- 製作
- 1976年 アメリカ
- 時間
- 121分
- 監督
- シドニー・ルメット
- 出演
- ウィリアム・ホールデンフェイ・ダナウェイピーター・フィンチ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【視聴率のためなら狂気さえもショーにする。テレビ業界の闇を痛烈に描き、現代にも通じるメディアの恐ろしさを暴いた伝説的社会派ドラマ。】
1970年代、視聴率競争が激化するアメリカのテレビ業界。長年ニュースキャスターを務めてきたハワード・ビールは、視聴率低迷を理由に解雇を宣告される。絶望した彼は、生放送中に「2週間後に拳銃自殺する」と宣言。この前代未聞の放送が、皮肉にも驚異的な視聴率を叩き出す。視聴率至上主義のテレビ局は、彼の「狂気」にビジネスチャンスを見出し、「怒れる預言者」として祭り上げ、過激な番組を企画。社会への怒りをぶちまけるハワードは、大衆のカリスマとなっていくが、その精神はますます蝕まれていく。視聴率という怪物に飲み込まれた男の衝撃的な終焉。