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「ミツバチのささやき」などで知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセが31年ぶりに長編映画のメガホンをとり、元映画監督と失踪した人気俳優の記憶をめぐって繰り広げられる物語を描いたヒューマンミステリー。
映画監督ミゲルがメガホンをとる映画「別れのまなざし」の撮影中に、主演俳優フリオ・アレナスが突然の失踪を遂げた。それから22年が過ぎたある日、ミゲルのもとに、かつての人気俳優失踪事件の謎を追うテレビ番組から出演依頼が舞い込む。取材への協力を決めたミゲルは、親友でもあったフリオと過ごした青春時代や自らの半生を追想していく。そして番組終了後、フリオに似た男が海辺の施設にいるとの情報が寄せられ……。
「コンペティション」のマノロ・ソロが映画監督ミゲル、「ロスト・ボディ」のホセ・コロナドが失踪した俳優フリオを演じ、「ミツバチのささやき」で当時5歳にして主演を務めたアナ・トレントがフリオの娘アナ役で出演。
ネット上の声
- 巨匠31年ぶりの新作。記憶と映画を巡る重厚な物語に、ただただ圧倒されました。映画好きなら必見。
- 派手さはないけど、心に残る良い時間でした。
- 正直、中盤はかなり退屈だった。監督のファンじゃないとキツいかも。
- 静かで、美しい映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間169分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演マノロ・ソロ
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映画黎明期のフィルムに映る謎の男を追う、映画史と記憶を巡るドキュメンタリーの旅。
1896年、リュミエール兄弟が撮影した『ラ・シオタ駅への列車の到着』。この歴史的なフィルムに映っていたとされる一人のアマチュア映画作家、ジェラール・ルブラン。監督ホセ・ルイス・ゲリンは、この謎に包まれた男の足跡を追って旅に出る。フランスの田舎町を訪ね、残されたフィルムの断片や関係者の証言を収集。それは、映画というメディアが捉えた「時間」と「記憶」、そしてそこに映る人々の「不在」を巡る思索の旅。ドキュメンタリーとフィクションの境界を曖昧にしながら、観る者を映画の原初的な魅力へと誘う映像詩。
ネット上の声
- 光と影、そして音だけでここまで幻想的な世界を創り出すなんて…。フィルムの傷や劣化さえもが、失われた記憶の断片みたいで美しかった。まさに「映画」そのものを体験するような作品。
- まるで古い写真が動き出すような、不思議な感覚。幽霊の見る夢に迷い込んだみたいだった。
- 正直、何が面白いのかさっぱり…。あまりに実験的すぎて、開始早々寝ちゃいましたw
- これぞ映画の魔法。
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国スペイン
- 時間82分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演アン・セリーヌ・オーシュ
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「ジュラシック・ワールド 炎の王国」「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が14年ぶりに母国語であるスペイン語の映画を手がけ、1970年代にアンデス山脈で起きた遭難事故の実話をもとに描いた人間ドラマ。
1972年。ラグビー選手団を乗せてチリへ向かっていたチャーター機のウルグアイ空軍機571便が、アンデス山脈中心部の氷河に墜落した。乗客45名のうち生存者は29名。想像を絶する過酷な環境のなかに取り残された彼らは、生き延びるために究極の手段を取らざるを得ない状況に追い込まれていく。
事故機に搭乗していたラグビー選手団が所属するウルグアイのステラ・マリス学園に通っていた作家パブロ・ビエルチが事故から36年後に発表した著書を原作に、極限状態に置かれた人々の恐怖と葛藤、生への渇望と強い絆を描き出す。Netflixで2024年1月4日から配信。それに先立ち2023年12月22日から一部劇場で公開。第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門ノミネート。
ネット上の声
- 雪山遭難サバイバル映画の最高傑作だと思う。実話だからこその凄絶さがあって、言葉を失う場面が何度もあった。
- 「生きてこそ」という言葉が心に突き刺さる。観てよかった。
- 常に絶体絶命のピンチでハラハラしっぱなしだったw
- 圧巻の一言。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間145分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演エンソ・ボグリンシック
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密室殺人の容疑者となった青年実業家。証言の矛盾から浮かび上がる、もう一つの事件。驚愕の真実。
密室のホテルで、殺害された愛人の隣で意識を取り戻した青年実業家ドリア。殺人容疑で起訴された彼のもとに、無敗を誇る敏腕弁護士グッドマンが訪れる。残された時間はわずか3時間。ドリアは自らの無実を証明するため、事件の夜に至るまでの出来事を語り始める。しかし、彼の証言には巧妙な嘘と矛盾が。弁護士の鋭い追及が、ドリアの記憶の扉をこじ開け、隠されたもう一つの事件を暴き出す。全ての証言が覆る、驚愕の結末。
ネット上の声
- 会話劇が中心なのに全く飽きさせない。二転三転するストーリーに完全に引き込まれた。サスペンス好きは絶対見るべき傑作!
- とにかく前情報なしで見てほしい!最後のどんでん返しがヤバい。
- 脚本が秀逸。面白かった。
- どれが真実か分からなくなる!伏線がすごくて、最後は「やられたー!」ってなった。もう一回見たいかも。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間106分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演マリオ・カサス
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ネット上の声
- スペインの春の風景がとにかく美しくて、それだけでも観る価値あり!ストーリーも心温まる内容で、観終わった後、優しい気持ちになれました。
- 主人公の演技に引き込まれた。静かな映画だけど、心に深く残る作品。
- 家族で観ました。少し展開がゆっくりかな?でも映像が綺麗で癒されました。
- 最高に泣いた。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン
- 時間121分
- 監督ヘラルド・ガバルドン
- 主演アイシャ・ダラーウィ
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25年以上寝たきりの男が望んだのは「死ぬ権利」。彼の尊厳を巡る闘いを描く、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。
現代のスペイン。若き日の事故で首から下の自由を失った男、ラモン・サンペドロ。25年以上に及ぶ闘病生活の末、彼が下した決断は、自らの意思で人生を終える「尊厳死」という選択。しかし、その願いは家族の愛や社会の倫理、そして法の壁に阻まれる。彼を支える弁護士フリアと、生きる希望を与えようとする女性ロサ。様々な人々の想いが交錯する中、ラモンの固い決意は揺るがない。生と死の意味を問いかける、魂の物語。
ネット上の声
- 愛する人が死を望んでいるとしたら・・・。
- 尊厳死を認めてほしい…と願ってしまった
- 僕を本当に愛する人は死なせてくれる人だ
- 視聴者に双方の意見を聞かせ考えさせる
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間125分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ハビエル・バルデム
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バレエスタジオで踊るアリシアに魅せられたベニグノは、交通事故に遭って昏睡状態に陥った彼女を4年間看護していた。一方、女闘牛士・リディアも競技中の事故によって昏睡状態に。リディアの恋人・マルコは絶望の淵に立たされるが、ベニグノと出会い…。
ネット上の声
- 「至高の愛」と「犯罪行為」の曖昧な境界線
- こんな場合、あなたなら、どうしますか?
- 人間の心の奥深くにねむるものを暴き出す
- 究極の愛とストーカーの境界線は・・・
バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ハビエル・カマラ
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息子を亡くした父が、その遺志を継ぎ800kmの巡礼路へ。雄大な自然と出会いが織りなす、感動のロードムービー。
アメリカで眼科医として働くトムのもとに届いた、一人息子のダニエルの訃報。ピレネー山脈で嵐に遭い、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の初日に命を落としたという。息子の遺体と遺品を引き取りにフランスへ渡ったトムは、息子が抱いていた巡礼への強い思いに触れる。そして、息子のバックパックを背負い、遺灰と共に、彼が歩むはずだった800kmの巡礼路を自ら歩き始めることを決意。旅の途中、様々な目的で巡礼する人々と出会い、反発しながらも共に歩むことに。雄大な自然の中、息子との思い出と向き合い、見知らぬ他者と心を通わせる旅路の果てに、彼が辿り着く場所とは。
ネット上の声
- 鑑賞するだけ、楽ちん巡礼なのに深く感動。
- 壮大な風景とヨーロッパの歴史有りきの〜
- 亡き息子と歩み、親子の溝を埋める旅路。
- 自然な演出の延長上に自然な感動がある
旅に出たくなるロードムービー、 バックパッカー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間128分
- 監督エミリオ・エステヴェス
- 主演マーティン・シーン
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2004年、タイ。楽園のクリスマス休暇を一瞬で地獄に変えた巨大津波。離れ離れになった家族の、奇跡を信じる壮絶なサバイバル。
2004年12月、タイのリゾート地でクリスマス休暇を過ごすマリアとヘンリーの一家。楽園でのひとときは、突如として襲来した巨大津波によって打ち砕かれる。濁流に飲み込まれ、家族は離れ離れに。瀕死の重傷を負ったマリアは長男ルーカスと共に、夫ヘンリーは幼い息子2人と共に、互いの安否も分からぬまま絶望的な状況をさまよう。無数の被災者で溢れかえる混乱の中、再会という一点の希望だけを胸に、彼らの必死の捜索が始まる。これは、信じがたい実話に基づく、家族の愛と絆の物語。
ネット上の声
- 不可能ではない、希望を持つ事は可能なのだ
- 絶望の暗闇の中でこそ、光は貴い輝きを増す
- 東日本大震災後の僕の心には早すぎた
- 暇つぶしで観る映画ではありません
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2012年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間114分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演ユアン・マクレガー
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25年前の未解決殺人事件を追う元裁判所職員の執念と、封印された愛の行方を描くサスペンス・ロマンス。
1999年、アルゼンチン。刑事裁判所を退官したベンハミンは、過去の記憶に苛まれていた。それは25年前、彼が担当した若い女性の残忍な強姦殺人事件。時効を迎え、迷宮入りした事件の真相を小説として書き起こすことを決意。当時の上司であり、密かに想いを寄せていた判事イレーネの元を訪ね、協力を求める。調査を再開するうち、忘れかけていた事件のディテール、容疑者の冷酷な眼差し、そして被害者の夫の異常なまでの愛情が蘇る。軍事政権下の混沌とした時代が隠蔽した真実。ベンハミンは、自身の過去の想いと事件の闇に再び対峙する。瞳の奥に隠された秘密が、彼の人生を大きく揺るがす。
ネット上の声
- ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画
- 本年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞
- 深く悲しい愛、蘇る愛、それぞれの愛
- 愛する者の不在/その問いと答え
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間129分
- 監督フアン・ホセ・カンパネラ
- 主演リカルド・ダリン
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ゲイの父親と久々に再会した息子が織り成す不器用な交流と親子の絆を描いた人間ドラマ。カメラマンの男性ディエゴは、同性の恋人ファブリツィオと一緒に暮らしている。ところがある日、別れた妻の元にいた10代の息子アルマンドを引き取ることに。自分が父親に捨てられたと思っていたアルマンドは、ゲイに対する偏見もありディエゴに反抗的な態度ばかり取ってしまう。ディエゴはそんな彼に父親として認められるべく奮闘するが……。ベネズエラ出身の俳優ミゲル・フェラーリが長編初メガホンをとった。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で上映され、観客投票第1位を獲得。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。
ネット上の声
- LGBT映画祭でも上映して欲しい傑作
- MR.レディMR.マダムみたいな映画
- 綺麗に纏まってた
- 綺麗に纏まってた
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ベネズエラ・ボリバル,スペイン
- 時間110分
- 監督ミゲル・フェラーリ
- 主演ギジェルモ・ガルシア
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少女の瞳に映る、謎めいた父の横顔。スペインの巨匠ヴィクトル・エリセが描く、記憶と憧憬の幻想詩。
スペイン内戦後の北部地方の町。少女エストレリャは、物静かで不思議な魅力を持つ父アグスティンを神のように崇拝。ある日、父が隠し持つ手紙から、彼が捨てた故郷「南(エル・スール)」と謎の女性の存在を知る。父の秘密を知りたいと願う純粋な探求心。しかし父は心を閉ざし、父娘の間には静かで埋めがたい距離が流れる。憧れの父の過去に触れた時、少女の世界が静かに変容していく様。
ネット上の声
- 闇も少女も美しいのにカメラワークにも心理描写にも惹かれる
- えっ、続きがあるの?あんまりです☆2つ半
- ミツバチの光によって補完された傑作
- ☆4つを期待して観たら☆5つだった
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間95分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演オメロ・アントヌッティ
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、最愛の息子を事故で失った母親を中心に、様々な人生を生きる女性たちの姿を力強く描いたヒューマンドラマ。マドリードで暮らすマヌエラは、1人息子エステバンを女手ひとつで育ててきた。エステバンの17歳の誕生日、マヌエラはこれまで隠してきた元夫の秘密を息子に打ち明けることを決意する。しかしそんな矢先、エステバンは大女優ウマにサインをもらおうと道路に飛び出し、車にはねられて帰らぬ人に。元夫に息子の死を知らせるため、かつて青春時代を過ごしたバルセロナを訪れたマヌエラは、ひょんなことからウマの付き人になる。キャストにはセシリア・ロス、ペネロペ・クルスらアルモドバル作品の常連俳優がそろった。第72回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。
ネット上の声
- できそこないの男たちと、本歌取りの面白さ
- いや〜アルモドバル作品はキャラが濃いw!
- 監督って、ゲイだったんだ!!それで…
- いつの時代も女性は強い!!!!
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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16世紀フランス宮廷。夫への貞節と燃え上がる恋心の間で揺れる若き公爵夫人の、魂の葛藤。
舞台は16世紀、絢爛豪華なフランスの宮廷。若く美しいクレーヴの奥方は、誠実な夫に深い敬愛を抱きながらも、魅力的なヌムール公と運命的な出会いを果たす。許されぬ恋と知りながら、日に日に募る想い。夫への貞節を守るべきか、心のままに生きるべきか。自らの高潔な魂と激しい情熱の狭間で、彼女が下す苦悩の決断。その愛の行方を描く、心理ドラマの傑作。
ネット上の声
- 母の遺言、夫の視線、誘う男の音楽
- この思い、叶うことなかれ
- なんという傑作!!!
- 「女は世間体が大事」
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ポルトガル,フランス,スペイン
- 時間107分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演キアラ・マストロヤンニ
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パリの天才ピアニスト、情熱のサルサに魅せられキューバ人に成りすます、陽気なラブコメディ。
フランス・パリ。将来を嘱望される若き天才クラシックピアニスト、レミ。しかし彼の心は、情熱的なラテン音楽「サルサ」に奪われていた。ある日、美しいキューバ人女性ナタリーと出会い、一目惚れ。彼女の気を引くため、そしてサルサダンサーとして認められるため、彼は自らをキューバからの移民「モンティ」と偽る決意。付け焼刃の知識とダンスで、果たして彼は愛と夢を掴めるのか。音楽と恋が弾ける、痛快な変身物語。
ネット上の声
- 優秀なクラシックピアノ奏者レミ(ヴァンサン・ルクール)はキューバ音楽に目覚め、肌
- 前々から気になっていた本作をやっとこさ鑑賞💃🕺
- 話は出来過ぎだけどハートウォーミング作品
- ナタリー谷間のポニョ!映画でダイエット(2)
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間100分
- 監督ジョイス・シャルマン・ブニュエル
- 主演ヴァンサン・ルクール
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「イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語」で知られるイギリスのマーク・ギル監督が浅野忠信を主演に迎え、世界的に高い評価を受け続ける写真家・深瀬昌久の波瀾万丈な人生と、彼の最愛の妻にして被写体であった洋子との物語を、実話とフィクションを織り交ぜながら描いたダークファンタジーラブストーリー。
北海道の高校を卒業した深瀬昌久は、父の写真館を継がずに上京する。さまよう日々のなかで、深瀬は美しく力に満ちた女性・洋子と恋に落ちる。洋子は深瀬の写真の主題となり、2人はパーソナルでありながら革新的な作品を生みだしていく。家族愛に憧れる深瀬は洋子の夢を支えるため懸命に働くが、ついに彼女の信頼を裏切ってしまう。深瀬の心の闇は異形の“鴉の化身”へと転生し、哲学的な知性で彼を芸術家の道に導こうとする。
天才写真家の狂気と純粋さを浅野が繊細かつワイルドに演じ、「火口のふたり」の瀧内公美が洋子を存在感たっぷりに演じた。
ネット上の声
- 難しいニュアンスとバランスを見事なまでに妖しく成立させている
- 浅野忠信、世界へのさらなる飛躍を予感させる渾身作
- ダメ人間ほど愛される
- Through the Raven’s Eye
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国フランス,日本,スペイン,ベルギー
- 時間116分
- 監督マーク・ギル
- 主演浅野忠信
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1974年アフリカ植民地戦争の最前線。一人の兵士が語るポルトガル史に、栄光はあったのか。
舞台は1974年、泥沼化するアフリカ植民地戦争。ポルトガル軍の若き少尉と兵士たちは、終わりなき戦闘の合間に自国の歴史を語り始める。「なぜ我々はここで戦うのか」。その問いは、古代から大航海時代、そして近代に至るまで、ポルトガルが経験した数々の輝かしくも悲劇的な敗北の歴史へと遡っていく。英雄たちの挑戦、無謀な戦い、そして空しい結末。歴史上の敗北と、目の前の不毛な戦争が重なり合う時、兵士たちは「支配の空しい栄光」の意味を知る。巨匠が描く壮大な歴史哲学詩。
ネット上の声
- 右から読んでも左から読んでも、NON!
- 過去の総決算
- 難しい・・・
- 武力によって他国を征服する空しさをポルトガルの歴史と現代をシームレスにかけ合わせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス
- 時間110分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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1940年、スペインの小さな村。映画『フランケンシュタイン』に魅せられた少女の、現実と幻想が交錯する静かな冒険。
1940年、スペイン内戦直後のカスティーリャ地方の小さな村。巡回上映で映画『フランケンシュタイン』を観た6歳の少女アナは、怪物に心を奪われる。怪物は死んだのではなく、村のどこかに精霊として隠れていると信じるアナ。姉のイサベルから「目を閉じれば会える」と教えられ、アナは廃墟で精霊を探し始める。ある日、彼女はそこで共和国軍の逃亡兵と出会う。少女の純粋な瞳が映し出す、戦争の影と詩的な世界。
ネット上の声
- 愛らしくてとても、とてもおそろしい映画
- 匹敵しうる言辞が存在しない光の快楽
- "秘密と嘘 死への誘い"
- 抗しがたい死の魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演アナ・トレント
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自分の性自認に迷う子どもの葛藤と、寄り添う家族の姿をつづったスペイン発のヒューマンドラマ。
夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。
オーディションで選ばれた新人ソフィア・オテロが主人公アイトールを繊細かつ自然に演じ、2023年・第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少となる8歳で最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞。スペインの新鋭エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンが長編初監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 【”何故、自分の事が分からないの?と髪長く柔らかな顔立ち故に、女子に見える8歳の男子は涙目で言った。”今作はアイデンティティに悩む男子と、戸惑いつつも彼に寄り添う家族の姿を描いた作品である。】
- アイデンティティーをめぐる家族の不協和のゆくえ
- 言葉にならない思いを物語構造が繊細に奏でる
- 母親・アネの不安定さこそが根本的な問題点?
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間128分
- 監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
- 主演ソフィア・オテロ
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田舎に移住した夫婦が閉鎖的な村で住民との対立を激化させていく姿を、スペインで実際に起きた事件を基に映画化した心理スリラー。「おもかげ」のロドリゴ・ソロゴイェンが監督・脚本を手がけ、主人公夫婦の夫を中心に描く第1部と、妻を中心にした第2部の2部構成で描く。
フランス人の夫婦アントワーヌとオルガは、スローライフを求めてスペインの山岳地帯にある小さな村に移住する。しかし村人たちは慢性的な貧困問題を抱え、穏やかとは言えない生活を送っていた。隣人の兄弟は新参者の夫婦を嫌い、彼らへの嫌がらせをエスカレートさせていく。そんな中、村にとっては金銭的利益となる風力発電のプロジェクトをめぐって夫婦と村人の意見が対立する。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェが夫アントワーヌ、「私は確信する」のマリナ・フォイスが妻オルガを演じる。2022年・第37回ゴヤ賞で主要9部門を受賞するなど、世界各国で数々の映画賞を受賞。第35回東京国際映画祭では「ザ・ビースト」のタイトルで上映され、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞。
ネット上の声
- 「野獣」を意味する原題の多義性。二幕構成の“妙”にも引き込まれる
- なかなか手が届かない「理想郷」の遠さを痛感する一作
- 【公式アンプラグド試写会にて鑑賞🎬】
- 「素朴な人々」と「陋弊な人々」の間
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間138分
- 監督ロドリゴ・ソロゴイェン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルによる初の長編英語劇で、2024年・第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したヒューマンドラマ。ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアという当代きっての演技派の2人が共演し、病に侵され安楽死を望む女性と、彼女に寄り添う親友のかけがえのない数日間を描く。
重い病に侵されたマーサは、かつての親友イングリッドと再会し、会っていなかった時間を埋めるように、病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み、自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時にはイングリッドに隣の部屋にいてほしいと頼む。悩んだ末にマーサの最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。マーサはイングリッドに「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と告げ、マーサが最期を迎えるまでの短い数日間が始まる。
「フィクサー」でアカデミー助演女優賞を受賞し、アルモドバルの短編英語劇「ヒューマン・ボイス」にも主演したティルダ・スウィントンがマーサを演じ、「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが親友イングリッド役を務めた。
ネット上の声
- どう死ぬかは、どう生きたかということ
- 結構重い作品。死とは何か考えてしまった
- 変わった座組のアルモドバル映画
- 尊厳死、難しい問題です😱
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国スペイン
- 時間107分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ティルダ・スウィントン
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1920年、アイルランド独立戦争。自由を求めて共に戦った兄弟が、残酷な内戦によって引き裂かれる運命。
1920年、イギリスの支配下にあるアイルランド。医師になる夢を捨て、兄テディと共にアイルランド独立軍に参加したデミアン。彼らは自由を勝ち取るため、過酷なゲリラ戦に身を投じる。しかし、苦難の末に結ばれた和平条約は、国内を二分する内戦の火種となる。条約を巡り、理想を違えた兄弟の絆に亀裂が生じ、やがて互いに銃を向け合うという悲劇的な運命へ。歴史の渦に翻弄された兄弟の愛と葛藤の物語。
ネット上の声
- アイルランドの歴史はイングランドとの戦いの歴史だ
- 自由と正義に引き裂かれる同胞たち
- アイルランド独立闘争を描いた作品は何作か鑑賞したが、本作が一番堪えたかもしれない
- 学生の時にライブ観るために夜行バスで朝東京について暇つぶしに早稲田松竹でかかって
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス,イギリス,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間126分
- 監督ケン・ローチ
- 主演キリアン・マーフィ
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主演のオスカル・マルティネスが、2016年・第73回ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したコメディドラマ。故郷のアルゼンチンを離れ、30年以上スペインで暮らしていた主人公のノーベル賞作家・ダニエルが、アルゼンチンから名誉市民賞を授与されることになり、2度と戻らないと思っていた故郷へ戻ることを決めたことから、思わぬ展開に巻き込まれていく様子を、ユーモアとウィットを交えて描く。2016年・第13回ラテンビート映画祭および第29回・東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「名誉市民」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- 作家ダニエル・マントバーニは、40年前に故郷アルゼンチンのド田舎サラスの町を出て
- 🏖☀️ 𝙖𝙘𝙝𝙖𝙣 𝙭 𝙈𝙖𝙧𝙞𝙡𝙮𝙣
- 意訳なら「嗤う故郷・吼える作家」のがマシ
- ボブ・ディランもこうすりゃよかったのに
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アルゼンチン,スペイン
- 時間117分
- 監督マリアノ・コーン
- 主演オスカル・マルティネス
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スペイン内戦の暗い時代、旅芸人一座が孤児の少年を守りながら、笑いと希望を届ける感動の旅路。
1930年代後半、スペイン内戦下のマドリード。相方を戦火で失った芸人ホルヘは、遺された息子ミゲルを引き取る決意。ホルヘは自身の率いる旅芸人一座と共に、独裁政権の厳しい監視を逃れながら、人々に笑いを届けるための旅へ。歌と踊り、そして奇術。厳しい現実の中、芸を続けることで生きる希望を見出そうとする一座の姿。血の繋がりを超えた家族の絆と、芸術が持つ力の証明。彼らの旅の先に待つ運命とは。
ネット上の声
- 乱世を生き抜いた芸人たちへのオマージュ
- 大丈夫!きっと見守ってくれているから♪
- 純粋なヒューマンドラマかと思いきや!
- 予想外の展開と衝撃に感涙の秀作!
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間123分
- 監督エミリオ・アラゴン
- 主演イマノル・アリアス
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88歳の仕立て屋、70年前の約束を果たすため7612km先のポーランドへ。人生最後の旅の始まり。
現代のアルゼンチン・ブエノスアイレス。88歳のユダヤ人仕立て屋アブラハムは、家族に施設に入れられ人生の終わりを悟る。しかし彼には、70年以上前にホロコーストから命を救ってくれた友人への、ある約束が。それは「必ず会いに行く」という固い誓い。家族の制止を振り切り、なけなしの金と一張羅のスーツを手に、故郷ポーランドを目指すアブラハム。言葉も通じぬ異国の地で、様々な出会いと困難を乗り越え、彼は約束の場所へとたどり着けるのか。人生の黄昏に挑む、感動のロードムービー。
ネット上の声
- お節介さんのおかげで、世の中あたたかい。
- 90点:ホロコーストの克服と共感力ある女性
- 業突張りに付き合わされるのかと思ったが
- 言うのは簡単。行動するから価値がある。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間93分
- 監督パブロ・ソラルス
- 主演ミゲル・アンヘル・ソラ
-
パリへ向かう列車の中、裕福なフランス人紳士マチューが語る、若く美しいスペイン人女性コンチータとの倒錯的な恋愛譚。彼女に心奪われたマチューは、全てを捧げようとするが、コンチータは純真さと奔放さという二つの顔を使い分け、彼を巧みに手玉に取る。貞淑かと思えば、次の瞬間には挑発的。シュルレアリスムの巨匠が描く、決して満たされることのない男の渇望と、その曖昧な対象の正体。
ネット上の声
- どうしても女をモノにできない男のシニカルな艶笑譚。「二人一役」の奇策が炸裂する巨匠の遺作!
- 決して弄(もてあそ)んではいけないことの教示的な一本。
- 長期に亘って性欲が理性を凌駕し続けた話。
- みっともないおじさんだけれど…
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・レイ
-
老人ホームを舞台に描く、老いと友情の物語。人生の黄昏を生きる元銀行員エミリオの、ささやかな抵抗。
元銀行員のプライド高きエミリオ。アルツハイマー病と診断され、家族に老人ホームへ入れられることに。そこで出会ったのは、抜け目のない楽天家の同室者ミゲル。エミリオが最も恐れるのは、症状が進行した者たちが送られる「2階」行き。その運命から逃れるため、二人は奇想天外な計画を実行。ユーモアと哀愁を交えながら、老いという現実と尊厳を描く物語。人生の終盤で見つける、かけがえのない友情の輝き。
ネット上の声
- アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公
- かつてなかったジャンルのアニメーション
- いずれ消えてしまう記憶だとしても…。
- 明日の老人にも捧ぐ ・・・ なるほど。
認知症、 ヒューマンドラマ、 アニメ
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間89分
- 監督イグナシオ・フェレーラス
- 主演タチョ・ゴンサレス
-
過去を救う一言が、私の全てを奪った。72時間以内に娘を取り戻せ、時空を超えたサスペンス。
25年に一度の嵐の夜、ベラは新居の古いテレビを通じて、25年前に同じ家に住んでいた少年ニコと交信する。その夜、ニコが殺される運命にあると知ったベラは、彼を救うために警告を発する。善意の行動、しかしそれが悪夢の始まりだった。翌朝、目覚めたベラの隣には見知らぬ男が眠り、愛する娘は存在しない世界へと変貌していた。過去を僅かに変えたことで、彼女の人生そのものが消えてしまったのだ。元の人生を取り戻すため、ベラに残された時間はわずか72時間。時空の歪みに翻弄されながら、彼女は娘を取り戻すための孤独な戦いを開始する。
ネット上の声
- ネタバレありの考察です。映画鑑賞前には読まないでください。
- タイムパラドックス映画の全てを詰め込みました映画
- あっという間に見終わりました
- すべてが繋がるとすばらしい
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン
- 時間129分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演アドリアーナ・ウガルテ
-
過去の恋か、新たな愛か。バルセロナを舞台に、忘れられない初恋と情熱的な出会いの間で揺れる青年の葛藤。
初恋の痛みを忘れるためロンドンで2年を過ごしたアチェが、故郷バルセロナに帰還。彼はそこで、自由奔放でエネルギッシュな女性ジンと出会い、新たな恋に落ちる。過去を乗り越え、未来へ歩み出そうとするアチェ。しかし、彼の心には未だに初恋の相手、バビの影が焼き付いていた。そんな中、運命のいたずらか、アチェはバビと再会してしまう。情熱的な現在の愛と、忘れられない過去の記憶。二人の女性の間で、彼の心は激しく揺れ動く。彼が選ぶ未来とは。
ネット上の声
- 「空の上3メートル」の続編
- この前、観たスペイン映画の続きがあったから観てみた
- 二兎追うものは一頭も得ず
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国スペイン
- 時間119分
- 監督フェルナンド・ゴンサレス・モリナ
- 主演マリオ・カサス
-
スペイン内戦前夜、少年と老教師の絆を通して自由と世界の美しさを描く、切なくも心温まる物語。
1936年、スペインのガリシア地方の小さな村。内気な少年モンチョが、蝶の舌の不思議を教えてくれる心優しい老教師ドン・グレゴリオと出会う。先生との交流を通じ、学ぶことの喜び、自然の美しさ、そして自由の尊さに目覚めていくモンチョ。しかし、スペイン内戦の暗い影が、二人の穏やかな日々と村全体を覆い尽くしていく。時代の激流が、純粋な師弟の絆に突きつける、あまりにも過酷で悲しい選択。その結末。
ネット上の声
- この作品が二十年ほど前の日経新聞の映画評で紹介されていたのを、今...
- 連休中につき、年明け早々生活リズムが崩れまくりです🥺
- 衝撃!じゃない。稀に見る秀逸なラスト!
- 最も残酷で最も静かな戦争映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国スペイン
- 時間95分
- 監督ホセ・ルイス・クエルダ
- 主演フェルナンド・フェルナン・ゴメス
-
「マジカル・ガール」で世界的注目を集めたスペインの新鋭カルロス・ベルムト監督が描くミステリードラマ。10年前に突如として表舞台から姿を消した国民的歌手リラ・カッセンの復帰ツアーが発表される。しかしコンサートを目前に控えたある日、リラは原因不明の発作で倒れて記憶を失い、歌うことすらできなくなってしまう。リラに人生をささげてきたマネージャーのブランカは、バーでリラの曲を本人のように歌いこなすシングルマザーのビオレタと出会い、「リラにリラの歌を教えてほしい」と依頼。精神的に不安定な娘と2人で貧しい暮らしを送りながら、リラの曲だけを心の支えに生きてきたビオレタは、喜んでその依頼を引き受けるが……。リラ役に「アナとオットー」のナイワ・ニムリ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
ネット上の声
- 怪作にして大傑作!幾重にも繰り返す模倣の先は…
- 怪作にして大傑作!幾重にも繰り返す模倣の先は…
- 一筋縄でいかない秘密の話
- 今までに体感した事のない感覚、心が釘付けになる映画。不思議な世界に...
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間125分
- 監督カルロス・ベルムト
- 主演ナイワ・ニムリ
-
大人の偽善と沈黙に満ちた屋敷で、少女は死んだ母を呼び覚ます。幻想と現実が交錯する心理ドラマ。
独裁政権末期のスペイン、マドリード。重苦しい空気が漂う屋敷に住む8歳の少女アナは、母の死を間近で看取り心を閉ざしていた。ある日、軍人の父が急死。アナは自分が父を毒殺したと信じ込み、亡き母の幻影と対話を重ね始める。家族の中に渦巻く不和と抑圧、大人の世界の欺瞞を目の当たりにしながら、彼女は孤独の中で現実を生き抜こうともがく。少女の瞳に映る、崩壊していく家族と時代の終わりが描かれる。
ネット上の声
- 抜けない棘を分けてあげる
- カルロス・サウラ監督作品
- 予備情報も善し悪し…
- 75年のスペイン映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国スペイン
- 時間107分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アナ・トレント
-
2020年・第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門上映作品。
ネット上の声
- 冒頭のマリアはほんとうに弱々しく、老いというものを感じさせる姿だったのに、たまた
- ベルギーで老後を暮らすマリアが、担ぎ込まれた病院で親しくなった若きヴェロニカの死
- 骨壷を置いてからの取りに戻ったシーン
- 病室で仲良くなった年下の女の子
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国スペイン
- 時間109分
- 監督ダビッド・マルティン・デ・ロス・サント
- 主演ペトラ・マルティネス
-
余命宣告を受けた裏社会の男。愛する子供たちのために、彼が命を懸けて奔走する、バルセロナの光と影。
スペイン、バルセロナの光と影が交錯する街。裏社会で不法移民の斡旋をして日銭を稼ぐアクスバルは、二人の幼い子供を男手一つで育てている。死者と交信する能力を持つ彼は、ある日、自身が末期がんで余命いくばくもないことを宣告される。残された時間で子供たちの未来を案じるアクスバルだが、精神不安定な妻との問題や、搾取される移民たちの過酷な現実、警察の汚職など、次々と困難が押し寄せる。愛する我が子のために良かれと思って起こす行動が、ことごとく裏目に出てしまう絶望的な状況。死の淵で彼が必死に守ろうとしたもの、そして最後に見た光景とは。
ネット上の声
- 不法移民のセネガル人や中国人にグレーな仕事を斡旋する貧しい中年男。...
- 暗さと重さと猥雑感、おまけに長尺で疲労感
- マザー・テレサを真似ることすらできない。
- 現実はこういうものでは。でも救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,メキシコ
- 時間148分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ハビエル・バルデム
-
イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が実写映画化。孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジーで、スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で9部門を受賞した。裏窓から教会の墓地が見える家で難病の母と暮らしている少年コナー。ある晩、彼の前に怪物が現われ、これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語るよう告げる。しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならないという。嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のルイス・マクドゥーガルがコナー役で主演を務め、母親役を「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役を「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーが演じる。リーアム・ニーソンが怪物の声を担当し、モーションキャプチャーにも挑戦。
ネット上の声
- アンビバレントな感情を癒すアンビバレントな物語
- 少年が受け止めなければいけない辛い現実
- 誰であれ “四つ目の物語” を経験する。
- 真実を言わないことで、信頼が保たれる
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間109分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演ルイス・マクドゥーガル
-
メキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方が分からなくなった息子を捜す母親の旅路を描いた人間ドラマ。荒涼としたメキシコの大地を美しく切り取りながらも、貧困をはじめとした社会問題を鋭く描き、2020年サンダンス映画祭で観客賞と審査委員賞を受賞するなど高い評価を得た。メキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナの家から、仕事と夢を求めて友人とともにアメリカに旅立った息子が消息を絶ってしまう。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことも珍しくないなか、マグダレーナは息子を捜すため、たったひとりで村を出発する。やっとの思いで得た情報を頼りに、ある村へと向かうマグダレーナは、道中で息子と同じような年齢の青年ミゲルに出会い、彼が母親を捜していることを知る。母と息子、それぞれが大切な存在を捜す2人は旅路を共にするが……。
ネット上の声
- 【”米墨国境の高い高い壁”今作は、メキシコ人製作陣の当時のアメリカを統べていた男への激しい怒りを抑制したトーンで描いた作品である。そして、今でも、米墨国境の問題は、何ら改善されていないのである。】
- メキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方不明になった息子を捜す母親の旅路
- ずっと観たくてレンタル店や宅配にも無くて何の気なしにU-NEXTで検索したらあっ
- メキシコの寒村からふたりの青年が旅立った。 向かった先は隣国米国。...
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ,スペイン
- 時間99分
- 監督フェルナンダ・バラデス
- 主演メルセデス・エルナンデス
-
1936年、スペイン内戦。ファシズムと戦う理想に燃えた英国人青年が、革命の理想と非情な現実の狭間で苦悩する。
1936年、スペイン。ファシズム打倒の理想を胸に、イギリス共産党員のデヴィッドは故郷を離れ、国際義勇軍に参加。彼は、様々な国から集まった仲間たちと共に、人民戦線派の民兵としてフランコ軍と戦う。農地改革を巡る農民との交流、仲間との友情、そして女性兵士ブランカとの恋。しかし、革命の理想はスターリン主義の介入によって歪められていく。内部での粛清、裏切り。デヴィッドは、本当に戦うべき敵は誰なのかという厳しい問いに直面。
ネット上の声
- 二つのイデオロギー、翻弄される青年
- 「Land And Freedom」
- ケンローチ
- 敵味方がわかりづらいスペイン内戦の話でわかりにくい映画やった
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国イギリス,スペイン,ドイツ
- 時間110分
- 監督ケン・ローチ
- 主演イアン・ハート
-
1993年、夏。母を亡くした6歳の少女。新しい家族との暮らしの中で、戸惑いながらも愛を見つけていくひと夏の物語。
1993年、スペイン・カタルーニャの夏。母を亡くした6歳の少女フリダは、バルセロナを離れ、田舎で暮らす叔父一家に引き取られる。そこには新しい両親と、妹になった幼い従妹アナとの暮らし。突然の変化に戸惑うフリダは、寂しさや悲しみをうまく表現できず、小さな反抗を繰り返す。緑豊かな自然の中、新しい家族との初めての夏。少女の繊細な心の揺れ動きを、瑞々しい映像で描き出す、ひと夏の記憶の物語。
ネット上の声
- スペインの視力調査記号はカクカクしている
- 子どもは、大人の道理で生きてはいない。
- 歩み寄るための時間
- ふしぎななみだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン
- 時間100分
- 監督カルラ・シモン
- 主演ライア・アルティガス
-
2000年に南米ボリビアで起きた水道事業をめぐる紛争「水戦争」を題材にした社会派ドラマ。映画監督のセバスチャンらスペインの撮影スタッフ一行がボリビアを訪れた。その頃、現地では欧米企業による水道事業の独占のため、住民たちの多くが水道料金の高騰にあえいでいた。エキストラの中から重要な役どころに抜擢された先住民族のダニエルは、撮影の合間に抗議活動に参加するようになるが……。「麦の穂をゆらす風」のポール・ラバーティが脚本を担当。
ネット上の声
- 映画撮影と水紛争の緊張感
- 今と昔と、目的は違えど起きてることは変わらなくて、そこで渦巻く人々も同じだな〜と
- ボリビアでの、新大陸発見と植民地化の歴史を描く映画の撮影に、現地で実際に起こった
- 現代の多国籍企業が南米の水利権を覇権する現状と、過去のスペインが南米の植民地化を
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,フランス,メキシコ
- 時間99分
- 監督イシアル・ボジャイン
- 主演ルイス・トサル
-
プロバスケのコーチが率いるのは、まさかの知的障がい者チーム!?どん底からの再起をかけた、笑いと涙の感動作。
舞台は現代スペイン。問題行動で社会奉仕活動を命じられたプロバスケットボールのコーチ、マルコ。彼が任されたのは、知的障がい者で構成されたバスケチーム「アミーゴス」。個性豊かなメンバーたちに振り回され、当初はやる気ゼロ。しかし、彼らの純粋さや情熱に触れるうち、マルコの心に変化が。勝利という目的の先に、彼らが見つける本当の宝物とは。チーム一丸となって全国大会を目指す、波乱万丈の日々の記録。
ネット上の声
- 負けて嬉しかったり、勝っても悔しかったり
- 映画を通じた、スペインの決意表明が見事
- 予定調和感はあるが感動しました。
- スペイン国内興行収入第一位!納得
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン
- 時間118分
- 監督ハビエル・フェセル
- 主演ハビエル・グティエレス
-
修道女になる直前の清純な娘。叔父の屋敷で待ち受ける欲望の罠と、理想を打ち砕く衝撃の結末。
舞台はスペインの田舎町。修道女になる直前の純真なビリディアナは、唯一の肉親である叔父ハイメの屋敷を訪れる。亡き妻に瓜二つの彼女に邪な欲望を抱く叔父。彼の突然の死後、莫大な遺産を相続したビリディアナは、屋敷を貧しい人々への施しの場に変えようと決意。しかし、善意で招き入れた乞食たちは、彼女の理想を嘲笑うかのように本性を露わにし、屋敷は混沌の宴の舞台と化す。聖女の理想が、人間の醜い欲望によって無残に踏みにじられる一夜。
ネット上の声
- 富裕層の低劣さを描きつつも、貧しき者たちの善良さも否定してくる
- ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインに戻り撮った作品🎬🇪🇸
- ルイス・ブニュブニュ監督🎥9️⃣作目👀
- 映画が芸術たることを証明した大傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国スペイン
- 時間91分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
-
心身の痛みで創造性を失った老映画監督。過去の記憶と再会が、彼の現在を静かに揺さぶり始める自伝的ドラマ。
現代のスペイン、マドリード。かつて世界的な名声を得た映画監督サルバドール・マロ。今は心身の様々な痛みに苛まれ、引退同然の生活。そんな彼のもとに、32年前に撮った作品の再上映の知らせ。これがきっかけとなり、当時確執のあった主演俳優と再会。これを機に、彼の記憶は堰を切ったように溢れ出す。幼少期の母親との思い出、故郷の村の光景、初めての恋と痛み。過去と現在が交錯する中で、彼が見つけ出す新たな創造への道筋。
ネット上の声
- アルモドバル監督の自伝的作品としても、ある母と息子の物語としても見応えのある一作
- 色彩はとても印象的だが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は少々言い過ぎでは…
- “人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡
- アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
-
サラエボの地で蘇る、封印された過去の愛と戦争の記憶。一人の女性が息子の出生の秘密に迫る感動の旅。
現代のローマ。シングルマザーのジェンマは、16歳になる息子ピエトロを連れて、かつて愛した街サラエボへ向かう。目的は、ボスニア紛争で命を落としたピエトロの父、ディエゴの記憶を辿るため。しかし、思い出の地を巡る旅は、ジェンマが心の奥底に封印してきた衝撃の真実を呼び覚ます。戦火の中で育まれた情熱的な愛、そして息子の出生に隠されたあまりにも切ない秘密。過去と現在が交錯し、一つの愛の物語がその全貌を現す。
ネット上の声
- 僕は本作の情報を全く入れず見たら本当に衝撃的な真実の連続にラストの驚愕の真実に僕
- 幸せなシーンと悲惨な戦争シーンとの落差、主人公が辿り着いた真実に衝撃を受けた
- イタリア人のジェンマ(ペネロペ🌹)は、旧ユーゴスラビアに留学する
- ペネロペ主演作が続く流れで、Filmarks内で評価の高かったこちらを鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間129分
- 監督セルジオ・カステリット
- 主演ペネロペ・クルス
-
世界規模のチャリティイベント「Sing for Darfur」が行われるスペイン・バルセロナのとある1日を描いた意欲作。人が人に触れることで物語の主人公が入れ替わり、さまざまな視点で1日が展開していく。スーダンのダルフールと無縁に暮らす人々を描き、国際的な社会問題となっているダルフール危機を想起させる。監督はオランダの新鋭ヨハン・クレイマー。
ネット上の声
- U2ライブinバルセロナ・・・の1日
- 商業映画としは100点満点で1点の映画
- いつだかの東京国際映画祭で鑑賞して、ショックを受けた作品
- It’s a collection of short clips of peop
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国オランダ,スペイン
- 時間79分
- 監督ヨハン・クレイマー
- 主演ペール・モリナ
-
1980年代マドリード、恋人に突然フラれた女優ペパ。彼を探すうちに、事態は予測不能な大騒動へと発展する極彩色のパニックコメディ。
舞台は1980年代の活気あふれるマドリード。人気声優のペパは、恋人イヴァンから留守番電話で突然の別れを告げられる。理由を知るため彼のアパートを訪ねるも、そこから事態は奇妙な方向へ。イヴァンの元妻、テロリストを匿う親友、そしてイヴァンの息子まで現れ、ペパの部屋は風変わりな人々が集うカオスな空間に。睡眠薬入りのガスパチョ、燃えるベッド、そして明かされる衝撃の事実。果たしてペパは、この神経衰弱寸前の状況から抜け出し、新たな一歩を踏み出せるのか。奇想天外な人間模様の結末。
ネット上の声
- 神経衰弱ギリギリのようで実はしぶとい女たち。シチュエーション・コメディの形を借りたモルドバルの女性讃歌かな。
- 面白かった!スペインらしく色使いがビビッドでキャラクターたちのパワフルさが示され
- 恋人に逃げられてイライラする女性…妻の元へ帰ったのかしら?
- アルモドバルのビビッドな色彩と昭和を思わすドタバタ劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スペイン
- 時間88分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ
-
少年院にいる17歳の少年が、セラピー犬を探すため弟と旅に出る。社会との繋がりを求める、感動のロードムービー。
舞台はスペインのカンタブリア。17歳のエクトルは、心を閉ざし少年院で暮らしていた。そんな彼が唯一心を開いたのは、セラピー犬のオベハ。しかし、オベハが里親に引き取られ、二人は離れ離れになってしまう。オベハに会いたい一心で、エクトルは少年院を脱走。祖母のキャンピングカーに乗り込み、疎遠だった兄イスマエルと共に、オベハを探す旅に出る。行く先々での出会いとトラブルを通して、兄弟は少しずつ絆を取り戻し、エクトルは社会との繋がりを見出していく。不器用な兄弟が繰り広げる、再生と成長の物語。
ネット上の声
- 少年がキャンプショップで店が閉まる頃に入店、テントの中に隠れて過ごしたり、バイク
- 犬を探して三千里的な話かと思いきや、発達障害の少年と兄の成長&愛情物語だった
- 【へクトルが少年院で唯一心通わせた保護犬オベハが里親に貰われ🐕を探すために脱走す
- 何を考えているかわからないエクトルと彼に振り回されながらも弟を放っておけないイス
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ダニエル・サンチェス・アレバロ
- 主演ビエル・モントロ
-
冷戦時代のソ連で祖国を思い、激しく生きたフランス人女性の姿を壮大なスケールで描く。監督・脚本は「フランスの女」のレジス・ヴァルニエ。共同脚本は「サムバディ・トゥ・ラブ」のセルゲイ・ボドロフ、「キャラバン」のルイ・ガルデルほか。撮影は「ヴァンドーム広場」のローラン・ダイヤン。音楽は「ブリジット・ジョーンズの日記」のパトリック・ドイル。美術は「フルスタリョフ、車を!」のウラジミール・スヴェトザロフ。出演は「嘘の心」のサンドリーヌ・ボネール、「シベリアの理髪師」のオレグ・メンシコフ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「コーカサスの虜」のセルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。
ネット上の声
- (社会主義の)独裁の歴史を忘れないために
- この監督、女性を上手く描く
- 大祖国戦争の痛手から立ち直るべく、国外に避難・亡命していた白軍関係者を呼び戻そう
- サンドリーヌ・ボネール主演に惹かれて観たら、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコ
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国ブルガリア,フランス,ロシア,スペイン
- 時間121分
- 監督レジス・ヴァルニエ
- 主演サンドリーヌ・ボネール
-
スペイン・アンダルシア、血の掟に翻弄される男の誇りと哀しみ。フラメンコのリズムが魂を揺さぶる復讐劇。
南スペイン、アンダルシア地方。誇り高きヒターノ(ジプシー)の首領カコ。対立する一族への復讐を誓うカラヴァッハ家から、甥のディエゴの命を狙われる日々。彼は甥を守るため、一族の名誉のため、逃亡も交渉も拒絶。しかし、迫りくる脅威は、カコに非情な決断を強いる。鳴り響くフラメンコの旋律の中、血で血を洗う掟の果てに彼を待つ運命。その選択が、一族の未来を大きく左右する。
ネット上の声
- 大昔に観たがフラメンコ💃の印象しか残っていなく、ストーリーを想い出す為、再鑑賞❣
- 「ガッジョ・ディーロ」等のトニー・ガトリフ監督作品
- フラメンコ好きには刺さる作品
- 素晴らしいフラメンコ音楽
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間89分
- 監督トニー・ガトリフ
- 主演アントニオ・カナーレス
-
現代のグラスゴーで、宗教と文化の壁に引き裂かれる男女の、切なくも情熱的な愛の物語。
スコットランド、グラスゴー。パキスタン移民二世のDJカシムと、カトリックの音楽教師ロシーン。偶然の出会いから恋に落ちる二人。しかし、イスラム教徒であるカシムには、親が決めた婚約者がいた。家族からの猛反対と、宗教的な戒律という大きな壁。愛を貫くか、家族を選ぶか。二人の愛が、それぞれのコミュニティに波紋を広げていく、究極の選択の行方。
ネット上の声
- 2022年、皆さんお忙しい中、多くのイイネやコメントありがとうございました
- バレンタインだし、素敵なジャケとタイトルのラブロマンスを
- この愛は【宗教】の壁を乗り越えらるのか?
- 単なる恋愛ものじゃなく深イイ話
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,ベルギー,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間104分
- 監督ケン・ローチ
- 主演アッタ・ヤクブ
-
1400年の英国を舞台に、悪名高い無頼漢フォルスタッフの半生姿を、後のヘンリー五世である皇太子ハルとの関わりを中心に描く。製作はエミリアーノ・ピエドラとアンヘル・エスコラーノ、エクゼキュテヴ・プロジューサーはアレッサンドロ・タスカ。シェイクスピアの戯曲『ヘンリー四世』『リチャード三世』『ヘンリー五世』『ウィンザーの陽気な女房たち』とラファエル・ホリンシェッドの『年代記』を基に「オーソン・ウェルズのフェイク」のオーソン・ウェルズが監督・脚色・衣装を担当。撮影はエドモン・リシャール、音楽はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノが担当。出演はウェルズ、キース・バクスターなど。英語サウンド・トラック。英語翻訳は小田島雄二、監修は清水俊二。
ネット上の声
- シェイクスピア「ヘンリー四世」を題材にしたオーソン・ウェルズ監督、脚本、主演のモ
- じんわりと心に染み込んでくる快作
- とにかく巨漢のウェルズの存在感
- オーソン・ウェルズという奇態
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国スペイン,スイス
- 時間116分
- 監督オーソン・ウェルズ
- 主演オーソン・ウェルズ