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「ジュラシック・ワールド 炎の王国」「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が14年ぶりに母国語であるスペイン語の映画を手がけ、1970年代にアンデス山脈で起きた遭難事故の実話をもとに描いた人間ドラマ。
1972年。ラグビー選手団を乗せてチリへ向かっていたチャーター機のウルグアイ空軍機571便が、アンデス山脈中心部の氷河に墜落した。乗客45名のうち生存者は29名。想像を絶する過酷な環境のなかに取り残された彼らは、生き延びるために究極の手段を取らざるを得ない状況に追い込まれていく。
事故機に搭乗していたラグビー選手団が所属するウルグアイのステラ・マリス学園に通っていた作家パブロ・ビエルチが事故から36年後に発表した著書を原作に、極限状態に置かれた人々の恐怖と葛藤、生への渇望と強い絆を描き出す。Netflixで2024年1月4日から配信。それに先立ち2023年12月22日から一部劇場で公開。第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門ノミネート。
ネット上の声
- 雪山に投げ出されても屈しないラガーマンたち
- 生きてこそ
- 人物がみな同じような調子で単調!!
- 死者にも語りたいことがある
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間145分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演エンソ・ボグリンシック
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「ミツバチのささやき」などで知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセが31年ぶりに長編映画のメガホンをとり、元映画監督と失踪した人気俳優の記憶をめぐって繰り広げられる物語を描いたヒューマンミステリー。
映画監督ミゲルがメガホンをとる映画「別れのまなざし」の撮影中に、主演俳優フリオ・アレナスが突然の失踪を遂げた。それから22年が過ぎたある日、ミゲルのもとに、かつての人気俳優失踪事件の謎を追うテレビ番組から出演依頼が舞い込む。取材への協力を決めたミゲルは、親友でもあったフリオと過ごした青春時代や自らの半生を追想していく。そして番組終了後、フリオに似た男が海辺の施設にいるとの情報が寄せられ……。
「コンペティション」のマノロ・ソロが映画監督ミゲル、「ロスト・ボディ」のホセ・コロナドが失踪した俳優フリオを演じ、「ミツバチのささやき」で当時5歳にして主演を務めたアナ・トレントがフリオの娘アナ役で出演。
ネット上の声
- ビクトル・エリセの31年振りの長編映画は、ある種の軽やかさが魅力だ...
- 長い旅路のようで、一瞬のまばたきにも感じられる重厚なドラマ
- 寡作の巨匠の半生が投影された優美な大作
- 昔、「ミツバチのささやき」でミニシアターに一大旋風を起こしたビクトル・エリセ監督
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間169分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演マノロ・ソロ
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スペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督が、フランス北部のオート・ノルマンディ地方で撮りあげた実験映画。1930年11月のある朝、アマチュア映画監督の男が湖で行方不明になる。その3カ月前、男は自宅前で家族の姿を撮影していた。ゲリン監督は男の残したモノクロフィルムを修復し、かつて家族が暮らしていた邸宅やその周辺の風景を色彩ゆたかな映像でとらえていく。やがて現代の映像の中に、男の亡き家族の姿が現われ……。
ネット上の声
- スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督が、フランス北部のオート・ノルマンディ地方で撮
- 映画を構成する光、影、音のみで語られる凄まじく陶酔する幻想、幽霊が蜃気楼のように
- 1930年に行方不明になった男がその数ヶ月前に家族を撮った、摩耗したフィルムの記
- ネクタイピクピク、テニス、家族川遊び、口水出し顔壁、お面ダンス、メイド、再現、工
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国スペイン
- 時間82分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演アン・セリーヌ・オーシュ
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ハンディキャップを持つ選手たちによるバスケットボールチームと人生迷走中なコーチの出会いと絆を描き、スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞で作品賞など3冠に輝いたドラマ。バスケットボールのプロリーグでコーチを務めるマルコは、短気な性格が災いして問題を起こし、チームを解雇されてしまう。知的障害者のバスケットボールチーム「アミーゴス」を指導することになった彼は、選手たちの自由すぎる言動に困惑しながらも、彼らの純粋さや情熱、豊かなユーモアに触れて一念発起。全国大会でまさかの快進撃を見せる。「アミーゴス」のメンバーには、実際に障害を持つ600人の中からオーディションで選ばれた10人の俳優を起用。「マーシュランド」のハビエル・グティエレスがマルコを演じた。監督・脚本は「モルタデロとフィレモン」のハビエル・フェセル。
ネット上の声
- 想像以上にめっちゃ笑ってめっちゃ泣いた!
- 映画を通じた、スペインの決意表明が見事
- 『世界に一つだけの花』を思い出しました
- 予定調和感はあるが感動しました。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン
- 時間118分
- 監督ハビエル・フェセル
- 主演ハビエル・グティエレス
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密室殺人の容疑者とその弁護人が「悪魔の証明」(=存在しない事実の証明)を成し遂げて無罪を勝ち取ろうとする姿を描いたスペイン製サスペンス。殺人容疑で起訴された実業家ドリアのもとに、敏腕弁護人グッドマンが訪ねてくる。彼らは3時間後に開始される裁判までに反証の準備をしなければならず、事件の再検証を進めていく。ドリアは不倫相手ローラとの密会中に、事故でダニエルという青年を死なせてしまっていた。死体を湖に沈めて隠蔽を図ったものの、ダニエルの父親はドリアを疑ってつきまとうように。その後、ドリアとローラは山奥のホテルに誘い出され、密室でローラが殺害されたのだった。ドリアが圧倒的に不利な状況にも関わらず、グッドマンはドリアを無罪にできると言うが……。「スガラムルディの魔女」のマリオ・カサスが主演。「ロスト・ボディ」のオリオル・パウロが監督・脚本を手掛けた。シネマート新宿、シネマート心斎橋で開催の「シネ・エスパニョーラ2017」上映作品。
ネット上の声
- 1つ前に観た『アイデンティティー』が私は合わなくて、挽回の気持ちでこちらを❗️
- げに恐ろしきは、「人間」なり!(@_@)
- 75%の方が★4~5。信頼の証。
- 序盤にオチが。なぜなら。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間106分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演マリオ・カサス
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Amazon Prime Videoで2023年6月8日から配信。
ネット上の声
- ニックはイケメンだし、カーレースは刺激的だし、エロシーンが汚くなくて綺麗でめちゃ
- これはあらすじみた時点で絶対私好きなやつだわって思ってたから、合間に軽く観よ〜っ
- 陽キャイケメンが高級車でカーレースしてパーティーして豪邸のプールでエロいことして
- 何も気にせず観ていて、あれ?声アテレコしてる?と思ったら途中からスペイン映画だっ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間117分
- 監督ドミンゴ・ゴンサレス
- 主演ニコール・ウォレス
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事故により四肢麻痺となった男性が尊厳死を求めて闘う姿を実話に基づいて描き、2005年・第77回アカデミー外国語映画賞をはじめ数々の映画賞に輝いた社会派ヒューマンドラマ。尊厳死活動家ラモン・サンペドロの手記を基に、「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督がメガホンをとり、「夜になるまえに」のハビエル・バルデムが主演を務めた。スペインの海辺の町で生まれ育ち、船員として世界中の海を旅して回ったラモン。しかし25歳の時に事故で頭部を強打し、首から下が不随となってしまう。それ以来、彼は献身的な家族に支えられながら、実家で寝たきりの生活を送ってきた。事故から26年が経った頃、ラモンは自身の人生に終止符を打つことを決意。現在の法律では認められていない尊厳死を実現させるため、支援団体を通じて知り合った弁護士フリアに協力を依頼する。
ネット上の声
- 愛する人が死を望んでいるとしたら・・・。
- 尊厳死を認めてほしい…と願ってしまった
- 僕を本当に愛する人は死なせてくれる人だ
- 視聴者に双方の意見を聞かせ考えさせる
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国スペイン
- 時間125分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演ハビエル・バルデム
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09年度米アカデミー賞外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。2000年のブエノスアイレス。刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に担当した未解決の殺人事件についての小説を書くことを決意する。事件当時の職場を訪れ、元上司の検事補イレーネと再会したベンハミンは、イレーネとともに当時の捜査を振り返りながら、殺人事件の裏側に潜む謎に迫っていく……。主人公ベンハミンににアルゼンチンの国民的俳優リカルド・ダリン。監督はフアン・ホセ・カンパネラ。
ネット上の声
- ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画
- 本年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞
- 深く悲しい愛、蘇る愛、それぞれの愛
- 愛する者の不在/その問いと答え
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間129分
- 監督フアン・ホセ・カンパネラ
- 主演リカルド・ダリン
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ゲイの父親と久々に再会した息子が織り成す不器用な交流と親子の絆を描いた人間ドラマ。カメラマンの男性ディエゴは、同性の恋人ファブリツィオと一緒に暮らしている。ところがある日、別れた妻の元にいた10代の息子アルマンドを引き取ることに。自分が父親に捨てられたと思っていたアルマンドは、ゲイに対する偏見もありディエゴに反抗的な態度ばかり取ってしまう。ディエゴはそんな彼に父親として認められるべく奮闘するが……。ベネズエラ出身の俳優ミゲル・フェラーリが長編初メガホンをとった。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で上映され、観客投票第1位を獲得。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。
ネット上の声
- コテコテのゲイ映画としての過激な旨味を持ちながら、ノンケ10代のプラトニックな恋
- ベネズエラという地で、ゲイというものをテーマに描いた親子のドラマ
- (カリコレ) 同性愛者に対する偏見や攻撃を人はどう克服していくか
- 映画としては伝えたいメッセージを積み込みすぎてる気がする
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ベネズエラ・ボリバル,スペイン
- 時間110分
- 監督ミゲル・フェラーリ
- 主演ギジェルモ・ガルシア
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俳優のほか「メン・アット・ワーク」「ボビー」などで監督としても活躍するエミリオ・エステベスが、実父マーティン・シーンを主演に迎え、息子を亡くした初老の男の聖地巡礼の旅を描いたヒューマンドラマ。アメリカ人の眼科医トムは、ひとり息子のダニエルが、スペイン北部ガリシア地方の聖地「サンディアゴ・デ・コンポーラ」を巡る旅の途上で不慮の死を遂げたとの報せを受ける。妻の死後、疎遠になっていた息子が何を思って聖地巡礼の旅に出たのかを知るため、トムは亡き息子の足跡をたどる。エステベスが息子ダニエルに扮し、「THE WAR 戦場の記憶」(1996)以来となるシーンとエステベスの親子役での共演が実現。
ネット上の声
- 鑑賞するだけ、楽ちん巡礼なのに深く感動。
- 壮大な風景とヨーロッパの歴史有りきの〜
- 亡き息子と歩み、親子の溝を埋める旅路。
- 巡礼路を歩き終えた充実感を共有する。
旅に出たくなるロードムービー、 バックパッカー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間128分
- 監督エミリオ・エステヴェス
- 主演マーティン・シーン
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2004年のスマトラ島沖地震で離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜いた家族の実話を、ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー主演で映画化したドラマ。監督は「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ。04年末、マリアとヘンリーの夫婦は3人の息子を連れてタイのリゾート地にバカンスにやってくる。家族でひと時の楽しい時間を過ごしていたが、クリスマス翌日の12月26日、大災害が発生。周囲は一転して目を覆うような悲惨な状況へと変わり、マリアやヘンリーらも離れ離れになってしまう。しかし絶望的な状況の中でも一家はそれぞれの無事を信じ、再会するために歩み始める。マリア役のワッツは、第85回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。(※予告編や本編には津波の再現映像が含まれます)
ネット上の声
- 不可能ではない、希望を持つ事は可能なのだ
- 絶望の暗闇の中でこそ、光は貴い輝きを増す
- 東日本大震災後の僕の心には早すぎた
- 暇つぶしで観る映画ではありません
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2012年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間114分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演ユアン・マクレガー
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「ミツバチのささやき」のビクトル・エリセ監督が、同作から10年を経た1983年に発表した長編監督第2作。イタリアの名優オメロ・アントヌッティを迎え、少女の目を通して暗いスペインの歴史を描いた。1957年、ある秋の日の朝、枕の下に父アグスティンの振り子を見つけた15歳の少女エストレリャは、父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父と一緒に過ごした日々を、内戦にとらわれたスペインや、南の街から北の地へと引っ越した家族など過去を回想する。2017年、世界の名作を上映する企画「the アートシアター」の第1弾として、監督自身の監修によるデジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- 闇も少女も美しいのにカメラワークにも心理描写にも惹かれる
- えっ、続きがあるの?あんまりです☆2つ半
- ミツバチの光によって補完された傑作
- ☆4つを期待して観たら☆5つだった
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間95分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演オメロ・アントヌッティ
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スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが、最愛の息子を事故で失った母親を中心に、様々な人生を生きる女性たちの姿を力強く描いたヒューマンドラマ。マドリードで暮らすマヌエラは、1人息子エステバンを女手ひとつで育ててきた。エステバンの17歳の誕生日、マヌエラはこれまで隠してきた元夫の秘密を息子に打ち明けることを決意する。しかしそんな矢先、エステバンは大女優ウマにサインをもらおうと道路に飛び出し、車にはねられて帰らぬ人に。元夫に息子の死を知らせるため、かつて青春時代を過ごしたバルセロナを訪れたマヌエラは、ひょんなことからウマの付き人になる。キャストにはセシリア・ロス、ペネロペ・クルスらアルモドバル作品の常連俳優がそろった。第72回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。
ネット上の声
- できそこないの男たちと、本歌取りの面白さ
- いや〜アルモドバル作品はキャラが濃いw!
- 監督って、ゲイだったんだ!!それで…
- いつの時代も女性は強い!!!!
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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心底からキューバ音楽に惚れた、フランス人青年の情熱的なラヴストーリー。監督はジョイス・シャルマン・ブニュエル。脚本はジョイス・シャルマン・ブニュエル、ジャン=クロード・カリエール。撮影はハヴィエル・アグィレサローベ。音楽はシエラ・マエストラ、ジャン・マリ・セニア。出演は新鋭ヴァンサン・ルクール、クリスティアンヌ・グゥほか。
ネット上の声
- 優秀なクラシックピアノ奏者レミ(ヴァンサン・ルクール)はキューバ音楽に目覚め、肌
- 前々から気になっていた本作をやっとこさ鑑賞💃🕺
- 話は出来過ぎだけどハートウォーミング作品
- ナタリー谷間のポニョ!映画でダイエット(2)
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間100分
- 監督ジョイス・シャルマン・ブニュエル
- 主演ヴァンサン・ルクール
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1974年春、アフリカとの植民地戦争を繰り広げていたポルトガル兵士たちが不毛な戦争について語り合う中、カブリタ少尉(ルイス・ミゲル・シントラ)はポルトガルの敗北の歴史について話し始める。彼が語る過去の3つの敗北の歴史が意味するのは、支配することの空しさだった。
ネット上の声
- 右から読んでも左から読んでも、NON!
- 過去の総決算
- 難しい・・・
- 武力によって他国を征服する空しさをポルトガルの歴史と現代をシームレスにかけ合わせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス
- 時間110分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演ルイス・ミゲル・シントラ
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自分の性自認に迷う子どもの葛藤と、寄り添う家族の姿をつづったスペイン発のヒューマンドラマ。
夏のバカンスでフランスからスペインにやって来た家族。8歳のアイトールは自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さを抱えて心を閉ざしている。母はそんなアイトールを愛しながらも、向き合い方に悩んでいた。ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然とのふれあいを通して心をほどき、ありのままで生きていきたいという思いを強めていく。
オーディションで選ばれた新人ソフィア・オテロが主人公アイトールを繊細かつ自然に演じ、2023年・第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少となる8歳で最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞。スペインの新鋭エスティバリス・ウレソラ・ソラグレンが長編初監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- アイデンティティーをめぐる家族の不協和のゆくえ
- 言葉にならない思いを物語構造が繊細に奏でる
- 幼い少年が、自分の性自認と家族や周りの大人達からの視線のギャップに苦しみながら自
- 心と肉体の性が一致しない事があるらしいというのもやっとここ数十年で理解し始めたば
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国スペイン
- 時間128分
- 監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
- 主演ソフィア・オテロ
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スペインの名匠ビクトル・エリセが1973年に発表した長編監督第1作。スペインの小さな村を舞台に、ひとりの少女の現実と空想の世界が交錯した体験を、主人公の少女を演じた子役アナ・トレントの名演と繊細なタッチで描き出した。スペイン内戦が終結した翌年の1940年、6歳の少女アナが暮らす村に映画「フランケンシュタイン」の巡回上映がやってくる。映画の中の怪物を精霊だと思うアナは、姉から村はずれの一軒家に怪物が潜んでいると聞き、その家を訪れる。するとこそには謎めいたひとりの負傷兵がおり……。2017年、世界の名作を上映する企画「the アートシアター」の第1弾として、監督自身の監修によるデジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- 愛らしくてとても、とてもおそろしい映画
- 匹敵しうる言辞が存在しない光の快楽
- "秘密と嘘 死への誘い"
- 抗しがたい死の魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演アナ・トレント
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「ケス」「大地と自由」などの社会派作品で知られるイギリスの名匠ケン・ローチが、アイルランド独立戦争とその後の内戦を題材に撮りあげた人間ドラマ。激動の時代に翻弄される人々の悲劇を、アイリッシュ・トラッドの名曲「麦の穂をゆらす風」の旋律にのせて描き出す。
1920年、英国による支配が続くアイルランドでは独立の気運が高まっていた。田舎町コークで暮らす青年デミアンは医師になるためロンドンへ旅立とうとしていたが、英国軍の暴虐な振る舞いに憤りを感じ、兄テディとともに義勇軍に身を投じる。やがてイギリスとアイルランドの間に講和条約が結ばれるが、その内容は完全な独立とはほど遠く、条約の是非を巡ってアイルランド人同士の内戦が勃発。デミアンとテディも対立する立場となってしまう。
アイルランド出身のキリアン・マーフィが主人公デミアンを熱演し、「日蔭のふたり」のリーアム・カニンガムが共演。2006年・第59回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した。
ネット上の声
- 自由と正義に引き裂かれる同胞たち
- アイルランド独立闘争を描いた作品は何作か鑑賞したが、本作が一番堪えたかもしれない
- 学生の時にライブ観るために夜行バスで朝東京について暇つぶしに早稲田松竹でかかって
- お恥ずかしながらアイルランド問題に対する知識がかなり乏いのだけど、こんなにも根深
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス,イギリス,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間126分
- 監督ケン・ローチ
- 主演キリアン・マーフィ
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ホロコーストを生き抜いたユダヤ人の老人が、70年の時を経て、友人との約束を果たすためにアルゼンチンから故郷ポーランドへ旅する姿を描いたロードムービー。ブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立て屋アブラムは、自分を高齢者用の施設に入れようとする子どもたちから逃れ、故郷であるポーランドを目指して旅に出る。そして、その旅には、第2次世界大戦時、ユダヤ人である自分をナチスの手から救ってくれた親友に、自分が仕立てた最後のスーツを渡すという目的があった。監督はアルゼンチンの人気脚本家で、監督作はこれが長編2作目となるパブロ・ソラルス。主演はカルロス・サウラ監督の「タンゴ」で知られるミゲル・アンヘル・ソラ。
ネット上の声
- お節介さんのおかげで、世の中あたたかい。
- 90点:ホロコーストの克服と共感力ある女性
- 言うのは簡単。行動するから価値がある。
- 業突張りに付き合わされるのかと思ったが
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間93分
- 監督パブロ・ソラルス
- 主演ミゲル・アンヘル・ソラ
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本作が長編デビュー作となるスペインの新人女性監督カルラ・シモンが、自身の幼少期の体験をもとに、思春期前の少女の繊細な心の機微を、カタルーニャの風景を舞台に描いていく。2018年アカデミー外国語映画賞スペイン代表作品。両親をある病気で亡くしたフリダは、若い叔父夫婦のもとで暮らすこととなった。叔父と叔母、そしていとこのアナは、バルセロナからカタルーニャの田舎へと引っ越してきたフリダを家族の一員として温かく迎え入れてくれるが、フリダたちが新しい家族として生活するためには、お互い時間が必要だった。初めて生と死に触れた少女の特別なひと夏をみずみずしく描き、ベルリン国際映画祭やゴヤ賞で新人監督賞を受賞。第71回カンヌ国際映画祭では、映画界で活躍する女性をたたえる「ウーマン・イン・モーション・アワード」などを受賞。
ネット上の声
- スペインの視力調査記号はカクカクしている
- 子どもは、大人の道理で生きてはいない。
- 歩み寄るための時間
- あの夏を忘れない
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン
- 時間100分
- 監督カルラ・シモン
- 主演ライア・アルティガス
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田舎に移住した夫婦が閉鎖的な村で住民との対立を激化させていく姿を、スペインで実際に起きた事件を基に映画化した心理スリラー。「おもかげ」のロドリゴ・ソロゴイェンが監督・脚本を手がけ、主人公夫婦の夫を中心に描く第1部と、妻を中心にした第2部の2部構成で描く。
フランス人の夫婦アントワーヌとオルガは、スローライフを求めてスペインの山岳地帯にある小さな村に移住する。しかし村人たちは慢性的な貧困問題を抱え、穏やかとは言えない生活を送っていた。隣人の兄弟は新参者の夫婦を嫌い、彼らへの嫌がらせをエスカレートさせていく。そんな中、村にとっては金銭的利益となる風力発電のプロジェクトをめぐって夫婦と村人の意見が対立する。
「ジュリアン」のドゥニ・メノーシェが夫アントワーヌ、「私は確信する」のマリナ・フォイスが妻オルガを演じる。2022年・第37回ゴヤ賞で主要9部門を受賞するなど、世界各国で数々の映画賞を受賞。第35回東京国際映画祭では「ザ・ビースト」のタイトルで上映され、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞。
ネット上の声
- 「野獣」を意味する原題の多義性。二幕構成の“妙”にも引き込まれる
- なかなか手が届かない「理想郷」の遠さを痛感する一作
- 【公式アンプラグド試写会にて鑑賞🎬】
- ひとつの映画でふたつの映画を見た
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間138分
- 監督ロドリゴ・ソロゴイェン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
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フランコ独裁政権下のスペイン・マドリード。内戦で妻子を失った喜劇役者のホルヘは、相方のエンリケと、エンリケが引き取った孤児ミゲルと3人で生活を始める。ホルヘは軍部に反体制派の容疑をかけられるが、それでも仲間たちと舞台に立ち、観客に笑いを届けようとしていた。やがて自分を父親のように慕い、必死で芸を覚えようとするミゲルとも打ち解け、生きる希望を失っていたエンリケの心は癒されていくが……。2010年モントリオール世界映画祭で観客賞を受賞したヒューマンドラマ。
ネット上の声
- 乱世を生き抜いた芸人たちへのオマージュ
- 大丈夫!きっと見守ってくれているから♪
- 純粋なヒューマンドラマかと思いきや!
- 予想外の展開と衝撃に感涙の秀作!
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間123分
- 監督エミリオ・アラゴン
- 主演イマノル・アリアス
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「アンダルシアの犬」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などの巨匠ルイス・ブニュエルの遺作。フランス人作家ピエール・ルイスの小説「女と人形」を自由に翻案し、2つの顔を持つ女に振り回される男の姿を描く。初老の紳士マチューは、小間使いとしてやって来た若く美しいコンチータにすっかり魅了されるが、コンチータはマチューの元から逃げ去ってしまう。その後もコンチータは何度もマチューの前に現れるが、その度に異なる表情を見せて彼を翻弄する。ヒロインのコンチータをキャロル・ブーケとアンヘラ・モリーナが2人1役で演じることで、コンチータの二面性やあいまいさを表現。「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイがマチューを演じた。
ネット上の声
- どうしても女をモノにできない男のシニカルな艶笑譚。「二人一役」の奇策が炸裂する巨匠の遺作!
- 決して弄(もてあそ)んではいけないことの教示的な一本。
- 長期に亘って性欲が理性を凌駕し続けた話。
- みっともないおじさんだけれど…
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・レイ
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「シルビアのいる街で」で知られるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督が、思春期の少女の内面を詩情ゆたかにつづった1983年製作の処女作。とある農村で父親の農作業を手伝いながら生きる孤独な少女ベルタの前に、ある日、帽子をかぶった奇妙な男が現われる。その男との出会いをきっかけに、平穏だったベルタの日常に変化が起きはじめ……。出演は、「海辺のポーリーヌ」のアリエル・ドンバールほか。
ネット上の声
- (J.L.ゲリン特集) 自然との対話好きな少女ベルタは、丘の上に一人住む風変わり
- ハタチそこそこでこんなん撮ってる時点で化け物
- 『ミツバチのささやき』的風景を彷彿
- ゲリンの中ではやや冗長で退屈か
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国スペイン
- 時間118分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演シルビア・ガルシア
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フェデリコ・モッキア原作が元の「空の上3メートル」の続編。過去への思いと新しい恋に悩む伝説のヒーローを軸に描かれる青春ラブロマンス。
ネット上の声
- 「空の上3メートル」の続編
- 失恋した青年がエネルギッシュな女性と恋に落ちるも元カノの事もなかなか振り切れない
- 前作の続きだからなんだかんだと復活するのかと思いきや!って展開でした!
- 過去に何があったの???ってなりながら観てたら続編だったのかー
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国スペイン
- 時間119分
- 監督フェルナンド・ゴンサレス・モリナ
- 主演マリオ・カサス
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老いや認知症をテーマに描いたスペインの漫画家パコ・ロカによる「皺」(第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)を原作とした長編アニメーション。元銀行員のエミリオは老いて認知症の兆しがみられるようになり、養護老人施設で暮らすことに。お金にうるさく抜け目のない同室のミゲルや、面会に来る孫のためバターや紅茶をためている女性アントニア、アルツハイマー症の夫モデストの世話を焼くドローレスら、個性的な面々と生活をともにする。そんなある日、エミリオはモデストと同じ薬を処方されていることから、自身がアルツハイマー症であることを知り……。スペインのアカデミー賞と言われる第29回ゴヤ賞で最優秀アニメーション賞、最優秀脚本賞を受賞。監督は同国の若手アニメーター、イグナシオ・フェレーラ。
ネット上の声
- アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公
- かつてなかったジャンルのアニメーション
- いずれ消えてしまう記憶だとしても…。
- 明日の老人にも捧ぐ ・・・ なるほど。
認知症、 ヒューマンドラマ、 アニメ
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間89分
- 監督イグナシオ・フェレーラス
- 主演タチョ・ゴンサレス
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25年前の少年を救ったことで現在の自分の人生が変わってしまった女性が、存在の消えた愛娘を取り戻すべく奔走する姿を描いたスペイン製SFサスペンス。1989年の嵐の夜。隣人男性が妻を殺害する現場を目撃した少年ニコは、男性から逃げようと外に飛び出し、車にはねられて死んでしまう。25年後、看護師のベラは夫ダビドや幼い娘グロリアと一緒に、ダビドの友人アルトルの近所の家に引っ越してくる。そこはかつてニコが住んでいた家で、アルトルはベラたちに25年前の事件について話す。その日の深夜、嵐の中で時空にズレが生じ、ベラは古いテレビを通じて事件直前のニコと対面する。外へ行かないよう忠告してニコの命を救うベラだったが、翌朝目を覚ますと、彼女の人生はすっかり変わっていた。「ジュリエッタ」のアドリアーナ・ウガルテが主演を務め、「永遠に僕のもの」のチノ・ダリン、「マーシュランド」のハビエル・グティエレスが共演。
ネット上の声
- ネタバレありの考察です。映画鑑賞前には読まないでください。
- タイムパラドックス映画の全てを詰め込みました映画
- あっという間に見終わりました
- すべてが繋がるとすばらしい
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン
- 時間129分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演アドリアーナ・ウガルテ
-
スペイン内戦直前を背景に少年と老教師の交流を描いた感動作。監督・脚本は「にぎやかな森」のホセ・ルイス・クエルダ。音楽は「オープン・ユア・アイズ」の監督としても知られるアレハンドロ・アメナバル。出演は「ベルエポック」のフェルナンド・フェルナン・ゴメス、新人の子役マヌエル・ロサノほか。1999年スペイン・アカデミー〈ゴヤ〉賞脚色賞を受賞。
ネット上の声
- この作品が二十年ほど前の日経新聞の映画評で紹介されていたのを、今...
- 連休中につき、年明け早々生活リズムが崩れまくりです🥺
- 衝撃!じゃない。稀に見る秀逸なラスト!
- 最も残酷で最も静かな戦争映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国スペイン
- 時間95分
- 監督ホセ・ルイス・クエルダ
- 主演フェルナンド・フェルナン・ゴメス
-
「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインでメガホンをとり、1961年・第14回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。修道女を目指すビリディアナは、たった1人の親族である叔父ドン・ハイメの屋敷に呼び出される。ドン・ハイメは亡き妻に良く似たビリディアナを引き止めるために睡眠薬を飲ませて眠らせ、その間に彼女を犯したと嘘の告白をする。ビリディアナが屋敷を出ていくと、叔父は罪の意識にさいなまれ自ら命を断つ。叔父の死を知ったビリディアナは修道女への道をあきらめ、貧しい人々を屋敷に住まわせて世話しようとするが……。カトリック教会からは大きな非難を浴びるなど物議をかもし、スペインやイタリアで上映禁止となった。2017年12月、ブニュエル監督作「皆殺しの天使」リバイバル公開にあわせて上映。
ネット上の声
- 富裕層の低劣さを描きつつも、貧しき者たちの善良さも否定してくる
- ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインに戻り撮った作品🎬🇪🇸
- ルイス・ブニュブニュ監督🎥9️⃣作目👀
- 映画が芸術たることを証明した大傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国スペイン
- 時間91分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
-
2020年・第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門上映作品。
ネット上の声
- 冒頭のマリアはほんとうに弱々しく、老いというものを感じさせる姿だったのに、たまた
- ベルギーで老後を暮らすマリアが、担ぎ込まれた病院で親しくなった若きヴェロニカの死
- 骨壷を置いてからの取りに戻ったシーン
- 病室で仲良くなった年下の女の子
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国スペイン
- 時間109分
- 監督ダビッド・マルティン・デ・ロス・サント
- 主演ペトラ・マルティネス
-
スペイン、バルセロナに暮らすウスバルは、2人の愛する子どもと情緒不安定でドラッグに頼る妻を養うため、麻薬取引や移民の不法労働の手配など、違法な仕事にも手を出してきた。そんなある日、自身が末期ガンにおかされていることを知ったウスバルは、家族にその事実を隠し通そうとするが……。「バベル」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作。ハビエル・バルデムが第83回米アカデミー主演男優賞にノミネートされた人間ドラマ。
ネット上の声
- 不法移民のセネガル人や中国人にグレーな仕事を斡旋する貧しい中年男。...
- 暗さと重さと猥雑感、おまけに長尺で疲労感
- マザー・テレサを真似ることすらできない。
- 現実はこういうものでは。でも救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,メキシコ
- 時間148分
- 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 主演ハビエル・バルデム
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メキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方が分からなくなった息子を捜す母親の旅路を描いた人間ドラマ。荒涼としたメキシコの大地を美しく切り取りながらも、貧困をはじめとした社会問題を鋭く描き、2020年サンダンス映画祭で観客賞と審査委員賞を受賞するなど高い評価を得た。メキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナの家から、仕事と夢を求めて友人とともにアメリカに旅立った息子が消息を絶ってしまう。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことも珍しくないなか、マグダレーナは息子を捜すため、たったひとりで村を出発する。やっとの思いで得た情報を頼りに、ある村へと向かうマグダレーナは、道中で息子と同じような年齢の青年ミゲルに出会い、彼が母親を捜していることを知る。母と息子、それぞれが大切な存在を捜す2人は旅路を共にするが……。
ネット上の声
- 【”米墨国境の高い高い壁”今作は、メキシコ人製作陣の当時のアメリカを統べていた男への激しい怒りを抑制したトーンで描いた作品である。そして、今でも、米墨国境の問題は、何ら改善されていないのである。】
- ずっと観たくてレンタル店や宅配にも無くて何の気なしにU-NEXTで検索したらあっ
- メキシコの寒村からふたりの青年が旅立った。 向かった先は隣国米国。...
- メキシコ国境の闇🇲🇽
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ,スペイン
- 時間99分
- 監督フェルナンダ・バラデス
- 主演メルセデス・エルナンデス
-
「マジカル・ガール」で世界的注目を集めたスペインの新鋭カルロス・ベルムト監督が描くミステリードラマ。10年前に突如として表舞台から姿を消した国民的歌手リラ・カッセンの復帰ツアーが発表される。しかしコンサートを目前に控えたある日、リラは原因不明の発作で倒れて記憶を失い、歌うことすらできなくなってしまう。リラに人生をささげてきたマネージャーのブランカは、バーでリラの曲を本人のように歌いこなすシングルマザーのビオレタと出会い、「リラにリラの歌を教えてほしい」と依頼。精神的に不安定な娘と2人で貧しい暮らしを送りながら、リラの曲だけを心の支えに生きてきたビオレタは、喜んでその依頼を引き受けるが……。リラ役に「アナとオットー」のナイワ・ニムリ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
ネット上の声
- 怪作にして大傑作!幾重にも繰り返す模倣の先は…
- 怪作にして大傑作!幾重にも繰り返す模倣の先は…
- 一筋縄でいかない秘密の話
- 今までに体感した事のない感覚、心が釘付けになる映画。不思議な世界に...
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間125分
- 監督カルロス・ベルムト
- 主演ナイワ・ニムリ
-
第2次世界大戦直前のスペイン内戦に身を投じる若者達の姿を、イギリスのケン・ローチ監督が描いた戦争ドラマ。1936年、スペインで誕生した新政府に対してフランコ将軍が反乱を起こし、スペイン内戦が勃発。リバプールに住む失業中の青年デビッドは、スペインをファシズムから守るためバルセロナへと向かう。激しい戦いが繰り広げられる中、仲間として共に戦っていたスターリン主義者たちに対し、彼は次第に反感を持ち始め……。
ネット上の声
- 二つのイデオロギー、翻弄される青年
- 「Land And Freedom」
- ケンローチ
- 内戦を描いた映画で難しそうと思ったけれど、オープニングから意外でおもしろい構成
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国イギリス,スペイン,ドイツ
- 時間110分
- 監督ケン・ローチ
- 主演イアン・ハート
-
スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが長年にわたってタッグを組んできたアントニオ・バンデラスを主演に迎え、自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。世界的な映画監督サルバドールは、脊椎の痛みから生きがいを見いだせなくなり、心身ともに疲れ果てていた。引退同然の生活を送る彼は、幼少時代と母親、その頃に移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局など、自身の過去を回想するように。そんな彼のもとに、32年前に手がけた作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が、心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせていく。バンデラスが主人公の映画監督を繊細に演じ、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。第92回アカデミー賞でも主演男優賞、国際長編映画賞にノミネートされた。アルモドバル作品のミューズ、ペネロペ・クルスが家族を明るく支える母親を演じる。
ネット上の声
- 色彩はとても印象的だが、「ニュー・シネマ・パラダイス」は少々言い過ぎでは…
- “人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡
- アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由
- 最高だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
-
2000年に南米ボリビアで起きた水道事業をめぐる紛争「水戦争」を題材にした社会派ドラマ。映画監督のセバスチャンらスペインの撮影スタッフ一行がボリビアを訪れた。その頃、現地では欧米企業による水道事業の独占のため、住民たちの多くが水道料金の高騰にあえいでいた。エキストラの中から重要な役どころに抜擢された先住民族のダニエルは、撮影の合間に抗議活動に参加するようになるが……。「麦の穂をゆらす風」のポール・ラバーティが脚本を担当。
ネット上の声
- 映画撮影と水紛争の緊張感
- 水を巡る暴動にもコロンブスの時代の先住民の扱いにもいまいち深く切り込めてない感じ
- 今と昔と、目的は違えど起きてることは変わらなくて、そこで渦巻く人々も同じだな〜と
- ボリビアでの、新大陸発見と植民地化の歴史を描く映画の撮影に、現地で実際に起こった
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国スペイン,フランス,メキシコ
- 時間99分
- 監督イシアル・ボジャイン
- 主演ルイス・トサル
-
世界規模のチャリティイベント「Sing for Darfur」が行われるスペイン・バルセロナのとある1日を描いた意欲作。人が人に触れることで物語の主人公が入れ替わり、さまざまな視点で1日が展開していく。スーダンのダルフールと無縁に暮らす人々を描き、国際的な社会問題となっているダルフール危機を想起させる。監督はオランダの新鋭ヨハン・クレイマー。
ネット上の声
- U2ライブinバルセロナ・・・の1日
- 商業映画としは100点満点で1点の映画
- いつだかの東京国際映画祭で鑑賞して、ショックを受けた作品
- It’s a collection of short clips of peop
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国オランダ,スペイン
- 時間79分
- 監督ヨハン・クレイマー
- 主演ペール・モリナ
-
2019年・第32回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品。第16回ラテンビート映画祭(19年11月7~11日、15~17日/東京・新宿バルト9ほか)上映作品。
ネット上の声
- 「アメリカ議会図書館映画コレクション」以外、特に見るべき作品も見当たらないように
- 気づけばアザーズ以来のアメナーバルで、とっつきやすいスペイン近代史の入門書みたい
- フランコの独裁が始まるまでの間、詩人ミゲル・デ・ウナムーノがどのように過ごしたか
- スペイン内戦って流れも、登場人物とそのキャラも、国内外状況も実に面白いんだよね
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン,アルゼンチン
- 時間107分
- 監督アレハンドロ・アメナーバル
- 主演カラ・エレハルデ
-
「赤いアモーレ」のセルジオ・カステリット監督が、同作に続いて妻マルガレート・マッツァンティーニの小説を映画化したドラマ。16歳の息子ピエトロとローマで暮らす女性ジェンマのもとに、青春時代を過ごしたサラエボの旧友から誘いの電話がかかってくる。ピエトロを連れてサラエボを訪れたジェンマは、そこで今は亡きピエトロの父ディエゴの深い愛を知る。ペネロペ・クルスがヒロインの学生時代から中年時代までを熱演。音楽をペネロペの実弟エドゥアルド・クルスが担当。
ネット上の声
- 僕は本作の情報を全く入れず見たら本当に衝撃的な真実の連続にラストの驚愕の真実に僕
- 幸せなシーンと悲惨な戦争シーンとの落差、主人公が辿り着いた真実に衝撃を受けた
- イタリア人のジェンマ(ペネロペ🌹)は、旧ユーゴスラビアに留学する
- ペネロペ主演作が続く流れで、Filmarks内で評価の高かったこちらを鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間129分
- 監督セルジオ・カステリット
- 主演ペネロペ・クルス
-
少年院で出会ったセラピー犬がどこかにもらわれていったと聞いた17歳の少年が、施設を脱走。兄や祖母の助けを借りつつ、犬を捜してスペイン北部を突き進む。
ネット上の声
- 何を考えているかわからないエクトルと彼に振り回されながらも弟を放っておけないイス
- ベクトルの身勝手さに途中嫌気がさして、疲れたけど、最初の家でオベハ見つけたのに言
- 世間から”障害”とされる特徴を持って生まれてきた人を家族に持つということは、当事
- 少年がキャンプショップで店が閉まる頃に入店、テントの中に隠れて過ごしたり、バイク
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ダニエル・サンチェス・アレバロ
- 主演ビエル・モントロ
-
一緒に暮らしていた恋人イバンが留守電にメッセージを残して突然姿を消し、大ショックのペパ。自分のことだけで精一杯の彼女の元に、テロリストの恋人を持つ友人やイバンの息子とその婚約者、さらにイバンの元妻などなど、悩める女たちが次から次へと現れて……。悩みながらもたくましく生きていく女たちを、鬼才ペドロ・アルモドバル監督がコメディタッチで描く。アルモドバル監督の初期作品の常連、アントニオ・バンデラスも出演。
ネット上の声
- 神経衰弱ギリギリのようで実はしぶとい女たち。シチュエーション・コメディの形を借りたモルドバルの女性讃歌かな。
- アルモドバルのビビッドな色彩と昭和を思わすドタバタ劇
- アルモドバルのすべてがあります!
- 衰弱どころか怒りに震える女たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スペイン
- 時間88分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演カルメン・マウラ
-
冷戦時代のソ連で祖国を思い、激しく生きたフランス人女性の姿を壮大なスケールで描く。監督・脚本は「フランスの女」のレジス・ヴァルニエ。共同脚本は「サムバディ・トゥ・ラブ」のセルゲイ・ボドロフ、「キャラバン」のルイ・ガルデルほか。撮影は「ヴァンドーム広場」のローラン・ダイヤン。音楽は「ブリジット・ジョーンズの日記」のパトリック・ドイル。美術は「フルスタリョフ、車を!」のウラジミール・スヴェトザロフ。出演は「嘘の心」のサンドリーヌ・ボネール、「シベリアの理髪師」のオレグ・メンシコフ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「コーカサスの虜」のセルゲイ・ボドロフ・ジュニアほか。
ネット上の声
- (社会主義の)独裁の歴史を忘れないために
- この監督、女性を上手く描く
- 大祖国戦争の痛手から立ち直るべく、国外に避難・亡命していた白軍関係者を呼び戻そう
- サンドリーヌ・ボネール主演に惹かれて観たら、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコ
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国ブルガリア,フランス,ロシア,スペイン
- 時間121分
- 監督レジス・ヴァルニエ
- 主演サンドリーヌ・ボネール
-
主演のオスカル・マルティネスが、2016年・第73回ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したコメディドラマ。故郷のアルゼンチンを離れ、30年以上スペインで暮らしていた主人公のノーベル賞作家・ダニエルが、アルゼンチンから名誉市民賞を授与されることになり、2度と戻らないと思っていた故郷へ戻ることを決めたことから、思わぬ展開に巻き込まれていく様子を、ユーモアとウィットを交えて描く。2016年・第13回ラテンビート映画祭および第29回・東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「名誉市民」のタイトルで上映された。
ネット上の声
- 作家ダニエル・マントバーニは、40年前に故郷アルゼンチンのド田舎サラスの町を出て
- 🏖☀️ 𝙖𝙘𝙝𝙖𝙣 𝙭 𝙈𝙖𝙧𝙞𝙡𝙮𝙣
- 意訳なら「嗤う故郷・吼える作家」のがマシ
- ボブ・ディランもこうすりゃよかったのに
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アルゼンチン,スペイン
- 時間117分
- 監督マリアノ・コーン
- 主演オスカル・マルティネス
-
スペイン、アンダルシア地方。最愛の娘を亡くして間もないカコは、悲しみから立ち直れずにいた。そんなカコに唯一の安らぎを与えるのは、失踪した兄マリオの息子ディエゴ。ディエゴは体が不自由だが、フラメンコを心から愛しカコを慕っていた。しかしそんなディエゴの命はカラバカ家に狙われていた。マリオがかつてカラバカ家の長男を殺したため、その怒りがディエゴに向けられていたのだ。カコはディエゴを守るため、ある決意をする。
ネット上の声
- 大昔に観たがフラメンコ💃の印象しか残っていなく、ストーリーを想い出す為、再鑑賞❣
- 「ガッジョ・ディーロ」等のトニー・ガトリフ監督作品
- フラメンコ好きには刺さる作品
- 素晴らしいフラメンコ音楽
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間89分
- 監督トニー・ガトリフ
- 主演アントニオ・カナーレス
-
スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが、メキシコを舞台にミュージカル劇の幕が上がるまでを描いたドラマ。
舞台演出家マヌエルが次回作として考えているのは、ミュージカルを作る過程を描いたミュージカル。構想からキャスティング、完成までを描くには振付師の存在が不可欠で、マヌエルは著名な振付師である元妻サラに助けを求める。サラも出演者として、交通事故で車椅子に乗る登場人物を演じることに。キャスティングでは若者たちがオーディションに受かろうと競争心を燃やし、やがて3人の男女が頭角をあらわす。その中の1人であるイネスは、父親と地元ギャングとの対立を心配しながら稽古に励む。メキシコの力強い伝統音楽がアレンジされダンスとコラボレーションするなかで、悲劇と虚構と現実が交錯する舞台が生み出されていく。
「マグニフィセント・セブン」のマヌエル・ガルシア=ルルフォが演出家マヌエル、「フォーエバー・パージ」のアナ・デ・ラ・レゲラが振付師サラを演じた。「地獄の黙示録」などの名カメラマン、ビットリオ・ストラーロが撮影を手がけ、2023年2月に他界したサウラ監督とは本作が最後のコラボレーションとなった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国スペイン,メキシコ
- 時間99分
- 監督カルロス・サウラ
- 主演アナ・デ・ラ・レゲラ
-
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを舞台に、それぞれ恐怖症を抱えた孤独な30代男女の恋を描いたロマンティックコメディ。閉所恐怖症の建築家マリアナは、本業ではうまくいかず、ショーウィンドウを装飾する仕事に就いてマネキンばかりを相手にする日々。一方、広場恐怖症のウェブデザイナーのマルティンは、7年前に恋人に捨てられてから、飼い犬だけを相手に引きこもり生活を続けていた。そんなある日、2人は偶然チャットで知り合い、会話も盛り上がるが、突然停電が起こってしまい……。マリアナ役は「女王フアナ」「シルビアのいる街で」などで知られるスペインの実力派ピラール・ロペス・デ・アジャラ。
ネット上の声
- いつもなにかが悲しくて、いつもなにかを悲しむという贅沢の中で息をしている
- みんな探している、みんな求めている、何かを
- ネット時代の愛を恋するムードある秀作映画
- ブエノスアイレスの“めぐり逢い”
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国アルゼンチン,スペイン,ドイツ
- 時間95分
- 監督グスタボ・タレット
- 主演ハビエル・ドロラス
-
キューバ映画の名作
同性愛者であるために祖国から追われる者と、彼に一方的に愛されて困惑する堅物の共産主義者。80年代のキューバはハバナを舞台に、偶然出会ったちぐはぐな2人の青年がやがて心を通わせ、真の友情に結ばれていく過程を描いたヒューマン・ドラマ。人種・男女・職業など、あらゆる面で差別撤廃が実施されているキューバだが、同性愛者だけは白眼視され、非難されるという。本作は若者たちの友情を通して、そうした社会の矛盾と不寛容に対する意義申し立ての主張も込められているが、ていねいにロケ撮影された普段着のハバナの町の光景と共に、作風は明るい。キューバ人作家セネル・パスの小説『森、狼そして新しい人間』(未訳)を彼自身が脚色し、92年の新ラテンアメリカ映画祭で最優秀未発表脚本賞を受賞した脚本を、キューバ映画の創始者で、現代キューバ映画界を代表する巨匠トマス・グティエレス・アレアが監督。体調を崩した彼の強い要請で、ファン・カルロス・タビオが共同監督に当たっている。エグゼクティヴ・プロデューサーはミゲル・メンドゥッサ、撮影はマリオ・ガルシア・ホヤ、音楽はホセ・マリア・ビティエル、美術はフェルナンド・オレリがそれぞれ担当。出演は舞台俳優で、初の映画出演となるホルヘ・ペルゴリア、ウラジミール・クルス、アレア監督夫人でもあるミルタ・イバラほか。94年ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)、新ラテンアメリカ映画祭作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・大衆賞・国際批評家連盟賞・国際カトリック映画賞を受賞。
ネット上の声
- しまった(昔カフェで)苺を選んでしまった
- ミニシアターであっても、最高の出来だ!
- キューバ人の“アイスクリーム観”。
- この映画にめぐり会えて嬉しい
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国キューバ,メキシコ,スペイン
- 時間110分
- 監督トマス・グティエレス・アレア
- 主演ホルヘ・ペルゴリア
-
アイルランド人の女性とイスラム系移民2世の男性が、宗教の問題を乗り越えて愛を貫こうとするラヴ・ストーリー。監督は「SWEET SIXTEEN」のケン・ローチ。脚本のポール・ラヴァティをはじめ、スタッフはほぼ同作からの引き継ぎ。音楽はケン・ローチ作品以外にも「ディープ・ブルー」「ジャスティス 闇の迷宮」などがあるジョージ・フェントン。出演はアイルランドの映画界で活躍するエヴァ・バーシッスル、これがデビューとなるアッタ・ヤクブほか。2004年セザール賞EU(欧州賞)作品賞、同年IFTA賞主演女優賞、同年バリャドリッド国際映画祭観客賞などを受賞。
ネット上の声
- 2022年、皆さんお忙しい中、多くのイイネやコメントありがとうございました
- バレンタインだし、素敵なジャケとタイトルのラブロマンスを
- この愛は【宗教】の壁を乗り越えらるのか?
- 単なる恋愛ものじゃなく深イイ話
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,ベルギー,ドイツ,イタリア,スペイン
- 時間104分
- 監督ケン・ローチ
- 主演アッタ・ヤクブ
-
イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が実写映画化。孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジーで、スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で9部門を受賞した。裏窓から教会の墓地が見える家で難病の母と暮らしている少年コナー。ある晩、彼の前に怪物が現われ、これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語るよう告げる。しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならないという。嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のルイス・マクドゥーガルがコナー役で主演を務め、母親役を「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役を「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーが演じる。リーアム・ニーソンが怪物の声を担当し、モーションキャプチャーにも挑戦。
ネット上の声
- アンビバレントな感情を癒すアンビバレントな物語
- 少年が受け止めなければいけない辛い現実
- 誰であれ “四つ目の物語” を経験する。
- 真実を言わないことで、信頼が保たれる
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間109分
- 監督J・A・バヨナ
- 主演ルイス・マクドゥーガル
-
偶然のなり行きから、仕事と家庭を棄てて他人になりきろうとしたテレビ・レポーターの行動を描く。製作総指揮はアレッサンドロ・フォン・ノルマン、製作はカルロ・ポンティ、監督は「砂丘」のミケランジェロ・アントニオーニ、原案はマーク・ペプロー、脚本はペプローとアントニオーニの共同、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はイワン・バンドール、編集はフランコ・アルカーリとアントニオーニの共同。出演はジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダー、ジェニー・ラナクレー、イアン・ヘンドリー、チャック・マルベヒル、スティーヴン・バーコフなど。
ネット上の声
- 右も左も同じに見えているうちは、誰かがまっすぐ羽ばたくための標にでもなろう
- 放浪三部作と呼ばれる「欲望」(1966)「砂丘」(1970)に続く三作目
- 印象深いラスト
- 息苦しい想い
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間124分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演ジャック・ニコルソン