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5人の前科者による犯罪計画の顛末を巧妙なストーリー展開で描いたクライムサスペンス。カリフォルニアの埠頭で麻薬密輸船が爆破されて27人が死亡し、現金9100万ドルが消えた。関税特別捜査官クイヤンは、ただ1人無傷で生き残った男キントを尋問する。6週間前、銃器強奪事件でニューヨークの警察に連行された5人の“常連容疑者”は釈放後に結託し、悪徳警官を襲撃して宝石を奪う。それを売りさばくためカリフォルニアへ向かった5人は、売人から新たなヤマを持ちかけられるが……。第68回アカデミー賞でケビン・スペイシーが助演男優賞、クリストファー・マッカリーが脚本賞を受賞。ブライアン・シンガー監督は本作で高く評価され、「X-メン」の監督に抜てきされるなど出世作となった。
ネット上の声
- 五人の前科者が悪人に見えない不思議な物語
- 特別企画:「どんでん返し映画」ベスト10!
- 見終わっても謎だらけの「??」な作品
- 複数回鑑賞することを強くお勧めします
嘘つきが幸せ、 どんでん返し、 サスペンス、 犯罪
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ブライアン・シンガー
- 主演スティーヴン・ボールドウィン
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マイケル・マン監督がアル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロというハリウッドの2大名優を主演に迎え、1989 年製作のテレビ映画「メイド・イン・L.A.」をセルフリメイクしたクライムアクション。プロの犯罪者ニール・マッコーリー率いるグループが、現金輸送車から多額の有価証券を強奪した。捜査に乗り出したロサンゼルス市警のビンセントは、わずかな手がかりからニールたちの犯行と突き止め、執拗な追跡を開始する。
ネット上の声
- 俺は仕事に憑かれた男だ 君の求める男ではない
- 二人とも ス・テ・キ・・・やられました
- 美しき憐憫の情こそが戦争の起原と知る
- 渋くて重厚な、玄人=職人気質の世界
アクション、 犯罪
批評家の声
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★★★★★(5点)
この映画の最大の山場は、中盤の市街戦。アクション好きならこれけでも見るだけの価値はある。乾いたアサルトライフルの銃声が「本物使ってる?」と思わせるほど。他の映画ではないリアルがある。20年前に見た映画だけど、いまだにここだけは覚えている。ガンアクションの最高峰。
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★★★★(4点)
ゲームGTA5の映画版のような作品。もちろん映画の方が先に作成。ゲーム側はかなり影響を受けているだろうな。
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★★★★★(5点)
デニーロとアルパチーノのおっさん二人がひたすらカッコイイ。 頭の切れるハードボイルド、それを追いかける頭脳派刑事。 この映画でデニーロファンになった子は結構多い。
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★★★★★(5点)
3時間に近い長編作品ですが、非常に丁寧に作られています。 登場人物それぞれにサイドストリーがあり、事件への経緯、心理描画が丁寧に描かれている。 全体的には、序盤はシリアスな駆け引き、中盤に突如として始まる市街地の銃撃アクション、終盤は裏切者への制裁というサスペンス。ラストも◎
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間171分
- 監督マイケル・マン
- 主演アル・パチーノ
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アメリカのマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時32歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。イタリア・シシリー島からアメリカに移住し、巨万の富を築き上げたビトー・コルレオーネ一族の跡目相続や、世代交代を謀る周囲のマフィアとの間に起こる抗争が重厚なタッチで綴られる。主演はマーロン・ブランドとアル・パチーノ。72年度のアカデミー賞では作品賞を含む3部門を受賞した。日本でも1972年に劇場公開。2004年6月にデジタルリマスター版でリバイバル上映されている。
ネット上の声
- 未だに之を越えるギャング映画はまだ無い
- 愛情あふれるゴッドファーザーの生き様
- 未来を見据えたイタリア古典芸術の粋。
- 血で繋がる家族との絆〜家族愛を描く〜
どんでん返し、 ヤクザ・ギャング、 犯罪
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間175分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演マーロン・ブランド
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「エイリアン3」で映画監督デビューを果たしたデビッド・フィンチャーの長編映画2作目。独特のビジュアルセンスとダークな物語で大ヒットを記録し、鬼才デビッド・フィンチャーの名を一躍世界に広めたサスペンススリラー。
雨が降りしきる大都会。退職間際のベテラン刑事サマセットは、血気盛んな新人刑事ミルズとともに、犯罪史上類を見ない連続猟奇殺人事件を担当することになる。はじまりは月曜日。最初の事件現場では、極度の肥満の男が絶命するまで無理矢理食べさせられ続けて殺され、「GLUTTONY=大食」と書かれたメモが残されていた。翌火曜日。次は大物弁護士の死体が、血で書かれた「GREED=強欲」という文字と一緒に発見される。サマセットは、犯人がキリスト教の7つの大罪(憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食)に該当する者を狙っていると確信する。次の犯行を阻むため、捜査を続ける2人だったが……。
ミルズ役にブラッド・ピット、サマセット役にモーガン・フリーマン。2025年には、1995年の全米公開から30周年を記念して、フィンチャー監督が自ら監修した4K修復版がIMAXで公開。
ネット上の声
- “七つの大罪”連続殺人~サイコな世界に呑み込まれる…
- バカモン!ゲームの勝敗も糞もあるか!
- ♪か〜わいい七つの大罪があるからよ〜
- SE7EN。嫉妬、憤怒...そして後味の悪さ。
殺人鬼が暴れる、 どんでん返し、 サスペンス、 犯罪、 不幸な結末のバッドエンド
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間126分
- 監督デヴィッド・フィンチャー
- 主演ブラッド・ピット
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FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人事件の捜査スタッフに組み込まれ、犯罪者として収監されているレクター博士と面会する。それは、天才的な精神科医でありながら、自らの患者を次々と死に追いやったレクターこそ事件の謎を解く鍵になると見込んでのことだった。レクターはクラリスに興味を示し、捜査の手がかりを与える。ふたりが次第に心を通わせていく一方、新たな誘拐事件が。そしてレクターは脱獄を図り……。ジョナサン・デミ監督の代表作となったサイコサスペンス。1991年6月に日本公開。2001年3月にはニュープリント版が公開された。
ネット上の声
- レクター博士によるレクター博士〜その?〜
- ハンニバルの魅力を探る?:違った視点から
- ジョディー・フォスターの大ファンです!
- この作品は、キャスティングの勝利!
殺人鬼が暴れる、 トラウマになる、 どんでん返し、 サスペンス、 犯罪、 サイコパス、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ジョナサン・デミ
- 主演ジョディ・フォスター
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1953年、ロサンゼルス。元刑事を含めた6人の男女が惨殺された事件の捜査にあたっていたロス市警の刑事バドは、やがて売春組織の娼婦リンにたどり着く。一方、殉職した刑事を父に持つ野心家のエド、そしてテレビの刑事ドラマでアドバイザーをしているジャックも動き出す。刑事たちはぶつかり合いながらも、やがて手を組み、警察内部の汚職に立ち向かうことに……。作家ジェームズ・エルロイが著した「L.A.4部作」のひとつを映画化したクライムサスペンス。
ネット上の声
- 2024あけまして🎊でごじゃりまするぅ〜っ🐉
- あーおもしろかった
- 主要メンバーの立ち位置や関係性を集中して観てないと、ストーリー的に退屈して全く面
- エルエーコンフィデンシャルというタイトル通り、エレエーコンデテシニョルと、初めて
犯罪、 刑事
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間138分
- 監督カーティス・ハンソン
- 主演ラッセル・クロウ
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「セルピコ」(1973)でもタッグを組んだシドニー・ルメット監督とアル・パチーノが再タッグを組み、実際に起きた事件をもとにした緊張感満点の犯罪サスペンス。ニューヨーク、猛暑の白昼。銀行に3人組の強盗が押し入る。しかしそのうちのひとりは逃亡。その上、銀行には小額の現金しかなかったことがわかる。犯人のソニーとサルはあっという間に警官隊に包囲され、人質とともに篭城せざるをえなくなる。一方、集まった野次馬たちは犯人を応援するという異常な事態に。そんな中、ソニーが犯行に走った理由も明らかになるが。はたして事件の行方は? アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネート。フランク・ピアソンが脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- 犯人グループが間が抜けてるというか、いい人なんだか悪い奴なんだか分...
- 銀行強盗を題材とした社会派ドラマの傑作
- 野良犬たちもぐったりな暑い午後。
- 異質なものを排除しようとする社会
実話、 サスペンス、 犯罪
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演アル・パチーノ
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「天使が隣で眠る夜」「リード・マイ・リップス」のジャック・オディアール監督が、78年製作のハーベイ・カイテル主演フィルム・ノワール「マッド・フィンガーズ」をリメイク。主演は「スパニッシュ・アパートメント」「ルパン」のロマン・デュリス。28歳のトムは、犯罪すれすれの不動産の裏ブローカーをしながら、今は亡き母のようなピアニストになる夢を抱いている。彼はオーディションのためピアノのレッスンを再開するが。
ネット上の声
- 素晴らしかった…主演のロマン・デュリス、最高
- う~~ん!ラストが微妙に?もう一息かな?
- 「さすがフランス映画」って終わり方です
- フランスの隠れた秀作に出合えた悦び!!
犯罪、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ロマン・デュリス
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藤原竜也と伊藤英明がダブル主演し、2012年の韓国映画「殺人の告白」を原作に描くクライムサスペンス。「ジョーカー・ゲーム」「SR サイタマノラッパー」の入江悠監督がメガホンをとり、22年前の連続殺人事件の犯人を名乗る男の「告白」が新たな事件を引き起こす様子を描き出す。1995年、同一犯による5件の連続殺人事件が日本中を震撼させた。犯人はいずれも被害者と親しい者に殺人の瞬間を見せつけており、殺害方法は背後からの絞殺、そして目撃者は殺さずに犯行の様子をメディアに証言させるという独自のルールに則って犯行を重ねていく。捜査を担当する刑事・牧村は犯人を逮捕寸前にまで追い詰めるが、犯人の罠にはまって上司を殺され、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして事件から22年後、犯人を名乗る男・曾根崎が執筆した殺人手記「私が殺人犯です」が出版される。曾根崎は出版記念会見にも姿を現し、マスコミ報道やSNSを通して一躍時の人となるが……。告白本を出版する美しき殺人犯・曾根崎役を藤原が、事件発生時から曾根崎を追い続ける刑事・牧村役を伊藤がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- BGMが心理効果としては成功してると思いますが、嫌な音でした。 長...
- なんでわしが総理の時にこんな大事件ばかり起こるんじゃ!
- 星5つ☆美しき殺人犯・ソネ様に惑わされる
- 入江監督と北島Pのティーチイン試写会ルポ
犯罪、 殺人事件、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督入江悠
- 主演藤原竜也
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2013年の「サイド・エフェクト」以降はテレビ界を中心に活動していたスティーブン・ソダーバーグが、新人レベッカ・ブラウンのオリジナル脚本を映画化し、4年ぶりに映画監督としてメガホンをとったクライムコメディ。アメリカ最大のモーターカーイベント、NASCARレースを舞台に、一獲千金を狙った計画に挑む強盗団の姿を、チャニング・テイタム、アダム・ドライバー、ダニエル・クレイグらの共演で描く。
足が不自由で仕事を失い、家族にも逃げられて失意の人生を送るジミー・ローガンは、まもなく開催されるNASCARレースのさなかに大金を盗み出すという大胆な計画を練る。戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーの弟クライドと、美容師でカーマニアの妹メリーを仲間に加えたものの、不運続きな自分たちだけでは心もとないジミーは、服役中の爆破のプロ、ジョー・バングに協力を求めるが……。
兄ジミー役を「マジック・マイク」のチャニング・テイタム、弟クライド役を「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のアダム・ドライバー、妹メリーを「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のライリー・キーオが演じ、「007」シリーズのジェームズ・ボンドでおなじみのダニエル・クレイグが、金髪&タトゥーの爆破のプロ、ジョー・バングに扮した。
ネット上の声
- オーシャンズ11カントリーバージョン
- 映画本来の楽しさがわかる映画
- カントリーロードが沁みる!
- 「心地いい、いい加減さ」
犯罪、 コメディ、 アクション
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督スティーヴン・ソダーバーグ
- 主演チャニング・テイタム
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「八日目の蝉」や直木賞受賞作「対岸の彼女」など多数の作品で人気を誇る作家・角田光代のベストセラーで、テレビドラマ化もされた「紙の月」を、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。宮沢りえが7年ぶりに映画主演を務め、年下の恋人のため顧客の金を横領してしまう銀行員の女性を演じた。バブル崩壊直後の1994年。夫と2人で暮らす主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事に従事し、その丁寧な仕事ぶりで周囲にも評価されていた。一見すると何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だが、自分への関心が薄い夫との関係にむなしさを感じていた。そんなある日、年下の大学生・光太と出会った梨花は、光太と過ごすうちに顧客の預金に手をつけてしまう。最初は1万円を借りただけのつもりだったが、次第にその行為はエスカレートしていき……。2014年・第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀女優賞と観客賞を受賞。第38回日本アカデミー賞でも最優秀女優賞を受賞した。
ネット上の声
- セクハラジジイとクズ孫、そしてそのクズ孫に貢ぎ続ける主人公は盗癖女...
- 宮沢りえさんの美しくて儚い感じになにか不穏さを感じる
- 公開時に映画館で鑑賞して以来、二度目のリピート
- 梨花の心の空虚、至る迄の描写が不足と思う
犯罪、 不倫、 ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督吉田大八
- 主演宮沢りえ
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チャールズ・ブロンソンの出世作となった傑作
「シンデレラの罠」の原作者として知られるセバスチャン・ジャプリゾとジャン・エルマンの脚本を、日本ではこれが初登場の新鋭ジャン・エルマンが監督したアクションもの。撮影はジャン・ジャック・タルベス、音楽は、「サムライ」のフランソワ・ド・ルーベ。出演は「サムライ」のアラン・ドロン、「特攻大作戦」のチャールズ・ブロンソン、オルガ・ジョルジュ・ピコ、「禁じられた遊び」の名子役ブリジット・フォッセイが十六年ぶりにスクリーンに登場。製作はセルジュ・シルベルマン。
ネット上の声
- アラン・ドロン×チャールズ・ブロンソンのフレンチ・クライム・サスペンス
- 善悪という概念では測れない男の友情を思い知らされた
- イエ〜イ!ダーバンとマンダムの渋い友情!
- アラン・ドロン&チャールズ・ブロンソン!
犯罪、 サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督ジャン・エルマン
- 主演アラン・ドロン
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マーティン・ブースの小説「暗闇の蝶」を「コントロール」のアントン・コービン監督、ジョージ・クルーニー主演で映画化したサスペンスドラマ。スウェーデンで仕事を終えた殺し屋ジャック(クルーニー)は、最後の仕事としてイタリアの小さな村へとやってくる。カメラマンとして生活しながら村の神父ベネデットや美しい女性カルラと交流するジャックだったが、やがて彼の命が狙う殺し屋が村に現れ……。
ネット上の声
- ジョージ・クルーニー主演なので渋いスパイ作品かと思いきや、なんだろうなー、期待外
- 結局‥映画をズタボロにするのは‥いつも日本側配給会社‥
- 謎で始まり、謎を明かさず終わる(苦笑)
- 短調のクラシックを聴いてるような映画
犯罪、 スナイパー、 サスペンス、 アクション
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督アントン・コルベイン
- 主演ジョージ・クルーニー