- 製作
- 1968年 イギリス
- 時間
- 98分
- 監督
- ピーター・ブルック
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
現代演劇界の巨匠ピーター・ブルックが、1968年にメガホンを取った3作目の長編監督作品。アレン・ギンズバーグのビート・ジェネレーションとブラックパンサーによる黒人解放闘争……カウンターカルチャーとポップカルチャーが交差する68年のロンドン。傷を負ったベトナム人の子どもの写真に戦慄を覚えた3人のイギリス人の若者が、暴力の負の連鎖を咀嚼し、自分たちが無力であることの現実を乗り越えようとする。戦況が激化したベトナム戦争を痛烈に批判した本作は、カンヌ映画祭に選出されながら、突然の取り下げにより上映中止となった。しかし、ベネチア映画祭に選出され、審査員特別賞次点とルイス・ブニュエル審査員賞の2部門を受賞した。本編の紛失により、長きにわたり幻の作品とされてきたが、2011年に本編が発見された。日本でも18年、製作から50年を経て劇場初公開される。