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全50作品。1990年代のヒューマンドラマ映画ランキング

  1. ショーシャンクの空に
    • S
    • 4.65

    無実の罪で投獄されたエリート銀行員が、腐敗した刑務所内で希望を捨てずに生き抜く、感動のヒューマンドラマ。

    1947年、アメリカ。若き銀行家アンディ・デュフレーンは、妻とその愛人を殺害したという身に覚えのない罪で終身刑を宣告される。送られた先は、絶望が支配するショーシャンク刑務所。暴力と腐敗が渦巻く過酷な環境の中、アンディは決して希望を失わない。持ち前の知識を活かして刑務所内の図書係となり、囚人仲間や看守からも一目置かれる存在に。特に、長年の服役で心を閉ざしていた囚人レッドとの間には、特別な友情が芽生える。しかし、彼の胸の内には、誰にも明かさぬ壮大な計画と自由への渇望が燃え続けていた。長い歳月の果てに、彼が起こす奇跡。

    ネット上の声

    • 人生で一番の映画。これ以上はない。
    • 何度見ても感動する。希望を捨てずに生きることの大切さを教えてくれる名作です。
    • みんな絶賛してるけど、正直どこがそんなに良いのか分からなかった。ちょっと期待しすぎたかも。
    • モーガン・フリーマンのナレーションが最高。長い映画だけど全く飽きさせない。ラストの爽快感は何度味わっても鳥肌が立つ!
    刑務所、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国アメリカ
    • 時間143分
    • 監督フランク・ダラボン
    • 主演ティム・ロビンス
  2. レオン/完全版
    • S
    • 4.63

    ニューヨークを舞台に、孤独なプロの殺し屋と家族を失った少女が織りなす、切なくも危険な愛と復讐の物語。

    舞台はニューヨーク。プロの殺し屋レオンは、仕事以外では誰とも関わらず、牛乳を飲み、観葉植物を愛でる孤独な日々。そのアパートの隣室に住む12歳の少女マチルダもまた、家庭に恵まれず孤独を抱えていた。ある日、マチルダが買い物に出ている間に、彼女の家族は麻薬を巡るトラブルから悪徳麻薬取締官スタンスフィールドによって惨殺される。帰る場所を失ったマチルダは、レオンに救いを求め、弟の復讐を誓う。戸惑いながらも彼女を匿うレオン。殺しの技術を教えてほしいと懇願する少女と、初めて人間的な感情に触れる殺し屋。二人の奇妙な共同生活と、命がけの復讐劇の幕開け。

    ネット上の声

    • 文句なしの最高傑作。ラストシーンは涙なしでは見られない。
    • 何度観ても色褪せない。これぞ凶暴な純愛。
    • ゲイリー・オールドマンの狂気的な演技がすごい。主役二人を食っちゃってる感すらある笑。
    • 完全版で観るのが絶対おすすめ。レオンとマチルダの関係性がより深く描かれてて良い。
    ヒューマンドラマ、 アクション
    • 製作年1994年
    • 製作国フランス,アメリカ
    • 時間133分
    • 監督リュック・ベッソン
    • 主演ジャン・レノ
    • レンタル
    • レンタル
  3. シンドラーのリスト
    • S
    • 4.61

    第二次大戦下、金儲け主義のドイツ人実業家が、ユダヤ人の命を救うため全財産を賭けた危険な救出劇。

    1939年、ナチス占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けを企むドイツ人実業家オスカー・シンドラー。彼は安価な労働力としてユダヤ人を雇い、軍需工場を設立。しかし、日に日に激化するユダヤ人への非人道的な迫害を目の当たりにし、彼の心に変化が芽生える。金儲けのためだった工場は、やがてユダヤ人たちの唯一の避難所へ。シンドラーは私財を投じ、ナチスの将校たちを欺きながら、自らの工場で働くユダヤ人たちのリストを作成。そのリストは、死の収容所から命を救うための「命のリスト」となる。一人の男の決断が、歴史の闇に一条の光を灯すまでの軌跡。

    ネット上の声

    • 学校の授業で観るべきとか言われてるけど、本当にその通りだと思う。3時間超えだけどモノクロの映像に引き込まれて全然長く感じなかった。歴史の重みを感じる。
    • 観終わった後、言葉が出ませんでした。命の尊さを改めて考えさせられます。
    • これぞ映画史に残る傑作。
    • 全人類が観るべき映画。特にあの赤い服の女の子のシーンは忘れられない。こういう歴史があったことを絶対に風化させちゃいけない。
    ホロコーストが舞台、 戦争、 実話、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国アメリカ
    • 時間195分
    • 監督スティーヴン・スピルバーグ
    • 主演リーアム・ニーソン
  4. 高慢と偏見
    • S
    • 4.59

    19世紀イギリス、階級社会を舞台に、高慢な男と偏見に満ちた女の誤解から始まる恋の駆け引き。

    舞台は19世紀初頭のイギリスの田舎町。ベネット家の次女エリザベスは、知性と独立心に富むが、第一印象で人を判断しがちな偏見の持ち主。彼女の前に現れた、裕福でハンサムだが高慢な紳士ダーシー。舞踏会での彼の無礼な態度に、エリザベスは強い反感を抱く。姉の恋路や妹の奔放な行動、そしてダーシーの不可解な振る舞いに翻弄される日々。誤解と社会的な制約が、二人の間に見えない壁を築く。様々な出来事を経て、互いの本当の姿を知り始める二人。果たして、高慢と偏見を乗り越え、真実の愛にたどり着けるのか。その決断の時。

    ネット上の声

    • 原作の世界観がそのまま映像になってて感動。衣装も風景も美しくて、18世紀のイギリスにタイムスリップしたみたい。ダーシーがとにかく素敵!
    • 6時間と聞いて覚悟したけど、面白すぎて一瞬だったw
    • ダーシー最高!
    • 華麗な英国の世界にどっぷり浸れました。目の保養になります。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国イギリス
    • 時間---分
    • 監督サイモン・ラングトン
    • 主演コリン・ファース
  5. ライフ・イズ・ビューティフル
    • S
    • 4.59
    1939年、イタリアのトスカーナ地方。陽気なユダヤ人の青年グイドは、美しい小学校教師ドーラと運命的な恋に落ち、息子ジョズエを授かる。幸せな日々も束の間、ユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れ、グイドとジョズエは強制収容所へ送られる。ドーラもまた、愛する家族を追って自ら列車に乗り込む。絶望的な収容所で、グイドは息子に「これは点数を集めて本物の戦車をもらうゲームなんだ」と嘘をつく。飢えと死の恐怖が渦巻く中で、彼はユーモアと想像力を武器に、息子との約束を守り抜こうとする、命がけのゲームの始まり。

    ネット上の声

    • 戦争という重いテーマなのに、前半は笑えて、後半は涙が止まりませんでした。息子のために命がけで嘘をつき通すお父さんの姿に、本当の愛を感じました。
    • 主人公の親父がとにかく最高!あんな過酷な状況でもユーモアを忘れない強さ、憧れるわ。
    • 高評価だから期待したけど、主人公のテンションが無理だった。悲劇をコメディで描くのはいいけど、これはちょっと軽すぎる気がして入り込めなかったな。
    • 大号泣しました…。
    子供が生まれてから見たら大泣きする、 嘘つきが幸せ、 ホロコーストが舞台、 戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国イタリア
    • 時間117分
    • 監督ロベルト・ベニーニ
    • 主演ロベルト・ベニーニ
    • レンタル
  6. 永遠と一日
    • S
    • 4.58

    死を前にした老詩人が、偶然出会った少年と過ごす最後の一日。人生の意味を問う魂の旅路。

    舞台はギリシャ、テッサロニキの港町。余命わずかな高名な詩人アレクサンドロス。家族との思い出が詰まった家を離れ、病院へ向かう最後の一日。偶然出会ったアルバニア難民の少年との交流。国境を越え、少年を故郷へ送り届けようと決意するアレクサンドロス。過去の記憶と現在が交錯する中、彼は人生で本当に大切だったものを見つめ直す。言葉を買い、一日を買い、永遠を手に入れようとした詩人の魂の彷徨。

    ネット上の声

    • 死を前にした詩人と難民の少年が過ごす最後の一日。映像が詩的で本当に美しかった。人生について深く考えさせられる、静かで心に染みる名作だと思う。
    • バスのシーンが幻想的で忘れられない!音楽も相まって、夢の中にいるみたいだった。
    • 独特の長回しが印象的。現実と過去の記憶が入り混じるので少し混乱したけど、それがまたこの映画の味なのかな。静かな映画が好きな人向け。
    • うーん、正直ちょっと退屈だったかも…。芸術的なのはわかるけど、話があまり進まなくて眠くなっちゃったw
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国ギリシャ,フランス,イタリア
    • 時間134分
    • 監督テオ・アンゲロプロス
    • 主演ブルーノ・ガンツ
  7. フォレスト・ガンプ/一期一会
    • S
    • 4.58

    知能指数は人より劣るが、誰よりも純粋な心と俊足を持つ男が、激動のアメリカ現代史を駆け抜ける奇跡のヒューマンドラマ。

    1950年代から80年代のアメリカ。アラバマ州で育った、純粋な心を持つ青年フォレスト・ガンプ。いじめっ子から逃げるために発揮された彼の類まれな俊足が、その後の人生を大きく変える。アメフトのスター選手、ベトナム戦争の英雄、卓球の外交官、そして大企業の社長。アメリカの歴史的な事件や人物と次々と関わりながら、時代を駆け抜けていくフォレスト。しかし、彼の心の中には常に、幼なじみジェニーへの一途な愛。数奇な運命に翻弄されながらも、彼が走り続けた先に見つけた人生で最も大切な宝物。バス停のベンチで語られる、一人の男の波乱万丈な一代記。

    ネット上の声

    • 「人生はチョコレートの箱」ってセリフが有名だけど、本当にその通りだなって思った。フォレストの純粋な生き方に何度も泣かされたし、見終わった後、心がすごく温かくなった。
    • 何度見ても色褪せない不朽の名作。トム・ハンクスの演技がとにかく素晴らしい。
    • うーん、正直あまりハマらなかった。主人公に共感しづらいかな…。
    • 最高!心が洗われました。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国アメリカ
    • 時間142分
    • 監督ロバート・ゼメキス
    • 主演トム・ハンクス
    • レンタル
  8. グリーンマイル
    • S
    • 4.58

    1935年、死刑囚棟を舞台に、看守と奇跡の力を持つ囚人が織りなす、魂を揺さぶる感動のヒューマンドラマ。

    舞台は1935年、大恐慌時代のアメリカ南部にある刑務所の死刑囚棟「グリーンマイル」。看守主任ポール・エッジコムの前に、少女2人を殺害した罪で収監された黒人の大男、ジョン・コーフィの出現。その巨体と裏腹に、子供のように純粋な心を持つコーフィ。やがてポールは、コーフィが触れるだけで病や傷を癒やすという、神のような奇跡の力を目の当たりにする。彼の無実を確信し始めるポール。しかし、死刑執行の日は刻一刻と迫る。看守としての職務と人間としての正義の間で揺れ動くポールが下す、究極の決断。

    ネット上の声

    • 何度見ても涙なしには見られない不朽の名作。3時間という長さを全く感じさせないストーリーの深さと、役者陣の魂の演技に引き込まれます。人間の善と悪について深く考えさせられる映画でした。
    • とにかく号泣。こんなに泣いた映画は初めてかも。
    • 評判が良すぎて期待しすぎたかな。話はよく出来てるけど、ちょっと長すぎるしファンタジー要素がどうも…。感動の押し売り感もあって自分には合わなかった。
    • ただの感動モノかと思ったら大間違い。切なくて、苦しくて、でもどこか温かい。見終わった後、色々と考えさせられる深い映画でした。
    刑務所、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国アメリカ
    • 時間188分
    • 監督フランク・ダラボン
    • 主演トム・ハンクス
    • レンタル
  9. アメリカン・ヒストリーX
    • S
    • 4.56

    憎悪に染まった兄と、彼を崇拝する弟。刑務所での経験を経て、弟を憎しみの連鎖から救おうとする男の魂の再生を描く衝撃の物語。

    舞台は1990年代アメリカ、人種間の緊張が渦巻く街。白人至上主義グループのカリスマ的リーダーだったデレク。黒人殺害の罪で服役した彼は、刑務所内で自らの思想の虚しさを痛感。出所後、彼が目にしたのは、かつての自分を英雄視し、同じ道を歩もうとする弟ダニーの姿。過去の過ちと決別し、最愛の弟を憎悪の連鎖から救い出すためのデレクの必死の説得。しかし、彼らを蝕む深い憎悪の根は、簡単には断ち切れない。兄弟の未来を懸けた、あまりにも過酷な闘いの始まり。

    ネット上の声

    • エドワード・ノートンの演技がとにかく圧巻。狂気に満ちた前半と、改心してからの苦悩の表情の演じ分けがすごすぎる。人種差別っていう重いテーマだけど、これは一度は観ておくべき傑作だと思う。ラストは本当に言葉を失う…。
    • 「怒りは君を幸せにしたか?」っていうセリフがずっと心に残ってる。憎しみの連鎖って本当に怖い。考えさせられる映画でした。
    • 内容はかなりヘビー。でも目を背けちゃいけない問題だよね。刑務所のシーンはリアルで怖かった。ただ、あまりに救いがなくて観終わった後どっと疲れた。
    • とにかく見てほしい。すごい映画。
    人種差別、 どんでん返し、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国アメリカ
    • 時間120分
    • 監督トニー・ケイ
    • 主演エドワード・ノートン
  10. 影の列車
    • S
    • 4.55

    映画黎明期のフィルムに映る謎の男を追う、映画史と記憶を巡るドキュメンタリーの旅。

    1896年、リュミエール兄弟が撮影した『ラ・シオタ駅への列車の到着』。この歴史的なフィルムに映っていたとされる一人のアマチュア映画作家、ジェラール・ルブラン。監督ホセ・ルイス・ゲリンは、この謎に包まれた男の足跡を追って旅に出る。フランスの田舎町を訪ね、残されたフィルムの断片や関係者の証言を収集。それは、映画というメディアが捉えた「時間」と「記憶」、そしてそこに映る人々の「不在」を巡る思索の旅。ドキュメンタリーとフィクションの境界を曖昧にしながら、観る者を映画の原初的な魅力へと誘う映像詩。

    ネット上の声

    • 光と影、そして音だけでここまで幻想的な世界を創り出すなんて…。フィルムの傷や劣化さえもが、失われた記憶の断片みたいで美しかった。まさに「映画」そのものを体験するような作品。
    • まるで古い写真が動き出すような、不思議な感覚。幽霊の見る夢に迷い込んだみたいだった。
    • 正直、何が面白いのかさっぱり…。あまりに実験的すぎて、開始早々寝ちゃいましたw
    • これぞ映画の魔法。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国スペイン
    • 時間82分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演アン・セリーヌ・オーシュ
  11. パンと植木鉢
    • S
    • 4.52

    革命前のイラン、学生運動家だった映画監督と彼が刺した元警官、20年の時を経て再会し、あの日の事件を映画で再現するドキュメンタリードラマ。

    1990年代のイラン、テヘラン。映画監督モフセン・マフマルバフは、新作のオーディション会場で、20年前に自らが刺した元警官と運命的な再会を果たす。学生運動に身を投じていた17歳の頃、警官から銃を奪おうとして彼を刺し、投獄された過去。監督は、この元警官を主役に、あの日の事件を映画として再現することを提案。しかし、撮影が始まると、パンを隠し持っていた若き日の監督と、植木鉢を抱えていた警官、二人の記憶は微妙に食い違う。加害者と被害者がそれぞれの視点から過去を再構築し、和解への道を探る衝撃作。

    ネット上の声

    • 監督自身の過去の事件を映画で再現するって構成がすごすぎる。どこまでが本当でどこからが映画なのか、頭が混乱したけど最後は鳥肌モノだった。
    • 傑作!観てよかった。
    • ちょっと難解だったかな。構成が複雑で一回じゃ理解しきれないかも。でも挑戦的で面白い。
    • こんな映画観たことない!不思議な感覚に包まれる作品でした。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国フランス,イラン・イスラム
    • 時間78分
    • 監督モフセン・マフマルバフ
    • 主演モフセン・マフマルバフ
  12. 北の国から '98時代
    • S
    • 4.52

    北海道・富良野を舞台に、大人になった兄妹がそれぞれの人生の岐路で苦悩する、家族の絆を描く不朽のヒューマンドラマ。

    1998年、北海道・富良野。ゴミ収集の仕事で生計を立てるも、過去の過ちを引きずる兄・純。一方、結婚して富良野を離れた妹・螢は、夫との関係に悩み、故郷へ帰ってくる。純は、かつて愛した女性の借金を返すため危険な仕事に手を染める決意。螢は、自分の居場所を見失い苦悩。そんな子供たちの姿を、父・五郎はただ静かに見守ることしかできない。時代の大きな流れの中で、それぞれが下す人生の決断。変わっていく家族の形と、決して変わらない親子の愛情が胸を打つ、感動の物語。

    ネット上の声

    • シリーズの中で一番好きなのがこの「時代」です。蛍の人生が本当に壮絶で…。五郎さんの涙にもらい泣きしました。
    • そうた兄ちゃん…😭 農家の厳しさがリアルに描かれてて胸が詰まる回でした。
    • 純のヘタレっぷりが完成してくる頃だよねw シュウとまだ続いてたのは意外だった。
    • ちょっと展開がめちゃくちゃすぎないか?
    ヒューマンドラマ、 北の国から
    • 製作年1998年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督---
    • 主演田中邦衛
  13. 海の上のピアニスト イタリア完全版
    • S
    • 4.52

    豪華客船で生まれ、生涯一度も船を降りなかった天才ピアニスト。その数奇な運命を美しい音楽で綴る、魂の物語。

    1900年、大西洋を往く豪華客船ヴァージニアン号。その船上で生まれ、捨てられていた赤ん坊。彼は「1900(ナインティーン・ハンドレッド)」と名付けられ、一度も陸に降りることなく成長。やがて彼は、誰も聴いたことのない即興演奏で人々を魅了する天才ピアニストに。ジャズの創始者との伝説的なピアノ対決。船上で出会った少女への淡い恋。初めて陸への憧れを抱き、船を降りる決意をする彼。しかし、無限に広がる摩天楼を前に、彼の足は止まる。限られた世界で無限の音楽を奏でた、ある男の孤独と伝説の物語。

    ネット上の声

    • 音楽と映像がとにかく最高!ずっと夢の中にいるみたいだった。
    • 完全版で観てよかった。ティム・ロスの演技に引き込まれる。
    • 主人公の生き方は共感しにくいけど、それもこの映画の魅力かも。
    • 主人公が船を降りない理由が、この歳になってやっと理解できた気がする。切なくて美しい物語。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国アメリカ,イタリア
    • 時間170分
    • 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
    • 主演ティム・ロス
  14. ゲット・レディ! 栄光のテンプテーションズ物語
    • S
    • 4.50

    音楽史に輝く伝説のグループ「テンプテーションズ」。その栄光の裏に隠された、成功と挫折、友情と裏切りの物語。

    1960年代、デトロイト。ソウルミュージックの殿堂モータウンから、5人の若者が夢を抱いてデビュー。彼らの名は「テンプテーションズ」。甘い歌声と洗練されたダンスで、瞬く間にスターダムを駆け上がる彼ら。しかし、その栄光の裏側では、メンバー間の確執、薬物問題、そして愛憎が渦巻く。成功という名の魔物が、彼らの絆を少しずつ蝕んでいく。数々のヒット曲と共に描かれる、光と影のコントラストが鮮烈な、音楽伝記ドラマの傑作。

    ネット上の声

    • テンプテーションズ最高!音楽好きなら絶対見るべき。栄光と苦悩がリアルに描かれてて引き込まれた。
    • グループのことは知らなかったけど、普通に人間ドラマとして面白かった。曲が全部良い!
    • 親に勧められて見たけど、ハマった!昔の音楽ってこんなカッコいいんだね。
    • ちょっと長かったかな。でも音楽は素晴らしいし、最後まで見れた。ファンならもっと楽しめるかも。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国アメリカ
    • 時間174分
    • 監督アラン・アーカッシュ
    • 主演チャールズ・マリック・ホイットフィールド
  15. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
    • S
    • 4.50

    天才的な頭脳と深い心の傷を持つ孤独な青年、一人の心理学者との出会いから始まる、本当の自分を探す旅立ちの物語。

    アメリカ、ボストン。マサチューセッツ工科大学の清掃員ウィルは、誰も解けなかった数学の難問を解き明かすほどの天才。しかし、彼は幼少期のトラウマから心を閉ざし、暴力と刹那的な日々を送る。その才能を惜しんだ教授は、ウィルにセラピーを受けることを条件に更生の機会を与える。数々のセラピストを論破し心を閉ざすウィル。そんな彼の前に現れたのは、妻を亡くした失意の中にいる心理学者ショーン。互いの痛みをぶつけ合う中で、ウィルは固く閉ざした心の扉を少しずつ開き始める。

    ネット上の声

    • 何回見ても泣ける。特にロビン・ウィリアムズとの対話シーンは圧巻。「君のせいじゃない」って言葉が、自分の心にも響いてきて…。友情も最高で、ラストは本当に温かい気持ちになる。
    • 親友の「お前がここにいたら許さない」ってセリフがマジで痺れた。本当の友達ってこういうことだよな。感動した!
    • 天才の苦悩と成長の物語。人との出会いで人生が変わるってことを改めて感じさせてくれる良い映画でした。
    • うーん、名作って言われてるけど、個人的にはハマらなかったな。天才っていう設定が都合よすぎると感じてしまった。
    数学者、 天才、 青春、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国アメリカ
    • 時間127分
    • 監督ガス・ヴァン・サント
    • 主演ロビン・ウィリアムズ
    • レンタル
  16. カップルズ
    • S
    • 4.49

    欲望渦巻く90年代の台北で、詐欺で生きる少年たちが出会った一人の外国人女性、それは破滅か、救済か。

    舞台は高度経済成長に沸く1990年代の台北。少年レッドフィッシュは、行方不明の父親が残した莫大な借金を返すため、仲間たちと詐欺や恐喝に手を染める日々。金だけが信じられるものだと信じていた彼の前に、恋人を探しに来て置き去りにされたフランス人女性マルトが現れる。言葉も通じず、行くあてのない彼女を助けようとするレッドフィッシュ。しかし、仲間たちは彼女を新たな詐欺の道具にしようと企む。大人の世界の非情さと、芽生え始めた純粋な感情との間で、彼の心は激しく揺れ動く。

    ネット上の声

    • 90年代台北の熱気がヤバい!若者たちの危うさと疾走感がたまらない。ラストシーンは鳥肌もんだった。
    • 欲望とかお金とか、人間のリアルな部分が描かれてて引き込まれた。「キスは不吉」ってセリフが印象的。
    • 評価高いけど、自分には合わなかったかな。話が散らかってる感じで、正直よく分からなかったです。
    • 最後のキスシーン、最高!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国台湾
    • 時間121分
    • 監督エドワード・ヤン
    • 主演ヴィルジニー・ルドワイヤン
  17. アメリカン・ビューティー
    • S
    • 4.47

    郊外の理想的な家庭に潜む、中年男の崩壊と再生。アカデミー賞5部門受賞のブラックコメディ。

    1990年代のアメリカ郊外。広告代理店に勤めるレスター・バーナムは、家庭でも会社でも存在価値を失った無気力な中年男。彼の灰色の日常は、娘の友人である美少女アンジェラとの出会いで一変。彼女に認められたい一心で、突然会社を辞め、筋トレに励み、ドラッグに手を出すなど、常軌を逸した行動を開始。レスターの反乱は、完璧な家庭を装っていた妻や、異常な隣人一家が抱える嘘と秘密を次々と暴き出す。それぞれの欲望が危険に交錯した時、一つの銃声が静かな住宅街に響き渡る。

    ネット上の声

    • 家族の崩壊と再生をブラックユーモアたっぷりに描いた傑作。ケヴィン・スペイシーの怪演が最高。笑えるのに、最後はなぜか切なくなる不思議な映画です。
    • すごい映画だった…
    • アメリカ郊外の闇を皮肉たっぷりに描いてて面白い。映像も綺麗。
    • ちょっと不気味だけど、なぜか目が離せない魅力がある。舞い散る薔薇のシーンはあまりにも有名だけど、やっぱり美しい。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国アメリカ
    • 時間117分
    • 監督サム・メンデス
    • 主演ケヴィン・スペイシー
  18. マイ・フレンド・フォーエバー
    • S
    • 4.45

    孤独な少年とHIVに感染した少年、二人の友情が奇跡を求めてミシシッピ川を下るひと夏の冒険物語。

    アメリカの田舎町。家庭に問題を抱え、孤独な日々を送る少年エリック。彼の家の隣に、HIV感染者の少年デクスターが越してくる。初めは偏見からデクスターを避けていたエリックだが、次第に心を通わせ、誰にも代えがたい親友に。ある日、デクスターの病気を治す特効薬がニューオーリンズにあるというゴシップ記事を発見。二人は、一縷の望みを胸に、手作りのイカダでミシシッピ川を下る無謀な旅に出る決意。しかし、その旅路は想像以上に過酷で、大人たちの無理解や病気の進行が彼らを待ち受ける。旅の果てに二人が見つける、本当の「奇跡」とは。

    ネット上の声

    • 少年2人の友情が本当に尊くて、涙が止まらなかった。偏見とか病気とか、重いテーマだけど、彼らの純粋な気持ちが全部を洗い流してくれる感じ。人生で一度は観るべき名作だと思う。
    • これ以上泣いた映画はない。
    • 結末は読めるけど、それでもやっぱり感動する。男の子同士の友情っていいもんだね。
    • 友情も素晴らしいけど、母親の愛情に号泣しました。あんなに強いお母さん、本当にすごい。
    夏休みが舞台、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国アメリカ
    • 時間97分
    • 監督ピーター・ホートン
    • 主演ブラッド・レンフロー
  19. レナードの朝
    • S
    • 4.45

    1969年のニューヨーク、内気な医師が起こした奇跡。何十年も意識を失った患者たちに訪れた、束の間の「目覚め」を描く感動の実話。

    1969年、ニューヨーク。研究に没頭するあまり人付き合いが苦手なセイヤー医師が赴任したのは、慢性神経病患者を収容する病院。そこで彼は、嗜眠性脳炎の後遺症で何十年も感情を失い、動くことも話すこともできない患者たちに出会う。彼らに微かな意識が残っていると信じたセイヤーは、パーキンソン病の新薬を投与するという前代未聞の治療を敢行。そして、最初の患者レナードが30年ぶりに意識を取り戻すという奇跡。他の患者たちも次々と目覚め、失われた時間を取り戻すかのように人生を謳歌する。しかし、その奇跡には限りがあった。再び彼らに忍び寄る病の影と、セイヤー医師の苦悩。束の間の「朝」がもたらした、生命の輝きと尊厳の物語。

    ネット上の声

    • ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ、二人の名優の演技がとにかく圧巻。実話ベースだからこその重みがあって、ただの感動モノじゃない。生きることの尊さを考えさせられました。
    • 久しぶりに映画で号泣した。切ないけど、すごく温かい気持ちにもなる。
    • いい映画だった。
    • 「アルジャーノンに花束を」を思い出した。感動はするけど、目覚めさせたことが本当に彼らのためだったのか、ちょっと考えちゃうかな。後味がスッキリしない。
    医師、 実話、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1990年
    • 製作国アメリカ
    • 時間120分
    • 監督ペニー・マーシャル
    • 主演ロバート・デ・ニーロ
  20. 無言の丘
    • S
    • 4.44
    台湾ニューシネマをけん引したワン・トン監督による「台湾近代史3部作」の第3作。日本統治時代の台湾を舞台に、日本人が経営する金鉱山での台湾人労働者の生活を、貧しい鉱夫の兄弟の視点からリアルに描き出す。 日本では大正末期から昭和初期にあたる、日本統治下の台湾。小作人の兄弟チュウとウェイは、両親の葬儀費用を支払うために地主と不当な長期労働契約を結ばされていた。ある日、ゴールドラッシュの噂を耳にした兄弟は村を抜け出して金瓜石(キンカセキ)へと向かう。2人は未亡人ズーの家に部屋を借り、劣悪な環境のもと、日本人が管理する鉱山で金採掘に従事する。やがて兄チュウは強かに生きるズーにひかれ、弟ウェイは九份(キュウフン)の娼館で下働きする日本人の少女・富美子に恋心を抱く。 日本では「台湾巨匠傑作選2024 台湾映画の傑物ワン・トン(王童)監督と台湾ニューシネマの監督たち」(24年7月20日~、新宿K’s cinemaほか)にてデジタルリマスター版で劇場初公開。

    ネット上の声

    • 台湾と日本の歴史的な関係が深く描かれていて、見ごたえがあった。統治する側とされる側の複雑な感情がリアルで、色々考えさせられる傑作だと思う。
    • 日本人の描き方があまりにひどくて、見ていて辛くなった。歴史的な背景はわかるけど、ちょっと気分が悪くなるシーンが多かったかな…。
    • なんだか昔の日本映画を観ているような感覚になった。あの時代の空気感が伝わってくる。
    • 台湾映画の歴史に残る傑作って言われるのも納得。映像の力強さがすごい。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1992年
    • 製作国台湾
    • 時間175分
    • 監督ワン・トン
    • 主演ポン・チャチャ
  21. ひとりで生きる
    • A
    • 4.43

    スターリン体制下のソ連、凍てつく炭鉱町で生きるためにもがく少年の孤独な魂の叫び。

    1940年代末、スターリン体制下のソ連。シベリアの炭鉱町スーチャンで、少年ワレルカは母に捨てられ、たったひとりで生きている。学校の寄宿舎での生活は、飢えと暴力が支配する地獄。生き抜くため、彼は盗みや喧嘩を繰り返す。そんな彼の唯一の光は、同じく孤独な少女ガリーヤの存在。だが、非情な社会は、二人のささやかな繋がりさえも許さない。極限状況の中、純粋な魂が踏み出す道。監督自身の苛烈な少年時代を基にした、衝撃の物語。

    ネット上の声

    • 前作『動くな、死ね、甦れ!』の続編。相変わらずのパンキッシュな映像と絶望感がたまらない。ソ連崩壊直前の空気が伝わってきて最高でした。
    • 映像がとにかく強烈。ちょっと嫌な気分になるシーンもあるけど目が離せなかった。
    • うーん、ちょっと難解すぎたかな。前作の妹が出てくる設定も唐突な感じで、話に入り込めなかった。
    • 衝撃的。すごい映画を観た。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1991年
    • 製作国フランス,ロシア
    • 時間97分
    • 監督ヴィターリー・カネフスキー
    • 主演ディナーラ・ドルカーロワ
  22. 活きる
    • A
    • 4.43

    激動の中国現代史を、ただひたすらに「活きる」ことで駆け抜けた、ある夫婦の愛と苦難に満ちた40年の壮大な一代記。

    1940年代、中国。地主の放蕩息子・福貴は、博打で全財産を失ってしまう。そこから始まる、国共内戦、大躍進、文化大革命という激動の時代。彼は国民党軍に徴兵され、妻や子供たちと離れ離れに。幾度となく死の淵を彷徨い、全てを失いながらも、彼は家族と共に「活きる」ことだけを願い続ける。どんな苦境でもユーモアを忘れず、ささやかな幸せを噛みしめる家族の姿。歴史の荒波に翻弄された一族の、壮絶にして温かい40年の物語。

    ネット上の声

    • 中国の激動の時代、文化大革命に翻弄されながらも、たくましく生き抜く家族の物語。ただただ圧巻。人生について考えさせられる、間違いなく傑作です。
    • さすがチャン・イーモウ監督。コン・リーの演技も素晴らしかった。
    • 最高でした!
    • ちょっと長いし、中国の歴史を知らないと難しい部分もあるかも。でも、どんな状況でも「活きる」ことの力強さに胸を打たれました。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国中国
    • 時間131分
    • 監督チャン・イーモウ
    • 主演グォ・ヨウ
    • レンタル
  23. パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!
    • A
    • 4.42

    天才技術者パダヤッパの痛快一代記!富、名誉、そして愛する家族を守るため、巨大な陰謀に立ち向かう南インドのスーパースター。

    南インドのタミル地方。優秀な機械エンジニアのパダヤッパは、父の急死と親戚の裏切りにより、一族の財産すべてを失う。無一文からの再起を誓った彼は、花崗岩の採掘事業で驚異的な成功を収め、かつての富と名声を取り戻す。しかし、かつて彼に恋をし、プライドを傷つけられた宿敵ニラーンバリが、復讐の炎を燃やし執拗に彼を追い詰める。家族の名誉と愛する人を守るため、正義の男パダヤッパが巨大な陰謀に立ち向かう。歌と踊りとアクション満載の、痛快エンターテインメント。

    ネット上の声

    • ラジニ様も最高だけど、なんといってもニーランバリの執念が強烈すぎる!彼女の物語と言ってもいいくらい。目が離せなかった!
    • これぞラジニ映画の最高傑作!
    • ツッコミどころ満載だけど、それがまた良いw 怒りのシヴァ踊りは必見です。
    • 18年越しの因縁がすごい。スケールがデカすぎて圧倒される。最後までマジだぜ!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国インド
    • 時間180分
    • 監督K・S・ラヴィクマール
    • 主演ラジニカーント
  24. 變臉(へんめん)/この櫂に手をそえて
    • A
    • 4.42

    伝統芸能の継承を巡り出会った孤独な老人と身寄りのない少女、血の繋がりを超えた師弟愛を描く感動作。

    舞台は1930年代の中国・四川省。川に浮かべた小舟で暮らしながら、一瞬で面を変える伝統劇「変面」を披露する老芸人、変面王。一子相伝の芸を継がせるため、彼は人買いから一人の子供を買い取る。しかし、後継ぎとなるはずのその子は、男装した少女・狗娃だった。芸は男にしか教えられないという掟から、一度は狗娃を冷たく突き放す変面王。それでも健気に尽くす狗娃の姿に、頑なだった彼の心は次第に溶かされていく。血の繋がりを超えた絆が芽生える二人。だが、運命は彼らに過酷な試練を与える。

    ネット上の声

    • おじいさんと女の子の絆にただただ涙。時代背景は厳しいけど、それを超える愛情に心打たれました。何度観ても号泣しちゃう傑作です。
    • とにかく子役の演技が凄すぎる。あの眼力と健気な姿にやられました。忘れられない一本。
    • 変面っていう伝統芸能が興味深かった。ストーリーもシンプルながら心に響くものがありました。
    • 最高の映画。これに尽きる。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国中国
    • 時間101分
    • 監督ウー・ティエンミン
    • 主演チュウ・シュイ
  25. トゥルーマン・ショー
    • A
    • 4.41

    平凡な男の人生は、全世界が視聴する巨大なリアリティ番組だった。真実を求め、彼は作られた世界からの脱出を決意。

    離島の町シーヘブンで保険会社に勤める男、トゥルーマン。優しい妻と親友に囲まれた幸福な毎日。しかし、彼の人生は生まれた時から24時間、全世界に放送されるテレビ番組「トゥルーマン・ショー」だった。ある日、空から撮影用ライトが落下。死んだはずの父親との再会。次々と起こる不自然な出来事に違和感を覚えた彼は、世界の真実を疑い始める。巨大なセットと化した町からの脱出という、前代未聞の挑戦。

    ネット上の声

    • コメディだと思って見始めたら、とんでもない深さに引きずり込まれた。自分の人生って本物?って考えさせられる。ジム・キャリーの演技が最高で、ラストは本当に感動した。名作です。
    • 発想が天才すぎる!面白かった!
    • アイデアはすごく面白いんだけど、よく考えると怖すぎて素直に楽しめなかったかな。主人公が可哀想で…。
    • 笑えるけど、全然他人事じゃない怖さがある。今の時代だからこそ見るべき映画かも。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国アメリカ
    • 時間103分
    • 監督ピーター・ウィアー
    • 主演ジム・キャリー
    • レンタル
  26. アンダーグラウンド 完全版
    • A
    • 4.41

    第二次大戦下のベオグラード。地下に隠れた人々が、戦争はまだ続いていると騙され、50年もの間、兵器を作り続ける狂気の寓話。

    1941年、ナチス・ドイツが侵攻したユーゴスラビア。武器商人のマルコは、親友のクロをはじめとする大勢の人々を自宅の巨大な地下室に匿う。地上ではやがて戦争が終わり、マルコは英雄として富と名声を手に入れる。しかし彼は、地下の人々には「戦争は続いている」と嘘をつき、兵器を製造させ続けることを決意。閉ざされた地下世界では、世代交代を繰り返しながら、終わらない戦争のための祝祭と労働が続く。そして50年後、ある事件をきっかけに、彼らはついに地上へと足を踏み出す。

    ネット上の声

    • エネルギッシュでパワフル!3時間超えだけど全く飽きさせない。クストリッツァ監督の最高傑作だと思う。
    • ちょっと長くてカオスすぎたかな…。音楽は良かったけど、話についていくのが大変だった。
    • とにかく音楽が最高!ブラスバンドの音がずっと頭から離れない。サントラも即買いしたw
    • ごめんなさい、私には合わなかった…
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国ユーゴスラビア,フランス
    • 時間314分
    • 監督エミール・クストリッツァ
    • 主演ミキ・マノイロヴィッチ
  27. 世界の始まりへの旅
    • A
    • 4.39

    老監督と俳優たちが、今は亡き名優の故郷を巡る旅。過去と現在が交錯する、ポルトガルへの郷愁に満ちたロードムービー。

    フランスで活躍する俳優アフォンソが、老監督マノエルらと共にポルトガル北部を旅する物語。その目的は、今は亡き父の親戚を訪ねること。車窓から流れる美しい風景、立ち寄る村々での人々との出会い。それは、監督自身の記憶と、ポルトガルの歴史を辿る旅路。過去の思い出と現在の風景が静かに重なり合う中、一行はアフォンソのルーツ、そして「世界の始まり」へと向かう。巨匠マノエル・デ・オリヴェイラが自身の半生を投影した、郷愁と人生への深い思索に満ちた映像詩。

    ネット上の声

    • マストロヤンニの遺作。ポルトガルの美しい風景の中、過去を辿る旅が静かに胸を打つ。巨匠の最後の演技、目に焼き付けました。
    • オリヴェイラ監督作品は初めて。光の捉え方が神がかってて、どのシーンも絵画みたいだった。
    • 不思議と心に残る映画。
    • まさにサウダージ。過ぎ去る景色と会話が心地良い。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国ポルトガル,フランス
    • 時間95分
    • 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  28. 太陽は、ぼくの瞳
    • A
    • 4.39

    盲目の少年が、豊かな感性で世界の美しさを捉える。父との間に横たわる心の壁に、一筋の光は射すのか。イランの雄大な自然を舞台にした、愛と葛藤の物語。

    イランの緑豊かな村。盲学校に通う8歳の少年モハマドは、夏休みを心待ちにしていた。鳥のさえずり、風の音、指先で感じる全てが彼にとっての世界。しかし、再婚を考える父は、盲目の息子を厄介者と感じ、彼を置き去りにしようと画策。祖母や姉妹は彼を愛するも、父の頑なな心は変わらない。父子の間に横たわる深い溝。自然の美しさと家族の愛を渇望する少年の純粋な瞳が、やがて父の心に変化をもたらす、感動の結末。

    ネット上の声

    • 盲目の少年の演技が本当に素晴らしくて、引き込まれました。自然の映像も美しくて、心が洗われるような映画です。
    • とにかく泣いた。
    • お父さんの気持ちも分かるけど、切なかったな…。ラストは衝撃的でした。
    • イラン映画ってすごい。マジディ監督の映像美は必見。特に自然の撮り方が神がかってる。
    盲目、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国イラン・イスラム
    • 時間90分
    • 監督マジッド・マジディ
    • 主演モフセン・ラマザーニ
  29. お引越し
    • A
    • 4.39

    両親の離婚という現実を前に、家族の再生を夢見る多感な少女のひと夏の心の揺らぎと成長を描いた、切なくも瑞々しい家族の物語。

    京都に暮らす小学6年生の少女、漆場レンコ。ある日突然告げられた、大好きだった父と母の別居。なんとか二人を元に戻したいレンコは、奇妙な呪文を唱えたり、家出を計画したりと、子供らしい懸命な作戦を決行。しかし、彼女の願いも虚しく、大人たちの心は離れていくばかり。やがて、父と母、そしてレンコの三人で過ごす最後の家族旅行へ。琵琶湖のほとりで過ごすひと夏の時間が、少女に家族の終わりと、自分自身の新たな始まりを静かに告げる。

    ネット上の声

    • 主人公レンコの目線で描かれるのがすごくリアル。子供ながらに色々考えてて、胸がぎゅっとなった。田畑智子の演技がとにかく圧巻です。
    • 自分も親だから、大人の勝手な都合に振り回される子供の姿が刺さった。鶴瓶の先生役が唯一の救いだったな。
    • 相米監督の長回し、やっぱりすごい。食卓のシーンの緊張感とか、映像の力が半端じゃない。邦画の傑作だと思う。
    • ストーリーは切ないけど、ちょっと幻想的なシーンが私には合わなかったかも。でも映像はすごく綺麗でした。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国日本
    • 時間124分
    • 監督相米慎二
    • 主演中井貴一
  30. 恋人までの距離(ディスタンス)
    • A
    • 4.39

    ヨーロッパ横断列車で偶然出会った男女が、ウィーンの街で夜明けまで過ごす、たった一夜限りの恋の始まりを描く会話劇。

    1990年代、ウィーン行きの列車内。アメリカ人青年ジェシーとフランス人女子大生セリーヌの運命的な出会い。ウィーンで途中下車するというジェシーの衝動的な提案から、二人の特別な夜が始まる。翌朝のフライトまでの限られた時間、彼らはただ街を歩き、語り合う。愛、人生、死生観。深まる会話とは裏腹に、刻一刻と迫る別れの時。互いに惹かれ合うも、連絡先を交換しないまま別れることを選ぶ二人。最後に交わすある約束が、この一夜の物語に未来への微かな光を灯す。

    ネット上の声

    • ウィーンの街並みを背景に、ただただ二人が語り合う。それだけなのに、こんなに引き込まれるなんて!恋愛映画の最高傑作だと思います。続編も絶対見ます!
    • こんな出会い、憧れるなぁ。会話だけで進んでいくのに全く飽きさせないのがすごい。
    • 雰囲気がとにかく好き。
    • 若い頃のドキドキを思い出した。素敵な一夜の物語ですね。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国アメリカ
    • 時間102分
    • 監督リチャード・リンクレイター
    • 主演イーサン・ホーク
  31. ビッグ・リボウスキ
    • A
    • 4.38

    LAを舞台に、同姓同名の大富豪と間違われた、無職でぐうたらな男「デュード」が、誘拐事件に巻き込まれていく脱力系コメディ。

    1991年、湾岸戦争下のロサンゼルス。自らを「デュード」と名乗る、無職でボウリング狂の男。彼の日常は、同姓同名の大富豪リボウスキと間違えられ、チンピラに絨毯を汚されたことから一変する。弁償を求め、大富豪の屋敷を訪れたデュード。しかし、そこから事態は思わぬ方向へ。大富豪の若妻の誘拐事件に巻き込まれ、身代金の運び屋を任されることに。ベトナム帰りの友人ウォルターや、おとなしいドニーと共に、LAの裏社会を右往左往。奇妙な人物たちが次々と現れ、単純だったはずの事件は、どんどん複雑化していく。果たしてデュードは、無事に事件を解決し、愛する絨毯を取り戻せるのか。

    ネット上の声

    • 登場人物がみんな個性的で最高!特にウォルターの暴走っぷりには笑ったw ストーリーはあってないようなものだけど、このゆるい雰囲気がクセになる。さすがコーエン兄弟。
    • デュードの生き方、憧れる〜!
    • くだらないんだけど、なぜか何度も観てしまう不思議な魅力がある映画。
    • シュールすぎて笑いのツボが合わなかった。話もよく分からんまま終わった感じ。
    誘拐、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国アメリカ
    • 時間117分
    • 監督ジョエル・コーエン
    • 主演ジェフ・ブリッジス
  32. ■嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件
    • A
    • 4.38
    舞台は1960年代、国民党政府が支配する戒厳令下の台湾。中学生の小四(シャオスー)は、不良グループ間の抗争が絶えない息苦しい社会で、自身のアイデンティティを模索。ある日、彼は可憐な少女、小明(シャオミン)と出会い、淡い恋心を抱く。しかし、彼女は不良グループのリーダーの恋人。彼女を守ろうとする小四の純粋な想いは、やがて彼を抗争の中心へと引きずり込み、制御不能な暴力の連鎖へ。時代の大きなうねりの中で、少年の世界が崩壊していく、その衝撃的な結末。

    ネット上の声

    • 4時間という長さを全く感じさせない傑作。1960年代台湾の空気感、若者たちのやるせなさが丁寧に描かれていて、どのシーンも絵画みたいに美しい。これは映画館で観るべき作品だね。
    • 長すぎて途中で寝た。何が面白いのかさっぱり分からん。
    • 登場人物が多くて最初誰が誰だか分からなかったw でも、だんだん引き込まれていった。見終わった後の余韻がすごい。
    • 傑作でした。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1991年
    • 製作国台湾
    • 時間188分
    • 監督エドワード・ヤン
    • 主演チャン・チェン
  33. モリー先生との火曜日
    • A
    • 4.38

    難病に侵された恩師との最後の「火曜日の授業」。人生の意味を問い直す、感動の実話に基づく物語。

    スポーツジャーナリストとして成功するも、心は満たされない日々を送るミッチ・アルボム。ある日、テレビで大学時代の恩師モリー・シュワルツがALSを患っていることを知る。16年ぶりに再会した恩師は、死を目前にしながらも、ユーモアと知性を失っていなかった。ミッチは毎週火曜日にモリーを訪ねることを決意。それは「死」「愛」「許し」といった人生の根源的なテーマを学ぶ、最後の授業の始まり。恩師の言葉が、ミッチの心を少しずつ溶かしていく。

    ネット上の声

    • 人生について深く考えさせられた。モリー先生の言葉一つ一つが心に響いて、見終わった後、明日から頑張ろうって思えた。これは見るべき!
    • ジャック・レモンの演技がとにかく素晴らしい。彼の最後の作品の一つだと思うと、感慨深いものがあるね。
    • 泣きっぱなしでした。
    • 良い話なのはわかるけど、ちょっと説教くさいかなと感じてしまった。ハマる人にはハマると思う。
    ALS(筋萎縮性側索硬化症)、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国アメリカ
    • 時間90分
    • 監督ミック・ジャクソン
    • 主演ジャック・レモン
  34. 溶岩の家
    • A
    • 4.37

    火山島に囚われた看護師。言葉も通じぬ異郷で、彼女は意識不明の男の過去と島の魂に触れていく。

    リスボンで働く看護師マリアナ。彼女は、昏睡状態に陥った移民労働者レアオンを、彼の故郷であるカーボベルデ諸島のフォゴ島へ送り届ける。しかし、島に着いた途端、帰りの術を失い、彼女は島に閉じ込められてしまう。荒涼とした溶岩台地、貧しくも誇り高く生きる島民たち。マリアナはレアオンの過去を探りながら、この土地の持つ根源的な力と対峙していく。現実と神話が混じり合う地で、自己を見失い、そして再生する魂の記録。

    ネット上の声

    • ストーリーは難解だけど、映像の力が圧倒的。島の荒涼とした風景と人々の虚無的な表情が焼き付いて離れない感じ。
    • 意味は分からないけど好き。画面のザラついた空気感が最高でした。
    • 画面が暗くて何が起きてるか分からないシーンが多かったな。芸術的なんだろうけど、ちょっと眠くなったw
    • まさに映像詩。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国ポルトガル,フランス,ドイツ
    • 時間110分
    • 監督ペドロ・コスタ
    • 主演イネス・メディロス
  35. 北の国から '95秘密
    • A
    • 4.37

    大人になった純と螢が抱える、父には言えない「秘密」。富良野を舞台に、家族の絆が試される衝撃の物語。

    富良野に戻り、ゴミ収集の仕事に就いた純。彼は妻子ある女性・シュウとの許されぬ恋に落ちていた。一方、札幌の看護学校に通う螢もまた、大きな秘密を抱え、故郷へと帰ってくる。それぞれが胸に秘めた想いと、それが引き起こす波紋。子供たちの知られざる一面に戸惑い、苦悩する父・五郎。純粋だった時間は過ぎ、厳しい現実が黒板一家に突きつけられる。果たして彼らは、この試練を乗り越えることができるのか。

    ネット上の声

    • とにかく宮沢りえが綺麗すぎる。シュウの儚げな雰囲気が最高で、純が惹かれるのも無理ないよなあって思った。シリーズの中でも特に好きなエピソード。
    • 蛍の選択が切なくて泣ける。五郎さんの言葉が胸に刺さる回でした。
    • 蛍ちゃん、どうしちゃったの…。見ていて辛くなる展開だった。昔からのファンとしてはちょっと受け入れがたいかな。
    • この頃の純くんが一番かっこいい!
    ヒューマンドラマ、 北の国から
    • 製作年1995年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督---
    • 主演田中邦衛
  36. 月光の囁き
    • A
    • 4.36
    同じ高校の剣道部に所属し、交際する日高拓也と北原紗月。しかし、拓也は紗月への愛情が深まるほど、彼女を虐げたいというサディスティックな衝動を抑えきれなくなる。一方の紗月も、拓也からの仕打ちにマゾヒスティックな喜びを見出し、二人の関係は倒錯した主従関係へと変貌。互いの歪んだ欲望をぶつけ合うことでしか愛を確かめられない二人。その純粋すぎるが故に危険な愛の行方は、やがて衝撃的な結末へ。

    ネット上の声

    • これはすごい純愛映画。人を選ぶけど、間違いなく傑作だと思う。
    • 深夜にたまたま観たけど衝撃的だった。変態的なのにすごく純粋で、スピッツの主題歌がまた最高に合ってる。
    • 思春期の歪んだ感じがめちゃくちゃリアルで、観ててちょっとザワザワした。ただのエロい映画じゃなくて、切ない青春物語でもあるのがすごい。忘れられない一本になった。
    • うーん、正直よくわからなかった。純愛って言われても共感できなかったな…。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国日本
    • 時間100分
    • 監督塩田明彦
    • 主演水橋研二
  37. いつものように
    • A
    • 4.36

    重度の障害を持つ娘と家族の14年間を記録。当たり前の日常にこそ宿る、かけがえのない愛と生命の輝き。

    脳に重度の障害を持って生まれた少女、風花ちゃん。そして、彼女を支える家族の14年間にわたる日々を追ったドキュメンタリー。食事、入浴、排泄、その全てに介助が必要な生活。絶え間ない介護の現実と、家族が抱える葛藤。しかし、そこにあるのは悲壮感だけではない。風花ちゃんが見せる微かな反応、笑顔、そして家族との確かな絆。当たり前の日常が、いかに奇跡に満ちているか。カメラが静かに見つめる「いつもの」風景が、生きることの意味を深く問いかける。

    ネット上の声

    • ストーリーは特にないんだけど、97年当時の空気感が最高。今の若い子たちが欲しがってる「本物」の映像って感じがした。
    • 私の理想が全部詰まってた。
    • 大きな事件が起こるわけでもなく、淡々と日常が流れていく。人によっては退屈かも。
    • あの突然のキスシーン、ヤバすぎて何回も見ちゃったw 全体的に雰囲気が好き。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国日本
    • 時間118分
    • 監督けんもち聡
    • 主演河野智典
  38. パーフェクトサークル
    • A
    • 4.35

    包囲下のサラエボ。詩人と孤児たちが絶望の中で見出した、束の間の家族という名の光。

    1992年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下のサラエボ。家族を市外へ避難させた詩人ハムザの日常は、二人の孤児との出会いで一変。兄ケリムと、砲撃のショックで口がきけなくなった弟アディス。見知らぬ子供たちとの予期せぬ共同生活。水も食料も尽き、死が日常と化した街で、ハムザは二人を守り抜く決意。絶望的な状況下で芽生える、血の繋がりを超えた父と子のような絆。彼らが目指すのは、戦火を逃れた先にあるはずの未来。

    ネット上の声

    • 派手な演出はないのに、戦争の悲惨さがリアルに伝わってきて胸が締め付けられた。詩人と孤児の兄弟の関係が切ない。
    • 言葉にならない。観てよかった。
    • 戦時下のサラエボで撮影されたという空気感がすごい。
    • 日常に突然入り込む戦争の恐怖。淡々と描かれるからこそ、余計に心に刺さりました。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1997年
    • 製作国ボスニア・ヘルツェゴビナ,フランス
    • 時間108分
    • 監督アデミル・ケノヴィッチ
    • 主演ムスタファ・ナダレヴィッチ
  39. ボンベイ
    • A
    • 4.35

    宗教の壁を越え愛を誓った二人。しかし、ボンベイを襲った暴動が、家族の幸せを無情にも引き裂く。インド映画の傑作。

    舞台は1990年代のインド。ヒンドゥー教徒の新聞記者シェカルと、イスラム教徒のシャイラー・バーヌは、互いの家族の猛反対を押し切り駆け落ち。大都市ボンベイで新生活を始め、双子の子供にも恵まれ、ささやかな幸せを築いていた。しかし、1992年に発生した宗教対立による大規模な暴動が、街を炎と憎悪で包み込む。混乱の中、離れ離れになってしまう子供たち。愛する我が子を探し、狂気の街をさまよう二人。宗教が生んだ憎しみの連鎖の中で、彼らが目の当たりにする現実。家族の愛の力が試される、衝撃の物語。

    ネット上の声

    • インド映画って歌って踊るだけじゃないんだなと衝撃を受けた。ヒンドゥーとイスラムの対立っていう重いテーマを、恋愛を軸に描いてて、最後はもう涙なしには見られない。音楽も最高。
    • これぞ本物の映画。愛の力と、人間の愚かさが描かれていて、心揺さぶられました。
    • 宗教対立の話でかなりシリアス。急に歌い出すシーンはちょっとびっくりしたけど(笑)、それも含めてインド映画の魅力なのかな。主人公カップルが健気で応援したくなる。
    • 初めて観たインド映画がこれでよかった。ただの恋愛映画じゃなくて、社会問題にも切り込んでるのがすごい。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国インド
    • 時間141分
    • 監督マニ・ラトナム
    • 主演アラヴィンドスワーミ
  40. 夏物語
    • A
    • 4.35

    夏のブルターニュ。恋人を待つ青年が、二人の女性の間で揺れ動く、ひと夏の気まぐれな恋のバカンス。

    夏のバカンスで、フランス・ブルターニュの海辺の町を訪れた青年ガスパール。彼は恋人レナが来るのを待っている。しかし、待ちぼうけの日々の中、彼はウェイトレスのマルゴと親しくなり、さらに奔放なソレーヌにも心惹かれていく。三人の女性、三つの恋の可能性。誰にでも優しく、誰にも決められない優柔不断なガスパール。彼の選択が、それぞれの関係に微妙な変化をもたらしていく、夏の終わりの予感。

    ネット上の声

    • やっぱりロメールは最高!夏の光と海辺の街を歩きながら交わされる会話が、たまらなく心地良い。主人公の優柔不断さにもどかしさも感じるけど、それも含めてリアルで好きだなあ。
    • 若者たちの繊細な恋模様が眩しかった。夏休みのバカンスって感じでワクワクする!
    • 主人公の男がとにかく優柔不断でイライラしたw 結局誰を選ぶの?って感じでスッキリしない。
    • だらだらしてるのになぜか面白い。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国フランス
    • 時間114分
    • 監督エリック・ロメール
    • 主演メルヴィル・プポー
  41. ラヴソング
    • A
    • 4.35

    夢を追う男女が香港で出会い、別れ、再会を繰り返す。10年に及ぶ運命的な愛の物語。

    1986年、返還前の香港。一攫千金を夢見て大陸からやって来た青年シウクワンと、同じ境遇の女性レイキウの出会い。テレサ・テンの歌をきっかけに惹かれ合うも、時代の荒波とそれぞれの夢が二人を隔てる。香港からニューヨークへ、10年という歳月の中で、すれ違いと再会を繰り返す運命の二人。互いを想いながらも、決して結ばれることのない恋の行方。

    ネット上の声

    • 何度観ても泣ける最高のラブストーリー。運命って本当にあるんだなって思わせてくれる映画です。
    • 香港返還前の独特な空気感と、すれ違い続ける2人の運命が切ない。マギー・チャンがとにかく魅力的で、テレサ・テンの歌声が心に染みる。これぞ香港映画の傑作。
    • テレサ・テンの曲がめっちゃ良い。
    • ストーリーはちょっと古風かな。でもラストは良かったし、昔の香港の雰囲気が素敵だった。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国香港
    • 時間118分
    • 監督ピーター・チャン
    • 主演レオン・ライ
  42. アンティゴネ ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年 (ズーアカンプ社)
    • A
    • 4.35

    神の法か、国家の法か。兄の埋葬を巡り、一人の女が絶対権力に挑む、ソポクレスの悲劇を再構築した前衛的映像詩。

    古代ギリシャの都市テーバイ。王位を争い相討ちとなった二人の兄。新たな王クレオンは、反逆者と見なした兄の埋葬を禁じる国家の布告を出す。しかし、妹アンティゴネは「神の法」は人の定めた法に優先すると信じ、王命に背いて兄を弔うことを決意。彼女の揺るぎない信念は、国家の秩序を重んじるクレオンとの絶対的な対立を生む。個人の良心と国家の法のどちらが正義か。厳格な形式美と削ぎ落とされた演出の中、登場人物たちの言葉が鋭く響き渡る。破滅へと向かう運命の物語。

    ネット上の声

    • ストローブ=ユイレ作品は難解なイメージだったけど、これはすごく引き込まれた。アンティゴネの横顔がとにかく美しい。
    • 国家の正義と個人の正義について、深く考えさせられる静かな迫力がありました。
    • うーん、ちょっと私には難しすぎたかも…笑
    • まるで魔術にかけられたような感覚。ミニマルだけど力強い映画。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1992年
    • 製作国ドイツ,フランス
    • 時間100分
    • 監督ダニエル・ユイレ
    • 主演アストリート・オフナー
  43. トリコロール/赤の愛
    • A
    • 4.35

    偶然の出会いが孤独な魂を結びつける、現代ジュネーブを舞台にした運命と友愛の物語。

    舞台は現代のスイス、ジュネーブ。心優しいモデルのヴァランティーヌが、車で犬をはねてしまった偶然の事故。それが、飼い主である孤独な元判事との出会いのきっかけ。他人の電話を盗聴して過ごす彼の歪んだ日常。しかし、世代も価値観も異なる二人の交流は、互いの心に変化をもたらし、見えない糸で結ばれた人々の運命を交錯させる。彼らの関係が導く、予期せぬ結末。

    ネット上の声

    • キェシロフスキ監督の遺作にして最高傑作。ただただ美しい。
    • 三部作の中でこれが一番好き!青、白と見てきて、この赤で全部が繋がる感じがたまらない。
    • 映像美に酔いしれた。
    • 偶然の出会いから始まる年の離れた男女の交流が静かに胸を打つ。運命って本当にあるのかもと思わされた。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国フランス,ポーランド
    • 時間96分
    • 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
    • 主演イレーヌ・ジャコブ
  44. 海の上のピアニスト
    • A
    • 4.34

    豪華客船で生まれ、一度も船を降りたことのない天才ピアニスト。その生涯を描く、感動の音楽叙事詩。

    20世紀初頭、欧米を結ぶ豪華客船ヴァージニアン号。その船内で生まれ、一度も陸に降りたことのない男、1900。彼の類稀なるピアノの才能は、やがてジャズの創始者との伝説的なピアノ対決へ。喝采を浴びる日々の中、彼は初めて恋を知り、船を降りるという人生最大の決断に直面。未知なる世界への憧れと恐怖。なぜ彼は船上の人生を選んだのか。一人のトランペット奏者の回想が、その奇跡のような生涯を浮かび上がらせる。

    ネット上の声

    • 音楽がとにかく最高!鳥肌立った。
    • 船の上で生まれ育ったピアニストの生涯。彼の生き様とピアノの音色に涙が止まらなかった。人生で一度は観るべき傑作だと思う。
    • ちょっとファンタジーすぎる気もするけど、映像と音楽が美しくて引き込まれた。
    • 主人公の生き方が切ない。なんで船を降りなかったのか、色々考えさせられる映画だった。ティム・ロスの演技も素晴らしい。
    船上、 ピアニスト、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1998年
    • 製作国イタリア,アメリカ
    • 時間125分
    • 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
    • 主演ティム・ロス
  45. スワロウテイル
    • A
    • 4.34
    近未来、円が世界最強の通貨となった日本。一攫千金を夢見る移民たちが築いた街「イェンタウン」。母を亡くし、娼婦グリコに引き取られた少女アゲハ。偶然手にした偽札データのカセットテープをきっかけに、彼らの運命は激変。グリコはライブハウスを買い取り、アゲハはバンドのボーカルとしてスターダムへ。しかし、その成功は偽札を狙うマフィアとの危険な対立の始まり。夢と暴力が交錯する街での、彼らの行く末。

    ネット上の声

    • 岩井俊二監督の世界観が爆発してる。Charaの歌声も映像も全部がアート。20年以上前の映画とは思えないくらいカッコよくて、今見ても全然色褪せない名作だと思う。
    • とにかくCharaが最高!YEN TOWN BANDの曲が良すぎてサントラも買った。物語も切なくて好き。
    • 独特の世界観は唯一無二。キャストも豪華で、特に若い頃の伊藤歩と渡部篤郎が光ってる。この雰囲気は好きだな。
    • 世界観が合わなかった…。監督の自己満って感じがして、ストーリーに入り込めなかったです。ちょっと長すぎかな。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1996年
    • 製作国日本
    • 時間149分
    • 監督岩井俊二
    • 主演三上博史
  46. ギルバート・グレイプ
    • A
    • 4.34
    何もない田舎町エンドーラ。食料品店で働き、知的障害を持つ弟アーニーと過食症の母の面倒を見る青年ギルバート・グレイプ。代わり映えのしない毎日、家族という重荷と町から出たいという想いの間で揺れる心。そんなある日、トレーラーハウスで旅する少女ベッキーとの運命的な出会い。彼女の自由な生き方に触れ、ギルバートの心に変化の兆し。家族への責任と自らの人生への渇望、その狭間で彼が下す決断とは。

    ネット上の声

    • 若き日のディカプリオの演技が神がかってる。家族という鎖と愛を描いた、静かだけど心にずっしりくる名作だと思う。
    • 何回見ても泣いちゃう。宝物みたいな映画です。
    • ジョニデもディカプリオも本当に素晴らしい。派手さはないけど、じんわり心に染みる作品。家族について考えさせられました。
    • 久しぶりに観たけど、色褪せないね。いい映画だ。
    知的障害、 家族、 兄弟、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国アメリカ
    • 時間117分
    • 監督ラッセ・ハルストレム
    • 主演ジョニー・デップ
  47. 遠い空の向こうに
    • A
    • 4.34

    子供と一緒に見たい映画No1。夢を追う感動の実話

    1950年代のアメリカが舞台。衰退する炭坑の町に住む高校生4人がロケット作りに挑戦。しかしロケット作りに反対する父と母。町の人達からは疑心暗鬼の目。それでも母は子供達の真剣さに次第と応援するように。でも頑固な父は…。家族か?友情か?衝突しながらも深まる親子の絆。夢を追う大切さを描いた青春映画。

    ネット上の声

    • マジで感動した!夢を追いかけるって最高!
    • 実話っていうのがすごい。不器用な父親の愛情にグッときた。自分も頑張ろうって思える映画。
    • 王道な青春ストーリーだけど、素直に感動できた。ちょっと出来すぎな気もするけど、まあいっか笑
    • 炭鉱の町からロケットを飛ばすっていう発想がまずすごい。閉塞感のある日常と、無限に広がる空の対比がたまらない。若いジェイク・ギレンホールも良かった。
    子供が生まれてから見たら大泣きする、 夢、 青春、 実話、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1999年
    • 製作国アメリカ
    • 時間108分
    • 監督ジョー・ジョンストン
    • 主演ジェイク・ギレンホール
  48. 北の国から '92巣立ち
    • A
    • 4.34

    故郷・富良野を離れ、東京で新生活を始めた純。それぞれの道を選んだ兄妹の巣立ちと、父・五郎の葛藤。

    高校を卒業し、故郷の富良野を後に東京での生活を始めた純。ガソリンスタンドで働きながら、都会の喧騒と孤独に直面。一方、富良野に残った螢は地元の農協に就職し、着実に自分の道を歩み始める。離れて暮らすことで浮き彫りになる、それぞれの夢と現実。そして、子供たちの巣立ちを見守る父・五郎の寂しさと愛情。遠く離れても決して切れることのない家族の絆を、力強く描き出す感動巨編。

    ネット上の声

    • 「やるなら今しかねぇ」が心に響いた。シリーズの中でも特に好きな回です。
    • 純のダメっぷりにイライラもするけど、親としては五郎さんの気持ちが痛いほどわかる…。切ないね。
    • 蛍がひたすら走るシーンは涙なしでは見られない。子の巣立ちと親の愛が詰まってて、本当に名作。
    • 純が不純になっていくのが見てて辛い。気持ちはわかるけど、ちょっと共感しきれない部分もあったかな。
    北海道が舞台、 ヒューマンドラマ、 北の国から
    • 製作年1992年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督---
    • 主演田中邦衛
  49. アンダーグラウンド
    • A
    • 4.34

    50年に渡る狂乱のユーゴスラビア史を、地下に幽閉された男たちの祝祭と裏切りで描く、壮大な歴史寓話。

    第二次大戦下のベオグラード。ナチスに抵抗する闘士マルコとクロ。ある日、空爆を逃れるため、クロたちはマルコの用意した地下室へ。しかし戦争終結後も、マルコは私利私欲のため「戦争はまだ続いている」と嘘をつき、彼らを地下に閉じ込め武器を製造させる。時は流れ、欺瞞に満ちた地下の祝祭。やがて、あるきっかけで外の世界へ飛び出すクロ。彼が目にする、変わり果てた祖国の姿。これは、一つの国が崩壊していく様を描いた、悲しくも陽気な叙事詩。

    ネット上の声

    • 「昔、あるところに国があった」という一文に全てが詰まってる。悲劇を喜劇で包んだ、とんでもないエネルギーの塊みたいな映画。音楽も最高!
    • とにかく音楽が最高!ずっと鳴り響くブラスバンドの音でテンション上がりっぱなしだった!
    • 評価高いけど、自分には合わなかったな。ただただ騒がしくて長くて疲れちゃった。
    • 笑えるシーンも多いのに、根底にある歴史の悲しさがズシンとくる。観終わった後、色々考えさせられるすごい作品でした。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1995年
    • 製作国フランス,ドイツ,ハンガリー
    • 時間171分
    • 監督エミール・クストリッツァ
    • 主演ミキ・マノイロヴィッチ
  50. 無伴奏「シャコンヌ」
    • A
    • 4.33

    天才ヴァイオリニストの父と、その才能を受け継ぐ息子。音楽が結び、そして引き裂く、父子の魂の物語。

    世界的なヴァイオリニストである父と、その才能を色濃く受け継いだ息子チャーリー。幼い頃から神童と呼ばれたチャーリーだったが、父は彼の才能を素直に認めようとしない。それは期待か、嫉妬か。偉大な父の影、そして音楽家としてのエゴが、父子の間に深い溝を生んでいく。二人の心を繋ぐのは、愛と憎しみが入り混じるヴァイオリンの音色のみ。やがて、父子の関係はバッハの難曲「シャコンヌ」を通して、宿命的な対決の時を迎える。音楽に翻弄される家族の、痛ましくも美しい魂の記録。

    ネット上の声

    • 観終わった後、サントラ即買いしました笑
    • 静かな映画だけど、音楽の力強さに圧倒される。人生について考えさせられた。
    • とにかく音楽が最高。
    • 古い映画だけど全然色褪せない名作だと思う。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1994年
    • 製作国フランス,ベルギー,ドイツ
    • 時間94分
    • 監督シャルリー・ヴァン・ダム
    • 主演リシャール・ベリ

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