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テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。
流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。
主人公・舟渡エレナを満島ひかり、梨本孔を岡田将生が演じ、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲとディーン・フジオカ、捜査を担当する刑事役で「アンナチュラル」の大倉孝二と「MIU404」の酒向芳が出演。さらに「アンナチュラル」から三澄ミコト役の石原さとみ、中堂系役の井浦新、久部六郎役の窪田正孝ら、「MIU404」から伊吹藍役の綾野剛、志摩一未役の星野源らが再結集する。主題歌も「アンナチュラル」「MIU404」に続き米津玄師が担当した。第48回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。
ネット上の声
- 「会社」「組織」に毒されて、人の辛さに鈍感になった人たち
- 「システムよ止まれ」と彼と彼女は言った
- 便利で効率的な暮らしの裏で戦う人々の姿
- 現代人が便利さと引き換えに失ったもの
サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督塚原あゆ子
- 主演満島ひかり
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1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。
1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止するべく立ち上がる。
「工作 黒金星と呼ばれた男」のファン・ジョンミンがチョン・ドゥグァン役、「無垢なる証人」のチョン・ウソンがイ・テシン役で共演し、「アシュラ」でも2人と組んだキム・ソンス監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- ひとりの男の危険な企ては一体どこへ、どこまで転がっていくのか
- 韓国の現代史を学べる優れた社会派映画がまた1本
- 改めて韓国映画の製作力に脱帽する
- アシュラ以来のスゲー映画
ヒューマンドラマ、 サスペンス、 アクション
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間142分
- 監督キム・ソンス
- 主演ファン・ジョンミン
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第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督が、ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫ったミステリー。
全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。
ローレンス枢機卿を「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」の名優レイフ・ファインズが演じるほか、「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ、「スキャンダル」のジョン・リスゴー、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが脇を固める。第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。
ネット上の声
- めちゃ面白かった!
- 荘厳な衣装やセット、重厚な音楽、左右対称を意識した圧迫感のある撮影構図…そのすべ
- まったく観に行くつもりなかったのに、アカデミーノミネートされたから行くか…となっ
- なぜこの作品がそこまでアカデミー賞の中心に?と不思議だったけど、見て納得
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間120分
- 監督エドワード・ベルガー
- 主演レイフ・ファインズ
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「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。第92回アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門に輝くなど世界的に注目を集めた。キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。共演に「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。
ネット上の声
- これもやっぱり国民性なんだよな、とポン・ジュノファンのおっさんはこう思った。
- 「低層民」を「地下」で象徴する映画のシンクロニシティー
- 「上・下」の演出、そして「左・右」と「手前・奥」。
- 徹底した「高低差」の描き方に感服させられる
貧困、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間132分
- 監督ポン・ジュノ
- 主演ソン・ガンホ
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「メメント」「バットマン・ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督が、クリストファー・プリーストの小説「奇術師」を映画化。19世紀末のロンドンを舞台に、ライバル関係にある2人の天才マジシャンが、お互いの意地とプライドを賭けて戦いを繰り広げる。主演のマジシャン2人にはヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。マジック監修はデビッド・カッパーフィールドが担当。
ネット上の声
- 久々にノーラン先生の授業を受けたくなったのでコチラを
- 「きっと貴方も騙される」の看板に偽りなし
- 推理より記憶を試される脳トレムービー
- あのエジソンさえ怖れた発明家がいた!
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督クリストファー・ノーラン
- 主演ヒュー・ジャックマン
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「七月と安生」など監督としても高く評価される香港出身の俳優デレク・ツァンがメガホンをとった青春映画。進学校に通う高校3年生の少女チェン・ニェンは、大学入試を控え殺伐とした校内で、ひたすら参考書に向かい息を潜めて日々をやり過ごしていた。しかし、同級生がいじめを苦に飛び降り自殺を遂げ、チェン・ニェンが新たないじめの標的になってしまう。彼女の学費のため犯罪まがいの商売をしている母親以外に身寄りはなく、頼る人もいない。そんなある日、下校途中の彼女は集団暴行を受けている少年を目撃し、その少年シャオベイをとっさに救う。優等生と不良という対極的な存在でありながらも、それぞれ孤独を抱える2人は次第に心を通わせていく。「サンザシの樹の下で」のチョウ・ドンユィがチェン・ニェン、アイドルグループ「TFBOYS」のイー・ヤンチェンシーがシャオベイを演じた。第39回香港電影金像奨で作品賞、監督賞、主演女優賞など8部門を受賞。第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネート。
ネット上の声
- こういう作品こそ受賞すべきではないのか?
- 孤独で辛い状況下の勇気と恋と青春の物語
- 題名の「少年」はシャオベイのみではなく
- 自分のために生きる残酷な現実の涯てに
青春、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国中国,香港
- 時間135分
- 監督デレク・ツァン
- 主演チョウ・ドンユイ
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巨匠マーティン・スコセッシが2002年製作の大ヒット香港映画「インファナル・アフェア」をリメイクしたクライムサスペンス。レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグら豪華キャストが集結し、犯罪組織に潜入した警察官と警察に潜入したギャングの戦いを描く。2007年・第79回アカデミー賞で作品賞・監督賞など4部門を受賞した。貧困と犯罪が渦巻く街ボストン。犯罪者の一族に生まれたビリーは、自らの生い立ちと決別するべく警察官を目指す。一方、マフィアのボス・コステロの腹心として育てられたコリンは、コステロの内通者となるため警察へ送り込まれる。警察学校を優秀な成績で卒業したビリーはマフィアへの潜入捜査を命じられ、コステロに接近。コリンはエリート警察官として最前線に立ちながら、警察の動きをコステロに知らせ続けるが……。
ネット上の声
- インファナルより良い点は2つ、悪い点は…
- 豪華キャストで、もったいないくらい!
- 日本で公開されるアメリカ映画の水準
- いや、おもしろかったけど、ねえ。
サスペンス、 潜入捜査
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間152分
- 監督マーティン・スコセッシ
- 主演レオナルド・ディカプリオ
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2010年に発表した「灼熱の魂」が第83回アカデミー外国語映画賞にノミネートされ、世界的にも注目を集めたカナダ人監督ドゥニ・ビルヌーブのハリウッドデビュー作。娘を取り戻すため法をも犯す決意を固めた父親の姿を描いたサスペンススリラー。家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町でひとりの少女が失踪する。手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の証言から、彼が誘拐犯だと確信。自らの手で娘を助け出すため、一線を超える決意をする。父親役にヒュー・ジャックマン、事件を担当する警官役でジェイク・ギレンホールが主演。
ネット上の声
- かなり前に見たはずが全く覚えてなくて2度目の鑑賞
- ラストで判るタイトルの意味深さにゾクッと
- 非常に重厚で優れたダーク・サスペンス。
- 子を持つ親がこれを観て共感出来るか?
誘拐、 サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ
- 時間153分
- 監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 主演ヒュー・ジャックマン
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ネット上の声
- 以前mokemokeさんに教えて頂いたこちらのインド映画
- 面白いっ!!
- どっちに共感すれば良いのか、感情が忙しいけど、一つ言えるのは、むちゃくちゃ面白い
- インド映画のサスペンスってこんな感じか〜って雰囲気知るためにはちょうど良かった!
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2015年
- 製作国インド
- 時間162分
- 監督ニシカント・カマト
- 主演アジャイ・デーヴガン
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クリストファー・ノーラン監督の出世作となった長編第2作で、記憶障害によりわずか10分間しか記憶を保てなくなった男が妻を殺した犯人を追う姿を描いたクライムサスペンス。物語の時系列を逆行させながら描くトリッキーな構造が話題を集め、ノーラン監督の名を一躍世界に知らしめた。
ロサンゼルスで保険調査員として働くレナードは、自宅に侵入してきた男に妻を殺され、自らも頭部を損傷して記憶障害を負ってしまう。それ以来、新しい記憶を約10分しか覚えていられなくなった彼は、ポラロイド写真を撮ってメモを書き入れ、重要な情報を身体のあちこちにタトゥーで刻んで記憶を繋ぎ止めながら、妻を殺した犯人を追うが……。
「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアースが主演を務め、「マトリックス」シリーズのキャリー=アン・モス、「バッドボーイズ」シリーズのジョー・パントリアーノが共演。
ネット上の声
- 記憶は自分の確認のためなんだ。みんなそうだ。
- ノーランをインセプションせよ!<第1層>
- 想像を絶する奇妙な世界の疑似体験だ!
- ガイ・ピアースは、いい役者!です。
どんでん返し、 サスペンス、 記憶喪失
- 製作年2000年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督クリストファー・ノーラン
- 主演ガイ・ピアース
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「JSA」で国際的な注目を集めた韓国のパク・チャヌク監督が、作・土屋ガロン、画・嶺岸信明による日本の同名コミックを原作に、15年間の監禁生活を強いられた男の復讐劇を容赦ないバイオレンス描写で描いたサスペンススリラー。平凡な会社員オ・デスはある日突然何者かに拉致され、ベッドとテレビしかない狭い部屋に監禁されてしまう。理由も目的も分からぬまま15年の歳月が流れたある日、オ・デスは突如として解放される。若い女ミドの協力を得て犯人捜しに乗り出したオ・デスの前に、謎の男ウジンが出現。ウジンはオ・デスに、監禁された理由を5日間で解き明かせと、互いの命を懸けたゲームを持ちかける。主演は「シュリ」のチェ・ミンシク。2004年・第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、2013年にはスパイク・リー監督&ジョシュ・ブローリン主演でハリウッドリメイクされた。日本では2004年に劇場公開され、22年5月には4Kリマスター版が公開。初公開時は映倫R15+指定だったが、4Kリマスター版は映像がクリアになったことからR18+になった。
ネット上の声
- R指定納得のエグさ 伏線や展開は想像できなくて驚きはあったけど、話...
- 獣にも劣る人間ですが、生きる権利はあるのではないでしょうか
- 韓国では金でなんでも出来るから意外性がない
- 衝撃を与えればいい、というものではない。
監禁、 漫画を実写化、 復讐、 どんでん返し、 サスペンス、 不幸な結末のバッドエンド
- 製作年2003年
- 製作国韓国
- 時間120分
- 監督パク・チャヌク
- 主演チェ・ミンシク
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密室殺人の容疑者とその弁護人が「悪魔の証明」(=存在しない事実の証明)を成し遂げて無罪を勝ち取ろうとする姿を描いたスペイン製サスペンス。殺人容疑で起訴された実業家ドリアのもとに、敏腕弁護人グッドマンが訪ねてくる。彼らは3時間後に開始される裁判までに反証の準備をしなければならず、事件の再検証を進めていく。ドリアは不倫相手ローラとの密会中に、事故でダニエルという青年を死なせてしまっていた。死体を湖に沈めて隠蔽を図ったものの、ダニエルの父親はドリアを疑ってつきまとうように。その後、ドリアとローラは山奥のホテルに誘い出され、密室でローラが殺害されたのだった。ドリアが圧倒的に不利な状況にも関わらず、グッドマンはドリアを無罪にできると言うが……。「スガラムルディの魔女」のマリオ・カサスが主演。「ロスト・ボディ」のオリオル・パウロが監督・脚本を手掛けた。シネマート新宿、シネマート心斎橋で開催の「シネ・エスパニョーラ2017」上映作品。
ネット上の声
- 1つ前に観た『アイデンティティー』が私は合わなくて、挽回の気持ちでこちらを❗️
- げに恐ろしきは、「人間」なり!(@_@)
- 75%の方が★4~5。信頼の証。
- 序盤にオチが。なぜなら。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間106分
- 監督オリオル・パウロ
- 主演マリオ・カサス
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ネット上の声
- 松本潤の運動神経の良さが伺える
- 新田の活躍も目玉にはなってはいたが・・・
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演松本潤
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染井為人の同名ベストセラー小説を、横浜流星の主演、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。
日本中を震撼させた凶悪な殺人事件を起こして逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一が脱走した。鏑木を追う刑事の又貫征吾は、逃走を続ける鏑木が潜伏先で出会った人々を取り調べる。しかし彼らが語る鏑木は、それぞれがまったく別人のような人物像だった。さまざまな場所で潜伏生活を送り、姿や顔を変えながら、間一髪の逃走を繰り返す鏑木。やがて彼が必死に逃亡を続ける真の目的が明らかになり……。
これまでも「ヴィレッジ」や「パレード」で藤井監督とタッグを組んできた横浜が、姿を変えて逃亡を続ける鏑木を熱演。鏑木が日本各地の潜伏先で出会う人々を吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、山田孝之が鏑木を追う刑事の又貫に扮した。
ネット上の声
- 横浜流星渾身の一作誕生!!今年一番のオススメの映画です♪
- 原作をブラッシュアップした映像化作品の成功例
- 彼の正体を知った時涙が止まらなかった
- 殺伐とした時代にも光輝く
サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督藤井道人
- 主演横浜流星
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国家公務に従事する⼀家の主・イマンは 20 年間にわたる勤勉さと愛国⼼を買われ夢にまで⾒た予審判事に昇進。しかし業務は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課すための国家の下働きだった。
報復の危険が付きまとうため国から家族を守る護⾝⽤の銃が⽀給される。しかしある⽇、家庭内から銃が消えた――。
最初はイマンの不始末による紛失だと思われたが、次第に疑いの⽬は、妻・ナジメ、姉のレズワン、妹・サナの 3 ⼈に向けられる。誰が︖何のために︖ 捜索が進むにつれ互いの疑⼼暗⻤が家庭を⽀配する。
そして家族さえ知らないそれぞれの疑惑が交錯するとき、物語は予想不能に壮絶に狂いだす―――。
カンヌ国際映画祭<審査員特別賞>受賞の衝撃のサスペンススリラー!
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国フランス,ドイツ,イラク
- 時間167分
- 監督モハマド・ラスロフ
- 主演ミシャク・ザラ
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「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督が、イギリスの人気ミステリー作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案に、物語の舞台を日本統治下の韓国に置きかえて描いたサスペンスドラマ。1930年代、日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた少女スッキは、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から、ある計画を持ちかけられる。それは、莫大な財産の相続権を持つ令嬢・秀子を誘惑して結婚した後、精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。計画に加担することにしたスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な叔父の上月と暮らす秀子のもとで、珠子という名のメイドとして働きはじめる。しかし、献身的なスッキに秀子が少しずつ心を開くようになり、スッキもまた、だます相手のはずの秀子に心惹かれていき……。秀子役を「泣く男」のキム・ミニが務め、スッキ役は無名の新人女優キム・テリをオーディションで抜擢。伯爵役は「チェイサー」のハ・ジョンウ、秀子の叔父・上月役は「最後まで行く」のチョ・ジヌンがそれぞれ演じた。
ネット上の声
- やばい。おもしろすぎる。 この監督やばい。韓国やばい。 いいなあ。...
- 映像美は満点 ストーリーも秀逸 なのにイマイチ好きになれないのは ...
- 原作未読だったので……驚愕した! そして蛸!
- 僕にはこの映画を論じる胆力が足りません…
サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国韓国
- 時間145分
- 監督パク・チャヌク
- 主演キム・ミニ
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「私の頭の中の消しゴム」「アシュラ」のチョン・ウソンが、正義と野心の間で揺れる弁護士を演じたヒューマンドラマ。「第5回ロッテシナリオ公募展」で大賞を受賞したシナリオを「戦場のメロディ」「優しい嘘」のイ・ハン監督のメガホンで映画化し、殺人容疑者の弁護士と、事件の目撃者で自閉症の少女の交流を描く。信念を貫くことをあきらめ、現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士のスノは、出世のかかった殺人事件の弁護士に指定される。容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者の少女ジウを証人として法廷に立たせようとするが、ジウは自閉症で意思疎通も難しい。事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせことに努めるスノは、次第に彼女のことを理解するようになり……。ジウ役は「神と共に」2部作で注目された若手女優のキム・ヒャンギ。
ネット上の声
- 凄くいい物語なのは分かるし、映画としての展開自体も面白いのですが、特に中盤以降の
- 『ウヨンウ〜』と同じ脚本家さんの作品という事で視聴してみました🤗
- チョン・ウソンの兄さんが人権派弁護士に扮した一作
- ヒューマンドラマ&法廷サスペンス
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間129分
- 監督イ・ハン
- 主演チョン・ウソン
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2013年に韓国で実際に起こった漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件をもとに、7歳の弟を殺したという驚くべき告白した10歳の少女に心を動かされた弁護士が、真実を明らかにするため奔走する姿を描いた実録サスペスドラマ。ロースクールを卒業し、法律事務所に就職する前に児童福祉館で臨時で働いていたジョンヨプは、継母から虐待を受けているダビンとミンジュンの姉弟に出会う。当初は深刻に受け止めていなかったジョンヨプだったが、弟ミンジュンが死亡する事件が発生し、姉のダビンがその殺人の被疑者とされたことに何かが間違っていると感じ、ダビンの弁護を引き受けることを決意する。主人公の弁護士ジョンヨプ役を「エクストリーム・ジョブ」のイ・ドンフィが熱演。
ネット上の声
- ユーモラスな展開から、まさかの衝撃っ!これが実話、氷山の一角とは…
- 法律は天使にも悪魔にも味方するリアル。
- 母親が悪い、けどそもそも父親が原因
- ちゃんと考えないといけない
サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間114分
- 監督チャン・ギュソン
- 主演イ・ドンフィ
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2017年・第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。
ネット上の声
- 「悪」におけるグラデーション
- 韓国ノワール、香港ノワール好きのフレンズに是非とも見てもらいたい映画すぎた🫶🫶🫶
- ヴィジャイ・セードゥパティの愛嬌と掴みどころの無さがめちゃくちゃヴェーダに嵌まっ
- 冒頭からのヴィクラムの言動がアウトすぎて、家でテレビで観てたらチャンネル変えてた
サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国インド
- 時間140分
- 監督ブシュカル
- 主演R・マーダヴァン
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英BBCのTVシリーズを、7年ぶりの映画主演となるメル・ギブソン、「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督で映画化したアクションドラマ。ボストン警察の殺人課刑事トーマス(ギブソン)の自宅で、彼の一人娘のエマが殺害される。当初はトーマスが本来の殺しの標的だったと思われていたが、実はエマには秘密があることがわかり……。脚本は「ディパーテッド」でオスカーを受賞したウィリアム・モナハン。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1985年
- 製作国イギリス
- 時間307分
- 監督マーティン・キャンベル
- 主演ボブ・ペック
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マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を基に描いた西部劇サスペンス。
1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには殺人にまで手を染める。
ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いたベストセラーノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を原作に、「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの脚本家エリック・ロスとスコセッシ監督が共同脚本を手がけた。第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、撮影賞など10部門でノミネートされた。
ネット上の声
- 事件の背景と差別の根深さ、これが氷山の一角かもしれない恐ろしさ
- スコセッシ流の語り口のビートが3時間26分、一向に途切れない
- スコセッシ監督が描く「行き過ぎた欲望」と「公正な制裁」。
- ディカプリオのダメ男ぶりがかつてないほど秀逸
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間206分
- 監督マーティン・スコセッシ
- 主演レオナルド・ディカプリオ
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05年に直木賞を受賞した東野圭吾の人気ミステリー「探偵ガリレオ」シリーズ第3作「容疑者Xの献身」をTVドラマ「ガリレオ」のスタッフ・キャストで映画化。顔を潰され指を焼かれるという残忍な殺人事件が発生。内海刑事(柴咲)はいつものように天才物理学者で通称“ガリレオ”の湯川(福山)に助けを求めるが、被害者の元妻の隣人として捜査線上に浮かんだのは、湯川の大学時代の友人で天才数学者の石神(堤)だった……。監督は「県庁の星」の西谷弘。
ネット上の声
- 人を愛する事を知った男の献身的な愛の物語
- 後半押し寄せる、真実と人間ドラマに感動!
- 映画を観て感じる喜びがそこにありました
- 人は人を、これほどまでに愛せるのか…
サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督西谷弘
- 主演福山雅治
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「淵に立つ」「よこがお」の深田晃司監督が星里もちるの同名コミックを連続ドラマ化し、2019年放送された作品を劇場作品として再編集したサスペンス。退屈な日常を送っていた会社員の辻一路。ある夜、辻は踏み切りで立ち往生していた葉山浮世の命を救う。不思議な雰囲気を持ち、分別のない行動をとる浮世。そんな彼女を放っておけない辻は、浮世を追ってさらなる深みへとはまっていく。辻役を「レディ・プレイヤー1」「蜜蜂と遠雷」の森崎ウィン、浮世役をドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」「連続テレビ小説 べっぴんさん」の土村芳がそれぞれ演じ、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉らが脇を固める。新型コロナウイルスの影響で通常開催が見送られた、2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出。
ネット上の声
- 緊張感とぎれず4時間見させてしまう映像と役者の力を堪能、漫画原作の理想の映像化
- 4時間見る価値はないと思います。 イライラがヤバいです。
- 後半の展開はもはや深田監督のオリジナル作品
- 見事なまでに主要キャラが全員キモいけど、オルタナティブというか、斜め上な「メロド
サスペンス
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間232分
- 監督深田晃司
- 主演森崎ウィン
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俳優ビリー・ボブ・ソーントンが監督・脚本・主演を務め、精神病院帰りの殺人犯と少年の心の交流を描き、1997年・第69回アカデミー賞で脚色賞を受賞したヒューマンドラマ。少年時代に殺人を犯した寡黙な男カールは精神病院で25年間を過ごし、ついに自由の身となる。故郷へ戻った彼は、父親のいない少年フランクとその母親リンダと親しくなる。平穏な日々を送るカールだったが、リンダが恋人から暴力を振るわれていることを知り、ある行動に出る。共演にカントリー歌手のドワイト・ヨーカム、「地獄の黙示録」のロバート・デュバル。映画監督ジム・ジャームッシュがカメオ出演。
ネット上の声
- ビリー・ボブ・ソーントン…「バーバー」や「チョコレート」での演技でメチャクチャ揺
- ◎「Uターン」でのビリーのキャラも最高でしたが、この作品での彼のキャラも最高で同
- 受け口で猫背の知的障害のある殺人犯をビリー·ボブ·ソーントンが熱演しています
- 監督、脚本、主演を務めた、ビリー•ボブ•ソーントンの隠れた名作
知的障害、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間134分
- 監督ビリー・ボブ・ソーントン
- 主演ビリー・ボブ・ソーントン
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2009年のソマリアで海賊に誘拐された船長の実話
2009年にソマリア海域で起こった海賊船による貨物船人質事件を、トム・ハンクス主演、「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス監督で映画化したサスペンスドラマ。09年4月、援助物資として5000トン以上の食糧を積み、ケニアに向かって航行していたコンテナ船マースク・アラバマ号は、ソマリア海域で海賊に襲われ、瞬く間に占拠されてしまう。53歳のベテラン船長リチャード・フィリップスは、20人の乗組員を解放することと引き換えに自ら拘束され、たった1人でソマリア人の海賊と命がけの駆け引きを始める。米海軍特殊部隊の救出作戦とともに、緊迫した4日間を描く。脚本は「ニュースの天才」「アメリカを売った男」のビリー・レイ。
ネット上の声
- 最後まで持続する緊迫感はハンパじゃねぇ!
- 緊迫感・恐怖・家族への想い、名作今年も。
- 船酔いしてしまうほどの臨場感&緊張感!
- クロさん、トム・クルーズじゃないよ(笑)
シージャック、 実話、 サスペンス、 船上
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ
- 時間134分
- 監督ポール・グリーングラス
- 主演トム・ハンクス
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ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス共演の心理スリラー。ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていた。そんなニナに「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってくるが、新人ダンサーのリリー(クニス)が現れ、ニナのライバルとなる。役を争いながらも友情を育む2人だったが、やがてニナは自らの心の闇にのみ込まれていく。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。
ネット上の声
- 「白鳥だけなら君を選ぶのにな」と言ってたトマス・ルロイ(カッセル...
- どこからどこまでが 妄想と現実だか、わからなくなる 編集が凄いなと...
- 美しすぎるレズとオナニーだけが救いだなんて
- ザ・フライではなくザ・スワンなのである
バレエ(バレリーナ)、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ダーレン・アロノフスキー
- 主演ナタリー・ポートマン
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「ほえる犬は噛まない」のポン・ジュノ監督の長編第2作で、1980年代後半から6年間で10人の犠牲者を出した実在の未解決連続殺人事件を題材にした社会派サスペンス。軍事政権下にあった当時の韓国の社会状況を背景に、事件を追う2人の刑事の葛藤と行き場のない怒りをリアルかつ緊張感たっぷりに描き、韓国で大ヒットを記録した。
1986年、ソウル近郊の農村で若い女性が何者かに殺害される事件が発生。その後も同様の手口の殺人事件が相次いで発生し、地元警察の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された若手刑事ソ・テユンが捜査に乗り出す。性格も捜査方法も正反対の2人は衝突を繰り返しながらも執念で捜査を続け、ついに有力な容疑者が浮かび上がるが……。
パク刑事をソン・ガンホ、ソ刑事をキム・サンギョンが演じた。2003年・第40回大鐘賞で作品賞・監督賞・主演男優賞(ソン・ガンホ)を受賞。
ネット上の声
- "韓国三大未解決事件"の1つ、華城連続殺人事件を描いた作品
- 韓国映画ベストワンそして生涯ベストテンに含まれる傑作
- オレにはわからねぇ。お前なんか行っちまえ
- 韓国映画最高傑作と言っても過言じゃない
どんでん返し、 実話、 サスペンス、 殺人事件
- 製作年2003年
- 製作国韓国
- 時間130分
- 監督ポン・ジュノ
- 主演ソン・ガンホ
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遺作ともなった「ヤンヤン 夏の想い出」などで知られ、1980~90年代には台湾ニューシネマを牽引した鬼才エドワード・ヤン監督が86年に手がけた長編第3作。80年代の台北を舞台に、都会に暮らす人々の不条理や孤独を浮き彫りにした群像劇。少女シューアンがかけた1本のいたずら電話によって、カメラマンとその恋人、女性作家と医師の夫、その元恋人、不良少女、刑事など、何のつながりもなかった人々の間に奇妙な連鎖反応が生じ、やがて悲劇が巻き起こる。日本での劇場初公開は1996年。2015年、デジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- 「ヤンヤン夏の思い出」等のエドワード・ヤン監督作品
- 美しくも影のある映像美が最高
- 現代人の無機質な心の結びつき
- エドワードヤンの恐れる風
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1986年
- 製作国香港,台湾
- 時間109分
- 監督エドワード・ヤン
- 主演コラ・ミャオ
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1998年
- 製作国イギリス
- 時間150分
- 監督ジョン・マッケンジー
- 主演ロバート・カーライル
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ニューヨークの裁判所。18歳の不良少年が実父殺害の容疑で裁かれようとしていた。12人の陪審員たちは評決の投票をするが、ただひとり陪審員8番だけが無罪を主張し、改めて審議が行なわれることに。それでなくても疲れきっていた11人は苛立つが、8番の説得によって次々と無罪に転じていく。はたして審議の行方は? レジナルド・ローズ脚本のテレビドラマを映画化。シドニー・ルメットがこの作品で映画初監督を飾った。
ネット上の声
- 日本で陪審員制度導入するならまずこれ見て
- 今さらながら、高評価だったので私も
- ディスカッション劇の古典的傑作。
- 本当に凄い作品を観てしまった!
裁判・法廷、 サスペンス、 冤罪
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演ヘンリー・フォンダ
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「許されざる者」のクリント・イーストウッド監督がデニス・ルヘインのベストセラー小説を映画化し、幼なじみの男性3人の運命がひとつの殺人事件をめぐって交錯する姿を描いたミステリードラマ。ボストン近郊の小さな町。幼なじみのジミー、ショーン、デイブの3人の少年は、デイブが見知らぬ男に誘拐・監禁され性的暴行を受けた事件をきっかけに、次第に疎遠になっていった。事件から25年が経ったある日、ジミーの愛娘が遺体となって発見される。刑事となったショーンは捜査に乗り出すが、やがて捜査線上にデイブの存在が浮上する。3人の幼なじみをショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンスが演じ、2004年・第76回アカデミー賞ではペンが主演男優賞、ロビンスが助演男優賞をそれぞれ受賞した。脚本は「L.A.コンフィデンシャル」のブライアン・ヘルゲランド。
ネット上の声
- 最近歳のせいなのか集中力がなくなってるのか映画を観終わって一発でそういうことだっ
- 悪人が生き残り、善人が悲劇に巻き込まれる
- 本当にそうなの?勘違いしていない??
- 監督クリント・イーストウッドの凄腕
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間138分
- 監督クリント・イーストウッド
- 主演ショーン・ペン
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戦闘シーンを再現することに主眼をおいた“戦記もの”という形でなく、戦後すでに二十六年もたってしまった現在の時点にドラマの主軸を据えて、今、なお残る悲惨な戦争の傷あとと共に戦争を見つめ直すという意図のもとに製作された反戦映画。の直木賞受賞作品の同名小説の映画化。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「博徒外人部隊」の深作欣二。撮影は「この青春」の瀬川浩がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
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「しあわせの隠れ場所」「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックが、許されぬ罪を背負って生きる元受刑者を演じたヒューマンサスペンス。過去に犯してしまった殺人の罪で服役し、20年の刑期を終えて刑務所から出所したルース・スレイター。しかし、罪を償って社会に出たはずの彼女を待ち受けていたのは、過去の罪が許されない世界だった。社会に溶け込むことができずに孤立し、安息を求めて訪れた故郷の地でも厳しい批判にさらされ、行き場をなくしていくルース。そんな彼女が罪を償うことができる唯一の手段は、昔、とある理由で置き去りにしてしまい、離れ離れになってしまった妹を捜すことだった。サンドラ・ブロックが主演のほか製作も務め、2019年・第69回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を受賞した「システム・クラッシャー 家に帰りたい」で注目されたドイツの新鋭ノラ・フィングシャイトがメガホンをとった。共演にビンセント・ドノフリオ、ビオラ・デイビス。Netflixで2021年12月10日から配信。それに先立つ11月26日から一部劇場で公開。
ネット上の声
- その行動が罪なのかは神様だけが知っている
- Sandra寧の人生劇場 鋼のような強靭な愛 絆
- 85点:サンドラと独38歳女性監督の演出力
- サンドラ・ブロックのベストアクト
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間114分
- 監督ノラ・フィングシャイト
- 主演サンドラ・ブロック
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「きみに読む物語」「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング主演で、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として働く孤高の天才ドライバーが、愛する女性を守るため裏社会を相手に命がけの戦いを繰り広げる姿を描いたクライムサスペンス。デンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン監督が手がけ、2011年・第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。
ネット上の声
- キャラ描写なしで映像ごり押しされてもね…
- “美” 的なハード・サスペンスに痺れる!
- 映画美学を堪能できるサスペンス
- R−15 指定 ごもっとも。
サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ニコラス・ウィンディング・レフン
- 主演ライアン・ゴズリング
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1928年のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ・ジョリー)の闘いを描くクリント・イーストウッド監督によるサスペンスドラマ。息子は無事に警察に保護されるが、実の子でないと疑念を抱いた母親が、腐敗した警察に頼らずに自ら息子の行方を捜して行動を起こし、同時に市長や警察機構を告発する。共演にジョン・マルコビッチ。
ネット上の声
- 演技力がすごい。警察もアンジーも。それゆえ、警察が圧倒的悪に見える...
- イーストウッド監督ファシズムと死への反抗
- この傑作を観て心奮えない親がいるだろうか
- アンジーの目が、脳裏に焼き付いて離れない
誘拐、 実話、 サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間142分
- 監督クリント・イーストウッド
- 主演アンジェリーナ・ジョリー
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夫を殺された新妻が一人で復讐のために権力に立ち向かっていく姿を描く。宮谷一彦原作の同名劇画の映画化で、脚本は「春画」の西岡琢也。監督は「天使のはらわた 赤い淫画」の池田敏春、撮影は「女猫」の前田米造がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 白都真理と水中シーンが本当に素晴らしい!(映画館で観たからかもしれませんが)
- ◉一世一代の作品にめぐり合ってしまうことは、果たして幸福な事なのだろうか?
- 「死霊の罠」は現在、サブスクでは観られないようだが、本作はU-nextで観られる
- 久しぶりに邦画を見たと思ったらとんでもないものを見てしまった
サスペンス
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督池田敏春
- 主演白都真理
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イ・ビョンホンと「オールド・ボーイ」などで知られる実力派チェ・ミンシクが共演するクライム・サスペンス。残忍な連続殺人犯ギョンチョル(ミンシク)に婚約者を惨殺された国家情報院捜査官スヒョン(ビョンホン)。復しゅうの鬼と化したスヒョンは、犯人に婚約者と同じ苦しみを与えるべく、執ようなまでに追いつめていく。「甘い生活」「グッド・バッド・ウィアード」でもビョンホンと組んだキム・ジウン監督がメガホンをとる。
ネット上の声
- 今まで観た中で
- まさにエログロナンセンス☆⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪
- 見ているあなたが“悪魔”なのかもしれない
- 「スピード感溢れるホラー・スリラー」
復讐、 どんでん返し、 刑事、 サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国韓国
- 時間144分
- 監督キム・ジウン
- 主演イ・ビョンホン
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「28日後...」「わたしを離さないで」の脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務め、美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー。第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞した。世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブは、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットのエヴァだった。ケイレブはそこで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになるが……。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「レヴェナント 蘇えりし者」のドーナル・グリーソンが主人公ケイレブを演じ、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーが美しい女性型ロボットのエヴァに扮した。グリーソンと同じく「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に出演したオスカー・アイザックがネイサン役を務めている。
ネット上の声
- 検索エンジン開発会社に勤める若手エンジニアのケイレブは社内で大抜擢...
- 必見のスタイリッシュなSFサイコスリラー。
- 楽園の崩壊 /機械は人間を愛せるのか?
- ラブストーリーかとおもたらスリラーか?
ロボット、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2015年
- 製作国イギリス
- 時間108分
- 監督アレックス・ガーランド
- 主演ドーナル・グリーソン
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スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの処女作にして遺作となった大ベストセラー小説の映画化。原作は、著者の死後、世界中で2100万部を売り上げたミステリー巨編。主演は新星ノオミ・ラパス。40年前、スウェーデンの資産家の邸宅から忽然と姿を消した少女がいた。少女の親族から捜索依頼を受けたジャーナリストのミカエルは、背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカー・リスベットの協力のもと、事件解明に挑む。
サスペンス
- 製作年2009年
- 製作国スウェーデン,デンマーク,ドイツ
- 時間---分
- 監督ニールス・アルデン・オプレヴ
- 主演ミカエル・ニクヴィスト
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アメリカの辺境を舞台に現代社会が抱える問題や現実をあぶりだした「ボーダーライン」「最後の追跡」で、2年連続アカデミー賞にノミネートされた脚本家テイラー・シェリダンが、前2作に続いて辺境の地で起こる事件を描いた自らのオリジナル脚本をもとに初メガホンをとったクライムサスペンス。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞。主演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーと、「アベンジャーズ」シリーズのエリザベス・オルセン。ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の雪深い土地、ウィンド・リバーで、女性の遺体が発見された。FBIの新人捜査官ジェーン・バナーが現地に派遣されるが、不安定な気候や慣れない雪山に捜査は難航。遺体の第一発見者である地元のベテランハンター、コリー・ランバートに協力を求め、共に事件の真相を追うが……。
ネット上の声
- 犯人に怒りの鉄槌を。そして、どんなに雪深い土地であっても周りの環境を言い訳にしてはいけない。
- 女が「飾り」じゃない、ハードボイルド映画
- 悲惨な物語を、余韻残すラストで締めた秀作
- 米国闇部を白い雪原で描いたクライム佳作
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督テイラー・シェリダン
- 主演ジェレミー・レナー
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アルフレッド・ヒッチコック監督によるサイコサスペンスの古典的名作。不動産会社に勤める女性マリオンは恋人サムとの結婚を望んでいたが、サムは元妻への慰謝料の支払いに追われ再婚を渋っていた。そんな中、会社の金4万ドルを銀行へ運ぶことになった彼女は、出来心からその金を持ち逃げしてしまう。サムの元を目指して車を走らせるマリオンだったが、大雨で視界が悪くなり、偶然見つけた寂れた宿「ベイツ・モーテル」でひと晩を過ごすことに。そこで彼女は、宿を1人で切り盛りする青年ノーマンと出会うが……。アンソニー・パーキンスがノーマン役を怪演。
ネット上の声
- 「ネナタばれなし」 やっぱヒッチは天才。
- やはりサイコーのサスペンスホラー映画
- 50年前の約1分間が映画史を変えた
- 完璧に近いデキのサイコスリラー。
殺人鬼が暴れる、 トラウマになる、 サイコパス、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演アンソニー・パーキンス
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エド・マクベインの原作を得て、黒澤明監督が映画化した全編息づまるサスペンス。製靴会社の専務権藤の息子と間違えられて、運転手の息子が誘拐された。要求された身代金は三千万円。苦悩の末、権藤は運転手のために全財産を投げ出して三千万円を犯人に受け渡し、無事子供を救出する。非凡な知能犯の真の目的とは。鉄橋を利用した現金受け渡しのシーンは秀逸で、実際にこれを模倣した誘拐事件が発生した。また白黒作品であるにもかかわらず、最も重要なシーンで一個所のみ着色を施すなど新たな演出も印象深い。
ネット上の声
- スピード感のある展開で一気に話が進んでいき、文句無しに面白い。犯行...
- ・それぞれの展開が濃すぎて3本ぐらいの映画を一気見したような感じ ...
- 誘拐事件の現金受け渡しと犯人を追い詰めるスリルある展開。
- スピルバーグ最高傑作に絶大な影響与えた!
誘拐、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」「パール・ハーバー」のベン・アフレックが、監督のほか製作・主演も務め、イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠する。52人が人質になるが、混乱の中、6人のアメリカ人が自力で脱出。カナダ大使の自宅に身を潜める。CIAで人質救出を専門とするトニー・メンデスは、6人を安全に国外へ脱出させるため、大胆不敵な作戦を立案。「アルゴ」という架空のSF映画を企画し、6人をその撮影スタッフに偽装して出国させようとする。12年度・第85回アカデミー賞で7部門にノミネートされ、作品賞、脚色賞、編集賞の3部門を受賞した。
ネット上の声
- 弟を見習え
- 秘匿された劇的真実を明かす価値ある秀作!
- アメリカCIAはイラン人を大量虐殺していた
- ◎わかっちゃいても半端ない緊張感!!
実話、 サスペンス
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ベン・アフレック
- 主演ベン・アフレック
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「別離」「ある過去の行方」などで知られるイランの名匠アスガー・ファルハディ監督が手がけ、2016年・第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で男優賞と脚本賞を受賞、第89回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。小さな劇団に所属し、作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦。ある日、引っ越したばかりの自宅で夫が不在中に、妻が何者かに襲われる。事件が表ざたになることを嫌がり、警察へ通報しようとしない妻に業を煮やした夫は、独自に犯人を探し始めるが……。劇中で描かれる演劇と夫による犯人探し、そして夫婦の感情のズレを絡めながら、思いがけない方向へと転がっていく物語を描く。
ネット上の声
- 仲の良い夫婦がやむを得ない事情から新居へ引っ越しをする
- 外国向け平和なイランで演出成功した底の浅い
- 崩壊する家・家庭。偽物の夫婦を演じ続ける
- 時流だけでなかったアカデミー外国語映画賞
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間124分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演シャハブ・ホセイニ
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過去にタイムトラベルして未来を変える青年を描いたSFスリラー
主人公の青年エヴァンは、自分のせいで不幸にしてしまった幼馴染を助けるため、過去にタイムトラベルして彼女を救おうとする。しかし事態は全く予想しなかった方向に転がっていく。何度もやり直す人生。やがて訪れる破滅の瞬間…。その時、驚愕の事実が発覚するのだった。
ネット上の声
- なんてこった!オリジナルのエンディングが
- 今の自分が「BEST」なんだってコト。
- 未だに忘れられない あのラスト
- それは、神にも許されない行為。
タイムトラベル、 どんでん返し、 サスペンス
批評家の声
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★★★★★(5点)
完璧なストーリーの見事な作品。この作品は、複雑な脚本にもかかわらず、綿密な計画で組み立てられ、シンプルで分かりやすく整えられている。ラストでは全ての伏線が回収され「あぁ なるほど」と漏らしてしまったほど、脳と心を震わせる感動作。誰にでもオススメできる良作。これはぜひ見て欲しい!
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★★★★(4点)
ホレてる女のために過去に行くんだけど、あっちを押したらこっちが出て、こっちを押したら次はあっちが出て。過去を変えるとそうなるわなー。ただ最後だけは予想できんかった。
- 製作年2004年
- 製作国アメリカ
- 時間114分
- 監督エリック・ブレス
- 主演アシュトン・カッチャー
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アガサ・クリスティの短編「検察側の証人」の映画化。主演のマレーネ・デートリッヒたっての希望で、監督にはビリー・ワイルダーに白羽の矢がたった。ワイルダーにとっては初の法廷劇だが、彼の作品特有の悪女は今作でも健在。ロンドンで、裕福な未亡人の刺殺事件が起きる。容疑の疑いがかけられたレナードは、ロンドンきっての敏腕弁護士ローバーツ卿に弁護を依頼する。しかし、唯一のアリバイを証言する妻が思いもよらないことを口にし……。
ネット上の声
- どんでん返しに本当にひっくり返った(笑)
- ドンデン返し映画☆マイナンバーワンの傑作
- 面白い!どんでん返しをさらにひっくり返す
- 白黒作品=「古い」作品だと思っている人へ
どんでん返し、 裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演タイロン・パワー
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Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子の妻カミラ夫人役を演じ、テレビシリーズ「キリング・イヴ Killing Eve」では製作総指揮や脚本を担当するなど、俳優・クリエイターとして幅広く活躍するエメラルド・フェネルが、自身のオリジナル脚本でメガホンをとった長編映画監督デビュー作。ごく平凡な生活を送っているかに見える女性キャシー。実はとてつもなく切れ者でクレバーな彼女には、周囲の知らないもうひとつの顔があり、夜ごと外出する謎めいた行動の裏には、ある目的があった。明るい未来を約束された若い女性(=プロミシング・ヤング・ウーマン)だと誰もが信じていた主人公キャシーが、ある不可解な事件によって約束された未来をふいに奪われたことから、復讐を企てる姿を描く。主人公キャシーを「17歳の肖像」「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガンが演じ、「スキャンダル」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「スーサイド・スクワッド」で知られる女優マーゴット・ロビーが製作を務めている。2021年・第93回アカデミー賞で作品、監督、主演女優など5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- 胸糞悪さと痛快さの詰まった復讐アトラクション・ムービー
- 観客の心をえぐり、見る人の考え方を映す鏡のような映画
- 男性優位社会というシステムの加害性をポップに暴く
- 後味痛快。フェミニズム万歳。衣装にも注目。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2020年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間113分
- 監督エメラルド・フェネル
- 主演キャリー・マリガン
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過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描き、第92回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたポーランド発の人間ドラマ。少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けないと知りながらも神父になることを夢見ていた。仮釈放され田舎の製材所で働き始めた彼は、ふと立ち寄った教会で新任の司祭と勘違いされ、司祭の代わりを命じられる。村人たちは司祭らしからぬダニエルに戸惑うが、徐々に彼を信頼するようになっていく。数年前にこの土地で起きた凄惨な事故を知ったダニエルは、村人たちの心の傷を癒やそうと模索する。しかしダニエルの過去を知る男の出現により、事態は思わぬ方向へと転がっていく。主演のバルトシュ・ビィエレニアが、少年院出身のダニエルと司祭トマシュという正反対の人物像を緊張感たっぷりに演じる。監督は「ヘイター」「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」のヤン・コマサ。
ネット上の声
- 人間は単純な正邪・善悪では割り切れない
- 現実の事件を元にした物語ならでは
- 神は人の正しさを見ているのか?
- 彼の体を使ったのは神様だと思う
サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国ポーランド,フランス
- 時間115分
- 監督ヤン・コマサ
- 主演バルトシュ・ビィエレニア
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ヒッチコックの最高傑作と評される一級サスペンス。自由気ままな生活を送っていたカメラマンがケガをし、車いすの生活を強いられる。部屋から一歩も出られず暇を持て余した彼は、隣人の生活をのぞき見る楽しさを覚える。ある日、ケンカの絶えない夫婦の妻がこつ然と姿を消す。夫の行動に不審を抱いた彼は警察に相談するが……。物語は1セットで展開されるが、構成とカメラワークが秀逸で視聴者はスクリーンとの一体感さえ感じられる。
ネット上の声
- 覗き見てしまった殺人!? 動けない主人公に迫る恐怖!!
- 見る側の心理を操る、ヒッチコックの巧みさ
- アルフレッド・ヒッチコックのすべて
- 知りたいという人間の果てしない欲望
サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ジェームズ・スチュワート
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「バルタザールどこへ行く」「スリ」で知られる巨匠ロベール・ブレッソンの脱獄ドラマ。1943年、ドイツ占領下のフランス・リヨン。仏軍レジスタンスのフォンテーヌ中尉は、独軍に捕らえられ、モントリュック刑務所に入獄する。拷問され、独房に入れられたフォンテーヌは即座に脱獄を決意。囚人と情報交換をし、スプーンで作ったナイフを武器に着々と準備を進めるが、仲間のオルシニが脱獄に失敗し銃殺されてしまう……。
ネット上の声
- スターも名シーンも無しに残り続ける作品
- 監獄からただ脱獄するだけの映画
- 凄まじくリアルな脱獄手記より
- 列車の轟音が味方になる瞬間
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演フランソワ・ルテリエ