全50作品。1936年の映画ランキング

  1. 赤西蠣太

    赤西蠣太
    評価:S4.29
    志賀直哉の短編『赤西蠣太の恋』を名脚本家・伊丹万作が監督し、映画化した日本映画初期の傑作。伊丹万作は、伊丹十三の父としても知られているが、独特のユーモアとウィットの持ち主である。江戸の伊達屋敷の長屋に無口で無愛想で醜男の田舎武士が着任する。名を赤西蠣太といい、実はお家騒動をたくらむ陰謀派の秘密をさぐりに国元から派遣された密偵だった。調べを終えた蠣太は国元へ密書を届けに帰りたいが、黙って逃げたら怪しまれるので、美女の小波に付け文を送る。フラれて邸中の笑い者になれば、逃げ出しても不思議に思う者もいない。だが蠣太の思惑は外れ、小波は蠣太に好意を寄せていると告白する……。片岡千恵蔵が醜男の蠣太と、白ぬりの歌舞伎もどきの二枚目・原田甲斐の二役を演じた。音楽もショパンのピアノ曲を使ったり、演出に歌舞伎の様式美を取り入れたりと、数々の冒険がいずれも見事に決まっており、伊丹万作の才能の大きさが存分に味わえる。
    製作年:1936
    製作国:日本
    監督:伊丹万作
    主演:片岡千恵蔵,杉山昌三九,上山草人,梅村蓉子
    1
  2. 激怒

    激怒
    評価:S4.21
    「丘の一本松」「Gウーマン」のシルヴィア・シドニーと「港に異常なし」「諾?否?」のスペンサー・トレイシーが出演する映画で、「M」「怪人マブゼ博士」のフリッツ・ラングの渡米第一回監督作品である。原作はノーマン・クラスナが書き下ろし、監督ランクが「恐怖の4人」のバーレット・コーマックと共同脚色した。助演者は「三銃士(1935)」のウォルター・エイベル、「情無用ッ」のブルース・キャボット、「テキサス決死隊(1936)」のエドワード・エリス、「地獄への挑戦」のウォルター・ブレナン、新顔のジョージ・ウォルコット、フランク・アルバートスン等で、撮影は「地獄への挑戦」のジョゼフ・ルッテンバーグの担任である。

    ヒューマンドラマ

    ネット上の声

    裏『M』 
    昔に観ましたが・・・
    激怒 1936
    監督とキャストで選んでよい作品
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:フリッツ・ラング
    主演:スペンサー・トレイシー,シルヴィア・シドニー,ウォルター・エイブル,ブルース・キャボット
    2
  3. モダン・タイムス

    モダン・タイムス
    評価:A4.18
    「街の灯」に次ぐチャールズ・チャップリン主演映画で、例の如く彼自ら脚本を書き監督制作したもので、作曲も彼自らしている。カメラは専属のローランド・トセローと「偽者紳士」のアイラ・モーガンが協力、例によってチャーリーは物言わず、歌を歌うのみで、他の台詞も音響効果的に使われる。相手役は彼の新妻ポーレット・ゴダードが勤め助演者は、チャールズ・ホールと共に助監督を勤めているヘンリー・バーグマンを始めチェスター・コンクリン、アラン・ガルシア、ハンク・マン等の面々である。

    ヒューマンドラマ、コメディ

    ネット上の声

                  モダン・タイムス
    モダンタイムス
    いい映画です。
    チャップリンの歌は?
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:チャールズ・チャップリン
    主演:チャールズ・チャップリン,ポーレット・ゴダード,チェスター・コンクリン,ヘンリー・バーグマン
    3
  4. 一人息子

    一人息子
    評価:A4.09
    小津安二郎がゼームス・槇名義で書き下ろした原作を自らのメガホンで映画化した、小津作品初のトーキー映画。信州の田舎町で、身を削って働きながら女手ひとつで息子を育てあげた母親。大学進学を希望する息子のため、貧しいながらも何とか学費を捻出して東京へと送り出す。ところが数年後、東京で出世しているはずの息子のもとを訪れた母親は、息子が夜学教師として妻子とともに貧しい生活を送っていることを知り、愕然とする。

    ネット上の声

    人生、ままならない
    『東京物語』より高く評価したい小津作品
    何回観ても…(´ノω;`)
    現代にも通じる親と子の関係
    製作年:1936
    製作国:日本
    監督:小津安二郎
    主演:飯田蝶子,日守新一,葉山正雄,坪内美子
    4
  5. 有りがたうさん

    有りがたうさん
    評価:A4.08
    昭和の名匠・清水宏監督が、川端康成の短編小説「有難う」を上原謙主演で映画化したロードムービー。伊豆地方の美しい自然を背景に、バス運転手と乗客たちが織り成す人間模様をユーモラスに描く。道を譲ってくれた人々に「ありがとう」と声を掛けることから、「ありがとうさん」と呼ばれて親しまれているバス運転手。そんな彼のバスに、貧しさから東京に売られていく娘とその母親、訳ありの女、威張り散らすヒゲの紳士らが乗り込んでくる。

    ヒューマンドラマ、コメディ

    ネット上の声

    光り輝くロードムービー
    何ごともおこらないけれど
    ツタヤで清水宏作品を観れる幸福感
    峠を越えた女はめったに帰っちゃ来ない
    製作年:1936
    製作国:日本
    監督:清水宏
    主演:上原謙,桑野通子,築地まゆみ,二葉かほる
    5
  6. 来るべき世界

    来るべき世界
    評価:A3.98
    物故したH・G・ウェルズ作の小説を作者自らシナリオ化したものによって「波止場の天使」を共同監督したウィリアム・キャメロン・メンジースが監督に当り、「ドン・ファン」「コンゴウ部隊」のジョルジュ・ペリナルが撮影した。主なる出演者は「紅はこべ」のレイモンド・マッセイ、「月光石」のラルフ・リチャードソン、「虚栄の市」のセドリック・ハードウィック、「朱金昭」のパール・アージル、「花咲く頃」のエドワード・チャップマン、「幽霊西へ行く」のパトリシア・ヒリヤード、ケネス・ヴィリアス、モーリス・ブラッデル、ソフィー・スチュワート等である。セットは例の如くヴィンセント・コルダが設計し、音楽はアーサー・ブリスが担当している。
    製作年:1936
    製作国:イギリス
    監督:ウィリアム・キャメロン・メンジース
    主演:レイモンド・マッセイ,セドリック・ハードウィック,マーガレッタ・スコット,ラルフ・リチャードソン
    6
  7. オペラハット

    オペラハット
    評価:A3.95
    ヴァーモントの田舎町で油脂工場を営むディーズ氏のもとに、母の兄にあたる大富豪の遺産が転がり込む。ディーズはニューヨークにある彼の屋敷も手に入れるが、さっそく金目あての畜生どもが集まってきた。女だてらに猛烈な取材ぶりで有名な新聞記者ベイブは行き倒れを装ってまでしてディーズに接近し、彼の記事を書くことに成功する。だがディーズは彼女が本性を隠しているとも知らずにベイブのことを愛し始めていた…。

    ヒューマンドラマ、コメディ

    ネット上の声

                  「オペラハット」
    話のテンポ
    知的な闘い!
    さすが、キャプラ
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:フランク・キャプラ
    主演:ゲイリー・クーパー,ジーン・アーサー,ジョージ・バンクロフト,ライオネル・スタンダー
    7
  8. 有頂天時代

    有頂天時代
    評価:A3.91
    「トップ・ハット」「艦隊を追って」と同じくフレッド・アステア、シンジャー・ロジャース主演映画で、監督には「乙女よ嘆くな」「愛の弾丸」のジョージ・スティーヴンスが当たった。原作は「空中レヴュー時代」の脚色者の一人アーウィン・ゲルシーが書き下ろし、「トップ・ハット」「艦隊を追って」のアラン・スコットがハワード・リンゼイと協力脚色した。音楽は「ロバータ」「ショーボート」のジェローム・カーン作曲、作詞は「セシリア」「恋の歌」のドロシー・フィールヅである。助演はミュージカル・コメディー俳優ヴィクター・ムーア、「トップ・ハット」のヘレン・ブロデリック及びエリック・ブローア、「愛と光」のベティ・ファーネス…

    ミュージカル、文芸・史劇

    ネット上の声

    脇役は、《引き立て役》より《時計》の役割
    フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの華麗なダンス
    ジンジャーとフレッド
    洗練され 優雅な パフォーマンスが もたらす 至福
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:ジョージ・スティーヴンス
    主演:フレッド・アステア,ジンジャー・ロジャース,ヴィクター・ムーア,ヘレン・ブロデリック
    8
  9. 祇園の姉妹

    祇園の姉妹
    評価:B3.85
    日本映画界が誇る名匠・溝口健二が、京都・祇園の色街で働く姉妹を主人公に描いた人間ドラマ。義理人情に厚く男に従順な芸者・梅吉の元に、かつてのひいき客・古沢が破産して転がり込んでくる。しかし、打算的で気の強い妹・おもちゃは無一文の古沢のことが気に入らず、古沢を追い出してしまう。その後も何人もの男たちを手玉に取って金を搾り取ろうとするおもちゃだったが……。妹・おもちゃ役に山田五十鈴。

    ネット上の声

    初期(中期)溝口の代表作
    シンプルでストレートな名作
    妹が好きじゃない
    ラストの山田五十鈴の絶叫が忘れられない
    製作年:1936
    製作国:日本
    監督:溝口健二
    主演:山田五十鈴,梅村蓉子,久野和子,大倉文男
    9
  10. 巨星ジーグフェルド

    巨星ジーグフェルド
    評価:B3.84
    米国レビュー界の第1人者であった故フローレンツ・ジーグフェルドの生涯を映画化したもので「第三階級」「羅馬太平記」のウィリアム・アンソニー・マクガイアが脚本を書き下ろし、「ある夜の特ダネ」「ダンシング・レディ」のロバート・Z・レナードが監督にあたり、「小都会の女」「男子索制」のオリヴァー・T・マーシュが撮影したもの。なお、ジョージ・フォルシー、カール・フロイント、レイ・ジューン、メリット・B・ガースタッドの4名がレビュー場面を分担撮影した。音楽は編曲フランク・スキナー、指揮アーサー・ランジである。主演は「米国の機密室」「無軌道行進曲」のウィリアム・パウエル、「妻と女秘書」「諾?否?」のマーナ・…

    ミュージカル、伝記、文芸・史劇、実話

    ネット上の声

    巨大なケーキ
    ちょぴり侮っていたわたしが悪うございました
    圧巻シーンがあります
    ブロードウェイの神様の物語
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:ロバート・Z・レオナード
    主演:ウィリアム・パウエル,ルイーゼ・ライナー,マーナ・ロイ,フランク・モーガン
    10
  11. 河内山宗俊

    河内山宗俊
    評価:C3.63
    夭折の名匠・山中貞雄が、美しい少女を救おうとする男たちの奮闘を描いた時代劇。居酒屋に居候する河内山宗俊と、用心棒の金子市之丞。その日暮らしの生活を送る彼らにとって、甘酒屋の娘・お浪は心の慰めだった。ある日、お浪が不良の弟・広太郎の借金のために身売りすることを知った宗俊と市之丞は、彼女を救うべく手を組むが……。当時15歳の原節子がヒロインのお浪役を可憐に演じる。多くの作品の原版が失われてしまった山中監督作の中で、現存するわずか3作品のうちのひとつ。

    ヒューマンドラマ、時代劇

    ネット上の声

    話の展開が斬新でユーモアのあるエピソードもあるが
    価値ある人生とは
    これが噂の山中映画2:人物描写と因果の妙
    最後まで見よう
    製作年:1936
    製作国:日本
    監督:山中貞雄
    主演:河原崎長十郎,中村翫右衛門,市川扇升,河原崎しづ江
    11
  12. 桑港(サンフランシスコ)

    桑港(サンフランシスコ)
    評価:C3.61
    「妻と女秘書」「支那海」のクラーク・ゲーブルと「ローズ・マリイ(1936)」「浮かれ姫君」のジャネット・マクドナルドが主演する映画で、「港に異常なし」のスペンサー・トレイシーと「征空重爆撃」のジャック・ホルトが共演する。原作はロバート・E・ホプキンスが書き下ろし、「港に異常なし」に参興したアニタ・ルースが脚色し、「ローズ・マリイ(1936)」「私の行状記」のW・S・ヴァン・ダイクが監督に当たり、「巨星ジーグフェルド」のオリヴァ・マーシュが撮影した。助演は「海は桃色」のジェシー・ラルフ、「高飛び成層圏」のテッド・ヒーリーおよびアル・シーン、新顔のシャーリー・ロス、「断固戦うべし」のマーガレット…

    ヒューマンドラマ、パニック

    ネット上の声

    モノクロは勿体無い
    古き良き・・・
    予想外の大作だった☆3つ
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:W・S・ヴァン・ダイク二世
    主演:クラーク・ゲイブル,スペンサー・トレイシー,ジャネット・マクドナルド,ジャック・ホルト
    12
  13. 新婚道中記

    新婚道中記
    評価:C3.50
    「花嫁凱旋」「たくましき男」のアイリーン・ダンと「天国漫歩」「間奏楽」のケーリー・グラントが主演する映画で、「明日は来らず」「ロイドの牛乳屋」のレオ・マッケリーが監督・製作したものである。原作はアーサー・リッチマン作の喜劇で「明日は来らず」のビニヤ・デルマーが脚色した。撮影は「失はれた地平線」「花嫁凱旋」のジョセフ・ウォーカーの担任。助演者は「結婚気象台」のラルフ・ベラミー、「スイング」のセシル・カニンガム、英仏映画界に活躍していたアレクサンダー・ダーシー、「二つの顔(1935)」のモリー・ラモント、エスター・デール、ロバート・アレン等である。

    コメディ、恋愛

    ネット上の声

    ケイリー・グラントが若い!
    影の主役は…
    スミス君大活躍
    平均的ラブコメ
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:レオ・マッケリー
    主演:アイリーン・ダン,ケイリー・グラント,ラルフ・ベラミー,アレックス・ダーシー
    13
  14. 艦隊を追って

    艦隊を追って
    評価:C3.32
    「コンチネンタル」「トップ・ハット」と同じくフレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースの共演。マーク・サンドリッチの監督という顔ぶれになるバンドロ・S・バーマン製作の映画で、ヒューバート・オズボーン作の戯曲に取材した。脚本には「コンチネンタル」「トップ・ハット」のドワイト・ティラーが「ロバータ」「トップ・ハット」のアラン・スコットと協力し、原戯曲の改作に「薔薇はなぜ紅い」のランドルフ・スコット、ラジオ等の歌手ハリエット・ヒリヤードを始めとしてアストリッド・オルウィン・オールフィン、ハリー・ベレスフォード、等の面々である。撮影は「コンチネンタル」「トップ・ハット」のデヴッド・エーベルの担当。作…

    ミュージカル、文芸・史劇

    ネット上の声

    動と静の魅力
    リズムに乗っていれば間違いはない
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:マーク・サンドリッチ
    主演:フレッド・アステア,ジンジャー・ロジャース,ランドルフ・スコット,ルシル・ボール
    14
  15. 沙漠の花園

    沙漠の花園
    評価:D3.15
    デイヴィッド・Oセルズニックの制作したテクニカラー映画で、「真珠の首飾」「スペイン狂想曲」のマレーネ・ディートリッヒと「心の痛手」「白い友情」のシャルル・ボワイエとが主演するもの。原作はロバート・ヒッチェンスの小説で、「戦う巨象」「嵐の三色旗」のW・P・リプスコームと劇作家のリン・リグスとが脚色、「噫無情」「花嫁凱旋」のリチャード・ボレスラウスキーが監督した。助演者は、「アンナ・カレニナ」「海賊ブラッド」のベジル・ラスボーン、「十字軍」「奇傑パンチョ」のジョセフ・シルドクラウト、「虎鮫島脱獄」のジョン・キャラディン、「小公子」「十字軍」のC・オーブリー・スミス、アラン・マーシャル、それから舞…

    ヒューマンドラマ、恋愛

    ネット上の声

    ロマンティックなマレーネ。
    スタッフもキャストも素晴らしい
    製作年:1936
    製作国:アメリカ
    監督:リチャード・ボレスラウスキー
    主演:マレーネ・ディートリッヒ,シャルル・ボワイエ,C・オーブリー・スミス,ベイジル・ラスボーン
    15

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