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父親殺しの少年に有罪が確実視される中、ただ一人「無罪」を主張した陪審員の戦いを描く法廷サスペンス。
1950年代アメリカ、夏の蒸し暑い陪審員室。父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、12人の陪審員による評決の時。誰もが有罪を確信する中、陪審員8号だけが「無罪」を投じる。彼の目的は、性急な評決を止め、証拠や証言に潜む「合理的な疑い」を徹底的に議論すること。早く評決を終えたい他の11人との間で、激しい議論が勃発。偏見や予断が渦巻く密室で、次々と浮かび上がる事件の矛盾点。たった一人の異議が、固く閉ざされた人々の心を変えていく。
ネット上の声
- 日本で陪審員制度導入するならまずこれ見て
- 今さらながら、高評価だったので私も
- ディスカッション劇の古典的傑作。
- 本当に凄い作品を観てしまった!
裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演ヘンリー・フォンダ
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老獪な弁護士が挑む、殺人容疑の夫と彼を裏切る妻が仕掛ける、二転三転の法廷ミステリー。
舞台は1950年代のロンドン。心臓病を患う引退間近の辣腕弁護士ウィルフリッド卿のもとに、一件の依頼。裕福な未亡人殺しの容疑で逮捕された青年レナード・ボールの弁護。無実を訴える彼だが、状況は圧倒的に不利。唯一の希望は、彼のアリバイを証明できるはずの妻クリスチーネの証言。しかし、その彼女が検察側の証人として出廷し、夫に不利な証言をすると宣言。愛する夫を奈落の底へ突き落とす妻の真意とは。法廷を揺るがす驚愕の証言の連続。真実が明らかになる時、誰もが息をのむ衝撃の結末。
ネット上の声
- どんでん返しに本当にひっくり返った(笑)
- ドンデン返し映画☆マイナンバーワンの傑作
- 面白い!どんでん返しをさらにひっくり返す
- 白黒作品=「古い」作品だと思っている人へ
どんでん返し、 裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演タイロン・パワー
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ヒッチコックの最高傑作と評される一級サスペンス。自由気ままな生活を送っていたカメラマンがケガをし、車いすの生活を強いられる。部屋から一歩も出られず暇を持て余した彼は、隣人の生活をのぞき見る楽しさを覚える。ある日、ケンカの絶えない夫婦の妻がこつ然と姿を消す。夫の行動に不審を抱いた彼は警察に相談するが……。物語は1セットで展開されるが、構成とカメラワークが秀逸で視聴者はスクリーンとの一体感さえ感じられる。
ネット上の声
- 覗き見てしまった殺人!? 動けない主人公に迫る恐怖!!
- 見る側の心理を操る、ヒッチコックの巧みさ
- アルフレッド・ヒッチコックのすべて
- 知りたいという人間の果てしない欲望
サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ジェームズ・スチュワート
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悪女の甘い罠に堕ちた刑事、裏切りと欲望が渦巻くフィルム・ノワール。
舞台は犯罪が渦巻く大都市。実直な刑事スタンに下された命令は、ギャングの情婦ダイアンの護衛。彼女の証言が組織壊滅の鍵を握るため。しかし、スタンは妖艶なダイアンの魅力に抗えず、彼女が持ちかけた大金強奪計画に加担してしまう。警察を裏切り、組織を敵に回し、二人でメキシコへ逃げるはずだった計画。だが、その背後には幾重にも張り巡らされた罠と裏切り。信じた女は天使か悪魔か。破滅へと突き進む男の運命を描く、傑作サスペンス。
ネット上の声
- 凄く無駄の無い映画で、71分の中に二度三度のどんでん返しがあり、敵か味方か解らな
- 70分と驚異的な短さだったが、無駄なシーンをこそぎ落とすと、全ての映画はこのくら
- いつもの事だが、今回は特にどう書こうか混乱している
- やけに肝が据わっていると思ったら…
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間71分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演チャールズ・マックグロー
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第二次大戦下、死刑宣告を受けた男の、スプーン一本で自由を掘り起こす執念の脱獄劇。
1943年、ナチス占領下のフランス。レジスタンスの中尉フォンテーヌはゲシュタポに捕らえられ、リヨンの刑務所で死刑を宣告される。絶望的な状況下、彼はスプーンを削って作ったノミで独房の分厚い扉を解体し始める。看守の足音、他の囚人の気配、わずかな物音も許されない極限の緊張感。来る日も来る日も、ただひたすらに自由への道を掘り進めるフォンテーヌ。脱獄計画が最終段階に入ったその時、彼の独房に若い少年が送り込まれてくる。この出会いは希望か、それとも絶望の始まりか。究極の選択を迫られる男の運命。
ネット上の声
- スターも名シーンも無しに残り続ける作品
- 監獄からただ脱獄するだけの映画
- 凄まじくリアルな脱獄手記より
- 列車の轟音が味方になる瞬間
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演フランソワ・ルテリエ
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巨匠ヒッチコックが描く、高所恐怖症の元刑事が謎の美女に魅入られ、愛と死の迷宮に迷い込む傑作サスペンス。
舞台は霧深き街サンフランシスコ。高所恐怖症で刑事を辞めたスコティは、旧友から奇妙な依頼を受ける。それは、死者の霊に取り憑かれたという彼の妻マデリンの監視。ミステリアスな彼女の姿を追ううち、スコティは禁断の恋に落ち、彼女を死の運命から救おうと決意。しかし、彼の弱点である「めまい」が引き金となり、目の前で彼女を失ってしまう。罪悪感に苛まれる彼の前に、マデリンと瓜二つの女性ジュディが出現。彼女の中にマデリンの幻影を追い求めるスコティの執着が、やがて予測不能な真実の扉を開く。
ネット上の声
- 時に世界一とも評されるこの映画、そうなの? いや、これはただの変態...
- なぜヒッチの最高作にあげるひとが多いのか
- 絶賛されるんだから、相性の問題か、たぶん
- 精神が倒錯するほどに愛してしまった結果
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ジェームズ・スチュワート
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アルフレッド・ヒッチコック監督がグレイス・ケリーをヒロイン役に迎えて撮りあげた密室サスペンス。フレデリック・ノットの同名戯曲をノット自らの脚色で映画化し、妻の殺害を企む男の完全犯罪計画の行方を描く。元テニス選手のトニーは資産家の娘である妻マーゴとロンドンで暮らしているが、2人の仲はすっかり冷え切っていた。マーゴが作家のマークと不倫していることに気づいたトニーは、彼女を殺して財産を奪おうと考え、前科持ちの友人スワンに殺害を依頼。トニーはマークと一緒にパーティへ出かけてアリバイを作り、その間にスワンが夫妻の自宅へ侵入してマーゴを襲うが、思わぬトラブルが発生する。
ネット上の声
- ほとんどのシーンが部屋の中で起きてるのに、すごいリアルなのは、とても参考になる
- オリジナル3D版を公開するなら今でしょ!
- 巻き込まれ型サスペンスに巻き込まれろ!?
- さすが、本格傑作ミステリーです!!
サスペンス
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演レイ・ミランド
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「イヴの総て」のジョセフ・L・マンキーウィッツが監督した作品で、L・C・モイズィッシュのスパイ実話を映画化したもの。製作は「出獄」のオットー・ラング。原著を「陽の当る場所」のマイケル・ウィルソンが脚色。撮影は「砂漠の鬼将軍」のノーバート・ブロディン、音楽はバーナード・ハーマン(「戦慄の調べ」)の担当である。主演は「砂漠の鬼将軍」のジェームズ・メイスンに「輪舞」のダニエル・ダリュウで、以下「黒ばら」のマイケル・レニー、「イヴの総て」のウォルター・ハムデンが共演、舞台からオスカー・カールウェイズが参加している。
ネット上の声
- 最後に笑ったのは…
- 地味なおじさんばかり出てくるので戸惑ったが、大変おもしろい!!!史実を基にしてい
- ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督作品
- 面白すぎておかしくなるかと思った
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演ジェームズ・メイソン
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ビリー・ワイルダー初期の作品にして、フィルムノワールの傑作といわれるサスペンス映画。保険外交員のウォルターは、訪問先の人妻から夫に内緒で、彼に傷害保険をかけたいと相談される。ただならぬ様子に一旦は拒絶するが、美しい妻の魅力にとらわれ夫殺害の共犯者に堕ちてゆく。殺人シーンでは、現場に居合わせる人物の表情を長くとらえ、間接的なリアリズムを演出。2人を取り巻く脇のキャラクターも秀逸である。
ネット上の声
- 【美しくも恐ろしい人妻に誘惑され、その夫を殺害した保険営業を生業とする男がたどる転落の運命を描いたサスペンス。】
- フィルム・ノワール最重要古典‼️
- 悪女スタンウィックの蠱惑的魅力
- ワイルダーの演出が光る!☆3つ
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演フレッド・マクマレイ
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若い陸軍将校が妻を強姦した男を射殺するという事件を中心にしたロバート・トレイヴァーのベスト・セラー小説「殺人の解剖学」の映画化。脚本は「追撃機」のウェンデル・メイス、監督は「悲しみよこんにちは」のオットー・プレミンジャー、撮影を「手錠のままの脱獄」のサム・リーヴィットが担当している。出演は「めまい」のジェームズ・スチュアート、「群集の中の一つの顔」のリー・レミック、「モンテカルロ物語」のアーサー・オコンネル、ベン・ギャザラ、イヴ・アーデンら。他に音楽担当者デューク・エリントンや実在の裁判官なども1役買っている。製作オットー・プレミンジャー。
ネット上の声
- 物凄い舌戦が拝める50年代モノクロ法廷劇
- あれ?そのまんまじゃないか・・・
- 再現シーンがない法廷映画
- 160分もある法廷モノ作品
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間160分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ジェームズ・スチュワート
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「マクベス(1948)」以来のオーソン・ウェルズ監督作品の登場である。探偵作家ホイット・マスターソンの「悪の記章」を原作とする、メリカ=メキシコ国境の町に起こった爆殺事件にからまる、両国の捜査刑事の対立と不気味な警察内部の腐敗が、国境町の風土感を生かして描かれる。撮影監督は「千の顔を持つ男」のラッセル・メティ。音楽は「世界を駈ける恋」のジョセフ・ガーシェンソン。主演は「悪魔に支払え!」に次ぐウェルズ自身に「十戒(1957)」のチャールトン・へストンと「ジェット・パイロット」のジャネット・リー。その他「追想」のエイキム・タミロフやジョセフ・カレイアなどの性格演技者が選ばれている。特別主演として「情婦」のマレーネ・ディートリッヒ、「赤い風車」のザザ・ガボールが登場。製作は「翼に賭ける命」のアルバート・ザグスミス。
ネット上の声
- これって映画詳しい人からみれば配役だけでもうネタバレって感じなんですか?
- チャールトン・ヘストンが霞んじゃったよ!
- これが天才の作るフィルム・ノワールだ
- 圧巻! O・ウェルズ VS C・ヘストン
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督オーソン・ウェルズ
- 主演オーソン・ウェルズ
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ノエル・カレフの推理小説を、製作当時25歳だったルイ・マルが監督した傑作サスペンス。パリの土地開発会社の重役ジュリアンは、その会社の社長夫人フロランスと不倫関係にあった。情事の果て、2人は社長を自殺に見せかけて殺す完全犯罪を計画し、実行に移すが、犯行直後、会社のエレベーターが停電で止まり、ジュリアンが閉じ込められてしまう……。出演はジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、リノ・バンチュラ。音楽にマイルス・デイビス。2010年、ニュープリント版でリバイバル公開。
ネット上の声
- これぞ神品 私が最も数多く見た映画です
- ヌーヴェルヴァーグの恋人に魅せられる
- 時代の経過は時として残酷なもの・・・
- 炭酸が抜けてしまったら甘いだけ
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督ルイ・マル
- 主演ジャンヌ・モロー
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ネット上の声
- 好きだわあ😆
- シネマテーク・フランセーズからの白紙委任状で黒沢清は本作を選び、「映画史上もっと
- 札束無情…甚大な被害が起こったであろうにも関わらず、実際はそうでもなかった様
- 野球場、球場地図、車暴発、ガスマスク、銃撃戦、銃発砲、車沈め、ボート、劇場、見回
サスペンス、 アクション
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間68分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演チャールズ・マックグロー
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「海の無法者」のロバート・アーサー製作の警官対ギャング劇、1953年作品。ウィリアム・P・マッギヴァーンの原作小説に基づいて「烙印」のシドニー・ボームが脚色、「飾窓の女」のフリッツ・ラングが監督した。撮影監督は「情炎の女サロメ」のチャールズ・ラング、音楽監督はミッシャ・バカライニコフ。「カルメン(1948)」のグレン・フォードと「突然の恐怖」のグロリア・グレアムが主演し、ジョスリン・ブランド、アレクサンダー・スコービー、リー・マーヴィンなどが助演している。
ネット上の声
- ちょい前に世界最古のギャング映画「暗黒街」を見て玉砕したやんか
- あちちっ!Big Heatってそういう意味か~
- 「L.A.コンフィデンシャル」など赤子
- よくあるお話。でも演出がいい・・・
サスペンス
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演グレン・フォード
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ある狂信者に命をつけ狙われる幼い兄妹の恐怖を描くサスペンス映画。製作はポール・グレゴリー、監督はチャールズ・ロートン。デイヴィス・グラブの原作を基に、脚本はジェームズ・エイジー、撮影はスタンリー・コルデス、音楽はウォルター・シューマンが担当。出演はロバート・ミッチャム、リリアン・ギッシュほか。
ネット上の声
- アメリカ映画の最高傑作!!
- 演出が古くて全く迫力がない
- 寝つきの早さには憧れます
- 逃げる子ども、追う狩人
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督チャールズ・ロートン
- 主演ロバート・ミッチャム
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ネット上の声
- 雨の日にだけ殺人を犯す異常者と彼の逮捕に執念を燃やす刑事のクロスカッティングがキ
- 女が主人公の動きを止めるというよりかは、むしろ推し進めて能動性を取り戻してやるよ
- 「動くマネキン」は、それを行う意図を含めてツッコミ所満載だが、ホラー演出としては
- ガラス破り逆さ落ち、犯人手がかり展示、犯人スケッチ、人形のっぺらぼうアップ、嘘出
サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間60分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演ウィリアム・ランディガン
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「愛と血の大地」のウォルター・ウェンジャーが製作したフランス革命劇1949年作品。「犯罪王ディリンジャ」のフィリップ・ヨーダンと「海賊バラクーダ」のアニエス・マッケンジーが共同でストーリーを書き卸し、脚色、「ウィンチェスター銃'73」のアンソニー・マンが監督した。撮影は「夜歩く男」のジョン・アルトン、音楽は「脱獄者の秘密」ののソル・カプランの担当。主演は「キッス・タイム」のロバート・カミングス、「アパッチ族の最後」のアーリン・ダール、「夜歩く男」のリチャード・ベースハートで、他にアーノルド・モス、ジェス・バーカー、リチャード・ハート、ビューラ・ボンディらが助演する。
ネット上の声
- サスペンスの数珠つなぎで一気に見せるのは最近の大作アクション映画の原型を想起した
- 冒頭、主要な登場人物たちたちがクロースアップで善玉、悪玉と歯切れよく紹介されると
- 監督アンソニー・マン×撮影ジョン・オルトンの名タッグによる、フランス革命期を舞台
- フランス革命劇とフィルムノワールの融合が凄まじい化学反応を起こした超絶傑作! ア
サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督アンソニー・マン
- 主演ロバート・カミングス
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ゲイリー・クーパー扮する保安官が4人の無法者にたった1人で立ち向かう姿をリアルな描写で描き、1953年・第25回アカデミー賞で主演男優賞など4部門を受賞した傑作西部劇。ジョン・W・カニンガムの短編小説を基に「戦場にかける橋」のカール・フォアマンが脚色を手がけ、「地上より永遠に」などの名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとった。1870年、西部の小さな町ハドリービル。保安官ウィルは結婚を機に退職し、町を出ようと考えていた。そんな彼の元に、かつて逮捕した無法者ミラーが釈放され、仲間を引き連れて復讐にやって来るという急報が届く。ウィルは町の人々に加勢を頼むが、誰もがミラーを恐れ協力を拒否。ウィルはたった1人で4人を相手に戦うことを決意する。ヒロイン役には当時ほぼ無名だったグレイス・ケリーが抜てきされ、一躍注目を集めた。
ネット上の声
- 単なる娯楽作品の枠を超えた画期的な西部劇
- クーパーとジョン・ウェインの違いが出た
- 本作は最初の「大人向けの西部劇」と評価
- シリアスな心理劇であり、人間ドラマ。
西部劇、 サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演ゲイリー・クーパー
-
アルフレッド・ヒッチコック監督が、「太陽がいっぱい」で知られるミステリー作家パトリシア・ハイスミスの同名小説を映画化。探偵小説作家レイモンド・チャンドラーが脚色を手がけ、交換殺人を持ちかけられた男の恐怖を描く。テニス選手のガイは、不貞な妻ミリアムと離婚して上院議員の娘アンと再婚することを望んでいた。そんなある日、ガイは列車の中で見知らぬ男ブルーノから話しかけられる。ブルーノはなぜかガイの事情を良く知っており、ミリアムを殺す代わりにブルーノの父親を殺して欲しいという“交換殺人”をガイに持ちかける。ガイは相手にしなかったが、その後ブルーノは本当にミリアムを殺害し、ガイにも殺人を実行するよう付きまとう。
ネット上の声
- ヒッチコック作品5作目ともなると傾向は解って来た
- ヒッチコックのクリスクロス、交換殺人
- ストーリーはいいんですが・・・☆2.5
- タイトルからしてインパクトあり。
サスペンス
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ファーリー・グレンジャー
-
アルフレッド・ヒッチコック監督が、アメリカで実際に起きた「レオポルドとローブ事件」をもとにした舞台劇を映画化。物語の全編をワンシーンで繋げ、映画内の時間と現実の時間が同時進行するという実験的な手法で描いた。ニューヨークのとあるアパートの一室。大学を出たばかりの青年フィリップとブランドンが同級生を絞殺し、その死体を衣装箱に入れる。殺害の動機は、自分たちが他者より優れていることを証明するためだけだった。2人はさらなるスリルを求め、被害者の父や恋人、恋仇、伯母、そして恩師である大学教授を部屋に招いて晩餐会を開く。犯した罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていくフィリップと、大胆にも死体を見せたい衝動に駆られるブランドンだったが……。教授役に「素晴らしき哉、人生!」のジェームズ・スチュワート。
ネット上の声
- 宴会終了まで死体隠し通せたら完全犯罪完了
- おぞましい危険思想殺人と時代の影と
- 原作はホモセクシャルを描いた劇
- カルトな犯人たちの殺人ゲーム
サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ジェームズ・スチュワート
-
「M」と同じくフリッツ・ラングが監督に当ったネロ映画で、原作脚色テア・フォン・ハルボウ、撮影フリッツ・アルノ・ワグナー及びカール・ファース、装置エリッヒ・ハスラーのスタッフは全部「M」同様である。主なる出演者はサイレントの昔にもドクトル・マブーゼを演じ、後「ヴォルガ」「スピオーネ」に出演したルドルフ・クライン・ロッゲ、「熱沙の女王」「死の銀嶺」のグスタフ・ディースル、「トンネル」「M」のオットー・ヴェルニッケ、新進のヴェラ・リムセイ、カール・マイクスナー等である。
ネット上の声
- あなたはヒトラー? いいえマブゼ博士です
- ヒトラー政権誕生直前に復活!
- 冒頭の5分間で見る意義の7割確保できて、中盤の横断歩道停車中の暗殺シーン、ラスト
- ニヒリスト超人マブゼ博士を崇拝する精神科医バウム教授率いるテロリスト集団 vsベ
サスペンス
- 製作年1932年
- 製作国ドイツ
- 時間120分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ
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「断崖」「疑惑の影」のアルフレッド・ヒッチコックが「ガス燈」「ジキル博士とハイド氏(1941)」のイングリッド・バーグマンと「独身者と女学生」のケーリー・グラントを主役として監督した1946年作品。脚本は「運命の饗宴」やヒッチコック作品「呪縛」のベン・ヘクトが書き下ろしたもので、撮影は現在監督に転じて名を挙げている「春を手さぐる」等のテッド・テズラフで、音楽は「ママの思い出」のロイ・ウェッブが作曲した。助演はクロード・レインズ、「ゾラの生涯」のルイス・カルハーン、映画初出演の舞台女優レオポルディーン・コンスタンチン、「少年牧場」のモローニ・オルセン、かつてドイツ映画の監督だったラインホルト・シュンツェルその他である。
ネット上の声
- 【ナチスドイツのスパイであった女性と、FBI捜査官との恋を描いたラヴ・ストーリー。】
- 良く出来た映画だが、イングリッド・バーグマンにスパイ役があまりハマらない
- 偽装結婚のスパイを演じる魅惑のイングリッド・バーグマン
- ヒトラーは予言した『100年後にナチズムは復活すると』
サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ケイリー・グラント
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私立探偵フィリップ・マーロウは老将軍スタンウッドに呼ばれ、末娘カーメンが古書店主ガイガーから脅迫されている件の解決を頼まれる。調査を進める中で一軒家にたどり着いたマーロウは、そこでガイガーの死体とその側で酔っ払うカーメンを見つけ…。
ネット上の声
- 私立探偵フィリップ・マーロウのデビュー作
- キザで渋~い、ハンフリー・ボガートの映画
- どこまでもキザな奴(苦笑)
- 世界観と俳優を観る映画。
探偵、 サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ハワード・ホークス
- 主演ハンフリー・ボガート
-
ブロードウェイでロングランヒットした戯曲を名匠フランク・キャプラ監督が映画化した作品で、キャプラ作品としては珍しいブラック・コメディ。ブルックリンの屋敷に住む老姉妹エビイとマーサ。先の短い孤独な老人を安らかに死なせてやりたいという考えにとらわれる2人は、老人たちを屋敷に連れ込み、毒入りのワインを飲ませて殺していた。ある日彼女たちを訪ねてやって来た甥モーティマーが、地下に隠されていた死体を発見する。
ネット上の声
- 傑作ブラックコメディ、且つ米国社会の風刺ドラマ?
- 最後まで吸引力が落ちないブラックコメディ
- キャプラのブラックユーモアを召し上がれ
- 好き嫌いの分かれるコメディー☆2.0
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督フランク・キャプラ
- 主演ケイリー・グラント
-
「或る殺人」「黄金の腕」などのオットー・プレミンジャー監督が1944年に手がけた初監督作で、美女惨殺事件の意外な顛末を描いた名作ミステリー。コピーライターとして活躍する美女ローラ・ハントが、自宅で何者かに顔面を撃たれ殺害された。捜査に乗り出した刑事マクファーソンは、ローラの才能を見いだした有名エッセイストのライデッカーや、ローラの婚約者カーペンターら関係者への聞き込みを通し、彼女の交友関係や人物像について把握していくが、やがて思わぬ真実にたどり着く。「哀愁の湖」のジーン・ティアニーがローラを演じ、「我等の生涯の最良の年」のダナ・アンドリュース、「肉の蝋人形」のビンセント・プライスが共演。1945年・第17回アカデミー賞で撮影賞(白黒)を受賞した。
ネット上の声
- 謎解きはもちろんのこと、ローラに魅了されていく人々の描き方も面白かった
- ローラが死んだ週末を俺は決して忘れまい‼️
- 甘美なテーマ曲と「恋愛の神髄」に心奪われ
- オットー・プレミンジャーの初監督作品
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間89分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ジーン・ティアニー
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アルフレッド・ヒッチコック監督の集大成とも言われる巻き込まれ型サスペンス映画の名作。ニューヨークで広告会社を経営するロジャーは、偶然同じ場所に居合わせてしまったためにキャプランという男に間違えられ、謎の組織から追われる羽目に。ロジャーは追われながらも真相を探るべくニューヨークからシカゴ、サウスダコタのラシュモア山まで息もつかせぬ逃走劇を展開する。主演にケイリー・グラント。脚本は「成功の甘き香り」の名手アーネスト・レーマン。
ネット上の声
- 未レビューだったオーソドックスなヒッチコック作品を再鑑賞
- 今尚色褪せぬヒッチコックの傑作サスペンス
- 久しぶりにヒッチコックに戻りました
- 初めてヒッチコックの映画を見た
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ケイリー・グラント
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ネット上の声
- 胸糞映画🎬
- ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品であり、フレンチノワールというので観たのだが、
- プライベートでも奇人であったというミシェル・シモンが奇人の中年男役にドンピシャで
- 皆さん、コメントされているように胸糞悪く、最後はあの極悪男と彼の正体を見抜けなか
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間91分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ヴィヴィアーヌ・ロマンス
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日本でもおなじみの怪盗アルセーヌ・ルパンの活躍を描いたモーリス・ルブランの小説を、「現金に手を出すな」のジャック・ベッケル監督が映画化。20世紀初頭のフランス。上院議員の豪邸で開かれていたパーティの途中、怪盗アルセーヌ・ルパンにより数枚の名画が盗まれる。その数日後、ルパンは宝石店を狙い、またしても成功をおさめる。共犯と疑われて職を失ったレオンティヌは、ルパンらしき人物を捕らえ警察に引き渡すが……。
ネット上の声
- 泥棒までが優雅だった頃…
- 冒頭テラスの欄干を華麗なる跳躍で飛び越えるように映画の視覚的限界を軽々と突破する
- アンスティチュフランセでは満席で見られずジャック&ベティでリベンジした
- 古臭さなど全く感じないフランスのお洒落な映画。衣装も素敵だった。機...
サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ロベール・ラムール
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カリフォルニア州の小さな町。医師マイルスの周辺で異変が。人々は肉親が別人になってしまったと訴え始める。やがて明らかになる驚愕の事実。マイルスは、巨大な豆のサヤの中で人間が複製され、それが本物と入れ替わっていたことを知る! 未知の生命体による侵略の恐怖を描く。78年、そして93年にもリメイクされた。
ネット上の声
- アメリカンって、昔からこんなのが好み⁉︎
- TVの”世にも奇妙な物語”好きにおススメ
- 「盗まれた町」映画化作品の最高傑作
- いつの間にか侵略されてる恐怖
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ドン・シーゲル
- 主演ケヴィン・マッカーシー
-
「笑う巨人」「吾れは愛せり」のエドワード・G・ロビンソンが2役を勤めて主演するギャングスター・コメディーで「世界は動く」「肉弾鬼中隊(1934)」のジョン・フォードが監督に当たったもの。原作はW・R・バーネットが書き下ろし「或る夜の出来事」「カーニバル」のロバート・リスキンと「青空天国」「恩讐」のジョー・スワーリングが協力して脚色した。キャメラは「青空天国」「海を嫌う船長」のフォゼフ・オーガストが受け持った。相手役は「町内大人気」「珍暗黒街」のジーン・アーサーで、「青空天国」のアーサー・ホール、「肉弾鬼中隊(1934)」のウォーレス・フォード、「地獄の市長」のアーサー・バイロン、エチエンヌ・ジラルド、ポール・ハーヴェイ等が助演している。
ネット上の声
- ジョン・フォードの隠れた傑作
- ジョンフォードの異色作
- とにもかくにも、ロビンソン様の凶悪面に尽きる!この顔が前を歩いてきたら、誰だって
- シャレの効いたコメディに愉快愉快と油断してたら、ノワール調に切り替わって身震いし
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1935年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ジョン・フォード
- 主演エドワード・G・ロビンソン
-
フランス映画の社会派、「洪水の前」のアンドレ・カイヤットが、アルメニア生れの青年作家ヴァエ・カッチャの原作をとりあげた復讐劇。この二人が共同で脚本を執筆、「女と奇蹟」のピエール・ボストが台詞を担当した。撮影は「歴史は女で作られる」のクリスチャン・マトラ。「陽はまた昇る」のジュリエット・グレコが吹替えで一曲歌っている。主演はドイツ出身の国際俳優「眼下の敵」のクルト・ユルゲンス、イタリア出身、「大いなる希望」のフォルコ・ルリ。他にレア・パドヴァーニ、パスカル・オードレ、ポール・フランクール等が助演する。
ネット上の声
- 小学生時代にテレビで観たトラウマ映画
- こんな復讐劇は見たことない
- 折りにつけ思い出す映画。
- 砂漠の恐ろしさでは?1!
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間113分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演クルト・ユルゲンス
-
姦通を通じて男女の偽善と恐怖を追求した、スペインの新鋭監督ファン・アントニオ・バルデムの作品。一九五五年カンヌ映画祭で批評大賞を得ている。脚本はルイス・F・デ・イゴア、台詞はバルデム自身が担当した。撮影はアルフレド・フライレ、音楽はイシドロ・B・マイツェギイ。主な出演者は「オリーヴの下に平和はない」のイタリア女優ルチア・ボゼー、スペイン映画、演劇界で著名なアルベルト・クロサス他、オテロ・トソ、カルロス・カサラヴィリア、ブルナ・コラなど。
ネット上の声
- スペイン産サスペンス
- ルチア・ボゼーの美しさったら
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国スペイン,イタリア
- 時間88分
- 監督フアン・アントニオ・バルデム
- 主演ルチア・ボゼー
-
アルフレッド・ヒッチコック監督による心理スリラー。カリフォルニア州の田舎町サンタローザで暮らすニュートン一家のもとに突然チャーリー叔父さんが訪ねてくる。ニュートン家の長女チャーリーは同じ名前の叔父の来訪を喜んでいたが、やがて2人の探偵が訪ねてくると次第にチャーリー叔父さんに秘密があるのではないかと疑い始める……。チャーリー叔父さんに「第三の男」のジョセフ・コットン。チャーリーに「打撃王」のテレサ・ライト。
ネット上の声
- 計算され尽くした疑惑の醸成速度や心理作用が魅せるヒッチコック・ミステリー
- 後味は良くないが、ヒッチコックらしい怖さ満載でユーモアも健在
- 緊張感に満ちた、サスペンス・スリラーの傑作だ
- 人生は豚小屋だ! 叔父チャーリーの完全悪
サスペンス
- 製作年1942年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演テレサ・ライト
-
パトリック・ハミルトンの舞台劇より、劇作家として著名なジョン・ヴァン・ドルーテン、「男は神に非ず」の脚色監督および「たそがれの維納」の脚色者ウォルター・ライシュ、「ドラキュラ(1979)」「フランケンシュタイン(1931)」等怪奇映画「永遠に愛せよ」「ベンガルの槍騎兵」等の脚色者ジョン・L・ボルダーストンの3人が協同脚色をし、「ロミオとジュリエット」「素晴らしき休日」のジョージ・キューカーが監督した。撮影は「決断の谷」「冒険」の近作、古くは「冬来りなば」のジョセフ・ルッテンバーグの担当。「カサブランカ」のイングリット・バーグマンと「運命の饗宴」「永遠の処女」等のシャルル・ポワイエが主演するほか、「恋の十日間」「疑惑の影」の新人ジョセフ・コットン、「断崖」「永遠に愛せよ」のディム・メイ・ホイッティ、本作品にデヴュー後「ナショナル・ベルヴェット」「ドリアン・グレイの画像」等に出演した新人エミール・ラミュウらが出演している。なおバーグマンは本作品で1944年アカデミー主演女優賞を得た。1944年度製作。
ネット上の声
- 『カサブランカ』過ぎ『汚名』前の、一番良い頃のイングリッド・バーグマンが主演
- 後年の派生作品を見過ぎていて元ネタを見ても「うん…」となる現象
- 深読みしすぎる現代人の方がかえって罠にかかるミステリー映画
- イングリッド・バーグマンをいじめないで
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間114分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演シャルル・ボワイエ
-
ネット上の声
- 1949年 アメリカ🇺🇸
- ダグラス・サークらしくない題材のようだが、ラブストーリーとして観れば彼らしい作品
- 人殺しの罪で服役中のジェニーが仮釈放でシャバに出て監視役の保護観察官と元恋人の間
- ノワール仕立てでノワールではありませんが、そこらへんのノワールよりよほどきっちり
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演コーネル・ワイルド
-
私立探偵サム・スペードはワンダリーという女性から仕事を依頼される。サムの相棒アーチャーがそれを引き受けるが、その後、彼は何者かによって殺害されてしまう。犯人を追うサムの前に現れる怪しい男たち。やがてサムは莫大な価値を秘めた彫像“マルタの鷹”の争奪戦に巻き込まれていく。ハードボイルド探偵小説の映画化であり、ジョン・ヒューストンの初監督作品。ボギーことハンフリー・ボガートの当たり役にもなった傑作ミステリー。
ネット上の声
- 原作はダシール・ハメットの同名探偵小説!
- 声も喋りもカッコいいH・ボガート・・・
- タバコとウィスキーが似合いすぎる男
- 自分だったら許しちゃう・・・かも
サスペンス、 アクション
- 製作年1941年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演ハンフリー・ボガート
-
フランスの田舎町。ジェルマン医師のもとに、精神科部長の妻・ローラとの不倫を指摘した怪文書が送られてきた。やがて、怪文書は広くばらまかれるようになる。ローラの姉で看護婦をしている醜女のマリーが疑われて逮捕されるが、怪文書は続くのだった。
ネット上の声
- アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によるドキドキ・モノクロ・サスペンス
- 複雑になっていく関係
- 半世紀前に今日を予見
- カラスは誰だ?
サスペンス
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演ピエール・フレネー
-
「嵐を呼ぶ太鼓」のジュールス・シャーマーが製作した1953年度作品で、赤色スパイの暗躍を描く活劇メロドラマ。「生きるためのもの」のドワイト・テイラーが脚本を書き下ろし、「鬼軍曹ザック」のサミュエル・フラーが脚色・監督に起用されている。撮影は「わが心に歌えば」のジョー・マクドナルド、音楽はリー・ハーラインが作曲した。出演者は「人生模様」のリチャード・ウィドマークとジーン・ピータース、「わが心に歌えば」のセルマ・リッター、ミュジカルのマーヴィン・ヴァイ、ほかにリチャード・カイリーやウィリス・バウチイ、ミル・バーン・ストーンら。
ネット上の声
- フレーム内の充実とカメラに職人芸を見る
- こーいう映画を見ると安心するんだな
- サミュエル・フラーの傑作!
- スリのスキップがある女から盗んだ物は、米ソ間でスパイが運んでいた、重要機密をフィ
サスペンス
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督サミュエル・フラー
- 主演リチャード・ウィドマーク
-
「裸の町」の故マーク・ヘリンジャーが製作し、「容疑者(1944)」のロバート・シオドマクが監督に当たった犯罪スリラー1946年作品。「キリマンジャロの雪」のアーネスト・ヘミングウェイの短編に基づきアンソニー・ヴェイラー「冒険」が脚色した。撮影はウディ・ブレデル、作曲はミクロス・ロージャ「白い恐怖」の担当。主演は「快傑ダルド」のバート・ランカスター、「キリマンジャロの雪」のエヴァ・ガードナー、「白熱(1949)」のエドモンド・オブライエンの3人で、アルバート・デッカー「都会の牙」、サム・レヴィーン、ジャック・ランバートらが助演。
ネット上の声
- 映画「殺人者(The Killers)」は、1946年のアメリカのフィルム・ノワ
- “殺し屋”に殺された青年が持っていた保険証を手掛かりにフラッシュバック方式を用いてある犯罪の全容を解き明かすまでを描く1940~1950年代の典型的なフィルム・ノアール。話の巧みな語り口に感心した。
- 真夜中に煌々と明りをともす深夜営業のダイナーに、殺し屋2人が乗り込んでくる冒頭部
- 証言が重なる毎に真実が少しずつ見えてきたり、真実と思っていたことが覆されたりする
サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ロバート・シオドマク
- 主演バート・ランカスター
-
ライオネル・ホワイトの処女小説「見事な結末」を原作にした犯罪活劇。前科者のジョニーは競馬場から200万ドルの強盗を企てる。競馬場の会計担当やバーテンといった内通者の協力で綿密な計画を立て、金を奪うことに成功。しかし仲間の妻の画策によりアジトが襲撃される。50年代の人気ハリウッドスター、スターリング・ヘイドンが追いつめられていく主人公を熱演。
ネット上の声
- キューブリックが27歳の時に監督した、ハリウッドデビュー作
- キューブリックのノワール
- 時系列の説明が面白い
- クライマックスの魅せ方で評価一気に上がった、邦題とのギャップがあるせいか原題のイ
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督スタンリー・キューブリック
- 主演スターリング・ヘイドン
-
ネット上の声
- 伝説のフィルム・ノワール映画で『カリブの暑い夜』の元ネタ。ジョン・グリア扮するヒロインがとことん悪い女というのが『カリブ』と違うのが面白かったが、他は期待程ではなかった。
- 残念もう一つ盛り上がらない
- 射撃は下手だけれど♡
- 嘘つき悪女に振り回されて、二転三転、次々殺されてしまう物語。クール...
サスペンス
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ジャック・ターナー
- 主演ロバート・ミッチャム
-
イギリス人作家グレアム・グリーンのオリジナル脚本を名匠キャロル・リードが映画化したフィルムノワール。第2次大戦終戦直後、米英仏ソの四カ国による分割統治下にあったウィーンに親友ハリー・ライムを訪ねてきたアメリカ人作家のホリー。だが、ハリーの家に着くと守衛からハリーは交通事故で死亡したと告げられる。腑に落ちないホリーはウィーン中の関係者をあたり、真相究明に奔走するが……。出演はジョセフ・コットン、アリダ・バリ、そして謎の男ハリー・ライムにオーソン・ウェルズ。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。1949年製作で、日本では52年に劇場公開。2020年8月、人気声優による名画吹き替えプロジェクト「NEW ERA MOVIES」で新たに制作された吹き替え版(ホリー・マーチンス役=平田広明/ハリー・ライム役=鈴村健一/アンナ・シュミット役=本田貴子)で公開(モービー・ディック配給)。
ネット上の声
- 白黒映画の良さを十二分に堪能出来る。ストーリーも良く出来ていて古臭...
- サスペンス映画史上不朽の名作。なるほど納得。 なんとも印象的な音楽...
- 親友の事故死の謎を追うっていうミステリー展開。 オーソン・ウェルズ...
- 映像、音楽、名セリフ、名ラスト・・・
小説家、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1949年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督キャロル・リード
- 主演ジョセフ・コットン
-
英国の港町を舞台のサスペンス・ドラマ。フランスのスリラー作家ノエル・カレフの短篇『アドルフと拳銃』からジョン・ホークスワースとシェリー・スミスが脚本を書き、「恐怖の砂」のJ・リー・トンプソンが監督した。撮影はエリック・クロス、音楽はローリー・ジョンソン。「カチューシャ物語」のホルスト・ブッフホルツ、「恐怖の砂」のジョン・ミルズ、その娘のヘイリー・ミルズなどが出演。製作ジョン・ホークスワース。
ネット上の声
- 殺人犯と少女との友情感動作☆3.0
- 嘘つき少女の真実の絆
- 警部のセリフは名言
- もうすこしだ…
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国イギリス
- 時間98分
- 監督J・リー・トンプソン
- 主演ホルスト・ブッフホルツ
-
J・H・ウォリスの小説をもとにしたスリラー映画1944年作品。製作と脚本には「砂漠の鬼将軍」のナナリー・ジョンソンが当たり、「外套と短剣」のフリッツ・ラングが監督した。撮影は「人生模様」のミルトン・クラスナー、音楽は「クーパーの花婿物語」のアーサー・ランジの担当。主演は「他人の家」のエドワード・G・ロビンソンと「可愛い配当」のジョーン・ベネットで、「雷鳥の湾」のダン・デュリエ、「愛欲の十字路」のレイモンド・マッシィ、「花婿物語」のエドモンド・ブレオン等が助演する。
ネット上の声
- 殺人の深層心理をうまく描写した傑作
- 美女に誘われたら断れないよなあ~
- 先の読めぬ展開と思いがけぬオチ
- 妻のいない間に・・・
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演エドワード・G・ロビンソン
-
「第三の男」「堕ちた偶像」並びに「最後の突撃」のキャロル・リードが製作・監督した一九四七年度作品。脚本はF・L・グリーンの小説から、原作者自身と「四重奏」「純愛の誓い」のR・C・シェリフが共同で執筆した。「ヘンリー五世(1945)」「逢びき」のロバート・クラスカーが撮影、「最後の突撃」のウィリアム・オルウィンが作曲、「ヘンリー五世(1945)」ロジャー・ファースが美術を夫々担当し、主演は「霧の夜の戦慄(1947)」のジェームズ・メイソンと新人キャスリーン・ライアン(映画第一回)で、「幸福なる種族」のロバート・ニュートン、「船団最後の日」のロバート・ビーティ、F・J・マッコーミック、「誘惑の港」のウィリアム・ハートネル、「青い珊瑚礁」のシリル・キューサック、「夜霧の都」のフェイ・コンプトン、W・G・フェイ、デニス・オデァ、ダン・オハーリー等が共演する。
ネット上の声
- 多分、政府関係者はそう思ってるんだろうな
- 夜に強いキャロル・リード監督‼️
- 泡に浮かぶ人の顔、顔、顔・・・
- 「第三の男」よりいい?
サスペンス
- 製作年1947年
- 製作国イギリス
- 時間115分
- 監督キャロル・リード
- 主演ジェームズ・メイソン
-
「戦乱の花嫁」のリチャード・メイボウムが製作、「密輸空路」のジョン・フアロウが監督に当たった1948年度作品。詩人ケネス・フィアリングの小説を、探偵作家のジョナサン・ラティマーが脚色したスリラーで、撮影は「失われた週末」のジョン・サイツ、音楽は「火の海」のヴィクター・ヤング。出演者は「春の珍事」のレイ・ミランド、「海賊キッド」のチャールズ・ロートン、「星は輝く」のエルザ・ランチェスター、「ターザン紐育へ行く」のモーリン・オサリヴァン、ジョージ・マクレディ、リタ・ジョンソン、ハロルド・ヴァーミリア等である。
ネット上の声
- 噂に違わぬ傑作フィルム・ノワールだった
- モノクロ・ハラハラ・ノワール良作♪
- チャーズロートンの鼻毛
- とても面白かった!
サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ジョン・ファロー
- 主演レイ・ミランド
-
列車という密室を舞台に、主人公の男女が孤立無援に陥る心理サスペンス。ロンドン行きの列車に乗り込んだアイリスは、ミス・フロイという老女と知り合う。しかし一眠りしたあと気がつくと彼女の姿がこつ然と消え、乗客のみんなが存在を否定する。魔術師や尼層、脳外科医など疑わしい連中ばかりの四面楚歌の状況下、1人の青年と共に彼女の捜索を始めるが……。イギリス時代を代表するヒッチコックの傑作で、公開当時批評家たちから絶賛を浴びた。
ネット上の声
- みんな知っているはずなのに「そんな人は最初からいなかったよ」と口をそろえて言って
- 一緒に列車に乗った女性が急にいなくなり 皆に聞いても あなたは1人でしたよ とか
- ヒッチコックの英吉利時代の最高傑作の評
- 70年前でも色褪せないサスペンス
サスペンス
- 製作年1938年
- 製作国イギリス
- 時間98分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演マーガレット・ロックウッド
-
私立探偵マイク・ハマーは深夜のハイウェイで謎めいた美女に出くわす。しかし男たちに襲われ、彼女は殺され、ハマーも重傷を負ってしまう。事件の真相を探るハマーは助手ベルダを人質に取られながらも、核開発をめぐる陰謀に迫っていく。名匠アルドリッチが過激な暴力描写で描く衝撃のフィルムノワール。ゴダールらヌーベルバーグ作家たちによって支持され、カルト化。55年版は上映時間104分。98年には106分のディレクターズ・カットが初公開された。
ネット上の声
- 「何がジェーンに起ったか?」(1962)のアルドリッチ監督による探偵マイク・ハマ
- 観る前はアルドリッチの初期作、所詮はB・ノワールだろうと高を括っていた
- 冗長な会話達を越えた先の少し驚くラストが面白い映画
- ミッキー・スピレイン[燃える接吻]原作、
探偵、 サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演ラルフ・ミーカー
-
「文化果つるところ」のキャロル・リードが製作・監督した一九四八年作品で、「第三の男」と同じく、グラハム・グリーンの短篇小説を、グリーン自身が脚色した。附加台詞はレスリー・ストームとウイリアム・テンプルトン、撮影は「老兵は死なず」のジョルジュ・ペリナール、作曲は「邪魔者は殺せ」のウィリアム・オルウィンの担当。主演は「超音ジェット機」のラルフ・リチャードソン、「ガラスの城」のミシェル・モルガン、この作品のために発見された少年ボビー・ヘンリーの三人で、ソニア・ドレスデル、デニス・オディア(「艦長ホレーショ」)、ウォルター・フィッツジェラルド(「宝島」)、カレル・ステパネック、ジョーン・ヤング、ジャック・ホーキンス(「マレー・ゲリラ戦」)らが助演する。
ネット上の声
- 後半からラストが見所☆2.5
- おもしろくなかった
- いやー面白かった
- 大使官邸で起きた不運な事故に、自分勝手な大人たちの秘密、そして子どもの純粋さゆえ
サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国イギリス
- 時間94分
- 監督キャロル・リード
- 主演ラルフ・リチャードソン
-
「私は殺される」「栄光の都」のアナトール・リトヴァクが製作・監督した野心作で、メアリー・ジェーン・ウォードの自伝小説の映画化である。脚本は「愛のあけぼの」のフランク・パートスとミレン・ブランドが共同執筆した。撮影は「淑女と拳骨」のレオ・トーヴァーで、音楽はアルフレッド・ニューマンが作曲した。なお製作にはリトヴァークにロバート・バスラーが共同している。主演は「遥かなる我が子」「暗い鏡」のオリヴィア・デ・ハヴィランドで新人マーク・スティーヴンス、「青の恐怖」「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、「紳士協定」でアカデミー助演賞を得たセレステ・ホルムが共演するほか、グレン・ランガン、ヘレン・クレイグ、ビューラ・ボンディ、リーフ・エリクソン、リー・パトリック等が助演している。
ネット上の声
- 『風と共に』のメラニーが本作のヒロイン
- 凄い題材。凄い演技。精神病院の群衆描写に打ちのめされる!
- 映画史に埋もれたニューロティックの大傑作
- 41年度オスカー主演女優賞ノミネート作品
精神障害、 サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督アナトール・リトヴァク
- 主演オリヴィア・デ・ハヴィランド