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ドイツにいると聞かされた見知らぬ父を求めて、12才の少女と5才の弟が夜行列車に飛び乗った。オートバイの青年への報われない初恋、死んだ馬が引きずられていった雪の夜、疲れきった旅芸人たちが休む海辺、港から吊り上げられる巨大な手、そしてフィルムの切れ端の中に浮かぶ1本の樹……痛切に美しい詩のような風景の中を進むふたりが旅の果てに見るものは……。アンゲロプロス監督が娘たちのための寓話として作った人気作、ヴェネチア映画祭銀獅子賞最優秀監督賞受賞。
ネット上の声
- ラスト〜霧の中に見えてきた一本の木〜
- 圧倒的な映像と演出に魅入られて
- 限りない旅路の果てに・・・
- 死の匂いを感じさせる叙情性
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ギリシャ,フランス
- 時間125分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演ミカリス・ゼーナ
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シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の心あたたまる交流を、あふれる映画愛とともに描いた不朽の名作。映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの死の知らせが届く。彼の脳裏に、「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、映写技師アルフレードとの友情がよみがえってくる。シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる。アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリなど、各国で賞賛を浴びた。
ネット上の声
- ★の数5つでは足りません。10は欲しい!
- 映画監督を目指す者として最も憧れる作品
- 映画好きと、ただのオタクとの境界線
- 子供時代に愛されるということ
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間124分
- 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演フィリップ・ノワレ
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「トリコロール」3部作で知られるポーランドの名匠クシシュトフ・キエシロフスキーが手がけたテレビシリーズ。旧約聖書の十戒をモチーフにした、ワルシャワ郊外の同じアパートに住む人々を描いた10のエピソードからなる。1989年ベネチア国際映画祭で上映された後に各国で劇場公開され、カンヌ国際映画祭審査員特別賞ほか多数の賞を受賞した。第1話「ある運命に関する物語」、第2話「ある選択に関する物語」、第3話「あるクリスマス・イヴに関する物語」、第4話「ある父と娘に関する物語」、第5話「ある殺人に関する物語」、第6話「ある愛に関する物語」、第7話「ある告白に関する物語」、第8話「ある過去に関する物語」、第9話「ある孤独に関する物語」、第10話「ある希望に関する物語」の全10話(このうち第5、6話はそれぞれ「殺人に関する短いフィルム」「愛に関する短いフィルム」のタイトルで単独の映画としてロングバージョンが製作・公開されている)。合計585分。HDリマスター版が「ポーランド映画祭2020」(20年11月20~23日/東京都写真美術館ホール)で上映され、21年に劇場公開。
ネット上の声
- これ以上最高な一本の映画があるか。
- キューブリックが大好きな作品
- ドラマの基本パターン10種
- 星5つでは表せない。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポーランド,ドイツ
- 時間567分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演クリスティナ・ヤンダ
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「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」「少女ムシェット」などの名作を残したフランスの名匠ロベール・ブレッソン監督が、ロシアの文豪トルストイの原作をもとに、偶然手にしてしまったニセ札を知らずに使ってしまったことから、一家惨殺事件を引き起こし転落していく人生を歩む青年イボンの姿を描いた。1999年に他界したブレッソン監督の遺作。日本初公開は86年。2011年、ブレッソンの名作をニュープリントで上映する「映画の國名作選III ロベール・ブレッソンの芸術」にてリバイバル。
ネット上の声
- ドア、ドア、ドア、ドア、ドア・・・・・。
- 一番観たくない映画の原作はトルストイ
- 映画とは何か、を問いつづけた生涯。
- カットの間にある空白こそ映画だ
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国フランス,スイス
- 時間85分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演クリスチャン・パティ
-
ネット上の声
- ずっとオペラなので、おお、オペラ、、おお、、、森のなかで、、うう、、眠い、、うう
- オペラ形式で話の進みが遅いのがやや退屈だが、撮影もライティングも神がかって良いし
- オープニング、観客にヒューヒュー言われながらパーティ会場に入っていくところから面
- かたくるしいオペラ?なのかと思いきやお笑いだった サイコーでした!
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポルトガル
- 時間90分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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第二次世界大戦が終わり、収容所地帯となったソ連の炭鉱町。12歳の少年ワレルカ(パーヴェル・ナザーロフ)はガリーヤ(ディナーラ・ドルカーロワ)の協力で盗まれたスケート靴を取り返すが、いたずらがバレて学校を退学になる。母親と愛人との関係や何もかもに嫌気が差したワレルカは、ほんの出来心から列車を転覆させてしまう。
ネット上の声
- もし映画の奇跡というものが存在するのなら
- かろうじで映画に収まってしまった傑作!
- 虚構に甦った時代と守護天使の愛の物語
- シネフィルの人らが好きそうな映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ロシア
- 時間105分
- 監督ヴィターリー・カネフスキー
- 主演パーヴェル・ナザーロフ
-
激しすぎる愛情ゆえに精神を病んでいく女性とその弟の愛と苦悩を描いた、ジョン・カサベテス監督の集大成ともいえる作品。
小説家のロバートは愛や孤独を題材にした作品で評判を呼んでいたが、実生活では他人を愛することに不器用で離婚歴もあった。そんな彼の家に、長年連れ添った夫と別れた姉サラが訪ねてくる。娘が父親との生活を選んだことに傷ついたサラは、狂気の世界へと足を踏み入れていき……。
1984年・第34回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
ネット上の声
- カサベテスが問う 人と人の距離とは
- 愛は流れ続けなくても人生は続く
- 映画作家カサヴェテスという男
- 求められないものを求めて
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国アメリカ
- 時間139分
- 監督ジョン・カサヴェテス
- 主演ジーナ・ローランズ
-
世界中で大ヒットした「赤毛のアン」の続編。マリラとマシューのもとに引き取られてから5年、相変わらずおしゃべりと空想が大好きなアンは教師として働いていた。かつてはライバルであったギルバートから愛を打ち明けられるが……。少女から大人へと変化していくアンの心情が丁寧に綴られている。1988年公開の「続・赤毛のアン/アンの青春」に、アンを取り巻く人たちのエピソードを約50分追加。
ネット上の声
- なかなかいい。けどね・・・
- この作品は・・・永遠なり
- 愛とユーモアに溢れた傑作
- 女性の成長と美しさ。
青春、 文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国カナダ
- 時間220分
- 監督ケヴィン・サリヴァン
- 主演ミーガン・フォローズ
-
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが自身の故郷である地方都市ウプサラを舞台に撮りあげた自伝的作品で、劇場を営む一族の2年間を2人の孫の目を通して豪華絢爛に描いた全5章構成の群像ドラマ。1907年のクリスマスイブ。少年アレクサンデルと妹のファニーは、劇場主で俳優の父オスカル・エクダールや女優の母エミリーと共に毎年恒例のキリスト降誕劇を上演し、クリスマスを盛大に祝う。ところがその年明けにオスカルが舞台のリハーサル中に倒れ、そのまま帰らぬ人に。夫を亡くしたエミリーは、相談に乗ってくれたベルゲルス主教と再婚することになるが……。第56回アカデミー賞で外国語映画賞など4部門を受賞したほか数々の映画賞に輝いた。1985年に日本初公開。2018年「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)では、全5章・5時間11分のオリジナル全長版でリバイバル上映。
ネット上の声
- 不朽の名作。特に後半の独り演技が最高。
- 絵画のような映像美に目を奪われます。
- やや過大な期待をしすぎてしまった作品
- 5時間超の大作☆ベルイマン最高傑作!
群像劇、 家族、 クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スウェーデン,フランス,ドイツ
- 時間311分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グン・ヴォールグレーン
-
あるゲイの主人公をめぐる愛と葛藤の人間模様を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはロナルド・K・ファイアスティン、製作はハワード・ゴットフリード、監督は「続・おもいでの夏」のポール・ボガート、脚本・原作戯曲・主演はハーヴェイ・ファイアスティン、撮影はミカエル・サロモン、音楽はピーター・マッツが担当。出演はほかにアン・バンクロフト。
ネット上の声
- やさしい人は、マイノリティだと思うこの頃
- 今でも飾られているラストのモノクロ写真
- 愛がいっぱい詰まった辛くて暖かい人生
- さて、この映画について
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ポール・ボガート
- 主演ハーヴェイ・ファイアスタイン
-
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、1979年から80年にかけて手がけたTVシリーズ。第1次世界大戦の傷跡やナチスと共産主義者の対立により社会が不安定になり、文化も爛熟期を迎えた1920年代ドイツ・ベルリンを舞台に、激動の時代を生きたひとりの男の受難の物語を描く。日本ではファスビンダー没後20年となる2002年に劇場公開され、13年にデジタルリマスターでリバイバル。全14話を日替わりで上映。
ネット上の声
- タイトルに「ベルリン」とあるように、つまりは大都市ベルリンと人間との関わりについ
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品!
- フランツビーバーコップどうしようもない人間
- 不思議な明るさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間---分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ギュンター・ランプレヒト
-
初老の年代にさしかかったアメリカ人とナポリ人の二人の男の再会を通して自分の過去をふり返り老後を考える彼らの姿を描く。製作はルイジ&オーレリオ・デ・ラウレンティスとフランコ・コミッテリ、監督は「ル・バル(1983)」のエットーレ・スコラ、原案・脚本はスコラとルッジェーロ・マッカリ、フリオ・スカルペッリ、撮影はクラウディオ・ラゴーナ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はジャック・レモン、マルチェロ・マストロヤンニほか。
ネット上の声
- マルチェロ(ボケ)&レモン(ツッコミ)
- ガラにもなく、泣いてしまいました。
- ジャック・レモンの名作中の名作!
- あぁ、、ナポリに行きたいなぁ!
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演ジャック・レモン
-
ビム・ベンダース監督が、テキサスの荒野を放浪する男の妻子との再会と別れを、ライ・クーダーの哀愁漂う音楽に乗せて描き、1984年・第37回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた傑作ロードムービー。荒野をひとりさまよっていた男が、ガソリンスタンドで気絶した。記憶を失っている男の持ち物を手がかりに連絡を受けたウォルトは、男が4年前に失踪した兄トラヴィスだと確認する。トラヴィスはテキサス州の町パリに所有する土地を目指していた。徐々に記憶を取り戻したトラヴィスは、4年ぶりに再会した幼い息子とともに、妻を探す旅に出る。主人公トラヴィスをハリー・ディーン・スタントン、妻をナスターシャ・キンスキーがそれぞれ好演。俳優サム・シェパードと「ブレスレス」のL・M・キット・カーソンが脚本を手がけた。
ネット上の声
- 血の繋がり、家族愛、親子の絆と赤色の肖像
- エンタメが選ぶ 《 映画3大無責任男 》
- カントリーな風景と独特の恋愛観
- 僕を登録してくれている皆さんへ
旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間146分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演ハリー・ディーン・スタントン
-
ネット上の声
- 父の喪失とさまよう兄弟
- 怖いというより、なんだか具合が悪そうで見ている側が不安になるようなその全体のムー
- ニノとヴィセンテがソファの両端を持ってぐるぐると回るシーン、ヴィセンテが右端に腰
- 撮影バッキバキ映画史に残る画面の格好良さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ポルトガル
- 時間95分
- 監督ペドロ・コスタ
- 主演ペドロ・エストネス
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1920年にアメリカの小さな炭鉱で実際に起きた事件を背景に、その時代のアメリカの暗黒面を浮き彫りにしてゆく。エグゼクティヴ・プロデューサーはアマー・ジャコブ・マリンとマーク・バルサム、ジェリー・シルヴァ、製作はペギー・ライスキーとマギー・レンジ、監督・脚本は「ベイビー・イッツ・ユー」のジョン・セイルズ、撮影はハスケル・ウェクスラー、音楽はメイソン・ダーリングが担当。出演はクリス・クーパージェームズ・アール・ジョーンズほか。
ネット上の声
- アメリカ版“蟹工船”?
- 1920年 小さな炭鉱町
- 労働者の力
- 炭鉱ストと他民族間の緊張の高まりから最終的に行き着く銃撃戦、とえらいことが起きて
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督ジョン・セイルズ
- 主演クリス・クーパー
-
ネット上の声
- 北陸の国からレビュー2013」その4梅雨
- やっぱりいい
- 最初のシーン、富良野の酒屋「炉ばた」がでてくる!最高に楽しみすぎる行きたい居酒屋
- 親と距離を置いたとき、子どもは、改めて、親の苦しみ、悲しさ、強さ、愛を知るわけで
北の国から、 TVドラマ、 ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演田中邦衛
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郵便局員の青年トメクは、毎晩向かいのアパートに住む年上の女性マグダを覗き見していた。ある日、トメクが届けた偽の為替通知書を手に郵便局を訪れたマグダは、詐欺師呼ばわりされてしまう。責任を感じたトメクは、マグダを追いかけ自分の罪を告白する。「トリコロール」三部作で知られるポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー監督のTVシリーズ「デカローグ」第6話のロングバージョン。
ネット上の声
- “純愛”を騙る全ての映画たちへ
- 切なさがこみ上げてくる・・・
- 人を愛するということ
- 愛の痛みを知る人へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポーランド
- 時間87分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演オルフ・ルバシェンク
-
17世紀に存在した革命家イェナチュの謎の死をめぐって現代のジャーナリストが過去に入ってゆく姿を描く。製作はテレス・シェレール、監督・脚本は「天使の影」のダニエル・シュミット、共同脚本はマルタン・シュテール、撮影はレナート・ベルタ、音楽はピノ・ドナジオ、編集はダニエラ・ロデレールが担当。出演はミシェル・ヴォワタ、クリスティーヌ・ボワッソンほか。
ネット上の声
- 過去と現在が交錯して…
- 作品解説の間違い
- 過去と現在のシームレスな往来を鈴の音1つで引き起こせちゃうシュミットマジックとい
- シュミットの映画には、見る人を画面に囚えてしまう妖しい引力みたいなものが確実にあ
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スイス,フランス
- 時間96分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ミシェル・ヴォワタ
-
ユーゴスラビアのジプシー村で家族とともに暮らす少年ベルハン。彼が成長していく姿を通して、流浪の民ジプシーたちの生活を美しい映像でリアルに描いた傑作。出演者には本物のジプシーを多数起用し、劇中は彼らの言葉であるロマニ語が用いられている。メガホンを取るのは、前作「パパは、出張中!」でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したエミール・クストリッツァ監督で、本作では同映画祭の最優秀監督賞を受賞している。
ネット上の声
- 絶望的過ぎて気分が悪くなりました
- クストリッツァの独特の味はある
- 作品の評価と個人の嗜好の相違
- 連綿と繰り返される人生。
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国ユーゴスラビア
- 時間126分
- 監督エミール・クストリッツァ
- 主演ダボール・ドゥイモビッチ
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ネット上の声
- 話をすりかえてるのは父さんの方じゃないか
- 北陸の国からレビュー2013」その3梅雨
- 切ない恋心と、親への思い
- 初々しくも、切なすぎる
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ、 北の国から
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演田中邦衛
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ニューヨーク・インディペンデント映画界を代表する映画作家ハル・ハートリーが1989年に発表した長編デビュー作で、刑務所帰りの青年と17歳の少女の恋をオフビートなタッチでつづったラブストーリー。ニューヨーク郊外の住宅地リンデンハースト。刑務所から出所してこの街に舞い戻ってきた青年ジョシュは、腕を買われて自動車整備工場で働くことに。工場経営者の娘オードリーは、ミステリアスな魅力を持つジョシュに惹かれていくが……。日本では1991年に「ニューヨーク・ラブストーリー」のタイトルでビデオ発売され、2014年にハートリー監督作4作品を集めた特集上映で劇場初公開。
ネット上の声
- 主人公がやたらかっこいい
- 噂話は真実に尾鰭が付いて…
- ハル・ハートリー監督の長編デビュー作❗️
- 虚飾ゼロなのにロマンチック
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ハル・ハートリー
- 主演エイドリアン・シェリー
-
ヌーベルバーグ初期の傑作と名高い「アデュー・フィリピーヌ」などで知られるジャック・ロジエが、フランスの若手監督に贈られるジャン・ビゴ賞を受賞した長編第4作。
フランス西部のナントに向かう特別列車に乗ったブラジル人ダンサーのデジャニラは、検札係のリュシアンから罰金を支払うように言われるが、フランス語がわからないため、理由を理解することができない。そこへ通りかかった女性弁護士が、ポルトガル語の通訳を買って出るのだが……。
2010年1月に開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月に再び開催された同特集で再上映。2023年7月開催の「みんなのジャック・ロジエ」では4Kレストア版で上映される。
ネット上の声
- いつの間にやら…ハマってしまう非凡な才能
- 意表を付く登場人物たち
- 意表を付く登場人物たち
- 不可思議なバカンス
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間135分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
-
スウェーデンの小さな村で暮らす子どもたちを鮮やかに描き出した傑作「やかまし村の子どもたち」の続編となる作品。前作と同様、原作の作者であるアストリッド・リンドグレーンが自ら手掛けた脚本を、ラッセ・ハルストレム監督が映像化している。家が3軒しかないやかまし村で暮らす6人の子どもたち。クリスマスパーティや子どもたちだけでの年越し、そして子羊の誕生……。彼らが美しい自然の中で過ごす楽しい1年をいきいきと描く。
ネット上の声
- 赤ちゃんと動物には、かなわない。
- やかまし村の秋、冬、そして春
- やかましいからたのしいむら
- 平和で優しさに満ちた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スウェーデン
- 時間86分
- 監督ラッセ・ハルストレム
- 主演リンダ・ベリーストレム
-
エリック・ロメール監督による「喜劇と格言劇」シリーズの第6作。パリ郊外のニュータウンを舞台に、4人の男女が繰り広げる恋愛模様を軽快なタッチで描く。市役所で働く内気な女性ブランシュと現実主義の女子学生レアは、ふとしたことから意気投合し友だちになる。レアは恋人ファビアンと一緒に暮らしているが、2人の関係は上手くいっていない。一方、ブランシュはファビアンの友人であるプレイボーイのアレクサンドルに恋心を抱くが、恋に臆病な彼女は自分の気持ちを言い出せない。やがて、ファビアンはブランシュに惹かれるようになり……。カラフルな80年代ファッションにも注目。
ネット上の声
- ありがちな物語なのに話の流れがおもしろいのとロケーションのおかげで特別になる
- 彼女たちと一緒に笑ってしまった
- ライトロメール(笑)
- イメージから実物へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督エリック・ロメール
- 主演エマニュエル・ショーレ
-
南を目指す男の波乱万丈な旅を、アキ・カウリスマキ監督らしい淡々としたタッチで描く。失業したカスリネンは、自殺した父のキャデラックではるか南を目指す旅に出た。ところが途中で強盗に全財産を奪われ、日雇い仕事に出た帰りにイルメリという女性と知り合う。ある日彼は、金を奪った強盗と再会し捕まえようとするが、逆に警察に連行されそのまま投獄。イルメリの助けを借り、刑務所仲間のミッコネンと共に脱獄するのだが……。
ネット上の声
- 全然映してくれないのにゴリゴリのハードボイルド
- ラストにかかる歌に注意してね
- どうにかこうにか生きていく
- 紛れもなくハードボイルド
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国フィンランド
- 時間74分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演トゥロ・パヤラ
-
友だちの大切なノートを間違えて持ち帰ってしまった少年が、ノートを返すため友だちの家を探し歩く姿を生き生きと活写し、アッバス・キアロスタミ監督の名を世界に知らしめたイラン映画。イラン北部にあるコケール村の小学校。モハマッドは宿題をノートではなく紙に書いてきたため先生からきつく叱られ、「今度同じことをしたら退学だ」と告げられる。しかし隣の席に座る親友アハマッドが、間違ってモハマッドのノートを自宅に持ち帰ってしまう。ノートがないとモハマッドが退学になると焦ったアハマッドは、ノートを返すため、遠い隣村に住む彼の家を探し回るが、なかなか見つけることができず……。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- こういう映画が大ヒットしてアバターみたい
- 《午前十時》走る前に考えろアハマッド!
- 不安・理不尽・不思議にみちた世界
- 一生って、そんなに長いのかね
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間85分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ババク・アハマッドプール
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ピンク・フロイドの大ヒットアルバム「ザ・ウォール」の世界を、「ミッドナイト・エクスプレス」のアラン・パーカー監督が映像化した作品。脚本を担当するのは同バンドの中心メンバーであるロジャー・ウォーターズ。孤独と絶望にうちひしがれ、心の中につくりあげた壁にすがりながら狂気に溺れていくロックスターの姿を、幻想的で強烈な映像と音楽で描く。主演は本作で映画デビューを果たした、ミュージシャンのボブ・ゲルドフ。
ネット上の声
- 考えようによっては明るい映画です。
- まぎれもないロックンロール映画。
- すごいな、ロジャーさん
- ナンダコレハ・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国イギリス
- 時間95分
- 監督アラン・パーカー
- 主演ボブ・ゲルドフ
-
ロビン・ウィリアムズが主演を務め、名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマ。1959年、アメリカの全寮制学校ウェルトン・アカデミーに、同校のOBである英語教師ジョン・キーティングが赴任してくる。厳格な規律に縛られてきた生徒たちは、キーティングの型破りな授業に戸惑うが、次第に触発され自由な生き方に目覚めていく。キーティングが学生時代に結成したクラブ「デッド・ポエツ・ソサエティ」を再開させ、自らを語り合うことで自分が本当にやりたいことは何かを自覚していく生徒たちだったが、ある日悲劇が起こり……。イーサン・ホークが生徒役で出演。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー。第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- 奪われる“今”の中で、何を思うか?
- いまを生きるべく反骨精神も必要だ。
- キャプテン、マイ・キャプテン
- 日本の教育は死んでないのか?
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督ピーター・ウィアー
- 主演ロビン・ウィリアムズ
-
台湾現代史において、最も激動的な1945年の日本敗戦から1949年の国民党政府の樹立までの4年間を、林家の長老・阿祿とその息子たちの姿を通して描いた一大叙事詩。台湾ニューウェーブの雄、ホウ・シャオシエン監督は本作でベネチア映画祭金獅子賞を受賞、その評価を決定づけた傑作。主演は香港のトップスター、トニー・レオン。彼は台湾語を話せないために聾唖という設定になったという逸話もある。
ネット上の声
- 被支配者の憂い。
- これが九份
- 台湾の歴史をなぞるようにして4人兄弟の人生が描かれており、二・二八事件とその後の
- なんとなく入ったブックオフでDVDを見つけたので、買ってついに観ることができた
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国台湾
- 時間159分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演トニー・レオン
-
ナチス占領下のフランスのカトリック寄宿舎で生活する少年たちの心の交流を、製作・監督・脚本を担当した「アラモ・ベイ」のルイ・マルの強い自伝的要素のもとで描いてゆく。撮影は「デジャヴュ」のレナート・ベルタが担当。音楽はシューベルトとカミーユ・サン・サーンスのクラシックを使用。出演はガスパール・マネッス、ラファエル・フェジト、フランシーヌ・ラセットほか。
ネット上の声
- 半年に1回の頻度でストーリーに大きく心を震わされ、更に私の好みドンピシャな映画(
- さよならしているのは大人の方か、子供の方か。
- ルイ・マル監督『さよなら子供たち』(1987)
- 最高に切なくて美しいラストシーン
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間103分
- 監督ルイ・マル
- 主演ガスパール・マネス
-
ネット上の声
- 「夏」で1番好きなシーンは、全ての気力を失いながらも借金返しの為に朝から晩働く五
- 北陸の国からレビュー2013」その2梅雨
- やはり泣ける
- 小6男子のあの感じ、分かりすぎて抱きしめたい
ヒューマンドラマ、 北の国から
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督---
- 主演田中邦衛
-
エリック・ロメール監督が、対照的な2人の少女レネットとミラベルが体験する不思議な出来事を、4つのエピソードでつづった短編オムニバス。自転車のパンクをきっかけに知り合った2人が、夜明け前に訪れる無音の瞬間を体験するべく奮闘する第1話「青い時間」、パリで同居生活をはじめた2人と奇妙なカフェ店員とのやり取りを描いた第2話「カフェのボーイ」、犯罪や良心について対話を繰り広げる第3話「物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師」、家賃を稼ぐためレネットが描いた絵を売ろうと奔走する第4話「絵の売買」で構成。ロメール監督はレネット役のジョエル・ミケルの体験談に着想を得て本作を企画し、少人数のスタッフと16ミリフィルムで撮影を敢行した。
ネット上の声
- ロメールの軽快なオムニバス
- 言葉と静寂
- を心の相棒として
- 飽きない日常。
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督エリック・ロメール
- 主演ジェシカ・フォルド
-
ヌーボー・シネマ・スイスの旗手として知られる名匠フレディ・M・ムーラーが1985年に発表し、ロカルノ国際映画祭でグランプリにあたる金豹賞を受賞した作品。アルプスの雄大な自然に囲まれた地で、ほぼ自給自足の生活を送る4人家族。10代半ばのろう唖の弟は、その不自由さに時にいらだちながらも、両親や姉の愛情を受けて健やかに育つ。ある日、故障した草刈り機に腹を立てた弟は、それを投げ捨てて父の怒りを買ってしまう。家を飛び出した彼は、山小屋で1人で暮らし始める。姉はそんな弟を心配して食料などを届け、2人は山頂で焚火を囲みながら楽しい時間を過ごす。やがて、姉の妊娠が発覚し……。日本では86年に劇場初公開。2020年2月には、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- この映画に出会った人は見て下さい。
- スイスの山奥での神話のようなお話
- 静かに衝撃作だった
- すごく好きです
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国スイス
- 時間118分
- 監督フレディ・M・ムーラー
- 主演ヨハンナ・リーア
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遺作ともなった「ヤンヤン 夏の想い出」などで知られ、1980~90年代には台湾ニューシネマを牽引した鬼才エドワード・ヤン監督が86年に手がけた長編第3作。80年代の台北を舞台に、都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにした群像劇。少女シューアンがかけた1本のいたずら電話によって、カメラマンとその恋人、女性作家と医師の夫、その元恋人、不良少女、刑事など、何のつながりもなかった人々の間に奇妙な連鎖反応が生じ、やがて悲劇が巻き起こる。日本での劇場初公開は1996年。2015年、デジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- 「ヤンヤン夏の思い出」等のエドワード・ヤン監督作品
- 美しくも影のある映像美が最高
- エドワードヤンの恐れる風
- 現代人の無機質な心の結びつき
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1986年
- 製作国香港,台湾
- 時間109分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演コラ・ミャオ
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レオス・カラックスの、アレックスという青年を主人公にした3部作の2作目。愛のないセックスで伝染する死の病、STBOが蔓延する近未来のパリ。父を亡くしたアレックスは、父と同じく借金を抱える父の友人マルクから、ある製薬会社が開発したSTBOの特効薬を盗む話を持ちかけられる。マルクの愛人アンナをジュリエット・ビノシュが、アレックスのガールフレンドのリーズをジュリー・デルピーが演じている。
ネット上の声
- 主人公がデビッドボウイのモダンラブで疾走するシーンがあまりにカッコよかったので鑑
- 片頬に塗られた血が全てを表していた。アレックスの心は既に元恋人の元...
- 痛みとともに思い出す、あの毒ある甘さ
- 3部作の2作目なの知らなかった!
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間125分
- 監督レオス・カラックス
- 主演ドニ・ラヴァン
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ネット上の声
- 判んないから生きていられる・・そんな感じ
- 人の考えがテレビのモニターのように映れば
- たまに無性に観たくなるハネケ映画
- 死すらも救いでない徹底した悪意
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国オーストリア
- 時間104分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ビルギッド・ドール
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ノーベル賞作家の短編集を原作にタビアーニ兄弟が描く、圧倒的に美しく壮大な抒情詩傑作。<もう一人の息子><月の病><甕><レクイエム>……鈴をつけられたカラスが真っ青なシチリアの空を飛び、かの地に暮らす人々の物語を結んでいく。そして、人生に疲れて故郷シチリアに戻った作者ピランデッロに、亡くなったはずの母が少女の頃の思い出を語る、まばゆいばかりに美しい<母との対話>がエピローグを飾る。
ネット上の声
- 混沌(カオス)の世界に生きる人々の強さ
- イタリア落語「カオスシチリア噺」
- 鈴の音が呼び起こす、四つの寓話
- 混沌の内から輝くものは?
家族、 ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国イタリア
- 時間187分
- 監督パオロ・タヴィアーニ
- 主演マルガリータ・ロサーノ
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不良少年たちの苦悩、恋愛を描いた青春映画。監督は「悲情城市」の侯孝賢、脚本は朱天文、撮影は陳坤厚が担当。出演は、鈕承澤、張世、李秀玲ほか。
ネット上の声
- 青春のノスタルジー、それは甘くホロ苦く
- ある台湾の若者、故郷はフンクイ
- 頭をたたくこと
- 虚しき青春
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国台湾
- 時間101分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演ニュー・チャンザイ
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大阪安治川河口を舞台に、河っぷちの食堂に住む少年と、対岸に繋がれた廓舟の姉弟との出会いと別れを描く。第十三回太宰治賞を受賞した宮本輝の同名の小説を映画化したもので、脚本は人気TVシリーズ「金八先生」の重森孝子、監督は浦山桐郎監督に師事し、これが第一回作品となる小栗康平、撮影は「泣く女」の安藤庄平がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 昭和50年代の映画ですが、舞台となる30年代に撮られたとしか思えな...
- 子供の視点で現実の残忍さを静かに描く秀作
- 映像と内容に堪能させてくれる作品です。
- ”青が散る”・・・そして大人になる。
大阪が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督小栗康平
- 主演田村高廣
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旧ソビエトの検閲下、1984年に製作されたジョージアの名匠テンギズ・アブラゼによる社会派ドラマ。67年製作の「祈り」、76年製作の「希望の樹」とあわせて「祈り3部作」に数えられる。スターリンの粛清を喚起させ、ソ連崩壊につながったペレストロイカを象徴する作品で、1987年カンヌ国際映画祭審査員特別大賞を受賞。とある地方都市で高名な市長が死去し、市長の墓を掘り起こした罪で、生前の市長の独裁により家族を失った女性が逮捕される。彼女は法廷で市長の粛清の過去を告発し、埋もれつつあった悲劇の歴史を訴える。日本では2008年に劇場初公開。2018年には、アブラゼ監督の「祈り」「希望の樹」とあわせた「祈り3部作」の一挙公開で、再び劇場公開される。
ネット上の声
- 旧ソ映画、完成25年後岩波ホールにて。。
- 粛清という悲劇の、鮮烈かつ幻想的な映像化
- ファンタジーの結論へのモヤモヤ感・・・
- 84年の作品が今に伝わり上映される…
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ソ連
- 時間153分
- 監督テンギズ・アブラゼ
- 主演アフタンディル・マハラゼ
-
北アフリカのサハラ砂漠を舞台にイタリアの独裁者ムッソリーニの野望に立ち向かう遊牧民(ベドウィン)反乱軍とその指揮者オマー・ムクターの勇敢な姿を描く。製作・監督は「ザ・メッセージ」のムスタファ・アッカド、脚本はH・A・L・クレイグ、撮影はジャック・ヒルドヤード、音楽はモーリス・ジャール、編集はジョン・シャーリー、製作デザインはマリオ・ガルブリア、シド・ケインが各々担当。出演はアンソニー・クイン、オリバー・リード、イレーネ・パパス、ラフ・ヴァローネ、ロッド・スタイガー、ジョン・ギールグッド、アンドリュー・キーア、ガストーネ・モスキン、タキス・エマニュエル、エレオノラ・スタトポウロなど。
ネット上の声
- 「カッコいい」というのは不謹慎かな
- リビアと米国の貴重な合作映画
- 見ごたえのある大作
- 不安定な状況にある中東情勢ですが、この作品を観賞すると、中東の人々の対西側諸国へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国リビア,アメリカ,イギリス
- 時間163分
- 監督ムスタファ・アッカド
- 主演アンソニー・クイン
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ウッディ・アレンが監督・脚本を手がけ、映画ファンの女性がスクリーンの中から飛び出してきたスターと恋に落ちる姿を描いたファンタジックなラブストーリー。1930年代、大恐慌真っただ中のニュージャージー。セシリアは失業中の夫と愛のない生活を続けながら、ウェイトレスの仕事で家計を支えていた。彼女にとって、つらい現実を忘れられる映画鑑賞だけが心の支えだ。そんなある日、お気に入りの映画「カイロの紫のバラ」を映画館で見ていると、映画の主人公トムが突然セシリアに向かって話しかけてきて……。「ローズマリーの赤ちゃん」のミア・ファローがヒロインを務め、「愛と追憶の日々」のジェフ・ダニエルズが劇中映画の主人公トムと彼を演じる俳優ギルの2役を演じた。
ネット上の声
- 全ての「映画ファン」に贈りたい映画です☆
- 映画ファンへの死刑宣告 兼 ラブレター
- レビュアーの人生をレビューする?
- 全ての映画ファンに送られた佳作
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督ウディ・アレン
- 主演ミア・ファロー
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フランスを代表する映画作家アニエス・バルダが、さすらいの末に凍死した少女が死に至るまでの足取りを描き、1985年・第42回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞に輝いた作品。
冬の南フランス。片田舎の畑の側溝で、18歳の少女モナが凍死体となって発見された。ヒッチハイクをしながらあてのない孤独な旅を続けていたモナが命を落とすまでの数週間の道程を、彼女が路上で出会った人たちの証言を通してたどっていく。
「仕立て屋の恋」のサンドリーヌ・ボネールが主演を務め、「昼顔」のマーシャ・メリル、「ふたりの5つの分かれ路」のステファーヌ・フレス、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モローが共演。フランスでは当時100万人を超える動員を記録し、バルダ監督最大のヒット作となった。
ネット上の声
- ブルーオアシスは、最高の3D映画!
- 自由を叫ぶ愚か者に問う《真実》
- アニエス・ヴァルダのさすらう女
- なぜ一人でさまよっているのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演サンドリーヌ・ボネール
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旧ソ連のジョージア出身で、1979年以降はフランス・パリを拠点にさまざまな作品を発表した名匠オタール・イオセリアーニが、全編をアフリカのセネガルで撮影した長編劇映画第5作。
セネガルの森に住むディオラ族。男たちは川で洗濯をし、女たちは弓矢で鹿を狩って暮らしている。女祈祷師のバディニャ、狩人の女ゼズヴェ、そして、怠け者の夫ストゥラと別れ、3人の子どもを連れて再婚するオコノロなど、それぞれの日常が繰り広げられている。しかしその一方で、白人たちによる森林伐採が進み、彼らの暮らす村にも危機が迫っていた。
ディオラ族の牧歌的な生活と、産業により文化が侵食されていく様を寓話的に描いた。1989年・第46回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では2023年2月、「オタール・イオセリアーニ映画祭 ジョージア、そしてパリ」にて劇場初公開。
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間106分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演---
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警察に追われる男と、牧場を切り回す母子の出会いと別れを描く。脚本は「男はつらいよ 寅次郎春の夢」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当している。
ネット上の声
- 先日ドラマ版を見て無性に再見したくなり。やはりドラマ版は本作に遠く...
- 健さんは黄色いハンカチをもって帰ってくる
- 良い所一杯ありすぎて書き切れませんが
- 山田洋次の最高作といっていい一作。
北海道が舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督山田洋次
- 主演高倉健
-
「攻撃」(1956)、「何がジェーンに起こったか?」(62)、「合衆国最後の日」(77)などで知られる名匠ロバート・アルドリッチの遺作。タッグチーム「カリフォルニア・ドールズ」を組み、わずかなファイトマネーを求めてあてなき旅を続ける2人の女子プロレスラーと、そんな2人を導く1人の老マネージャーの旅路を描いたドラマ。マネージャー役は名優ピーター・フォーク。2012年、ニュープリント版でリバイバル。82年日本初公開時の邦題は「カリフォルニア・ドールス」。
ネット上の声
- 大きな玉ねぎの下でネギが踊るのを夢みて
- 鯣俳優ピーター・フォークの魅力再確認。
- 焦燥と緊張の後にカタルシスを得られた
- 最後の試合は最高にエキサイティング!
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演ピーター・フォーク
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「CUT」「マンハッタン・バイ・ナンバーズ」のアミール・ナデリ監督が1985年に製作し、ナント三大陸映画祭グランプリほか多数の映画祭で受賞。イラン映画の実力を世界に知らしめた人間ドラマ。70年代初頭。ペルシャ湾沿岸の小さな港町で暮らす孤児の少年アミルは、空きビン拾いや水兵の靴磨きなどをして生計を立てていた。過酷な境遇にありながらも、アミルは似たような身の上の仲間たちとともに毎日を楽しんで生きている。そんなある日、自分が読み書きできないことに気づきショックを受けたアミルは、必死で字を覚えはじめる。少年たちの走る姿を通して、生きることの輝きを描き出す。2012年、日本劇場初公開。
ネット上の声
- 少年というアイコン(象徴)映画
- 大きな声では言えないけど、、
- 貧しいが逞しく生きる
- ここではないどこか
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間91分
- 監督アミール・ナデリ
- 主演---
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家を追われてアメリカへ来た16歳の少年の放浪の姿を描く。製作・監督・脚本・編集は「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」のジャン・マリー・ストローブとダニエル・ユイレ、原作はフランツ・カフカ、撮影はウィリアム・ルプチャンスキーが担当。出演はクリスチャン・ハイシュ、ライナルド・シュネルほか。2010年11月5日より、東京・千代田区 アテネ・フランセ文化センターにて開催された「特集 ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2009」にて、「階級関係-カフカ「アメリカ」より-」と改題され上映。
ネット上の声
- 行き当たりばったりの孤独な青年。
- 留まってはいけない
- カフカ原作!
- 人がただたってるだけのカットが異常にカッコよくてどうやったらこんなもん撮れるんだ
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ドイツ
- 時間126分
- 監督ジャン=マリー・ストローブ
- 主演クリスチャン・ハイニシュ
-
「サタンタンゴ」「ニーチェの馬」などで知られるハンガリーの映画作家タル・ベーラが、罪に絡みとられ破滅していく人々をリアルに描いた人間ドラマ。以降ほとんどのタル・ベーラ作品で脚本を担当する作家クラスナホルカイ・ラースローや音楽のビーグ・ミハーイが初めてそろい、独自のスタイルを確立させた記念碑的作品。荒廃した鉱山の町。夫のいる歌手と不倫しているカーレルは彼女の部屋を訪れるが追い返され、行きつけの酒場へ向かう。酒場の店主はカーレルに小包を運ぶ仕事を依頼するが、町を離れたくないカーレルは知り合いに運ばせようと思いつく。歌手の夫から彼女との関係を問い詰められたカーレルは、夫に小包を運ぶ仕事を持ちかける。
ネット上の声
- 以前シアターイメージフォーラムの特集上映で観たが、不覚にも後半寝落ちしてしまった
- 香り立つ様なナルシシズムと退廃がどうしようも無い退屈を美しい映像に仕立て上げてい
- 「ナルシスティックな自分語りとそれを聞かされる人」の構図が内容からも作りからも解
- タル・ベーラ作品はホントに観る甲斐がある ハッキリとしたものは掴めないのが良い
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ハンガリー
- 時間121分
- 監督タル・ベーラ
- 主演ツェーケリ・B・ミクロシュ
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知的障害だが天使の心をもつ青年をめぐって、彼の家を欲しがる都会の官僚と彼を見守る村人達の騒動を、チェコの片田舎の小さな村を舞台に、ユーモラスに描いた作品。モントリオール国際映画祭審査員特別賞(86)、オーリアック国際映画祭グランプリ(86)、シャムルックス国際ユーモア映画祭グランプリ、国際批評家賞受賞。監督はイルジー・メンツェル、製作はヤン・ブロジェック、脚本はズデニェク・スヴェラーク、撮影はヤロミール・ショフルが担当。出演はヤーノシュ・バーン、マリアン・ラブダ、ルドルフ・フルシンスキーほか。
ネット上の声
- 村人たちに愛されているノッポさん
- チェコ人とスロバキア人の見分け方
- チェコのスイートな村人たちのお話
- 心にいつもスイートビレッジを
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国チェコ
- 時間102分
- 監督イジー・メンツェル
- 主演ヤノーシュ・バーン