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1900年、大西洋を横断する豪華客船で置き去りにされた赤ん坊が見つかり、ナインティーン・ハンドレッドと名付けられる。船の中で育ったナインティーン・ハンドレッド(ティム・ロス)は、ダンスホールのピアノで卓越した演奏を披露するようになり、大人になった彼は、即興曲を次々に繰り出す超絶技巧の天才ピアニストとして聴衆を魅了していた。ある日、彼は船で見かけた美しい少女(メラニー・ティエリー)に一目ぼれする。
ネット上の声
- アラフィフ男性の胸を鷲掴みにする名作です
- 船を降りないことがストンと腑に落ちました
- 最初からコッチで上映して良かったのに!
- 90年代イタリア名作群の最後のピース
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国アメリカ,イタリア
- 時間170分
- 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演ティム・ロス
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不治の病に冒されたひとりの詩人が過ごす最後の一日。自分の詩は下書きに過ぎなかったと悔やむ今、生前は寂しい思いをさせてしまった妻が幸せそうに輝いていた夏の日の記憶が甦る。死の床にある母を見舞った帰りに思わず助けてしまった難民の少年から、耳慣れない言葉をひとつまたひとつと買い集める詩人。しかしもう時間は残されていなかった。少年と夜の街を走った“運命のバス”を思い出に、詩人は海から聞こえる亡き妻の声に誘われるようにあの砂浜に立つ。アンゲロプロス監督がブルーノ・ガンツを主演に迎えたパルム・ドール受賞作。
ネット上の声
- かつて映画を見ながら、もしくは今まで生きていて、こんなにも穏やかな呼吸をしたこと
- わたしを見つめるときのあなたの目や、わたしに触れるときのあなたの指や、わたしを遠
- 明日が、たった一日しかなくても…
- 大切な一日の中にある永遠の美
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国ギリシャ,フランス,イタリア
- 時間134分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演ブルーノ・ガンツ
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「おみおくりの作法」のウベルト・パゾリーニが監督・脚本を手がけ、余命わずかなシングルファザーが息子の新しい家族探しに奔走する姿を描いたヒューマンドラマ。
窓拭き清掃員として働きながら、4歳の息子を男手ひとつで育てる33歳のジョン。不治の病に冒され余命宣告を受けた彼は、養子縁組の手続きを行い、自分が亡き後に息子が一緒に暮らす“新しい親”を探し始める。理想的な家族を求めて何組もの候補と面会するが、息子の未来を左右する重大な決断を前に、ジョンは進むべき道を見失ってしまう。献身的なソーシャルワーカーとも出会い、息子にとって最良の選択をしようとするジョンだったが……。
「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」のジェームズ・ノートンが主演を務め、愛する息子のため過酷な運命に立ち向かう父親役を演じた。
ネット上の声
- シングルファザーで自分の余命が分かっていて残してしまう息子を大事に育ててくれる誰
- 余命わずかとなったシングルファーザーが、一人息子の里親を探し求める
- 死を題材にしつつも、その中に生や愛情が詰まっている
- 『おばあちゃんいつ死ぬの』
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国イタリア,ルーマニア,イギリス
- 時間95分
- 監督ウベルト・パゾリーニ
- 主演ジェームズ・ノートン
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イタリアの俳優ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演を務め、強制収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を守るため意外な行動に出る姿を描いた感動作。1937年、トスカーナ地方の小さな町へやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性グイドは、美しい小学校教師ドーラと運命的な出会いを果たす。いつも陽気で機転のきくグイドにドーラも心を奪われ、やがて2人は結婚。息子ジョズエも生まれ家族は幸せな日々を送るが、彼らが暮らす町にもユダヤ人迫害の魔の手が迫り、3人は強制収容所に連行されてしまう。グイドは幼いジョズエに悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら陽気に振る舞いながら嘘をつき続けるが……。第71回アカデミー賞で主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞、第51回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。
ネット上の声
- これこそ正しいお涙チョーダイ映画。何度目だかもう分からない鑑賞だけ...
- 深い愛と空想力は“家族を守る盾”に・・・
- まだ見ぬ君に、愛をもって嘘をつく・・・
- 設定はいいハズなのに残念・・・。
子供が生まれてから見たら大泣きする、 嘘つきが幸せ、 ホロコーストが舞台、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国イタリア
- 時間117分
- 監督ロベルト・ベニーニ
- 主演ロベルト・ベニーニ
-
イタリア・シチリア島の美しい景色を背景に、少年たちのみずみずしい初恋と彼らを待ち受ける運命を、実在の事件を基に描いたラブストーリー。
1982年、初夏のシチリア島。16歳のニーノと17歳のジャンニは、バイク同士の衝突事故をきっかけに運命的な出会いを果たす。育った環境も性格もまったく異なる彼らはひかれあい、友情は激しい恋へと変化していく。かけがえのない時間を過ごす2人だったが、彼らのまぶしすぎる恋はある日突然の終わりを迎える。
オーディションで選ばれた新星ガブリエーレ・ピッツーロとサムエーレ・セグレートが主人公ニーノとジャンニをそれぞれ演じ、「はじまりは5つ星ホテルから」のファブリツィア・サッキが共演。「海と大陸」などに出演する俳優ジュゼッペ・フィオレッロが長編初メガホンをとり、イタリア最古の映画賞であるナストロ・ダルジェント賞で新人監督賞を受賞した。
ネット上の声
- 【”君の隣に居られるのは、僕しかいない。”1980年代の一夏、シチリア島でバイクの事故をきっかけに出会った二人の男子の友情から恋が芽生える様を描いた、哀しくも美しい作品。】
- こんなにゲイが禁忌みたいな扱いだったとは知らなかった…
- イタリア映画の変容と底力を感じさせる1作
- 美しくも短く燃えて
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イタリア
- 時間134分
- 監督ジュゼッペ・フィオレッロ
- 主演ガブリエーレ・ピッツーロ
-
第56回カンヌ国際映画祭・ある視点部門で上映され、6時間という上映時間にも関わらず熱狂的な喝采を持って受け入れられたイタリア映画。1960年代から21世紀の幕開けまでを、イタリアを舞台にある一家の37年間の年代記を描き切った大河ドラマ。監督は「ペッピーノの百歩」のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ。
ネット上の声
- 6時間という長編なので
- 万華鏡のように人間の多面性と複雑さが鮮やかに織り込まれているとは思う一方で、ここ
- ルイジ•ロ•カーショはやっぱりハンサムだしジャスミン•トリンカも『息子の部屋』か
- 著す時代背景が長っが〜6時間耐久スタイルのイタリー作、長尺当確率がなぜ高いのかこ
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イタリア
- 時間366分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演ルイジ・ロ・カーショ
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「スター・ウォーズ」シリーズのレイ役で知られるデイジー・リドリーの主演で、女性として初めて英仏海峡を泳いで渡ることに成功した実在の水泳選手トゥルーディ・イーダリーの半生を描いたドラマ。
1905年、アメリカのニューヨークで生まれ育ったトゥルーディ・イーダリーは、目標を達成するためにはどんなことにも真摯に取り組む努力家だった。まだ女性が泳ぐことが一般的でなかった当時、世間から白い目で見られながらもあきらめず、姉や献身的なコーチらに支えられながら、1924年パリオリンピックに出場を果たす。そして彼女は、屈強な男だけが達成できると言われた英仏海峡を泳いで渡ることに挑戦しようと決意。女性には不可能だという声をはねのけ、困難に立ち向かっていく。
監督は「マレフィセント2」「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のヨアヒム・ローニング、脚本は「ライオン・キング」のジェフ・ナサンソン。製作は「トップガン マーヴェリック」ほか、「バッドボーイズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど数々のヒット作を送り出してきたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー。Disney+で2024年7月19日から配信。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,イギリス,ハンガリー,イタリア,フランス
- 時間130分
- 監督ヨアヒム・ローニング
- 主演デイジー・リドリー
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シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の心あたたまる交流を、あふれる映画愛とともに描いた不朽の名作。映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの死の知らせが届く。彼の脳裏に、「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、映写技師アルフレードとの友情がよみがえってくる。シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる。アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリなど、各国で賞賛を浴びた。
ネット上の声
- Filmarksのレビュー200本目は超名作にしようと決めていました
- ★の数5つでは足りません。10は欲しい!
- 映画監督を目指す者として最も憧れる作品
- 映画好きと、ただのオタクとの境界線
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間124分
- 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演フィリップ・ノワレ
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94年、アフリカのルワンダで民族間の対立が大虐殺に発展し、100日間で100万人もの人々が惨殺さる中、ルワンダの高級ホテルに勤めていた一人の男がホテルに1200人もの人々をかくまってその命を守り抜いた。この実話を「父の祈りを」でアイルランド紛争を描いた脚本家テリー・ジョージが映画化。主演は「トラフィック」のドン・チードル。国連兵士役でニック・ノルティ、報道カメラマン役でホアキン・フェニックスが共演。
ネット上の声
- アルジェリア戦争に引き続き、ルワンダの大量虐殺を学ぶ
- 人間の愚かさに対してやりきれなさを感じた
- あえて言う、まるでハリウッドの娯楽映画
- 愛情の反対言は憎しみではなく無関心。
ジェノサイド、 アフリカ舞台、 社会派ドラマ、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,イタリア,南アフリカ
- 時間122分
- 監督テリー・ジョージ
- 主演ドン・チードル
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イタリアの作家パオロ・コニェッティの世界的ベストセラー小説を映画化し、2022年・第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した大人の青春映画。
北イタリア、モンテ・ローザ山麓の小さな村。山を愛する両親と休暇を過ごしに来た都会育ちの繊細な少年ピエトロは、同じ年の牛飼いの少年ブルーノと出会い、一緒に大自然の中を駆け巡る中で親交を深めていく。しかし思春期に突入したピエトロは父に反抗し、家族や山と距離を置いてしまう。時は流れ、父の悲報を受けて村を訪れたピエトロは、ブルーノと再会を果たす。
「マーティン・エデン」のルカ・マリネッリが主人公ピエトロ、「ザ・プレイス 運命の交差点」のアレッサンドロ・ボルギが親友ブルーノを演じた。メガホンをとったのは「ビューティフル・ボーイ」で知られるベルギーの俊英フェリックス・バン・ヒュルーニンゲンと、「オーバー・ザ・ブルースカイ」などで脚本も務める俳優のシャルロッテ・ファンデルメールシュ。実生活で夫婦でもある2人が共同で監督・脚本を務めた。
ネット上の声
- 雄大な自然映像と普遍的な人間ドラマが胸を揺さぶる
- 同じ場所に止まるか、動くか。人生の二種択一
- 山は、人を傷つけない
- 美しい山の風景
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イタリア,ベルギー,フランス
- 時間147分
- 監督フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
- 主演ルカ・マリネッリ
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法律により精神病院の撤廃が進められていた1980年代のイタリア・ミラノを舞台に、実話を映画化したコメディドラマ。革新的な考え方をもつネッロは労働組合から疎まれ、精神病院から追い出された元患者たちの協同組合に左遷される。精神病の知識などないネッロだったが、元患者たちとあらたな事業を立ち上げるために奮闘する。イタリア映画祭2009にて「やればできるさ」のタイトルで日本初上映。11年劇場公開。
ネット上の声
- あなたの悩み解消します!一気に忘れて、新しい自分になれるかも??
- 稼いで食べて恋をする人生。
- 生きる意味、働く意味
- 素晴らしいの一言
精神障害、 会社再建、 実話、 ヒューマンドラマ、 コメディ
- 製作年2008年
- 製作国イタリア
- 時間111分
- 監督ジュリオ・マンフレドニア
- 主演クラウディオ・ビシオ
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2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。監督のマッテオ・ガローネが銀獅子賞(最優秀監督賞)、 出演のセイドゥ・サールがマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。第96回アカデミー国際長編映画賞ノミネート。「イタリア映画祭2024」(2024年5月1~6日=東京・有楽町朝日ホール/5月18、19日=大阪・ABCホール)で上映。
ネット上の声
- ヨーロッパに住んでいると様々な国にルーツをもつ人々、文化や言語や宗教の違いを身近
- ガローネは五日物語みたいなダークファンタジーの印象が強かったけど、これはほぼ『海
- 家族に楽をさせてあげようと、世間知らずの16歳の男の子が従兄弟とセネガルからヨー
- 景色けっこう撮ってるロードムービーなもんで直線に話が進んでくな
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,ベルギー,フランス
- 時間---分
- 監督マッテオ・ガローネ
- 主演セイドゥ・サール
-
イタリアのある家族に起こる離別や再生を、約6時間半にわたり描き出していくドラマ。ローマに住むジョルダーニ家は技術者として家族を養う父ピエトロ、元医師で家庭を切り盛りする母アニタをはじめ、外務省勤務の長男アンドレア、心理学者の長女ノラ、大学生の次男ニーノ、高校生の三男ロレンツォがそれぞれ充実した生活を送り、幸せな日々を過ごしていた。しかし、ロレンツォが事故死してしまったことをきっかけに、アニタは精神のバランスを崩し、隠れて不倫していたピエトロも逃げるように家を出てしまう。残された子どもたちは困難に直面するなか、さまざまな人々と出会い、新たな絆を育んでいく。
ネット上の声
- 5年前の丁度今日観た忘れられない作品
- 早くも今年初見No.1かもしれない『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』で20㎏増量して
- 壊れていく絆と、新しく生まれ育つ絆の織り成す超長編人間ドラマ
- 予想する通りにストーリーが展開し、登場人物が行動していく
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間399分
- 監督ジャンルカ・マリア・タヴァレッリ
- 主演パオラ・コルテッレージ
-
「シティ・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督がメガホンをとり、2012年に当時のローマ教皇だったベネディクト16世と、翌年に教皇の座を受け継ぐことになるホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿の間で行われた対話を描いたNetflixオリジナル映画。カトリック教会の方針に不満を抱くベルゴリオ枢機卿は、ベネディクト教皇に辞任を申し入れる。しかし、スキャンダルに直面して信頼を失っていたベネディクト教皇はそれを受け入れず、ベルゴリオをローマに呼び寄せる。考えのまったく異なる2人だったが、世界に10億人以上の信徒を擁するカトリック教会の未来のため、対話によって理解しあっていく。ベネディクト16世役にアンソニー・ホプキンス、ベルゴリオ役に「天才作家の妻 40年目の真実」のジョナサン・プライス。脚本は「博士と彼女のセオリー」「ボヘミアン・ラプソディ」のアンソニー・マッカーテン。Netflixで2019年12月20日から配信。日本では配信に先立つ12月13日から、一部劇場にて公開。
ネット上の声
- 受難の過去を胸にゲッツエの一撃に酔う二人
- 彼らも一己の人間か…“見やすい”意欲作!
- 87点:爺さん同士の話が魅力的なのは何故?
- ローマ教皇とローマ法王の違い
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,イタリア,アルゼンチン,アメリカ
- 時間125分
- 監督フェルナンド・メイレレス
- 主演アンソニー・ホプキンス
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ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督が、1979年から80年にかけて手がけたTVシリーズ。第1次世界大戦の傷跡やナチスと共産主義者の対立により社会が不安定になり、文化も爛熟期を迎えた1920年代ドイツ・ベルリンを舞台に、激動の時代を生きたひとりの男の受難の物語を描く。日本ではファスビンダー没後20年となる2002年に劇場公開され、13年にデジタルリマスターでリバイバル。全14話を日替わりで上映。
ネット上の声
- タイトルに「ベルリン」とあるように、つまりは大都市ベルリンと人間との関わりについ
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品!
- フランツビーバーコップどうしようもない人間
- 不思議な明るさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間---分
- 監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
- 主演ギュンター・ランプレヒト
-
「真昼の不思議な物体」「ブリスフリー・ユアーズ」のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が手がけ、2004年・第57回カンヌ国際映画祭で審査員賞、第5回東京フィルメックスで最優秀作品賞を受賞。フランスの名門映画誌「カイエ・デュ・シネマ」が選出する04年のベストワンにも挙げられた一作。前半で愛し合う2人の青年の日常をみずみずしく淡々と描き出しながらも、後半は予想もつかない物語が展開されていく。2012年、ウィーラセタクン監督作を一挙上映する「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ」で初上映。16年に再度行われた特集上映「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2016」でも上映。
ネット上の声
- エナドリ用意してアピチャッポン…
- 劇映画のつもりで無意識にストーリーの筋を探してしまったのだがもう一度見る機会があ
- 後半、アピチャッポンの描く森によって全ての境界線、輪郭がぼやけて曖昧になり、切実
- ◎ 日本人である私たちにとってはやはり中島敦の’山月記’の引用という点がかなり気
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国タイ,フランス,ドイツ,イタリア
- 時間118分
- 監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
- 主演バンロップ・ロームノーイ
-
初老の年代にさしかかったアメリカ人とナポリ人の二人の男の再会を通して自分の過去をふり返り老後を考える彼らの姿を描く。製作はルイジ&オーレリオ・デ・ラウレンティスとフランコ・コミッテリ、監督は「ル・バル(1983)」のエットーレ・スコラ、原案・脚本はスコラとルッジェーロ・マッカリ、フリオ・スカルペッリ、撮影はクラウディオ・ラゴーナ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はジャック・レモン、マルチェロ・マストロヤンニほか。
ネット上の声
- マルチェロ(ボケ)&レモン(ツッコミ)
- ガラにもなく、泣いてしまいました。
- ジャック・レモンの名作中の名作!
- あぁ、、ナポリに行きたいなぁ!
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演ジャック・レモン
-
ネット上の声
- 第二次世界大戦直後のイタリアを舞台に、社会に女性差別が残る中、家でも夫から暴力を
- 何がイタリア興行で大成功をもたらしたのか疑問を抱えながら観たけれど、史実に基づく
- 私はミステリー映画とか、あんまり推理とかせずに身を任せて楽しむタイプなんですよね
- WWⅡ終戦直後のイタリアを舞台に、男尊女卑が蔓延る社会で踠きながらも溌剌と生きる
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督パオラ・コルテッレージ
- 主演パオラ・コルテッレージ
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「旅芸人の記録」のテオ・アンゲロプロス監督が、ロシア革命で両親を失ったギリシャ難民のエレニの半生を、ギリシャ現代史に重ねて描く映像叙事詩。少女エレニはロシア革命で両親を失い、ギリシャ人難民の一団を率いる男スピロの家族として育てられる。成長したエレニは、スピロの長男アレクシスと恋に落ちて妊娠するが、スピロスの叱責を恐れて彼に隠して出産するのだが……。ギリシャの20世紀を描く3部作のうちの第1作。
ネット上の声
- 1919年、ロシア革命により逆難民として祖国に戻ったギリシャ人たちが海岸に現れて
- No.1650 2004年フランス、ギリシャ、イタリア映画
- 水面に映し出されるオデッサの最後の日
- 過去作よりもかなり観やすくなってるけど、アンゲロプロスの持ち味も薄くなってる気が
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス,ギリシャ,イタリア
- 時間170分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演アレクサンドラ・アイディニ
-
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組み、船上で生まれ育ち一度も船を降りることがなかったピアニストの生涯を描いたドラマ。1900年。豪華客船ヴァージニアン号の機関士ダニーは、ダンスホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つけ、その子に「ナインティーン・ハンドレッド」と名付けて育て始める。船という揺りかごですくすくと成長したナインティーン・ハンドレッド。ある晩、乗客たちは世にも美しいピアノの旋律を耳にする。ダンスホールのピアノに座って弾いていたのは、ナインティーン・ハンドレッドだった。日本では1999年に劇場初公開。約20年を経た2020年、トルナトーレ監督の監修による4Kデジタル修復版(121分)が公開。同時に、99年公開時には実現しなかった、170分の「イタリア完全版」も初公開される。
ネット上の声
- エンニオ・モリコーネの名曲を劇場で優雅に味わい、心から追悼したい名作。この企画も「運命」?
- 『タイタニック』の翌年1998年公開、豪華客船と人間模様の交錯する、イタリア完全
- 名作曲家への敬愛が重ねられた、表現者として生きることの尊さと業を描く珠玉作
- 海のゆりかごに揺られるように、ゆったりと味わい深い語り口が胸に迫る
船上、 ピアニスト、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国イタリア,アメリカ
- 時間125分
- 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演ティム・ロス
-
「奇跡の海」で審査員グランプリ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でパルムドールと、2作連続カンヌ映画祭を制したデンマークの異才、ラース・フォン・トリアー監督。彼がブレヒトの「三文オペラ」の挿入歌「海賊ジェニー」にインスパイアされ、ダシール・ハメットの「血の収穫」やカフカの「アメリカ」を参考に“想像上のアメリカ”を描いたと語る実験的作品。監督自身がDVカメラで撮影にも参加している。
ネット上の声
- こんな作品は、一度だけでいい!
- ラーさんもうぶっちゃけすぎ!!
- 言葉を失う圧倒的な感動と重さ
- とても、奇妙な作品でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国デンマーク,オランダ,スウェーデン,ドイツ,イギリス,フランス,フィンランド,ノルウェー,イタリア
- 時間177分
- 監督ラース・フォン・トリアー
- 主演ニコール・キッドマン
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南イタリアの小さな島を舞台に、純朴な青年が島を訪れた詩人との交流を通して成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。実在したチリの詩人パブロ・ネルーダが祖国を追われた際にカプリ島へ身を寄せた史実をもとにしたアントニオ・スカルメタの小説を映画化。ナポリ沖合の小島に、祖国を追放された詩人で外交官のパブロ・ネルーダが滞在することに。世界中から届くファンレターを配達するため、島の青年マリオが臨時配達人として雇われる。美しい砂浜でネルーダは自作の詩をマリオに聞かせ、詩の隠喩について語る。マリオはネルーダの温かい人柄に惹かれ、2人は友情を育んでいく。やがてマリオは島の食堂で働くベアトリーチェに恋をする。マリオ役のマッシモ・トロイージは本作の撮影を終えたわずか12時間後に41歳の若さで夭逝し、これが遺作となった。ネルーダ役に「ニュー・シネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレ。
ネット上の声
- 事前に予習をすると感慨もまた一塩の作品
- 詩的ではかないけれど美しい映画。
- 私にとっては宝物のような作品
- イタリア的魅力に溢れる作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督マイケル・ラドフォード
- 主演マッシモ・トロイージ
-
「月曜日に乾杯!」などで知られる名匠オタール・イオセリアーニが、パリに暮らす人々が織りなす人間模様を軽やかにつづった群像劇。
パリ郊外の豪邸に住む裕福な一家。派手でパーティ好きな実業家の母とお酒が大好きな父の間には、3人の娘たちと息子のニコラがいる。ニコラは毎朝スーツ姿で家を出るとボートに乗り込み、ラフな服装に着替えながらパリ市内へ向かう。そこで皿洗いのアルバイトをしたり、カフェで働くポーレットに恋したりと自由気ままに過ごすニコラだったが、好奇心が災いして思わぬ事件に巻き込まれてしまう。
イオセリアーニ監督がニコラの父を自ら演じた。
ネット上の声
- オタール・イオセリアーニ監督チャレンジ!!😊
- もっと多くの人に観てもらいたい
- ワイン片手に、まったりと。
- ひとりでゆっくり味わう映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,スイス,イタリア
- 時間117分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演ニコ・タリエラシュヴィリ
-
1920年代のフランスのプロヴァンス地方の農村を舞台に、泉をめぐり二代にわたって展開する愛憎劇。製作はピエール・グルンステイン。マルセル・パニョルの原作を基に「チャオ・パンタン」のクロード・ベリが監督・脚本。共同脚色はジェラール・ブラッシュ、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽はジャン・クロード・プティが担当。出演は第1部はイヴ・モンタン、ジェラール・ドパルデュー、2部はエマニュエル・ベアール、ダニエル・オートゥイユほか。
ネット上の声
- 大河ドラマ前編は悲劇で終わる
- 見ごたえある、音楽も良い
- PART Ⅰ 、Ⅱとおしての感想
- 愛と宿命の泉
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間122分
- 監督クロード・ベリ
- 主演イヴ・モンタン
-
2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。エリオ・ジェルマーノが男優賞を受賞。「イタリア映画祭2021」(2021年5月13日~6月13日=オンライン配信/6月5、6日=大阪・ABCホール)上映作品。
ネット上の声
- エリオ・ジェルマーノがベルリン&ドナテッロ賞で主演男優賞受賞「※エリオ・ジェルマ
- 実は一番観たかった作品なのに配信最終日間近の最後になってしまった
- 想起された瞬間の断片を陽光でつなぎ合わせような感触
- 画家アントニオ・リガブエの生涯を描く
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国イタリア
- 時間120分
- 監督ジョルジョ・ディリッティ
- 主演エリオ・ジェルマーノ
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「輝ける青春」などを手掛けたイタリア映画界屈指のサウンド・デザイナー、ミルコ・メンカッチの幼少時代の実話を基に、盲目の少年が“音”を通して新しい世界を見つけ出すまでを描いた伝記ドラマ。映画を愛する10歳の少年ミルコは、思いがけない事故で視力を失ってしまう。全寮制の盲学校に転校させられ、周囲に心を閉ざすミルコ。そんな彼に再び希望の光をもたらしたのは、1台の古ぼけたテープレコーダーだった……。
ネット上の声
- 目を閉じていたら見ることを忘れてしまいそう
- ほとばしる少年の感性に心が開かれる
- 素晴らしい実話映画に出会えました!!
- 音と映像の絶妙な表現
盲目、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国イタリア
- 時間100分
- 監督クリスティアーノ・ボルトーネ
- 主演ルカ・カプリオッティ
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「ゴモラ」などで知られるイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が、1980年代にイタリアで起こった実在の殺人事件をモチーフに描いた不条理ドラマ。イタリアのさびれた海辺の町。娘と犬を愛する温厚で小心者の男マルチェロは、「ドッグマン」という犬のトリミングサロンを経営している。気のおけない仲間たちと食事やサッカーを楽しむマルチェロだったが、その一方で暴力的な友人シモーネに利用され、従属的な関係から抜け出せずにいた。そんなある日、シモーネから持ちかけられた儲け話を断りきれず片棒を担ぐ羽目になったマルチェロは、その代償として仲間たちの信用とサロンの顧客を失ってしまう。娘とも自由に会えなくなったマルチェロは、平穏だった日常を取り戻すべくある行動に出る。主演のマルチェロ・フォンテが第71回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得したほか、イタリア版アカデミー賞と言われるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞・監督賞など9部門を受賞した。
ネット上の声
- この小さな町、小さな人間関係に「世界」が透けて見えてくる
- ドラえもんがいない街で爆発する虚しい怒り
- 犬好きな心優しい気弱な男…
- ジャイアンとスネ夫
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間103分
- 監督マッテオ・ガローネ
- 主演マルチェロ・フォンテ
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旧ソ連のジョージア出身で、1979年以降はフランス・パリを拠点にさまざまな作品を発表した名匠オタール・イオセリアーニが、全編をアフリカのセネガルで撮影した長編劇映画第5作。
セネガルの森に住むディオラ族。男たちは川で洗濯をし、女たちは弓矢で鹿を狩って暮らしている。女祈祷師のバディニャ、狩人の女ゼズヴェ、そして、怠け者の夫ストゥラと別れ、3人の子どもを連れて再婚するオコノロなど、それぞれの日常が繰り広げられている。しかしその一方で、白人たちによる森林伐採が進み、彼らの暮らす村にも危機が迫っていた。
ディオラ族の牧歌的な生活と、産業により文化が侵食されていく様を寓話的に描いた。1989年・第46回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では2023年2月、「オタール・イオセリアーニ映画祭 ジョージア、そしてパリ」にて劇場初公開。
ネット上の声
- セネガルの未開の民の生活を描く、イオセリアーニ流群像劇(やってることは普段とだいたい一緒)
- 何を言っているか分からなくとも、なにが起きていて、どんな感情を抱いているのかは分
- 映画のないところにカメラを持ち込み、映画的なものを発生させるあるいは発見するまた
- どうやって撮影したのか気になることだらけだ(出演者をどうやって集めたのか?乗って
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間106分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演---
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不治の病に冒され、残された日々を往年の名ピアニストの再起に賭ける少女の姿を描いた恋愛映画。製作はオビディオ・G・アソニティスと古川勝巳、監督はルイジ・コッツィ、脚本はルイジ・コッツィ、ミケーレ・デレ・アイエ、ダニエレ・デル・ジュディチェ、ソニア・モルテニ、撮影はロベルト・デットーレ・ピアッツォリ、音楽はステルヴィオ・チプリアーニ、原作はソニア・モルテニが各々担当。出演はリチャード・ジョンソン、パメラ・ヴィロレージ、リカルド・クッチョーラなど。
ネット上の声
- 若くして死ぬのは本当に気の毒なことだけど、こういろいろ映画やドラマで描かれてしま
- 「ある愛の歌」など若者が不治の病で亡くなっていく刹那的な恋愛ストーリーはある意味
- ま、またしても号泣してしまいましたぁ・・
- 極めてヨーロッパ的な恋愛ストーリーの傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,日本
- 時間94分
- 監督ルイジ・コッツィ
- 主演リチャード・ジョンソン
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第二次大戦勃発直前のローマを舞台に、ヒトラーが訪れた歴史的な日に、一人の主婦が体験する特別な一日を描く。製作はカルロ・ポンティ、監督は「パッション・ダモーレ」のエットーレ・スコラ、脚本はエットーレ・スコラ、ルッジェーロ・マッカリ、マウリツィオ・コスタンツォ、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はアルマンド・トロバヨーリ、編集はライモンド・クロチアーニ、美術はルチアーノ・リッケリ、編集はライモンド・クロチアーニ、衣裳はエンリコ・サバッティーニが担当。出演はソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ジョン・ヴァーノン、フランソワーズ・ベールなど。
ネット上の声
- 観終わった後、特別な充実感が味わえる逸品
- 全てにおいての細かい演出が素晴らしい。
- ソフィアとマルチェロの二人芝居
- シンプル・イズ・ベスト
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間106分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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1900年の同じ日に生まれた、2人の青年の波乱に満ちた人生を綴った一大叙述詩。5時間を超える長丁場に、ベルナルド・ベルトルッチのストーリーテラーたる手腕が存分に発揮されている。大地主の孫アルフレードと小作人の孫オルモ。身分は違うが、友情を深めた少年期、恋を知った1910〜20年代、ファシストたちの権力に屈する青年期とイタリア解放の日。時代に翻弄される2人の青年を、ロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデューが演じている。
ネット上の声
- 歴史を辿るというよりも、友情が時代や立場を超えても成り立つであろうかという検証物語だったかも…
- 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が弱冠35歳で撮ったイタリア近代史を背景にした壮大な大河ドラマ
- もっとどっぷりヒューマンドラマなのかな、と勝手に思ってた〜
- チン○コが観れる映画という不純な動機で知った映画✨
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間316分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
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イラン映画で初めてアカデミー外国語映画賞を受賞、ベルリン国際映画祭でも金熊賞を含む3冠を達成した「別離」(2011)のアスガー・ファルハディ監督が、初めて国外を舞台に撮り上げた長編作。子連れのカップルが再婚を考えるが、娘の告白がきっかけで、それぞれの過去や本心が次々と明らかになり、見えなかった真実が浮き彫りになっていく様子をサスペンスタッチに描いた。夫と別れて4年がたつシングルマザーのマリーは、子持ちの男性サミールとの再婚を予定し、新たな生活を始めていた。しかし、正式な離婚手続きをしていないため、イランにいる夫のアーマドをパリに呼び寄せる。アーマドはマリーの新しい家庭と生活を目の当たりするが、そこにはどこか不穏な空気が流れていた。長女リュシーとの関係がうまくいっていないというマリーから、娘の本音を探ってほしいと頼まれたアーマドは、リュシーの話を聞くことになるが……。主演のマリー役は「アーティスト」のベレニス・ベジョで、カンヌ映画祭女優賞を受賞。
ネット上の声
- 本作にてアスガー・ファルハディ監督作品コンプリート
- 今、浮気している人はこれ観て目を覚ませ。
- 前作「別離」から、すべてにおいて劣化。
- 人の多重性の表現の上手さに舌を巻く
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間130分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演ベレニス・ベジョ
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ネット上の声
- 訳が少々気になりました
- ずっと見たくて、、配信とかないので円盤買いました!スリル満点の不倫サスペンス✨相
- 古典的かつシンプルなストーリーに、シャブロルの職人的演出が加わった見応えのあるサ
- 予期せぬ妻の不倫に気づいた時、平凡な夫の心はどのように動き、どのように行動してい
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ステファーヌ・オードラン
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フランソワ・トリュフォー監督が、映画を愛する者たちに捧げた群像劇。フランス・ニースのスタジオ“ラ・ビクトワール”を舞台に、「パメラを紹介します」という映画の撮影を行っているスタッフ・キャストたちの人間模様が描かれる。出演はジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオほか。原題の「Day for Night」とは、カメラレンズにフィルターをかけて、夜のシーンを昼間に撮影することを指す。73年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 映画とは愛すべき壮大な共同妄想夢芝居
- 『映画』を愛するすべての人へ愛を込めて。
- トリュフォー監督の映画の中の映画作り
- 映画製作は、駅馬車の旅と似ている
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間117分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャクリーン・ビセット
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スマートフォンの通話やメールの履歴をさらけ出すゲームをきっかけに、夫婦や友人間にさまざまな疑惑が巻き起こっていく様を描いた、イタリア製のワンシチュエーションコメディ。新婚カップルや娘の反抗期に悩む夫婦、倦怠期を迎えた2人など、食事会に集まった7人の大人たちが、「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すこと」というルールを設定し、「信頼度確認ゲーム」を開始する。ゲームが進むにつれ、夫婦間のもめ事や家庭の問題、仕事や性格についての悩みなど、7人の本当の姿が次々と露呈していく。イタリアのアカデミー賞に当たるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞、脚本賞を受賞。「人生、ここにあり!」のジュゼッペ・バッティストンらが出演。
ネット上の声
- さすがイタリア。脚本が素晴らしい。台詞だけでグッとくるシーンがたく...
- これ舞台劇になるよね。超面白いコメディ
- 知らぬが仏、知ってキリスト的作品。
- 邦題どおりの『おとなの事情』のお話
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国イタリア
- 時間96分
- 監督パオロ・ジェノヴェーゼ
- 主演ジュゼッペ・バッティストン
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Netflixで2023年11月1日から配信。
ネット上の声
- ロマンチック・ラブストーリー
- もしもあの時…
- 今はスマホとかで簡単に連絡取れるけどそれがない時代でこんな経験してしまったらそり
- 運命的な出会いを果たしたけど時代の波に飲まれて引き裂かれ、数十年後に運命的な再会
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア
- 時間112分
- 監督フェルザン・オーツペテク
- 主演ダミアーノ・ガヴィーノ
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1858 年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、7 歳になる息子エドガルドを連れ去りに来たのだ。取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に応じようとしなかった...。
ネット上の声
- エドガルドの顔、少年期と青年期で役者が入れ替わっても違和感なし、きょうだいたちの
- 2023年 イタリア🇮🇹
- 宗教と呼ばれるものは大小関係なくカルトな要素を孕んでる、ていうか大差ない、ってこ
- 勝手に洗礼、改宗しないと会えない、父との面談からの母との面談、風刺画の夢をみる教
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間134分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演パオロ・ピエロボン
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「肉体の悪魔」「夜よ、こんにちは」のマルコ・ベロッキオ監督が、ファシズムの創始者ベニート・ムッソリーニを愛し続けた女性、イーダの半生を描く。熱心な社会主義者だったムッソリーニはいつしかファシストに転向してしまうが、彼に恋をしていたイーダは変わらずムッソリーニを愛し続けた。イーダは全財産をかけてムッソリーニを支援し、身も捧げて長男を授かるが、正妻のいるムッソリーニはイーダを徐々に遠ざけていくのだった。2009年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本ではイタリア映画祭2010にて「勝利を」のタイトルで初上映。11年劇場公開。
ネット上の声
- 大きな歴史のなかに隠された小さなお話
- 芸術度は高いのでしょうが生理的にNG
- 【吟醸】美しき「白」、極上の芸術品
- ムッソリーニの「妻と息子」の悲劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間128分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ジョヴァンナ・メッゾジョルノ
-
人種差別にさらされながらも音楽に魂をぶつける若者たちの姿を描いたレゲエムービー。
サウスロンドンに住む青年ブルーは、昼間は整備士として働き、夜は地元のクラブでDJとして活動している。人種差別主義者からは激しい嫌がらせを受け続けていたが、ブルーと仲間たちにとって力強いレゲエのリズムこそがアイデンティティであり、音楽活動の拠点であるガレージはかけがえのない場所だった。サウンドシステム競技を勝ち抜いた彼らは強敵ジャー・シャカとの決勝戦を前に心踊らせるが、そんな矢先、ガレージが何者かによって荒らされ、ブルーはついに怒りを爆発させる。
レゲエバンド「アスワド」のオリジナルメンバーであるブリンズリー・フォードが主演を務め、レゲエミュージシャンのジャー・シャカが本人役で出演。衝撃的な内容から世界的に公開が見送られていたが、2019年にニューヨークでプレミア上映されて大きな反響を呼んだ。日本では2022年10月に劇場公開。
ネット上の声
- 緊張感の高いストーリーとサントラ
- 重苦しいブリティッシュ・レゲェ
- 「夜中に騒ぐのが悪い」と書いてるひとを見かけたが、作中の言葉を借りるなら「究極に
- 描きたいことは明確で、音楽にそこまではまれず終始トロンとした雰囲気でイマイチ乗れ
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国イギリス,イタリア
- 時間95分
- 監督フランコ・ロッソ
- 主演ブリンズリー・フォード
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カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「夏をゆく人々」などで世界から注目されるイタリアの女性監督アリーチェ・ロルバケルが、死からよみがえったとされる聖人ラザロと同じ名を持ち、何も望まず、目立たず、シンプルに生きる、無垢な魂を抱いたひとりの青年の姿を描いたドラマ。「夏をゆく人々」に続き、2018年・第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、脚本賞を受賞した。20世紀後半、社会と隔絶したイタリア中部の小さな村で、純朴な青年ラザロと村人たちは領主の侯爵夫人から小作制度の廃止も知らされず、昔のままタダ働きをさせられていた。ところが夫人の息子タンクレディが起こした誘拐騒ぎを発端に、夫人の搾取の実態が村人たちに知られることとなる。これをきっかけに村人たちは外の世界へと出て行くのだが、ラザロだけは村に留まり……。
ネット上の声
- 新作に向けてアリーチェ・ロルヴァケル監督の作品を見てみたが、面白かった!ポン・ジ
- 何故、この映画を知ったのか思い出せず調べてみたら、この映画もgenarowlan
- ☆☆☆★★ 狼のキスによりラザロは、現代社会に昔の姿そのままに蘇る...
- 確かに聖書の記述(殆どゾンビ)よりは幸せだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イタリア
- 時間127分
- 監督アリーチェ・ロルヴァケル
- 主演アドリアーノ・タルディオーロ
-
同じ一人の女性を愛した3人の親友同士の30年間に渡る人生模様を、戦後イタリア映画の黄金時代への郷愁を織り混ぜて描いた、「ラ・ファミリア」のエットーレ・スコラの監督作品。製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、原案・脚本はアージェ・スカルペッリとスコラ、撮影はクラウディオ・チリロ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はニーノ・マンフレーディ、ヴィットリオ・ガスマンほか。フェデリコ・フェリーニらが特別出演。
ネット上の声
- エットレ・スコーラはやはり名作が多いなと、うーんと唸ってしまう作品
- 孤独な金持ち、貧乏人の友沢山
- 男性三人+女性一人の人生模様
- 人の思いを描き出す
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア
- 時間123分
- 監督エットレ・スコーラ
- 主演ニーノ・マンフレディ
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「三月生れ」のルッジェーロ・マッカリ、エットーレ・スコラと共同で「ローマの恋」のディーノ・リージがシナリオを執筆、演出した人生コメディ。撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽は「世界残酷物語」のリズ・オルトラーニが担当した。出演は「バラバ」のヴィットリオ・ガスマン、「スエーデンの城」のジャン・ルイ・トランティニャン、「恋のなぎさ」のカトリーヌ・スパークほか。
ネット上の声
- 人生の皮肉
- 競争率が上がるからあまり言いたくなかったのですが…皆さん
- 車を飛ばしまくり!追い越しまくり!サイコーーー🥳🥳🥳
- ハリウッド・ロードームービーのような形式を取りながら(ジャンルとしてのロードムー
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督ディノ・リージ
- 主演ヴィットリオ・ガスマン
-
「ラストタンゴ・イン・パリ」「1900年」で知られるイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督が清朝最後の皇帝・溥儀の生涯を映画化し、1988年・第60回アカデミー賞で作品賞をはじめとする9部門に輝いた歴史大作。溥儀の自伝「わが半生」を原作に、激動の近代史に翻弄された彼の人生を壮大なスケールと色彩豊かな映像美で描き出す。
1950年、ハルピン。ソ連での抑留を解かれ母国へ送還された大勢の中国人戦犯の中に、清朝最後の皇帝・溥儀の姿があった。手首を切って自殺を図った彼は、薄れゆく意識の中、波乱に満ちた自身の半生を思い起こしていく。
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」のジョン・ローンが成長した溥儀を演じ、「アラビアのロレンス」などの名優ピーター・オトゥールが少年時代の溥儀を導く英国人教師役で出演。坂本龍一が甘粕正彦役で出演したほか音楽を手がけ、日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞した。オリジナル全長版は218分。
ネット上の声
- 219分の全長版で中国の重さを感じろ!
- 見るならやっぱりこちらの全長版を!
- 中国の歴史の1ページですが・・・・
- 切なさと虚しさが交錯する傑作映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イタリア,イギリス,中国
- 時間219分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ジョン・ローン
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「幸福なラザロ」「夏をゆく人々」などで高く評価されるイタリアのアリーチェ・ロルバケルが監督・脚本を手がけ、愛の幻想にとらわれた墓泥棒の数奇な運命を描いたドラマ。
1980年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う考古学愛好家の青年アーサーには、紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡を発見できるという不思議な力があった。アーサーはその能力を利用して墓泥棒の仲間たちと埋葬品を掘り起こしては売りさばいて日銭を稼いでいる。そんなある日、アーサーたちは希少価値を持つ美しい女神像を発見するが、事態は闇のアート市場をも巻き込んだ騒動へと発展していく。
「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーがアーサー役で主演を務め、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「ハングリー・ハーツ」のアルバ・ロルバケルが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 豊かで独創的なイメージの連続に酔いしれる
- 赤い糸の先には
- ジョシュ・オコナー演じるアーサー(イギリス人)は、イタリアのトスカーナ地方(の、
- 『夏をゆく人々』『幸福なラザロ』があまりに傑作で、出来れば同じ監督の別作品と比べ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,フランス,スイス
- 時間131分
- 監督アリーチェ・ロルヴァケル
- 主演ジョシュ・オコナー
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ロシアの巨匠アンドレイ・タルコフスキーが、イタリアで撮りあげた長編劇映画第6作。自殺した音楽家の足跡をたどってイタリアを訪れたロシア人詩人の旅を圧倒的映像美で描き、1983年・第36回カンヌ国際映画祭で監督賞と国際映画批評家連盟賞、エキュメニック審査員賞を受賞した。
18世紀ロシアの音楽家パベル・サスノフスキーの足跡を追う旅を続けるロシアの詩人アンドレイは、通訳の女性エウジェニアを連れてイタリアのトスカーナ地方にやって来る。アンドレイは病に冒されており、旅は間もなく終わりを迎えようとしていた。ある朝アンドレイは、周囲から狂人扱いされている老人ドメニコと出会う。世界の終末を信じるドメニコはアンドレイに1本のロウソクを託し、その火を消さずに広場を渡るよう依頼する。
2024年1月、日本公開40周年を記念して4K修復された「ノスタルジア 4K 修復版」が公開。
ネット上の声
- 圧巻の芸術作!タルコフスキー精神世界の旅
- 映画が芸術である事を許された時代の傑作
- 誰か私にノスタルジアを解説してくれー。
- なんとなーく、レビューを見てみたら
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国イタリア,ソ連
- 時間126分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演オレグ・ヤンコフスキー
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旧ソ連ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニが、祖国の歴史を縦横無尽につづった群像劇。
現代のパリ。とある試写室に男たちが集い、席に着くなりタバコを吸い始める。スクリーンには、豪邸で酒を飲みゲームに興じる大人たちを少女が射殺するシーンが映し出される。中世のジョージア。王は森で出会った羊飼いの娘を見初め、彼女を王妃として迎え入れる。内戦下のジョージア。街を装甲車が行き交う中、ひとりの浮浪者が酒瓶を抱えて通りに出る。革命前のジョージア。スリの男ヴァノは共産主義者のテロリストに脅されて彼らの一員となる。中世。サルタンは第一夫人に毒を盛られて倒れるが一命を取り留める。
主演のアミラン・アミラナシビリが、王、浮浪者、ヴァノ、サルタンの4役を1人で演じ分けた。1996年・第53回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では2004年開催の特集上映「イオセリアーニに乾杯!」で初公開。
ネット上の声
- “ノンシャラン”とは対極の世界
- 四つの時代の殺戮と不寛容、藤子不二雄の漫画みたく壮大な妄想的円環を経て冒頭に帰結
- タイトルの意味が深くて、非常に感動しました
- 時空を超え、ジョージアの血腥い歴史をポリフォニックに紡ぎ出すイオセリアーニ群像劇の真骨頂。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,スイス,イタリア,ロシア,ジョージア
- 時間122分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演アミラン・アミラナシヴィリ
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リュック・ベッソン監督の長編3作目となる出世作「グラン・ブルー」のインターナショナルバージョン。素潜りで深度を競うフリーダイビングにかける男たちの物語。自身もダイビングの経験を持つリュック・ベッソンが、実在するフリーダイビング選手、ジャック・マイヨールをモデルに描き大ヒットを記録、日本ではのちにフランス公開版の「グラン・ブルー オリジナル・バージョン」や完全版の「グラン・ブルー グレート・ブルー完全版」も公開された。
ネット上の声
- 「グレート」、「ビッグ」、「グラン・ブルー」の3バージョンを観て
- グランブルーの彼らにとって海こそが永遠
- ノーカット版が後から来る理由
- とても深く心に残る映画です
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間120分
- 監督リュック・ベッソン
- 主演ロザンナ・アークエット
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ネット上の声
- 幼いうちから禁欲的な隠遁生活を送り続けている若い僧侶が、世俗に触れるための旅へと
- 今年のマイベストムービー「エンドロールのつづき」のパン・ナリン監督の出世作(だと
- 5歳の頃から僧侶の坊主タシは、ある時気付く「そもそも“悟る”ためには俗世を知り、
- こんな邦題のため男子中学生並みに観るタイミングを熟考(°_°)
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国インド,ドイツ,フランス,イタリア,スイス
- 時間---分
- 監督パン・ナリン
- 主演ショーン・クー
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写真家として活躍する長谷井宏紀がイタリア製作映画として手がけた監督デビュー作で、フィリピンを舞台に、孤児の少女と盲目のギター弾きの旅を描いたロードムービー。マニラのスラムに暮らす孤児のブランカは、母親を金で買うことを思いつき、盲目のギター弾きピーターと旅に出る。ピーターから得意な歌でお金を稼ぐことを教わったブランカは、レストランで歌う仕事を得てお金を稼ぎ、計画は順調に進んでいるかに思えた。しかし、そんな彼女の身に思いもよらぬ危険が迫っていた。長谷井の第一回長編監督作品となる本作は日本人初となるベネチア・ビエンナーレ、ベネチア国際映画祭の出資で製作され、第72回ベネチア国際映画祭でソッリーゾ・ディベルソ賞、マジックランタン賞を受賞。
ネット上の声
- この映画の「カリノサ」世界中に広めたいな
- 日本の戦争孤児もそうだったなぁ。傑作だ。
- 稀にみる “美しさ” を湛えた映画だ。
- とても爽やかで、また見たくなった
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イタリア
- 時間77分
- 監督長谷井宏紀
- 主演サイデル・ガブテロ
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アメリカ人女性がロシアの大地で経験した、最初で最後の真実の愛。監督は「太陽に灼かれて」のニキータ・ミハルコフ。脚本は「太陽に灼かれて」のルスタム・イブラギムベコフ、ミハルコフが担当。撮影は「コーカサスの虜」のパーヴェル・レベシェフ。音楽は「太陽に灼かれて」のエドワルド・アルテミエフ。出演は「陰謀のシナリオ」のジュリア・オーモンド、「太陽に灼かれて」のオレグ・メンシコフほか。
ネット上の声
- 題名でスルーせずに、ぜひ見て欲しい
- な、な、な、長え~~
- 授業で鑑賞
- 人からおすすめされてタイトルだけ聞いて「髪結いの亭主」っぽいのかと勝手に思ってい
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ロシア,フランス,イタリア,チェコ
- 時間162分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演ジュリア・オーモンド