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炭鉱ストライキに揺れる町で、バレエに夢中になった少年。ボクシンググローブをバレエシューズに持ち替え、偏見と逆境に立ち向かう感動の物語。
1984年、大規模な炭鉱ストライキで揺れるイギリス北部の町。炭鉱夫の家庭に育つ11歳の少年ビリーは、父に勧められたボクシング教室の隅で、偶然バレエのレッスンを目撃。その美しさに心を奪われ、内緒でレッスンを受け始める。彼の才能を見抜いたバレエ教師の指導でめきめきと上達するビリー。しかし、「男がバレエなんて」という父や兄の猛反対、そしてストライキで困窮する家庭の経済状況が彼の夢の前に立ちはだかる。夢を諦めきれないビリーの情熱が、頑なだった家族の心を動かし始める。
ネット上の声
- 映画版も大好きだけど、ミュージカルは熱量がすごい!ビリー役の子のパフォーマンスに圧倒され、父親のシーンで号泣。
- 最高!この一言に尽きる。
- ロンドンで観た感動が蘇った!楽曲もダンスも素晴らしくて、何度観ても胸が熱くなる。
- 主役の子、歌もバレエも上手すぎ!体力どうなってるの?笑
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督スティーヴン・ダルドリー
- 主演エリオット・ハンナ
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イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化して映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。ローレンス・オリビエ賞やトニー賞に輝いた舞台劇「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で注目された気鋭の劇作家サイモン・スティーブンスが、アントン・チェーホフの名作戯曲「ワーニャ伯父さん」を1人芝居に仕立てて描いた舞台劇「ワーニャ」を収録。
テレビドラマ「Fleabag フリーバッグ」「シャーロック SHERLOCK」のアンドリュー・スコットが複数の登場人物を演じ分け、希望、夢、後悔といった人間の複雑な感情を浮き彫りにしていく。
2016年にスクリーン・インターナショナルの「スターズ・オブ・トゥモロー」に選出された演出家サム・イェーツが演出を手がけた。
ネット上の声
- アンドリュー・スコットの一人芝居、圧巻。息遣い一つで役が変わる瞬間は鳥肌もの。表情だけで誰を演じているか分かるのが本当に
- これはもう点数が付けられない。とにかく凄かったの一言に尽きる。
- 素晴らしかった!
- 「ワーニャ伯父さん」を一人で演じるってどうなるかと思ったけど、想像以上。新しい観劇体験だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演アンドリュー・スコット
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19世紀ヨーロッパ、生命創造の禁忌を犯した科学者と、彼に見捨てられ愛を渇望する怪物の、孤独と復讐の悲劇。
若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインが、神の領域に足を踏み入れ、死体から新たな生命を創造。しかし、生まれた“怪物”の醜悪な姿に恐怖した彼は、自らの創造物を拒絶し、見捨ててしまう。知性と純粋な心を持って生まれた怪物は、人間社会から疎外され、孤独の闇へと突き落とされる。愛を求め、受け入れられることを願うも、待っていたのは迫害と絶望。やがてその心は憎しみに染まり、自分を創り出したヴィクターへの壮絶な復讐を誓う。創造主と被造物の、逃れられぬ宿命を描く魂の物語。
ネット上の声
- カンバーバッチが怪物役のバージョンを鑑賞。演技が凄まじすぎて息をするのも忘れた。これは映画館で観れて本当に良かった!
- 主演二人の役者魂に圧倒された。どっちのバージョンも観たくなるやつ。
- とにかく圧巻。
- 舞台ならではの演出と、生々しい演技が素晴らしい。怪物の孤独が痛いほど伝わってきて、色々考えさせられたな。
ホラー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ベネディクト・カンバーバッチ
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ネット上の声
- モースからのファンです。ルイスが警部になって帰ってきてくれて感無量。ハサウェイとのコンビも最高で、オックスフォードの美しい街並みも相まって毎回引き込まれます。
- 重厚で見応えのある本格ミステリー。派手さはないけど、じっくり謎解きを楽しみたい人にはたまらない作品。
- これぞ英国ミステリーの真骨頂。
- ルイスとハサウェイのやり取りが好き!知的で皮肉屋なハサウェイが良い味出してる。
ヒューマンドラマ
- 製作年---年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ケヴィン・ウェイトリー
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18世紀ウィーンの宮廷を舞台に、神に愛された天才モーツァルトと、その才能に嫉妬する凡才サリエリの魂の対決を描く傑作舞台。
舞台は18世紀、音楽の都ウィーン。皇帝に仕える宮廷音楽家アントニオ・サリエリは、その地位と名声に満足していた。しかし、彼の前に一人の若者が現れる。下品で礼儀知らず、だが神に愛されたとしか思えない圧倒的な才能を持つ男、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。その才能を目の当たりにしたサリエリは、激しい嫉妬と憎悪の炎に身を焦がす。なぜ神は、こんな男に天賦の才を与えたのか。神への信仰とモーツァルトへの殺意の間で引き裂かれ、サリエリは恐るべき計画を実行に移す。天才の栄光と破滅を克明に描く、圧巻の舞台劇。
ネット上の声
- 映画版も好きだけど、舞台ならではの生々しさがすごい。サリエリの嫉妬と苦悩が痛いほど伝わってきて、完全に引き込まれた。
- 天才への嫉妬ってここまで人を狂わせるのか…。圧巻でした。
- とにかく観てほしい!
- 重厚で見応えはあったけど、少し長かったかな。でも役者の熱演は必見。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ルシアン・ムサマティ
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テレビドラマ「ドクター・フー」シリーズの10代目ドクター役で人気を集めるデビッド・テナントが主演を務め、大きな話題を呼んだ舞台「マクベス」を映像収録し劇場公開。
2024年1月にロンドンの劇場ドンマー・ウエアハウスにて上演された公演を収録。主君を暗殺して王位に就いた将軍マクベスの運命を描くシェイクスピアの名作悲劇を、日本でも舞台「豊饒の海」の演出を手がけたことで知られる名演出家マックス・ウェブスターによる独創的な演出で描きだす。
テレビドラマ「グッド・ワイフ」のクシュ・ジャンボがマクベス夫人役を務めた。
ネット上の声
- デヴィッド・テナントの演技に圧倒された。終わった後の余韻がすごい。映画館で観れて本当に良かった。
- とにかくカッコよかった!
- 観る前にあらすじ読んでおいて正解だったw 内容知ってると演出に集中できる。
- モノクロの衣装とキルト姿がオシャレで最高だった。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間115分
- 監督---
- 主演デヴィッド・テナント
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かつての放蕩王子が、今やイングランドの若き王。圧倒的劣勢の中、フランスとの存亡を懸けた決戦に挑むシェイクスピア史劇。
舞台は15世紀のイングランド。かつては放蕩の限りを尽くしたハル王子が、今やイングランド王ヘンリー五世として即位。若さゆえに国内外から侮られる彼は、王としての威厳を示すため、フランス王位の継承権を主張し、敵地へと乗り込む。しかし、彼の軍は長旅と病で疲弊し、兵力で遥かに勝るフランス軍の目前に絶体絶命の危機。決戦前夜、王は身分を隠して兵士たちの本音を聞き、王冠の重圧に苦悩する。王の言葉は、兵士たちを奮い立たせることができるのか。
ネット上の声
- トムヒ最高!これぞ王の器。
- 放蕩息子だったハル王子が、見事に王として成長していく姿が圧巻。シリーズ通して見てよかった。
- シェイクスピアの舞台をそのまま映画にしたみたいで重厚感があった。言葉遣いも難しかったけど、トム・ヒドルストンの演技に引き込まれて最後まで見れた。
- 昔の戦争ってこんな感じだったのかな。泥臭くてリアルな戦場のシーンが印象的だった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イギリス
- 時間139分
- 監督テア・シャーロック
- 主演トム・ヒドルストン
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取り壊しが決まった劇場を舞台に、かつてのスターたちが再会し、過去の栄光と現在の人生が交錯する一夜を描いた伝説的ミュージカルの舞台映像。
舞台は1971年のニューヨーク。取り壊しを目前に控えたワイズマン劇場で、かつてレビューショー『ワイズマン・フォリーズ』を彩ったスターたちの同窓会が開かれる。30年ぶりに再会した彼らは、シャンパンを片手に昔話に花を咲かせるが、その心には現在の人生への後悔や満たされない想いが渦巻いていた。やがて舞台上には若き日の彼らの幻影が現れ、過去の選択と現在の自分自身に容赦なく向き合うことを強いる。一夜限りのパーティーで繰り広げられる、夢と現実、過去と現在が交錯するほろ苦い人生の物語。
ネット上の声
- 幕が開いた瞬間の鳥肌が忘れられない!これから凄いものが始まるぞっていう予感が的中。俳優陣の演技のぶつかり合いが圧巻でした。
- 最高でした!
- 再上映でやっと観れた!往年のスターたちの悲哀が心に沁みます。
- これぞブロードウェイの真髄って感じ。豪華絢爛な舞台と音楽、そして人間ドラマ。劇場で観れて本当に良かった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演イメルダ・スタウントン
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全てが歪み、崩れ落ちていく記憶の迷宮。父の視点で描かれる、かつてない認知症の衝撃的体験。
ロンドンの高級アパートで一人暮らしを送る81歳のアンソニー。娘のアンは、恋人とパリで暮らすため、父の介護を手配しようとする。しかし、アンソニーは頑なにそれを拒否。彼の周りでは不可解な出来事が次々と発生。見知らぬ男がリビングに現れ、娘の顔が別人に変わり、時間や場所の感覚さえも曖昧に。これは現実なのか、それとも彼の記憶が作り出した幻なのか。揺らぎ続ける現実の中で、彼は自身の尊厳を守ろうと必死にもがく。観る者の認識を根底から揺さぶる、傑作心理ミステリー。
ネット上の声
- アンソニー・ホプキンスの演技が凄すぎて鳥肌。これはただのドラマじゃなく、上質なサスペンスだった。
- 傑作。認知症の方が見ている世界を追体験した。
- 何が現実で何が記憶なのか、主人公と一緒に混乱していく感覚。他人事とは思えず、胸が締め付けられました。
- 認知症をテーマにした映画の概念が変わる。斬新な演出と脚本に脱帽。アカデミー賞も納得です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間97分
- 監督フロリアン・ゼレール
- 主演アンソニー・ホプキンス
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余命宣告を受けたシングルファーザー。それは、3歳の息子に最高の未来を贈るための、切なくも温かい“新しい家族”探しの旅の始まり。
イギリス・北アイルランドの街で、窓拭き清掃員として働くジョン。彼は3歳の息子マイケルを男手ひとつで育てる、心優しい父親。ささやかだが愛に満ちた二人の暮らし。しかしある日、ジョンは病によって余命数ヶ月と宣告される。唯一の心残りは、一人残される幼い息子のこと。ジョンは、自分が亡き後、マイケルを託すための“新しい家族”を探し始めることを決意。ソーシャルワーカーと共に様々な家庭を訪ね歩くが、完璧な家族など存在しない現実と、息子との別れが迫る時間に、彼の心は引き裂かれていく。限られた時間の中で、彼が見つけ出す愛の形とは。
ネット上の声
- 号泣。親として色々考えさせられた。今年一番良かったかも。
- 静かで美しい映画。エンディングでじわじわきた。
- 泣けるって聞いてたけど、私はそこまでじゃなかったかな。淡々と進みすぎかも。
- 父と子の絆にただただ涙。重いテーマなのに、絶望だけじゃなく愛情が詰まっててすごい。ジョンの優しい眼差しが忘れられない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国イタリア,ルーマニア,イギリス
- 時間95分
- 監督ウベルト・パゾリーニ
- 主演ジェームズ・ノートン
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19世紀イギリス、階級社会を舞台に、高慢な男と偏見に満ちた女の誤解から始まる恋の駆け引き。
舞台は19世紀初頭のイギリスの田舎町。ベネット家の次女エリザベスは、知性と独立心に富むが、第一印象で人を判断しがちな偏見の持ち主。彼女の前に現れた、裕福でハンサムだが高慢な紳士ダーシー。舞踏会での彼の無礼な態度に、エリザベスは強い反感を抱く。姉の恋路や妹の奔放な行動、そしてダーシーの不可解な振る舞いに翻弄される日々。誤解と社会的な制約が、二人の間に見えない壁を築く。様々な出来事を経て、互いの本当の姿を知り始める二人。果たして、高慢と偏見を乗り越え、真実の愛にたどり着けるのか。その決断の時。
ネット上の声
- 原作の世界観がそのまま映像になってて感動。衣装も風景も美しくて、18世紀のイギリスにタイムスリップしたみたい。ダーシーがとにかく素敵!
- 6時間と聞いて覚悟したけど、面白すぎて一瞬だったw
- ダーシー最高!
- 華麗な英国の世界にどっぷり浸れました。目の保養になります。
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督サイモン・ラングトン
- 主演コリン・ファース
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イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化してスクリーン上映するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。TVドラマ「ROME ローマ」などで知られる俳優サイモン・ウッズの劇作家デビュー作で、1980年代サッチャー政権下のイギリスを舞台に、政治家とその妻の結婚の危機を描いた「ハンサード」を収録。保守党の政治家ロビンは、妻ダイアナと30年来共有していたコッツウォルズの邸宅に戻る。しかしそこは理想的な家とは程遠い、荒んだ場所へと成り果てていた。妻は酔っ払い、庭はキツネに荒らされる中、潜めていた秘密の事柄があちこちから顔を出しはじめる。出演は「gifted ギフテッド」のリンゼイ・ダンカンと「ミス・シェパードをお手本に」のアレックス・ジェニングス。
ネット上の声
- 保守党の夫とリベラルな妻の舌戦がすごかった。まさに今の日本にも通じる話で、考えさせられる部分が多かったな。最後の一言に全て持っていかれた感じ。
- 夫婦の会話劇、最高でした!最後のカーテンコールで泣きそうになった。
- 冒頭からずっと嫌味の応酬で、ちょっと疲れちゃったかも…。役者さんはすごいんだけど。
- 心を撃ち抜かれた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演リンゼイ・ダンカン
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2018年、タイ。豪雨で洞窟に閉じ込められた少年サッカーチーム13人。全世界が固唾を飲んだ、奇跡の救出劇の真実。
舞台は2018年、タイ北部のタムルアン洞窟。地元のサッカーチームの少年12人とコーチが、予期せぬ豪雨による増水で洞窟の奥深くに閉じ込められてしまう。救出のために世界中から集まった経験豊富な洞窟ダイバーたちが挑むのは、少年たちの生存確認と、複雑で危険な水中洞窟からの救出という前代未聞のミッション。刻一刻と迫るタイムリミット、低下する酸素濃度、そして予測不能な天候との過酷な戦い。地元住民、タイ海軍特殊部隊、そして各国の専門家が知恵と勇気を結集し、誰もが不可能だと思った作戦に挑む。
ネット上の声
- 結末を知ってるはずなのに、手に汗握るってこういうことか!救出シーンの緊迫感が半端なくて、2時間ずっと息止めてた気分。実話の重みがすごい。
- 本当に感動した。子供たちを助けるために命をかける人たちの姿に涙が出そうになった。
- ロン・ハワード監督の手腕が光る。派手な演出はないけど、淡々と事実を積み重ねていくことで、逆にリアルな恐怖と絶望感が伝わってきた。
- とにかくハラハラドキドキ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間149分
- 監督ロン・ハワード
- 主演ヴィゴ・モーテンセン
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レネー・ゼルウィガー主演の世界的ヒット作「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの9年ぶりの続編となる第4作。
4年前、最愛の夫マークがスーダンでの人道支援活動中に命を落とし、深い悲しみを抱えながらシングルマザーとして2人の子どもを育てるブリジット。自分の欲を捨てて全力で子育てに専念してきたが、親友たちや元恋人ダニエルに支えられ、テレビ局の仕事に復帰することに。そんなある日、ブリジットは公園で出会った29歳の男性ロクスターとアプリでつながり、距離を縮めていく。その一方で、厳しい理科教師ミスター・ウォーラカーが息子ビリーに向ける真摯な優しさを知り、どこか気になる存在に。子育てや仕事に追われながら、子どもたちに「いつでもマークが恋しい」と話すブリジットだったが……。
ドラマ「プライム・ターゲット 狙われた数列」のレオ・ウッドールがロクスター、「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォーがウォーラカーを演じ、ダニエル役のヒュー・グラントらおなじみの顔ぶれも登場。「To Leslie トゥ・レスリー」のマイケル・モリス監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 歳を重ねてもブリジットはブリジットのまま!笑ったし、最後はホロリとさせられた。
- まさかの続編!待ってました!
- 正直、もういいかなと思ってたけど、観たらやっぱり面白かった。さすがです。
- 最高だった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国イギリス,フランス,アメリカ
- 時間125分
- 監督マイケル・モリス
- 主演レネー・ゼルウィガー
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2022年まで北アイルランドでは公用語として認められていなかったアイルランド語でラップをし、過激なリリックとパフォーマンスで注目を集める北アイルランド出身のヒップホップトリオ「KNEECAP」の誕生を、アイルランド語法制化を求める抗議活動を背景にたどった半自伝的ドラマ。北アイルランド紛争の傷跡が残る西ベルファストの労働者階級の若者たちの姿を、ユーモアを交えながらスタイリッシュな演出で描き出す。
ベルファストで生まれ育ったドラッグディーラーのニーシャ(MCネーム:モウグリ・バップ)と、幼なじみのリーアム(MCネーム:モ・カラ)。麻薬取引で警察に捕まったモウグリは英語を話すことを頑なに拒み、反抗的な態度を貫く。そこに通訳として派遣された音楽教師・JJ(MCネーム:DJプロヴィ)は、モウグリの手帳につづられていたアイルランド語の歌詞を見て、その才能に目をつける。3人は抑圧されてきたアイデンティティと母国語の権利を取り戻すべく、アイルランド語のヒップホップを始めるが……。
KNEECAPのメンバー3人が演技初挑戦にして本人役を好演。共演にマイケル・ファスベンダー。2024年・第40回サンダンス映画祭NEXT部門の観客賞をはじめ、世界各地で数々の賞を受賞した。
ネット上の声
- アイルランドのラップグループの話って聞いてたけど、想像の100倍面白かった!音楽も最高だし、笑いと社会風刺のバランスが絶妙。これは絶対見るべき。
- とにかくエネルギッシュ!元気もらえる映画。サントラも即買いしましたw
- 最高!笑った!
- 勢いがすごい。ストーリーは少し荒削りな部分もあるけど、それを補って余りあるパワーがあった。若者のエネルギーって感じ。
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間---分
- 監督リッチ・ペピアット
- 主演モウグリ・バップ
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娘を殺された母の怒りが、田舎町に3枚の広告看板を立てさせた。警察への挑戦状から始まる、予測不能のクライムサスペンス。
アメリカ中西部の田舎町、ミズーリ州エビング。娘を殺害されたミルドレッド・ヘイズは、7ヶ月経っても一向に進展しない警察の捜査に憤りを募らせていた。彼女はついに、町外れの寂れた道路に3枚の巨大な広告看板を設置。「なぜ犯人は捕まらない?」と、尊敬される警察署長を名指しで痛烈に批判。この過激な行動は、小さな町に大きな波紋を広げ、ミルドレッドと警察、そして町全体との間に激しい対立を生む。憎しみの連鎖は、誰もが予想しなかった結末へと暴走していく。
ネット上の声
- 脚本と役者の演技、全てが完璧。人間の複雑な感情が見事に描かれていて、唸らされた。これは名作。
- 重いテーマだけど、ブラックユーモアもあって最後まで飽きずに見れた。
- 鑑賞後も色々考えさせられる、まさに大人のための映画。すごい作品でした。
- 期待してたけど、全体的に暗くて登場人物にも共感できず…。私には合わなかったです。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間116分
- 監督マーティン・マクドナー
- 主演フランシス・マクドーマンド
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ネット上の声
- 原作ファンも納得の出来栄え!ジェインとロチェスターの魂のぶつかり合いが最高。主演二人の演技が素晴らしくて引き込まれました。
- ロチェスター様が魅力的すぎる…!暗い雰囲気も相まってドキドキした。
- 重厚な人間ドラマ。少し長いけど見応えは十分。昔のイギリスの雰囲気が好きな人におすすめ。
- 何度見ても名作。
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督スザンナ・ホワイト
- 主演ルース・ウィルソン
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過去の栄光にすがる女と、野性的な義弟。蒸し暑いニューオーリンズで、二つの魂が激しく衝突する舞台劇。
過去の幻影を追う落ちぶれた南部淑女、ブランチ・デュボワ。彼女が身を寄せたのは、妹ステラの住むニューオーリンズの質素なアパート。そこには、野性的で粗暴な妹の夫スタンリーがいた。ブランチが築き上げた虚構の世界と、スタンリーが支配する厳しい現実。二人の危険な緊張関係は、やがて避けられない破局へと向かう。テネシー・ウィリアムズ不朽の名作を、現代に蘇らせた圧巻の舞台。
ネット上の声
- 主演女優の演技がとにかく圧巻。狂気と繊細さが同居していて、目が離せなかった。舞台の熱量がスクリーン越しでも伝わってくる。
- 劇場で観てるかのような臨場感!これは映画館で観る価値あり。
- 主演の女優さん、マジで凄すぎた…!鳥肌立ったわw
- 最高でした!
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ジリアン・アンダーソン
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ネット上の声
- さすがBBC制作のディケンズ作品。映像も衣装も美しくて、世界観にどっぷり浸れました。長いけど見始めたら止まらない!俳優さんたちの演技も素晴らしかったです。
- アーサーとエイミーのじれったい恋模様に最後までハラハラ。ラストは本当に感動した。
- 面白かった!一気見しちゃった。
- 話がちょっと複雑で登場人物も多いから、途中ちょっと混乱したかな。でも最後まで見るとスッキリする。
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演クレア・フォイ
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1976年F1黄金期。天才肌のプレイボーイと、頭脳派の秀才。正反対の二人のレーサーが命を懸けた伝説のシーズン。
舞台は1976年のF1世界選手権。華やかな世界で女性たちを魅了する天才的で野性的なレーサー、ジェームス・ハント。対するは、レースを科学的に分析し、リスクを徹底的に嫌う頭脳派のニキ・ラウダ。性格もレーススタイルも正反対の二人は、互いを激しくライバル視し、シーズンを通して熾烈なチャンピオン争いを展開。そんな中、ラウダを襲う悪夢の大クラッシュ。再起不能と思われた彼が、驚異的な精神力でレースに復帰。二人の男のプライドと友情が交錯する、伝説のシーズン最終戦の幕開け。
ネット上の声
- とにかくアツくてカッコよかった!!男の友情っていいな。
- F1全く知らなかったけど、めちゃくちゃ引き込まれた。レースシーンの迫力もすごいし、対照的な二人の天才レーサーの生き様がたまらない。実話っていうのがまた熱い。
- うーん、期待してたほどではなかったかな。レースとか車に興味ないとちょっと退屈かも。
- ライバルって尊い。
友情、 カーレース、 伝記、 ヒューマンドラマ、 スポーツ
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ,ドイツ,イギリス
- 時間124分
- 監督ロン・ハワード
- 主演クリス・ヘムズワース
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第二次世界大戦下のワルシャワ。ナチスドイツの侵攻により全てを奪われた天才ユダヤ人ピアニストの、壮絶なサバイバル。
1939年、ナチスドイツが侵攻したポーランドの首都ワルシャワ。ユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの日常は、突如として終わりを告げる。家族と共にワルシャワ・ゲットーへ強制移住させられ、飢えと屈辱の日々。やがて強制収容所への移送が始まる中、彼は奇跡的にゲットーから脱出。しかし、そこからが本当の地獄の始まり。廃墟と化した街を独り彷徨い、飢えと寒さ、そしていつ見つかるか分からない恐怖と戦う日々。彼の唯一の希望は、心の中で奏でる音楽。極限状況の中、一人のドイツ人将校との出会いが彼の運命を大きく変える。音楽が繋いだ魂の軌跡。
ネット上の声
- 戦争の悲惨さと、その中で生き抜く人間の生命力を描いた傑作。ただただ無力に逃げ惑う主人公の姿がリアルで、胸が締め付けられた。音楽が唯一の希望だったのが印象的。
- 観るのが辛いシーンも多いけど、ラストのピアノのシーンは本当に鳥肌モノ。音楽の力ってすごい。
- 歴史的に重要な映画なのはわかる。でも、全体的に重くて暗いから、正直2回目は見れないかな…。
- 間違いなく生涯ベストの一本。
ホロコーストが舞台、 ピアニスト、 戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス,ドイツ,ポーランド,イギリス
- 時間148分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演エイドリアン・ブロディ
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過去に戻る能力を手に入れた青年が、愛する人との日々を通して知る、人生のかけがえのなさと本当の幸せの物語。
イギリスのコーンウォールに住む青年ティムは、21歳の誕生日に父から一家の男たちに伝わる秘密を知らされる。それは、過去に戻って人生をやり直せるタイムトラベルの能力。恋人を見つけるため、ティムはロンドンで出会ったメアリーとの運命的な出会いを何度もやり直し、ついに恋を成就させる。しかし、過去を少し変えるだけで、現在が予期せぬ方向に変わってしまうことも。結婚、出産、そして家族との時間。愛する人々とのかけがえのない日々の中で、彼はどんな過去の修正よりも、今この瞬間を大切に生きることの素晴らしさに気づいていく。
ネット上の声
- ただの恋愛映画だと思ってたら大間違い。家族愛、特に父親との関係に号泣しました。何気ない毎日を大切にしようって心から思える、温かい気持ちになる映画です。
- 設定がちょっとご都合主義かな…。主人公が能力を使いこなせてない感じがして、あまりハマれませんでした。
- ありふれた日常こそが幸せなんだと気づかせてくれる作品。見終わった後、自分の周りの人を大切にしたくなりますね。
- 人生で一番好きな映画になった!
タイムトラベル、 ヒューマンドラマ、 コメディ
- 製作年2013年
- 製作国イギリス
- 時間124分
- 監督リチャード・カーティス
- 主演ドーナル・グリーソン
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この小さな「部屋」が、僕の世界のすべてだった。監禁された母と、そこで生まれた息子の衝撃的な脱出劇。
7年間、庭の小屋に監禁されている母ジョイ。そこで生まれ育ち、小さな「部屋」が世界のすべてだと信じる5歳の息子ジャック。息子の5歳の誕生日、母はついに真実を語る。この壁の向こうには、本当の世界が広がっていると。息子の未来のため、母は命懸けの脱出計画を決意。計画の鍵を握るのは、まだ見ぬ世界を恐れる幼いジャック。母と子の絆だけを頼りにした、衝撃的な脱出の物語。
ネット上の声
- 脱出したら終わりかと思いきや、その後の現実が本当に深かった。子役の子の演技が天才的で、彼の目を通して見る世界に引き込まれました。傑作。
- 親子の絆の強さにただただ涙。狭い「へや」が世界の全てだった男の子の視点が切なくて、でも力強い。見てよかった。
- とにかく子役の演技がすごい。
- 重いテーマだけど、希望も感じられる。ただ、単純なハッピーエンドじゃないから、見る人を選ぶかもね。
誘拐、 脱出、 監禁、 ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,カナダ
- 時間118分
- 監督レニー・アブラハムソン
- 主演ブリー・ラーソン
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「スター・ウォーズ」シリーズのレイ役で知られるデイジー・リドリーの主演で、女性として初めて英仏海峡を泳いで渡ることに成功した実在の水泳選手トゥルーディ・イーダリーの半生を描いたドラマ。
1905年、アメリカのニューヨークで生まれ育ったトゥルーディ・イーダリーは、目標を達成するためにはどんなことにも真摯に取り組む努力家だった。まだ女性が泳ぐことが一般的でなかった当時、世間から白い目で見られながらもあきらめず、姉や献身的なコーチらに支えられながら、1924年パリオリンピックに出場を果たす。そして彼女は、屈強な男だけが達成できると言われた英仏海峡を泳いで渡ることに挑戦しようと決意。女性には不可能だという声をはねのけ、困難に立ち向かっていく。
監督は「マレフィセント2」「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のヨアヒム・ローニング、脚本は「ライオン・キング」のジェフ・ナサンソン。製作は「トップガン マーヴェリック」ほか、「バッドボーイズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど数々のヒット作を送り出してきたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー。Disney+で2024年7月19日から配信。
ネット上の声
- ディズニー+で何となく見始めたら大ヒット!実話っていうのが信じられないくらいドラマチックで、主人公のひたむきさに胸を打たれた。勇気をもらえる一本。
- すげえいい映画だった!
- デイジー・リドリーの演技が素晴らしかった。強い女性の物語はやっぱり良いね。
- ドーバー海峡を泳いで渡った女性の実話。派手さはないけど、静かな感動がある。こういう映画がもっと評価されてほしいな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,イギリス,ハンガリー,イタリア,フランス
- 時間130分
- 監督ヨアヒム・ローニング
- 主演デイジー・リドリー
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イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化して映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。映画「1917 命をかけた伝令」や舞台「リーマン・トリロジー」などでおなじみの名匠サム・メンデスが演出を手がけ、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の劇作家ジャック・ソーンがイギリス映画界を代表する俳優リチャード・バートンを題材に描いた舞台劇「ザ・モーティヴ&ザ・キュー」を収録。
1964年、エリザベス・テイラーと結婚したばかりのリチャード・バートンは、ジョン・ギールグッドによる厳格な演出のもと、ブロードウェイの実験的な新作「ハムレット」で主演を務めることに。しかしリハーサルが進むにつれて2つの時代の演劇が衝突し、俳優と演出家の関係は崩壊の危機に陥っていく。
テレビドラマ「SHERLOCK シャーロック」シリーズのマーク・ゲイティスが演出家ギールグッド、「スターダスト」のジョニー・フリンが俳優バートンを演じ、2024年ローレンス・オリビエ賞にてゲイティスが主演男優賞を受賞。
ネット上の声
- 伝説の舞台『ハムレット』の稽古場を覗き見してる感覚がすごい。二人の天才俳優の火花が散る様は圧巻だった!演劇好きは必見。
- NTLiveで観劇。舞台裏ってこんな感じなんだ!面白かった。
- 最高でした!
- 1964年の舞台の裏側を描くとは。役者と演出家の心理戦がヒリヒリして、最後まで目が離せなかった。見応えある作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演マーク・ゲイティス
-
演劇界の頂点に君臨する大女優と、彼女に憧れる無垢な少女。その出会いが、嫉妬と野望渦巻く世界の幕を開ける。
ロンドンのウェストエンド。ブロードウェイの大女優マーゴ・チャニングは、キャリアの岐路に立っていた。そんな彼女の前に現れた、熱狂的なファンだと名乗る若く美しい少女イヴ。マーゴは純粋な彼女を信じ、アシスタントとして側に置く。しかしそれは、巧妙に仕組まれた罠の始まり。イヴの隠された野望が、マーゴの地位、恋人、友人、その全てを静かに奪い去っていく。華やかな世界の裏側で繰り広げられる、女たちのプライドを懸けた心理スリラー。
ネット上の声
- 舞台の映像化ってどうなんだろうと思ってたけど、役者の息遣いまで伝わってきて最高だった。演出も斬新で引き込まれた!
- 主演二人の演技のぶつかり合いが凄まじい。
- 圧巻でした!
- 演劇好きにはたまらないと思う。映像ならではの良さがあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ジリアン・アンダーソン
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「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した。
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。
プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、第96回アカデミー賞で自身2度目となる主演女優賞を受賞。天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じた。脚本は「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラ。アカデミー賞では作品賞ほか計11部門にノミネートされ、ストーンの主演女優賞のほか、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門を受賞した。
ネット上の声
- 映像美と衣装がとにかく最高!エマ・ストーンの演技が凄すぎて、ベラの成長から目が離せなかった。世界観にどっぷり浸れる映画。
- 久しぶりに「すごいものを見た」って感じ。哲学的で、自分の常識が揺さぶられる体験だった。
- 世界観は独特だけど、性的な描写が強すぎてちょっと引いてしまった。人を選ぶ映画かな。
- とにかく全部が面白かった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間141分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演エマ・ストーン
-
醜い容姿と歪んだ野心。シェイクスピア史上最も邪悪な王が、策略と裏切りでイングランドの玉座を狙う、漆黒の歴史劇。
15世紀、長きに渡る薔薇戦争が終結したイングランド。しかし、平和の裏で静かに牙を研ぐ男の存在。王弟グロスター公リチャード。生まれ持った醜い容姿への劣等感を、歪んだ権力欲へと昇華させた彼は、王座に至る道にいる全ての者を排除する決意。甘言で味方を欺き、無慈悲な刃で肉親を葬る。その邪悪な策略は次々と成功し、彼はついにイングランド王リチャード三世として君臨。しかし、血で染められた王冠がもたらすのは、栄光か、それとも底なしの孤独と破滅か。シェイクスピアが描く、史上最も魅力的な悪のカリスマの物語。
ネット上の声
- カンバーバッチの悪役っぷりが最高!惹き込まれました。
- シェイクスピア史劇の壮大なフィナーレ。リチャード三世の狂気と孤独が見事に描かれていて見応えがあった。
- 家でも観たけど、やっぱり劇場のスクリーンは迫力が違う!
- 主人公がカメラ目線で語りかけてくる演出が斬新で面白かった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国イギリス
- 時間135分
- 監督ドミニク・クック
- 主演ベネディクト・カンバーバッチ
-
1980年代初頭のアイルランドを舞台に、9歳の少女が過ごす特別な夏休みを描いたヒューマンドラマ。第72回ベルリン国際映画祭で子どもが主役の映画を対象にした国際ジェネレーション部門でグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートもされた。
1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす寡黙な少女コットは、夏休みを親戚夫婦キンセラ家の緑豊かな農場で過ごすことに。はじめのうちは慣れない生活に戸惑うコットだったが、ショーンとアイリンの夫婦の愛情をたっぷりと受け、ひとつひとつの生活を丁寧に過ごす中で、これまで経験したことのなかった生きる喜びを実感していく。
本作がデビュー作となるキャサリン・クリンチが主人公コットを圧倒的な透明感と存在感で繊細に演じ、IFTA賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞を史上最年少の12歳で受賞。アイルランドの作家クレア・キーガンの小説「Foster」を原作に、これまでドキュメンタリー作品を中心に子どもの視点や家族の絆を描いてきたコルム・バレードが長編劇映画初監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 静かで美しいアイルランドの風景と、少女の繊細な表情が忘れられない。セリフは少ないけど、心に深く染み渡るような感動作でした。ラストは涙なしには見られない。
- 自分の居場所を見つけることの大切さを感じた。コットが少しずつ心を開いていく姿に感動。
- ただただ、素晴らしかった。
- 前半の家庭環境がキツすぎて見てるのが辛かった。でも、親戚夫婦の優しさに救われる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間95分
- 監督コルム・バレード
- 主演キャリー・クロウリー
-
1994年、ルワンダ大虐殺の嵐の中、一人のホテルマンが機転と交渉術で1200以上の命を救った、衝撃と感動の実話。
舞台は1994年、民族対立が激化するルワンダの首都キガリ。主人公は、高級ホテル「ホテル・デ・ミル・コリン」の支配人ポール・ルセサバギナ。フツ族の彼が愛する妻はツチ族。ある日、フツ族過激派によるツチ族の虐殺が開始され、日常は一瞬にして地獄絵図へと変貌。ポールはホテルを難民の避難場所とすることを決意し、ツチ族の隣人や家族を匿う。しかし、水も食料も尽き、武装した民兵がホテルを包囲する絶望的状況。彼は機転と交渉術、そして支配人として培ったコネを武器に、宿泊客と避難民を守るため必死の抵抗。果たして、この狂気の中から一人でも多くの命を救い出すことができるのか。彼の究極の選択が、多くの人々の運命を左右する。
ネット上の声
- 学校の授業で観ました。これがほんの数十年前の出来事だなんて信じられなくて、ただただ衝撃でした。自分がいかに世界のことを知らずに生きてきたか痛感させられます。多くの人に観てほしい映画です。
- アフリカ版「シンドラーのリスト」と聞いて鑑賞。見ていて本当に辛かった。でも、これが現実。世界の無関心さが一番恐ろしいと感じた。
- 内容はすごく重くて、知るべき事実だとは思う。でも映画としては、ちょっと淡々と進みすぎたかな…。感情移入しきれなかった部分も。
- 言葉が出ない。ただ、すごい。
ジェノサイド、 アフリカ舞台、 社会派ドラマ、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,イタリア,南アフリカ
- 時間122分
- 監督テリー・ジョージ
- 主演ドン・チードル
-
イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した舞台を映像化してスクリーン上映するプロジェクト「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。2021年4月に他界した女優ヘレン・マックロリーが主演を務めた、劇作家エウリピデス作のギリシャ悲劇「メディア」を収録。夫ジェイソンのために家を出て亡命し、2人の息子を産んだメディア。しかしジェイソンは家族を捨て、メディアは追放され子どもたちとの別離という憂き目にあう。悲しみに暮れるメディアは、ジェイソンへの恐ろしい復讐を企てる。テレビシリーズ「ホロウ・クラウン」の脚本でも知られる劇作家ベン・パワーが脚色を手がけ、人気ユニット「ゴールドフラップ」のアリソン・ゴールドフラップとウィル・グレゴリーが音楽を担当。
ネット上の声
- 主演女優の演技が圧巻。狂気と母性の狭間で揺れる姿に引き込まれて、息をするのも忘れるほどだった。
- 舞台の熱量がスクリーン越しでもビシビシ伝わってきた。これはすごい。
- 内容は重いけど、役者の気迫に最後まで見入ってしまった。
- ただただ、すごい。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ヘレン・マックロリー
-
第一次大戦下の灼熱の砂漠。英国将校がアラブ民族を率い、歴史を動かす伝説と化す壮大な叙事詩。
舞台は第一次世界大戦下のアラビア。英国陸軍の異端児、T.E.ロレンスに下されたアラブ反乱軍への潜入任務。彼はそこで、部族間の対立を超えてアラブ民族を団結させ、オスマン帝国からの独立闘争を指揮。ゲリラ戦の天才的才能を開花させ、英雄へと祭り上げられていく。しかし、灼熱の砂漠での過酷な戦いと、英国の政治的思惑の狭間で、彼の精神は次第に摩耗。自らが何者なのかという苦悩の果てに、彼が下す決断とは。
ネット上の声
- 映画館で観るべき映画の最高峰。CGなしであの映像は信じられない。砂漠の広大さと音楽の壮大さにただただ圧倒された。これはもう芸術作品。
- 主人公ロレンスの人間的な苦悩がすごく伝わってきた。ただの英雄譚じゃない深みがある。
- 名作なのはわかるけど、正直ちょっと長くて途中集中力が切れちゃった。歴史の背景を知ってるともっと楽しめたのかも。
- とにかくスケールがすごい!でも4時間近くあるから、観るのに気合がいるかもw でも観終わった後の満足感は半端ないです。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国イギリス
- 時間227分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演ピーター・オトゥール
-
第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督が、ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫ったミステリー。
全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。
ローレンス枢機卿を「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」の名優レイフ・ファインズが演じるほか、「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、「スキャンダル」のジョン・リスゴー、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが脇を固める。第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。
ネット上の声
- 面白すぎてびっくりした!
- 神に仕える者たちの、誰よりも人間臭い駆け引きが最高に面白い。
- アカデミー賞ノミネートも納得。荘厳な雰囲気と裏腹の人間ドラマに引き込まれました。静かな映画だけど見応えあります。
- ちょっと暗くて静かかな。カトリックに詳しくないと難しいかも。途中で少し眠くなっちゃった。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間120分
- 監督エドワード・ベルガー
- 主演レイフ・ファインズ
-
ネット上の声
- イギリスの上流階級のドロドロ愛憎劇。衣装や調度品も豪華で見応えあるし、人間関係が複雑に絡み合ってて目が離せない!
- 重厚な人間ドラマが見たいならコレ。俳優陣の演技も素晴らしく、引き込まれた。
- とにかく面白い!
- 内容は面白いけど、ちょっと展開がゆっくりかな。もう少しテンポが良いと見やすいかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督クリストファー・メノール
- 主演ジーナ・マッキー
-
黒澤明『生きる』を英国でリメイク。余命宣告を受けた堅物役人が、人生の最後に輝きを求め奔走するヒューマンドラマ。
舞台は1953年のロンドン。役所の市民課長ウィリアムズは、長年無気力な日々を送るだけの男。ある日、彼に下された末期癌の診断。人生の空虚さに直面し、自らの余命がわずかだと知った彼は、初めて死を意識する。これまで無意味に過ごしてきた時間を取り戻すかのように、彼は最後の情熱を燃やす決意。それは、市民から陳情されていた小さな公園の建設。役所の縦割り行政という壁に、たった一人で立ち向かう彼の最後の奉仕。
ネット上の声
- 黒澤版も好きだけど、このリメイクは本当に見事。毎日同じことの繰り返しで、何のために働いてるんだろうって思うことがあるけど、この映画を観てハッとさせられた。ビル・ナイの演技が心に沁みる。
- めちゃくちゃ泣いた。
- とても上品で、静かな感動がある映画でした。主演の方の演技が素晴らしくて、余韻がすごいです。
- 良い話なのは間違いないんだけど、ちょっと展開が単調で眠くなってしまったかな。原作ファンは楽しめるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国イギリス,日本
- 時間103分
- 監督オリヴァー・ハーマナス
- 主演ビル・ナイ
-
インドのスラムで育った少年が、クイズ番組で億万長者に。彼の知識の源泉は、過酷な人生そのものであったという衝撃のドラマ。
2006年、インド・ムンバイ。スラム出身の青年ジャマールが、人気クイズ番組『ミリオネア』で最終問題に到達。不正を疑われ警察に拘束された彼は、なぜ無学の自分が全ての問いに答えられたのかを語り始める。母親の死、ギャングからの逃亡、そして生き別れた初恋の少女との再会を願う旅。彼の過酷な半生で得た経験こそが、奇跡の答えの源泉。賞金よりも大切な目的を胸に、彼は運命の最終問題へ。
ネット上の声
- クイズの答えが全部主人公の壮絶な人生経験から来てるっていう構成が見事。ただのクイズ映画じゃなくて、一人の男の生き様と純愛の物語だった。ラストは感動で鳥肌。
- インドの熱気が伝わってくる!音楽も映像もパワフルで、あっという間の2時間でした。最後のダンスは必見!
- 子供時代の話は見てて辛い部分も多かったけど、それでも希望を失わない主人公に勇気をもらえた。
- アカデミー賞って聞いて期待しすぎたかな。話の展開がちょっとご都合主義に感じてしまった。面白いけど、そこまで絶賛するほどでは…というのが正直な感想。
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間120分
- 監督ダニー・ボイル
- 主演デヴ・パテル
-
イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を映像化してスクリーン上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。アメリカの劇作家アーサー・ミラーが魔女裁判を題材に書き上げた戯曲を、テレビドラマ「ザ・クラウン」でアン王女を演じたエリン・ドハティと「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」にも出演した俳優ブレンダン・カウエル主演で描いた「るつぼ」を収録。
「見ざる、聞かざる、言わざる」の精神で育てられてきたセーラムの若い女性たちは、ある日突然、自分たちの言葉が全能の力を持つことに気づく。やがて地域社会に恐怖、復讐、告発の風潮が広まり、住民たちは恐ろしい裁判に巻き込まれていく。
ベネディクト・カンバーバッチ主演の舞台「ハムレット」を手がけたリンゼイ・ターナーが演出を担当。
ネット上の声
- 翻訳家の広田敦郎さんと柏木しょうこさん(NTLiveの翻訳でよく見かける方だ!)
- セイラム魔女裁判を取り扱った作品なので、非常に重たい内容ではあるが、演出もキャス
- 宗教や信仰、ルールの暴力性、閉鎖感、どんどん誤った方向に導かれる社会性にぐったり
- この舞台を観たあとは、ファクトチェックもろくにせずに安易に「そうだそうだ」なんて
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演エリン・ドハティ
-
イギリスの俳優ケネス・ブラナーが主宰するケネス・ブラナー・シアター・カンパニーが、ロンドンのギャリック劇場で上演した舞台を映像化してスクリーン上映する「ブラナー・シアター・ライブ2016」の1作。ブラナーがメガホンをとったディズニーの実写映画「シンデレラ」のシンデレラ役リリー・ジェームズと王子役リチャード・マッデンが舞台で再共演を果たした、シェイクスピアの恋愛悲劇「ロミオとジュリエット」を収録。トニー賞俳優デレク・ジャコビがロミオの友人マキューシオ役を演じる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演リチャード・マッデン
-
一本のパンから始まった19年の逃亡生活、愛と正義に生きた男の魂の軌跡を、全編に響き渡る歌声で描く感動の叙事詩。
19世紀フランス。一本のパンを盗んだ罪で19年間投獄されたジャン・バルジャン。仮釈放されるも、再び法を破り逃亡者となる。司教の慈悲に触れ、過去を捨てて正しく生きることを決意した彼は、市長として成功。しかし、法の番人ジャベール警部の執拗な追跡が、彼の運命を再び狂わせる。バルジャンは、薄幸の女性ファンティーヌから託された幼い娘コゼットを守り抜くことを誓い、パリへ。そこで彼らを待ち受けていたのは、革命を夢見る若者たちの熱気と、時代の大きなうねり。愛、犠牲、そして希望を力強い歌声で紡ぎ出す、壮大な物語。
ネット上の声
- 革命的ミュージカル映画か、世紀の失敗作か
- 男ですが、隣に座っていた女性より大号泣
- アン・ハサウェイの熱唱は映画史に残る !
- 込み上げてくる切なさに 涙が溢れて……
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イギリス
- 時間158分
- 監督トム・フーパー
- 主演ヒュー・ジャックマン
-
男女が入れ替わり、恋の矢印が交錯する。シェイクスピアの傑作喜劇を、英国演劇の最高峰が贈る極上の舞台。
英国演劇の最高峰「ナショナル・シアター」が贈る、シェイクスピアの傑作喜劇。舞台はイリリアの地。船の難破で双子の兄と離れ離れになったヴァイオラは、男装して「シザーリオ」と名乗り、オーシーノ公爵に仕える。公爵の恋の使者として、彼が想いを寄せる伯爵令嬢オリヴィアのもとへ遣わされるが、なんとオリヴィアが男装の麗人シザーリオに一目惚れ。当のヴァイオラは主人である公爵に心を奪われ、事態は複雑な三角関係に。そこへ行方不明だった兄が現れ、恋の騒動はさらに加速。勘違いが交錯する、笑いとロマンスに満ちた極上の舞台体験。
ネット上の声
- お下品な演出が多めだけど面白かった
- シェイクスピアとは思えないような演出で、繊細な音楽と斬新なセット、俳優さんたちの
- NTliveでシェイクスピア観るの、『真夏の夜の夢』ぶりだけど、こちらも最高に良
- サイモンゴドウィンの「NTL 人と超人」がめちゃくちゃに面白かったので鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演タムシン・グレイグ
-
1984年、サッチャー政権下のイギリス。ストライキ中の炭鉱労働者と、ロンドンのLGBTQ+活動家。出会うはずのなかった二つの魂が起こした、奇跡の実話。
1984年のイギリス。保守的なサッチャー政権に反発する、ロンドンの若きゲイの活動家マーク。彼は、同じく政府に弾圧される炭鉱労働者たちを支援しようと仲間たちに呼びかける。しかし、支援を申し出た先の労働組合からは、偏見から門前払い。それでも諦めない彼らは、ウェールズの小さな炭鉱町へ直接乗り込む決意。最初は戸惑い、反発しあう両者。だが、共に歌い、踊るうちに、彼らの間には固い友情と絆が芽生えていく。社会の片隅で戦う者たちが起こした、笑いと涙の感動の実話。
ネット上の声
- ●皆さんがくれたのは、お金ではなく、友情です。
- 邦題の『パレードへようこそ』もイカしてる
- サッチャー政権の赤字の炭鉱閉鎖計画が背景
- ボーイ・ジョージのようなレズがイケてる!
同性愛、 ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間121分
- 監督マシュー・ウォーチャス
- 主演ビル・ナイ
-
「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディが主演を務め、ホロコーストを生き延びてアメリカへ渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の数奇な半生を描いたヒューマンドラマ。2024年・第81回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞し、第97回アカデミー賞でも主演男優賞ほか3部門を受賞した。
ハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートは第2次世界大戦下のホロコーストを生き延びるが、妻エルジェーベトや姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい生活を始めるためアメリカのペンシルベニアに移住した彼は、著名な実業家ハリソンと出会う。建築家ラースローのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築を依頼。しかし母国とは文化もルールも異なるアメリカでの設計作業には、多くの困難が立ちはだかる。
「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが妻エルジェーベト、「メメント」のガイ・ピアースが実業家ハリソンを演じた。「ポップスター」のブラディ・コーベット監督がメガホンをとった。第97回アカデミー賞では作品賞はじめ10部門にノミネートされ、エイドリアン・ブロディが自身2度目の主演男優賞を受賞。そのほか、撮影賞、作曲賞を受賞した。
ネット上の声
- どのシーンも面白いんだけどちょっとズルい?
- 逆さまにそびえる女神像に見守られし神話
- アメリカンドリーム体現者のbrutalな側面
- 賞レースが楽しみだ(違う意味で)
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,イギリス,ハンガリー
- 時間215分
- 監督ブラディ・コーベット
- 主演エイドリアン・ブロディ
-
保守派の教皇ベネディクト16世と改革派のベルゴリオ枢機卿。対立する2人が交わす、教会の未来を揺るがす対話。
2012年、カトリック教会の総本山ヴァチカン。厳格な教義を重んじる教皇ベネディクト16世は、自身の辞任を考えていた。そんな彼の前に現れたのは、改革派として知られ、次期教皇の有力候補と目されるアルゼンチンのベルゴリオ枢機卿。神学上の立場も性格も正反対の2人。当初は激しく対立するが、対話を重ねるうちに互いの過去の過ちや人間的な弱さをさらけ出し、次第に理解を深めていく。伝統と変革の狭間で揺れる教会を背景に、2人の聖職者が築く予期せぬ友情と、歴史的決断の裏側。
ネット上の声
- 受難の過去を胸にゲッツエの一撃に酔う二人
- 彼らも一己の人間か…“見やすい”意欲作!
- 87点:爺さん同士の話が魅力的なのは何故?
- ローマ教皇とローマ法王の違い
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,イタリア,アルゼンチン,アメリカ
- 時間125分
- 監督フェルナンド・メイレレス
- 主演アンソニー・ホプキンス
-
小さな家と、大きな愛。カナダの片田舎で、絵を描き続けた一人の女性の実話。
1930年代、カナダの田舎町。若年性関節リウマチを患い、家族から厄介者扱いされるモード。自立を求め、孤児院育ちで気難しい魚売りのエベレットの家政婦となる。世間から見放された不器用な二人の共同生活。そんな日々の中、モードは小さな家の壁に絵を描き始める。花、鳥、猫。色鮮やかな絵は、灰色の日常を喜びで満たしていく。やがて彼女の絵は評判を呼び、二人の人生に光を灯す奇跡の始まり。
ネット上の声
- なんつってもサリー・ホーキンスとイーサン・ホークの演技が光ってる
- シェイプ・オブ・ウォーターより断然良い
- モードさんを知ることができてよかった!
- サリー・ホーキンスは、これです!
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国カナダ,イギリス
- 時間116分
- 監督アシュリング・ウォルシュ
- 主演サリー・ホーキンス
-
閉鎖的な村に逃げ込んできた謎の美女グレース。彼女の存在が、偽善に満ちた村人たちの本性を暴き、静かな共同体を狂気の舞台へと変貌させる衝撃のスリラー。
1930年代、ロッキー山脈の麓にある孤立した村「ドッグヴィル」。ある日、ギャングに追われる美しい女性グレースが村へ逃げ込んでくる。村人たちは戸惑いながらも、彼女を匿うことを条件に労働を課す。最初は親切だった村人たち。しかし、彼女の弱みにつけ込み、次第にその要求はエスカレート。やがて、グレースは村人たちの欲望のはけ口となり、奴隷同然の扱いを受けることに。人間の醜い本性が剥き出しになる中、彼女が下す最後の決断。
ネット上の声
- こんな作品は、一度だけでいい!
- ラーさんもうぶっちゃけすぎ!!
- 言葉を失う圧倒的な感動と重さ
- とても、奇妙な作品でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国デンマーク,オランダ,スウェーデン,ドイツ,イギリス,フランス,フィンランド,ノルウェー,イタリア
- 時間177分
- 監督ラース・フォン・トリアー
- 主演ニコール・キッドマン
-
イギリス、ニューカッスル。心臓病で働けなくなった大工が、複雑怪奇な社会保障制度に尊厳を懸けて挑む物語。
イギリス北東部。大工として生きてきたダニエル・ブレイクは、心臓発作で医者から仕事を止められる。国の援助を申請するも、立ちはだかるのは非人間的で煩雑なデジタル社会の壁。そんな中、同じく制度に翻弄されるシングルマザーのケイティと出会う。理不尽な現実に直面しながらも、助け合い、人間としての誇りを守ろうとする二人の闘い。
ネット上の声
- 生きずらくなってしまった世の中で、自尊心を忘れない生き方
- 原題が突きつけられる瞬間、息が止まりそうになる
- 「保育園落ちた 日本死ね」と同じメッセージ
- 弱者に冷淡な母国に対する、静かな強い怒り
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国イギリス,フランス,ベルギー
- 時間100分
- 監督ケン・ローチ
- 主演デイヴ・ジョーンズ
-
英BBCのTVシリーズを、7年ぶりの映画主演となるメル・ギブソン、「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督で映画化したアクションドラマ。ボストン警察の殺人課刑事トーマス(ギブソン)の自宅で、彼の一人娘のエマが殺害される。当初はトーマスが本来の殺しの標的だったと思われていたが、実はエマには秘密があることがわかり……。脚本は「ディパーテッド」でオスカーを受賞したウィリアム・モナハン。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1985年
- 製作国イギリス
- 時間307分
- 監督マーティン・キャンベル
- 主演ボブ・ペック
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イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された舞台を映像収録し、映画館のスクリーンで上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の1作。映画やドラマなど過去に繰り返し映像化されてきたシャーロット・ブロンテによる不朽の名作小説を原作に、大胆でダイナミックに、自由を求めて戦うひとりの女性の生きざまを描いた舞台「ジェーン・エア」を収録。主人公のジェーン・エアが人生のさまざまな障害に真正面から立ち向かい、貧困や不正、苦い裏切りなどを乗り越え、自分の心に従い生きる決断を下す姿を描く。タイトルロールを演じるのは、映画「パディントン」や「ターザン:REBORN」に出演したマデリン・ウォーラル。
ネット上の声
- 悪くはない、ものの、いままでみたNTLive作品(『戦火の馬』『夜中に犬に起こっ
- 原作よまなければ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演マデリン・ウォーラル
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言葉なき世界で繰り広げられる、奇妙で倒錯的な欲望の交錯。シュルレアリスムの巨匠が描く、究極のフェティシズム。
現代のチェコ・プラハ。一見ごく普通に暮らす6人の男女。しかし彼らは、誰にも言えない倒錯した性的欲望を抱え、その充足のため、人知れず奇妙なオブジェを制作。言葉を一切排し、粘土や剥製、生きた鶏までもが絡み合う、それぞれの倒錯した儀式。彼らの日常はかすかに交錯しながらも、その秘密は決して明かされない。やがて訪れる、それぞれの悦楽のクライマックス。
ネット上の声
- ヤン・シュヴァンクマイエルがす、す、すす、すすすすす、好っ・・・ききききき❤️(
- 6人の快楽の達人に「日曜日に…」と書かれた手紙が渡されたことを合図に、それぞれ独
- YouTubeでの見方を教えてもらえてついに見れた!ありがとうございました🙇♀
- ヤン・シュヴァンクマイエル監督による"悦楽の達人"たちへのオマージュ作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国チェコ,イギリス,スイス
- 時間87分
- 監督ヤン・シュヴァンクマイエル
- 主演ペトル・メイセル
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Prime Videoで12月22日(金)独占配信開始
ネット上の声
- フィリックスが死んだ後のオリーのなんとなく薄ら寒い感じ、やっぱりそうだったかーっ
- 毒蛇見たいって言いたいけど、ほんとにハリーポッターのネズミくらいのキモさがある映
- 世界観、主人公、全部好きじゃなかったけど、何となく気になって、とばしとばし見てた
- たまらん!最高だ!バリー・コーガン度マックス!バリー・コーガン好きな人が、こんな
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間131分
- 監督エメラルド・フェネル
- 主演バリー・キオガン