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会社の金を持ち逃げしたOLが辿り着いた不気味なモーテル。そこで彼女を待ち受ける、狂気の支配者とその母の影。
1960年代のアメリカ。恋人との将来に悩むOLのマリオンは、会社の金4万ドルを衝動的に横領。追手から逃れるため、夜の雨の中を車で走り、人里離れた「ベイツ・モーテル」に辿り着く。そこで彼女を迎えたのは、物静かで礼儀正しいが、どこか異常な雰囲気を持つ青年ノーマン・ベイツ。彼は病気の母の世話をしながら、たった一人でモーテルを切り盛りしていた。ノーマンと彼の母親との奇妙な関係に疑念を抱くマリオン。そして彼女がシャワールームで体験する、映画史に刻まれる恐怖の瞬間。マリオンの失踪を追う者たちが、モーテルの底知れぬ闇に迫っていく、予測不能のサイコ・スリラー。
ネット上の声
- 「ネナタばれなし」 やっぱヒッチは天才。
- やはりサイコーのサスペンスホラー映画
- 50年前の約1分間が映画史を変えた
- 完璧に近いデキのサイコスリラー。
殺人鬼が暴れる、 トラウマになる、 サイコパス、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演アンソニー・パーキンス
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製靴会社の重役を襲う、史上最悪の誤認誘拐事件。身代金3000万円を巡る、犯人と警察、そして一人の男の道徳的ジレンマを描く社会派サスペンス。
猛暑の横浜。ナショナル・シューズ社の常務・権藤金吾の邸宅に、息子を誘拐したという脅迫電話。犯人の要求は身代金3000万円。しかし、誘拐されたのは権藤の息子ではなく、お抱え運転手の息子・進一だった。犯人は間違いに気づきながらも、権藤に身代金を要求。会社乗っ取りのため全財産を投じようとしていた権藤。他人の子のために、自らの未来を犠牲にできるのか。警察の緻密な捜査網と、犯人との息詰まる駆け引き。高台の豪邸から見下ろす「天国」と、貧困にあえぐ下界の「地獄」。男の決断が社会を揺るがす。
ネット上の声
- スピルバーグ最高傑作に絶大な影響与えた!
- このシーンがあのシーンに!ぽんっ。
- 山崎努は、この映画がデビュー作
- 「天国と地獄」は紙一重なのかも
誘拐、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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冷戦下の狂気が引き起こした人類滅亡へのカウントダウン、核戦争回避に奔走する男たちのブラックコメディ。
米ソ冷戦の緊張が頂点に達した時代。アメリカ空軍の狂信的な将軍が、独断でソ連への核攻撃命令を発令。攻撃機は目標へと向かい、もはや撤回不能。ワシントンの戦争対策室に集められた大統領と側近たちは、全面核戦争を回避すべく奔走。しかし、ソ連が報復用の「皆殺し装置」を保有していることが判明し、事態は絶望的な状況へ。司令官の狂気、政治家たちの滑稽な議論、そして元ナチスの科学者ストレンジラブ博士の異常な愛情が導く世界の終末。果たして人類の運命は。
ネット上の声
- ソ連とアメリカの核戦争を風刺したブラックコメディ映画
- 核抑止論の脆弱性を説いたブラックコメディ
- キューブリックのオースティンパワーズ!
- キューブリックの描く世紀末の悪夢
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間93分
- 監督スタンリー・キューブリック
- 主演ピーター・セラーズ
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英雄か、裏切り者か。ナチス占領下のフランスで、名もなきレジスタンスたちの孤独な闘いを描く戦争サスペンス。
1942年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。レジスタンスの指導者フィリップ・ジェルビエは、収容所から脱出。しかし、彼を待っていたのは、裏切りと猜疑心が渦巻く非情な世界。仲間を信じ、敵を欺き、密告者を処刑する日々。英雄的行為とは無縁の、冷徹な任務の連続。自由を取り戻すという唯一の目的のため、彼らが下す過酷な決断。その先に待つのは希望か、それとも絶望か。
ネット上の声
- 実際のレジスタンスは地味なのだ
- 1942年ドイツ占領下のフランス
- 抵抗組織のシビアな内部事情
- 近年の映画の基礎的作品
戦争、 サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間140分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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脱獄映画の傑作
殺人未遂容疑でサンテ刑務所に収監された青年ガスパール。彼が入れられた監房では、4人の男たちが密かに脱獄計画を進めていた。仲間として迎え入れられたガスパールは、看守の目を盗み、コンクリートの床を砕く過酷な作業へ参加。固い絆で結ばれ、出口は目前。しかし、釈放の可能性が浮上したガスパールに訪れる心の揺らぎ。果たして彼らは、固く閉ざされた「穴」から抜け出すことができるのか。その手に自由を掴むための、息詰まる心理戦の始まり。
ネット上の声
- 遺作にしては惜しすぎるじゃないか・・・。
- フレンチ・ノワール版、脱獄映画の傑作☆
- 「穴」と「絆」と「意気地のない奴」。
- 今まで見た脱獄映画で一番!!!
脱出、 刑務所、 どんでん返し、 実話、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間124分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ジャン=ケロディ
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鬼才・岡本喜八が都筑道夫の小説「なめくじに聞いてみろ」(旧題「飢えた遺産」)を映画化したアクションコメディ。謎の殺し屋組織に命を狙われた男の戦いを、ブラックユーモアを交えながら二転三転するストーリー展開で描く。冴えない大学講師・桔梗信治は、自宅アパートに侵入してきた見知らぬ男に命を狙われる。男の正体は、人口調節のため無駄な人間を殺すことを目的とする組織「大日本人口調節審議会」が差し向けた殺し屋だった。偶然にも落下したブロンズ像が頭部に当たり殺し屋は死んでしまうが、その後も次々と信治のもとに刺客が送り込まれる。信治は偶然知り合った記者・啓子やコソ泥のビルとともに真相を追うが……。仲代達矢が主演を務め、天本英世が殺し屋組織のボス役を怪演。
ネット上の声
- 【カルト映画としての強い支持に納得!鬼才・岡本喜八が届ける、今までに観たことのな
- 主人公が“全然信用できない”という面白み! 殺し屋たちの濃ゆい造形も◎
- なんだコレは!奇妙奇天烈さがとても素晴らしい岡本喜八監督作
- 仲代さんのルパン3世?
サスペンス、 アクション
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督岡本喜八
- 主演仲代達矢
-
偶発的な機械の故障が、世界を核戦争の瀬戸際へ。人類の運命を背負った大統領の、息詰まる決断のタイムリミットサスペンス。
冷戦下の現代。アメリカ戦略航空軍団の司令室に、ソ連への核攻撃命令を示す信号が誤って発信される。フェイルセーフ・ポイントを越え、モスクワへと向かう爆撃機。呼び戻しは不可能。全面核戦争を回避するため、アメリカ大統領はソ連首脳とホットラインで交渉を開始。しかし、事態は刻一刻と悪化。人類滅亡の危機が迫る中、大統領に突きつけられた非情かつ究極の選択。密室で繰り広げられる、緊迫の政治サスペンス。
ネット上の声
- 核の脅威と極限状態の人類の選択を描く映画
- 冒頭…タイトルの点滅から不穏な予感…
- 「博士の異常な愛情」の真面目な双子?
- 脚本、演出で映画はいくらでも良くなる
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演ヘンリー・フォンダ
-
黒岩重吾原作『女の小箱』より、「犯罪作戦NO・1」の高岩肇、「風の武士」の野上龍雄が共同で脚色、「現代インチキ物語 騙し屋」の増村保造が監督したサラリーマン・スリラー。撮影は「若い樹々」の秋野友宏。
ネット上の声
- 株式を買い占め会社の乗っ取りを計画する男と、それを防衛しようとする株式課長とその
- 若尾文子の大人の色気に惚れました。
- 愛憎ドロドロのメロドラマ
- そんな欲張りな(笑い)
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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巨大企業の腐敗を暴くため、男は復讐の鬼と化す。愛と憎しみが交錯する、黒澤明が描く社会派サスペンスの傑作。
舞台は高度経済成長期の日本。大手開発公団総裁の娘と、その秘書である西幸一の華やかな結婚式。しかし、それは父を死に追いやった者たちへの、西の壮絶な復讐劇の幕開け。彼は巧みに総裁の懐に潜り込み、内部から組織の腐敗を暴き、関係者を社会的に抹殺していく。だが、計画は予期せぬ方向へ。何も知らずに夫を愛する妻への想いと、非情な復讐心との間で揺れ動く西。やがて巨大な権力の闇が、彼の正体に牙を剥く。黒澤明が鋭く社会をえぐる、傑作クライム・サスペンス。
ネット上の声
- ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
- タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
- テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
- 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
-
巨大なニセ爆弾を抱え、ヤクザの組長に挑む男。奇想天外な復讐劇を描く、痛快ブラックコメディ。
高度経済成長期の日本。真面目な銀行員だった男は、ヤクザの組長に理不尽に殴られ、職も恋人も失う。全てを奪われた彼が選んだ復讐の方法は、なんと巨大な「爆弾」を仕掛けること。しかし、その爆弾は全くの偽物。警察、マスコミ、そしてヤクザを巻き込み、事態は予測不能な大騒動へと発展。果たして、男の奇妙な復讐は成功するのか。社会を痛烈に風刺した、前代未聞の爆弾騒ぎの顛末。
ネット上の声
- 日本のミュージカルの可能性を感じる
- 二度と見られない?狂言ミュージカル
- 二度と見られない?狂言ミュージカル
- あっぱれ岡本喜八流☆ミュージカル♪
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督岡本喜八
- 主演伊藤雄之助
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「冒険者たち」のジョゼ・ジョヴァンニの原作を彼自身と「いぬ」の監督ジャン・ピエール・メルヴィルが共同で脚色し、メルヴィルが監督したアクション。撮影はマルセル・コンブ、音楽はベルナール・ジェラールが担当した。出演は「冒険者たち」のリノ・ヴァンチュラ、「スパイ対スパイ」のポール・ムーリッス、「橋からの眺め」のレイモン・ペルグラン、舞台女優クリスティーヌ・ファブレガほか。
ネット上の声
- メルヴィル作品の中で、特集上映にもめったにかからないレア映画で、静かなクライムサ
- 終身刑の宣告を受けて十年間服役していた通称ギュことギュスターブ・ミンダ(リノ・バ
- ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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作家トルーマン・カポーティが一家惨殺事件の全容を綿密な取材を基につづった同名ノンフィクション小説を映画化。「暴力教室」「熱いトタン屋根の猫」などのリチャード・ブルックスが監督・脚色を手がけ、事件発生から犯人の死刑執行までを実録タッチで描き出す。1959年11月14日、カンザス州西部の村ホルカムで、地域の名士として人望を集めるクラター家の4人が惨殺される事件が起きた。警察は直ちに捜査に乗り出すが、犯行動機も手掛かりも見つからず、事件は迷宮入りするかと思われた。そんな矢先、クラター家の元使用人の証言から、ディック・ヒコックとペリー・スミスという2人の青年の存在が捜査線上に浮かび上がる。
ネット上の声
- 1959年にカンザス州の農場主ハーバート·クラッター·一家4人が殺害された事件を
- 何故カインはアベルを殺した?殺しは殺し。末路は死刑です。
- “彼らはたまたまそこにいただけ”と済まされては…
- 孤独は、時として、人間を殺す。
サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督リチャード・ブルックス
- 主演ロバート・ブレイク
-
朝鮮戦争の最中、中共軍の捕虜となったマーコ大尉の小隊はのちに釈放され、本国へ帰還。その後、マーコは不可解な夢を見るようになっていた。やがてマーコの部下だったショウの妻とその父親が何者かに殺されるという事件が起こる。洗脳による恐るべき暗殺計画がついに決行される! 名匠ジョン・フランケンハイマー監督の代表作として知られるサスペンス・スリラー。リバイバル公開時のタイトルは、「失われた時を求めて」。04年にリメイク「クライシス・オブ・アメリカ」も製作された。
ネット上の声
- ちょっと解りにくいサスペンス・・・
- 時代背景を調べてから観ましょう
- リメイクもされた洗脳サスペンス
- リメイク版も面白いけれど・・・
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間126分
- 監督ジョン・フランケンハイマー
- 主演フランク・シナトラ
-
ハリウッドの豪邸に棲む、元人気子役の姉と、車椅子生活を送る元大女優の妹。狂気と嫉妬が渦巻くサイコ・スリラー。
1960年代のハリウッド。かつて「ベビー・ジェーン」として一世を風靡した元人気子役の姉ジェーン。そして、今は車椅子での生活を余儀なくされている元大女優の妹ブランチ。かつての栄光を忘れられず、酒に溺れるジェーンは、ブランチへの嫉妬と憎悪を募らせていく。外部との連絡を断たれ、姉の異常な行動に怯えるブランチ。閉ざされた屋敷の中で、二人の女優生命を絶った過去の「事故」の真相と共に、狂気がゆっくりと牙を剥く。姉妹の確執が迎える、衝撃の結末。
ネット上の声
- 最初から最後まで怖ろしくグロテスク、目の離せない凄い作品。モノクロ...
- 元有名子役の妹が、事故で脚が不自由となった有名女優の姉をいびり倒す...
- 現在進行形の、少女に何が起こったか?!
- 鬼気迫る迫真の演技とサスペンスが秀逸!
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間132分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演ベティ・デイヴィス
-
イヴリン・パイパーの小説を、イギリスの夫妻チーム、ジョン・モーティマーとペネロープ・モーティマーが脚色、「危険な道」のオットー・プレミンジャーが製作・監督したミステリー・ドラマ。撮影はデニス・クープ、音楽はポール・グラスが担当した。出演は「リサの瞳のなかに」のキア・デュリア、「枢機卿」のキャロル・リンレイ、「嵐が丘」のローレンス・オリヴィエのほかに、ノエル・カワード、マーティタ・ハント、アンナ・マッセイなど。
ネット上の声
- ジャケが素敵!古い作品だけど、コロコロ変わって行く展開が素晴らしく、面白い
- ジャケ写とタイトルに惹かれてアマプラで407円課金して鑑賞
- ローレンス・オリビエのサイコサスペンス
- O.プレミンジャー最後の大傑作サスペンス
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ローレンス・オリヴィエ
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「雨に唄えば」(1953)の巨匠スタンリー・ドーネン監督が、オードリー・ヘプバーンを主演に描くコミカルなミステリー。レジーナは友人とのスキー旅行の途中で離婚を決意するが、帰宅すると夫は死んでいた。さらに、夫が戦時中に3人の男と軍資金を横領したあげく、仲間をだましていた事実が発覚する。3人から脅迫を受けるはめになったレジーナは、旅行で知り合ったピーターに助けを求めるが……。
ネット上の声
- オードリー・ヘプバーンの可愛らしさがググッグイッと出ていました。
- 期待値高めで観たが、それほどハマらず残念
- 男衆(臭)VSフェアリー・ヘップバーン
- オシャレで、上品で、ユーモラスで♪
元気が出る、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督スタンリー・ドーネン
- 主演オードリー・ヘプバーン
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日本の推理小説界の第一人者である故江戸川乱歩の原作を、三島由紀夫が戯曲化し、それを「雪夫人繪圖(1969)」の成澤昌茂が脚色、「博徒解散式」の深作欣二が監督した舞台の映画化。撮影は「ケメ子の唄」の堂脇博。
ネット上の声
- 何度も観たい。美輪明宏の美しさ
- 『黒蜥蜴』 三島由紀夫あぁーっ
- 動かないのって辛そうだなあ~
- 松岡きっこがコケティッシュ
サスペンス
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督深作欣二
- 主演丸山明宏
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雪山で夫を殺したのは、私か、それとも…。愛と殺意の狭間で揺れる妻の告白。真実は一体どこに。
雪の北アルプスで起きた滑落事故。妻の彩子は、宙吊りになった夫をつなぐザイルを切断し、死なせてしまう。事故か、殺人か。法廷に立たされた彩子の証言は曖昧で、夫にかけられた多額の保険金や、同行していた夫の部下・幸田との不倫疑惑が彼女を追い詰める。検察は計画殺人を主張し、弁護士すら彼女の真意を測りかねる。貞淑な妻か、冷酷な悪女か。関係者の証言が食い違う中、事件の真相は深い霧の中へ。人間の愛憎とエゴイズムが交錯する、心理サスペンスの傑作。
ネット上の声
- 白黒映像の印影が作品の世界をよく活かしている
- 旦那も大概腹立つが、幸田が本当にありえない!
- ファム・ファタール若尾文子の傑作中の傑作
- 恋愛に置ける男性の弱点を如実に表した映画
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
-
野心のため、愛する女さえも利用する冷酷な銀行員。完全犯罪の先に待つ、破滅への階段。
1960年代、高度経済成長期の日本。出世欲の塊である銀行員、塚田。彼は頭取の娘との結婚のため、邪魔になった恋人・順子を殺害する完全犯罪を計画。順子に多額の保険金をかけ、巧妙な罠を仕掛ける。しかし、彼の計画を鋭く疑う保険調査員の影と、予期せぬ協力者の出現。完璧に見えた計画に生じ始める小さな綻び。欲望が彼を更なる悪へと駆り立て、一歩ずつ破滅への階段を上らせていく。彼を待ち受ける皮肉な運命。
ネット上の声
- 非情冷酷な犯罪サスペンス映画です。
- これぞ日本のフィルム・ノアール!
- 文句なしの傑作サスペンス映画
- ◉優れた和製ノアール
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督鈴木英夫
- 主演山崎努
-
大企業の社長令嬢が起こした轢き逃げ事件。金と権力で真実を覆い隠そうとする者たちと、執念で追う一人の記者。
高度経済成長期の東京。ある夜、自動車部品メーカーの社長令嬢・落合葉子が轢き逃げ事件を起こす。会社の顧問弁護士は、運転手を身代わりに立て、事件の隠蔽を画策。しかし、被害者の婚約者であった雑誌記者・浜野は、事件の真相に疑念を抱き、独自の調査を開始する。金と権力によって次々と現れる圧力と妨害。巨大な組織を相手に、浜野は真実を暴くことができるのか。正義を問う社会派サスペンス。
ネット上の声
- 今は無き浅草東宝のオールナイトで、多分3回くらい見てる
- DVD化されてなくてアマプラでしか観れない作品
- もっと格好良い病気なら良かったのにね
- 邦画の傑作!裁判外の場外乱闘(笑)
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督堀川弘通
- 主演小林桂樹
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貧しい青年が富豪の友人になりすます、太陽きらめくイタリアを舞台にした、欲望と殺意のサスペンス。
舞台は1960年代のイタリア。貧しいアメリカ人青年トム・リプリーは、大富豪から放蕩息子フィリップを連れ戻すよう依頼される。豪華な生活を目の当たりにし、フィリップへの劣等感と嫉妬に苛まれるトム。やがて彼の心に芽生えたのは、フィリップの地位や恋人、そのすべてを奪い取るという恐ろしい計画。美しい地中海を背景に、完璧な犯罪を目論む青年の、光と影が交錯する衝撃の結末。
ネット上の声
- さんさんと光り輝く太陽 その陰には・・・
- アラン・ドロンの美貌ありきの傑作。
- 青春の焦燥が胸に迫る永遠の名作!
- 太陽が、青空が、青い海がいっぱい
夏休みが舞台、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間118分
- 監督ルネ・クレマン
- 主演アラン・ドロン
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オードリー・ヘプバーンが目の不自由な女性を熱演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされたサスペンススリラー。ブロードウェイの同名舞台劇をもとに、「007」シリーズのテレンス・ヤング監督がメガホンをとった。目の不自由な女性スージーの夫サムは、カナダからニューヨークへ帰る途中に知り合った女から人形を預かり自宅に持ち帰る。実はその人形にはヘロインが隠されていた。人形の行方を探す犯罪グループの男たちはサムの自宅を突き止め、留守中に忍び込むが人形は見つからない。スージーの目が見えないことに気づいた男たちは、ひと芝居打って彼女から人形の在り処を聞き出そうとする。
ネット上の声
- どうしてもこの邦題だと「暗くなるまで待って♡」というニュアンスに思えてしまい、ち
- 『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』ですっかりロマンチックなイメージのオード
- 盲目の女一人が犯罪者にどう対抗していくのか
- もしかしてオードリーの最高傑作かも・・・
盲目、 サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演オードリー・ヘプバーン
-
ジョン・D・マクドナルドの原作を「法に叛く男」のジェームズ・R・ウェッブが脚色、「ナバロンの要塞」のJ・リー・トンプソンが演出したサスペンス映画。撮影は「栄光への脱出」のサム・リーヴィット、音楽はバーナード・ハーマンが担当。出演者は「ナバロンの要塞」のグレゴリー・ペック、「サンダウナーズ」のロバート・ミッチャムのほか、ポリー・バーゲン、ロリ・マーティン、マーティン・バルサムなど。サイ・バートレット製作。
ネット上の声
- デ・ニーロの「ケープ・フィアー」のおりじなる
- 「頭上の敵機」と「眼下の敵」の名優が競演
- ミッチャム演じる犯人がマジで最低すぎる
- 「ケープフィアー」のオリジナル版。
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督J・リー・トンプソン
- 主演グレゴリー・ペック
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「六條ゆきやま紬」の松山善三のオリジナル・シナリオを、「女の中にいる他人」の成瀬巳喜男が監督した社会ドラマ。撮影は「エレキの若大将」の西垣六郎。
ネット上の声
- 加害者と被害者は誰でも両方持っている
- 母親の復讐は想定外の感情に揺れて…
- 息子をひき逃げで失った女の復讐劇
- 大変失礼ながら(って誰に?)
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演高峰秀子
-
ニコラス・E・ベアの脚本を「わかれ道(1963)」のラリー・ピアースが監督した異色サスペンス。ニューヨーク・ロケを行い、撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はテリー・ナイトが担当した。出演は舞台・TVで活躍している新人トニー・ムサンテ、舞台出身でTV『ルート66』のマーティン・シーン、同じく舞台出身でTV『コンバット』のボー・ブリッジス、同じくTVのロバート・バナード、エド・マクマホン、舞台出身でTV『ルート66』のダイアナ・ヴァン・ダー・プリス、新人ドナ・ミルズとTVのビクター・アーノルド、「ローマで起った奇妙な出来事」のジャック・ギルフォードと、「足ながおじさん」のセルマ・リッター、TV『コンバット』『ローハイド』のマイク・ケリンと「金魚鉢の中の恋」のジャン・スターリング、「結婚泥棒」のゲイリー・メリルと新人ロバート・フィールド、「野良犬の罠」のブロック・ピーターズ、舞台・TVで活躍しているルビー・ディーほか。製作は新人モンロー・サクソンとエドワード・メドー。
ネット上の声
- ◉無軌道な若者に絡まれる事よりも、困難な時に助けてくれない一般人の傍観の方が怖い
- ラリー・ピアース監督を知らないけど、マーティン・シーンが出演してるし、スコア高め
- ‘60代の古い作品でモノクロ、だけどほぼホラ-で私の好み、こちらも名作らしい
- これもすんごく面白かったです
サスペンス
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ラリー・ピアース
- 主演トニー・ムサンテ
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平凡で単調な毎日に不満を抱えていた銀行家ハミルトンは、ある秘密組織の手で生まれ変わることに。彼は手術を経て、画家のウィルソンという人物になり、新生活をスタートさせる。しかし過去と新しい人生が対立し、次第に彼を追い込んでいく。混乱するウィルソンがとった行動とは? 第二の人生が生む悪夢を描いたSFスリラー。
ネット上の声
- 「影なき狙撃者」がリメイクされたが―
- 60年代モノクロ・サスペンス・スリラー
- 掘り出しモノの不気味な映画
- 自己が崩壊する恐怖
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国アメリカ
- 時間106分
- 監督ジョン・フランケンハイマー
- 主演ロック・ハドソン
-
昭和三十八年から山崎豊子が「サンデー毎日」に連載した同名小説を、「大菩薩峠(1966)」の橋本忍が脚色、「氷点」の山本薩夫が監督した。撮影は「雁(1966)」の宗川信夫。
ネット上の声
- 浪速大学の財前助教授が教授昇格を目論む野望のドラマ
- 「仕事は好きなんだけど、人間関係に疲れた」
- 際立つ個性描写で金と権力をおもしろく描く
- 田宮二郎は作品中に永遠に生き続けている
社会の裏側、 病院(医療モノ)、 医師、 ビジネス、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山本薩夫
- 主演田宮二郎
-
第二次大戦末期、ドイツの強制収容所に、一人の幼い子供が秘密裏に運び込まれてきた。囚人たちはその子を守る決意を固め、ドイツ人の拷問にも口を割らなかった……。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国ドイツ
- 時間120分
- 監督フランク・バイヤー
- 主演エルヴィン・ゲショネック
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ルイジアナの豪邸にひとりきりで暮らす年老いた女性シャーロット・ホリス。邸の取り壊しを頑なに拒む彼女は37年前に起こった猟奇的な殺人事件の犯人と目されていた。その事件以来、シャーロットが精神に異常をきたし、ホリス邸には死体が埋まっているという噂も立つ。そんなホリス邸に、シャーロットの従妹ミリアムが37年ぶりに訪ねてくるが……。「何がジェーンに起こったか?」のスタッフと主演ベティ・デイビスが再び組んだサスペンス・スリラー。
ネット上の声
- 2大女優の激突!
- 映画の舞台となる屋敷は冒頭の荘厳な豪邸からホラーハウスと化し、衰弱していくベティ
- ところどころ『何がジェーンに起ったか』を彷彿させる内容や設定だけれど、最後まで観
- 若い頃に不倫相手の男を殺害した疑惑のある老女が、死んだはずの男の幻影に付きまとわ
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演ベティ・デイヴィス
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ジョン・ル・カレの原作をポール・デーンとガイ・トロスパーが共同で脚色、「ハッド」のマーティン・リットが製作・監督したスパイ・サスペンス。撮影は「ロリータ」のオズワルド・モリス、音楽はソル・カプランが担当した。出演は「ベケット」のリチャード・バートン、「暴行」のクレア・ブルーム、「突然炎のごとく」のオスカー・ウェルナー、「真昼の情事」のピーター・ヴァン・アイク、「素晴らしきヒコーキ野郎」のサム・ワナメイカーほか。
ネット上の声
- リチャード・バートンの最後の表情が...
- 「リアル・スパイ」の悲しい末路
- 重厚なタッチのスパイ映画の名作
- 最初の40分までは我慢が必要
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督マーティン・リット
- 主演リチャード・バートン
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第二次大戦前夜の日本。秘密裏に設立されたスパイ養成機関「陸軍中野学校」。知略と謀略が渦巻く、エリート諜報員の誕生。
昭和13年、軍国主義が台頭する日本。優秀な陸軍士官、三好次郎は、突如存在しないはずの「陸軍中野学校」への入校を命じられる。そこは、あらゆる諜報技術を叩き込まれる秘密機関。偽名を与えられ、過去を捨て、国際都市・横浜を舞台に、外国の諜報網に潜入する過酷な任務。愛や友情さえも利用する非情な世界での孤独な戦い。疑心暗鬼の中、彼を待ち受ける、スパイとしての冷徹な決断。
ネット上の声
- 面白かった。かっこよかった。続きが観たい
- 懐古趣味に趣向を凝らした本邦スパイ映画
- 失うことに慣れてしまったら
- 日本のスパイ映画ならこれ
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督増村保造
- 主演市川雷蔵
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「熱い手」のジェラール・ウーリーが自らのオリジナル・ストーリーをマルセル・ジュリアンと共同で脚色・製作・監督したアクション・コメディ。撮影は「シベールの日曜日」のアンリ・ドカエ、音楽は「柔らかい肌」のジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は、「秘密大戦争」のアンドレ・ブールビル、「ファントマ 危機脱出」のルイ・ド・フュネス、ほかにベナンティノ・ベナンティーニ、アリダ・ケッリなど。イーストマンカラー、フランスコープ。
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間111分
- 監督ジェラール・ウーリー
- 主演ブールヴィル
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第二次大戦で大物スパイとして知られたアメリカ生まれのスエーデン人エリック・エリクスンの実話に取材した戦争秘話。アレクサンダー・クラインのストーリーを「結婚泥棒」のジョージ・シートンが脚色・監督した。撮影はジャン・ブールゴアン、音楽はアルフレッド・ニューマン。出演は「誘惑の夜」のウィリアム・ホールデン、「結婚泥棒」のリリー・パルマー、「ベン・ハー(1959)」のヒュー・グリフィスなど。製作はウィリアム・パールバーグ。
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ
- 時間140分
- 監督ジョージ・シートン
- 主演ウィリアム・ホールデン
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実在のギャング、アベル・ダノスを主人公にした小説の映画化である(原作ジョゼ・ジョヴァンニ)。監督は、ジョルジュ・フランジュの「顔のない眼」で助監督をつとめたクロード・ソーテ。脚色はソーテ、ジョバンニ、パスカル・ジャルダンの三人。台詞もジョバンニ。撮影はギスラン・クロッケ。音楽は「やるか、くたばるか」のジョルジュ・ドルリュー。出演は「野獣は放たれた」のリノ・ヴァンチュラ、「二重の鍵」のジャン・ポール・ベルモンド、「両面の鏡」のサンドラ・ミーロのほか、シモーヌ・フランス、スタン・クロールら。
ネット上の声
- 山田宏一さんの本を読んでいると、どんどん深みにはまって行き水面から出られなくなる
- クロード・ソーテ監督が描くギャングの日常
- HDD→BD-Rのさなかにふと…【1】
- バンチュラ&ベルモンドの共演というだけで胸が高まるが、ドキュメンタリータッチの白
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督クロード・ソーテ
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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「サイコ」のロバート・ブロックの脚本を、「第3の犯罪」のウィリアム・キャッスルが製作・監督したスリラー・ドラマ。撮影は「夜を楽しく」のアーサー・E・アーリング、音楽はヴァン・アレクサンダーが担当した。出演は「何がジェーンに起こったか?」のジョーン・クローフォード、「逆転」のダイアン・ベーカー、「葡萄の季節」のリーフ・エリクソン、「ミンクの手ざわり」のハワード・セント・ジョン、TVのジョン・アンソニー・ヘイズ、「シャレード」のジョージ・ケネディなど。
サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督ウィリアム・キャッスル
- 主演ジョーン・クロフォード
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ネット上の声
- ◉才能があれば厳しい撮影条件下でも傑作を撮ることができる
- バイロン(ボリス・カーロフ)は著名な怪奇映画俳優だった
- 見事に交錯する結末はなかなか見応えがあり
- ボグダノヴィッチ監督のデビュー作ですよ。
サスペンス、 アクション
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ピーター・ボグダノヴィッチ
- 主演ボリス・カーロフ
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ネット上の声
- 夫が下女と関係を持ったため、彼女により地獄の底に落とされるピアノ教師一家を描くぞ
- 約60年前の映画。むかしの映画で当時の韓国もどんな様子なのかわか...
- とある家庭に住み込みのメイドとして雇われてきた女は…
- これを見ずして韓国映画を語るなかれ
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国韓国
- 時間108分
- 監督キム・ギヨン
- 主演キム・ジンギュ
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週刊朝日に連載中の松本清張『黒い画集』の中の一編『証言』の映画化。「空港の魔女」の橋本忍が脚色し、「裸の大将」の堀川弘通が監督した。撮影は「新・三等重役」の中井朝一。
ネット上の声
- 新大久保にこっそり愛人を囲っているサラリーマンが、愛人宅からの帰り道に知り合いの
- 知人が強盗殺人で起訴されている。 自分はアリバイを立証できるが、そ...
- 1960年 監督:堀川弘通 脚本:橋本忍
- これは面白いサスペンスでした☆3.0
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀川弘通
- 主演小林桂樹
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「からっ風野郎」の菊島隆三の脚本を、「キクとイサム」の今井正が監督した、一青年の野望の悲劇を主題にしたドラマ。撮影も「キクとイサム」の中尾駿一郎。
ネット上の声
- それほど悪人ですらなく計算も甘い、調子に乗りやすく嘘つきの小者をやらせたら木村功
- 今井正ってどうにも苦手だったんだけど、これは面白い
- ファム・ファタル
- 木村功良いな~
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今井正
- 主演有馬稲子
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小坂慶助原作『特高』より、「右門捕物帖 卍蜘蛛」の高岩肇が脚色、「万年太郎と姐御社員」の小林恒夫が監督した二・二六事件の裏面史。撮影は「石松社員は男でござる」の藤井静。
ネット上の声
- 本邦映画には希少と言える作品
- 今の若者にはわからないかもしれない
- 寿命が・・・
- サニー千葉目当て見ましたがあまり出てきませんでした😅笑
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林恒夫
- 主演高倉健
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フランスののどかな村で起こる連続殺人。優しき肉屋の男に惹かれる女教師が直面する、愛と疑惑の心理サスペンス。
フランスの片田舎の小さな村。パリから赴任してきた美しい女校長エレーヌ。彼女は村の結婚式で、実直で心優しい肉屋のポポールと出会い、親密な関係を築いていく。穏やかな日々が続くかと思われた矢先、村で若い女性が惨殺される事件が発生。現場には、エレーヌがポポールに贈ったライターが残されていた。次々と起こる殺人事件。愛する男への拭いきれない疑惑。エレーヌは彼の優しさの裏に隠された、暗い影に気づき始める。静かな狂気が日常を侵食する、戦慄の物語。
ネット上の声
- ■クロード・シャブロル監督の異色スリラー🗡■
- 良い作品で、凄く引き込まれた
- 牧歌的な村で起こる殺人事件
- 愛は歪んでいればいるほど美しいと思っているのでこの酩酊に満ちた二人だけの世界には
サスペンス
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ステファーヌ・オードラン
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イェジー・スコリモフスキー、ヤクブ・ゴールドベルク、ロマン・ポランスキーの共同脚本を新鋭ロマン・ポランスキーが監督した恋愛心理映画。撮影はイェジー・リップマン、音楽はクシシュトフ・コメダが担当した。出演は「夜行列車」のレオン・ニェムチック、新人ヨランタ・ウメッカ、ズィグムント・マラノウィッチなど。
ネット上の声
- 【クルージングに向かう裕福な知識階級の夫婦と突然現れたヒッチハイクの青年。彼らの閉塞したヨット上で過ごす2日間の感情の揺れ及び関係性の変遷をリアリズム溢れる描写で描き出していく作品。】
- ポーランド体制側・大人側の理不尽さ・手強さ・したたかさと、それに対抗できない無力な若人
- 倦怠と怠慢と嫉妬と・・・夫婦喧嘩は犬も食わない。
- 一見、いかにもヌーヴェルバーグですという感じ
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国ポーランド
- 時間94分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演レオン・ニェムチック
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梶山季之原作のベストセラーで同名小説の映画化。「雁の寺」の舟橋和郎と石松愛弘が共同で脚色、「爛」の増村保造が監督した産業スパイもの。撮影は「黒蜥蜴(1962)」の中川芳久。
ネット上の声
- ライバル企業2つのスパイ合戦や推理はハラハラし非常に楽しい。また企...
- 目には目を、歯に歯を。産業スパイの攻防
- 最後は車を大量破壊しちゃったりして
- ある実在したメーカーがモデル
サスペンス
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督増村保造
- 主演田宮二郎
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梶山季之原作『夢の超特急』を「卍(まんじ)(1964)」の増村保造と「嘘(1963)」の白坂依志夫が共同で脚色、増村保造が監督した黒シリーズの一篇。撮影もコンビの小林節雄。
ネット上の声
- 公団からクレームはなかったのかしら
- 金銭欲を剥き出しにした人間の争い
- 田宮二郎はハンサムであります。
- まさに、昭和40年代の映画!
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督増村保造
- 主演田宮二郎
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クリント・ジョンストンとドン・ピータースの共同脚本を「マラカイボ」のコーネル・ワイルドが製作・監督・主演したアフリカの大自然を背景に極限状況の人間を描いたドラマ。撮影はH・A・R・トムソン、音楽はアンドリュー・トレーシーが担当した。出演はコーネル・ワイルドのほかに、アフリカの俳優パトリック・ミンハルト、ケン・ガンプなど。
ネット上の声
- じゃまたね。みたいなノリの逃走劇なのか
- 文化多元主義映画の嚆矢 再評価あれ!
- 逃げる欧州、追うアフリカ
- こういう事もあったろうな
サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国アメリカ,南アフリカ
- 時間95分
- 監督コーネル・ワイルド
- 主演コーネル・ワイルド
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英国のSF(サイエンス・フィクション)作家ジョン・ウィンダムの「ミドウィッチの郭公」を、スターリング・シリファント、ジョージ・バークレイ、ウルフ・リーラの3人が脚色、「大学は花ざかり」のリーラが監督した宇宙ミステリー。撮影はジョフリー・フェイスフル。出演は「ソロモンとシバの女王」のジョージ・サンダース、「生きていた吸血鬼」のバーバラ・シェリー、「スージー・ウォンの世界」のローレンス・ネイスミス、ジョン・フィリップスら。製作ロナルド・キノッチ。
ネット上の声
- 以前に観たジョン・カーペンター監督の『光る眼』のオリジナル版です
- 昔の「ミステリー・ゾーン」のノリだよね。
- 当時のイギリス映画ならではの薄気味悪さ
- 古い映画だけど、とても見やすい
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国イギリス
- 時間78分
- 監督ウォルフ・リラ
- 主演ジョージ・サンダース
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ロアルド・ダール原作の「犬にご用心」とカーク・K・ヒットマンとルイス・H・バンス共作のストーリーを「零下の敵」のジョージ・シートンが脚色・監督したスパイ映画。撮影は「ピンクの豹」のフィリップ・H・ラスロップ、音楽は「ローマ帝国の滅亡」のディミトリ・ティオムキンが担当した。出演は「セパレート・ベッド」のジェームズ・ガーナー、「栄光への脱出」のエヴァ・マリー・セイント、「ニューヨークの休日」のロッド・テイラー、ワーナー・ピーターズ、ジョン・バナーなど。製作はウィリアム・パールバーグ。
ネット上の声
- 「だがムダだ ほんとうのワタシは 封筒の中に、、」
- 日常とは素晴らしいものである
- ジョージ・シートン監督作品
- 総統の命令には忠実に♡
サスペンス
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督ジョージ・シートン
- 主演ジェームズ・ガーナー
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ハリー・カーニッツとマルセル・アシャールの戯曲を「ピンクの豹」のブレイク・エドワーズとウィリアム・ピーター・ブラッティが共同で脚色、ブレイク・エドワーズが演出したスリラー・コメディ。撮影はクリストファー・チャリス、音楽は「ピンクの豹」のヘンリー・マンシーニが担当した。出演は「博士の異常な愛情……」のピーター・セラーズ、「誘惑の海」のエルケ・ソマー、「イヴの総て」のジョージ・サンダース、「スパルタカス」のハーバート・ロム、トレイシー・リード、グラハム・スタークほか。
ネット上の声
- ピンクパンサーシリーズの2作目的な位置。まぁ、番外編なのかな?ピンクパンサーも出てこないし。
- ピンク・パンサー2作目☆
- 現代の目から見ると、こういう古風でのんびりしたギャグを楽しめる人はかなり限られて
- 「ピンクの豹」では脇役だったクルーゾー警部が主役に!ここから人気シリーズが本格的
サスペンス、 アクション
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ブレイク・エドワーズ
- 主演ピーター・セラーズ
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サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国イギリス
- 時間86分
- 監督ジョージ・ポロック
- 主演マーガレット・ラザフォード
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昨年度芸術祭文部大臣賞を受賞した橋本忍のテレビ・ドラマの映画化。「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」のコンビ橋本忍と国弘威雄が脚色「恋人(1960)」の中村登が監督した。撮影は「朱の花粉」の厚田雄春。
ネット上の声
- 儲け話に群がる人はいつもいるよ
- ライブドア☆ホリエモンに捧ぐ
- 信託投資システム騒動記
- 巨悪(政治家)は無傷
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督中村登
- 主演佐田啓二