- 製作
- 1957年 アメリカ
- 時間
- 95分
- 監督
- シドニー・ルメット
- 出演
- ヘンリー・フォンダリー・J・コッブエド・ベグリー
- 種類
- 裁判・法廷サスペンス
【父親殺しの少年に有罪が確実視される中、ただ一人「無罪」を主張した陪審員の戦いを描く法廷サスペンス。】
1950年代アメリカ、夏の蒸し暑い陪審員室。父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、12人の陪審員による評決の時。誰もが有罪を確信する中、陪審員8号だけが「無罪」を投じる。彼の目的は、性急な評決を止め、証拠や証言に潜む「合理的な疑い」を徹底的に議論すること。早く評決を終えたい他の11人との間で、激しい議論が勃発。偏見や予断が渦巻く密室で、次々と浮かび上がる事件の矛盾点。たった一人の異議が、固く閉ざされた人々の心を変えていく。