフ、ミレン・ペネフなど。

    ネット上の声

    • オスマントルコの圧政下にあった17世紀のブルガリアの村、4人のトルコ人に妻を殺さ
    • 17世紀ブルガリア、オスマン・トルコの圧政に晒されていた時代の物語
    • [家族ぐるみの復讐事業] 60点
    • (VHS)
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1972年
    • 製作国ブルガリア
    • 時間90分
    • 監督メトーディ・アンドーノフ
    • 主演カーチャ・パスカレーワ
  16. ペーパー・ムーン
    • A
    • 4.16

    1930年代アメリカ、聖書売りの詐欺師と孤児の少女。親子かもしれない二人が繰り広げる、奇妙で愛おしい旅路の始まり。

    舞台は1930年代、大恐慌時代のカンザス。母を亡くしたばかりの9歳の少女アディの前に現れた、聖書売りの詐欺師モーゼ・プレイ。親子かもしれないという曖昧な関係のまま、二人はミズーリ州に住む叔母の家を目指す旅に出る。大人顔負けの頭脳でモーゼの詐欺を手伝うアディと、どこか憎めないモーゼ。道中で育まれる奇妙な絆と、次々と巻き起こる騒動。果たして、二人の旅がたどり着く終着点とは。

    ネット上の声

    • 印象的なニット帽をかぶり、短髪にオーバーオール
    • かつてテイタム•オニールという美少女がいた
    • 女の子とダメ男のロードムービーにほっこり
    • ほんのり香る甘さにちょっぴり辛いスパイス
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国アメリカ
    • 時間103分
    • 監督ピーター・ボグダノヴィッチ
    • 主演ライアン・オニール
  17. トリュフォーの思春期
    • A
    • 4.16

    1976年、フランスの田舎町。いたずら、初恋、小さな冒険。子供たちの瞳を通して描かれる、誰もが経験した甘酸っぱい日々の記録。

    夏休みを間近に控えたフランスの地方都市ティエール。学校に通う様々な子供たちの日常を、温かい眼差しで切り取った物語。初めての恋に胸をときめかせる少年、親の愛情に恵まれず孤独を抱える子、ささいなことで喧嘩し、すぐに仲直りする仲間たち。特別な事件は起こらない。しかし、そこには子供時代にしか存在しない、かけがえのない喜び、悲しみ、そして発見の数々。大人になる一歩手前の、きらめくような一瞬の輝き。

    ネット上の声

    • 1976年夏、フランス中部の街ティエールで暮らす小学生たちを描いた、フランソワ・
    • 原題“L'argent de Poche”はお小遣い、ポケットマネーの意味
    • 子供時代に苦しんだ者ほど生命力に恵まれる
    • 振り返る人生があってこそ楽しめる映画。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国フランス
    • 時間105分
    • 監督フランソワ・トリュフォー
    • 主演ジョリー・デムソー
  18. ストーカー
    • A
    • 4.16

    とある部屋を目指して、ゾーンと呼ばれる廃墟群を旅する作品

    隕石の落下により、草木が生い茂る謎の領域「ゾーン」が生まれた近未来。その中心には、入った者の最も切実な願いを叶えるという「部屋」が存在。立ち入りが固く禁じられたその場所へ、人々を導く案内人「ストーカー」。彼は、人生に絶望した「作家」と、ゾーンの破壊を目論む「教授」を連れ、危険な旅に出る。厳重な警備を抜け、予測不能な罠が仕掛けられたゾーンを進む三人。しかし、彼らを待ち受ける最大の試練は、自らの心の奥底にある欲望と絶望との対峙。果たして彼らは「部屋」に辿り着き、本当に願うべきものを見つけられるのか。

    ネット上の声

    • 神を信じようとする男、神の恵みに生きる女
    • ストーカー(ハンター)たちが追うものとは
    • 路傍のピクニック(ストーカー)読了済み
    • だが、それだけでは悲しすぎる・・・
    ヒューマンドラマ、 SF
    • 製作年1979年
    • 製作国ソ連
    • 時間163分
    • 監督アンドレイ・タルコフスキー
    • 主演アレクサンドル・カイダノフスキー
  19. モスクワは涙を信じない
    • A
    • 4.14

    1950年代のモスクワで夢を追う三人の女性。20年の時を経て彼女たちが見つけた本当の幸せとは。

    1958年、モスクワ。田舎から上京し、同じ寮で暮らすカテリーナ、リュドミラ、アントニーナ。野心家のカテリーナは、素性を偽ってエリート男性と恋に落ちるが、妊娠を告げると捨てられてしまう。シングルマザーとして娘を育てながら、必死に働き、学び続けることを決意。それから20年後、工場長として成功を収めた彼女の前に、一人の魅力的な男性が現れる。一度は人生に絶望した女性が、不屈の精神で自らの手で幸せを掴み取る、感動の人生賛歌。

    ネット上の声

    • ヒロインたちやけに老けてるな〜と思ってたらそのまま同キャストで40代くらいまで演
    • “アレクサンドラはモスクワの子だ”
    • Александра (アレクサンドラ)
    • これが反体制映画?とんでもない。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国ソ連
    • 時間150分
    • 監督ウラジミール・メニショフ
    • 主演ヴェーラ・アレントワ
  20. 不安は魂を食いつくす
    • A
    • 4.12
    ニュー・ジャーマン・シネマを牽引したライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、1955年製作のダグラス・サーク監督作「天はすべて許し給う」の物語を下敷きに、愛に起因する苦悩や残酷さを鮮やかに描いた傑作ドラマ。 ドイツ、ミュンヘン。夫に先立たれ掃除婦として働く初老の女性エミは、ある雨の夜、近所の酒場で移民労働者の青年アリと出会う。2人は恋に落ちすぐに結婚を決めるが、エミの子どもたちや仕事仲間からは冷たい視線を向けられる。それでも愛を育んでいくエミとアリだったが……。 1974年・第27回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、ファスビンダー監督の名を世界に知らしめた。日本では2023年7月に劇場初公開。

    ネット上の声

    • 幸福が楽しいとは限らない
    • ずっと気になってたファスビンダー作品をスクリーンで観る💕最終日に滑り込み
    • 話がトントンと進んでいく
    • 70年代の西ドイツにて
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国ドイツ
    • 時間90分
    • 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
    • 主演ブリギッテ・ミラ
  21. ホロコースト/戦争と家族
    • A
    • 4.12
    戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国アメリカ
    • 時間445分
    • 監督マーヴィン・J・チョムスキー
    • 主演ジェームズ・ウッズ
  22. 22

    1900年

    1900年
    • A
    • 4.12

    20世紀初頭のイタリア、同じ日に生まれた地主と小作人の息子。激動の時代に翻弄される二人の男の壮大な生涯。

    1900年1月27日、北イタリアの農村で二人の男の子が誕生。一人は大地主の跡取りアルフレード、もう一人は小作人の息子オルモ。生まれも育ちも正反対の二人だが、幼少期は身分を超えた友情を育む。しかし、成長と共にファシズムの台頭、二つの世界大戦という激動の時代が彼らの運命を分かち、引き裂いていく。愛、裏切り、革命、そして戦争。イタリアの現代史そのものを背景に、対立しながらも心の奥底で繋がり続ける二人の男の友情と対立を、5時間超のスケールで描き切った一大叙事詩。

    ネット上の声

    • 歴史を辿るというよりも、友情が時代や立場を超えても成り立つであろうかという検証物語だったかも…
    • 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が弱冠35歳で撮ったイタリア近代史を背景にした壮大な大河ドラマ
    • もっとどっぷりヒューマンドラマなのかな、と勝手に思ってた〜
    • チン○コが観れる映画という不純な動機で知った映画✨
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国イタリア,フランス,ドイツ
    • 時間316分
    • 監督ベルナルド・ベルトルッチ
    • 主演ロバート・デ・ニーロ
  23. こわれゆく女
    • A
    • 4.11

    1970年代アメリカ、精神のバランスを崩した主婦と、彼女を愛し続ける夫。家族の愛と崩壊を描く衝撃の物語。

    1970年代アメリカ。3人の子供の母メイベルは、愛する夫ニックと幸せに暮らすも、その繊細すぎる心が時に奇行を呼ぶ。ある日、夫の不在をきっかけに彼女の精神の均衡が大きく崩壊。ニックは不器用な愛で彼女を支えようとするが、その行動が逆にメイベルを追い詰めていく。周囲から孤立し、狂気の淵をさまよう妻。家族の愛の形が試される、あまりにも痛切な日々の記録。

    ネット上の声

    • 彼女の精神が壊れる原因は家庭にあるので精神病院に送っても無駄なんです、、
    • 色々な感情を引き出してくれる作品
    • 引き受け続けるということ
    • 迫真、緊張、そして安堵。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国アメリカ
    • 時間145分
    • 監督ジョン・カサヴェテス
    • 主演ジーナ・ローランズ
  24. あんなに愛しあったのに
    • A
    • 4.10

    第二次大戦後のイタリア、30年に渡る3人の男と1人の女の物語。時代に翻弄された友情と愛の行方。

    1944年、イタリア解放を共に戦った3人の若きパルチザン、ジャンニ、アントニオ、ニコラ。戦後、それぞれの道を歩み始めた彼らの人生は、女優を夢見るルチアーナとの出会いで交錯。理想と現実、成功と挫折、そして変わらぬ友情と愛。イタリアの戦後史を背景に、30年の歳月が彼らにもたらしたものを描く一大叙事詩。かつての誓いは、果たして守られたのか。彼らの再会がもたらす、ほろ苦い真実。

    ネット上の声

    • エットレ・スコーラはやはり名作が多いなと、うーんと唸ってしまう作品
    • 孤独な金持ち、貧乏人の友沢山
    • 男性三人+女性一人の人生模様
    • きっと私も○○だ!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国イタリア
    • 時間123分
    • 監督エットレ・スコーラ
    • 主演ニーノ・マンフレディ
  25. 映画に愛をこめて アメリカの夜
    • A
    • 4.10

    映画作りは魔法か、戦場か。フランソワ・トリュフォーが映画人へ贈る、愛と狂気に満ちた人間賛歌。

    舞台は南フランス、ニースの撮影スタジオ。一本のメロドラマ映画「パメラを紹介します」の撮影現場。監督のフェランは、次々と起こるトラブルに奔走する。主演女優の精神不安定、俳優同士の恋愛沙汰、猫のNG連発。撮影は混乱の極みへ。虚構と現実が交錯する中、多くの困難を乗り越え映画を完成させるという一つの目的へ向かうスタッフとキャスト。映画作りの裏側にある喜怒哀楽のすべて。

    ネット上の声

    • 映画とは愛すべき壮大な共同妄想夢芝居  
    • 『映画』を愛するすべての人へ愛を込めて。
    • トリュフォー監督の映画の中の映画作り
    • 映画製作は、駅馬車の旅と似ている
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国フランス,イタリア
    • 時間117分
    • 監督フランソワ・トリュフォー
    • 主演ジャクリーン・ビセット
  26. シュトロツェクの不思議な旅
    • A
    • 4.10

    ベルリンの片隅で生きる男が夢見たアメリカンドリーム。しかし、希望の地で彼を待っていたのは、あまりにも奇妙で残酷な現実。

    1970年代、西ベルリン。刑務所から出所したばかりのしがない大道芸人ブルーノ・シュトロツェク。娼婦のエーファ、風変わりな老人のショイツと共に、彼は新天地アメリカへの移住を決意。ウィスコンシン州の田舎町で手に入れたトレーラーハウスでの新生活。しかし、言葉の壁、文化の違い、そして容赦ない資本主義の論理が彼らを追い詰めていく。夢と現実の狭間で狂気に蝕まれていく男の、哀しくも滑稽な旅路の果て。

    ネット上の声

    • だっ誰か止めて…(byウサギ&ニワトリ)
    • アメリカンドリームの果てに…
    • ジョイ・ディヴィジョン
    • なんだか切ない
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1977年
    • 製作国ドイツ
    • 時間110分
    • 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
    • 主演ブルーノ・S
  27. 希望の樹
    • A
    • 4.10

    革命前夜のジョージアの村。古い因習に縛られた男女の悲恋が、村人たちの運命を狂わせていく叙情詩。

    20世紀初頭、革命前のジョージア(旧ソ連)の小さな村。村一番の美しい娘マリータは、貧しい青年ゲディヤと将来を誓い合っていた。しかし、彼女は親の命令で裕福な男のもとへ嫁がされることに。愛を貫こうとするマリータのささやかな抵抗。だが、その純粋な想いは、村の厳格な掟と共同体の秩序を乱す禁忌だった。彼女の行動が引き金となり、村人たちの間に渦巻く迷信と狂気が増幅。やがて、伝統の名の下に、取り返しのつかない悲劇が訪れる。

    ネット上の声

    • 管理のカ、正義のセ、希望のキ
    • 「懺悔」が傑作だったので今回のジョージア映画祭で祈り三部作の残りを観られることを
    • 『祈り』の後に続けて観たので、色彩の鮮やかさに目を奪われました
    • 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国ソ連
    • 時間107分
    • 監督テンギズ・アブラゼ
    • 主演リカ・カヴジャラーゼ
  28. 刑事コロンボ/忘れられたスター
    • A
    • 4.10

    往年の大女優が仕掛けた完璧な密室殺人。老いと忘却への恐怖が、彼女を完全犯罪へと駆り立てる。

    1970年代、ハリウッド。かつてのミュージカル映画の大スター、グレース・ウィラーは、カムバックを夢見るも、富豪の夫に資金提供を拒絶される。ある夜、夫は書斎で拳銃自殺。状況証拠は完璧。しかし、現場に現れたのはヨレヨレのコートがトレードマークのコロンボ警部。彼は、故人が見ていた未完成の映画フィルムや、現場の僅かな違和感から、完璧に見えた自殺に疑念を抱く。女優が人生を賭けて演じる「悲劇の未亡人」という役。その完璧な脚本を、コロンボの執拗な質問が少しずつ崩していく。

    ネット上の声

    • シリーズ唯一?犯人が逮捕されない作品!
    • コロンボでは、一、二を争うほど好きな作品
    • ドラマ>推理・・・これもコロンボ
    • ドラマ要素の強い異色作☆3.0
    ヒューマンドラマ、 刑事コロンボ
    • 製作年1975年
    • 製作国アメリカ
    • 時間91分
    • 監督ハーヴェイ・ハート
    • 主演ピーター・フォーク
  29. フォロー・ミー
    • A
    • 4.09

    妻の浮気を疑う堅物な夫が雇った私立探偵。しかし、彼が目撃したのは、ロンドンの街を自由に舞う妻の誰も知らない魅力的な素顔だった。

    1970年代のロンドン。裕福だが嫉妬深い会計士のチャールズと、その若く美しいアメリカ人の妻ベリンダ。妻の不可解な外出に浮気を疑ったチャールズは、私立探偵に尾行を依頼。しかし、探偵が目撃したのは、映画館や公園で一人時間を楽しむベリンダの無邪気な姿。それは退屈な日常から逃れるための、彼女のささやかな冒険。探偵は次第に彼女の魅力に惹かれ、夫への報告も曖昧に。三人の奇妙な関係が、やがて予期せぬ結末へと向かう。

    ネット上の声

    • 製作が「マルタの鷹」「カサブランカ」「OK牧場の決斗」「勇気ある追跡」のハル・B
    • 昨日通りかかったら上映してたので観たよん
    • 親米派の巨匠が遺した異色のラブストーリー
    • 「人生、追いつ追われつ」がいいのかも☆
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1972年
    • 製作国イギリス
    • 時間93分
    • 監督キャロル・リード
    • 主演ミア・ファロー
  30. 特別な一日
    • A
    • 4.08

    1938年、ローマ。ファシズムが熱狂する歴史的な一日、孤独な主婦と秘密を抱えた男の、束の間の出会い。

    舞台は1938年5月、ヒトラーがローマを訪問する祝祭の日。国民がパレードに熱狂する中、アパートに取り残された主婦アントニエッタ。退屈な日常を送る彼女の前に現れたのは、向かいに住む男ガブリエーレ。彼は反ファシストとして警察に連行される直前の元ラジオアナウンサー。社会から疎外された二人が心を通わせる、たった一日だけの特別な時間。抑圧された時代の中で見つけた、ささやかな魂の解放の物語。

    ネット上の声

    • 観終わった後、特別な充実感が味わえる逸品
    • 全てにおいての細かい演出が素晴らしい。
    • ソフィアとマルチェロの二人芝居
    • 建物の映し方がすごくいい
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1977年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間106分
    • 監督エットレ・スコーラ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  31. 逃げ去る恋
    • A
    • 4.08

    過去の恋、現在の妻、新たな出会い。愛を求め続ける男、アントワーヌ・ドワネルの人生の旅路、その最終章。

    30代になり、作家として働くアントワーヌ・ドワネルは、妻クリスティーヌとの離婚の真っ只中。そんなある日、列車の中で初恋の相手コレットと偶然再会する。これをきっかけに、彼の脳裏にはこれまでの恋愛遍歴が次々と蘇る。クリスティーヌとの出会いと別れ、そして新たな恋人サビーヌとの関係。過去と現在が交錯する中で、彼は自身の愛の形を見つめ直す。一人の男の成長と人生を20年にわたり描き続けた、トリュフォー監督によるドワネル・シリーズの感動的な完結編。

    ネット上の声

    • ドワネルシリーズ最終回、前4作の伏線がこんな形で回収されるとは!ストーリーの巧さ
    • フランソワ・トリュフォー監督による"アントワーヌ・ドワネルの冒険"シリーズの5作
    • この作品だけ観ても良さは半減するのかな🤔
    • アントワーヌ・ドワネルくん、ついに最終章
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国フランス
    • 時間96分
    • 監督フランソワ・トリュフォー
    • 主演ジャン=ピエール・レオ
  32. 暴動島根刑務所
    • A
    • 4.08

    昭和40年代、鉄壁の刑務所で囚人たちの怒りが爆発。理不尽な支配に牙を剥く、男たちの壮絶な実録バイオレンス。

    舞台は昭和40年代、島根刑務所。そこは看守による非人道的な暴力と過酷な労働が支配する、まさしく地獄。各地から集められた荒くれ者の囚人たちは、人間としての尊厳を奪われ、不満を募らせていた。そんな中、一人の男の反抗をきっかけに、抑圧された者たちの怒りがついに臨界点を超える。自由と尊厳を賭けた、囚人たちの組織的な大暴動の勃発。権力に立ち向かう男たちの、血と汗にまみれた壮絶な闘争の記録。

    ネット上の声

    • ご当地ムービー
    • 題名が酷いけど大傑作
    • フィクション
    • 飯よこせっ♪飯よこせっ♪♪飯よこせっ♪♪♪
    脱出、 刑務所、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1975年
    • 製作国日本
    • 時間95分
    • 監督中島貞夫
    • 主演松方弘樹
  33. アル中女の肖像
    • A
    • 4.08
    2020年ベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーが1970年代末から80年代にかけて発表した「ベルリン3部作」の第1作。1980年代の西ドイツでアート&ファッションのアイコン的存在であったタベア・ブルーメンシャインを主演に迎え、酒飲みの女の人生を描き出す。 共演にはパンク歌手のニナ・ハーゲン、「アルファヴィル」のエディ・コンスタンティーヌ、前衛的な芸術運動「Fluxus(フルクサス)」に参加したウルフ・ボステル、戦後ドイツを代表する芸術家マーティン・キッペンバーガーら多彩なキャストが集結。ブルーメンシャインが衣装も担当した。 日本では2023年8月に劇場初公開。

    ネット上の声

    • なんて素敵な映画でしょう
    • 飲んで飲んで飲みまくる
    • 目的やストーリーがわからない作品を暗闇の中時間感覚もなく観るのが辛くて諦めかけた
    • 映画『バービー』で示さんとしていた大義は「女が終始無言のまま泥酔しながら酒を飲み
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国ドイツ
    • 時間108分
    • 監督ウルリケ・オッティンガー
    • 主演タベア・ブルーメンシャイン
  34. ワイルド・ブラック/少年の黒い馬
    • A
    • 4.08

    嵐の夜、船が難破。無人島に流れ着いた少年と野生の黒馬。言葉を超えた絆で結ばれた、奇跡の物語。

    1946年、アフリカ沖。少年アレックは、船上で出会った荒々しいアラブの黒馬に心を奪われる。しかし、突然の嵐が船を沈没。奇跡的に助かったのは、アレックと黒馬だけ。流れ着いた無人島での孤独な生活。最初は警戒していた黒馬も、アレックの優しさに次第に心を開いていく。やがて救助され、故郷アメリカに戻った二人。元騎手のヘンリーとの出会いが、彼らの運命を大きく変える。目指すは、史上最大のレースへの挑戦。

    ネット上の声

    • 流麗なスタイルと、その筋肉の躍動感
    • 少年と馬の感動の友情物語
    • 馬好きの人に見てほしい
    • 馬って海で泳ぐ時は….
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国アメリカ
    • 時間117分
    • 監督キャロル・バラード
    • 主演ケリー・レノ
  35. 屋根の上のバイオリン弾き
    • A
    • 4.07

    20世紀初頭のロシア、伝統と愛に揺れるユダヤ人一家の父親の葛藤と希望の物語。

    舞台は1905年、帝政ロシアのユダヤ人居住区アナテフカ村。信心深く、貧しいながらも5人の娘たちと幸せに暮らす牛乳屋のテヴィエ。彼の日常は、娘たちが伝統的な結婚仲介を無視し、自ら愛する相手を見つけ始めたことで一変。娘たちの幸せを願いながらも、古くからの「しきたり」と新しい時代の価値観との間で激しく葛藤するテヴィエ。さらに、村には反ユダヤ主義の暗い影が忍び寄る。時代の荒波が家族を飲み込もうとする中、彼が下す大きな決断とは。

    ネット上の声

    • 原作者はウクライナ出身 話の舞台はウクライナの架空の村アナテフカ
    • ドキュメンタリー版公開に合わせて何だかんだ初鑑賞🎻
    • 辛い話だが、慣れてもダレてもいけない話。
    • 私達は何故、平和と悲劇を繰り返すのか
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1971年
    • 製作国アメリカ
    • 時間181分
    • 監督ノーマン・ジュイソン
    • 主演トポル
  36. 海の狼
    • A
    • 4.07
    海に生きる男の暴力と死、人間性と非人間性をめぐる葛藤を描く海洋映画。製作はアーサー・コーンとウォルター・ウルブリッヒ、監督は「三文オペラ」のヴォルフガング・シュタウテ、脚本はウォルター・ウルブリッヒ、原作はジャック・ロンドン、撮影はアンドレ・ザラ、音楽はハンス・ポセガが各々担当。出演はエドワード・ミークス、ライモンド・ハームストロフ、ブァトリス・カードン、エメリッヒ・シェファー、ペーター・コックなど。
    ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
    • 製作年1974年
    • 製作国ドイツ,ルーマニア,フランス
    • 時間88分
    • 監督ウォルフガング・スタウト
    • 主演エドワード・ミークス
  37. 秋のソナタ
    • A
    • 4.06

    7年ぶりに再会した、著名なピアニストの母と娘。一夜にして噴出する、愛と憎しみの壮絶な対話劇。

    著名なピアニストである母シャルロッテが、7年ぶりに娘エヴァのもとを訪れる。ノルウェーの静かな牧師館での穏やかな再会。しかし、その夜、長年互いの胸に秘めてきた愛憎が堰を切ったように溢れ出す。母に愛されなかったと信じる娘の魂の叫び。芸術を愛し、娘を二の次にしてきた母の後悔と自己弁護。一夜限りの空間で繰り広げられる、壮絶な言葉の応酬。それは、互いの存在そのものを問う、痛切な対話。果たして、二人の間に救いはあるのか。

    ネット上の声

    • 母娘の確執の陰に、神の存在を感じてしまう
    • 失うことを恐れては真の親子にはなれない
    • 徹底的に現実的である、という事の怖さ
    • ベルイマン作品の根底にあるもの…
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国スウェーデン
    • 時間92分
    • 監督イングマール・ベルイマン
    • 主演イングリッド・バーグマン
  38. ある結婚の風景
    • A
    • 4.05
    結婚10年目を迎え、順風満帆の夫婦生活を送っていたユーハンとマリアン。だがある日、ユーハンが浮気を告白。マリアンは関係修復を訴えるが、ユーハンは激しい口論の末家を出てしまう。やがて2人は再会し本音でじっくり語りあうが、溝は深まるばかりで…。

    ネット上の声

    • なんでも、《腐敗》と《発酵》は本質的に同じ現象なのだ、ときく
    • ベルイマン監督による史上最大級の会話劇
    • 長尺に怯んでモジモジしてた期間を後悔!
    • 犬も食わぬ夫婦喧嘩をのぞき見する5時間
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国スウェーデン
    • 時間293分
    • 監督イングマール・ベルイマン
    • 主演リヴ・ウルマン
  39. 殺人捜査
    • A
    • 4.05
    ある殺人課長が犯した殺人によって、警察内部に湧き起ったさまざまな波紋を描いて権力機構の愚かしさを徹底的にあばきたてた作品。製作はダニエレ・セナトーレ、監督は「悪い奴ほど手が白い」のエリオ・ペトリ、ストーリーと脚本はウーゴ・ピッロとエリオ・ペトリの共同執筆、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演は「山いぬ」「総進撃」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「ベニスの愛」「最後の谷」のフロリンダ・ボルカン、サルヴォ・ランドーネ、ジャンニ・サンツッチョ、アルツーロ・ドミニチ、オラツィオ・オルランド、セルジョ・トラモンティ、マッシモ・フォッシなど。

    ネット上の声

    • それでもボクはやっている
    • 人間やること変わらない
    • 愛人宅のベッドで女が男に剃刀で首を切られて殺される
    • 完全なネタバレあり
    ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1970年
    • 製作国イタリア
    • 時間114分
    • 監督エリオ・ペトリ
    • 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
  40. ミツバチのささやき
    • A
    • 4.05

    1940年、スペインの小さな村。映画『フランケンシュタイン』に魅せられた少女の、現実と幻想が交錯する静かな冒険。

    1940年、スペイン内戦直後のカスティーリャ地方の小さな村。巡回上映で映画『フランケンシュタイン』を観た6歳の少女アナは、怪物に心を奪われる。怪物は死んだのではなく、村のどこかに精霊として隠れていると信じるアナ。姉のイサベルから「目を閉じれば会える」と教えられ、アナは廃墟で精霊を探し始める。ある日、彼女はそこで共和国軍の逃亡兵と出会う。少女の純粋な瞳が映し出す、戦争の影と詩的な世界。

    ネット上の声

    • 愛らしくてとても、とてもおそろしい映画
    • 匹敵しうる言辞が存在しない光の快楽
    • "秘密と嘘 死への誘い"
    • 抗しがたい死の魅力
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国スペイン
    • 時間99分
    • 監督ヴィクトル・エリセ
    • 主演アナ・トレント
  41. ラストコンサート
    • A
    • 4.05

    余命僅かな天才ピアニストと落ちぶれた音楽プロデューサー。パリで出会った二人が奏でる、切なくも美しい愛の旋律。

    舞台は1970年代のパリ。かつては名声を手にしたものの、今や落ちぶれた音楽プロデューサーのリチャード。彼が偶然出会ったのは、白血病に冒され余命いくばくもない天才ピアノ少女ステラ。彼女の夢は、満員の聴衆の前で自作の協奏曲を披露すること。その純粋な情熱と才能に心を動かされたリチャードは、彼女の最後の夢を叶えるため、再起をかけて奔走。残された時間との戦い、次々と襲いかかる困難。果たして、二人の「ラストコンサート」は実現するのか。愛と才能が奇跡を紡ぐ、涙なくしては見られない感動の物語。

    ネット上の声

    • 「ある愛の歌」など若者が不治の病で亡くなっていく刹那的な恋愛ストーリーはある意味
    • 難病の登場人物が余命わずかな設定は星の数ほどあり、多くは題名からして「泣かせよう
    • 若くして死ぬのは本当に気の毒なことだけど、こういろいろ映画やドラマで描かれてしま
    • ま、またしても号泣してしまいましたぁ・・
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国イタリア,日本
    • 時間94分
    • 監督ルイジ・コッツィ
    • 主演リチャード・ジョンソン
  42. 42

    鏡
    • A
    • 4.05

    死を前にした詩人が彷徨う、自身の過去とロシアの歴史が交錯する記憶の迷宮。映像で綴られる、魂の叙事詩。

    40代の詩人アレクセイが、病床で自らの人生を回想。幼い頃に別れた父、美しかった母への思慕、戦時下の過酷な日々、そして妻とのすれ違い。彼の個人的な記憶は、ニュースフィルムや歴史的映像と交錯し、ロシアという国家の記憶そのものと重なり合う。過去と現在、夢と現実が溶け合う断片的なイメージの連続。それは、一人の男の人生の記録でありながら、母なる大地への郷愁と、時代に翻弄された人々の魂の叫び。観る者の記憶をも呼び覚ます、映像の詩。

    ネット上の声

    • タルコフスキーの極めて個人的で詩的な映像美の独白
    • 【タルコフスキーを通して世界を考えてみる】
    • タルコフスキーの映像芸術の中核
    • タイトルなし
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国ソ連
    • 時間108分
    • 監督アンドレイ・タルコフスキー
    • 主演マルガリータ・テレホワ
  43. ぼくの小さな恋人たち
    • A
    • 4.05

    少年時代への訣別。1950年代フランスの片田舎で、一人の少年が経験する淡い恋と性の目覚め、そして成長の記録。

    1950年代、フランスの田舎町。祖母との穏やかな日々を送っていた13歳の少年ダニエルは、母の再婚を機に都会ナルボンヌへと移り住む。慣れないアパートでの暮らし、新しい学校、そして思春期ならではの性の目覚め。仲間たちとの他愛ない時間、映画館の暗闇で芽生える異性への好奇心、そして初めて触れる少女の肌の感触。戸惑いと発見に満ちた日々は、やがて彼を学校から労働の世界へと導く。少年時代の終わりを静かに描き出す、誰もが通り過ぎた季節の物語。

    ネット上の声

    • きれいな瞳を捉えた、秀作。
    • ジャケから爽やかな初恋を期待していたのに、こんなに胸の痛む話だったとは…動揺して
    • 親の都合で大人になる事を急かされた少年の鬱屈と性の目覚めを、瑞々しい映像と乾いた
    • 少年のころから女好きの性癖は不変(笑)。ジャン・ユスターシュ版『ヰタ・セクスアリス』!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国フランス
    • 時間123分
    • 監督ジャン・ユスターシュ
    • 主演マルタン・ローブ
  44. 都会のアリス
    • A
    • 4.04

    70年代ドイツ。見知らぬ少女と旅するジャーナリスト。一枚の写真を頼りに、失われた記憶と心の故郷を探すロードムービー。

    舞台は1970年代のアメリカ、そしてドイツ。仕事に行き詰まり、自己を見失っているドイツ人ジャーナリストのフィリップ。彼はニューヨークの空港で出会った女性に、幼い娘アリスを突然預けられてしまう。母親が残した「祖母の家の写真」だけを頼りに、フィリップはアリスと共にドイツを彷徨うことに。生意気なアリスとの奇妙な二人旅は、次第にフィリップ自身の心の風景と向き合わせる。目的地の見えない旅の果てに、二人が見つけ出すものとは。

    ネット上の声

    • 【ひょんなことから道連れとなったドイツの作家の青年と少女の道連れ旅と不思議な交流を描くロードムービー。ドイツの名バンド”CAN"によるオリエンタル調の哀愁漂うメインメロデが印象的な作品でもある。】
    • 『父親みたい。』『自然にそうなるんだ。』
    • 人生はちょっとしたきっかけがあれば
    • 心地よい気分になるロードムービー
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1973年
    • 製作国ドイツ
    • 時間111分
    • 監督ヴィム・ヴェンダース
    • 主演リュディガー・フォグラー
  45. 大統領の陰謀
    • A
    • 4.03

    1972年ワシントン、二人の若き新聞記者が暴く、国家を揺るがす巨大な陰謀の真相。

    1972年、ワシントン。ワシントン・ポスト紙の若手記者ウッドワードとバーンスタインが担当したのは、民主党本部への侵入事件。当初は三流犯罪と思われたが、取材を進めるうち、事件の背後にホワイトハウスの影がちらつく。謎の内部告発者「ディープ・スロート」からの断片的な情報だけを頼りに、二人は国家を揺るがす巨大な陰謀の核心へと迫っていく。権力からの圧力、消される証拠、見えない敵との孤独な戦い。歴史を動かした、命がけの調査報道の記録。

    ネット上の声

    • 盗聴、侵入、裁判、もみ消し、司法妨害、証拠隠滅など、アメリカ🇺🇸最大の政治スキャ
    • キーワードをしっかり押さえて鑑賞すべし
    • ダスティン、レッドフォードの新聞屋 
    • ウォーターゲートを知らないと・・・
    ヒューマンドラマ、 実話
    • 製作年1976年
    • 製作国アメリカ
    • 時間138分
    • 監督アラン・J・パクラ
    • 主演ダスティン・ホフマン
  46. ゴングなき戦い
    • A
    • 4.02

    夢破れた元ボクサーと、未来を夢見る若者。人生の再起をかけた、ゴングなきリングでの孤独な戦い。

    1970年代、カリフォルニア州ストックトン。かつて将来を嘱望されたボクサー、タリーは、酒に溺れる日々。そんな彼が偶然出会ったのは、ボクシングの才能を秘めた若者アーニー。彼に自身の過去を重ね、再起への淡い希望を抱くタリー。一方、アーニーもプロの道を歩み始めるが、待ち受けるのは厳しい現実。日雇い労働で生計を立てながら、二人はそれぞれのリングに上がる。栄光と挫折が交錯する街で、彼らが見出す人生の光とは。巨匠ジョン・ヒューストンが描く、男たちのほろ苦い人生賛歌。

    ネット上の声

    • ジョン・ヒューストンの72年作
    • ボクシングとかスポーツ映画あんまり興味ないな〜と観るか迷ったけど結果的に今回のジ
    • フィルム・ノワールやハリウッドのシステムで映画を撮っていたヒューストンがアメリカ
    • 冒頭で映し出される解体された家、家はいくらでも作り直して新築されるが、人生はどう
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1972年
    • 製作国アメリカ
    • 時間92分
    • 監督ジョン・ヒューストン
    • 主演ステイシー・キーチ
  47. ハロルドとモード/少年は虹を渡る
    • A
    • 4.02

    死に憑かれた19歳の少年と、自由奔放な79歳の老婦人。常識を覆す、奇跡のような愛の物語。

    1970年代アメリカ。裕福だが死に魅了され、狂言自殺を繰り返す孤独な19歳の青年ハロルド。ある日、見知らぬ他人の葬式で、人生を謳歌する79歳のモードと運命的な出会い。彼女の型破りな生き方と哲学に触れるうち、ハロルドは初めて生きる喜びを知る。世間の常識や母親の猛反対をよそに、二人の間には純粋な愛が芽生えていく。やがてハロルドは、人生を揺るがす重大な決断の時。

    ネット上の声

    • 文句なく傑作と言い切れる作品 元気婆さん
    • 製作当時の時代背景を知った上での鑑賞推奨
    • 伝説作品が再公開! 崇高な魂の伝授の物語
    • 恋愛とは肉欲ではない、気持ちの一致である
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1971年
    • 製作国アメリカ
    • 時間92分
    • 監督ハル・アシュビー
    • 主演バッド・コート
  48. クレイマー、クレイマー
    • A
    • 4.01

    父親が泣いてしまう映画のド定番

    1980年代のアメリカが舞台。シングルファザーの父と子を描いた作品。仕事に追われる父。ドタバタの生活。すれ違う親子。それでも心通わせる二人。しかし平和な生活が一変する出来事が…。最後の朝食は涙なしでは見られない感動作。世の中がどんなに変わっても、人生は家族で始まり、家族で終わることに変わりはない。

    ネット上の声

    • グラスを叩きつけるダスティと怯えるメリル
    • 展開が早いのに時間がゆっくり流れる映画
    • ダスティンのアドリブ、メリルの名演
    • フレンチ・トーストに甘さはいらない
    離婚、 子供が生まれてから見たら大泣きする、 シングルファザー、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国アメリカ
    • 時間105分
    • 監督ロバート・ベントン
    • 主演ダスティン・ホフマン
  49. 砂の器
    • A
    • 4.01

    国鉄操車場で発見された一つの死体。迷宮入り事件の捜査線上に浮かぶ、天才音楽家の隠された過去。

    東京、蒲田駅操車場。そこで発見された身元不明の惨殺死体。ベテラン刑事・今西と若手刑事・吉村による執念の捜査。唯一の手がかりは、被害者が呟いた「カメダ」という言葉のみ。捜査は難航を極めるも、やがて前途有望な天才作曲家・和賀英良の存在が浮上。彼の完璧な経歴の裏に隠された、宿命と悲劇に満ちた衝撃の真実。

    ネット上の声

    • 壮絶な“宿命”に心が震える、色褪せない珠玉の人間ドラマ
    • 松本清張の原作だが、かなり脚色されていた
    • 壮絶な人生、哀切の旋律に心揺さぶられる
    • 私の解釈は・・・(三木巡査について)
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国日本
    • 時間143分
    • 監督野村芳太郎
    • 主演丹波哲郎
  50. 旅芸人の記録
    • A
    • 4.00

    激動のギリシャ現代史を背景に、一つの劇を演じ続ける旅芸人一座。彼らの愛憎劇は、そのまま国家の悲劇と重なる。

    1939年から1952年までのギリシャ。独裁政権、ナチス占領、そして内戦。激動の時代を背景に、羊飼いの娘ゴルフォの悲恋物語を演じ続ける旅芸人一座の記録。彼らは町から町へと巡業するが、その旅は常に歴史の荒波に翻弄される。裏切り、密告、処刑。舞台上の愛憎劇は、やがて現実の家族間の、そして国家の悲劇と一体化していく。終わりの見えない旅路の果てに、彼らが見たものとは。ギリシャ現代史を一個の劇団の運命に託した、圧巻の映像叙事詩。

    ネット上の声

    • 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎  ギリシャ悲劇になぞらえた旅芸人一座の姿を現代ギリシャ史を背景に描く構成の妙。素晴らしいカメラワーク。至高の映画体験。
    • 美しい映像に惹かれて観るようになったアンゲロプロス作品ですが、これは現代のギリシ
    • アンゲロプロス監督の演出力に圧倒される、政治と人間を描いた映画の真骨頂。
    • ギリシャ現代史と古典悲劇の重層化が!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1975年
    • 製作国ギリシャ
    • 時間232分
    • 監督テオ・アンゲロプロス
    • 主演エヴァ・コタマニドゥ

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