-
1954年から62年にかけてフランスの支配下にあったアルジェリアで起こった独立戦争を描き、66年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した戦争映画の名作。ジャーナリスト出身のジッロ・ポンテコルボ監督が、目撃者や当事者の証言、残された記録文書をもとに、戦争の実体をドキュメンタリータッチでリアルに再現。アルジェリア市民8万人が撮影に協力し、主要キャストには実戦経験者を含む一般人も多数参加。戦車、武器類はアルジェリア軍より調達された。アルジェリアの首都アルジェのカスバでオールロケを敢行し、5年の歳月をかけて製作。エンニオ・モリコーネが音楽を担当している。ベネチア映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞した際、現地入りしていたフランス代表団が「反仏映画」として反発し、フランソワ・トリュフォーを除く全員が会場を退席したという逸話が残されている。67年に日本初公開。2016年に、オリジナル言語版のデジタルリマスター版が公開。
ネット上の声
- 所々ドキュメンタリーか?と思うほどの映像と、緊張感を高め、時に神々しさすらあるモ
- 廉価版DVD発売で、漸く観賞出来た名作
- 民衆自らが勝ち取った自国の「自由」
- アルジェリア独立戦争を描いた作品
アフリカ舞台、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国イタリア,アルジェリア
- 時間122分
- 監督ジッロ・ポンテコルヴォ
- 主演ブラヒム・ハギアグ
-
1967年に開催された「モンタレー国際ポップフェスティバル」を記録した音楽ドキュメンタリー。
ヒッピームーブメントの真っただ中にあった1967年6月、ロックンロールの新時代を先導することになる「モンタレー国際ポップフェスティバル」がカリフォルニア州モンタレーで開催された。同フェスをきっかけに世界へと躍り出たジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディングをはじめ、ジェファーソン・エアプレイン、サイモン&ガーファンクル、ママス&パパス、ザ・フーら多数のアーティストが出演し、大規模なロックフェスティバルの先駆けとなった。
「ドント・ルック・バック」「ジギー・スターダスト」など数々の音楽系ドキュメンタリー作品で知られるD・A・ペネベイカーが手がけ、ギターを破壊するピート・タウンゼント、ギターを燃やすジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンのパフォーマンスに圧倒されるキャス・エリオットなど、伝説の瞬間の数々を捉えた。
ネット上の声
- ギター破壊合戦
- ドキュメンタリーはほんの一部!
- ロックに夢中だった20年前に見ていれば感動したろうが、今の自分の琴線に触れるもの
- 恋する惑星のカリフォルニア・ドリーミングのライブ盤、ジミヘンがギターを燃やす伝説
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間79分
- 監督D・A・ペネベイカー
- 主演ジャニス・ジョプリン
-
ネット上の声
- 先日鑑賞したオムニバス作品『パリところどころ』の《北駅》がとても印象的で好みだっ
- 実験結果としての劇映画だが、そこに演者の変化を見出そうとしてしまうメタ的と言うか
- 先日ジャン•ルーシュについての話を聴く機会があり、ハードル高そうだなと思いつつ挑
- 【現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑】人類考古学者でシネマ・ヴェリテの
ドキュメンタリー
- 製作年1961年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督ジャン・ルーシュ
- 主演---
-
伝説のギタリストであるジミ・ヘンドリックスとソウルの王オーティス・レディングのそれぞれのモンタレーでのフェスティヴァルの模様を撮ったドキュメンタリー。製作はアラン・ダグラス、エグゼクティヴ・プロデューサーはフレイザー・ペネベイカー、監督はD・A・ペネベーカーとクリス・ヘゲダス、編集はペネベーカー、デイヴィッド・ドーキンス、ヘゲデス、ダグラスが担当。出演はヘンドリックス、オーティス・レディング、ミッチ・ミッチェルほか。67年に行なわれたジミ・ヘンドリックスとオーティス・レディングのそれぞれのモンタレーでのステージの模様を再現しようという試みで実現されたこのドキュメンタリーは、その伝統的な野外ビッグ・イヴェントを様々な角度から捉えている。曲目はジミの『キャン・ユー・シー・ミー』『サージェント・ぺッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』『ワイルド・シング』『モンタレー』『ヘイジョー』等全10曲。オーティスの『シェイク』『リスペクト』『アイヴ・ビン・ラヴィング・ユー・トゥー・ロング』等全5曲。
ネット上の声
- Are You Experienced?
- 伝説のギタリストであるジミ・ヘンドリックスとソウルの王オーティス・レディングのそ
- 今日12月10日はオーティス・レディングの命日なので追悼も込めて再鑑賞
- えー?? これのMarkは、僕で3人目?(涙)
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間68分
- 監督D・A・ペネベイカー
- 主演ジミ・ヘンドリックス
-
半世紀以上にわたってアメリカ社会を見つめ、繁栄と矛盾に満ちた大国の姿をカメラに収めてきたアメリカ・ドキュメンタリー界の巨匠フレデリック・ワイズマンが1967年に発表した、記念すべき長編ドキュメンタリー第1作。
精神異常犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院の日常を克明に記録した作品で、収容者はもちろんのこと、看守やソーシャルワーカー、心理学者たちにもカメラを向け、彼らがそこで何をしているか、収容者たちをどのように扱っているかを、さまざまな側面から見ることができる。しかし合衆国裁判所によって一般上映が禁止され、長年にわたる裁判の末に1991年にようやく上映が認められたという経緯がある。
日本では2024年の「フレデリック・ワイズマン傑作選<変容するアメリカ>」などの特集上映で上映されている。
ネット上の声
- ドキュメンタリーの一つの時代的な型を作ったのではないかと思う
- チューブでの栄養の注入と死体安置の作業のクロスカッティングが生殺与奪の管理をあか
- 自分こそキリストと大声をあげる者、お風呂に入って気持ちいいと笑う者、みんな服と一
- 女子児童に性的暴行を加えた男に対してカウンセラーの詰め寄り方がよくあるサスペンス
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
1960年代後半のアメリカで豪華版聖書を売り歩くセールスマンたちの旅に密着したドキュメンタリー。ドキュメンタリー映画の潮流「ダイレクトシネマ」を牽引したアルバート&デビッド・メイズルス兄弟監督の代表作で、アメリカン・ドキュメンタリーの金字塔的作品として高く評価された。
金色に輝く豪華版聖書を販売する「ミッドアメリカン・バイブル・カンパニー」で働くポール、チャーリー、ジェームズ、レイモンドの4人のセールスマン。教会から紹介された悩める大衆をターゲットに訪問販売の旅へ出た彼らは、孤独な未亡人、移民、生活に困窮している家庭など、様々な客に聖書を売り込んでいく。
ボストンからフロリダまで旅するセールスマンたちの姿を独自のスタイルで観察し、アメリカの夢と幻滅を鮮烈に描き出す。
ネット上の声
- フィクションと見間違うほど自然
- それが聖書だから?
- 人間活動の縮図
- タイトルなし
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督アルバート・メイズルス
- 主演---
-
この映画は62年に36歳を一期として、あっけなく消えていったグラマースターM・Mの光り輝いた軌道をもう一度ふり返ってみる思い出の作品。左記の彼女の代表作の抜粋と彼女の歌と踊りにしぼった数々の華やかな場面を収録編集した。最後は制作なかばでお流れとなった彼女の最後の出演作「女房は生きていた」の数場面で、ここに出てくる彼女のひときわ美しい最後の姿は、われわれの胸を打つものがある。フィナーレは「紳士は金髪がお好き(1953)」の中に出てくる華麗なダンス・ナンバーで、この映画の中の最大アトラクションとなっている。なお、この作品には俳優ロック・ハドソンが出演し解説をしているが、彼が受け取ったギャラの一部はマリリン・モンロー記念基金に寄付された。この基金はモンローが生前親しくしたニューヨーク・ステュディオのリー・ストラスバーグが新人養成のため設立したものである。
ドキュメンタリー
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督ヘンリー・コスター
- 主演マリリン・モンロー
-
常磐線・上野~水戸間を走る急行みちのく号の蒸気機関車の運転席の様子を記録した国鉄PR映画。監督はこれがデビュー作となる土本典昭。当時度重なる大事故を起こしていた常磐線の安全性をPRする目的で企画された作品だが、むしろ機関助士らの過酷な労働をあぶり出すことになった。芸術祭文部大臣賞受賞、キネマ旬報短編ベストテン第一位。2013年7月6日より、東京・渋谷アップリンクにて開催された「<イワサヒサヤとはナニモノだったのか?>追悼 映像作家・岩佐寿弥特集」にて上映。
ネット上の声
- 「ある機関助士」としつつ、しかし特定のある人物に取材した作品などというものでは全
- 日中の仕事がひと段落し、並んで歩く機関士と機関助士のショットがとてつもなくカッコ
- 構成が素晴らしいのもそうだが、即物的なショットの積み重ねがより高いカタルシスを感
- 前年に起きた三河島事故の批判を受けて、国鉄が安全性PRで企画したのに、実際の事故
ドキュメンタリー
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間37分
- 監督---
- 主演---
-
ネット上の声
- 短い作品でしたが、実写やアニメーションがテンポよくつながっていて、面白かったです
- 映画タイトル集の方でもレビューしたけど、映像制作の面白さや意義を上手く詰め込んで
- めっちゃモンティ・パイソンの先祖みたいな映画だったけど、多分テリー・ギリアムあた
- 体系、模索、過程、判断、寓話、余談、探求、なぜ人間は創造するのか?
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間29分
- 監督ソウル・バス
- 主演---
-
ネット上の声
- ワイズマンの密着警察24時、カンザスシティ編
- 同時期に撮られた病院と比べたら状況も場所もバリエーションが豊富だから、こっちの方
- 通りがかりのパトカーに乗った警察管が「あいつを見なかったか?」と少年に聞く
- カンザスシティの警察署の活動をパトカーに同乗して捉えた
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
ネット上の声
- こんななのに見ちゃうと思うのはやっぱり編集の力であっておっさんたちが騒いでるカッ
- 確かにこれを免許試験場で見せられたら「気をつけよう!」よりも「やはり帰ろう…」と
- 事故していないのにいかにも事故したみたいな、事故を想起させるような編集をしていて
- 走行車から都市の景観を映し取り、その車体や車輪の隣接ショットが随所に挟まれるとい
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督土本典昭
- 主演---
-
沖縄本島の南東5キロに浮かぶ久高島に伝わり、12年に一度だけ行われていた祭祀「イザイホウ」の記録フィルム。琉球の始祖アマミキヨが最初に降り立った地として知られ、いまだ島の多くが聖域として残されている久高島の祭祀イザイホウは、12年に一度の午年(うまどし)、30歳から41歳の島に生きる女性によって行われる神事として受け継がれてきた。しかし、後継者不足のため1978年を最後に近年は中止が続いている。本作には78年の一回り前、66年に行われたイザイホウの模様が収められ、時代の波にも形骸化されず、厳粛な神事として行われ続けていたイザイホウの貴重な映像を見ることができる。
ネット上の声
- 消えゆく運命(さだめ)。
- 消えゆく運命(さだめ)。
- イザイホーは、沖縄旅行でふらふらと思いつきで上陸した島に立て看板とその跡があった
- あの時代にあって強い自然崇拝や神女ましてや風葬がなされていたことは意識の根幹が全
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督野村岳也
- 主演---
-
その希有な才能とカリスマ性によって20世紀最高のジャズミュージシャンのひとりに挙げられるアメリカのピアニスト、セロニアス・モンクの円熟期の姿を収めた1968年製作のドキュメンタリー2部作の第1作。ニューヨークのジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」やコロムビアレコードのレコーディングスタジオで、モンクが自身のカルテットを率いてセッションを繰り広げる。ステージでの激しいパフォーマンスのみならず、人懐っこい笑顔を浮かべて庇護者ニカ(パノニカ・ドゥ・コーニグズウォーター)らと会話に興じる姿など、ミステリアスな彼の素顔にも迫る。
ネット上の声
- A Rare Sight of a Brilliant Artist
- モンクファンにはもってこいのドキュメンタリー、素人の私には『Straight、 No Chaser』の方がわかりやすい。
- 往年のセロニアス・モンクを堪能した。
- モンクと一緒にくるくる回ろう
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間58分
- 監督マイケル・ブラックウッド
- 主演セロニアス・モンク
-
日活の児童映画第二作目。公害の街を舞台に、明るい少年と、岩手から転校してきて気管支喘息にかかった少女との心の触れあいから、「友情」「思いやり」を描き、そして、現代社会の歪みを告発する。脚本は勝目貴久、監督は「濡れた荒野を走れ」の沢田幸弘、撮影は「実録エロ事師たち」の畠中照夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 65年の傑作「ケンちゃんたちの音楽修行 ヤマハ音楽教室四才児初期の記録」に通ずる
- ✔️🔸【時枝幼児教育’60s】『ともだち』(3.7)『ケンちゃんたちの音楽修行~
- 「幼児教育60年代作品集」にて『ケンちゃんたちの音楽修行』と併映
- 併映「子どもを見る目 ある保育者の実践記録から」(78)
ドキュメンタリー
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督---
- 主演---
-
この映画を製作・監督したアルーン・タジェフは、すでに「火山の驚異」(59)をはじめ多くの火山に関する短篇映画を発表しているが、この作品は一九五九年にベルギーが組織したニーラゴンゴ火山の決死的探険の模様をハイライトに、火山と地底の神秘を描いたものである。この探険隊には日本人としてただひとり、東京大学地震研究所教授下鶴大輔が参加している。解説台本はクリス・マルケル、撮影にはミシェル・ファーノ、監督のアルーン・タジェフ、音楽はセルゲイ・プロコフィエフフがあたった。
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アルーン・タジェフ
- 主演---
-
映画史上、最高最大の喜劇役者チャールズ・チャップリンの足跡を、その作品を折りまぜて編集したもので、1人の芸術家と、その社会的背景の歴史を描いたものである。脚本・監督はバーノン・P・ベッカー、音楽はアルバート・ヘイグが担当した。出演はチャップリンのほかに、ロスコー・アーバックル、シドニー・チャップリン、チェスター・コンクリン、マリー・ドレッスラーらのなつかしいフィルム。ナレーションはダグラス・フェアバンクス・ジュニア。日本語版の説明は牧野周一が担当した。製作は脚本・監督のバーノン・P・ベッカーとメル・メイ。なお製作顧問に往年のコメディアンでチャップリン映画のスタッフでもあったエドワード・A・サザーランド、イギリスの映画評論家ウィリアム・K・エバーソンほか2人。なお、この映画で出てくるチャップリン作品は次の通り。「チャップリンの寄席見物」「成功争い」「ベニスの子供自動車競争」「雨のおかげ」「メイベル自動車の巻」「キャバレーご難の巻」「チャップリンとパン屋」「メイベルの結婚生活」「仮装舞踏会」「雨夫婦」「醜女の深情」「有史以前の過去」「チャップリンの役者」「チャップリンの駈落ち」「チャップリンの悔恨」「アルコール先生夜通し転宅」「チャップリンの放浪者」「三つどもえ事件」「チャップリンのスケート」「チャップリンの移民」「チャップリンの勇敢」「ザ・ボンド」。
ネット上の声
- 放浪紳士チャーリーのエピソード0
- 12月25日
- チャップリン短編集
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ヴァーノン・P・ベッカー
- 主演チャールズ・チャップリン
-
ネット上の声
- 初等~中等教育機関というのは、国家権力を維持するために少市民を教育し、洗脳し、選
- オープニングの曲はニーナシモンかな?おかげで先に見たチチカットで沈んだ何かが一時
- 初期ワイズマンよろしく、クローズアップの多様で、撮られてる側のカメラを向けられて
- フィラデルフィア郊外にあるノースイースト高校の日常生活を詳細に描いている
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間75分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
フランスの映画詩人のクリス・マルケルが、ある日本人女性を材にとったエッセイ・ドキュメンタリー。1964年10月、東京オリンピックに賑わう高度成長真っ只中の日本の姿を、村岡久美子というフランス語を学ぶ20代の女性を通して、久美子の謎/日本文化の謎/女性の神秘を詩的な映像言語で映しだしている。監督・脚本・撮影・編集・ナレーションは「サン・ソレイユ」「アレクサンドルの墓/最後のボルシェヴィキ」のクリス・マルケル。音楽は現代音楽の第一人者、武満徹(96年死去)の作品から、『弦楽のためのレクイエム』。また、折りしも日本で公開中だったジャック・ドゥミー監督の「シェルブールの雨傘」テーマ曲(ミシェル・ルグラン作曲)が引用されている。「トーキョー・メロディー」と“東京タイムスリップ1964/1984:フランス人の見たトーキョー”の題で2本立て公開された。
ネット上の声
- 大学の先生がノンポリであること煽ってきたけど、お前も大学生の頃はノンポリだったろ
- 一人の日本人女性、クミコのパーソナルな面と日本の因習や時代の変遷を社会を通じて描
- いつか寺尾紗穂さんの本を読んだ時に、父は翻訳の仕事などもしていると書いてあり、こ
- 自問自答を要請されてもひらりとかわすクミコは、国家や境界に影響されることなく、「
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間47分
- 監督クリス・マルケル
- 主演---
-
「“エロ事師たち”より 人類学入門」の今村昌平監督が、現実に失踪した人間の行方をその婚約者と共に追う、という設定のもとに日本全国を歩き、その取材過程を映画に仕上げた。撮影は石黒健治で16ミリのカメラを使っている。
ネット上の声
- 真実とは? 既成枠を超えた実験的作品
- ひとつのルーツではあるけれど
- フィクションではない
- フィクションではない
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督今村昌平
- 主演露口茂
-
これはファシスト・ドイツの記録映画であるが、単なる記録映画でなく、我々の心の中に巣食っているファシズムを白日の下にさらけだし、現在あらたに起り得るファシズムの世界を食い止めるための鋭い警鐘である。ヒットラーの狂気は、平凡で善良な個々のドイツ人の日常的狂気の集約であり、ヒットラーただ一人が個性をもった人格者となり、ドイツ人に思考停止がはじまり、行動するロボットとなって、世界史上まれに見る悲劇が引き起こされたのである。--監督は「十月のレーニン」のミハイル・ロンム、脚本はミハイル・ロンム、マイヤ・トウロフスカヤ、ユーリー・ハニューチンの共同執筆、撮影は、ゲルマン・ラウロフ、日本語版解説は宇野重吉が各々担当。
ネット上の声
- ごりごりの歴史ドキュメンタリーに、なんでこんな優作風味のハードボイルドな邦題をつ
- これが事実だなんて…戦争とは何と愚かな行為なのだ!人類の貴重な記録である
- ナチス政権樹立から敗戦までの軌跡を膨大な記録映像で辿るドキュメンタリー
- 貴重なドキュメンタリーだけど、ナレーションが扇情的で気が削がれる
ドキュメンタリー
- 製作年1965年
- 製作国ソ連
- 時間129分
- 監督ミハイル・ロンム
- 主演---
-
1965年4月26日、アメリカのフォークシンガー、ボブ・ディランがコンサート・ツアーのためロンドンに上陸。ステージでの演奏シーンのみならず、取材に来たマスコミ陣との激しいやり取りや、コンサート直前の学生との哲学的な言い争い、マネージャーよるギャラ交渉の場面まで、2週間にわたるイギリス・ツアーの模様を赤裸々に映し出す。
ネット上の声
- 新春ROCK伝説(2)~ボブ・ディラン
- ディランを知るために
- ライブの映像は少なくて、ディランの裏の顔を知る資料としては貴重だと思う
- キャリア全盛のときに作られた、ボブ・ディランの密着記録映画
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督D・A・ペネベイカー
- 主演ボブ・ディラン
-
ネット上の声
- 市川崑らしい影の演出が少ないのは物足りなかったが、ひたすら岩を、苔を、僧を映し続
- 龍安寺石庭の石肌から桂離宮の襖の取手まで、クールに切り取り、ディテールを積み上げ
- 選ばれた対象はステレオタイプだけど、撮る季節(夏・冬)や光をしっかり選んで、目的
- 吉田喜重の『美の美』みたいだった
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間38分
- 監督市川崑
- 主演---
-
ネット上の声
- ただの「現認報告書」なのか?
- 第一次羽田闘争で犠牲になったかたのドキュメンタリーに取り掛かったタイミングで、第
- ミステリような構成から始まり、機動隊の運動をリュミエールのように無音で捉えるカメ
- P.グスマンを始めとした各国のドキュメンタリーに比べると、ここに出てくる官憲、と
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間18分
- 監督小川紳介
- 主演---
-
1965年8月15日、音楽史上初のマンモス球場(シェアスタジアム)で、ザ・ビートルズの大野外コンサートが開催された。5万6千人以上の観客の前で『ヘルプ』『涙の乗車券』等10メロディーが演奏されるライブ・ドキュメンタリー。製作はボブ・プレッチェ、撮影はアンドリュー・ラズロ、編集はシドニー・カッズとアーリン・ガーソンが各々担当。
ネット上の声
- ファブフォーの絶頂期
- スタジオに籠もる直前のビートルズ
- 観客の興奮にも更に真摯な演奏の4人の若者たち、強烈で爽やかな曲の数々、素晴らしい
- 熱狂的なファン達は、ビートルズというコンテンツに絶叫し、興奮しているように見え、
ドキュメンタリー
- 製作年1965年
- 製作国イギリス
- 時間44分
- 監督---
- 主演ザ・ビートルズ
-
ネット上の声
- 協調と距離
- この運動の何が難しいって彼等の訴える通信教育生の負担増ってのが運動に参加する事に
- 弊校でも学費値上げがあったが、熱量を保って反旗を翻すものは今では誰もいなくなって
- 働くことの意味を改めて問い直す4人の通信教育学生、今の「通信教育」とは環境もすべ
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間56分
- 監督小川紳介
- 主演---
-
ヴィアレッジョ、フィレンツェ、ボローニャ、ミラノ、マテーラ、カンポレアーレ、パレルモ、カタンツァーロ、クロトーネ、ヴェネツィア、ナポリと各都市を移動しながら、道すがら出会った老若男女に愛と性に関する質問を重ねて行くインタビュー形式のドキュメンタリー。
ネット上の声
- セクハラパゾリーニと現代の壁
- 言葉を持っているひとが少ないなともどかしく思ってたらパゾリーニも言及していたので
- パゾリーニが今の時代に生きてたら街頭インタビューユーチューバーになってたかもな
- ピエル・パオロ・パゾリーニが脚本/監督/インタビュアーを務め、イタリア各地の様々
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国イタリア
- 時間92分
- 監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 主演アルベルト・モラヴィア
-
ドキュメンタリー
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間75分
- 監督ブルース・ブラウン
- 主演---
-
和田夏十、白坂依志夫、谷川俊太郎、市川崑の共同シナリオを軸に、ニュース、劇映画のキャメラマン一六四人が、イタリアテクニスコープ・カメラ五台と、二〇〇ミリ、一六〇〇ミリの超望遠レンズ、その他光学技術最高の技術をふるって撮影した、五輪映画初のワイド版。また監督の一員として参加した安岡章太郎が、体操と一人の選手のエピソードを担当、谷川俊太郎がカヌー競技の撮影にあたった。総スタッフ五百五十六人、総監督市川崑。2004年に市川監督自身が再編集し、音声を5.1ch化した「東京オリンピック 40周年特別記念 市川崑 ディレクターズカット版」(148分)が発表された。
ネット上の声
- 今はなき、オリンピックに国中が夢中になれた時代の息吹を見事に伝える映像の数々
- 痛々しい姿の原爆ドームをキャメラが上空から捉えたとき、鳥肌が立った
- 記録映画でも、芸術映画でもない中途半端な作品だと思う。
- ◇世界にとって、大変貴重な史実作品◇
ドキュメンタリー
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間170分
- 監督---
- 主演---
-
エリック・F・ベンデルが構成・監督した長篇記録映画。撮影はクラウス・ベルナーとフリッツ・ベーダー、音楽をカール・ベルナーが担当した。なお、胎内の特殊撮影指導には西ドイツ保健教育中央研究所長のボルフガング・フリッチェ博士、マイクロ・カメラ担当はエルウィン・ブルチック博士、製作監修にはミュンヘン産婦人科病院のゲルハルト・デーリング博士があたっている。日本語版。
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国ドイツ
- 時間80分
- 監督エリック・F・ベンデル
- 主演ルート・ガスマン
-
ベトナム戦争を、このまま傍観することはできない--という意図のもとにアラン・レネ、ウィリアム・クライン、ヨリス・イベンス、アニエス・ヴァルダ、クロード・ルルーシュ、ジャン・リュック・ゴダールら六人の映画作家が、それぞれ自由な立場で、南ベトナム民族解放戦線への連帯意識を表明した作品で、総編集に、「ラ・ジュテ」「美しき五月」のクリス・マルケルがあたっている。また、彼らは“侵略と戦うベトナム人民への連帯感を抱く”映画監督グループでもある。「現地報告」(資料提供)の人たちは、未公開の公文書資料で「ホー・チ・ミン」という本を書いた軍人出身の仏ジャーナリスト、シャン・ラクチュール、フランスの女流記者ミシェル・レイなど著名なジャーナリスト、写真家などで、ナレーションの資料を提供したり、各監督たちが希望する人々に現地にとんでインタビューしたり、自分の経験を語ったりして、この映画の製作に協力している。撮影は「男性・女性」のウィリー・クラント、「冒険者たち」のジャン・ボフティ、「ロシュフォールの恋人たち」のギスラン・クロケ、「修道女」のアラン・ルヴァン、そしてドニス・クレルバル、キュー・タム、ベルナール・ジツェルマン、テオ・ロビシェーらが、この作品の主張にふさわしい視点でとらえている。音楽はミシェル・ファーノ、ミシェル・キャプドナ、ジョルジュ・アペルギスの三人が担当。編集陣には、ジャン・ルーシュの「ある夏の記録」の編集者ジャン・ラウェル、「戦争は終った」のエリック・プリューなど、セーヌ左岸派を中心に精鋭が結集している。アニメおよびタイトルはクリスチャン・クインソン。そして、この映画の製作に参加したものは全部で一五〇名におよぶ。なお、この映画は一九六七年夏に完成し、同年八月カナダのモントリオール国際映画祭で世界初公開が行なわれ、多大な反響をよび、ロンドン映画祭においても、大きな注目をあびた。
ネット上の声
- ルルーシュだけ遠く離れて?
- ベトナム反戦運動がアメリカ各地で起きるようになった60年代後半、フランスの映画監
- アラン・レネ
- 戦地の日常に溶け込んだ防空壕と、平静と確信の顔つきでそこへ潜り込んでいくベトナム
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督クリス・マルケル
- 主演---
-
終わりなき夏を求めて旅に出たサーファーたちが世界各地で繰り広げる出会いと冒険を描き、1966年の公開以来サーフムービーの金字塔として愛され続けるドキュメンタリー。
「栄光のライダー」のブルース・ブラウン監督が自らカメラを回し、世界の伝説的サーファーたちから「マスター」と崇められる当時21歳のマイク・ヒンソンと、父の影響で6歳からサーフィンに触れていた当時18歳のロバート・オーガストとともに、完璧な波と夏を探す旅に出る。ガーナでは子どもたちにサーフィンを教え、ナイジェリアではヒッチハイク、赤道を越えて南アフリカのケープタウンからセントフランシス岬へ向かい、オーストラリアやニュージーランドでは地元のサーファーたちと交流するなど、世界各地をサーフトリップする姿を映し出す。
日本では1968年に「終りなき夏」のタイトルで劇場初公開。2024年7月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。
ネット上の声
- 終わりなき夏を求めて旅に出たサーファーたちが世界各地で繰り広げる出会いと冒険を描
- サーファーの究極の夢 “終わりなき夏(The Endless Summer)”を
- 風はオフショア パーフェクト・ウェイブ
- サーフィン映画の最高傑作
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ブルース・ブラウン
- 主演マイク・ヒンソン
-
1968年初夏。千葉県成田で国際空港を建設するための公団立入り調査に反対する農民と学生の姿を記録したドキュメンタリー。監督は小川紳介。後に計七作制作される「三里塚」シリーズ第一作。16ミリ。自主制作自主上映作品。
ネット上の声
- 歴史的作品
- 小川プロ絶頂期の学生デモ隊と機動隊との対峙をパッショネイトな映像で綴ったドキュメ
- 時代も時代だしドキュメンタリーだからしょうがないとはいえ、正直何言ってるのかまっ
- 三里塚に空港を作ろうと測量にくる政府側と、自分らの農業を守ろうとする反対同盟と、
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督小川紳介
- 主演---
-
「沈黙の世界」のジャック・イヴ・クーストーが監督した海底記録映画。撮影はピエール・グーピル、音楽はセルジュ・ボードーが担当した。出演はクーストーのほか七人の海洋学者たち。製作はジャック・イヴ・クーストーとジャック・モージェ。日本語版解説。
ネット上の声
- 世界初の海底生活
- 未知の海中世界に挑む男たち
- 掃除機、圧力鍋、オウム!
- 一応以前の『沈黙の世界』と同じくアカデミー賞、長編ドキュメンタリー部門を受賞して
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間93分
- 監督ジャック=イヴ・クストー
- 主演---
-
ネット上の声
- 「革命」それ自体が激しくドラマ性を有しているのだから、それにカメラを向けさえすれ
- 1968年、フランスで起きた五月革命をウィリアム・クラインが記録したドキュメンタ
- カルチェ・ラタンの中心
- 貴重な映像
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国フランス,カナダ
- 時間120分
- 監督ウィリアム・クライン
- 主演---
-
一九六八年十月十二日から十六日間、メキシコの首都メキシコ・シティで行なわれた第十九回オリンピック大会の公式記録映画。監督はメキシコのアルベルト・イサーク、撮影は地元のアントニオ・レイノーソ、また、イギリスの名カメラマン、マイケル・サミュエルソンが、彼に協力している。製作はメキシコ・オリンピック組織委員会。そして、この日本版の監修には「東京オリンピック」の市川崑監督があたり、ナレーションを石坂浩二と、NHKの北出清五郎アナが担当。テクニカラー、テクニスコープ。
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国メキシコ
- 時間124分
- 監督アルベルト・イサーク
- 主演---
-
ポピュラー・音楽界の新しい波“リバプール・サウンド”を紹介するフレデリック・グードが監督した長編音楽記録映画。撮影はジョフリー・アンスワート、振付はレオ・カーリビアンが担当した。製作はハリー・フィールド。題名の「ポップ・ギア」はこの映画の司会をするジミー・サビルの有名なディスク・ジョッキー番組名である。イーストマンカラー・テクニスコープ。
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国イギリス
- 時間70分
- 監督フレドリック・ゴード
- 主演ザ・ビートルズ
-
20世紀最高のジャズミュージシャンのひとりに挙げられるアメリカのピアニスト、セロニアス・モンクの円熟期の姿を収めたドキュメンタリー2部作の第2作。1968年のヨーロッパツアーを追い、ロンドン、ストックホルム、コペンハーゲン、ベルリン、マインツ、ロッテルダムでのステージを記録。唯一無二の圧倒的な演奏を繰り広げるモンクと、迫力たっぷりのパフォーマンスでそれに応える実力派ミュージシャンたちの姿など、ステージの熱気を余すところなく伝える。さらに、モンクがホテルでくつろぐ様子や街を歩く姿など、プライベートな姿も映し出す。
ネット上の声
- The Appendix Film
- 【モンクを想う】
- 映像資料として
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国アメリカ
- 時間59分
- 監督マイケル・ブラックウッド
- 主演セロニアス・モンク
-
現代演劇界の巨匠ピーター・ブルックが、1968年にメガホンを取った3作目の長編監督作品。アレン・ギンズバーグのビート・ジェネレーションとブラックパンサーによる黒人解放闘争……カウンターカルチャーとポップカルチャーが交差する68年のロンドン。傷を負ったベトナム人の子どもの写真に戦慄を覚えた3人のイギリス人の若者が、暴力の負の連鎖を咀嚼し、自分たちが無力であることの現実を乗り越えようとする。戦況が激化したベトナム戦争を痛烈に批判した本作は、カンヌ映画祭に選出されながら、突然の取り下げにより上映中止となった。しかし、ベネチア映画祭に選出され、審査員特別賞次点とルイス・ブニュエル審査員賞の2部門を受賞した。本編の紛失により、長きにわたり幻の作品とされてきたが、2011年に本編が発見された。日本でも18年、製作から50年を経て劇場初公開される。
ネット上の声
- イギリスの名舞台演出家ピーター・ブルック監督による、セミドキュメンタリーとロック
- ベトナム戦争を批判するピーター・ブルックの幻の作品
- ベトナム戦争を批判するピーター・ブルックの幻の作品
- “セミドキュメンタリー”
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国イギリス
- 時間98分
- 監督ピーター・ブルック
- 主演---
-
「男と女(1966)」「パリのめぐり逢い」のクロード・ルルーシュが、「アメリカの裏窓」のフランンワ・レシェンバックの協力を得て作った、フランスのグルノーブルでの第十回冬季オリンピック大会の記録映画。シナリオはピエール・ユイッテルヘーヴェン。撮影はウィリー・ボグナー、ジャン・コロン、ギイ・ジル、ジャン・ピエール・ジャンセン、ジャン・ポール・ジャンセン、ピエール・ウィルマンの六人が担当している。音楽は「男と女(1966)」「パリのめぐり逢い」などでルルーシュと組んだフランシス・レイ。
ネット上の声
- 実家帰省中のため、母おすすめシリーズ🤱🏻
- スキーファン必見!40年前の映画だけど?
- 「白い恋人」が「面白い恋人」を訴える
- 音楽で見せる記録映画ではない映像作品
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国フランス
- 時間109分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演ジャン=クロード・キリー
-
旧ソ連ジョージア出身で「月曜日に乾杯!」「皆さま、ごきげんよう」などの作品で知られるオタール・イオセリアーニ監督が、活動拠点をフランスに移す前、ジョージア時代の1968年に手がけた短編作品。
ポリフォニー(多声合唱)で歌われ、人々の生活や労働、信仰と密接に結びつきながら世代を超えて受け継がれてきたジョージア民謡。スバネティ地方、サメグレロ地方、グリア地方、カヘティ地方のそれぞれの合唱風景を捉え、その合間に各地の人々の日常を映し出す。
日本では2023年2月開催の特集上映「オタール・イオセリアーニ映画祭 ジョージア、そしてパリ」にて劇場初公開。
ネット上の声
- イオセリアーニの記録した、ジョージアの四つの地域の「ポリフォニー」(多声合唱)
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国ジョージア
- 時間21分
- 監督オタール・イオセリアーニ
- 主演---
-
「世界残酷物語」で世界に衝撃を与えたモンド映画の始祖グァルティエロ・ヤコペッティ監督が約3年の歳月を費やし、独立運動が激化したアフリカ諸国の混迷の様を捉えたドキュメンタリー。おなじみの“やらせ”疑惑が論じられた一方で、終盤のコンゴ動乱では傭兵たちによる略奪・虐殺の一部始終を撮影。さらに本物の処刑シーンまでフィルムに収めたため、ヤコペッティ監督が殺人教唆の罪で告訴される事態に。イタリア司法局の調査により無罪となったが、本作を最後にヤコペッティはドキュメンタリーの撮影をやめてしまった。1966年に初公開。2021年、ヤコペッティの没後10年企画として、ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」にて、HDニューマスター&オリジナルイタリア語完全版でリバイバル上映。
ネット上の声
- 魂をえぐるヤコペッティ節。『ミアとホワイトライオン』とこれが併映される衝撃に震えろ!
- ヤコペッティのアフリカモキュメンタリー
- モンド・フィルム
- 内容の濃い作品
ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国イタリア
- 時間140分
- 監督グァルティエロ・ヤコペッティ
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年1960年
- 製作国イスラエル,フランス
- 時間57分
- 監督クリス・マルケル
- 主演---
-
1940年代後半から50年代にかけて、セーヌ左岸・パリ六区のサンジェルマン・デ・プレに集った芸術家たちの姿を描くドキュメンタリー。監督はジャック・バラティエ、撮影はエティエンヌ・ベッケルが担当。サルトルの“実存主儀”がもてはやされ、「カフェ・フロール」と「ドゥ・マゴ」を二大拠点に“アプレゲール”と呼ばれた虚無的な若い世代が夜中まで好き勝手なボヘミアン生活を謳歌していた時代を描くこの作品に顔をみせる主に登場人物は、ボリス・ヴィアン、ジャン・ポール・サルトル、ジャン・コクトー、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、ジュリエット・グレコ、アントナン・アルトー、ロジェ・ヴァディム、クロード・リュテール、セザールなどで、彼らによるアナーキーな文化の展開を綴ってゆく。
ネット上の声
- 40年代後半と60年代のサン=ジェルマンとが入り混じり、何が変わってしまい何が失
- 文化的で前衛的な昔(1946年)のサンジェルマンと商業化・都市化の進んだ当時(1
- 穏やかな時の流れに人々の叫びが
- 大学の授業で鑑賞しました
ドキュメンタリー
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督ジャック・バラティエ
- 主演ボリス・ヴィアン
-
菊島隆三の原作を岩佐氏寿と工藤栄一が共同脚色し、「いれずみ無残」の関川秀雄がメガホンをとった霞が関ビル完成までのドラマ。撮影は「人生劇場 飛車角と吉良常」の仲沢半次郎が担当した。
ネット上の声
- 高所恐怖症の横綱 曙(現:曙太郎)が、36階建て超高層ビルの屋上でぶつかり稽古を
- 超高層のあけぼの
- 日本初の超高層ビル“霞が関ビル”の建設プロジェクトを描いた映画ですが、制作が建設
- 日本初の超高層ビル・霞が関ビルディングの計画と建設を描いた作品
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督関川秀雄
- 主演池部良
-
世界的ヒット作「リオの男」の主演ジャン=ポール・ベルモンドと監督フィリップ・ド・ブロカをはじめ主要スタッフが再結集し、ジュール・ベルヌの小説「必死の逃亡者」を原作に壮大なスケールで描いたアクションコメディ。父から莫大な遺産を相続したアルチュールはあらゆる快楽に飽き、退屈のあまり自殺を試みるが失敗する。彼は父の友人だった中国人ゴオの勧めで世界一周の船旅に出るが、寄港先の香港で、株の大暴落により自身が破産したことを知る。これで心置きなく自殺できると喜ぶアルチュールに、ゴオは有意義に死ぬべきだと多額の生命保険をかけ、1カ月以内に殺してあげようと約束。そんな矢先、アルチュールは香港でストリッパーのアルバイトをしていた社会学者アレクサンドリーヌに一目ぼれし、死ぬのが惜しくなってしまう。アレクサンドリーヌ役に「007 ドクター・ノオ」で初代ボンドガールを演じたウルスラ・アンドレス。1965年製作で、日本では65年に初公開。2021年、ベルモンド主演作をHDリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」(21年5月14日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で公開。
ネット上の声
- U-NEXTの惹句は「快男児ベルモンドがアジア諸国を駆ける! 自殺志願男のドタバ
- フランスの香りただよう「超」ドタバタ劇
- ベルモンド版、湯けむり温泉2時間ドラマ
- ドタバタ感がまた最高です!(*`▼´*)b
ドキュメンタリー
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間109分
- 監督フィリップ・ド・ブロカ
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
-
「モンテネグロ」「スウィート・ムービー」などで知られる鬼才ドゥシャン・マカヴェイエフが、少年時代のヒーローだった軽業師ドラゴリューブ・アレクシッチの姿を追ったセミ・ドキュメンタリー・ドラマ。アレクシッチの監督・主演により1942年に製作されながらも、ナチの命令により公開禁止となった映画「保護なき純潔」にオマージュが捧げられている。ユーゴの地方語セルビア語で初めて作られたトーキー映画であるこの作品に出演した人々が、当時のことを語っていく中に、「保護なき純潔」の映像が挿入され、インタビュー、ニュースフィルム、さらに上映されることのなかった映画という多層構造にマカヴェイエフらしさが漂う。ベルリン国際映画祭審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 真面目が過ぎて変態に
- 1942年ナチ占領下で製作した為裁かれてしまい映画史に残されてない、ユーゴスラビ
- ドゥシャン・マカヴェイエフ監督作品
ドキュメンタリー
- 製作年1968年
- 製作国ユーゴスラビア
- 時間82分
- 監督ドゥシャン・マカヴェイエフ
- 主演ドラコリューブ・アレクシッチ
-
ネット上の声
- 『石の詩』は反映画的な静止画で厳粛・消沈な空気感を作り上げた一方、本作は労働画面
- 途中の人の声を逆再生したような音楽が苦手だったけど、ナレーションで対比構造が完成
- 松本俊夫さんの作品初めて鑑賞したけど、映像に音の演出や言葉が溶け込んでいて、もの
- 見なきゃなぁと思ってはいてなかなか手が伸びなかった本作ですが、近くでフィルム上映
ドキュメンタリー
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間26分
- 監督松本俊夫
- 主演---
-
新人の東陽一が脚本・監督を担当、現代日本の焦点沖縄を描いた長編記録映画。
ネット上の声
- 冒頭のアメリカ製のガラス瓶を溶かし「オキナワ産」として再利用するシーンがこの映画
- ひめゆり部隊を率いた仲宗根政善さんのエピソードが出てきたけど、やっぱりあの人はす
- "闘争の時代"というか、良くも悪くもイデオロギー的な語り口がどうしても退屈に思え
- 何を言いたいのか、気迫のない、意図不明の作品
ドキュメンタリー
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督東陽一
- 主演---
-
フランスの童話作家シャルル・ペローの原作からバレエ・ルッス(ロシア・バレエ)の振付師マリウス・プチパが振付・台本執筆、ピョートル・イリッチ・チャイコフスキーが作曲した同名バレエの映画化。脚本は舞踊家出身で現在レニングラード・バレエ団の総帥コンスタンチン・セルゲーエフと映画カメラマン出身のアッポリナリー・ドゥドコ、監督は前記シナリオ担当の二人とヨーシフ・シャピロの三人。撮影はアナトリー・ナザーロフが担当。チャイコフスキーの曲を国立キーロフ劇場オーケストラが演奏している。指揮はB・ハイキンとY・ガマレイ。出演はアラ・シゾーワ、ユーリ・ソロヴィヨフほかレニングラード・バレエ団。ソフカラー・70ミリ。
ネット上の声
- マリインスキーバレエ"眠れる森の美女"1964年スタジオ収録もの
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国ソ連
- 時間90分
- 監督イオシフ・シャピロ
- 主演アラ・シーゾワ
-
さきにわが国でも公開された記録映画「わが闘争」の続編。前作ではナチス・ドイツの歩みとその残酷な非人間性を明らかにしたが、今回はさらにニュールンベルク国際裁判でさばかれたナチ指導者たちの恐るべき罪業を追及している。しかもこの映画の六〇パーセント以上は、今までにまったく公開されなかったフィルムによるものであり、特にダハウ、ブッヘンワルト、ベルゼン、アウシュヴィッツなどの強制収容所における大量虐殺の記録など、眼をおおわしめる。製作は前回のトーレ・ショーベルイで、編集はショーベルイ、イングマール・エーベ、エリック・ホルムの三人。スクリプトはエリック・ホルム。
ネット上の声
- 「シンドラーのリスト」、豪図書館で見つか
- 第2のヒトラーが現れないことを祈りたい
- 言わずと知れた、ヒトラーの記録映画
ドキュメンタリー
- 製作年1961年
- 製作国スウェーデン
- 時間81分
- 監督トーレ・ショーベルイ
- 主演---