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1950年代のローマ、公務に疲れた王女とスクープを狙う新聞記者が織りなす、たった一日の奇跡のような恋物語。
舞台は1950年代、永遠の都ローマ。ヨーロッパ最古の王室の王女アンは、過密な公務に疲れ果て、滞在先の宮殿を密かに脱走。鎮静剤のせいで街のベンチで眠り込んでしまった彼女を助けたのは、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレー。翌朝、彼女がアン王女だと気づいたジョーは、正体を隠してローマの街を案内し、王女の逃避行という世紀のスクープを狙う。しかし、「普通の女の子」として自由を満喫するアンの無邪気な姿に触れるうち、彼の心には恋が芽生え始める。限られた時間の中で深まる二人の想い。
ネット上の声
- 「それぞれの都市にそれぞれの魅力があり………ローマ。」
- 彼女は呟く「あの時は本当に楽しかった」と
- 心の中の宝箱にしまっておきたい二人の恋
- レビューを記すのが、恐れ多いです(平伏)
恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演オードリー・ヘプバーン
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上京した老夫婦の姿を通して、変わりゆく家族の絆と日本の姿を静かに見つめる、小津安二郎監督による不朽の名作。
舞台は戦後復興期の日本。尾道に暮らす老夫婦、周吉ととみ。二人は東京で暮らす子供たちを訪ねるため、はるばる上京。しかし、長男も長女もそれぞれの生活で手一杯で、両親を心から歓迎する余裕がない。都会の喧騒の中、居場所のなさを感じる老夫婦。そんな二人を唯一温かく迎えたのは、戦死した次男の嫁、紀子だった。血の繋がりを超えた優しさに触れる一方で、実の子供たちとの間に流れる微妙な距離感。やがて訪れる別れと、家族が向き合うことになる静かな現実。
ネット上の声
- 連絡がないってことは元気だってことだね
- 孝行したい時に親は無し、、、かぁ・・
- 小津作品の集大成(付:まとめ)
- どうして号泣したんだろう・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督小津安二郎
- 主演笠智衆
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裕福で敬虔な紳士を蝕む、病的なまでの嫉妬心。愛する妻を"所有"しようとする男が狂気に堕ちていく、戦慄の心理ドラマ。
1950年代メキシコ。社会的地位も富も手にした敬虔な紳士フランシスコ。彼は教会で見かけた美しい女性グロリアに一目惚れし、半ば強引に結婚する。しかし、幸福な生活は長く続かない。フランシスコは妻の貞節を疑い始め、その心は病的な嫉妬と妄想に支配されていく。友人との会話、些細な視線、すべてが彼の疑念を増幅させる。完璧な紳士の仮面が剥がれ落ち、現れる狂気の素顔。愛が歪んだ独占欲へと変貌し、妻を精神的に追い詰めていく恐怖の記録。
ネット上の声
- 最も狂っておらず、最も狂った作品
- 男が発狂するまでの「代理」
- 愛は狂気へと変貌を遂げる
- 女の足とパラノイア
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国メキシコ
- 時間92分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演アルトゥーロ・デ・コルドヴァ
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戦乱の世、富と名声を追い求めた男たちを待つ、妖しくも悲しい運命。
戦国時代の近江国。陶工の源十郎と、侍を夢見る義弟の藤兵衛。二人は戦乱に乗じて富を得ようと京へ向かう。そこで源十郎は、妖艶な貴婦人・若狭の屋敷に招かれ、夢のような日々に溺れていく。一方、藤兵衛は念願の侍となるが、その栄光の裏には大きな代償が。家族を顧みず、己の欲望に突き進んだ男たちを待ち受ける、美しくも恐ろしい運命の結末。
ネット上の声
- 妖艶で、妖しく、愚かな人間の悲劇を描く!
- 溝口映画としては異色のファンタジーホラー
- 巨匠<溝口健二>監督の傑作に感動です!
- 実に濃密な97分を過ごしました
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
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戦後の京都・祇園。一人の少女が舞妓となり、花街の厳しい現実と女性の生き様を目の当たりにする物語。
舞台は戦後間もない京都・祇園。16歳の少女・栄子は、母を亡くし、ベテラン芸者・美代春を頼って舞妓となる。華やかな花街に憧れを抱く栄子。しかし、厳しい稽古、多額の借金、そして旦那衆との複雑な関係という過酷な現実が彼女を待ち受ける。美代春は、そんな栄子を必死に守ろうとする。変わりゆく時代の中で、伝統の世界に生きる女性たちの誇りと哀愁を描いた不朽の名作。
ネット上の声
- 祇園の舞妓だけが変わっていないのだろうか? 日本の社会そのものも変わっていないのでは無いだろうか?
- 色街に生きる三世代の女性の価値観の違いを浮かび上がらせた溝口監督の秀作
- 2024年1発目の【"9"のつく日にクラシック映画を観よう!】は去年僕の心を鷲掴
- 【祗園で呑んだ翌日に「祗園囃子」を観て思った事、幾つか。】
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督溝口健二
- 主演木暮実千代
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第二次大戦下のドイツ捕虜収容所、脱走計画はなぜか筒抜け。仲間内に潜む裏切り者を探し出す、極限の心理サスペンス。
舞台は1944年、ドイツの第十七捕虜収容所。ここに収容された連合軍軍曹たちの間である疑惑が渦巻いていた。決死の脱走計画が、ことごとくドイツ軍に察知され失敗に終わるのだ。仲間たちは、収容所内で最も抜け目なく立ち回り、他の捕虜と距離を置く皮肉屋のセフトン軍曹が、情報漏洩のスパイだと断定。リンチ寸前にまで追い込まれたセフトン。彼は自らの無実を証明するため、そして生き残るため、孤独な戦いを開始。真の裏切り者を見つけ出すべく、危険な賭けに出る。疑心暗鬼が渦巻く極限状況下で、果たして彼は信頼を取り戻し、自由を手にすることができるのか。人間の本性が暴かれる、緊迫の密室劇。
ネット上の声
- 【名匠、ビリー・ワイルダーが製作・監督したナチスドイツの捕虜収容所を舞台にした異色ドラマ。誰が内通者かが明らかになる過程はハラハラしながらも面白いです。】
- 戦争映画と言えば、航空隊、潜水艦、フロッグメン(潜水工作員)、フィリピンのゲリラ等の話ばかりで、捕虜を扱ったものがないのは不満だ・・・
- ウイリアム・ホールデン演ずる主人公がユニークで、スパイ暴き出しのミステリー要素も有り、かなり面白かった
- ブロードウェイの舞台が原作だと思うので、会話中心で、あまり盛り上が...
戦争
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演ウィリアム・ホールデン
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1945年8月6日午前8時15分。あの日、広島で何が起きたのか。生存者の証言が紡ぐ、衝撃の真実。
1945年8月6日、広島。いつもと変わらない朝、一瞬の閃光が街を焼き尽くした。本作は、広島市民8万8千人のエキストラ参加を得て、被爆者の手記を基に原爆投下直後の惨状を克明に描く。熱線と爆風で一瞬にして日常を奪われた人々。家族を探し、水を求め、地獄と化した街をさまよう教師と生徒たち。これは単なる映画ではない。後世に伝えるべき、人類の過ちと苦しみの記録。目を背けてはならない、その日の記憶。
ネット上の声
- 【原爆投下直後のひろしまの生き地獄のような様と、原爆病の恐ろしさを描いた強烈な反戦映画。良く映像化したモノであり、当時の制作陣に敬意を表する気持ちになる映画である。】
- 今は公園になっている所に人が住んでいた。
- 高校の時、日本史の先生に見せられた。
- 反戦映画を上映するなら是非この作品を
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督関川秀雄
- 主演岡田英次
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清水港の若き親分・次郎長、子分を連れていざ初旅へ!義理と人情、喧嘩と恋が渦巻く痛快任侠時代劇。
舞台は江戸時代末期の東海道。清水港で名を上げた若き親分・次郎長が、個性豊かな子分たちを連れて甲州への初旅へ。その目的は、恩人の法要と一家の名を上げること。しかし、その道中は波乱の連続。イカサマ博打のいざこざや、敵対する一家との衝突。次々と降りかかる困難を、次郎長は持ち前の度胸と人情で切り抜けていく。義理と意地が交錯する任侠道。天下の海道一を目指す男の、痛快な旅の始まり。
ネット上の声
- 「つなぎ」の感が強い第二部。
- ご都合でもツボは外さない
- 面白い!文句なし
- いいな~。
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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妻を殺された刑事の怒りが爆発。巨大な悪にたった一人で挑む、非情なる復讐劇。
1950年代、腐敗の蔓延るアメリカの都市。正義感の強い殺人課の刑事デイヴ・バニオン。彼が追う同僚警官の自殺事件の裏には、街を牛耳る巨大な犯罪組織の影。捜査を止めないデイヴを襲う脅迫、そして愛する妻が車の爆弾で殺害される悲劇。警察バッジを捨て、復讐の鬼と化した男の孤独な戦い。彼の怒りは組織の女をも巻き込み、予測不能な結末へ突き進む。
ネット上の声
- ちょい前に世界最古のギャング映画「暗黒街」を見て玉砕したやんか
- あちちっ!Big Heatってそういう意味か~
- 「L.A.コンフィデンシャル」など赤子
- よくあるお話。でも演出がいい・・・
サスペンス
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演グレン・フォード
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虚栄心から手放した一対のイヤリング。社交界の夫人を翻弄する、運命の恋と悲劇の始まり。
19世紀末のパリ。将軍夫人であるルイーズは、借金返済のため、夫から贈られたダイヤのイヤリングを秘密裏に手放す。しかし、そのイヤリングは巡り巡って夫の手に戻り、彼の愛人へと渡ってしまう。さらに、ルイーズが情熱的な恋に落ちた外交官の手に渡った時、イヤリングは単なる装飾品ではなく、男女3人の愛と嘘、そして運命を狂わせる象徴へと変貌。一つのイヤリングが辿る軌跡が、華やかな社交界の裏側で燃え上がる、許されざる恋の行方を映し出す。
ネット上の声
- 耳飾りより耳かき棒などいかがですか。
- 典雅で官能的
- ラストの解釈
- 1/'24
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間100分
- 監督マックス・オフュルス
- 主演ダニエル・ダリュー
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戦後の日本、熱海。女手一つで子を育てた母を待っていたのは、成長した我が子からの無慈悲な拒絶。
終戦直後の日本、温泉町・熱海。戦争で夫を亡くした春子は、二人の子供を育てるため、あらゆる犠牲を払い必死に働いてきた。しかし、成長した息子と娘は、そんな母の苦労を理解しようとせず、自分たちの将来の邪魔者として冷たく突き放す。過去の新聞記事やニュース映像を交錯させ、戦後日本の世相を映し出す斬新な演出。親子の断絶と、時代に翻弄された一人の女性の絶望。追い詰められた母が下す、悲痛な決断。
ネット上の声
- 21世紀の日本でもこの対立構造は全く変わりありません 今こそ本作のリメイクを観てみたいものです
- 世の中的にはこれからお盆ですが、私は明日から仕事なので一旦このタグで映画を見るの
- 敗戦後の貧しい日本で、女手一つで2人の子どもを育て上げる母ちゃんの、切なく悲しい
- 前から観たかった木下恵介の戦後8年後の日本を描いた「日本中の悲劇」
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督木下恵介
- 主演望月優子
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盲目の青年が愛したのは、自らを失明させた医師の未亡人だった。巨匠ダグラス・サークが描く、運命の皮肉と真実の愛を問うメロドラマの傑作。
裕福だが、無軌道な生活を送るプレイボーイのボブ。ある日、彼の無謀なボート運転が原因で、高名なフィリップス医師が心臓発作で急死。さらにボブ自身も事故で失明してしまう。自責の念に駆られたボブは、匿名で医師の未亡人ヘレンに援助を申し出るが、やがて彼女の優しさに触れるうちに、深く愛するようになる。しかし、彼は自分が彼女の夫を死に追いやった張本人であるという、残酷な真実を打ち明けられない。愛が深まるほどに、罪の意識と秘密の重圧が彼を苦しめる。果たして、この愛に救いはあるのか。すれ違う男女の運命を鮮烈に描いた物語。
ネット上の声
- 家の前で懐かしさに涙を流し変わらない鍵の場所を確かめて窓の外から眺める自分がそこ
- 女優を目指して家を出たものの、成功は長続きせず下積みの甘んじている舞台女優を、バ
- 田舎町で不倫の末に家庭を捨て都会に出て舞台女優デビューしたがキャリアが行き詰まっ
- この複雑な人間模様を80分以内で凝縮してつくれるサークの天才っぷりに凄え〜〜てな
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間79分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演バーバラ・スタンウィック
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縄張りを巡る甲州黒駒一家との対立激化。清水次郎長、一家の存亡を賭けた殴り込みの決断。
清水港を拠点とする次郎長一家。その縄張りを狙う甲州の黒駒勝蔵との対立は、ついに一触即発の状態へ。子分である久六の裏切りもあり、窮地に立たされる次郎長。しかし、大政、小政、森の石松ら、命を預ける子分たちの忠義に支えられ、ついに反撃を決意。男たちの意地と誇りが激突する甲州路。任侠の世界に生きる者たちの、熱き血潮と絆を描くシリーズ屈指の決戦。
ネット上の声
- 『もーれつア太郎』の原点
- 前半の秋祭り、後半甲州殴り込みで見所満載の満点、あーいや待たれ!お仲久慈あさみ救
- 多幸感漲るお祭りシーンに始まり、血沸き肉躍る大チャンバラへと雪崩れ込む、強烈な映
- 甲州とのイザコザに単独でスパイに入り捕らえられたお仲さんを救出に次郎長一家が殴り
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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灼熱の南米、報酬は2000ドル。一触即発のニトログリセリンを運ぶ、死と隣り合わせのサスペンス。
1950年代、南米ベネズエラの辺境の町。仕事も希望もなく、祖国に帰れない男たちが吹き溜まるこの地で、大規模な油田火災が発生。消火に必要なニトログリセリンを500km先の現場まで運ぶ、報酬2000ドルの危険な仕事の募集。選ばれたのは、腕利きの4人の男たち。しかし、道は未舗装の悪路。わずかな衝撃で全てが吹き飛ぶ液体を積み、2台のトラックは死の道へと走り出す。極度の緊張と疑心暗鬼の中、彼らは無事に大金を手にする事ができるのか。
ネット上の声
- 心臓が止まりそうになる、究極の傑作!
- シンプルでも見る側を引込む力強さ!
- 「暑さ」が「寒さ」に変わる映画!
- 中盤からすごく面白かった☆3つ半
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間149分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演イヴ・モンタン
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フェデリコ・フェリーニが自身の故郷リミニを思わせる地方都市を舞台に、いい加減な生活を送る5人の青年たちの彷徨と旅立ちを描いた作品。北イタリアの小さな港町で、定職にも就かず自堕落な日々を過ごす5人の仲間たち。女好きのファウストは友人モラルドの妹サンドラを妊娠させ、仕方なく結婚することに。女中にうつつを抜かす劇作家志望のレオポルド、姉に小遣いをせびるアルベルト、歌だけが取り柄のリカルドら、相変わらず無為な日常を続ける彼らだったが、モラルドだけは現状からの脱却を考えていた。フェリーニの自伝的要素の濃い作品として知られ、第14回ベネチア国際映画祭でサン・マルコ銀獅子賞を受賞。日本では1959年に初公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- ほろ苦さを伴うフェリーニ監督の自分語りの青春映画
- 退廃おっさんというか、ニートのダラダラ感
- 時代によって違う「青春」の意味。
- ファウストみたいな奴いるわ〜
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間116分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演フランコ・ファブリッツィ
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海道一の親分・清水次郎長一家、お尋ね者として流浪の旅へ。義理と人情を背負う股旅時代劇。
舞台は幕末の日本。喧嘩の助太刀がもとで、お上から追われる身となった清水次郎長一家。故郷の清水湊を離れ、甲州路へと向かう苦難の旅。行く先々で待ち受ける敵対勢力とのいざこざや、子分たちの人間模様。旅の途中で出会う人々との束の間の交流と、避けられぬ別れ。親分・次郎長の器の大きさと、彼を慕う子分たちの固い結束。果たして一家は、追っ手を振り切り、安住の地を見つけることができるのか。巨匠マキノ雅弘が描く、痛快無比のエンターテイメント時代劇シリーズ第六弾。
ネット上の声
- 江戸時代の身分制度のことを知りたい。
- 湿っぽいけど好感
- すべてが見えている
- 🔸Film Diary🔸
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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戦後日本のジャズブーム!歌と踊りに青春を懸ける三人の娘たちが、夢と希望を奏でるミュージカル!
舞台は戦後の活気あふれる東京。ジャズの音色が街に響き渡る時代。デパートガール、タイピスト、そして裕福な家庭のお嬢様。育った環境は違えど、ジャズを愛する気持ちは同じ三人の娘たち。彼女たちは運命的に出会い、プロのジャズ歌手になるという大きな夢に向かってトリオを結成。華やかなショービジネスの世界で、恋やライバルとの競争、家族の反対といった数々の壁に直面。固い友情と音楽への情熱を武器に、夢のステージへと駆け上がる物語。
青春
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督松林宗恵
- 主演江利チエミ
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スタッフ・キャストとも第三部と共通。「青色革命」の加東大介、「胡椒息子」の石黒達也、などがこれに加っている。この篇で次郎長一家の面々が一通り揃うことになる。
ネット上の声
- 森繁の石松が良い!
- はじめての次郎長
- 第三部までを大いなる伏線とし、回収をこの作品の黒駒の勝蔵との喧嘩に集約させた見事
- 清水に正式に構えた次郎長一家の相撲興行と三五郎を巡る甲州勢との喧嘩
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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江戸末期、海道一の親分・次郎長と義理人情に厚い子分・石松。二人の絆が試される任侠活劇。
舞台は幕末の清水港。海道一の大親分として名を馳せる清水次郎長。その下には、どもりだが喧嘩と相撲はめっぽう強い森の石松をはじめ、個性豊かな子分たち。ある日、石松は次郎長の妻・お蝶の病気快癒を祈願するため、四国の金比羅様への代参を命じられる。旅の途中、様々な出会いと事件に巻き込まれる石松。果たして彼は無事に大役を果たし、親分の元へ帰ることができるのか。義理と人情が交錯する、波乱万丈の旅路の始まり。
ネット上の声
- 面白いが期待通りではない
- 味がある映画。
- 次郎長のエピソードというより、森繁久彌演じる森の石松のスピンオフ的な展開で、森繁
- 投げ節お仲を演じた久慈あさみの艶香が、次郎長一家の物語に奥行きと個性を拡げている
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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20世紀初頭のアメリカ南部。人々の偏見に、ユーモアと正義感で立ち向かう老判事の物語。
舞台は20世紀初頭、ケンタッキー州の小さな町。再選を目指す老判事ビリー・プリーストは、人情家だが酒好きで型破りな人物。彼は、無実を訴える黒人青年や、町から追放されそうになる女性など、社会の弱者の弁護に立つ。その行動は、町の有力者や偏見に満ちた人々の反感を買うことに。選挙戦が激化する中、彼が守り抜こうとした正義とは。巨匠ジョン・フォードが描く、古き良きアメリカの人情劇。
ネット上の声
- これ素晴らしい映画ですよ
- う~ん・・・・。
- 太陽は光り輝く
- 序盤のジョン・ラッセルとアーリーン・ウェランのやり取りやクライマックスの葬列のシ
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ジョン・フォード
- 主演チャールズ・ウィニンガー
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冷戦下のニューヨーク、スリの男が偶然手にした国家機密が、警察とスパイを巻き込む命懸けの駆け引きを呼ぶフィルム・ノワール。
1950年代、冷戦下のニューヨーク。満員の地下鉄で、スリのプロであるスキップ・マッコイは、美しい女性キャンディのバッグから財布を抜き取る。しかし、その中には金ではなく、国家機密を収めたマイクロフィルムが。スキップはこれを高値で売りさばこうと、フィルムの持ち主である共産圏のスパイ組織と接触。一方、何も知らずに運び屋をさせられていたキャンディは、元恋人に裏切られたことを知り、フィルムを取り戻そうと奔走。警察とスパイ、二つの組織から追われることになったスキップとキャンディの危険な逃避行。
ネット上の声
- フレーム内の充実とカメラに職人芸を見る
- こーいう映画を見ると安心するんだな
- サミュエル・フラーの傑作!
- 雰囲気は好きだけど、ウィドマークにスリあったジーン・ピータースがひどい扱いされる
サスペンス
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督サミュエル・フラー
- 主演リチャード・ウィドマーク
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藤沢桓夫が婦人生活に連載中の原作を、「愛情の決闘」の新人富田義朗が脚色、「純潔革命」の川島雄三が監督した。「嫁の立場」の高村倉太郎、「鞍馬天狗 青面夜叉」の木下忠司がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「乙女のめざめ」の三橋達也、「君の名は」の月丘夢路、「きんぴら先生とお嬢さん」の高橋貞二、大坂志郎、「弁天横丁」の水原真知子、「シミ抜き人生」の北原三枝、「若旦那の縁談」の坂本武、「坊っちゃん(1953)」の多々良純、「鞍馬天狗と勝海舟」の丹下キヨ子などの他SKDから映画初出演の芦川いづみが出演している。
ネット上の声
- 敬愛なる小品
- 川島雄三監督による雰囲気が楽しい娯楽作であり、タイトルの東京マダムと大阪夫人より
- 学びのある1本
- @新文芸坐
大阪が舞台、 コメディ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督川島雄三
- 主演三橋達也
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雄大な自然が広がる西部開拓時代のワイオミングを舞台に、流れ者シェーンと開拓者一家の交流や悪徳牧場主との戦いを描いた名作西部劇。ジャック・シェーファーの小説を原作に、「陽のあたる場所」「ジャイアンツ」のジョージ・スティーブンスがメガホンをとり、アラン・ラッドが主演を務めた。南北戦争後の西部。厳しい自然や横暴な牧場主ライカーとのいさかいに悩まされていた開拓者ジョーとその家族の前に、シェーンと名乗る流れ者の男が現われる。ジョーの息子ジョーイと仲良くなり一家のもとに身を寄せることになったシェーンは、ジョーの仲間の開拓者たちとも友情を育んでいく。しかしライカーの暴力は日ごとにエスカレートしていき、ついに開拓者の1人が殺し屋に命を奪われてしまう。ライカーとの話し合いに向かおうとするジョーを止めたシェーンは、たった1人でライカー一味に立ち向かう。公開60周年となる2013年にデジタルリマスター化され、16年4月に公開(東北新社配給)。2020年9月、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(シェーン役=津田健次郎/ジョー・スターレット役=森久保祥太郎/ルーフ・ライカー役=石井康嗣)で公開(モービー・ディック配給)。
ネット上の声
- 言葉をぐっと呑み込んで、黙るしかないとき
- 一体何度 この映画を観ているのだろう?
- 最後のシーンが眼に焼き付いている。
- 最近の映画にないモノがあります。
西部劇
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ジョージ・スティーヴンス
- 主演アラン・ラッド
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真珠湾攻撃が迫るハワイを舞台にアメリカ陸軍組織の腐敗や男女の愛と苦悩を描き、1954年・第26回アカデミー賞で作品賞・監督賞など8部門に輝いた名作。ジェームズ・ジョーンズのベストセラー小説を原作に、名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとり、バート・ランカスター、フランク・シナトラら豪華キャストが集結した。1941年、ホノルルの陸軍兵営に配属された青年プルーイットは、中隊長の命令に逆らったため嫌がらせを受けるように。曹長ウォーデンは反抗をやめるよう説得するが、プルーイットは聞き入れようとしない。ある日、プルーイットはクラブで知りあった女性ロリーンと恋に落ちる。一方、ウォーデンは中隊長の妻カレンと不倫関係にあった。
ネット上の声
- チャタヌガ・チュー・チューを歌う『イタ公』のシナトラ。あれ?!日独伊三国同盟♥
- あっさりと味方に撃ち殺されてしまうモンゴメリー・クリフト
- クリフトとランカスターの対照的な男の生き方
- 軍隊は男の魔窟、女はそこから距離を置き…
夏に見たくなる、 恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演バート・ランカスター
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戦後の東京、置屋の片隅で生きる芸者の矜持。病と貧困に喘ぎながらも、凛として人生と向き合う女の一代記。
舞台は終戦間もない東京。置屋の芸者として、幼い頃から客の気まぐれに人生を左右されてきた銀子。彼女は長年の無理がたたり、病に倒れてしまう。実家に戻っても安らぎはなく、恩義と借金に縛られた置屋との関係も断ち切れない。そんな絶望の日々の中、靴職人の誠実な優しさに触れ、銀子の心に微かな光が灯る。しかし、過酷な運命は彼女に安息の地を許さない。社会の底辺で、それでも誇りを失わずに生きようとする一人の女性の姿を静かに、そして力強く描く。
ネット上の声
- 確かに人身売買=悪だが
- 報われない
- 死んでよかった…芸者にならずに済んだもの
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督新藤兼人
- 主演乙羽信子
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戦後の東京、貞淑な妻と奔放な愛人、二つの顔を持つ女。退屈な日常から逃れるため、彼女が踏み入れた禁断の恋の行方。
舞台は戦後復興期の東京。夫との平穏だが退屈な日々に虚しさを感じる主婦・久美子。ある日、彼女はかつての恋人・杉本と再会し、忘れかけていた情熱が再燃する。夫に隠れて逢瀬を重ねるうち、久美子の心は罪悪感と新たな恋のときめきの間で激しく揺れ動く。安定した結婚生活か、それとも危険な愛か。社会の規範と自らの欲望の狭間で、彼女が下す決断とは。破滅の予感をはらみながら、物語は加速する。
ネット上の声
- めっちゃ面白かった
- 逆転逆転また逆転!
- 登場人物たちの思いの矢印が明るみになった途端に面白くなってくる
- 後半から市川崑節が随所に見られていい感じ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督市川崑
- 主演有馬稲子
-
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間52分
- 監督ジョン・バクスター
- 主演レスリー・ブラッドリー
-
米軍基地の街、欲望と暴力が渦巻く赤線地帯。そこで生きる女たちの叫び。
終戦直後の日本、米軍基地に隣接する街。そこには、米兵相手の「特殊慰安施設」、通称・赤線地帯が存在した。貧困から逃れるため、そこで働くしかない女たち。彼女たちは、米兵による暴力や地元のヤクザとのいざこざ、そして差別と偏見に苦しめられる日々。そんな絶望的な状況下でも、ささやかな幸せを求め、必死に生き抜こうとする彼女たちの姿。やがて起こる一つの事件。社会の矛盾を鋭く告発する衝撃作。
ネット上の声
- もう美しいものは何も残っていない…
- 敗戦ってのはこんなに人間を屈折させるんだねぇ…
- 決して目を背けてはならない敗戦国の現実。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督谷口千吉
- 主演三国連太郎
-
明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に連載された森鴎外原作の映画化で、「続馬喰一代」の成澤昌茂の脚本を、「春の囁き」の豊田四郎が監督している。撮影は「愛情について」の三浦光雄、音楽は「獅子の座」の団伊玖磨。出演者は「明日はどっちだ」の高峰秀子、宇野重吉、「煙突の見える場所」の芥川比呂志、「刺青殺人事件」の東野英治郎、「あにいもうと(1953)」の浦辺粂子、山田禅二など。
ネット上の声
- 学生さんのお嫁になれないのはわかった話
- ほっ 映画版では災難に遭わなかった(雁)
- クローズアップに堪えられる高峰秀子
- 香り高い鴎外の原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督豊田四郎
- 主演高峰秀子
-
文学座、新世紀映画社の共同製作になる樋口一葉の小説のオムニバス映画で、「ひめゆりの塔(1953)」の今井正監督作品。脚本は「あにいもうと(1953)」の水木洋子と「愛人」の井手俊郎が共同で書いている。撮影は今井正とコンビをなす中尾駿一郎(ひろしま)、音楽は「赤線基地」の団伊玖磨である。出演者は「東京物語」の杉村春子、長岡輝子、中村伸郎、「雁(1953)」の芥川比呂志、「幸福さん」の田村秋子、丹阿弥谷津子、三津田健など文学座の面々のほかに、「地の果てまで」の久我美子、「花の生涯」の淡島千景、「蟹工船」の山村聡が出演している。
ネット上の声
- 薄幸な女たちを描きながら高い品格に収めた
- 儚くも美しい樋口一葉の世界の女たち☆
- 頭の固い理屈屋には分かり辛い
- 80点 濃厚なオムニバス!
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督今井正
- 主演淡島千景
-
「巴里のアメリカ人」のビンセント・ミネリ監督がフレッド・アステアを主演に迎え、落ち目のスターが新作舞台劇でブロードウェイに返り咲こうと奮闘する姿を描いた名作ミュージカル。ブロードウェイからミュージカル映画のスターに上り詰めたトニー・ハンターは、時代の流れに取り残され、今や過去の人となりつつあった。そんな彼に、ブロードウェイ時代からの友人マートン夫妻が新作舞台劇への出演を持ちかける。気が進まないながらも出演を決めたトニーは、コメディ劇を心理劇に変えようとする演出家コルドバや、バレエダンサー出身の主演女優ギャビーら個性的な仲間たちと共に舞台の成功を目指すが……。劇中曲「ザッツ・エンタテインメント」は、ハリウッドミュージカル黄金期を象徴する曲となった。
ネット上の声
- 年一で再見してます
- ストーリーは比較的単純明快であるが、フレッドアステアと、対等に踊るシドチャリシー
- かなり無理のある怒涛のラブストーリーを、滑らかで洒脱なカメラワークで無理矢理まと
- フレッド・アステアとシド・チャリシーが舞う中盤のダンスシーンは何度も見返すくらい
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ヴィンセント・ミネリ
- 主演フレッド・アステア
-
「アリバイなき男」と同じくエドワード・スモールが製作し、フィル・カールソンが監督にあたった犯罪活劇1953年作品。ジョージ・ザッカーマンの原作を「突然の恐怖」のロバート・スミスが脚色し、撮影はフランツ・プラナー(「暁前の決断」)、音楽は「無宿者」のエミール・ニューマン、 アーサー・ランジの担当。主演は「七つの海の狼」のジョン・ペインと「スパイ(1952)」のイヴリン・キースで、ブラッド・デクスター(「犯罪都市(1951)」)、フランク・フェイレン(「探偵物語」)、ペギー・キャッスル、ジェイ・アドラーらが助演。
ネット上の声
- 「不倫していた妻の死体を押し付けられる」というプロットの目玉部分が全体の構成にあ
- いやぁ~、これは久々にサスペンス映画らしいサスペンスだった😎
- フィル・カールソン監督、フランツ・プラナー撮影
アクション
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督フィル・カールソン
- 主演ジョン・ペイン
-
新藤兼人のオリジナル脚本を、吉村公三郎が監督した。撮影を宮川一夫、音楽を伊福部昭がそれぞれ担当。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉村公三郎
- 主演水戸光子
-
「鏡の中にある如く」のイングマール・ベルイマンが脚本・監督したサーカスを舞台にした人間悲劇。撮影は「鏡の中にある如く」のスヴェン・ニクヴィストと「女たちの夢」のヒルディング・ブラド、音楽はカール・ビルゲル・ブロムダールが担当した。出演は「不良少女モニカ」のオーケ・グレンベルイ、「愛する」のハリエット・アンデルソン他。
ネット上の声
- 雑草のようにしぶとく生きる
- フェリーニがサーカスを愛と郷愁で捉えれば、ベルイマンはサーカスを貧困と差別の象徴
- 巡業しながら町を渡り歩くサーカス団を描いた悲哀に満ちた人間ドラマ
- こっこわい、ドキドキするニャ(byぶち猫)
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国スウェーデン
- 時間92分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演オーケ・グレンベルイ
-
明治の歌舞伎界、芸の道に生きる二人の役者の宿命。伝統と革新の狭間で燃え上がる、父と子の壮絶な対立。
文明開化の波が押し寄せる明治初期の東京。当代随一と謳われた歌舞伎役者、鏡獅子源治郎は、自らの芸に限界を感じていた。そんな彼が見出したのが、若き役者・檜山矢之助の類まれなる才能。源治郎は矢之助を養子に迎え、己の全てを注ぎ込む。しかし、師の芸を凌駕するまでに成長した矢之助は、やがて源治郎にとって最大の好敵手となる。芸の頂点「獅子の座」を巡り、父と子の、師弟の絆は激しい憎悪と対立へ。芸に命を懸けた男たちの、壮絶な魂の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督伊藤大輔
- 主演長谷川一夫
-
パイプがトレードマークのユロ伯父さんが海辺の町へ。彼の行くところ、なぜか珍騒動の連続!心温まるフレンチ・コメディ。
夏のバカンスシーズン、フランスの海辺にあるリゾートホテル。そこに、古風な車に乗ってやってきた、パイプをくわえた長身の紳士、ユロ伯父さん。彼はただ休暇を楽しみたいだけ。しかし、テニスをすればコートは大混乱、カヌーに乗れば真っ二つ。彼の善意からくる行動が、なぜかことごとく裏目に出て、ホテルや町にいる他の отдыхающихたちの静かな日常をかき乱していく。セリフはほとんどなく、緻密に計算された動きと音だけで紡がれる、優しくてどこか切ない笑いの数々。
ネット上の声
- 伯父さん、くだらなすぎです(降参)!
- ユロおじさんの7日間のバカンス〜〜
- 久々に、「金返せ」と思った映画
- 全ては『プレイタイム』のために
コメディ
- 製作年1953年
- 製作国フランス
- 時間87分
- 監督ジャック・タチ
- 主演ジャック・タチ
-
音楽の起源を辿る、愉快な冒険。洞窟時代から始まる楽器の歴史、その音色の秘密。
舞台は、歴史の始まり、洞窟時代。一人の原始人が角笛を吹いたことから始まる、壮大な音楽の物語。案内役は博識なフクロウ教授。彼が解き明かすのは、金管楽器の「トゥート」、木管楽器の「ホイッスル」、弦楽器の「プラン」、そして打楽器の「ブーム」という4つの楽器ファミリーの誕生秘話。単純な音から複雑なオーケストラへと進化する過程を、色彩豊かなアニメーションと軽快な音楽で描く。音楽の楽しさと歴史を一度に学べる、ディズニーが贈る教育的エンターテイメントの傑作。
ネット上の声
- 金管楽器、管楽器、弦楽器、打楽器の歴史を独特なグラフィックで表現するディズニーオ
- ディズニーっぽく、どこかディズニーらしからぬ、ジャズやクラシック、ロックなど音楽
- 『メロディ』と同スタッフの作品(何故かこちらがアカデミー賞受賞、『メロディ』の方
- 何故か昔めっちゃ見てて、久々に見てもトランペットのところとか超懐かしくて泣きそう
アニメ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間10分
- 監督C・オーガスト・ニコルズ
- 主演---
-
結婚生活が危機にあるとある夫婦のイタリア旅行の道中を描く。製作はマリオ・デル・パパとマルチェロ・ダミーコ、監督・脚本はロベルト・ロッセリーニ、共同脚本はヴィタリアーノ・ブランカーティ、音楽はレンツォ・ロッセリーニが担当。出演はイングリッド・バーグマン、ジョージ・サンダースほか。
ネット上の声
- 日常あるあるの、心の機微を丹念に描いた映画。
- 世界の監督たちに影響を与えたイタリア映画
- こういう機会に『イタリア旅行』もいいね
- ちょちょいのちょい。監督の手なぐさみ
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国イタリア
- 時間75分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演イングリッド・バーグマン
-
林芙美子の『茶色の目』を原作とし、主なスタッフは「夫婦」の監督成瀬巳喜男、脚本井手俊郎、音楽斎藤一郎のトリオ。撮影は「七色の街」の玉井正夫である。「煙突の見える場所」の上原謙、「人生劇場 第一部」の高峰三枝子、「生きる」の丹阿弥谷津子をめぐって伊豆肇、高杉早苗、三國連太郎、中北千枝子などが出演する。
ネット上の声
- 夫婦生活の倦怠・甘えをドライに描く
- 恋をする、さりげない瞬間に
- キーワード
- モノローグで始まり、モノローグで終わる夫婦
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演上原謙
-
南北戦争の元スパイ。過去を捨て新しい人生を歩もうとする男の前に、再び立ちはだかる非情な運命。
南北戦争で南軍のスパイとして暗躍したジェフ・トラヴィス。戦争が終わり、彼は過去を捨ててアリゾナの地で新たな人生を始めようと決意。しかし、彼の前にかつての仲間が現れ、金塊を積んだ駅馬車強盗の計画への参加を強要。非情な過去との決別を望むジェフは、これを拒否。だが、その決断は彼を強盗団と保安官の両方から追われる立場へと追い込む。愛する女性を守り、真の平和を掴むための孤独な戦いの始まり。
ネット上の声
- 監督バッド・ベティカーか!
- 臆病者、脱走兵と罵られたグレン・フォードが名誉の回復など無視して行動していくのが
- 暴れる馬に囲まれながらの殴り合いであったり、高い滝の上でのそれであったり、時には
- 初ベティカー!家族以外のあらゆる社会的関係から自由なグレンフォードを指揮官に、女
西部劇
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間79分
- 監督バッド・ベティカー
- 主演グレン・フォード
-
セミノール族インディアンと白人の抗争を描く西部劇。チャールズ・K・ペック・ジュニアの脚本を、「レッグス・ダイヤモンド」のバッド・ボーティカーが監督した。撮影と音楽は「黒い肖像」のラッセル・メティとジョセフ・ガーシェンソンがそれぞれ担当。出演は、「夜を楽しく」のロック・ハドソン、「黒い肖像」のアンソニー・クインのほか、バーバラ・ヘイル、リチャード・カールソンら。製作ハワード・クリスティ。
ネット上の声
- 西部劇かと思ったらモンド映画だった
- ディズニーワールドになる前は…
- いやーこれは傑作
西部劇
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督バッド・ベティカー
- 主演ロック・ハドソン
-
室生犀星往年の名作の再映画化。「愛情について」の水木洋子が脚本をかき「妻」の成瀬己喜男が監督にあたった。撮影は「胡椒息子」の峰重義。出演者は「黒豹」の京マチ子、「胡椒息子」の船越英二、潮万太郎、「獅子の座」の浦辺粂子、堀雄二、「再会(1953)」の森雅之、久我美子、などである。
ネット上の声
- 原作の良さを最大限に生かした脚本・演出・演技の見事な成瀬作品、その簡潔さと完成度の高さ
- 成瀬監督が描く厭世的作風から見えるもの
- 血縁ゆえの愛憎を描いた家族映画の秀作
- 伊之吉の妹、もんちゃんとさんちゃん
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演京マチ子
-
「陽気なドン・カミロ」の続篇として「埋れた青春」のジュリアン・デュヴィヴィエが一九五三年に監督した作品。前作同様ジョヴアンニ・グアレスキの原作からデュヴィヴィエとルネ・バルジャヴェルが脚本と台辞を執筆した。撮影は「わたしの罪ではない」のアンキーゼ・ブリッツィ、音楽は「ユリシーズ(1954)」のアレッサンドロ・チコニーニ。前作にひきつづいてフェルナンデル、ジーノ・チェルヴィ(「肉体の誘惑」)が出演するほか、「愛人ジュリエット」のエドゥアール・デルモン、「懐かしの日々」のパオロ・ストッパ、「赤と黒(1954)」のアレクサンダー・リニョオ、トミー・ブールデルなどが助演する。
ネット上の声
- 魂がないと思っているなら売ってくれないか?
- 公共工事と立ち退き問題
- おとなしくなった司祭
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間111分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演フェルナンデル
-
「丘は花ざかり(1952)」の藤本真澄の製作で、脚本も同じく水木洋子と井手俊郎が共同で書いている。監督は「稲妻(1952)」の成瀬巳喜男、撮影は「丘は花ざかり(1952)」の中井朝一である。配役の主なものは、「丘は花ざかり(1952)」の上原謙、杉葉子、「恐妻時代」の小林桂樹、「春の囁き」の三國連太郎と岡田茉莉子、「港へ来た男」の藤原釜足などである。
ネット上の声
- 夫婦の危機を絶妙のバランスで表現
- 結婚して6年も経つと..。
- 名匠の腕が光る
- 成瀬恐るべし
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演上原謙
-
昭和の東京下町、おんぼろアパートに暮らす二組の夫婦に舞い込んだ、赤ん坊の置き去りという奇妙な事件。
舞台は終戦から間もない昭和20年代の東京、林立する巨大な煙突が見える下町。税務署員の弘子と失業中の夫、その隣人で商売人の仙子とめっき職人の夫が暮らすおんぼろアパート。ある朝、弘子たちの部屋の前に赤ん坊が置き去りにされる。「父親はあなたです」という手紙をきっかけに、二組の夫婦は赤ん坊の親探しに奔走。互いの夫への不信感、経済的な困窮、そして戦後の混乱が残る社会の冷たさが彼らを追い詰める。赤ん坊の存在が、ささやかな日常に波紋を広げ、夫婦それぞれの隠された過去や本音を炙り出していく。
ネット上の声
- 見方を変えれば煙突も人も違って見える
- コメディだけど、それだけじゃない
- 不思議な魅力の下町コメディ
- 本当は4本あるんだけど
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督五所平之助
- 主演上原謙
-
ネット上の声
- 最近フィルムノワールとかまったく観てないじゃん!ってことで所持してるDVDでまだ
- ちょっと恐い表情をするけれど可愛らしいモナ・フリーマンはロバート・ミッチャムに言
- メンヘラ女に目をつけられた男が味わうメロドラマ風に味付けされた恋愛地獄に最後まで
- ダイアンのキャラが、ブレてるのか嘘をついているのか伝わりづらいため、ストーリーが
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ロバート・ミッチャム
-
「水鳥の生態」「大自然の片隅」「ビーバーの谷」などの“自然の驚異”シリーズを発表したウォルト・ディズニーが、この記録短編シリーズを長編にきりかえ、“自然の冒険”シリーズと名づけて発表した第1作である。総指揮はウォルト・ディズニー、監督ジェームズ・アルガー。撮影(プリントはテクニカラー)はN・ポール・ケンワージー・ジュニアとロバート・H・クランドールで、追加撮影をスチューアート・V・ジュエル、ジャック・クーファー、ドン・アーレン、タッド・ニコルズである。日本版の解説はNHKアナウンサー今福祝が担当した。1953年度アカデミー長編記録映画賞受賞作品。
ネット上の声
- 「ディズニーランド」という番組で何度も
- これをドキュメンタリーということには少し疑問が残るが、ディズニー作品ということに
- 大自然の中で頑張って撮影したドキュメンタリーじゃなくて、セットの中で撮った観察日
- 小林秀雄がアメリカについて考えるとき、つねにディズニーへの畏怖的関心があったこと
ドキュメンタリー
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間72分
- 監督ジェームズ・アルガー
- 主演---
-
賞金稼ぎ、逃亡者、そして謎の女。欲望と裏切りが渦巻くロッキー山脈を舞台に、人間の本性が剥き出しになる傑作西部劇。
1868年、コロラドのロッキー山脈。賞金稼ぎのハワードは、お尋ね者のベンを捕らえる。しかし、賞金5000ドルを狙う老いた金鉱掘りと、不名誉除隊となった元北軍兵士が仲間に加わり、事態は複雑化。さらに、ベンと共にいた謎の女リナの存在が、男たちの間に不信と欲望の種を蒔く。いつ裏切るか分からない仲間たち。刻一刻と変化する力関係。極限状態での心理戦の幕開け。
ネット上の声
- 皆様、明けましておめでとうございます🎍
- 猫パンチするヒーロー
- 「なんじゃこりゃあ~~っ!?」まるで、「太陽にほえろ!」の松田優作の最期の気持ちが体感できるような怪作なのでした。
- んんむ、個人的には、主人公の言動もストーリーも何もかも中途半端で、最後まで見たも
アクション
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
「二人でお茶を」のドリス・デイが主演する色彩ミュージカル。「勇魂よ永遠に」のウィリアム・ジャコブスが1953年に製作した作品で、「宇宙征服」のジェームズ・オハンロンの脚本から「獅子王リチャード」のデイヴィッド・バトラーが監督に当たった。撮影は「コマンド」のウィルフリッド・M・クライン、音楽は「スタア誕生(1954)」のレイ・ハインドーフである。ドリス・デイ以下、「掠奪された七人の花嫁」のハワード・キール、「謎のモルグ街」のアリン・アン・マクレリー、「長い灰色の線」のフィリップ・ケイリー、「フェザー河の襲撃」のディック・ウェッソン、ポール・ハーヴェイなどが出演する。篇中歌われる歌曲は“The Deadwood Stage”“Secret Love”(アカデミー歌曲賞受賞)“Just Blew in from the Windy City”“A Woman's Touch”“Higher Than a Hawk”“Black Hills of Dakota”である。
ネット上の声
- アメリカ西部開拓時代に実在した男装の女ガンマン カラミティ・ジェーンさんのラブコ
- ドリス・デイの甘い唄声をたっぷりと
- ドリス・デイがかわいい☆3.0
- 元祖少女漫画
西部劇
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督デヴィッド・バトラー
- 主演ドリス・デイ
-
「ダイヤモンドは女の親友!」と歌う金髪美女と、真実の愛を求めるブルネット美女。豪華客船でパリを目指す、二人のショーガールのきらびやかなミュージカル・コメディ。
1950年代、アメリカからパリへ向かう豪華客船。そこに乗り込む二人のショーガール、金髪のローレライとブルネットのドロシー。ダイヤモンドと玉の輿を夢見るローレライと、真実の愛を求めるドロシー。性格は正反対でも二人は大親友。しかし、ローレライの婚約者の父親が雇った探偵が船に乗り込んできたことから、旅は思わぬ方向へ。次々と巻き起こる勘違いとトラブル。果たして二人は、それぞれの幸せをパリで掴むことができるのか。マリリン・モンローの魅力が炸裂する、華麗で痛快な傑作。
ネット上の声
- 女性の主体的な恋愛や人生設計を富と愛で歌い上げるシスターフッドミュージカルコメデ
- M・モンローの魅力全開。 最初は顔を見て「そうでもないやん」と思い...
- マリリンの歌と踊り、衣装全てが可愛い!
- マリリン・モンローが愛され続ける理由
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演マリリン・モンロー