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英雄か、裏切り者か。ナチス占領下のフランスで、名もなきレジスタンスたちの孤独な闘いを描く戦争サスペンス。
1942年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。レジスタンスの指導者フィリップ・ジェルビエは、収容所から脱出。しかし、彼を待っていたのは、裏切りと猜疑心が渦巻く非情な世界。仲間を信じ、敵を欺き、密告者を処刑する日々。英雄的行為とは無縁の、冷徹な任務の連続。自由を取り戻すという唯一の目的のため、彼らが下す過酷な決断。その先に待つのは希望か、それとも絶望か。
ネット上の声
- 実際のレジスタンスは地味なのだ
- 1942年ドイツ占領下のフランス
- 抵抗組織のシビアな内部事情
- 近年の映画の基礎的作品
戦争、 サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間140分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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ある殺人課長が犯した殺人によって、警察内部に湧き起ったさまざまな波紋を描いて権力機構の愚かしさを徹底的にあばきたてた作品。製作はダニエレ・セナトーレ、監督は「悪い奴ほど手が白い」のエリオ・ペトリ、ストーリーと脚本はウーゴ・ピッロとエリオ・ペトリの共同執筆、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演は「山いぬ」「総進撃」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「ベニスの愛」「最後の谷」のフロリンダ・ボルカン、サルヴォ・ランドーネ、ジャンニ・サンツッチョ、アルツーロ・ドミニチ、オラツィオ・オルランド、セルジョ・トラモンティ、マッシモ・フォッシなど。
ネット上の声
- それでもボクはやっている
- 人間やること変わらない
- 愛人宅のベッドで女が男に剃刀で首を切られて殺される
- 完全なネタバレあり
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間114分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
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覗き見から始まった、一人の男の転落。無垢な好意が、やがて彼を殺人事件の渦中へと引きずり込むサスペンス。
パリ郊外の静かな町。離婚の傷心を抱えるイラストレーターのロベールは、夜ごと一軒の家を覗き見ることを密かな慰めにしていた。そこに住む美しい女性、ジュリエットの幸福な生活。しかしある夜、彼女に覗き見が発覚。意外にも彼を受け入れるジュリエット。だが、この出会いが悪夢の始まりだった。ジュリエットの婚約者の嫉妬、そして彼の謎の失踪。すべての疑惑の目はロベールに向けられる。日常に潜む狂気が織りなす不条理な心理スリラー。
ネット上の声
- 【不運にじわじわ追い詰められて】
- 映像美に酔いましょう
- シャブロル87年作
- 序盤の焚き火越しに映される主人公のショットの執拗さがすでにこの先の不穏さを物語っ
サスペンス
- 製作年1987年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間102分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ヴィルジニー・テヴネ
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14世紀の修道院で起こる連続怪死事件。禁断の書を巡り、博識な修道士が巨大な謎に挑むゴシックミステリー。
1327年、北イタリアの荘厳な修道院。異端審問会議の準備のため訪れた博識の修道士ウィリアムと、見習いの少年アドソ。彼らを待ち受けていたのは、若い修道士の不可解な転落死。これを皮切りに、まるで聖書の黙示録をなぞるかのような連続殺人事件が発生。ウィリアムは、事件の鍵が、迷宮のような構造を持つ禁断の図書館に隠されていると推理。しかし、そこには盲目の老修道士が守る、恐るべき秘密が。信仰と理性が交錯する暗黒時代、知識を巡る壮絶な闘い。
ネット上の声
- こういうミステリーは好きです。
- S・コネリーが渋い名演技!
- キリスト教文化圏って大変ね
- 超絶的厳選のキャスティング
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1986年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間132分
- 監督ジャン=ジャック・アノー
- 主演ショーン・コネリー
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無銭旅行をしながら奔放に生を謳歌し合う若い男女が陥る罠の恐ろしさを描くサスペンス。製作はカルロ・ポンティ、監督はウンベルト・レンツィ、脚本はヴァンニ・カステラーニ、撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽はブルーノ・ラウツィ、編集はユージェニオ・アラビソが各々担当。出演はレイモンド・ラヴロック、オルネラ・ムーティ、イレーネ・パパスなど。
ネット上の声
- 酒浴びせた鳩をレストランで放ったり証明写真機でポルノ写真撮ったりするイタリアヒッ
- ラヴロックとムーティのカップルが可愛くて素敵☆*:
- 恋人とのヨーロッパ旅行の資金を稼ぐため
- 女の子がかわいいしセットや衣装が綺麗
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間89分
- 監督ウンベルト・レンツィ
- 主演レイモンド・ラヴロック
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19世紀末フランス、国家を揺るがした冤罪事件。真実を追う情報将校が巨大な陰謀に挑む、歴史サスペンス。
舞台は1895年のフランス・パリ。対独情報部の新たな責任者に就任したピカール中佐。彼は、スパイ容疑で終身刑となったユダヤ人大尉ドレフュスの事件ファイルに、不可解な証拠を発見する。真犯人の存在を確信し、再調査を開始するピカール。しかし、軍上層部は国家の名誉を守るため、真相の隠蔽を画策。組織からの圧力、裏切り、そして命の危険。己の信念と正義を懸けた、一人の将校の孤独な戦いの記録。
ネット上の声
- 軍内部の差別と腐敗を弾劾したピカール中佐とユダヤ人の冤罪被害者ドレフュスが遺したもの
- ユダヤ系ポランスキー監督のアイデンティティが勝ち過ぎたか…
- ロマン・ポランスキーの映画 ノンフィクションです
- 冒頭から目に飛び込む「水」の存在
サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間131分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ジャン・デュジャルダン
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貧しい青年が富豪の友人になりすます、太陽きらめくイタリアを舞台にした、欲望と殺意のサスペンス。
舞台は1960年代のイタリア。貧しいアメリカ人青年トム・リプリーは、大富豪から放蕩息子フィリップを連れ戻すよう依頼される。豪華な生活を目の当たりにし、フィリップへの劣等感と嫉妬に苛まれるトム。やがて彼の心に芽生えたのは、フィリップの地位や恋人、そのすべてを奪い取るという恐ろしい計画。美しい地中海を背景に、完璧な犯罪を目論む青年の、光と影が交錯する衝撃の結末。
ネット上の声
- さんさんと光り輝く太陽 その陰には・・・
- アラン・ドロンの美貌ありきの傑作。
- 青春の焦燥が胸に迫る永遠の名作!
- 太陽が、青空が、青い海がいっぱい
夏休みが舞台、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間118分
- 監督ルネ・クレマン
- 主演アラン・ドロン
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不倫関係の男女が起こしたひき逃げ事故が、偽りの平穏を蝕んでいくサスペンス・ドラマ。
スペイン、フランコ独裁政権下のマドリード。裕福な人妻マリアと大学教授のフアンは、人目を忍ぶ不倫関係にあった。ある日、密会の帰り道で自転車の男性をはねてしまう二人。社会的地位を失うことを恐れた彼らは、瀕死の被害者を見捨ててその場から逃走。しかし、この罪悪感が彼らの日常を少しずつ狂わせ始める。事故を目撃したと仄めかす謎の人物の出現。互いへの不信感と罪の意識に苛まれ、偽りの仮面の下で二人の関係は崩壊へと向かう。一つの過ちが、上流階級の欺瞞を暴き出す。
ネット上の声
- スペイン産サスペンス
- ルチア・ボゼーの美しさったら
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国スペイン,イタリア
- 時間88分
- 監督フアン・アントニオ・バルデム
- 主演ルチア・ボゼー
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灼熱の砂漠、見殺しにされた妻。復讐に燃える夫が仕掛けた、医師への執拗かつ残酷なサバイバル劇。
中東の石油採掘所で働くフランス人医師ヴァルテル。ある日、彼の元に一人のアラブ人男性が、急病の妻を助けてほしいと駆け込んでくる。しかし、ヴァルテルは自身の都合を優先し、その必死の懇願を冷酷に拒絶。結果、男性の妻は命を落とす。数日後、ヴァルテルは車で砂漠を横断しようとするが、道に迷ってしまう。そこに現れたのは、妻を失ったあの男。道案内を申し出る彼を信じるヴァルテルだったが、それは復讐のために周到に仕組まれた罠だった。水も食料も奪われ、灼熱の地獄に取り残されるヴァルテル。逃げ場のない極限状況で、じりじりと命を削られていく男の孤独な死闘が始まる。
ネット上の声
- 小学生時代にテレビで観たトラウマ映画
- こんな復讐劇は見たことない
- 折りにつけ思い出す映画。
- 砂漠の恐ろしさでは?1!
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間113分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演クルト・ユルゲンス
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法がマフィアに屈したシチリア。正義を信じる孤高の警視が、腐敗した権力構造にたった一人で挑む、己の信念を賭けた壮絶な告白。
マフィアの影が色濃く落ちるイタリア・シチリア。ある日、敏腕検事が何者かに暗殺される事件が発生。警察署長ボナヴィアは、事件の背後にいる建設業者とマフィアの癒着を直感。しかし、司法も警察も腐敗しきっており、捜査は遅々として進まない。正攻法では悪を裁けないと悟ったボナヴィア。彼は法を逸脱し、自らの手で悪を断罪する危険な道を選択。それは、警察官としての職務と己の正義との間で揺れ動く、孤独で壮絶な戦いの始まり。権力という巨大な壁を前に、一人の男の魂の告白が始まる。
ネット上の声
- ちょっとセリフが多すぎて何を言っているのかわからなかったが、フランコ・ネロとマー
- ダミアーノ・ダミアーニによる、イタリアの権力組織に伸びるマフィアの恐怖を描いたス
- 驚かされるのはセルピコよりも前に、この映画が存在していた事実!ラストのエンドタイ
- 狂った殺し屋を泳がせて個人的復讐を図るベテラン警視と、法を信じる青年検事の対決
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ダミアーノ・ダミアーニ
- 主演マーティン・バルサム
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惨劇を目撃したピアニスト。謎の殺人鬼の影が忍び寄る、イタリアンホラーの金字塔。
イタリア、ローマ。ある夜、イギリス人ピアニストのマークは、アパートの窓越しに女性が惨殺される現場を目撃。警察に通報するも、現場から犯人を示す重要な「何か」が消えていたことに気づく。自らの記憶を頼りに、事件の真相を追い始めるマーク。しかし、彼の行く手には次々と新たな殺人が。謎の童謡、不気味な人形、そして隠された過去。巨匠ダリオ・アルジェントが仕掛ける、悪夢のような色彩と音楽に彩られた連続殺人ミステリー。真実に近づくほど、死の刃が迫る。
ネット上の声
- アルジェント御大ファンの方はそれぞれ個人的最高傑作作品が異なると思いますが、私は
- 中盤で突然現れる「テケテケ人形」はワタシの小学校時代のトラウマ
- 友人は恐怖映画が来るたび、あだ名がかわる
- ホラー映画史に残る驚異の映像トリック!
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督ダリオ・アルジェント
- 主演デヴィッド・ヘミングス
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パリの裕福な家庭に届く、差出人不明のビデオテープ。平穏な日常を蝕む、過去からの不気味な視線。
テレビ司会者として成功し、パリで妻と息子と何不自由ない生活を送るジョルジュ。ある日、自宅の外観を隠し撮りしたビデオテープが送りつけられる。最初は悪質ないたずらと軽視していたが、テープは次々と届き、その内容は次第に彼の私生活の深部へと侵入。添えられた不気味な絵は、ジョルジュが心の奥底に封印していた少年時代の記憶を呼び覚ます。一体誰が、何の目的で?見えない監視者の存在が、完璧だったはずの家族の日常を、疑心と恐怖の渦へと突き落とす衝撃の結末。
ネット上の声
- フォロワーさんにオススメしてもらった「隠された記憶」を初鑑賞してみた
- 最後の最後まで私には犯人が誰なのかさっぱりわかりませんでした
- 「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ監督のサスペンス
- 人が心に抱える「やましさ」は禍の元ってことでしょうか
サスペンス
- 製作年2005年
- 製作国フランス,オーストリア,ドイツ,イタリア
- 時間119分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ダニエル・オートゥイユ
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天才鑑定士が恋に落ちたのは、姿を見せない謎の依頼人。美術品に囲まれた邸宅で始まる、極上のミステリー。
舞台はヨーロッパの美術オークション界。天才的鑑定眼を持つ一方、潔癖症で人間嫌いの鑑定士ヴァージル・オールドマン。そんな彼のもとに舞い込んだ、ある屋敷の美術品鑑定依頼。依頼人の女性クレアは、決して姿を現さず、屋敷の一室に引きこもっていた。壁越しに交わされる会話の中で、ヴァージルは謎めいた彼女に次第に惹かれていく。彼女の心を射止めるため、長年築き上げた自身の殻を破り始めるヴァージル。しかし、その純粋な想いの先には、誰も予想し得ない衝撃の真実が待ち受けていた。愛と芸術が交錯する、極上のサスペンス。
ネット上の声
- 最初からずっと不穏な空気が漂ってたけど最後ここまで可哀想な状態になるとは、、😭😭
- 美術品の贋作と本物を人間の愛の偽物と真実と対比させた見事なストーリー
- あなたはその眼で、ちゃんと見えていますか
- ナイトアンドデイはちっとも休まらないよ
孤独、 サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国イタリア
- 時間131分
- 監督ジュゼッペ・トルナトーレ
- 主演ジェフリー・ラッシュ
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「イタリア映画祭2024」(2024年5月1~6日=東京・有楽町朝日ホール/5月18、19日=大阪・ABCホール)上映作品。
サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国イタリア
- 時間124分
- 監督アンドレア・ディ・ステファノ
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
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1970年代イタリアを震撼させた、美しきカリスマギャング。彼の栄光と破滅、そして愛の物語。
舞台は1970年代のイタリア、ミラノ。類稀なるカリスマ性と美貌を持つレナート・ヴァランザスカは、冷酷非道なギャング。刑務所からの脱獄を繰り返し、自身の名を冠した犯罪組織「コマンチ」を結成。銀行強盗、誘拐、殺人を重ね、裏社会の頂点へと駆け上がる。警察との激しい抗争、対立組織との血で血を洗う縄張り争い。富と名声を手にする一方、彼の心には常に孤独と虚無感が渦巻く。そんな中、愛する女性との出会いが彼の運命を大きく揺さぶる。栄光の頂点に立った男が迎える、避けられない破滅への序章。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国イタリア,フランス,ルーマニア
- 時間128分
- 監督ミケーレ・プラチド
- 主演キム・ロッシ・スチュアート
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栄光は過去のもの。かつての仲間にも見捨てられた老ギャングの、孤独で非情な逃避行を描くフレンチ・ノワールの傑作。
1950年代、イタリア。かつてパリの裏社会にその名を轟かせた大物ギャング、アベル・ダボスは、今や指名手配され潜伏生活を送る男。妻を亡くし、二人の子供を抱えた彼は、再起をかけて故郷フランスへの密入国を決意。しかし、その逃亡劇の最中に唯一の協力者を失ってしまう。目的は、パリの旧友たちと合流し、安住の地を得ること。だが、彼を待っていたのは、かつての仲間たちの冷酷な裏切りだった。そんな絶望的な状況の中、唯一手を差し伸べたのは、若いチンピラのエリック。果たして、アベルは迫りくる警察の包囲網を抜け、最後の安息を見つけられるのか。
ネット上の声
- 山田宏一さんの本を読んでいると、どんどん深みにはまって行き水面から出られなくなる
- クロード・ソーテ監督が描くギャングの日常
- HDD→BD-Rのさなかにふと…【1】
- バンチュラ&ベルモンドの共演というだけで胸が高まるが、ドキュメンタリータッチの白
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督クロード・ソーテ
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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幸運か不運か?お人好し男の珍道中。フランス喜劇界の黄金コンビが贈る、傑作ドタバタ・ロードムービー。
パリの平凡な男アントワーヌは、バカンスへ向かう途中で愛車を大破させられてしまう。事故の相手である大物密輸団のボス、サロヤンは、お詫びとして彼に豪華なキャデラックを与え、ナポリからボルドーまでの陸送を依頼。しかし、その車には大量の麻薬、純金、そして世界最大のダイヤ「ユー・クン・クン」が隠されていた。そうとは知らず、陽気に旅を続けるアントワーヌ。その背後では、サロヤンの組織とライバルギャングによる、壮絶な奪い合いが繰り広げられる。前代未聞の追跡劇。
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間111分
- 監督ジェラール・ウーリー
- 主演ブールヴィル
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激動のイタリアを舞台に、ファシストの弟と共産主義者の兄が、愛とイデオロギーで激しく衝突する兄弟の物語。
1960年代から70年代にかけてのイタリア。短気で喧嘩っ早い弟アッチョと、カリスマ的な魅力を持つ兄マンリコ。政治の季節、アッチョはファシスト党に、マンリコは共産主義運動に身を投じ、正反対の道へ。思想の違いは兄弟に深い溝を生み、家族を巻き込む激しい対立に発展。さらに、二人は同じ女性フランチェスカを愛してしまう。憎しみ合いながらも断ち切れない兄弟の絆。時代の荒波に翻弄される彼らが選ぶ未来と、その先にある衝撃の結末の予感。
兄弟、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国イタリア
- 時間100分
- 監督ダニエーレ・ルケッティ
- 主演エリオ・ジェルマーノ
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第二次大戦下の北アフリカ。砂漠を舞台に、二人の男の嫉妬と対立が、任務の成否を揺るがす戦争ドラマ。
舞台は第二次世界大戦中の北アフリカ、リビアの砂漠。イギリス軍のブランド大尉と、学者出身のリース大尉。二人はドイツ軍の重要書類を奪取する特殊任務に就く。しかし、リースの恋人はブランドの妻であった。極限の砂漠で、任務の重圧と個人的な嫉妬が交錯。互いへの不信感は部隊全体を危険に晒し、作戦は成功するも、その代償はあまりにも大きい。任務の果てに彼らを待つ、苦い勝利の結末。
ヒューマンドラマ、 サスペンス、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1960年
- 製作国イタリア,フランス,イギリス
- 時間110分
- 監督ニコラス・レイ
- 主演アンソニー・クイン
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1970年代イタリア、連続する判事暗殺事件。正義を追う一人の刑事が、国家を揺るがす巨大な陰謀の闇に迫るポリティカル・サスペンス。
舞台は1970年代、政治的混乱が続くイタリア。最高裁判所の判事が次々と殺害される不可解な連続殺人事件が発生。捜査を命じられた実直なロガス警部は、当初、過去に有罪判決を受けた者による復讐と推測。しかし、捜査を進めるうちに、事件の背後に潜む巨大な権力の影と、国家そのものを揺るがす恐るべき陰謀の存在に気づく。真実を追い求める彼は、やがて自らも巨大な組織の標的となり、逃れられない危険の中へ。正義とは何か、国家とは何かを問う、息詰まる社会派サスペンスの傑作。
ネット上の声
- ロージの社会派スリラーの傑作
- シチリア祭り(11)
- 2022 11/19 1回目
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1976年
- 製作国イタリア
- 時間118分
- 監督フランチェスコ・ロージ
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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娘を亡くした夫婦が迷い込む、水の都ヴェネツィア。亡き娘の幻影と連続殺人事件が、二人を悪夢のような迷宮へと誘う。
愛する娘を事故で亡くし、悲しみに沈むジョンとローラ夫婦。夫の仕事で訪れた冬のヴェネツィアで、彼らは不思議な老婆の姉妹と出会う。姉妹の一人は、亡き娘の霊が見えると告げ、妻はそれに傾倒。一方、夫のジョンは街の至る所で、娘と同じ赤いレインコートの少女を目撃し始める。時を同じくして街を騒がす連続殺人事件。幻影と現実が交錯する水の迷宮で、夫婦を待ち受ける戦慄の運命。
ネット上の声
- 美しき冒険旅行🎬がよかったニコラスローグ作品
- 町山智浩さんの解説聞いてストーリー納得。
- 監督がこの作品で描きたかった真の恐怖・・
- 絆と愛の痕跡の在処(ある女性に捧ぐ…)
サスペンス
- 製作年1973年
- 製作国イギリス,イタリア
- 時間110分
- 監督ニコラス・ローグ
- 主演ドナルド・サザーランド
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女子学生を襲う連続猟奇殺人。容疑者は教師の男。禁断の秘密が暴かれるとき、残酷な真実が牙を剥く。
ロンドンのカトリック系女子校。体育教師エンリコは、教え子との情事の最中に別の生徒の惨殺死体を発見。次々と彼の教え子たちが同じ手口で殺され、警察の疑惑はエンリコへ。自らの潔白を証明するため、彼は独自に調査を開始。事件の鍵を握るのは、謎の失踪を遂げた少女「ソランジェ」。彼女の行方を追うエンリコが辿り着く、学園に渦巻く少女たちの秘密と、想像を絶する残酷なメルヘンの結末。
ネット上の声
- 傑作として名高い女子高ジャッロであり、最後のドイツ・クリミ映画とも評される重要作
- カトリック女学校の闇!
- ロンドンの女子高が舞台となったジャッロで、生徒に不貞を働く役どころのファビオ・テ
- カトリック女学校のシャワー室ではみんなでタバコ回し喫み、主役イタリア語教師のカー
ホラー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間102分
- 監督マッシモ・ダラマーノ
- 主演ファビオ・テスティ
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フランチェスコ・プロスペリの原作を、彼自身と「殺し屋がやって来た」のジャンニ・シモネリが脚色、「殺しのテクニック」のフランク・シャノンが監督したアクション篇。撮影はサンテ・アキーリ、音楽はピエロ・モルガンが担当した。出演は、「殺しのテクニック」でシャノン監督と組んだロバート・ウェバー、「イタリア式 愛のテクニック」のエルザ・マルティネッリのほかに、ジャン・セルヴェ、ウィリアム・ボッシュなど。製作はフランチェスコ・テルンク。
サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間90分
- 監督フランク・シャノン
- 主演ロバート・ウェッバー
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南仏のプールサイド、完璧な男女のバカンスを乱す昔の恋人の影。太陽が照らし出す、嫉妬と欲望の危険な四角関係。
灼熱の太陽が照りつける南フランスの高級別荘。作家のジャン=ポールと恋人マリアンヌは、甘く怠惰なバカンスを過ごしていた。そこへ突然訪れる、マリアンヌの元恋人ハリーとその娘ペネロープ。平穏な日々の終わり。過去の情事と現在の欲望が交錯し、4人の間には次第に緊張が走る。プールサイドで繰り広げられる、危険な誘惑と心理的な駆け引き。むき出しになる嫉妬と独占欲が、やがて取り返しのつかない悲劇の引き金に。
ネット上の声
- 【ムッチャ地味な”太陽がいっぱい”カスタマイズバージョン。ラスト別荘の窓から犯罪者二人が、沈んだ顔を寄せ合って外を見るシーンもその後の暗澹たる未来を暗示するかの如き作品である。】
- この二人の男女のすれ違いを太陽は最初のシーンから知っていたのだと考えると良くできた邦題だと感心してしまうのです
- 『太陽がいっぱい』で共演したアラン・ドロンとモーリス・ロネが再共演した心理サスペ
- アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、モーリス・ロネ共演のラブサスペンス
サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間120分
- 監督ジャック・ドレー
- 主演アラン・ドロン
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華やかなファッション界を舞台に、黒い手袋の殺人鬼が美女たちを惨殺。イタリアンホラーの金字塔。
1960年代、ローマ。華やかなオートクチュール店を舞台に、血塗られた惨劇の幕が上がる。モデルの一人イザベラが、顔のない仮面の殺人鬼によって惨殺されたのだ。彼女が遺した一冊の黒い手帳。そこには、店のオーナーやモデルたちの、麻薬や不倫といったスキャンダラスな秘密が記されていた。手帳を巡り、欲望と猜疑心をむき出しにする関係者たち。しかし、手帳に近づく者は、次々と黒い手袋の殺人鬼の毒牙にかかっていく。鮮烈な色彩美と残酷描写が織りなす、イタリアン・ジャッロの傑作。次に殺されるのは、一体誰か。
ネット上の声
- あぁ、火曜サスペンスって、もう無いんだ。
- イタリア語がクセになってきました
- ゾクゾク物の様式美
- バーヴァ美学の極み
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国イタリア
- 時間87分
- 監督マリオ・バーヴァ
- 主演エヴァ・バートック
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二組の男女を通して、肉体と精神の相剋、現代人の愛の断絶を描く。製作は「バスタード」のトゥリ・ヴァジーレ、監督は「星空の用心棒」のフロレスターノ・ヴァンチーニ。脚本はフロレスターノ・ヴァンチーニ、マッシモ・フェリザッティ、ファビオ・ピットールの共作。撮影は「炎」のエンニオ・グァルニエリ、英語台詞はデニス・ホール、美術は「バスタード」のルイジ・スカッチャノーチェ、音楽は「裏切りの荒野」のカルロ・ルスティケリがそれぞれ担当。出演は「荒野の大活劇」のジュリアーノ・ジェンマ、「ペルソナ」のビビ・アンデショーン、「セックス・オブ・エンジェル」のローズマリー・デクスター、「ペルソナ」のグンナール・ビヨルンストランドなど。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督スタン・ヴァンス
- 主演ジュリアーノ・ジェンマ
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王政ロシア末期に怪僧の名を轟かしたラスプーチン(1871-1916)の生涯を描くイーストマンカラー色彩一九五四年映画。製作者出のジョルジュ・コンブレが、彼とクロード・ボワソル共作の脚本から監督した。撮影は「浮気は巴里で」のピエール・プティ、音楽は「禁断の木の実」のポール・デュラン。出演者は「青ひげ」のピエール・ブラッスール、「われら女性」のイザ・ミランダ、ロベール・ビュルニエ、「アンリエットの巴里祭」のミシュリーヌ・フランセイ、「愛すべき御婦人たち」のルネ・フォール、ミリー・ヴィターレ、ジャック・ベルティエ、クロード・レーデュ、ドニーズ・グレーなど。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間100分
- 監督ジョルジュ・コンブレ
- 主演ピエール・ブラッスール
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密室で殺された愛人。容疑者は若き実業家。彼の証言が覆るたび、事件の真相が反転する傑作ミステリー。
イタリアの若き実業家アドリアーノ。彼は、密室のホテルで殺害された愛人の第一容疑者として逮捕される。無実を訴える彼のもとに、凄腕の女性弁護士が訪れる。残された時間はわずか3時間。アドリアーノは弁護士に事件の夜の出来事を語り始めるが、その証言には矛盾が。彼の告白によって、次々と浮かび上がる新たな容疑者と、隠されたもう一つの事件。一体、何が嘘で何が真実なのか。証言が覆るたびに深まる謎。観る者を欺く、完璧な脚本。
ネット上の声
- 【”痛みのない救済はない。そして人殺しに裁きを。”今作はスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のリメイク作であるが、矢張り非常に見事な設定にヤラレル作品なのである。】
- 最初の事故の時点で警察に連絡しておけば何の問題もなかったのに、魔が...
- 主人公の共感がカタルシスを生みます。
- 思わず、禁煙を解除したくなる話‼️❓
サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督ステファノ・モルディーニ
- 主演リッカルド・スカマルチョ
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巨額の遺産を巡りアテネで繰り広げられる連続殺人。保険調査員が追う、サソリの毒針を持つ真犯人の影。
舞台はギリシャ、アテネ。夫の事故死で100万ドルの保険金を手にした未亡人リサ。しかし、その金を狙うかのように彼女の関係者が次々と惨殺される事件の発生。現場に残されたのは、サソリのブローチ。ロンドンから派遣された保険調査員ピーターは、美しきリサに惹かれながらも、事件の真相へと迫る。次々と現れる怪しい人物たち。果たして、ピーターはリサを守り、連続殺人鬼の正体を暴けるのか。地中海の美しい風景とは裏腹に、人間の欲望が渦巻くサスペンスの幕開け。
ネット上の声
- 「ダーティーハリー」の先駆的作品
- '22 9/22ジャケ写掲載していただきました
- 犯罪者が人質に脱げというシーンがあって美女がスッポンポンになる場面があるけれど暗
- 警察に変わって犯罪者を制裁する集団というよくある展開ながら他の作品のように漫画チ
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間98分
- 監督ステファーノ・ヴァンツィーナ
- 主演エンリコ・マリア・サレルノ
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2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 夜にお酒飲みながら観てたら、猛烈に睡魔に襲われたので、あんましないけど日を分けて
- 派手に盛り上がるタイプの映画ではないけど、元ボスの息子を救おうとする老ギャングた
- 元ギャングの父親を持つ青年は脅迫を受け、さらには悪徳警官たちに圧力をかけられてし
- 【第80回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国イタリア
- 時間126分
- 監督ステファノ・ソッリマ
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
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「グレート・ビューティー 追憶のローマ」のトニ・セルビッロと「レオン」のジャン・レノが初共演を果たし、イタリアの作家ドナート・カリシの同名ベストセラーをカリシ自らのメガホンで実写映画化。クリスマスシーズンの田舎町アヴェショー。地元の純真な少女アンナ・ルーが、自宅から教会へ向かう途中で姿を消した。捜査の指揮を執るため都会からやって来たヴォーゲル警部は、目撃情報も物証もないこの事件を誘拐と断定し、メディアの好奇心をあおる独特の捜査手法を展開していく。やがて捜査線上に浮かび上がったマルティーニ教授を容疑者と見なして追い詰めるヴォーゲルだったが、正体不明の連続誘拐魔「霧の男」に関する情報が入り、彼の“完璧なる捜査”は根底から覆されてしまう。
ネット上の声
- トニ・セルヴィッロとジャン・レノとの初共演作品📽️
- ヴォーゲル警部「標的は私だった」
- 【過去鑑賞記録】※スルー推奨
- 犯人の動機やベテラン刑事を利用した計画とか光る部分はあったけど構成がチグハグな感
サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国イタリア
- 時間128分
- 監督ドナート・カリシ
- 主演トニ・セルヴィッロ
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「狂った夜」につぐマウロ・ボロニーニ監督作。「ローマの女」の原作者アルベルト・モラヴィアの小説の映画化で脚本をピエル・パオロ・パゾリーニとアルベルト・モラヴィアが共同で執筆。撮影はアルド・スカヴァルダ。音楽はピエロ・ピッチオーニ。出演するのは「墓にツバをかけろ」のジャン・ソレル、「危険な関係」のジャンヌ・ヴァレリー、「ローマで夜だった」のパオロ・ストッパなど。製作はポール・グレーツ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間84分
- 監督マウロ・ボロニーニ
- 主演ジャン・ソレル
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イタリアで3年間のロングランを続けた舞台劇を、同じ俳優で映画化した、ユーモラスなニューウェイブサスペンス。監督、主演、脚本は、舞台でも主演を務めたセルジオ・ルビーニ、製作はドメニコ・プロカッチ、共同脚本はウンベルト・マリーノ、ジャンフィリッポ・アシオーネ、撮影はアレッシオ・ジェルシーニが担当。出演はほかにマルゲリータ・ブイ、エンニオ・ファンタスキーニほか。
ネット上の声
- 一晩の恋と殺意
- 絶妙な“仕掛け”!
- イタリアのど田舎の駅を舞台にしたシチュエーションコメディだ。
- どーでもいい
サスペンス
- 製作年1990年
- 製作国イタリア
- 時間91分
- 監督セルジオ・ルビーニ
- 主演セルジオ・ルビーニ
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ベルリンの夜、フィンランド人タクシー運転手が拾ったのは、大金と二人のギャング。一夜限りの狂騒曲。
壁崩壊前の西ベルリン。フィンランド人のタクシー運転手アレックスは、故郷へ帰るため最後の夜勤に臨む。そんな彼の車に乗り込んできたのは、大金入りのスーツケースを持つ二人の男。些細なきっかけから、アレックスは事件に巻き込まれ、ギャング、警察、そして謎の女から追われる羽目に。言葉も通じぬ異国の地で、朝まで続く命がけの逃走劇。果たして彼は、無事に大金を手にして故郷へ帰ることができるのか。予測不能な一夜の疾走。
ネット上の声
- アキ・カウリスマキの兄、ミカ・カウリスマキによるギャング間の抗争に巻き込まれ
- カメオ出演が嬉しいだけで全然入り込めなかった
- ミカ・カウリスマキのノワール・コメディ
サスペンス
- 製作年1987年
- 製作国ドイツ,イタリア,フィンランド,スイス
- 時間94分
- 監督ミカ・カウリスマキ
- 主演カリ・ヴァーナネン
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死んだはずの犯罪王マブゼが現代に蘇る。謎の光線兵器を巡り、天才的犯罪者と敏腕捜査官の壮絶な頭脳戦が始まる。
犯罪の天才、ドクトル・マブゼは死んだ。だが、彼の恐るべき犯罪計画は、見えざる後継者によって引き継がれていた。今回の狙いは、世界を破滅に導く力を持つという謎の光線兵器。アメリカから派遣されたFBI捜査官は、インターポールの捜査官と共に、神出鬼没の犯罪組織に立ち向かう。しかし、マブゼの張り巡らせた巧妙な罠は、捜査官たちを翻弄し、絶体絶命の危機へと追い込んでいく。果たして、彼らはマブゼの亡霊の正体を暴き、その恐るべき野望を阻止できるのか。スリルとサスペンスが交錯するクライム・アクション。
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国ドイツ,フランス,イタリア
- 時間89分
- 監督ハラルト・ラインル
- 主演ゲルト・フレーベ
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シシリーの秘密結社マフィアの犯罪をめぐって展開されるフィルム・ノワール(暗黒映画)。「ダンケルク」のジャック・ストラウスが製作を担当。監督は「サン・セバスチャンの攻防」のアンリ・ヴェルヌイユ。オーギュスト・ル・ブルトンの原作を、「オー!」のジョゼ・ジョヴァンニ、ピエール・ペルグリ、アンリ・ヴェルヌイユが共同脚色。撮影は「大反撃」のアンリ・ドカエ、音楽は、「ウエスタン」のエンニオ・モリコーネが担当。出演は「パリ大捜査網」のジャン・ギャバン、「ジェフ」のアラン・ドロン、「ベラクルスの男」のリノ・ヴァンチュラ、「天使のいたずら」のイリーナ・デミック、「オー!」のシドニー・チャップリン、「雨あがりの天使」のカレン・ブランゲルノン、アメディオ・ナザーリ、マルク・ポレル、イブ・ルフェーブルなど。
ネット上の声
- やっぱりエンニオ・モリコーネの音楽は素晴らしいな、本当に素晴らしい
- ドキュメンタリー映画「モリコーネ」からの今作「シシリアン」
- 最後はかっこいいが、よく考えるとちょっと間抜け
- 最後はかっこいいが、よく考えるとちょっと間抜け
サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間124分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演ジャン・ギャバン
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気弱で冴えない深夜バスの運転手が、バスに飛び込んできた女泥棒によって大金の争奪戦に巻き込まれる姿を描いたイタリア製クライムサスペンス。ポーカーで負けた借金の返済を迫られているフランツの運転する深夜バスに、裸足の美女レイラが飛び込んでくる。元カレに追いかけられているいうレイラだったが、実は彼女の正体は泥棒で、ある男から盗んだパスポートに仕込まれていたマイクロチップのせいで、シークレットサービスから追われていたのだった。マイクロチップと400万ドルの札束をめぐる争奪戦に巻き込まれたフランツとレイラは、執拗に迫ってくる追っ手から逃げ続けるが……。「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のジョバンナ・メッツォジョルノと、「甘き人生」のバレリオ・マスタンドレアというイタリアで人気の役者が共演。日本で劇場未公開だったイタリア映画を上映する「Viva!イタリア vol.4」(2018年6月23日~ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)で劇場公開。
ネット上の声
- 最後の最後まで楽しませてくれました
- 伏線がどんどん回収されていく!
- 掘り出しもんш(°┏Д┓°)ш
- 無名だがなかなか良い作品。
サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ダヴィデ・マレンゴ
- 主演ジョヴァンナ・メッツォジョルノ
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結婚式の日に夫を殺された女。その手に握られたリストと黒衣をまとい、5人の男へ捧げる冷徹な復讐劇。
幸せの絶頂、結婚式の教会から出てきた瞬間、夫が凶弾に倒れる。全てを失った女、ジュリー・コレール。彼女の人生の目的はただ一つ、夫を殺した5人の男たちへの復讐。手帳に記された名前だけを頼りに、素性を偽り、一人、また一人と男たちに近づいていく。ある者には美貌で、ある者には知略で、周到に準備された死の罠。しかし、復讐を重ねるほどに、彼女の心は乾き、事件の背後に隠された意外な真相が姿を現し始める。愛と憎しみの果てに彼女が見るものとは。スタイリッシュな復讐サスペンス。
ネット上の声
- 記念すべき?人生初トリュフォーは、捻くれてトリュフォー自身が失敗作と語る本作から
- スタンダードなサスペンス・・・・かな?
- トリフォーのヒッチコック、オマージュ
- 流麗華麗で乾いたサスペンスを愉しむ
サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間107分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ジャンヌ・モロー
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妻を誘拐された刑務所長。解放の条件は、自らが収監した凶悪犯を脱獄させること。正義と愛憎が渦巻く、ノンストップ・クライムサスペンス。
イタリア、ミラノ。堅物の刑務所長ヴィト・チプリアーニの日常は、妻アンナの誘拐によって崩壊。犯人の要求は金ではなく、冷酷な犯罪者ミロ・ルイスの釈放。愛する妻を救うため、ヴィトは己の職務と誇りを捨て、禁断の脱獄計画に手を染める。警察と誘拐犯、双方から追われる逃避行。敵であるはずの囚人ミロとの間に芽生える奇妙な共犯関係。裏切りと陰謀が交錯する中、二人が辿り着く衝撃の真実とは。息もつかせぬ追跡劇の果てにある、非情の結末。
ネット上の声
- 謎の組織に妻を誘拐されてある囚人の脱獄を強制させられた刑務所の副所長オリヴァー・
- イタリアのセルジオ・ソリーマ監督(『狼の挽歌』『血斗のジャンゴ』)の70年代ユー
- マカロニウエスタンの印象が強いセルジオソリーマのハードボイルドサスペンス
- 脱獄モノにハズレなしか?🤔今までオリバーリードの演技を見た事がなかったけど、とて
サスペンス、 アクション
- 製作年1973年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ,モナコ
- 時間112分
- 監督セルジオ・ソリーマ
- 主演オリヴァー・リード
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冷酷なマフィアの殺し屋が、初恋の相手とまさかの再会。愛か、組織か。ナポリの街を舞台に、歌と銃弾が乱れ飛ぶ異色のマフィア・ミュージカル!
イタリア、ナポリの裏社会。マフィアのボスに忠誠を誓う冷酷非情なヒットマン、チーロ。ある日、敵対組織の重要証人を消すという簡単な任務が下される。しかし、そのターゲットは、看護師として働く彼の幼馴染であり、初恋の相手ファティマだった。組織への忠誠と、蘇った愛の間で激しく揺れ動くチーロ。彼は組織を裏切り、ファティマと共に逃げることを決意する。裏切り者を許さない組織から次々と送り込まれる最強の刺客たち。絶体絶命の状況で、二人が選ぶ未来とは。
ネット上の声
- ずっと見たかったやつなのに、アクション映画だと思ったらミュージカルだった!
- こんな映画観たことない!アクション、愛、友情など全てを詰め込んだサ...
- ☆☆☆★ イタリアで賞を独占したクライム&ミュージカル…との触れ込...
- 映画好き抱腹絶倒ドンパチユルユルミュージカル
サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国イタリア
- 時間134分
- 監督アントニオ・マネッティ
- 主演ジャンパオロ・モレッリ
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サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間92分
- 監督ウンベルト・レンツィ
- 主演キャロル・ベイカー
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「ラインの仮橋」のアンドレ・カイヤットが脚本を書き、「火刑の部屋」のシャルル・スパークが潤色、「フランス式十戒」のアンリ・ジャンソンの台詞を、カイヤットが監督した。「フランス式十戒」のロジェ・フェルーが撮影を、「濡れた砂丘」のルイギが音楽を担当した。出演者は「審判」のアンソニー・パーキンス、「火刑の部屋」のジャン・クロード・ブリアリ、「太陽は傷だらけ」のレナート・サルヴァトーリ、「ピアニストを撃て」のミシェル・メルシェの他、パスカル・オードレ、マリー・デア、エリナ・ラブルデットなど。製作は「悪徳の栄え」のアラン・ポワレ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間133分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演アンソニー・パーキンス
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2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。「イタリア映画祭2022」(2022年4月29日~5月4日=東京・ユーロライブ/5月14、15日=大阪・ABCホール/5月中旬~=オンライン配信)上映作品。
ネット上の声
- 序盤イタリアンなシャマランかなぁと思いながら見てたら、ちょっとドッキリめの演出が
- 【#イタリア映画祭2022】「#アメリカ・ラティーナ」主人公は何を見ているのか、
- 途中の演出はかなり怖くてで見応えあったものの、、、もう一息な感じだった
- 皆さんのレビュー読んでオチが弱いと、知りながらも、気になって鑑賞
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2021年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間92分
- 監督ファビオ・ディンノチェンツォ
- 主演エリオ・ジェルマーノ
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「大いなる神秘 情炎の砂漠」のフリッツ・ラング監督が過去の自分の作品を再映画化した怪奇映画。脚本は彼とH・オスカー・ウッティッヒの担当。撮影をカール・レーブが受けもっている。音楽はゲルハルト・ベッカー。出演するのは「狂った本能」のドーン・アダムス、「めざめ(1958)」のペーター・ファン・アイク、ゲルト・フレーベなど。
ネット上の声
- 人物の心理描写などまるで無視して(恋愛要素もあるけれど洗脳による曖昧さ)畳みかけ
- 白黒で銃撃シーンも今の時代からしたら茶番レベルだったし所々ツッコミどころは多かっ
- この不自然なまでに余韻を削ぎ落とした展開の仕方は「テンポが良い」などといって映画
- フリッツ・ラングがこれを撮ったら10年何もせずそのまま死んで遺作にしたのよく分か
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国ドイツ,フランス,イタリア
- 時間104分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ドーン・アダムス
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「殿方ご免遊ばせ」「この神聖なお転婆娘」に続いてミシェル・ボワロン監督とブリジット・バルドーが組んだコメディタッチのミステリー。
裕福な実業家の娘ヴィルジニーは歯科医のエルヴェと恋に落ち、父の反対を押し切って結婚する。ある日、ヴィルジニーはエルヴェとケンカして家出し、エルヴェも街へ繰り出してダンス講師のアニタと出会う。一時の気の迷いでアニタの部屋に立ち寄ったエルヴェは知らぬ間に写真を撮られ、その写真をネタにアニタから多額の金を要求されてしまう。エルヴェの浮気を疑うヴィルジニーが現場を押さえようとダンススクールを訪れると、そこにはアニタの死体とピストルを手にした夫の姿があった。無実を主張する夫の嫌疑を晴らすべく、事件の調査に乗り出すヴィルジニーだったが……。
「殿方ご免遊ばせ」にも出演したアンリ・ビダルがエルヴェ、「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスがアニタを演じ、セルジュ・ゲンズブールが共演。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。
ネット上の声
- ベベには振り回されるのを覚悟して惚れろ
- 先週でしょうか、占いのテレビ番組がやっていて妻が観ていましたが、パリ五輪の選手に
- ドタバタラブコメ & ちょっぴりサスペンス
- BB(ベベ)の愛称で一時代を画す
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間92分
- 監督ミシェル・ボワロン
- 主演ブリジット・バルドー
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昆虫と交信する少女がスイスの寄宿学校で連続殺人鬼に挑む、ダリオ・アルジェント監督のサイキック・ホラー。
舞台はスイスの全寮制女子校。昆虫と心を通わせる特殊能力を持つアメリカ人少女ジェニファー。彼女が転校して間もなく、周辺で若い女性を狙った連続殺人事件が発生。夢遊病の症状を持つ彼女は、ある夜、事件の謎へと引き寄せられていく。昆虫学者の助けを借り、その不思議な能力で犯人を追うジェニファー。しかし、その能力が殺人鬼の目に留まり、彼女自身も命の危険に晒されることに。美しくも残酷な悪夢の始まり。
ネット上の声
- ダリオ・アルジェント監督による昆虫系サスペンス
- 劇場公開わくわくして待ってた『ダークグラス』
- 偶然にも映った恐怖を超えた本物の幽霊
- 好きよ みんな好きよ 大好きよ
殺人鬼が暴れる、 どんでん返し、 サスペンス
- 製作年1984年
- 製作国イタリア
- 時間111分
- 監督ダリオ・アルジェント
- 主演ジェニファー・コネリー
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「切り離せないふたり」で世界的注目を集めたイタリアのエドアルド・デ・アンジェリス監督が、ナポリ郊外の無法地帯と呼ばれる海辺の町を舞台に、どん底から抜け出そうとする女性の運命をクールな映像と温かい演出で描いた人間ドラマ。ナポリ北西に位置する荒廃した海辺の町カステル・ボルトゥルノ。若い女性マリアは妊娠した娼婦を人身売買組織に引き渡す仕事に携わっていた。そんなある日、彼女は自らの妊娠をきっかけに、人生を変える賭けに出る。2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀監督賞と最優秀女優賞(ピーナ・トゥルコ)を受賞。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国イタリア
- 時間97分
- 監督エドアルド・デ・アンジェリス
- 主演ピーナ・トゥルコ
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悪夢か、現実か。隣人殺しの容疑者となった女性を襲う、鮮血と倒錯のサイケデリック・スリラー。
ロンドン在住のキャロルは、毎夜のように猟奇的な悪夢にうなされていた。ある日、隣人のジュリアが、キャロルの夢と全く同じ手口で惨殺死体となって発見。第一容疑者となった彼女は、自らの無実を証明するため、悪夢と現実の境界線を探り始める。幻覚か、それとも何者かの罠か。サイケデリックな映像美と不気味な音楽が、観る者の精神を蝕む。彼女が辿り着く真実は、悪夢以上に恐ろしい結末。
ネット上の声
- のっけからフルスロットルのフルチさん
- 隣人の女性を刺し殺す夢を見た女性
- フルチの幻想エロティックジャーロ
- 隣人の女性を殺害した夢を見る
ホラー、 サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間95分
- 監督ルチオ・フルチ
- 主演フロリンダ・ボルカン
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輝く太陽の下でめぐり逢い、やがて過ぎ去っていった恋に傷ついた青年の姿。製作は「さらば夏の日」のフランシス・コーヌ、監督は新人イヴ・ボワッセ。ジョルジョ・シェルバネンコの原作をアントワーヌ・ブロンダン、イヴ・ボワッセ、フランシス・コーヌが共同脚色。撮影は「さらば夏の日」のジャン・マルク・リペール、音楽は「バーバレラ」のミシェル・マーニュがそれぞれ担当。出演は「さらば夏の日」のルノー・ベルレー、「脱走特急」のラファエラ・カッラ、「ポーラの涙」のブリュノ・クレメール、ほかにマリオ・アドルフ、イタリアの新星マリアンヌ・コムテルなど。
サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間91分
- 監督イヴ・ボワッセ
- 主演ブルーノ・クレメル
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性的異常を抱える男と彼に監禁された女の終わりなき対決を、前衛的かつポップな世界観で描いた1969年製作のイタリア製セックススリラー。
慈善財団の幹部を務めるセイヤーは、その一方で女性に対する征服欲や加虐性を抱えていた。ある日彼はジャーナリストのメアリーを拉致して秘密のアジトに監禁し、肉体的・精神的凌辱の限りを尽くす。窮地に追い込まれたメアリーはおびえながらも果敢な姿勢でセイヤーの心の隙を突き、やがてセイヤーは弱音を吐きはじめる。
「穴」「黄金の七人」のフィリップ・ルロワがセイヤー、ドイツ出身の女優ダグマー・ラッサンダーがメアリーを演じた。「ベニスの愛」などで知られるイタリア映画音楽の巨匠ステルビオ・チプリアーニが音楽を担当。美術面ではフランスの芸術家ニキ・ド・サンファルによる巨大女性像「ホン」のレプリカが劇中に使用され、強い印象を残した。日本では長らく未公開でその存在すら知られずにいたが、2024年6月に劇場初公開。
ネット上の声
- 男と女の壮絶なマウント合戦の行方とは? ニキ・ド・サンファルに捧げる発掘スリラー!
- 性的異常者に拉致されたジャーナリストの女性
- あの時代の雰囲気満載
- 女性=サソリ🦂
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間90分
- 監督ピエロ・スキヴァザッパ
- 主演フィリップ・ルロワ