▼サスペンス映画を絞り込み
情婦
十二人の怒れる男
眼には眼を
評価:A4.05誤診の末、手遅れになったため妻を亡くした男の医者に対する復讐劇を、緊迫感あふれる映像で描いたドラマ。シリアの砂漠地帯を背景に、男と医者との追討をスリリングに紡ぎ出しながらも、人間対人間の闘いが異常とも思える緊張の中で綴られていく。「裁きは終りぬ」などで人間の内面を独自の視点でえぐり出した弁護士出身の映画作家、A・カイヤットらしい描写が随所に見られる。ラストシーン近く、不毛の砂漠での、男と医者、二人の生命を賭した相手の本心の探り合いが強烈な印象を残す。
ヒューマンドラマ、サスペンス、トラウマになるネット上の声
- 小学生時代にテレビで観たトラウマ映画
- こんな復讐劇は見たことない
- 折りにつけ思い出す映画。
- 砂漠の恐ろしさでは?1!
製作年:1957製作国:フランス/イタリア監督:アンドレ・カイヤット主演:クルト・ユルゲンス3抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-
飾窓の女
恐怖省
彼奴(きゃつ)を逃すな
M
評価:A3.811920年代、ドイツを震撼させた連続殺人鬼“デュッセルドルフの吸血鬼”ことペーター・キュルテンに材を採ったF・ラング初のトーキー作品で、光と影を効果的に使い、犯人の恐怖感や民衆の狂気を巧みに描き出している秀作。幼い少女が次々と惨殺される事件が発生。警察当局の懸命な捜査にも関わらず犯人の見当は全くつかず、やがて暗黒街にまで捜査の輪は広げられる。これを機に暗黒街の面々は独自で犯人探しを開始、浮浪者や娼婦まで動員し憎き少女殺しを追い求める。やがて盲目の老人の証言が有力な手掛かりとなっていくが……。
ヒューマンドラマ、サスペンスネット上の声
- ドイツの巨匠フリッツラング監督作品
- 人間は罪を背負って生まれてくる
- 正方形の画面の冷やかさ
- 映画的勝利
製作年:1931製作国:ドイツ監督:フリッツ・ラング主演:ピーター・ローレ8狼
復讐は俺に任せろ
評価:A3.80「海の無法者」のロバート・アーサー製作の警官対ギャング劇、1953年作品。ウィリアム・P・マッギヴァーンの原作小説に基づいて「烙印」のシドニー・ボームが脚色、「飾窓の女」のフリッツ・ラングが監督した。撮影監督は「情炎の女サロメ」のチャールズ・ラング、音楽監督はミッシャ・バカライニコフ。「カルメン(1948)」のグレン・フォードと「突然の恐怖」のグロリア・グレアムが主演し、ジョスリン・ブランド、アレクサンダー・スコービー、リー・マーヴィンなどが助演している。
サスペンスネット上の声
- よくあるお話。でも演出がいい・・・
- フリッツ・ラングが描く“復讐”
- 妻の分身、自分の分身
- フリッツ・ラングのハードボイルド
製作年:1953製作国:アメリカ監督:フリッツ・ラング主演:グレン・フォード10山
キッスで殺せ!
暗黒への転落
ジャコ万と鉄
野良犬
深夜の告白
恐怖の報酬
評価:B3.67カンヌ国際映画祭(1953年・2部門) 南米の油田で発生した大火災を消火するため、ニトログリセリンをトラックで運ぶ四人の男を描いた傑作サスペンス。中盤からクライマックス、次々と襲いかかるトラブルをとてつもないサスペンスで描き出したクルーゾーの演出はそれだけでなく、男たちの人物描写にも最大限の効果を発揮し、吹きだまりに生きる男たちが一攫千金を夢見て危険な仕事に挑むという図式を克明に映し出している。
ヒューマンドラマ、サスペンスネット上の声
- 中盤からすごく面白かった☆3つ半
- 「ハート・ロッカー」並の緊張感
- ドカンと一発!
- どんなアクシデントにもあきらめずに粘り強く当たる姿がかっこいい
製作年:1953製作国:フランス/イタリア監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー主演:イヴ・モンタン17狩人の夜
ダイヤルMを廻せ!
現金に体を張れ
紅の翼
マンハッタンの二人の男
或る殺人
裏窓
評価:C3.57ニューヨーク映画批評家協会賞(1954年)カメラマン・ジェフは足を骨折し、NYはグリニッチ・ヴィレッジのアパートで療養中。身動きの取れない彼にとって退屈しのぎの楽しみは、窓から見える中庭と向いのアパートの住人たちを眺める事だけ。だが、その中で、セールスマンの夫と激しい口論をしていた病床の妻の姿が見えなくなった事に気づいた。セールスマンの様子を窺う内に、ジェフはその男が女房を殺したのではないかと推測、恋人のリザと看護人ステラの協力を得て調査を始めるのだが…。
サスペンスネット上の声
- ジェフに感情移入できず・・・。
- ハコとレンズに感じる芸術
- 秋深き隣は何をする人ぞ
- 知りたい事への欲求
製作年:1954製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:ジェームズ・スチュワート24北北西に進路を取れ
マン・ハント
海外特派員
評価:C3.56ドイツの台頭で戦争の危機が迫っていた1939年、ニューヨークの新聞記者ジョニーは欧州へ派遣される。戦争回避のキーマンである大物政治家を追いやってきたアムステルダムで、暗殺現場に遭遇。犯人を追跡し、意外な事実を突き止めたことから彼自身も命を狙われるようになる。美術は「風と共に去りぬ」で知られるウィリアム・キャメロン・メンジーズ。150万ドルの製作費を投じ、大掛かりなセットのもと撮影された。飛行機の撃墜シーンなど撮影技術も見事である。
ヒューマンドラマ、サスペンスネット上の声
- ヒッチコック描く昭和15年の情報戦は・・
- 自分はディテールにおける最たる演出が好み
- 娯楽性あふれるヒッチの真髄
- 映像のサスペンス・・・
製作年:1940製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:ジョエル・マクリー27汚名
評価:C3.55「断崖」「疑惑の影」のアルフレッド・ヒッチコックが「ガス燈」「ジキル博士とハイド氏(1941)」のイングリッド・バーグマンと「独身者と女学生」のケーリー・グラントを主役として監督した1946年作品。脚本は「運命の饗宴」やヒッチコック作品「呪縛」のベン・ヘクトが書き下ろしたもので、撮影は現在監督に転じて名を挙げている「春を手さぐる」等のテッド・テズラフで、音楽は「ママの思い出」のロイ・ウェッブが作曲した。助演はクロード・レインズ、「ゾラの生涯」のルイス・カルハーン、映画初出演の舞台女優レオポルディーン・コンスタンチン、「少年牧場」のモローニ・オルセン、かつてドイツ映画の監督だったラインホルト・…
ヒューマンドラマ、サスペンスネット上の声
- ”謎解き”だけではないヒッチ・コック作品
- ヒッチコック印のメロドラマサスペンス
- 濃厚キス。うらやましす。ハァハァ。
- やっぱりバーグマンは美しい。
製作年:1946製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:ケイリー・グラント28深夜の告白
バルカン超特急
めまい
評価:C3.48かつて同僚を転落死させてしまったトラウマから極度の高所恐怖症を患う元刑事ジョン(ジェームズ・スチュワート)の前に、ある日旧友が現れる。昼間から夢遊病者のように不可解な行動を取る旧友の妻マドレイヌ(キム・ノヴァク)の調査を依頼され、ジョンは早速彼女の尾行を始める。そんなある日、彼の目前でマドレイヌは海に身を投げてしまい……。
サスペンスネット上の声
- 時に世界一とも評されるこの映画、そうなの? いや、これはただの変態...
- ヒッチコックの優れた撮影技術が冴え渡る
- 正直、ビックリするくらい鳥肌立った。
- めまいがしそうなオチに愕然!
製作年:1958製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:ジェームズ・スチュワート31必死の逃亡者
レベッカ
評価:C3.45アカデミー賞(1941年・2部門) ヒッチコックが「風と共に去りぬ」で知られる名プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに招かれ製作した、アメリカ進出初作品。滞在先でマキシムと運命的な出会いをしたヒロインは、彼の大邸宅があるイギリス・マンダレーへやってくる。しかしそこには、マキシムの亡き前妻レベッカの影が色濃く残っていた。これまでの監督作とは異なりユーモアが少なく、反面イギリス映画のスタイルが引き継がれた女性向きの映画である。アカデミー作品賞受賞。
サスペンスネット上の声
- 「<わたし>とレベッカ」
- 見えない圧力…
- なっっっが でも全然 結末なども予想出来なかったしすぎょい… 光や...
- ヒッチコック史上最高に恐ろしい心理サスペンス
製作年:1940製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:ローレンス・オリヴィエ33死刑台のエレベーター
ローラ殺人事件
黒い罠
見知らぬ乗客
私は殺される
サファイア
密告
落ちた偶像
私は告白する
評価:C3.39「見知らぬ乗客」のアルフレッド・ヒッチコックが1953年に監督た作品で、ポール・アンセルムの戯曲の映画化。脚本はジョージ・タボリとウィリアム・アーチボルドの共同執筆。撮影は「見知らぬ乗客」のロバート・バークス、音楽の作曲指揮は「吹き荒ぶ風」のディミトリ・ティオムキンのの担当。主演は「終着駅」のモンゴメリー・クリフトと「人生模様」のアン・バクスターで、カール・マルデン(「欲望という名の電車」)、ブライアン・エイハーン(「大地は怒る」)、O・E・ハッセ、ロジャー・ダンらが助演する。
サスペンスネット上の声
- 一押しのヒッチコック作品☆4.0
- ヒッチコック監督の「告白」
- 共感できない神父の苦しみ。
- これぞヒッチコックという満足感がある
製作年:1953製作国:アメリカ監督:アルフレッド・ヒッチコック主演:モンゴメリー・クリフト42銀嶺の果て
第三の男
ガス燈
張込み
評価:C3.38小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
ヒューマンドラマ、サスペンスネット上の声
- 平凡な秀作 時代の色が伝わってくる
- 小粒だがじっくり見せてくれる☆3つ
- 刑事の緊迫感足りず・・・
- 短編的良質小品
製作年:1958製作国:日本監督:野村芳太郎主演:大木実46らせん階段
熱砂の秘密
評価:C3.37ビリー・ワイルダー作品には珍しいアクション活劇で、生き残るために戦うイギリス人兵士を描いている。ロメル将軍率いるドイツ軍に敗北を期したイギリス軍。死を免れたブランブル伍長は、前日に命を落としたホテルの給仕に変装し、ドイツ兵との接触を試みる。幸運なことに、亡くなった給仕がドイツ軍のスパイだったため、機密情報を連合軍に漏らすことに成功。ワイルダーが長年ファンだった監督エリッヒ・フォン・シュトロハイムが、将軍役で出演している。
サスペンスネット上の声
- いかにも交戦中の
- クールで渋い男たち
- 戦時中の映画、
- 隠れた名作中の名作
製作年:1943製作国:アメリカ監督:ビリー・ワイルダー主演:フランチョット・トーン48ヒッチコックの ゆすり
扉の陰の秘密