-
2024年パリ五輪で正式種目となったブレイキンの全国大会でトップを目指す青年が、挫折を経験しながら夢に向かう姿を、ドラマ「陳情令」や映画「無名」で人気の俳優ワン・イーボー主演で描いた中国製の青春ドラマ。
中国・杭州で活動するブレイキンプロダンスチーム「感嘆符!」は、カリスマダンサーのケビンがチームの練習に参加せず、好き勝手な行動を繰り返すなどやりたい放題。親が大物であるためコーチもケビンに口を出すことができず、対応に手を焼いていた。しかし、ある時ケビンの代役を探さなければいけない事態となり、コーチはかつてチームのオーディションを受けた青年・陳爍(チェン・シュオ)を思い出し、彼をチームに加入させる。全国大会優勝の夢を胸に、陳爍はチームの仲間たちと練習を続け友情を築いていくが、全国大会を目前に控え、数々の試練が降りかかる。
アイドルグループ「UNIQ」のメインダンサー、リードラッパーで、ドラマ「陳情令」で俳優としてもブレイクしたワン・イーボーが主人公・陳爍を演じる。
ネット上の声
- ワン・イーボー目当てで観たけど、ダンスシーンが圧巻すぎて最高だった!とにかくカッコいい!
- ストーリーはベタなスポコンもの。でも、ひたむきな主人公を見てると、いつの間にか胸が熱くなって応援しちゃってた。
- パリ五輪のブレイキンが楽しみになる映画。ダンスバトルシーンの迫力がすごくて、これだけでも観る価値あると思う。
- 夢に向かって頑張る姿に泣けた。努力だけじゃどうにもならない壁にぶつかっても諦めないって大事だね。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国中国
- 時間124分
- 監督ダー・ポン
- 主演ホアン・ボー
-
映画「破墓 パミョ」やドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」で人気のキム・ゴウンと、ドラマ「Pachinko パチンコ」で注目された新鋭俳優ノ・サンヒョンが共演し、“普通”であることになじめない男女が支えあい、生きていく姿を描いたドラマ。
周囲から非難されることも多いが、気高く自由奔放でエネルギッシュなジェヒと、ゲイであることを隠して生きる、繊細で寡黙なフンス。ある時、クラスメイトによってフンスの秘密が暴かれそうになったとき、手を差し伸べたのがジェヒだった。全く正反対の2人は、互いの違いを認め合い、ルームシェアをしながらかけがえのない学生生活を送っていく。世間のルールに縛られず、恋愛や夜遊びなども全力で楽しみながら生きるジェヒに刺激され、閉じこもっていたフンスも徐々に外の世界へと踏み出していく。そんな2人の関係は、大学を卒業してそれぞれの道に進んでも、変わらないはずだった。しかし、社会に出た2人に大きな転機が訪れ、思いがけないかたちで友情が試されることになる。
国際ブッカー賞やダブリン文学賞といった国際的な文学賞にもノミネートされた、韓国の作家パク・サンヨンの連作小説「大都会の愛し方」に収録されている「ジェヒ」を原作に、「アメノナカノ青空」「女は冷たい嘘をつく」のイ・オニ監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 恋愛映画だと思って観に行ったら、もっと深い友情の物語だった。こういう関係、すごく素敵。
- 主人公2人のやり取りが本当に最高で、ずっとニマニマしちゃった。何時間でも見ていられる。
- これはちょっと良すぎた…!
- 観終わった後、なんだか「ありのままでいいんだな」って思えた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間118分
- 監督イ・オニ
- 主演キム・ゴウン
-
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。
1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止するべく立ち上がる。
「工作 黒金星と呼ばれた男」のファン・ジョンミンがチョン・ドゥグァン役、「無垢なる証人」のチョン・ウソンがイ・テシン役で共演し、「アシュラ」でも2人と組んだキム・ソンス監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 韓国現代史の事件がベースだけど、エンタメとして一級品。役者の演技も凄まじくて、韓国映画の底力を見せつけられた。
- とにかくすごい熱量。ずっとイライラするのに目が離せない。見終わった後の疲労感が半端ないけど、これは傑作。
- 評価高いけど個人的には苦手かな。男たちの怒鳴り合いが多くて疲れちゃった。後味も悪いし…。
- このキャスト陣は反則でしょw 演技合戦がヤバすぎ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス、 アクション
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間142分
- 監督キム・ソンス
- 主演ファン・ジョンミン
-
知的障害を持つ父にかけられた無実の罪。刑務所の7番房で、娘を想う父と囚人たちが起こす、涙と愛の奇跡の物語。
舞台は1997年の韓国。6歳の知能を持つ心優しい父ヨングと、彼を誰よりも慕うしっかり者の娘イェスン。二人のささやかな幸せは、ヨングが少女殺害の濡れ衣を着せられたことで突然終わりを告げる。死刑判決を受け、収監されたのは極悪犯が集まる刑務所の「7番房」。娘に会いたい一心でいるヨングの純粋さに心を動かされた同房の囚人たちは、イェスンを房内に潜入させるという前代未聞の作戦を決行。鉄格子が生んだ絆が、父の無実を証明するため無謀な計画に挑む、感動の結末。
ネット上の声
- 人生で一番泣いた映画。ハンカチじゃなくてタオルが必要だった。
- 主演の人の演技がすごすぎて…。物語に一気に引き込まれた。
- ありえないだろって思う部分もあるけど、そんなのどうでも良くなるくらい感動した。
- とにかく号泣。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間127分
- 監督イ・ファンギョン
- 主演リュ・スンリョン
-
1980年、戒厳令下の韓国。大金目当てでドイツ人記者を乗せた平凡なタクシー運転手が、光州で歴史的悲劇を目撃する実話を基にした衝撃作。
1980年5月、軍事独裁政権下の韓国・ソウル。11歳の娘を一人で育てるタクシー運転手のマンソプは、滞納した家賃を払うため、破格の報酬に惹かれドイツ人記者ピーターを乗せる仕事を引き受ける。「通行禁止時間までに光州へ行けば大金を支払う」という約束。何が起きているか知らぬまま検問をすり抜け光州に入った彼が目にしたのは、民主化を求める市民を軍が弾圧する凄惨な光景。危険を感じ逃げ出そうとするマンソプだが、記者の使命感と光州の人々の姿に心を揺さぶられる。平凡な男が下した、命がけの決断の物語。
ネット上の声
- この映画で初めて光州事件を知りました。前半の明るさからの後半の展開が本当にキツいけど、見てよかった。
- ソン・ガンホにハズレなし。人情味あふれる演技に引き込まれた。
- 実話ベースだけどエンタメとしても面白い。ただ、最後のカーチェイスはちょっとやりすぎ感あったかなw
- めちゃくちゃ泣いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間137分
- 監督チャン・フン
- 主演ソン・ガンホ
-
朝鮮戦争下の捕虜収容所を舞台に、国籍も思想も異なる者たちがタップダンスで心を通わせる、魂揺さぶるリズムと感動の物語。
1951年、朝鮮戦争の真っ只中にある巨済捕虜収容所。北朝鮮軍の若き捕虜ロ・ギスは、収容所一のトラブルメーカー。ある日、収容所のイメージアップのため、捕虜によるダンスチーム結成の計画が持ち上がる。指導を任されたのは、元ブロードウェイダンサーのアメリカ兵ジャクソン。当初は「敵国の踊り」と反発していたギスだが、タップダンスの魅力に心を奪われ、チームに参加。国籍も言葉も思想も違う寄せ集めのメンバーたちが、ただダンスへの情熱だけで一つになっていく。しかし、戦争という過酷な現実は、彼らの夢に暗い影を落とす。
ネット上の声
- タップダンスのシーンが最高!戦争映画って聞いてたけど、音楽とダンスの力でどんどん引き込まれた。最後は切ないけど、見てよかったって心から思える作品。
- 戦争とタップダンス?って正直ナメてたけど、めちゃくちゃ面白かった。イデオロギーとか関係なく、ただ踊りたいって情熱がすごい伝わってくる。
- 明るいミュージカルかと思ったら大間違い。後半の展開が辛すぎて…。ダンスは良かったけど、ハッピーエンドを期待してたからキツかったな。
- 理屈抜きで最高だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間133分
- 監督カン・ヒョンチョル
- 主演D.O.
-
ともに不治の病を抱えながらも性格は正反対な2人を主人公に描く中国製ラブロマンス。
腎臓病を患い、日々の人工透析でなんとか生き延びている真面目な性格のリンミン。そんな彼女の前に、超天然なリュトという青年が現れる。自身も悪性脳腫瘍という不治の病を患うリュトは、リンミンが行く先々に必ず現れるばかりか、リンミンの面倒を見るために彼女の家に住むと勝手に決めてしまう。予測不能な行動でペースを狂わせてくるリュトに嫌気がさすリンミンだが、リュトの憎めない素直さに次第にひかれ、2人は心を通わせていく。しかし、リュトがリンミンに付きまとうのには、ある理由があった。
監督は、「賭博黙示録カイジ」を中国で映画化した「カイジ 動物世界」などを手がけてきたハン・イエン。リンミン役は「兎たちの暴走」のリー・ゲンジー、リュト役は「象は静かに座っている」のポン・ユーチャン。
ネット上の声
- 難病モノって分かってたけど、想像以上に泣いた。前半のコメディ部分とのギャップがすごくて、後半は涙が止まらなかった。出会いが人生を変えるって本当だね。
- 中国映画、すごいわ。
- 最初はちょっとノリについていけなかったけど、途中からグイグイ引き込まれた。
- 感動するって聞いたけど、個人的にはそこまで刺さらなかったかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国中国
- 時間129分
- 監督ハン・イエン
- 主演ポン・ユーチャン
-
「新聞記者」「余命10年」の藤井道人が監督・脚本を手がけた日台合作のラブストーリー。ジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」を映画化し、18年前の台湾と現在の日本を舞台に、国境と時を超えてつながる初恋の記憶をエモーショナルに描き出す。
18年前の台湾。高校3年生のジミーはアルバイト先で4歳上の日本人バックパッカー、アミと出会い、天真爛漫でどこかミステリアスな彼女に恋心を抱く。アミもまた、ある秘密を抱えながらもジミーにひかれていく。しかし突然アミの帰国が決まり、意気消沈するジミーにアミはある約束を提案する。
現在。人生につまずいて久々に帰郷した36歳のジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取り、あの日の約束を果たすべく日本へ向けて旅立つ。東京から鎌倉・長野・新潟、そしてアミの故郷・福島へと向かう道中で、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心によみがえる。
台湾の人気俳優シュー・グァンハンがジミー、清原果耶がアミ役でそれぞれ主演。「ブエノスアイレス」などの俳優チャン・チェンがエグゼクティブプロデューサーを務めた。
ネット上の声
- すごく良かった...エモかった...。青春時代の甘酸っぱさが蘇る感じ。
- 藤井監督の手腕が光る日台合作の傑作。台湾の風景と日本の雪景色が美しくて、ただのラブストーリーじゃない深みがあった。めちゃくちゃ泣いた。
- シュー・グァンハンが素敵!台南の街並みも解放感があって良かったな。
- 雰囲気最高でした!
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本,台湾
- 時間123分
- 監督藤井道人
- 主演シュー・グァンハン
-
2024年・第25回東京フィルメックスのクロージング作品。
ネット上の声
- ホン・サンス監督の新作、フィルメックスで鑑賞。相変わらずの長回しと飲み会のシーンだけど、今回は特にコメディ色が強くて笑った。この独特の間がたまらないんだよな。
- うーん、正直よく分からなかった。会話が長くて、ちょっと退屈に感じてしまったかも。
- やっぱりホン・サンスは天才!
- ダラダラした会話劇に見えて、実は核心を突いてくる感じが好き。じわじわくる面白さ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
-
きっちりした性格のミンサン(ユ・ヘジン)は、動物病院「DOG DAYS」のせいで、自宅周辺に犬の糞が転がっていることが忌々しい。院長ジニョン(キム・ソヒョン)と今日もやり合ったミンサンは、有名建築家ミンソ(ユン・ヨジョン)にたしなめられる。リゾート開発に関わるミンサンは、ミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬、チワワの「車長さん」を一晩預かることに。ミンソは散歩中に倒れ、フレンチブルドッグの愛犬ワンダを見失う。居合わせた配達員のジヌ(タン・ジュンサン)はワンダ探しを手伝う。
その頃、作曲家ソニョン(チョン・ソンファ)とジョンア(キム・ユンジン)の夫妻に養子に迎えられた少女ジユが、迷い犬と出会う。一方「DOG DAYS」には、ゴールデンレトリバーのスティングが担ぎ込まれる。大慌てで連れてきたのは、恋人スジョンの留守中にスティングを預かるヒョン(イ・ヒョヌ)。そこへスジョンの元彼ダニエル(ダニエル・ヘニー)が現れて......
犬を介して出会い、心を通わせる人々の日常が、少しずつ動き始める。
ネット上の声
- 犬好きにはたまらない映画!色々な家族とワンちゃんの物語が交差して、最後は温かい気持ちになれます。おばあちゃんとワンコの再会シーンは涙なしでは見られない😭
- ユ・ヘジンが良い味出してる。ほっこりしたい時にぴったりの映画だね。
- とにかく泣いた。
- ワンちゃんは可愛いけど、ストーリーがちょっと都合良すぎるかな?w
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間120分
- 監督キム・ドクミン
- 主演ユン・ヨジョン
-
映画づくりを通して成長していく高校生たちのかけがえのない日々をつづったタイ発の青春ドラマ。
高校3年生のペーは転校先の学校で人懐っこいジョーと隣の席になるが、ジョーは不慮の事故で亡くなってしまう。ペーはジョーの遺品の中に彼が書いたエッセイを見つけ、それがコンテストで受賞していたことを知る。ある日、短編映画のコンテストに入賞すれば学科試験なしで大学の映画学科に入学できると知ったペーは、自分はジョーの親友だと偽り、ジョーのエッセイを利用して彼を偲ぶ短編映画を制作することに。ジョーの本当の親友であるボーケーや映画オタクたちも加わり、学校全体を巻き込んで映画撮影が進んでいくが、やがてペーはジョーの思いがけない秘密を知る。
「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」のアンソニー・ブイサレートとティティヤー・ジラポーンシンが再共演を果たした。「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のバズ・プーンピリヤ監督が製作を手がけ、CMやMVを手がけてきたアッター・ヘムワディー監督が長編映画初メガホンをとった。
ネット上の声
- マジで最高!見てよかった!
- 友人の死っていう重いテーマなのに、笑えるシーンが多くてびっくり。でも最後はしっかり泣ける。脚本がうますぎる。
- こんな青春送りたかったな〜って思った。タイの青春映画、ハズレないね。
- 「バッド・ジーニアス」のスタッフって聞いて鑑賞。期待通り、いや期待以上に面白かった。配役もみんな良い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国タイ
- 時間130分
- 監督アッタ・ヘムワディー
- 主演アンソニー・ブイサレート
-
2000年前後の現代、台湾・台北。コンピューター会社に勤める父NJ、母、思春期の姉、そして好奇心旺盛な8歳の少年ヤンヤンの一家。叔父の結婚式と、祖母が突然倒れたことをきっかけに、家族それぞれが人生の転機や悩みに直面する。父は日本で初恋の人と再会し、姉は初めての恋に戸惑う。ヤンヤンは、大人が見ている世界の裏側を知りたいと、人々の後ろ姿を撮り始める。生と死、出会いと別れが繰り返される日常。ヤンヤンの純粋な視点を通して映し出される、誰もが経験する人生の断片。忘れかけていた大切な何かを思い出させる、夏の記憶。
ネット上の声
- ある家族の日常を淡々と描いてるだけなのに、3時間あっという間だった。人生のいろんな局面が詰まってて、見終わったあとの余韻がすごい。今年ベストかも。
- ヤンヤンが撮る「人の後ろ姿」っていう視点が面白かった。自分が見えないものを見せてくれる、映画そのものみたい。
- 映画自体は良いと思うけど、とにかく長いかな…。もう少しテンポが良かったらもっと楽しめたかも。
- エドワード・ヤン監督の集大成。静かな傑作。
夏休みが舞台、 懐かしいノスタルジックな夏、 ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国台湾,日本
- 時間173分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演ジョナサン・チャン
-
香港のデレク・ツァン監督が手がけた「ソウルメイト 七月と安生」を、韓国・済州島に舞台を移して新たに映画化。幼い頃からの無二の親友だった2人の少女のすれ違いや絆を、切なくも温かく描いた友情の物語。
絵を勉強しながら世界中を旅したいという夢を抱く自由人のミソ。そんな彼女に憧れを抱きながらも堅実に生きることを願うハウン。性格も価値観も真逆な2人の幼なじみは、楽しい時もさみしい時もずっと一緒だった。そんな日々がずっと続くと思われたが、ある出会いをきっかけに2人の関係は急激に変化していく。互いのことを思い合いながらもすれ違い、やがて疎遠になって16年が過ぎたある日、ハウンはミソにある秘密を残し、こつ然と姿を消してしまう。
ミソ役は大ヒットドラマ「梨泰院クラス」や映画「The Witch 魔女」で知られるキム・ダミ、ハウン役はドラマ「ボーイフレンド」のチョン・ソニ。2人の関係に深く関わることになる青年ジヌを「力の強い女 カン・ナムスン」などのドラマで活躍するピョン・ウソクが演じた。
ネット上の声
- 単なる親友っていう言葉じゃ表せない、二人の魂の繋がりみたいなものにめちゃくちゃ感動した。後半はもう涙が止まらなくて…。自分の大切な友達のことを思い出しちゃったな。
- 中国版も良かったけど、韓国版ならではの空気感がすごく好き。キム・ダミの演技がやっぱり光ってた。
- ストーリーは良かったんだけど、時系列が行ったり来たりしてちょっと混乱したかも。誰か解説してほしいw
- これは泣いちゃう。観てよかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間124分
- 監督ミン・ヨングン
- 主演キム・ダミ
-
日本統治下の京城。言葉を奪われた時代に、母国語の辞書作りに命を懸けた男たちの物語。
1940年代、日本統治下の京城(現在のソウル)。読み書きもできない前科者のパンスは、息子の学費を稼ぐため、朝鮮語学会の代表ジョンファンの鞄を盗む。それがきっかけで、彼は学会の雑用係として働くことに。そこでは、失われつつある母国語を守るため、全国の方言を集めて辞書を編纂する「マルモイ(ことばあつめ)」作戦が秘密裏に進められていた。最初は金目当てだったパンスも、次第にその使命に目覚めていく。しかし、日本軍の監視は日増しに厳しくなり…。言葉と誇りを懸けた、熱き闘いの記録。
ネット上の声
- 母国語を守るために辞書を作った人たちの話。もう号泣。言葉の大切さを改めて感じたし、ユ・ヘジンの演技が本当に素晴らしい。
- 言葉は民族の精神。その重みがズシンと響いた。
- 物語は感動的だけど、日本人の描かれ方が一面的で残念。フィクションとして楽しむのがいいかも。
- とにかく泣ける。ユ・ヘジンが好きになった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間135分
- 監督オム・ユナ
- 主演ユ・ヘジン
-
絶望の淵に立たされた家族。それでも、彼らは希望を捨てなかった。心揺さぶる、再生の物語。
雨の朝、学校へ向かう途中で、8歳の少女ソウォンが凄惨な事件の被害者に。心と身体に癒えない傷を負い、父親さえも拒絶するようになってしまう。絶望に打ちひしがれる両親。しかし、彼らは娘の笑顔を取り戻すため、必死に前を向くことを決意。心を閉ざしたソウォンのために、父親は娘の好きなキャラクターの着ぐるみを着て、そっと寄り添い続ける。周囲の人々の温かい支えの中、家族は少しずつ光を見出していく。魂の叫びと再生を描いた、実話に基づく感動作。
ネット上の声
- 実話ベースと聞いて覚悟して観たけど、想像以上にキツかった。でも、それ以上に家族の愛と周りの人々の温かさに涙が止まらなかった。父親の姿に胸が締め付けられる。多くの人に観てほしい作品。
- もう、しんどすぎてずっと泣いてた。なんで被害者がこんな思いしなきゃいけないの?って本当に腹が立った。でもソウォンの健気さに救われる。
- 内容は本当に辛くて、二度と観れないかもしれない。でも、観てよかった。家族の絆と周りの支えが唯一の救いでした。
- お父さんがココモンの着ぐるみ着るシーン、もうダメだった。声出して泣いちゃった。辛いけど、希望も見える映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間123分
- 監督イ・ジュンイク
- 主演ソル・ギョング
-
タイ・バンコクの古く美しい風景の中で織りなされる祖母と孫の心温まる交流を、ユーモアを交えながら描き、本国タイのほかアジア各地で若者を中心に支持を集めたヒューマンドラマ。
大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エムは、従妹ムイが祖父から豪邸を相続したことを知り、自分も楽をして暮らしたいと考えるように。そんな中、お粥を売って生計を立てているひとり暮らしの祖母メンジュが、ステージ4のガンに侵されていることが判明。遺産の相続を目的にメンジュに接近したエムは、祖母から信頼を得ようと交流するなかで、その慎ましく生きる姿や考えに触れていく。
ドラマ「I Told Sunset About You 僕の愛を君の心で訳して」でブレイクした俳優・ミュージシャンのビルキンことプッティポン・アッサラッタナクンが主人公エムを演じ、祖母メンジュ役のウサー・セームカムが78歳にして俳優デビュー。「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のサリンラット・トーマスがエムの母シウを演じた。
ネット上の声
- タイ映画ってあまり観なかったけど、これは本当に観てよかった。おばあちゃんとの思い出が蘇ってきて、最初から最後まで泣きっぱなしでした。映像も綺麗。
- 久しぶりに映画で号泣した。家族に会いたくなる映画。
- 感動した!
- ストーリーは少し単調かも。でも、おばあちゃんの言葉が心に響いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国タイ
- 時間125分
- 監督パット・ブンニティパット
- 主演プッティポン・アッサラッタナクン
-
痛みと後悔を抱える高校教師が少年時代の日記をきっかけに記憶をたどっていく姿を通し、苛烈な競争社会における子どもたちの痛切な現実を浮き彫りにした香港発のドラマ。
高校教師のチェンが勤める学校で、自殺をほのめかす遺書が見つかった。そこに記されていた「私はどうでもいい存在だ」という言葉は、少年時代のチェンが日記につづったものと同じだった。遺書を書いた生徒を探すなかで、チェンは自身のつらい記憶をよみがえらせていく。厳格な父のもとで育った、出来の悪い兄と優秀な弟。親の期待に応える弟とは違い、勉強もピアノもできない兄はいつも叱られ、しつけという名の体罰を受けていた。家族に疎外感を抱く兄は、日記をつづりながら自分の将来に不安を募らせる。
主演は「ある殺人、落葉のころに」などに出演し、監督・撮影監督としても活躍するロー・ジャンイップ。本作が長編デビューとなるニック・チェク監督が巧みな構成と細やかな表現で描き、2023年・第60回金馬奨にて観客賞と新人監督賞を受賞した。
ネット上の声
- すごい作品に出会ってしまった感じ。
- 重いテーマだけど、静かに心に響く。観てよかったと心から思える映画でした。
- 鑑賞後、多くは語れない気分になった。ずしりとくる。
- 香港の今の状況を思うと本当に胸が痛い。でもこれは誰にでも起こりうる話。完璧な映画だと思う。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国香港
- 時間---分
- 監督ニック・チェク
- 主演ロー・ジャンイップ
-
ある日、安生(アンシェン)の元に映画会社から連絡が届く。彼らは、人気ネット小説『七月(チーユエ)と安生(アンシェン)』を映像化したいのだという。作者は七月(チーユエ)という名の女性だが、所在は不明。物語は幼馴染の女性2人の友情を描いたもので、作者の自伝的な要素が強いという話だった。そこで彼らは、もう一人の主人公のモデルを探し、アンシェンに連絡をしてきたというわけだ。だがアンシェンは「チーユエなんて人は知らない」と彼らに嘘をつく。チーユエ・・・彼女はアンシェンにとって特別な存在だった。何よりも大切な親友、そして誰よりも激しくぶつかりあった戦友、互いに魂の奥深いところでつながっていたはずの2人。それなのに、彼女たちの間に一体何があったのか?恋を知り世界を知り、移ろいゆく時代の中で、彼女たちは何を選び取り、何を捨てたのか?小説に描かれた2人の物語に秘められた驚きの真実が、今明かされようとしていた。
ネット上の声
- 『少年の君』が刺さりすぎて、同じ監督と主演のこちらも鑑賞。もう、最高でした。女の子同士の友情って、時に恋愛より複雑で切ない…。チョウ・ドンユイの演技に完全に引き込まれました。涙なしでは見られない。
- 親友っていうか、もう恋人みたいに深く繋がってる2人の話。すごく苦しくて切ないけど、めちゃくちゃ美しい物語だった。
- 物語はめちゃくちゃ面白い。でも、正直あの男さえいなければ…ってずっと思ってたw 2人の関係性がとにかく尊い。
- 涙が止まらなかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国中国,香港
- 時間110分
- 監督デレク・ツァン
- 主演チョウ・ドンユイ
-
絶望的な一日を生きる四人の男女。彼らが向かう先は、一日中ただ座っているという、満州里の象。
灰色の空気に覆われた中国北部の地方都市。人生に行き詰まった四人の男女の、ある一日の物語。友達をかばい、不良を階段から突き落としてしまった高校生ブー。親友の妻と不倫する兄を持つカイ。教師との関係を母親に知られた同級生リン。息子家族から老人ホーム行きを宣告された老人ジン。それぞれの絶望を抱え、彼らは「一日中ただ座っている」という満州里の象の噂を耳にする。現実から逃れるように、彼らの足は満州里へと向かう。
ネット上の声
- 監督の遺作にして最高傑作。4時間という長さを全く感じさせない没入感。どんよりした空気感がずっと続くけど、これが現実なんだろうなと思わされた。
- 4時間がネックで敬遠してたけど、観てよかった。すごい映画。
- 自分には合わなかった。とにかく暗くて長すぎるw
- 現代中国の息苦しさが伝わってくる。どこにも行けない若者たちの絶望が痛いほどリアルだった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間234分
- 監督フー・ボー
- 主演チャン・ユー
-
ネット上の声
- 不器用な優しさに号泣。サンメイとシャオウェンの関係が尊すぎました。久しぶりに心があったかくなる映画に出会えた!
- いやー、これは名作。参った。
- 中国版『おくりびと』って感じかな。最初は柄の悪い主人公が好きじゃなかったけど、女の子にデレてくのが最高w
- シャオウェン役の子が天才的に可愛い!唇を突き出して怒るシーンがたまらない。彼女を見てるだけで癒やされました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国中国
- 時間112分
- 監督リュウ・チアンチアン
- 主演チュー・イーロン
-
現代の香港。人生に絶望した車椅子の男と、夢を追うフィリピン人メイド。二人の奇妙な共同生活。
活気あふれる香港。事故で半身不随となり、人生を諦めた中年男性リョン・チョンウィン。彼の元に、写真家になる夢を抱きながら働くフィリピン人家政婦エヴリンがやって来る。広東語も話せず、介護も未経験な彼女に、チョンウィンは冷たく当たる。しかし、エヴリンの明るさとひたむきさが、彼の頑なな心を少しずつ溶かしていく。家族からも孤立した男と、故郷を遠く離れた女。二人の間に芽生える、主従を超えた絆の物語。
ネット上の声
- アンソニー・ウォンの演技がとにかく最高。静かな映画なのに、めちゃくちゃ心を動かされた。
- 不意打ちで泣かされた。すごくいい話で、見終わった後、優しい気持ちになれます。
- 「最強のふたり」っぽい設定だけど、こっちの方がよりリアルで好きかも。派手さはないけど、じわじわくる優しさがある。
- お互いの夢を応援しあう二人の関係が素敵すぎる。人間っていいなあって、つくづく実感した。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国香港
- 時間112分
- 監督オリヴァー・チャン
- 主演アンソニー・ウォン
-
暴力でしか自分を表現できない男と、孤独を抱える女子高生。魂がぶつかり合う、衝撃のヒューマンドラマ。
現代の韓国、ソウル。借金取り立てを生業とし、日常的に暴力を振るう男サンフン。幼少期のトラウマから抜け出せない彼の前に、ある日、孤独な女子高生ヨニが現れる。彼女もまた、家庭内暴力に苦しむ孤独な魂。互いの境遇に奇妙な共感を覚える二人。サンフンはヨニの中に過去の自分を見出し、守ろうとする。しかし、暴力の連鎖は簡単には断ち切れない。彼らの不器用な関係は、周囲との軋轢を生み、さらに過酷な現実へと追い込まれていく。救いを求める二人の魂は、どこへ向かうのか。暴力の果てに見える、かすかな光。
ネット上の声
- 「魂の叫び」ってこういう映画のことを言うんだな。暴力の連鎖が本当に苦しくて、見てるこっちまで息ができなくなる。でも、その奥にある切ない愛情に涙が止まらなかった。間違いなく傑作。
- すごいものを見てしまった…。
- 役者の演技が鬼気迫る。リアリティがすごすぎて、見ていて本当に胸が痛くなった。人には勧めにくいけど、すごい映画。
- 暴力シーンが多すぎて、ただただ怖かった。評価高いみたいだけど、私にはちょっとキツすぎて無理でした…。
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間130分
- 監督ヤン・イクチュン
- 主演ヤン・イクチュン
-
欲望渦巻く90年代の台北で、詐欺で生きる少年たちが出会った一人の外国人女性、それは破滅か、救済か。
舞台は高度経済成長に沸く1990年代の台北。少年レッドフィッシュは、行方不明の父親が残した莫大な借金を返すため、仲間たちと詐欺や恐喝に手を染める日々。金だけが信じられるものだと信じていた彼の前に、恋人を探しに来て置き去りにされたフランス人女性マルトが現れる。言葉も通じず、行くあてのない彼女を助けようとするレッドフィッシュ。しかし、仲間たちは彼女を新たな詐欺の道具にしようと企む。大人の世界の非情さと、芽生え始めた純粋な感情との間で、彼の心は激しく揺れ動く。
ネット上の声
- 90年代台北の熱気がヤバい!若者たちの危うさと疾走感がたまらない。ラストシーンは鳥肌もんだった。
- 欲望とかお金とか、人間のリアルな部分が描かれてて引き込まれた。「キスは不吉」ってセリフが印象的。
- 評価高いけど、自分には合わなかったかな。話が散らかってる感じで、正直よく分からなかったです。
- 最後のキスシーン、最高!
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国台湾
- 時間121分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演ヴィルジニー・ルドワイヤン
-
1987年、軍事政権下の韓国で起きた一人の学生の死、その真相を巡り、勇気ある人々が巨大な権力に立ち向かう衝撃の実話。
舞台は軍事独裁政権が国民を抑圧していた1987年の韓国。警察の取り調べ室で、ソウル大学の学生パク・ジョンチョルが死亡する。警察は「心臓麻痺だ」と発表し、早急な火葬で事件の幕引きを図ろうとする。しかし、遺体に残る不審な痕跡から拷問死を確信したチェ検事は、圧力に屈せず司法解剖を命令。この小さな抵抗をきっかけに、新聞記者、刑務官、そして民主化を願う学生たちが、それぞれの持ち場で命がけの連携を開始する。一つの死の真相を求める小さな声が、やがて国を揺るがす巨大な叫びへと変わっていく。
ネット上の声
- これが実話ベースっていうのが信じられないくらいの熱量。名もなき普通の人々が立ち上がる姿に魂が震えた。今の当たり前が、多くの人の犠牲の上にあることを痛感させられる傑作。
- ただただ、圧巻。
- 韓国映画の底力を見せつけられた感じ。役者陣の演技も素晴らしく、ぐいぐい引き込まれた。
- 内容は重いけど、観てよかった。知らなかった歴史を知るきっかけになりました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間129分
- 監督チャン・ジュナン
- 主演キム・ユンソク
-
輝いていた80年代の女子高生時代。25年の時を経て、再び集う仲間たちが失われた人生の輝きを取り戻す物語。
裕福な夫と高校生の娘に恵まれながらも、どこか満たされない日々を送る主婦のナミ。ある日、母の見舞いで訪れた病院で、高校時代の親友チュナと再会。彼女は末期ガンに侵され、余命わずか。チュナの最後の願いは、かつての仲良しグループ「サニー」のメンバーに会うこと。ナミは仲間たちを探すため、25年前の記憶を頼りに奔走。輝かしい青春の日々と、それぞれが抱える現在の問題。過去と現在が交錯し、彼女たちは失われた人生の輝きを取り戻すための最後の約束を。
ネット上の声
- アラフォーにはドンピシャで刺さりました。自分の青春時代を思い出して、笑ったり泣いたり感情が忙しかったです。見終わった後、昔の友達に無性に会いたくなりました。
- 女性向けの映画かと思ってたけど、男でも普通に感動した。笑えるし泣けるし、最高の映画!
- 音楽の使い方がとにかく秀逸。国や世代は違えど、青春の輝きは万国共通なんだなと感じさせられた。
- すごく良かったけど、ちょっと出来すぎかな?って思う部分も。でも、それを差し引いても有り余るパワーがある映画。元気をもらえました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国韓国
- 時間124分
- 監督カン・ヒョンチョル
- 主演ユ・ホジョン
-
金儲けのためのはずが、いつしか命を救う「神」に。中国で実際に起きた事件を基にした、笑いと涙の社会派ドラマ。
2002年、中国・上海。男性用精力剤の店主、程勇(チョン・ヨン)は、店の家賃も払えない貧乏暮らし。ある日、白血病患者から、高額な治療薬の代わりに安価なインドの薬を密輸してほしいと頼まれる。金儲けのため危険な仕事に手を染めた彼だったが、薬を求める患者たちの切実な姿に、次第に使命感を抱き始める。法を犯す危険と、人々の命を救うという正義の狭間で揺れる男の運命。
ネット上の声
- 笑って泣けるって聞いてたけど、本当にその通りだった!最高!
- 最初は金儲けだったのに、いつの間にかヒーローになっていく主人公がカッコよすぎ。実話ベースっていうのがまたすごい。
- 中国映画ってあんまり見ないけど、これは面白かった!テンポも良くてサクッと見れた。
- 「貧乏が一番の病」っていうセリフが胸に突き刺さった。法律と人命、どっちが大事なのか考えさせられる名作でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間117分
- 監督ウェン・ムーイエ
- 主演シュー・ジェン
-
早朝の牛乳配達で出会った、不器用な老人と孤独な廃品回収の老婆。黄昏に咲く、人生最後の純愛物語。
舞台はソウルのとある街。牛乳配達で生計を立てる頑固で口の悪い老人キム・マンソクと、廃品回収で孤独に暮らすソンさん。ある早朝、坂道で二人は出会う。初めは悪態をつくマンソクだったが、ソンさんの人柄に触れ、次第に彼女の存在が気になり始める。互いに惹かれ合うも、それぞれの過去や老いという現実が立ちはだかる。不器用な二人が育む、遅咲きの恋の行方。人生の夕暮れに差し込む、温かな光のような物語。
ネット上の声
- 年齢を重ねてからの恋愛って素敵。不器用だけど真っ直ぐな愛情に、気づいたら涙が止まらなくなってた。心が温かくなる映画です。
- めちゃくちゃ泣いた。
- 私もこんな風に歳を重ねたいな。老いても青春だね。
- 切ないけど、すごくほっこりするお話でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国韓国
- 時間118分
- 監督チュ・チャンミン
- 主演イ・スンジェ
-
ひとりぼっちの少女が出会った初めての親友。夏休みだけの秘密の時間が、新学期を境に揺らぎ始める、少女たちの繊細な心の物語。
いつもひとりぼっちの小学生ソン。夏休み、彼女の前に現れた転校生のジア。二人は急速に距離を縮め、誰にも言えない秘密を分かち合う、かけがえのない親友となる。しかし、輝かしい時間は長くは続かない。新学期が始まり、クラスの人気者ボラの存在が二人の関係に影を落とす。必死に友情を守ろうとするソンの願いとは裏腹に、少女たちの残酷で純粋な世界が、彼女たちの心を少しずつ引き裂いていく。誰もが経験した、あの頃の痛みと輝きの記録。
ネット上の声
- 小学生女子のグループの感じ、めちゃくちゃリアルで胸が痛くなった…。国が違っても同じなんだなあって。子役の子たちの演技が自然すぎて、ドキュメンタリーみたいだった。見てて辛いけど、すごく良い映画。
- 弟くんの「じゃあ、いつ遊ぶの?」っていう言葉が深すぎて…。子供の世界の残酷さと純粋さが詰まってた。
- 評価高いから期待したけど、見ててずっとしんどかった。リアルすぎて、嫌なこと思い出しちゃってダメだったな。
- 凄まじい傑作。しばらく席を立てなかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国韓国
- 時間94分
- 監督ユン・ガウン
- 主演チェ・スイン
-
電気も水道もない湖上の小学校。一冊の日記が繋ぐ、会ったことのない男女の感動ラブストーリー。
2012年、タイ。都会での職を失った青年ソーンが赴任したのは、電気も水道もない湖上の小学校。孤独な日々の中、彼が偶然見つけたのは、前任の女性教師アンが置き忘れた一冊の日記。そこには、過酷な環境での奮闘や子供たちへの愛情が綴られていた。ソーンは日記を読み進めるうちに、まだ見ぬアンに惹かれていく。そして1年後、アンが学校に戻ってくることに。しかし、その時ソーンはすでに学校を去っていた。今度はアンが、ソーンが書き加えた日記の続きを読む番。すれ違う二人の運命の行方。
ネット上の声
- タイ映画って初めて観たけど、すごく良かった!水上学校の景色も綺麗だし、日記を通して繋がる二人にほっこり。心が洗われるような素敵な映画でした。
- 爽やかで良いラブストーリー!
- 子供たちがとにかく可愛くて癒やされました。こんな先生に出会いたかったな〜。
- ストーリーはちょっと出来すぎかな?でも、タイの田舎の風景は素晴らしかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国タイ
- 時間110分
- 監督ニティワット・タラトーン
- 主演スクリット・ウィセートケーオ
-
台湾ニューシネマをけん引したワン・トン監督による「台湾近代史3部作」の第3作。日本統治時代の台湾を舞台に、日本人が経営する金鉱山での台湾人労働者の生活を、貧しい鉱夫の兄弟の視点からリアルに描き出す。
日本では大正末期から昭和初期にあたる、日本統治下の台湾。小作人の兄弟チュウとウェイは、両親の葬儀費用を支払うために地主と不当な長期労働契約を結ばされていた。ある日、ゴールドラッシュの噂を耳にした兄弟は村を抜け出して金瓜石(キンカセキ)へと向かう。2人は未亡人ズーの家に部屋を借り、劣悪な環境のもと、日本人が管理する鉱山で金採掘に従事する。やがて兄チュウは強かに生きるズーにひかれ、弟ウェイは九份(キュウフン)の娼館で下働きする日本人の少女・富美子に恋心を抱く。
日本では「台湾巨匠傑作選2024 台湾映画の傑物ワン・トン(王童)監督と台湾ニューシネマの監督たち」(24年7月20日~、新宿K’s cinemaほか)にてデジタルリマスター版で劇場初公開。
ネット上の声
- 台湾と日本の歴史的な関係が深く描かれていて、見ごたえがあった。統治する側とされる側の複雑な感情がリアルで、色々考えさせられる傑作だと思う。
- 日本人の描き方があまりにひどくて、見ていて辛くなった。歴史的な背景はわかるけど、ちょっと気分が悪くなるシーンが多かったかな…。
- なんだか昔の日本映画を観ているような感覚になった。あの時代の空気感が伝わってくる。
- 台湾映画の歴史に残る傑作って言われるのも納得。映像の力強さがすごい。
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国台湾
- 時間175分
- 監督ワン・トン
- 主演ポン・チャチャ
-
ネット上の声
- 言葉がないからこそ伝わる愛の形に、ただただ涙。主演二人の表情の演技がすごすぎて、心が締め付けられた。今年一番の感動作かも。
- 静かな映画だけど、めちゃくちゃ心に響いた。
- 映像美と音楽が素晴らしい。セリフが少ない分、観る側の想像力が掻き立てられる。少し展開がゆっくりかなと感じる部分もあった。
- 最高でした。泣いた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国中国
- 時間---分
- 監督シャー・モー
- 主演チャン・イーシン
-
激動の中国現代史を、ただひたすらに「活きる」ことで駆け抜けた、ある夫婦の愛と苦難に満ちた40年の壮大な一代記。
1940年代、中国。地主の放蕩息子・福貴は、博打で全財産を失ってしまう。そこから始まる、国共内戦、大躍進、文化大革命という激動の時代。彼は国民党軍に徴兵され、妻や子供たちと離れ離れに。幾度となく死の淵を彷徨い、全てを失いながらも、彼は家族と共に「活きる」ことだけを願い続ける。どんな苦境でもユーモアを忘れず、ささやかな幸せを噛みしめる家族の姿。歴史の荒波に翻弄された一族の、壮絶にして温かい40年の物語。
ネット上の声
- 中国の激動の時代、文化大革命に翻弄されながらも、たくましく生き抜く家族の物語。ただただ圧巻。人生について考えさせられる、間違いなく傑作です。
- さすがチャン・イーモウ監督。コン・リーの演技も素晴らしかった。
- 最高でした!
- ちょっと長いし、中国の歴史を知らないと難しい部分もあるかも。でも、どんな状況でも「活きる」ことの力強さに胸を打たれました。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国中国
- 時間131分
- 監督チャン・イーモウ
- 主演グォ・ヨウ
-
第二次大戦末期の中国の村。ある日突然、日本兵と通訳が転がり込んできたことから始まる、村人たちの狂気の宴。
1945年、第二次大戦末期の中国。万里の長城に近い小さな村に暮らす農民マー・ターサンの家に、ある夜、謎の男が押し入る。男が置いていったのは、縛られた二人の捕虜。横暴な日本兵と、事なかれ主義の中国人通訳。年明けに引き取りに来るという言葉を信じ、村人たちは恐怖と好奇心から捕虜を匿う日々。しかし、約束の時を過ぎても男は現れない。捕虜の処遇を巡り、村人たちの間に不信と欲望が渦巻き始める。殺すこともできず、解放もできない奇妙な共同生活。その中で生まれる歪んだ人間関係が、やがて村全体を巻き込む、取り返しのつかない悲劇への序曲。
ネット上の声
- 前半のユーモラスな雰囲気から一転、後半の展開には言葉を失った。戦争における人間の狂気を描き切った大傑作。一体「鬼」とは誰のことなのか、深く考えさせられる。
- とにかく香川照之の演技が凄まじい。鬼気迫るものがあって、目が離せなかった。
- 観終わった後、ズッシリと重いものが心に残ります。モノクロ映像なのに、あの赤色だけが目に焼き付いて離れない…。
- 評価高いけど私には合わなかった。ただただ気分が悪くなったし、救いがなさすぎる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国中国
- 時間140分
- 監督チアン・ウェン
- 主演チアン・ウェン
-
1988 年、韓国がソウルオリンピックで盛り上がっている最中、9 歳のウニは、リコーダーの試験があり、良い結果を残せるように練習に励んでいた。新しいリコーダーを親に買って貰おうとせがむが、⽗親はよその⼥と不倫関係にあり、それに気付いている⺟は⼦育てに無関⼼で、ウニの要望も無視されてしまう―
ネット上の声
- 「はちどり」が大好きで鑑賞。ウニの子供ながらの複雑な心境が短い時間でぎゅっと描かれてて、胸が苦しくなった。キム・ボラ監督のこの雰囲気がたまらない。
- 短編なのに見応えがすごい。少女の視点から見る世界の息苦しさがリアルだった。
- まさに濃縮版はちどり!
- ちょっと暗いかな…。リコーダーくらい買ってあげてよって思っちゃった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国韓国
- 時間28分
- 監督キム・ボラ
- 主演チョン・インギ
-
伝統芸能の継承を巡り出会った孤独な老人と身寄りのない少女、血の繋がりを超えた師弟愛を描く感動作。
舞台は1930年代の中国・四川省。川に浮かべた小舟で暮らしながら、一瞬で面を変える伝統劇「変面」を披露する老芸人、変面王。一子相伝の芸を継がせるため、彼は人買いから一人の子供を買い取る。しかし、後継ぎとなるはずのその子は、男装した少女・狗娃だった。芸は男にしか教えられないという掟から、一度は狗娃を冷たく突き放す変面王。それでも健気に尽くす狗娃の姿に、頑なだった彼の心は次第に溶かされていく。血の繋がりを超えた絆が芽生える二人。だが、運命は彼らに過酷な試練を与える。
ネット上の声
- おじいさんと女の子の絆にただただ涙。時代背景は厳しいけど、それを超える愛情に心打たれました。何度観ても号泣しちゃう傑作です。
- とにかく子役の演技が凄すぎる。あの眼力と健気な姿にやられました。忘れられない一本。
- 変面っていう伝統芸能が興味深かった。ストーリーもシンプルながら心に響くものがありました。
- 最高の映画。これに尽きる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国中国
- 時間101分
- 監督ウー・ティエンミン
- 主演チュウ・シュイ
-
海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。
韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たすが、互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合うのだが……。
これが長編映画監督デビュー作となるセリーヌ・ソンが、12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身の体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、メガホンをとった。ノラ役はNetflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール 謎のタイムループ」や声優として参加した「スパイダーマン スパイダーバース」などで知られるグレタ・リー。ヘソン役は「LETO レト」「めまい 窓越しの想い」のユ・テオ。2023年・第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品。第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされた。
ネット上の声
- 幼なじみとの24年ぶりの再会。もしあの時…って考えちゃうけど、選んできた人生も今隣にいる人も全部が「縁」なんだなって。ラストシーンは涙が止まらなかった。俳優さんたちの表情が最高。
- ドロドロの恋愛劇かと思いきや、すごく静かで大人な映画だった。旦那さんの理解が深すぎて、逆にリアル。
- とにかく切なくて、美しい映画でした。
- 登場人物がみんな大人で良い人すぎて、逆に感情移入しづらかったかも。淡々と進むから少し眠くなったw
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ,韓国
- 時間106分
- 監督セリーヌ・ソン
- 主演グレタ・リー
-
すべてが⻘春だった、⼤切な⼈。
将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)は、恋愛とは程遠い⾼校⽣活を謳歌していたが、とある出来事をきっかけに美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等⽣・ソナ(ダヒョン)への想いに気づく。みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ⼼を通わせ、⻘春の⽇々が⾊濃くなっていくジヌの毎⽇。⼤変だった受験⽣活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2⼈は、それぞれの⼤学⽣活とともに⼤⼈への階段を上り始めるが…。
ネット上の声
- 韓国の青春映画ってなんでこんなにキラキラしてるんだろう。映像も音楽も最高で、自分の学生時代を思い出してキュンキュンした!
- 普段はこういうジャンル観ないけど、評判いいから観てみた。映像が綺麗で引き込まれたし、ストーリーも意外と深くて良かった。
- 甘酸っぱい初恋の思い出が蘇る、最高の映画でした。大人になった今だからこそ、彼らの純粋さが心に沁みます。ハンカチ必須です。
- ストーリーは王道かな。でも俳優さんたちの演技は良かったと思う。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督チョ・ヨンミョン
- 主演ジニョン
-
「八月のクリスマス」「危険な関係」などで知られる韓国の名匠ホ・ジノ監督が、1つの事件をきっかけに、ある兄弟とその家族が崩壊していく様を描いたサスペンス。
弁護士の兄ジェワンと小児科医の弟ジェギュ。ジュワンは道徳よりも物質的な利益を優先し、年下の2人目の妻ジス、10代の娘らと豪華なマンションに暮らしている。一方、常に道徳的で良心的が信条の弟のジェギュは年長の妻ユンギョンと10代の息子と暮らし、痴呆気味になった母の介護にも献身的だ。兄弟でありながら正反対な信念を持つ2人は、それぞれの妻とともに4人で月に一回高級レストランの個室でディナーをともにしている。あるディナーの夜、事件が発生した。この事件により、4人は家族に関するある秘密に直面することとなる。
兄ジェワンを「オアシス」のソル・ギョング、弟ジェギュを約5年ぶりの映画出演となるチャン・ドンゴンがそれぞれ演じ、ドラマ「夫婦の世界」のキム・ヒエ、「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」のクローディア・キムらが顔をそろえる。
ネット上の声
- さすが韓国映画!冒頭から引き込まれて、ラストの衝撃まで一気見した。役者陣の演技もすごくて、特にチャン・ドンゴンの老け役にびっくり。
- 緻密に作られた家族劇。人間の悪意みたいなのが見えてゾクっとした。
- 韓国映画らしい盛り込みすぎ感で、途中ちょっと疲れたかもw
- 面白かった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間109分
- 監督ホ・ジノ
- 主演ソル・ギョング
-
新作小説に盗作疑惑が浮上し、世間から激しいバッシングを浴びた、香港の人気作家・ティエンユー(テレンス・ラウ)。心に深い傷を負った彼は、かつて文通していた少年が語ってくれた、天国につながるという“鯨が消えた入り江”を探しに、ひとり台湾へと旅立つ。まるで、死に場所を求めるかのように……。
しかし、慣れない異国の地でぼったくりに遭い、台北の繁華街で酔い潰れてしまうティエンユー。そんな彼を助けたのは、地元のチンピラ・アシャン(フェンディ・ファン)だった。ティエンユーが旅の目的を打ち明けると、アシャンは「その場所を知っている。お前をそこに連れて行ってやる」と請け合う。
こうして、心に傷を負った作家と、孤独に生きてきた青年の、一夏の旅がはじまるのだった。
ネット上の声
- 主演の2人がとにかく眼福!台湾の景色もすごく綺麗で、ロードムービーとして最高でした。後半は特に引き込まれます。
- 盗作疑惑から始まるミステリアスな展開に惹きつけられました。鯨の入り江を探す旅、良かったです。
- 前半は正直、よくあるアイドル映画かな…って感じだったけど、後半からの盛り返しがすごくて最後まで見ちゃった。
- 面白かった!
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国台湾
- 時間100分
- 監督デン・イーハン
- 主演ラウ・チュンヒム
-
都会の無人島に漂着した男と、自室に引きこもる女。奇妙な出会いが紡ぐ、孤独な二人のサバイバル生活。
借金苦から漢江に身を投げた男、キム・ソングン。しかし、彼が流れ着いたのは都会の真ん中に浮かぶ無人島。自給自足のサバイバル生活を開始。一方、長年引きこもる女性キム・ジョンヨンは、自室の窓から偶然彼を発見。望遠鏡越しの観察が、彼女の止まった時間を動かし始める。ボトルメールでの奇妙な文通。直接会うことのない二人の、孤独と希望の物語。
ネット上の声
- 自殺に失敗して無人島に流れ着いた男と、引きこもりの女の子。直接会わない二人の交流がすごく良かった。見終わった後、無性にジャージャー麺が食べたくなるし、心があったかくなる映画。
- こんな恋愛映画は初めて!設定が奇抜なのに、最後は感動で胸がいっぱいになりました。韓国映画の隠れた名作だと思う。
- めっちゃ笑えるし、ちょっと泣ける。ジャージャー麺のシーンは最高!w 観てよかった〜!
- 都会の真ん中でサバイバルっていう発想がすごい。孤独な二人が繋がっていく様子が丁寧に描かれていて、ラストは希望が持てました。
海で遭難する絶望的な、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国韓国
- 時間116分
- 監督イ・ヘジュン
- 主演チョン・ジェヨン
-
中国の片田舎、社会から見捨てられた男女。互いを慈しみ、土と共に生きる二人が見つけた、ささやかな幸せ。
現代中国の急速な発展から取り残された農村地帯。貧しい農家の四男マと、障害を抱え、家族から厄介者扱いされるクイイン。互いに孤独だった二人は、見合い結婚を機に、二人だけの生活を開始。ロバ一頭とわずかな荷物を手に、荒れ地を耕し、種を蒔き、レンガを一つ一つ積み上げて自分たちの家を建設。厳しい自然と周囲の無関心の中で、寄り添い、支え合うことで芽生える深い愛情。失われゆくものへの哀愁と、人間の尊厳を描く物語。
ネット上の声
- 何が豊かさで、何が幸せなのかを静かに問いかけてくる映画。二人で土から家を建て、作物を育てる。ただそれだけの生活が、あまりにも尊くて美しかった。
- これぞ究極の純愛。セリフは少ないけど、お互いを思いやる行動一つ一つに涙が出た。
- ただただ、悲しくて美しい物語でした。
- 映像は綺麗だけど、全体的にちょっと淡々としすぎかな。もう少し展開が欲しかったかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国中国
- 時間133分
- 監督リー・ルイジュン
- 主演ハイ・チン
-
「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督が、祖国への思いを胸に命懸けのレースに挑むマラソン選手たちの姿を実話に基づいて描いたヒューマンドラマ。
1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。
「チェイサー」のハ・ジョンウが金メダル選手ソン・ギジョン、「弁護人」のイム・シワンが若手選手ソ・ユンボク、「メタモルフォーゼ 変身」のペ・ソンウが銅メダル選手ナム・スンニョンを演じた。
ネット上の声
- 歴史に翻弄されたマラソンランナーの話。飛行機で見て号泣しました。祖国の旗を胸に走ることの意味を考えさせられる。イム・シワンの演技が本当に素晴らしかった!
- めちゃくちゃ熱い!オリンピックイヤーに観るべき映画。知らなかった歴史に触れられて良かった。
- 実話ベースなだけあって重厚。ただのスポ根ものじゃない深みがあるね。
- 日本統治下の韓国の選手の話とは知らずに鑑賞。色々と考えさせられました。こういう歴史があったんですね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間108分
- 監督カン・ジェギュ
- 主演ハ・ジョンウ
-
舞台は1960年代、国民党政府が支配する戒厳令下の台湾。中学生の小四(シャオスー)は、不良グループ間の抗争が絶えない息苦しい社会で、自身のアイデンティティを模索。ある日、彼は可憐な少女、小明(シャオミン)と出会い、淡い恋心を抱く。しかし、彼女は不良グループのリーダーの恋人。彼女を守ろうとする小四の純粋な想いは、やがて彼を抗争の中心へと引きずり込み、制御不能な暴力の連鎖へ。時代の大きなうねりの中で、少年の世界が崩壊していく、その衝撃的な結末。
ネット上の声
- 4時間という長さを全く感じさせない傑作。1960年代台湾の空気感、若者たちのやるせなさが丁寧に描かれていて、どのシーンも絵画みたいに美しい。これは映画館で観るべき作品だね。
- 長すぎて途中で寝た。何が面白いのかさっぱり分からん。
- 登場人物が多くて最初誰が誰だか分からなかったw でも、だんだん引き込まれていった。見終わった後の余韻がすごい。
- 傑作でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国台湾
- 時間188分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演チャン・チェン
-
兵士と青年の穏やかな恋。そして、虎の精霊が潜む神秘の森へ。愛と伝説が交錯する、タイの熱帯病。
物語は二部構成。前半は、タイの田舎町を舞台にした兵士ケンと青年トンの淡い恋物語。穏やかな時間が流れる中、二人の距離はゆっくりと縮まっていく。しかし、物語は突如として変貌を遂げる。後半、一人の兵士が、村人を襲う虎の精霊を追って鬱蒼としたジャングルへと足を踏み入れる。そこは現実と神話が溶け合う不可思議な世界。愛した者の魂を追うかのような兵士の彷徨は、観る者を官能的で悪夢的な迷宮へと誘う。
ネット上の声
- 前半の穏やかな恋愛模様から、後半の森と虎をめぐる神話的な世界への転換が圧巻。まさに傑作でした。
- ごめんなさい、私にはまったく面白さが分かりませんでした。
- 途中、唐突なエアロビで笑ったw 不思議な映画だったけど、なぜか記憶に残る。
- 男性同士の恋愛話かと思ったら、後半で一転。ちょっと置いていかれた感はあるかも。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国タイ,フランス,ドイツ,イタリア
- 時間118分
- 監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
- 主演バンロップ・ロームノーイ
-
北の核開発を探るため、最高指導者にまで接近した韓国のスパイ。国家間の巨大な陰謀に巻き込まれていく男の、驚くべき実話に基づく物語。
1993年、北朝鮮の核開発疑惑に揺れる朝鮮半島。元軍人のパク・ソギョンは、韓国の諜報機関から「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームを与えられ、北への潜入を命じられる。事業家に成りすまし、数年がかりで北の高官たちの信頼を得た彼は、ついに権力の核心へと迫る。しかし、彼がそこで目撃したのは、祖国・韓国の大統領選挙を巡る、南北トップによる恐るべき裏取引の計画。信じていた国家への忠誠が揺らぐ中、彼が下す究極の選択。
ネット上の声
- 実話ベースのスパイ映画ってことで、緊張感が半端なかった。北と南の男たちの間に芽生える友情にグッとくる。韓国映画はやっぱレベル高いわ。
- ファン・ジョンミンの演技が凄すぎ!ただのスパイものじゃなくて、熱い友情物語で最後は泣いた。
- これは傑作。観て損なし!
- 派手なアクションはないけど、息をのむ心理戦がすごい。誰が敵で味方か分からなくてハラハラした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間137分
- 監督ユン・ジョンビン
- 主演ファン・ジョンミン
-
長編監督デビュー作「ブータン 山の教室」で世界的に注目を集めたパオ・チョニン・ドルジが監督・脚本を手がけ、初めて選挙をすることになったブータンの小さな村で、変化を求められて戸惑う村人たちの姿を、温かいまなざしとひょうひょうとしたユーモアでつづったコメディドラマ。
2006年。長年にわたり国民に愛されてきた国王が退位し、民主化へと転換を図ることが決まったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることに。周囲を山に囲まれたウラの村でその報せを聞いた高僧は、なぜか次の満月までに銃を用意するよう若い僧に指示し、若い僧は銃を探しに山を下りる。時を同じくして、アメリカからアンティークの銃コレクターが“幻の銃”を探しにやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動へと発展していく。
ネット上の声
- ブータンのゆったりした雰囲気と、近代化の波っていうテーマが絶妙。心温まる素敵な映画でした。
- タイトルに惹かれて鑑賞。お坊さんと鉄砲、意外な組み合わせだったけど面白かったw
- とにかく最高!
- 人に強くは勧めないけど、なぜか心に残る不思議な魅力がある映画だったな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国ブータン,フランス,アメリカ,台湾
- 時間112分
- 監督パオ・チョニン・ドルジ
- 主演タンディン・ワンチュク
-
1988年に開設された韓国初の私設駅「両元(ヤンウォン)駅」の実話をもとに、小さな駅づくりに奮闘する人々を描いたヒューマンドラマ。線路は通っているのに駅がない村。数学の天才である男子高校生ジュンギョンは、毎日往復5時間かけて学校に通っている。村に駅を作ることを夢見る彼は、機関士の父テユンに反対されながらも、駅の開設を求めて大統領府に手紙を送り続けていた。同級生の女子生徒ラヒにも協力してもらい、説得力のある手紙を書くため正書法の講義を受けたり、有名になるべくテレビの「高校生クイズ」に出場したりと、様々な方法で努力を続けるジュンギョンだったが……。「ただ悪より救いたまえ」のパク・ジョンミンが天才高校生ジュンギョン、「EXIT」のイム・ユナが同級生ラヒ、「KCIA 南山の部長たち」のイ・ソンミンがジュンギョンの父テユンを演じる。監督・脚本は「Be With You いま、会いにゆきます」のイ・ジャンフン。
ネット上の声
- めっちゃ泣いた…。前情報なしで見てほしい!
- ただ駅を作る話かと思ったら、後半の展開に良い意味で裏切られた。家族愛に感動。
- ユナ目当てで見たけど、ストーリーが最高すぎた。お父さん役の俳優さんの演技が素晴らしくて、涙が止まらなかったです。
- ファンタジー要素がちょっと急でびっくりしたw でも全体的には心温まる良い話だったかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国韓国
- 時間117分
- 監督イ・ジャンフン
- 主演パク・ジョンミン
-
韓国のWEBコミック「アブジェンイ」を、人気バンド「FTISLAND」のイ・ジェジン主演で実写化。韓国でWEBドラマとして配信された本編を、日本では前後編にわけて劇場上映。「ケンカが生きる全て」という問題児のパク・コンは、トラブルメーカーばかりが集まるプンラン高校に転校するが、以前の学校では不良グループのリーダー格だったパク・コンも、プンラン高校では一転してイジメの対象になってしまう。そんなパク・コンを柔道部主将の女子生徒イ・ボンヒは影ながら見守り、2人の距離は次第に縮まっていく。一方、プンラン高校の平凡男子生徒ユ・デチは、一途にボンヒを思い続けていたが……。
ネット上の声
- まじでハラハラドキドキ!続きが気になりすぎて眠れない!
- 韓国の学園サバイバル系はレベルが違う。テンポも良くて一瞬も目が離せなかった。後編はよ!
- ちょっとグロいシーンもあるけど、人間ドラマがしっかり描かれてて引き込まれた。俳優さんたちの演技もすごい。
- アクションシーンがとにかくカッコいい。前編だから謎が多くてモヤモヤするけどw
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国韓国
- 時間87分
- 監督---
- 主演イ・ジェジン
-
湖上の寺で繰り返される、一人の男の生涯。自然の摂理と人生の業を描く、静謐で美しい物語。
雄大な自然に囲まれた、湖に浮かぶ小さな寺。そこで暮らす老僧と一人の少年。無邪気な「春」、恋を知る「夏」、罪を犯す「秋」、そして贖罪の「冬」。季節の移ろいと共に、少年の人生もまた巡っていく。殺生、愛欲、嫉妬、そして救済。人生のあらゆる局面を、静かな湖面が映し出す。キム・ギドク監督が、圧倒的な映像美で人間の業と魂の救済を描ききった、珠玉の寓話。
ネット上の声
- 湖に浮かぶお寺の映像がとにかく圧巻。セリフは少ないけど、人生の四季が静かに、でも力強く描かれていて心に響いた。まさに観る哲学。
- 正直、何が言いたいのかよく分からなかった。映像が綺麗なのは認めるけど、退屈で寝ちゃいそうになったw
- 言葉にならないくらい素晴らしかった。
- すごく静かで綺麗な映画。好みは分かれるかもしれないけど、私は好き。心が洗われる感じがした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国韓国,ドイツ
- 時間102分
- 監督キム・ギドク
- 主演オ・ヨンス
-
もしも、若き日の母に会えたなら。娘が過去へタイムスリップし、母の幸せな未来のために奮闘する感涙の物語。
母にとって自慢の娘になれなかったと後悔するジア・シャオリン。そんな矢先、母が交通事故で瀕死の重体に。深い悲しみの中、シャオリンは意識を失い、目覚めると1981年の世界にタイムスリップしていた。そこで出会ったのは、まだ自分を産む前の、若く溌溂とした母リ・ホアンイン。彼女の親友として、母にもっと幸せな人生を歩んでほしいと願うシャオリンは、金持ちの男性との結婚を画策するなど、母の運命を変えようと一人奮闘。母が本当に望む幸せとは何か。娘の健気な願いの先に待つ、誰もが涙する衝撃の真実と、時を超えた母娘の愛の結末。
ネット上の声
- 子供が健康で幸せならそれでいい、という母の気持ちが痛いほどわかった。前半は笑えるのに、最後は涙腺崩壊。観終わった後、母親に電話しちゃった。
- めっちゃ泣いた!笑いあり涙ありで、心が温かくなる最高の映画だった。
- タイムスリップものかと油断してたら、最後の伏線回収が見事。ただの感動話じゃなくて、脚本がしっかりしてる。
- 不覚にも泣いてしまった。これはお母さんに会いたくなるね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国中国
- 時間128分
- 監督ジア・リン
- 主演ジア・リン