- 製作
- 1948年 イギリス
- 時間
- 94分
- 監督
- キャロル・リード
- 出演
- ラルフ・リチャードソンミシェル・モルガンボビー・ヘンリー
- 種類
- サスペンス
【少年が目撃したのは、敬愛する執事の秘密。大使館を舞台に繰り広げられる、嘘と真実が交錯する傑作サスペンス。】
第二次世界大戦下のロンドン。某国大使館で暮らす大使の一人息子フィリップは、両親不在の寂しさを、優しく勇敢な執事のベインズを慕うことで紛らわせていた。彼にとってベインズは、世界の全てであり、完璧な英雄。しかしある日、フィリップはベインズが妻以外の女性と密会しているのを目撃してしまう。さらにその直後、ベインズ夫人が階段から転落死する事件が発生。敬愛するベインズを守りたい一心で、フィリップは警察に嘘の証言を重ねる。だが、子供の純粋な嘘は、次々と予期せぬ事態を招き、ベインズを殺人容疑者として窮地へと追い込んでいく。少年の言葉は、愛する人を救うのか、それとも破滅へと導くのか。