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「インディアンムービーウィーク2022 パート1」(22年6月10日~、キネカ大森ほか)上映作品。
ネット上の声
- 2022年劇場見納め作品は、RRR🇮🇳とIMWの本作で締めくくり💪
- やっと観れた!!!!
- インドの音楽って人生でほとんど触れてこなかったのに何故か身体に馴染む感じがする
- 『芸道もの』インド映画で絶対に外せない1本、と聞いて観たいな~と思っていたもの
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国インド
- 時間136分
- 監督K・ヴィシュワナート
- 主演J・V・ソーマヤージュル
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女性たちの社会や日常での生き方を真摯に見つめる作品を多く残したベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが、主婦のフラストレーションとディテールを丁寧に汲み取りながら、平凡な日常に綻びが生じていく様子を追った傑作ドラマ。ジャンヌはブリュッセルのアパートで、思春期の息子と2人きりで暮らしている。湯を沸かし、じゃがいもの皮をむき、買い物へ出かけ、“平凡な”生活を送る彼女だったが……。主演は「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- ブリュッセルのアパルトメントで起こる3日間を、ほぼ家事をするだけで描くシャンタル
- 伝説の映画を作り上げた天才っぷりにおののく。
- 「史上最高の映画」は流石に言い過ぎ
- 家とう牢獄で見せる家事の奥深さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ベルギー
- 時間200分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
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ポスト・ヌーベルバーグを代表する夭逝の映画監督ジャン・ユスターシュが1973年に発表した長編デビュー作。
ユスターシュ監督が自身の経験を基に撮りあげた恋愛映画で、1972年のパリを舞台に、五月革命の記憶を引きずる無職の青年アレクサンドルと、一緒に暮らす年上の恋人マリー、アレクサンドルがカフェで出会った性に奔放な看護師ヴェロニカが織りなす奇妙な三角関係の行方を描く。
男女の性的関係を赤裸々につづった内容が物議を醸したが、1973年・第26回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを獲得するなど高く評価され、ユスターシュ監督の代表作となった。特集上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」(2023年8月18日~、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)にて4Kデジタルリマスター版で上映。
ネット上の声
- ユスターシュの伝説的傑作をフランソワーズ・ルブラン目当てで鑑賞。ヒドいけど凄い映画。
- ず〰︎〰︎っと待ちに待ったジャン・ユスターシュ…念願叶いようやく鑑賞出来ました…
- あの哲学者はそう見られていたんだ!
- ヌーヴェーール・ヴァーーグ!!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス
- 時間220分
- 監督ジャン・ユスターシュ
- 主演ベルナデット・ラフォン
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「ゴッドファーザー」シリーズで世界的成功を収めたフランシス・フォード・コッポラ監督が、1979年に発表した傑作戦争映画。ジョゼフ・コンラッドの小説「闇の奥」を原作に、舞台をベトナム戦争下のジャングルに移して戦争の狂気を描き、第32回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。過酷で困難を極めた撮影時のエピソードは伝説的であり、その過程はドキュメンタリー「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」(91)で描かれている。また、22年後の2001年には、コッポラ自らの再編集で未公開シーンを追加し、50分近く長い「地獄の黙示録 特別完全版」も製作・公開された。サイゴンのホテルに滞在していたアメリカ陸軍のウィラード大尉は、軍上層部からカーツ大佐の暗殺を命じられる。カーツ大佐は任務で訪れたカンボジアのジャングル奥地で勝手に自らの王国を築きあげ、軍から危険人物とみなされていた。ウィラード大尉は部下たちを連れ、哨戒艇で川をさかのぼってカーツ大佐の王国を目指すが、その途中で戦争がもたらした異様な光景を次々と目撃する。日本初公開は80年。2016年にデジタルリマスター版でリバイバル公開される。
ネット上の声
- べト戦を背景に、恐怖とユーモア、絶望とある種の悟り、美しい映像が狂...
- 「なんだこの地獄のような映画は、、、」
- 20世紀の3大駄作 ハリウッドの定説
- コッポラの最高傑作!と思います。
リアルな戦闘シーンがある、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間153分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
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ネット上の声
- マンディンカの魂と誇り、自由までの長い道
- オバマ氏、米大統領としては初のアフリカ系
- NO.180「る」のつく元気になった洋画
- 伏線なんてなくてもドラマはこんなに面白い
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国アメリカ
- 時間565分
- 監督デヴィッド・グリーン
- 主演レヴァー・バートン
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「明日に向って撃て!」のジョージ・ロイ・ヒル監督が、主演のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードと再び組んだ大ヒット作。1930年代のシカゴ。大物ギャングに仲間を殺された若き詐欺師フッカーは、その恨みを晴らすため、賭博師ゴンドーフの助けを借りて一世一代の大バクチを打つ。二転三転するストーリー展開と小気味よいテンポが魅力の傑作犯罪ドラマ。アカデミー賞作品賞など、1973年度最多7部門を受賞。
ネット上の声
- 今年ラストは昨年と同じく、この傑作でした
- スティングのスティングたるゆえん
- 「イカサマ師の手法」教えます
- 映画がさらに好きになった!
どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督ジョージ・ロイ・ヒル
- 主演ロバート・レッドフォード
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死期も近い老農夫とその孫の奇妙な放狼の旅を描く。監督はレゾ・チヘイゼ、脚本はスリコ・ジゲンティ、撮影はアベサロム・マイスラーゼ、音楽はノダル・ガブーニャが各々担当。出演はラマーズ・チヒクワーゼ、ミシコ・メスヒなど。
ネット上の声
- 桃栗三年梨15年!
- ルカじいさんが梨の苗木を買いに孫と旅するグルジアのロードムービー
- 人生の酸いも甘いもという感じの易しいが甘くはない、人生まぁこんなもんじゃないか的
- 車が苗木をへし折る無惨な光景その文明批判的な描写の後に、車の荷台から見る花道の美
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督レゾ・チヘイーゼ
- 主演ラマーズ・チヒクワーゼ
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長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」で一躍ヌーベルバーグの重要人物として注目された伝説的映画監督ジャック・ロジエの長編第2作。海辺の別荘へバカンスに出かけたキャロリーヌとジョエル、カリーンの3人は、女だけの気ままな時間を楽しんでいた。そこへ、ジョエルの上司で密かに彼女に思いを寄せるジルベールが現れる。ジルベールは別荘の庭にテントを張らせてもらうことになるが、3人の女たちからは粗末な扱いを受けるばかり。そんな中、3人は海からの帰り道にパトリックという青年と出会い、ジルベールをよそにパトリックと親しくなっていく。2010年1月に東京・ユーロスペースで開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月、シアター・イメージフォーラムで再び行われる同特集で再上映。
ネット上の声
- 演技とリアルの境界が非常に曖昧な描写の数々が実に魅力的で、縦軸になる話が欠如して
- 即興的な演出には不自然さのない心地良さが
- ジャック・ロジェのバカンス
- オルエットの方へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
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フランスの映画作家ジャック・リベットが「不思議の国のアリス」に着想を得て撮りあげた傑作ファンタジー。公園のベンチで魔術の本を読んでいた図書館司書ジュリーは、ひょんなことから魔術師のセリーヌと知り合う。ふたりは不思議なキャンディの力で現実と幻想の世界を行き来しながら、郊外の屋敷で起きた忌まわしい事件の謎に迫るが……。「ウラジミールとローザ」のジュリエット・ベルトがセリーヌを演じ、彼女とジュリー役のドミニク・ラブリエが書き始めた台本を出発点に構成。劇中で起こる屋敷内の事件はヘンリー・ジェームズの小説をモチーフにしている。共演はリベット監督作の常連として知られるビュル・オジエ、「うたかたの日々」のマリー=フランス・ピジェ。
ネット上の声
- 奇麗なものと奇妙なものは、どこか似てるね
- どこまでも自由で、どこまでも芸術的
- 単純で複雑、しかし冗長すぎます!
- パリの不思議迷宮においでませ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間192分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ジュリエット・ベルト
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青年貴族と娼館の歌姫ラ・パロマとの幻想的な恋を描く。製作はイヴ・ペイロ、監督・脚本は「ヘカテ」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、音楽はゴットフリード・ヒュンスベルク、編集はイラ・フォン・ハスペルクが担当。出演はイングリッド・カーフェン、ペーター・カーン、ペーター・カテル、ビュル・オジェ、ジェローム・オリヴィエ・ニコランなど。
ネット上の声
- 突然始まるデュエットシーンの画作りが頭おかしい
- ちょっと変わってる映画
- オペラ調怪異譚
- メロドラマ自体が極端だけど、更にどこまでも極端であるゆえ恐怖も笑いも内包した美し
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スイス,フランス
- 時間110分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イングリット・カーフェン
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戦闘シーンを再現することに主眼をおいた“戦記もの”という形でなく、戦後すでに二十六年もたってしまった現在の時点にドラマの主軸を据えて、今、なお残る悲惨な戦争の傷あとと共に戦争を見つめ直すという意図のもとに製作された反戦映画。の直木賞受賞作品の同名小説の映画化。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「博徒外人部隊」の深作欣二。撮影は「この青春」の瀬川浩がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
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とある部屋を目指して、ゾーンと呼ばれる廃墟群を旅する作品
ある小国を舞台に不可思議な立入禁止の地域である“ゾーン”に踏み込んだ三人の男たちの心理を描くSF映画。監督・美術は「鏡」のアンドレイ・タルコフスキー。アルカージーとボリスのストルガツキー兄弟の原作「路傍のピクニック」を基に彼ら自身が脚色。撮影はアレクサンドル・クニャジンスキー。音楽はエドゥアルド・アルテミエフが各々担当。出演はアレクサンドル・カイダノフスキー、アリーサ・フレインドリフ、アナトリー・ソロニーツィン、ニコライ・グリニコなど。
ネット上の声
- 神を信じようとする男、神の恵みに生きる女
- ストーカー(ハンター)たちが追うものとは
- 路傍のピクニック(ストーカー)読了済み
- だが、それだけでは悲しすぎる・・・
ヒューマンドラマ、 SF
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間163分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演アレクサンドル・カイダノフスキー
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1978年のジャマイカ、キングストンを舞台に、数々のレゲエスタンダードの名曲をモチーフに描いた青春ストーリー。当初はジャマイカのレゲエシーンを収めたドキュメンタリーになるはずだったが、撮影の過程で生まれたアイデアによって最終的にはドキュメンタリータッチの物語へと変遷した。
ジャマイカで音楽活動をしながら、中古バイクを購入してレコード販売を始めたレゲエドラマー。ある時、バイクを盗まれてしまった彼はバイクを取り返しに向かうが、仲間たちと街中を巻き込んだ騒動になってしまい……。
リロイ・ホースマウス・ウォレス、リチャード・ダーティ・ハリー・ホール、ジェイコブ・ミラー、グレゴリー・アイザックス、バーニング・スピア、キダス・アイ、ロビー・シェイクスピア、ビッグ・ユースらレゲエ界の伝説的ミュージシャンたちが本人役で登場し、彼らのステージやスタジオでの様子も映し出される。
ネット上の声
- ジャマイカンレジェンドのセッションとライヴのシーンもしっかり収録
- ピーター・バラカン ミュージックフィルムフェスティバル2023
- セオロドス・バファルコス脚本、監督作品
- 1978年公開のジャマイカ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ジャマイカ
- 時間99分
- 監督セオドロス・バファルコス
- 主演ロリー・ウォーレス
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社会の不条理を告発する作品で知られ、20世紀を代表する巨匠として世界の映画人に多大な影響を与えたと言われるジョージアのテンギズ・アブラゼ監督が1976年、当時ジョージアがソ連の構成国だった時代に手がけ、ある一組の恋人の悲劇的な愛を描いた人間ドラマ。20世紀初頭、革命前のジョージア東部カヘティ地方の美しい農村。時代の大きな変化を予感した村人たちは、それぞれに動揺し、美しい娘と青年の純愛が古い因習によって打ち砕かれていく。アブラゼ監督が67年に手がけた「祈り」、84年製作の「懺悔」とあわせて「祈り3部作」とされる。日本では1991年に劇場初公開。2018年、「祈り3部作」の劇場公開が実現し、本作もリバイバル公開。
ネット上の声
- 管理のカ、正義のセ、希望のキ
- 『祈り』の後に続けて観たので、色彩の鮮やかさに目を奪われました
- 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
- 集団の暴力を糾弾するアブラゼ監督の志が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間107分
- 監督テンギズ・アブラゼ
- 主演リカ・カヴジャラーゼ
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ある一組の夫婦の結婚と離婚を通じ人間の真の結びつき、コミュニケーションとは何かを描く人間ドラマで、当初スウェーデン国営放送のもとで各50分6エピソード全5時間のTVシリーズとして企画・製作されたもの。製作はラース・オウェ・カールズベルイ、監督・脚本は「叫びとささやき」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はオーヴェ・スヴェンソン、編集はイングマール・ベルイマンとシブ・ラングレン、製作デザインはビヨルン・チューリン、衣裳はインガー・ペルソンが各々担当。出演はリヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ビビ・アンデショーン、ヤン・マルムシェーなど。
ネット上の声
- ここにはないどこか、なんてない!?
- ある意味、ホラー映画かもしれない
- 目が離せませんでした
- 言葉による関係の崩壊
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スウェーデン
- 時間168分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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ネット上の声
- 生き残るほうが地獄…
- ソ連で最も偉大な女性監督として知られるというラリーサ・シェピチコ監督
- 今年の劇場鑑賞の忘れ物レビュー…✍️
- ひたすらに顔、顔、顔のクローズアップで圧倒してからの“処刑の丘”へ向かう一行を捉
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間110分
- 監督ラリーサ・シェピチコ
- 主演ボリス・プロートニコフ
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ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、自身の伴侶アルミン・マイヤーの自死をきっかけに手がけた監督作。原案・製作・監督・脚本・撮影・美術・編集の全てをファスビンダー自らが担当し、性的マイノリティの主人公の最期の数日間をセンセーショナルかつエモーショナルに描き出す。男性から女性に性転換したエルビラ。過去に女性と結婚しており娘もいるが、男装して男娼を買うような曖昧な性を生きていた。そんなある日、一緒に暮らす男クリストフが家を出て行ってしまう。絶望したエルビラは仲の良い娼婦ツォラに支えられ、育ての親シスター・グルドンのもとを訪れる。妻や娘にも会い過去を振り返ろうとするエルビラだったが、昔の自分に戻れないという現実を突きつけられるだけだった。さらにエルビラは、自分が性転換するきっかけとなった男アントンに会いに行くが……。「シナのルーレット」「マリア・ブラウンの結婚」などファスビンダー監督作の常連俳優であるフォルカー・シュペングラーが主人公を熱演。
ネット上の声
- 恋は人知れない夢のようで、愛は退屈なほどおだやかで、壮大な絶望はそれ自体がはげし
- 『第三世代』とコレは、早々にギブアップしたまま放置してた
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品🎬
- 性的マイノリティーの救われない人生
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ドイツ
- 時間124分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演フォルカー・シュペングラー
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自らの老いを自覚しはじめた有名舞台女優が、新作舞台の初日を迎えるまでの葛藤を描いた人間ドラマ。カサベテスの妻でもあるジーナ・ローランズがヒロインを演じ、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。
舞台女優として活躍するマートルは、自分の熱狂的ファンだという少女が車にはねられ即死する現場を目の当たりにしたことをきっかけに、精神のバランスを崩しはじめる。そしてついに新作舞台の初日の夜、開演までに戻るという言葉を残して行方をくらますが……。
カサベテスも出演し、自身の監督作の中でローランズと夫婦役で共演した唯一の作品でもある。
ネット上の声
- 大好きなロックバンド、EGO-WRAPPIN' の楽曲にカサヴェテスというノリノ
- 舞台のタイトルは「セカンド・ウーマン」
- 女優を演じる”女優”ジーナ・ローランズ
- 避けられない“老い”を受け入れる覚悟
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間144分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
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シベリアのウスリー地方に暮らす天涯孤独の猟師デルス・ウザーラ。地誌調査のためにウスリー地方に入ったロシアのアルセーニェフ隊は、厳しい自然に直面し窮地に陥ったところをデルスに助けられる。大自然を愛するデルスの生き方にアルセーニェフは感嘆を覚え、次第にふたりは強い友情に結ばれていく。しかし、過ぎ行く年月は残酷な別れを容赦なく突きつける。オール旧ソ連ロケの映し出す大自然は厳しく美しく、役者たちの静かな演技も心を打つ。黒澤監督初の70ミリ作品。
ネット上の声
- 20世紀初め、ロシア人探検家アルセーニエフ(ユーリー・サローミン)と先住民族の猟
- 葬送場面にクロサワソナタの真髄を見た
- 灰色の鷲は どこを飛んでいるのだろう
- ロシア人監督には撮れなかった作品
ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間161分
- 監督黒澤明
- 主演ユーリー・サローミン
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不治の病に冒され、残された日々を往年の名ピアニストの再起に賭ける少女の姿を描いた恋愛映画。製作はオビディオ・G・アソニティスと古川勝巳、監督はルイジ・コッツィ、脚本はルイジ・コッツィ、ミケーレ・デレ・アイエ、ダニエレ・デル・ジュディチェ、ソニア・モルテニ、撮影はロベルト・デットーレ・ピアッツォリ、音楽はステルヴィオ・チプリアーニ、原作はソニア・モルテニが各々担当。出演はリチャード・ジョンソン、パメラ・ヴィロレージ、リカルド・クッチョーラなど。
ネット上の声
- 若くして死ぬのは本当に気の毒なことだけど、こういろいろ映画やドラマで描かれてしま
- 「ある愛の歌」など若者が不治の病で亡くなっていく刹那的な恋愛ストーリーはある意味
- ま、またしても号泣してしまいましたぁ・・
- 極めてヨーロッパ的な恋愛ストーリーの傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,日本
- 時間94分
- 監督ルイジ・コッツィ
- 主演リチャード・ジョンソン
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ポスト・ヌーベルバーグの最重要人物の1人とされる夭逝の映画監督ジャン・ユスターシュが自身の少年時代を投影させて描いた自伝的作品。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「ママと娼婦」に続く長編2作目で、ユスターシュにとっては最後の長編映画となった。
ペサックで暮らす13歳の少年ダニエルは優しい祖母や友人たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていたが、ナルボンヌに住む母と継父のもとへ引き取られることに。ダニエルは経済的な事情から学業を諦め、原付自転車修理店の見習いとして働き始める。
タイトルは詩人ランボーの同名の詩から採用された。特集上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」(2023年8月18日~、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)にて4Kデジタルリマスター版で上映。
ネット上の声
- きれいな瞳を捉えた、秀作。
- 子供と大人の狭間で…
- 少年映画の最高峰
- 親の都合で大人になる事を急かされた少年の鬱屈と性の目覚めを、瑞々しい映像と乾いた
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間123分
- 監督ジャン・ユスターシュ
- 主演マルタン・ローブ
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ロシアの名匠アンドレイ・タルコフスキー監督が1975年に手がけた自伝的作品。木立に囲まれた祖父の家で、たらいに水を張って髪を洗う母。干し草置き場で火事があった年、父は家族のもとを去った。そして今、母からの電話で夢から醒めた“私”は、母が印刷所で働いていた頃の同僚が死んだことを知らされる。“私”も両親と同じように妻ナタリアと別れ、息子イグナートと離れて暮らしている。第2次世界大戦、中国の文化大革命、中ソ国境紛争などの記録映像を挟み込みながら、過去と現在を巧みに交錯させ、母への思慕や別れた妻子との関係を浮かび上がらせていく。母の場面では、タルコフスキー監督が自ら実父アルセニー・タルコフスキーの詩を朗読。
ネット上の声
- タルコフスキーの極めて個人的で詩的な映像美の独白
- 【タルコフスキーを通して世界を考えてみる】
- タルコフスキーの映像芸術の中核
- タイトルなし
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国ソ連
- 時間108分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演マルガリータ・テレホワ
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フランスの小都市の小学校を舞台に、子供たちが織りなすエピソードをユーモラスに綴る。監督は「アデルの恋の物語」のフランソワ・トリュフォー、脚本はトリュフォー自身と、「アデルの恋の物語」に引き続いて共作したシュザンヌ・シフマン、撮影はピエール・ウィリアム・グレン、音楽は故モリース・ジョーベールの旋律を使用、主題曲はシャルル・トレネの「日曜日は退屈」。出演は数百人からのオーディションに合格した、ジョーリー・デムソー、フィリップ・ゴールドマン、リシャール・ゴルフィー、シルヴィー・グレセル、パスカル・ブリュション、そしてトリュフォの愛娘エヴァ・トリュフォーなど。
ネット上の声
- 子供時代に苦しんだ者ほど生命力に恵まれる
- 振り返る人生があってこそ楽しめる映画。
- 子供時代を、リアルに思い出せる映画。
- 生き生きと飛び跳ねるレモンたち☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジョリー・デムソー
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第二次大戦勃発直前のローマを舞台に、ヒトラーが訪れた歴史的な日に、一人の主婦が体験する特別な一日を描く。製作はカルロ・ポンティ、監督は「パッション・ダモーレ」のエットーレ・スコラ、脚本はエットーレ・スコラ、ルッジェーロ・マッカリ、マウリツィオ・コスタンツォ、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はアルマンド・トロバヨーリ、編集はライモンド・クロチアーニ、美術はルチアーノ・リッケリ、編集はライモンド・クロチアーニ、衣裳はエンリコ・サバッティーニが担当。出演はソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ジョン・ヴァーノン、フランソワーズ・ベールなど。
ネット上の声
- 観終わった後、特別な充実感が味わえる逸品
- 全てにおいての細かい演出が素晴らしい。
- ソフィアとマルチェロの二人芝居
- シンプル・イズ・ベスト
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間106分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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ハワードがキャスターを務めるニュース番組は視聴率が低下。テレビ局UBSはコングロマリット企業によって買収され、局内の異動も行なわれる。そんな折、ハワードは解任されることに。疲れきった彼は番組の中で自殺を予告。しかしこの一件によって視聴率は急上昇。その後も野心家の編成主任ダイアナによってハワードの番組は大人気を博すが……。テレビ業界の裏側でうごめく人間たちの愛憎と欲望を描く衝撃作。
ネット上の声
- 警鐘を鳴らしても結局変わらない・・・?
- 面白くなきゃTVじゃない。本当に?
- ノーテレビ・ノーゲームデー
- 今でもフツーに面白かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演ウィリアム・ホールデン
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1900年の同じ日に生まれた、2人の青年の波乱に満ちた人生を綴った一大叙述詩。5時間を超える長丁場に、ベルナルド・ベルトルッチのストーリーテラーたる手腕が存分に発揮されている。大地主の孫アルフレードと小作人の孫オルモ。身分は違うが、友情を深めた少年期、恋を知った1910〜20年代、ファシストたちの権力に屈する青年期とイタリア解放の日。時代に翻弄される2人の青年を、ロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューが演じている。
ネット上の声
- 歴史を辿るというよりも、友情が時代や立場を超えても成り立つであろうかという検証物語だったかも…
- 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が弱冠35歳で撮ったイタリア近代史を背景にした壮大な大河ドラマ
- もっとどっぷりヒューマンドラマなのかな、と勝手に思ってた〜
- チン○コが観れる映画という不純な動機で知った映画✨
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間316分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
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「ロッタちゃん」シリーズでおなじみのアストリッド・リンドグレーンによる原作を基に、赤いおさげとそばかすがトレードマークの“世界一強い女の子”ピッピが仲間たちと繰り広げる大冒険を描く。お母さんに叱られて、ついに家出を決意したトミーとアニカ。彼らの隣家“ごたごた荘”で暮らすピッピも一緒に行くことになる。途中で会ったコンラッドさんから、世界一強力なノリをもらった3人は、楽しい家出旅行を続けるが……。
ネット上の声
- 空を飛ぶ女の子作品。
- 空飛ぶ車に天井でのダンスに不完全な車輪の自転車に、ぶっ飛び度は増してるし相変わら
- 最初の「ながくつしたのピッピ」に比べると、やはり…チョッと…という点はあるものの
- 靴のうらに天井も歩けちゃう強力なノリを塗る!というのをすごい覚えてる
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国スウェーデン,ドイツ
- 時間88分
- 監督オーレ・ヘルボム
- 主演インゲル・ニルセン
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とある郊外のサナトリウムを舞台に療養中の父を見舞いにやってきた主人公の幼年期の回想などを幻想的に描く。監督・脚本はヴォイチェフ・イェジー・ハス、原作はブルーノ・シュルツ、撮影はヴィトルド・ソボチンスキ、音楽はイェジー・マクシミウクが各々担当。出演はヤン・ノビツキ、タデウシュ・コンドラット、ハリーナ・コヴァルルスカなど。
ネット上の声
- 車掌さんの正体は!
- ヴォイチェス・イエジー・ハス監督作品…初鑑賞です…表現し辛い作品ですが…素晴らし
- 幻惑と陶酔、死
- 「サラゴサの写本」では、登場人物の回想の中で登場する人物の更なる回想の中で登場す
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ポーランド
- 時間124分
- 監督ヴォイチェフ・イエジー・ハス
- 主演ヤン・ノヴィツキ
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『再現』、『1936年の日々』に続く第3作にしてアンゲロプロス監督が独自の手法を確立、ついに日本で初公開された伝説の傑作。他国の干渉や国内の政権交代に揺れる激動のギリシャで、たったひとつの劇「羊飼いの少女ゴルフォ」を演じて廻る旅芸人一座の39年から52年までの愛と裏切りの日々がギリシャ悲劇になぞらえて描かれる。1カット内で時代が進み、また遡るという3時間54分が、難解という解釈を超えて息を飲ませる、映画ファン必見の1本。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ ギリシャ悲劇になぞらえた旅芸人一座の姿を現代ギリシャ史を背景に描く構成の妙。素晴らしいカメラワーク。至高の映画体験。
- 美しい映像に惹かれて観るようになったアンゲロプロス作品ですが、これは現代のギリシ
- アンゲロプロス監督の演出力に圧倒される、政治と人間を描いた映画の真骨頂。
- ギリシャ現代史と古典悲劇の重層化が!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ギリシャ
- 時間232分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演エヴァ・コタマニドゥ
-
母親を亡くした少女と詐欺師の男が織り成す旅を、ライアン・オニールとテイタム・オニールの父娘共演で描いたロードムービー。ジョー・デビッド・ブラウンの小説を原作に、「ラスト・ショー」のピーター・ボグダノビッチ監督がメガホンをとった。1930年代のアメリカ中西部。聖書を売りつけて小金を稼いでいる詐欺師モーゼは、交通事故で亡くなった知人女性の娘アディを、遠く離れた親戚の家まで送り届けるよう依頼される。嫌々ながらも引き受けるモーゼだったが、大人顔負けに賢いアディはいつしか彼の詐欺の片棒を担ぐようになり、2人は父娘のような絆で結ばれていく。1974年・第46回アカデミー賞でテイタム・オニールが史上最年少で助演女優賞に輝いた。
ネット上の声
- 印象的なニット帽をかぶり、短髪にオーバーオール
- 女の子とダメ男のロードムービーにほっこり
- ほんのり香る甘さにちょっぴり辛いスパイス
- Followingハンスウさんのお薦めモノクロを鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ピーター・ボグダノヴィッチ
- 主演ライアン・オニール
-
フランソワ・トリュフォー監督が、映画を愛する者たちに捧げた群像劇。フランス・ニースのスタジオ“ラ・ビクトワール”を舞台に、「パメラを紹介します」という映画の撮影を行っているスタッフ・キャストたちの人間模様が描かれる。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオほか。原題の「Day for Night」とは、カメラレンズにフィルターをかけて、夜のシーンを昼間に撮影することを指す。73年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 映画とは愛すべき壮大な共同妄想夢芝居
- 『映画』を愛するすべての人へ愛を込めて。
- トリュフォー監督の映画の中の映画作り
- 映画製作は、駅馬車の旅と似ている
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間117分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャクリーン・ビセット
-
それぞれに夢と希望を抱いてモスクワに出てきた三人の娘の20年に亘る愛と苦悩、友情を描く。監督はウラジーミル・メニショフ、脚本はワレンチン・チェルヌィフ、撮影はイーゴリ・スラブネビッチ、音楽はセルゲイ・ニキーチンが各々担当。出演はヴェーラ・アレントワ、アレクセイ・バターロフ、イリーナ・ムラヴィヨワ、ライサ・リャザノワ、ナターリヤ・ワヴィーロワ、ユーリー・バシリエフ、ボリス・スモルチコフ、アレクザンドル・ファチューシンなど。
ネット上の声
- ヒロインたちやけに老けてるな〜と思ってたらそのまま同キャストで40代くらいまで演
- “アレクサンドラはモスクワの子だ”
- Александра (アレクサンドラ)
- これが反体制映画?とんでもない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間150分
- 監督ウラジミール・メニショフ
- 主演ヴェーラ・アレントワ
-
ベルリンからアメリカへ渡った男達の夢に、複雑に錯綜する現実がのしかかっていく彼らの旅を描く。製作はヴァルター・ザクサー、監督・脚本は「小人の響宴」のヴェルナー・ヘルツォーク、撮影はトーマス・マウフ、エド・ラッハマン、音楽はチェット・アトキンズ、ソニー・テリーが各々担当。出演はブルーノ・S、エーファ・マッテス、クレメンス・シャイツなど。16、イーストマンカラー・ビスタサイズ。
ネット上の声
- だっ誰か止めて…(byウサギ&ニワトリ)
- アメリカンドリームの果てに…
- ジョイ・ディヴィジョン
- なんだか切ない
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国ドイツ
- 時間110分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演ブルーノ・S
-
ニュー・ジャーマン・シネマを牽引したライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、1955年製作のダグラス・サーク監督作「天はすべて許し給う」の物語を下敷きに、愛に起因する苦悩や残酷さを鮮やかに描いた傑作ドラマ。
ドイツ、ミュンヘン。夫に先立たれ掃除婦として働く初老の女性エミは、ある雨の夜、近所の酒場で移民労働者の青年アリと出会う。2人は恋に落ちすぐに結婚を決めるが、エミの子どもたちや仕事仲間からは冷たい視線を向けられる。それでも愛を育んでいくエミとアリだったが……。
1974年・第27回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、ファスビンダー監督の名を世界に知らしめた。日本では2023年7月に劇場初公開。
ネット上の声
- 幸福が楽しいとは限らない
- 話がトントンと進んでいく
- 70年代の西ドイツにて
- 人種問題と年の差婚
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国ドイツ
- 時間90分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ブリギッテ・ミラ
-
「さらば冬のかもめ」「シャンプー」「帰郷」といった名作で知られるハル・アシュビーの監督第2作。広大な邸宅に住み、ほしいものは何でも手に入る立場にありながら、死に取りつかれた自殺マニアの少年ハロルドは、ある時、80歳の老女モードと出会う。生きる喜びに満ちていたモードとハロルドはやがて互いに愛し合うようになるが……。ふたりの交流を通じて、愛すること、生きることの素晴らしさを描いた青春映画。日本でも上演された大ヒット舞台劇の映画化作品。1972年日本初公開。2010年「ZIGGY FILMS '70S '70年代アメリカ映画伝説」でリバイバル上映。
ネット上の声
- 製作当時の時代背景を知った上での鑑賞推奨
- 伝説作品が再公開! 崇高な魂の伝授の物語
- 文句なく傑作と言い切れる作品 元気婆さん
- 恋愛とは肉欲ではない、気持ちの一致である
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ハル・アシュビー
- 主演バッド・コート
-
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間445分
- 監督マーヴィン・J・チョムスキー
- 主演ジェームズ・ウッズ
-
同じ一人の女性を愛した3人の親友同士の30年間に渡る人生模様を、戦後イタリア映画の黄金時代への郷愁を織り混ぜて描いた、「ラ・ファミリア」のエットーレ・スコラの監督作品。製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、原案・脚本はアージェ・スカルペッリとスコラ、撮影はクラウディオ・チリロ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はニーノ・マンフレーディ、ヴィットリオ・ガスマンほか。フェデリコ・フェリーニらが特別出演。
ネット上の声
- エットレ・スコーラはやはり名作が多いなと、うーんと唸ってしまう作品
- 孤独な金持ち、貧乏人の友沢山
- 男性三人+女性一人の人生模様
- 人の思いを描き出す
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア
- 時間123分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演ニーノ・マンフレディ
-
精神を病んだ妻とその夫の愛と葛藤を描き、ジョン・カサベテス監督の代表作の1つとなった傑作ドラマ。
専業主婦のメイベルは、土木工事の現場監督を務める夫ニックや3人の子どもたちと暮らしている。精神バランスの不安定なメイベルは、ある晩ニックが仕事での突発的なトラブルで帰宅できなかったことを発端に、異常な行動を見せるようになり……。
カサベテス監督の旧友ピーター・フォークと妻ジーナ・ローランズが主人公夫婦に扮する。
ネット上の声
- 彼女の精神が壊れる原因は家庭にあるので精神病院に送っても無駄なんです、、
- 色々な感情を引き出してくれる作品
- 迫真、緊張、そして安堵。
- 引き受け続けるということ
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間145分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
-
「第三の男」「オリバー!」の名匠キャロル・リード監督がピーター・シェーファーの戯曲を映画化した恋愛ドラマ。元ヒッピーのベリンダは偶然出会った上流階級出身の会計士チャールズと結婚するが、慣れない上流の暮らしに息の詰まる毎日を送っていた。そんな中、ベリンダの行く先々に白いコートを着た男が現れる。尾行されていることに気づきつつもベリンダは男に興味を持ち始める。主演はミア・ファロー。
ネット上の声
- 親米派の巨匠が遺した異色のラブストーリー
- 昨日通りかかったら上映してたので観たよん
- 「人生、追いつ追われつ」がいいのかも☆
- 《午前十時》マカロン喰ってストーカー
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国イギリス
- 時間93分
- 監督キャロル・リード
- 主演ミア・ファロー
-
「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」などで知られるドイツの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、金持ちの男を愛したばかりにすべてを搾取され破滅していく男の姿を通して資本主義社会の冷酷さを暴いた人間ドラマ。
大道芸人のフランツ・ビーバーコップは宝くじに当たったことをきっかけにブルジョワのゲイのサークルに入り、そこで出会ったハンサムなオイゲンに恋をする。一夜にして富と愛を手にしたフランツは有頂天になってオイゲンに貢ぐが、ブルジョワのオイゲンと孤児出身のフランツとでは、趣味も会話もすべてが相容れず……。
ファスビンダー監督が初めて男性同性愛を真正面から描いた作品で、主人公フランツを自ら熱演した。日本では1977年に「自由の代償」のタイトルで公開され、2024年の特集上映「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」にて「自由の暴力」のタイトルに変更して再公開。
ネット上の声
- お世辞にも決して演技が上手いとは言えないファスビンダーが演じるひたすら搾取され続
- 演技に演出に画面作り、どれを取っても一級品なファスビンダーの才気がこれでもかと煥
- ファスビンダーはやはり悲惨な人物を描いても、その痛みや苦しみを搾取することなく、
- 誰かしらの家にお邪魔した途端、不意に森に投げ込まれたような気がする時がある
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ドイツ
- 時間120分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ライナー・ファスビンダー
-
“刑務所”シリーズ二作目。刑務所に服役する囚人たちを主人公に、社会から隔絶された人間たちの生きざまを描く。脚本は「脱獄広島殺人囚」の野上龍雄、監督も同作の中島貞夫、撮影は「恐喝のテクニック 肉地獄」の増田敏雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ご当地ムービー
- 題名が酷いけど大傑作
- フィクション
- 飯よこせっ♪飯よこせっ♪♪飯よこせっ♪♪♪
脱出、 刑務所、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督中島貞夫
- 主演松方弘樹
-
海難事故から奇跡的に生きのびた11歳の少年と黒いアラブ馬の愛情深い触れ合いを描く。製作総指揮はフランシス・フォード・コッポラ、製作はフレッド・ルースとトム・スターンバーグ、監督はキャロル・バラード。ウォルター・ファーリーの原作を基にメリッサ・マシソン、ジーン・ローゼンバーグとウィリアム・D・ウィットリフが脚色。撮影はキャレブ・デシャネル、音楽はカーマイン・コッポラ、編集はロバート・ダルヴァが各々担当。出演はケリー・レノ、ミッキー・ルーニー、テリー・ガー、クラレンス・ミューズ、ホイト・アクストン、マイケル・ヒギンズ、エドワード・マクナマラ、ドグミ・ラルビ、クリステン・ビガードなど。
ネット上の声
- 流麗なスタイルと、その筋肉の躍動感
- 少年と馬の感動の友情物語
- 馬好きの人に見てほしい
- 馬って海で泳ぐ時は….
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督キャロル・バラード
- 主演ケリー・レノ
-
2020年ベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞したドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーが1970年代末から80年代にかけて発表した「ベルリン3部作」の第1作。1980年代の西ドイツでアート&ファッションのアイコン的存在であったタベア・ブルーメンシャインを主演に迎え、酒飲みの女の人生を描き出す。
共演にはパンク歌手のニナ・ハーゲン、「アルファヴィル」のエディ・コンスタンティーヌ、前衛的な芸術運動「Fluxus(フルクサス)」に参加したウルフ・ボステル、戦後ドイツを代表する芸術家マーティン・キッペンバーガーら多彩なキャストが集結。ブルーメンシャインが衣装も担当した。
日本では2023年8月に劇場初公開。
ネット上の声
- なんて素敵な映画でしょう
- 飲んで飲んで飲みまくる
- 映画『バービー』で示さんとしていた大義は「女が終始無言のまま泥酔しながら酒を飲み
- 社会派映画なのか…?駅の階段で倒れている主人公を気にも留めず、大勢の人が通り過ぎ
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ドイツ
- 時間108分
- 監督ウルリケ・オッティンガー
- 主演タベア・ブルーメンシャイン
-
フランソワ・トリュフォー監督とジャン=ピエール・レオ主演による連作「アントワーヌ・ドワネルの冒険」の完結編となる第5作。印刷所に勤める30代半ばのアントワーヌは、自身の恋愛経験をもとにした小説を出版した。彼にはレコード店で働くサビーヌという恋人がおり、妻クリスチーヌとは協議離婚が成立。そんなある日、アントワーヌは初恋の女性コレットと偶然の再会を果たす。「大人は判ってくれない」に始まる前4作の映像を回想シーンとして挿入しながら、中年にさしかかったアントワーヌの現在を描き出す。「アントワーヌとコレット」でコレットを演じたマリー=フランス・ピジェが再び同役を演じた。
ネット上の声
- ドワネルシリーズ最終回、前4作の伏線がこんな形で回収されるとは!ストーリーの巧さ
- この作品だけ観ても良さは半減するのかな🤔
- 最終章 アントワーヌくん、女に裁かれる
- アントワーヌ・シリ−ズ完結編☆
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャン=ピエール・レオ
-
スウェーデンが誇る巨匠イングマール・ベルイマンが、奔放に生きる母と彼女に不満を抱える娘の心の葛藤を描いた人間ドラマ。ノルウェー北部の片田舎。牧師館で暮らす女性エバは、歳の離れた夫とともに平穏な毎日を送っていた。そんなある日、エバは著名なピアニストである母シャルロッテを自宅に招待し、母娘は7年ぶりの再会を果たすが……。母親役のイングリッド・バーグマンはこれが最後の映画出演作となった。2012年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でもリバイバル上映。
ネット上の声
- 母娘の確執の陰に、神の存在を感じてしまう
- 失うことを恐れては真の親子にはなれない
- 徹底的に現実的である、という事の怖さ
- ベルイマン作品の根底にあるもの…
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国スウェーデン
- 時間92分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・バーグマン
-
巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー監督の長編第2作。平凡だが幸せな生活を送っていたフィリップ・モスは、娘の誕生日を記録するために2カ月分の給料をはたいて8ミリカメラを購入。アマチュア映画協会の人物と知り合ったことがきっかけでカメラにのめりこんでいった彼は、仕事場や家庭で徐々に孤立していく。本作でモスクワ映画祭グランプリを受賞したキエシロフスキーは、ポーランド国外でも高い評価を受けるようになった。
ネット上の声
- 自分の夢と平穏な生活は両立出来るのか
- そしてカメラマニアは愛に帰る
- 過去を生きる男と今を生きる女
- 一番知る必要のあった物
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ポーランド
- 時間112分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演イェジー・シュトゥル
-
結婚10年目を迎え、順風満帆の夫婦生活を送っていたユーハンとマリアン。だがある日、ユーハンが浮気を告白。マリアンは関係修復を訴えるが、ユーハンは激しい口論の末家を出てしまう。やがて2人は再会し本音でじっくり語りあうが、溝は深まるばかりで…。
ネット上の声
- なんでも、《腐敗》と《発酵》は本質的に同じ現象なのだ、ときく
- ベルイマン監督による史上最大級の会話劇
- 犬も食わぬ夫婦喧嘩をのぞき見する5時間
- 上手くいってたはずの夫婦が、離婚する
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国スウェーデン
- 時間293分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
-
ビム・ベンダース監督が、ひょんなことから一緒に旅することになった青年と少女の交流をモノクロ映像でつづったロードムービー。ドイツ人の青年フィリップは旅行記を書くためアメリカを旅していたが、執筆に行き詰まり帰国することに。空港で足止めをくらった彼は、同じくドイツへ帰国しようとしていた女性リザと9歳の娘アリスに出会う。リザはフィリップに一方的にアリスを託し、行方をくらませてしまう。仕方なくアリスを連れてアムステルダムへ飛んだフィリップは、アリスの記憶を頼りに彼女の祖母の家を探す旅に出る。「まわり道」「さすらい」と続く、ベンダース監督&リュディガー・フォーグラー主演による「ロードムービー3部作」の第1作。
ネット上の声
- 【ひょんなことから道連れとなったドイツの作家の青年と少女の道連れ旅と不思議な交流を描くロードムービー。ドイツの名バンド”CAN"によるオリエンタル調の哀愁漂うメインメロデが印象的な作品でもある。】
- 『父親みたい。』『自然にそうなるんだ。』
- 人生はちょっとしたきっかけがあれば
- 心地よい気分になるロードムービー
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国ドイツ
- 時間111分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演リュディガー・フォグラー
-
マルグリッド・デュラス監督が本作の前に撮った『インディア・ソング』で大使館邸として使用されたパリ郊外のロスチャイルド邸。廃墟となったその館の内外を緩慢な移動で捉える映像に、『インディア・ソング』のサウンド・トラックがそのまま重ねられる。
ネット上の声
- 廃墟での愛の残響
- 『インディア・ソング』のサウンドトラックのまるまる流用なのは面食らうが本家よりデ
- 『インディア・ソング』のサウンドトラックを別の映像に組み合わせるだけでこうも違っ
- ラ・ジュテ式に撮ってあり、バックグラウンドとして見聞きするのは良いと思います
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
-
アメリカで実際にあったエピソードを基に、白血病に冒された少女と彼女のクラスメイトたちの厚き友情を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「大安に仏滅!?」の和泉聖治。脚本は、「大安に仏滅!?」の布勢博一と「曖・昧・Me」の伊藤尚子の共同。撮影を「大安に仏滅!?」の安藤庄平が担当している。主演は、故三船敏郎の愛娘で映画初出演の三船美佳。文部省選定、厚生省、骨髄移植推進財団推薦作品。
ネット上の声
- 淡々と、しみじみと、いろいろありますなぁ。
- イヴモンタン(町工場の似合わないこと!)のいつもの微笑みが、ずっと不安げに、泣く
- クロードソーテの友情
- クロード・ソーテ監督、フィリップ・サルドの音楽、このコンビの作品はいつもフランス
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督クロード・ソーテ
- 主演イヴ・モンタン