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伝説のロックバンド「ザ・フー」の狂乱と破壊の軌跡。貴重な映像で綴る、唯一無二のロックドキュメンタリー。
1960年代から70年代のロックシーンを駆け抜けた伝説のバンド「ザ・フー」。その15年間の狂乱の軌跡を追ったドキュメンタリー。貴重なテレビ出演やインタビュー映像。そして、楽器を破壊しステージを爆破する過激なライブパフォーマンスの数々。彼らの音楽への純粋な情熱と、メンバー間の激しい衝突。ドラマー、キース・ムーンの遺作ともなった本作は、ロック史に刻まれた彼らの生きた証そのもの。時代を揺るがした衝撃と興奮の記録。
ネット上の声
- ロック映画の真骨頂
- キースの物語
- The WhoのMV集の合間に、ちょっとしたインタビューを挟んだような格好の本作
- ザフーの事前知識としてはさらば青春の光とアルバムのマイジェネレーションを聴いてた
ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督ジェフ・スタイン
- 主演ザ・フー
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伝説が蘇る。ポール・マッカートニー&ウイングス、史上最大規模のツアーを収めた、圧巻のライブ・エンターテインメント。
1976年、ビートルズ解散後のポール・マッカートニーが率いるウイングスが敢行した、伝説の北米ツアー「ウイングス・オーヴァー・ザ・ワールド」。そのハイライトであるシアトルでの巨大スタジアム公演を完全収録。レーザー光線やパイロテクニクスを駆使した当時最大級のステージ演出。「ヴィーナス・アンド・マース」「バンド・オン・ザ・ラン」などの代表曲から、「イエスタデイ」といったビートルズナンバーまで。最高のバンドが放つ、最高のロックンロール。音楽史に刻まれた熱狂の夜。
ネット上の声
- 俺のロック魂に火をつけた映画。
- 今でも新鮮
- この頃のポールはホンマ、カッコ良かった‼️いつまでも観ときたい💯マイヒーロー‼️
- ビートルズは中期以降ライブをしてないけど、それを埋めてくれるのは間違いなくウイン
ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督---
- 主演ポール・マッカートニー&ウィングス
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公害病に苦しむ人々の日常と闘争。カメラが静かに寄り添い、その魂の叫びを捉えた、日本ドキュメンタリーの金字塔。
舞台は、高度経済成長期の熊本県水俣市。チッソ水俣工場が排出した有機水銀に汚染された海。その魚を食べた人々の体に、原因不明の奇病が襲いかかる。これが水俣病の始まりだった。カメラは、病に体を蝕まれながらも懸命に生きる患者とその家族の日常に、静かに、そして深く分け入っていく。彼らの喜び、悲しみ、そして企業や行政に対する怒りと絶望。これは単なる公害の記録ではない。奪われた日常を取り戻そうと闘う人々の、尊厳をかけた生の記録。観る者の心を揺さぶる、魂のドキュメント。
ネット上の声
- 『水俣曼荼羅』で水俣病に興味を持ち、原監督が土本監督からのバトンを受け継いで撮っ
- 水俣病の患者さんたちへのインタビューとその病状に衝撃を受けるのはもちろんの事だが
- 海、船、顔と手のクロースアップ、証言が生むリズム、蛸漁の場面の美しさ、腰に括られ
- 上映時間120分とありますが、私が観たものはもっと長かった気がします
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督---
- 主演---
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映像作家ジョナス・メカス、25年ぶりの帰郷。失われた時を求める旅が、個人の記憶と亡命者の望郷を映し出す映像詩。
第二次大戦中に故郷を追われ、アメリカへ亡命した映像作家ジョナス・メカス。本作は、彼が25年ぶりにリトアニアを訪れた際の旅の記録。手持ちカメラが捉えるのは、再会した家族の姿、懐かしい村の風景といった、ごく私的な記憶の断片。劇的な出来事は起こらない。しかし、揺れる映像の連なりは、戦争に引き裂かれた個人の歴史と、故郷を想う普遍的な感情を静かに描き出す。これは一人の男の帰郷の記録であり、全ての故郷喪失者のための鎮魂歌。
ネット上の声
- 詩人ジョナス・メカスの作品は映像詩といわれていますが、言語化、表象化される以前の
- 小学生時代にニュージーランドの従兄弟の家で観た以来、そのときは英語字幕が付いてた
- これが初めてのジョナスメカスだけど、メカスもまた、世界を救おうとかいう大義名分の
- ジョナス・メカスの生い立ちについて無知なまま鑑賞してしまったから、ある意味実に無
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ジョナス・メカス
- 主演ジョナス・メカス
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ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国チリ
- 時間88分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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ネット上の声
- ビフカツ料理の手順で揉めるセイリグ
- シネマテークにおけるパイプ椅子出現はアケルマン特集、殊更『ジャンヌ・ディエルマン
- そういやシャンタル・アケルマンってこの時点では自分が主演の作品しか撮ってなかった
- 決して手放しの感動では終わらせてくれないが、物を作ること、物を考えることは、自分
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間78分
- 監督サミー・フレイ
- 主演シャンタル・アケルマン
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大自然の中に生きる動物たちのコミカルな側面をとらえたドキュメンタリー・製作・監督・編集・音楽・解説はジャミー・ユイス、製作総指揮はボート・トロスキーが担当。
ネット上の声
- 動物だって酔っぱらう♡
- ノスタルジーがスコアを押し上げている感否めませんが、正直これ以上に面白く素晴らし
- ナレーションが渥美清さんの吹替えバージョンだったら☆5つです!
- 渥美清がナレーションを務めてるバージョン
ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国南アフリカ
- 時間91分
- 監督ジャミー・ユイス
- 主演---
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水俣の海に生きた人々の声。公害の原点「水俣病」の悲劇と、巨大企業に立ち向かった患者たちの闘いを記録したドキュメンタリー。
熊本県・不知火海沿岸。豊かな漁村を襲った原因不明の奇病「水俣病」。手足の痺れ、言語障害、そして死。その原因は、巨大化学企業が海に流したメチル水銀だった。カメラは、病に苦しみながらも、国や企業を相手に立ち上がった患者とその家族たちに寄り添う。差別や妨害に屈せず、人間の尊厳をかけて闘い続けた人々の姿。彼らの悲痛な叫びと、生命の海が汚染されていく現実を克明に記録した、日本公害史の原点を問う一大叙事詩。
ネット上の声
- 水俣の彼らを映画のための被写体として使うことを徹底して避ける努力がみえる映画
- 水俣病患者への1973年の補償協定の後の地域の人々を撮ったドキュメンタリー
- リハビリ施設の明水園の胎児性水俣病患者を中心に撮った傑作の中の傑作
- 私が水俣病事件に関心を持つなかで、とりわけ強く印象に残ったのは
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間153分
- 監督---
- 主演---
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伝説が生まれた夜。デヴィッド・ボウイが「ジギー・スターダスト」を葬り去った、1973年の伝説的ライブの記録。
1973年7月3日、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場。グラムロックの頂点に君臨したデヴィッド・ボウイが、架空のロックスター「ジギー・スターダスト」としてステージに立つ最後の一夜。熱狂する観客を前に繰り広げられる、妖艶でパワフルなパフォーマンスの数々。そして、アンコールの最後に告げられた衝撃の「ジギー引退宣言」。音楽史に刻まれた伝説のコンサートを克明に記録。
ネット上の声
- 1973年にロンドンのハマースミスオデオンで行われたデヴィッド・ボウイのライブ映
- ボウイ、今までごめんね。
- ジギー、火星に還る!
- 異空間へのトリップ
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国イギリス
- 時間90分
- 監督D・A・ペネベイカー
- 主演デヴィッド・ボウイ
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助けを求める人々と、巨大な官僚機構。アメリカの福祉事務所を舞台に、制度の矛盾と人間の現実を映し出すドキュメンタリー。
1970年代、ニューヨークの福祉事務所。貧困、失業、病気、家庭問題。様々な事情を抱えた人々が、最後の望みをかけてこの場所を訪れる。しかし彼らを待つのは、複雑な手続き、終わりのない待ち時間、そして巨大な官僚機構の分厚い壁。助けを求める市民と、規則に縛られながらも対応しようとする職員。その間で交わされる、時に苛立ち、時に悲痛な対話の数々。ナレーションや解説を一切排し、カメラはただひたすらに、福祉制度の最前線にある人間ドラマの現実を映し出す。
ネット上の声
- 喧嘩の域まで達する一つ手前で両者が必死に抗っている姿が、役所という戦場で繰り広げ
- 国ごとの差異が強調されるなかでちょっと違うものを想像してたけど、映ってたのが自分
- 福祉課と社会保障課のたらい回しで疲弊し切った人間が尽きる事なく行きつ戻りするだけ
- 生活保護費をもらうために、彼らは嘘をついているのか、それとも職員たちが聞こうとし
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間167分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
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1976年、サンフランシスコ。伝説のロックバンド「ザ・バンド」がその16年間の活動に終止符を打った、歴史的解散コンサートの記録。
1976年11月25日、サンフランシスコ。ロック史に名を刻むバンド「ザ・バンド」が、その16年にわたる活動の最後を飾る解散コンサートを開催。監督マーティン・スコセッシが、この歴史的な一夜を記録する。ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤングといった豪華ゲストが次々と登場し、伝説的なセッションを展開。熱狂的なライブパフォーマンスの合間に挟まれる、メンバーたちの率直なインタビュー。栄光と苦悩、音楽への愛憎が語られる、ロック史に燦然と輝く伝説の夜。一つの時代の終わりを告げる魂のドキュメント。
ネット上の声
- ザ・バンドによるライブ映像というだけでもう素晴らしいのに、そこに途中からビギナー
- カッコ良すぎ!正にロック伝説の一ページ!
- ひょっとして、凄い映画だったのかも。
- ザバンド解散フェスティバル
ドキュメンタリー
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督マーティン・スコセッシ
- 主演ザ・バンド
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国家権力による強制収用。故郷の土地を守るため、農民たちが築いた「砦」。これは、闘う人々の魂の記録。
1971年、千葉県三里塚。新東京国際空港建設という国家プロジェクトのため、先祖代々の土地を奪われようとしている農民たち。彼らは故郷を守るため、反対同盟を結成し、実力行使で迫る機動隊に抵抗する。カメラが映し出すのは、強制収用に備えて築かれた「第二砦」での生活。そこには、農作業の傍らスクラムを組み、団結して権力に立ち向かう人々の姿があった。これは、国家と個人の対立を描いた単なる記録ではない。土地と共に生き、未来のために闘った人々の、魂の叫びそのもの。
ネット上の声
- 農民たちの顔
- ドキュメンタリーをいろいろ観てきたけど、前半の映像の衝撃度は凄まじかった
- 三里塚シリーズのクライマックス
- 前にも増して戦闘メインに構築されているためカメラは最前線にまで出向き、人間がぶつ
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督小川紳介
- 主演---
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1969年、ベトナム戦争下の米国。音楽と愛と平和を求め、40万人の若者が起こした3日間の奇跡の記録。
舞台は1969年8月、ニューヨーク州の片田舎。泥沼化するベトナム戦争と社会への反発を背景に、約40万人の若者が「愛と平和」を掲げ集結。ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリンら伝説のミュージシャンが魂の演奏を披露。豪雨や食糧不足という困難を、参加者たちは助け合いの精神で乗り越える。歴史を動かした伝説的フェスティバルの熱気、混沌、そして参加者たちが共有した解放の瞬間。その全てを克明に捉えたドキュメンタリーの金字塔。
ネット上の声
- 1969年夏ニューヨーク郊外の農場で三日間50万人を動員したヒッピームーブメント
- マツタクさんレビューの12-12-12 The concert for sand
- 70年代カルチャーからの熱きメッセージ
- 3時間の長尺を感じないドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間185分
- 監督マイケル・ウォドレー
- 主演ジョー・コッカー
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スロバキアの辺境に生きる老人たちの姿を追う、詩情豊かなドキュメンタリー。失われゆく伝統と記憶の記録。
1960年代、近代化の波が押し寄せるチェコスロバキア。写真家がカメラを向けたのは、スロバキアの山村に暮らす老人たち。厳しい自然、貧困、そして戦争を生き抜いてきた彼らの顔に刻まれた深い皺。語られるのは、素朴ながらも力強い人生の哲学、ユーモア、そして消えゆく文化への郷愁。モノクロームの映像美で綴られる、人間の尊厳と生命力への静かな賛歌。忘れ去られた世界に生きる人々の、百年分の夢と記憶の物語。
ネット上の声
- スロバキア南西部の山地に生きる老人たちのありのままの姿を捉えたドキュメンタリー作
- これは1人残された人々の物語であるという始まりが示すのは、個として生きる集団のド
- 映像が終わった後の何も映らないVHSの画面がこんな風に見えたことは未だかつてなか
- 下高井戸シネマにて、30人ほど見てる中で僕以外は老夫婦や40歳以上ってところだっ
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間71分
- 監督ドゥシャン・ハナック
- 主演---
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1975年、パリ14区ダゲール街。そこに生きる市井の人々の日常を、アニエス・ヴァルダの温かい眼差しで切り取ったドキュメンタリー。
監督アニエス・ヴァルダが暮らすパリのダゲール街。パン屋、肉屋、香水店、時計店。カメラは、そこで働く店主や職人たちの飾らない日常へと向けられる。きっかけは、自身の妊娠と遠出できない状況。ならばと自宅から延びる電源コードの範囲だけで撮影するというユニークな試み。彼らの手仕事、客との会話、ささやかな夢。魔法使いのパフォーマンスを静かに見つめる人々の表情が、街の穏やかな時間を物語る。失われゆく古き良きパリの肖像画。
ネット上の声
- パリ14区、モンパルナスの一角にあるダゲール通り🇫🇷
- 情報番組であんなにウェルカムでニッコニコだった店に足を運んだら、疲弊しきった店員
- 世界のどこか心のどこかに絶えず存在する、それは築き上げるという長きにわたる人々の
- 「物語」から「現実」を考察してきたアニエス作品のナラティブは、1976年の『ダゲ
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間79分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演---
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伝説の1972年北米ツアー、その熱狂と興奮を真空パック。史上最高のロックンロール・バンドが放つ、圧巻のライブフィルム。
1972年、アルバム「メイン・ストリートのならず者」を引っ提げ、ザ・ローリング・ストーンズが敢行した北米ツアー。その中でも最高のパフォーマンスと名高いテキサスでの4公演を記録した、伝説のコンサートフィルム。ミック・ジャガーのカリスマ的なステージング、キース・リチャーズの骨太なギターリフ、そしてバンド全体が一体となって生み出すグルーヴ。観客の熱狂、時代の空気、そしてロックンロールの魔法がスクリーンから溢れ出す。「ブラウン・シュガー」「ギミー・シェルター」など、全盛期の彼らが放つヒット曲の数々。これは単なるライブ映像ではない。ロックの黄金期を体感する、貴重な歴史的記録。
ネット上の声
- この前BOOK・OFF行ったときに少し高かったけど思い切って買いました
- まさに絶頂期のローリング・ストーンズだ!
- 貴重なフィルムですが、映画とは言えない。
- 1972年のツアーのステージ映像でした
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ザ・ローリング・ストーンズ
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1979年、京都・太秦撮影所に作り上げた舞台セットで、竹本越路大夫、竹本文字大夫(現・竹本住大夫)、竹本織大夫(現・竹本綱大夫)ら人間国宝に指定された昭和を代表する名人たちの出演による近松門左衛門の人形浄瑠璃「冥途の飛脚」を上演。その模様をカメラに収めた。完成後、劇場公開されないまま長らく上映機会を失っていたが、2011年、オリジナルフィルムからデジタルリマスターを行い、32年の時を経てスクリーンで上映された。17年にリバイバル公開。
ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国カナダ
- 時間87分
- 監督マーティ・グロス
- 主演---
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ネット上の声
- 渋谷哲也先生のトーク付きの「問いかける焦土」でヘルツォークに出会ってから、同監督
- ワイズマンと連続して観るとやはり眼差しの仕方がまるで違うなと思うし、ヘルツォーク
- 政治家が盲ろう者を訪問し、その後にステージで音楽が披露されているときに、介護者が
- 後天的にヘレン・ケラーのようになったおばちゃんが、誰も当事者たちの世界を爆速で切
ドキュメンタリー、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1971年
- 製作国ドイツ
- 時間85分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演フィーニ・シュトラウビンガー
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巨大食肉工場を舞台に、生から死、そして「商品」へと変貌する家畜の姿を追う衝撃のドキュメンタリー。
1976年、アメリカ・コロラド州。近代的な巨大食肉工場がその舞台。そこでは、牛たちが次々と解体され、部位ごとに切り分けられ、包装されていく。労働者たちの淡々とした、しかし精密な手作業。生きていた動物が、ベルトコンベアの上で単なる「肉」という名の消費財へと変わる過程。ナレーションやインタビューを一切排し、カメラはただその現実を静かに見つめる。食卓に並ぶ肉の背後にある、知られざる生産システムの光景。
ネット上の声
- どこまでが「牛」で、どこからが「肉」なのか
- 末尾のトラックが食肉工場から出発するワンシーンの感動の位置づけがたさだけでも、凡
- 自然の中で自由に動くモコモコした牛が、ツルツルの四角い箱になってコンベアーで動く
- 今日見たからすんごい眠くて途中寝ちゃったけど白黒で、リアルを見せてる感がすごいね
ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
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1970年、ニューヨークの巨大病院。生と死が交錯する医療現場の赤裸々な記録。
舞台は1970年のニューヨーク、メトロポリタン病院の救急病棟。薬物中毒者、精神病患者、事故の被害者たちが次々と運び込まれる混沌の現場。医師や看護師たちは、限られた資源と時間の中で、絶え間なく押し寄せる命の危機に立ち向かう。患者と医療スタッフの生々しいやり取り、官僚的なシステムとの格闘。そこには、現代社会が抱える問題の縮図。一切のナレーションを排し、カメラが捉えたありのままの現実が、観る者に静かな衝撃を与えるドキュメンタリーの金字塔。
ネット上の声
- ニューヨークのハーレム地区にはあるメトロポリタン病院が舞台
- 大ゲロの直後に舞い降りるドキュメンタリーの奇跡──アテネ・フランセのワイズマン特
- ワイズマンの映画観たらしばらくワイズマンだけでいいかーと思ったりするんだけどそん
- 死体解剖やらなんやらをここ最近立て続けに見てるからそっとやちょっとじゃ驚かないん
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
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一昨年、全米キャラバン・コンサートを行ったロック・グループ、ローリング・ストーンズの演奏を、オルタモントにおけるコンサートでの、ヘルス・エンジェルによる黒人青年刺殺という衝撃的なショットをインサートして捉えた記録映画。惨事をストップ・モーションで写し出すムビオラを見つめるローリング・ストーンズのメンバーの複雑な表情や、演奏旅行途中でのリラックスした風景、オルタモントのコンサートの主催者たちの忙しく立ち廻るさま、そしてステージのストーンズ、アイク&ティナ・ターナー、ジェファーソン・エアプレーンなどの熱演ぶりが、フィルムにおさめられている。製作総指揮はロナルド・シュナイダー、監督は、過去6年間コンビを組み、彼等独特の映画作法を生み出したといれるデイヴィッドとアルバートのメイズルス兄弟と、シャーロット・ツワーリンの共同、撮影もメイズルス兄弟で22名のカメラマンが参加、音響はマイケル・ベッカー、ジョン・ブランボー、ハワード・チェスリーほか11名、編集はエレン・ギファード、ロバート・ファレン、ジョアン・バーク、ケント・マッキニー、スペシャル・ヘルプとしてハスケル・ウエクスラー、ドナルド・キャメルがそれぞれ担当。
ネット上の声
- 良くも悪くも60年代から70年代にかけてのロックムーブメントってやばかったんだな
- 1969年12月6日にカリフォルニアのオルタモントという場所で行われたストーンズ
- “映画史上の偉大な音楽映画ベスト50”に
- 俺はもう寝てたって金が入って来るんだよ!
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督デヴィッド・メイズルス
- 主演ザ・ローリング・ストーンズ
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奇才フランク・ザッパが監督・主演。1977年のハロウィンライブと狂気のクレイアニメが融合した唯一無二の映像体験。
1977年、ニューヨークのハロウィン。ステージに君臨する音楽の魔術師、フランク・ザッパ。超絶技巧のバンドが繰り広げる圧巻のライブパフォーマンス。その合間に挿入されるのは、ブルース・ビックフォードによる不気味でグロテスク、そしてどこかユーモラスなクレイアニメーション。楽屋での悪ふざけ、観客との奇妙な対話。音楽、映像、ユーモアが渾然一体となり、観る者をザッパの脳内宇宙へと誘う。これは単なるライブ映画ではない。天才が創造したカオスそのもの。
ネット上の声
- もうザッパについてはビートルズとかJacobと同じくらい愛しているので語りだすと
- クレイ好きにはたまらない一本!久々に見ても色あせない
- いつ見てもすげー鼻だ
- その昔ビデオで鑑賞
ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間165分
- 監督フランク・ザッパ
- 主演フランク・ザッパ
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1972年、人種の壁を越えた魂の祭典。伝説の音楽フェスティバル「ワッツタックス」の記録。
舞台はワッツ暴動から7年後のロサンゼルス。ソウルの名門レーベル「スタックス・レコード」が開催した大規模な慈善コンサート「ワッツタックス」。アイザック・ヘイズ、ザ・ステイプル・シンガーズら豪華アーティストが集結。音楽を通じて人種間の融和と黒人の誇りを高らかに歌い上げる、感動と興奮のパフォーマンス。当時の社会情勢を映す市民のインタビューも交え、音楽が持つ力の証明。
ネット上の声
- The Living Word of
- 最高のブラックミュージックフェスのライヴドキュメント
- もっと音楽!が見聞きできると思った?
- 1972年、真夏
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督メル・スチュアート
- 主演ウィリアム・ベル
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ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間60分
- 監督ロバート・スナイダー
- 主演アナイス・ニン
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霊長類研究センターの日常をありのままに記録。科学の進歩の名の下に行われる実験の実態を映し出す衝撃のドキュメンタリー。
1974年、アメリカのヤーキーズ霊長類研究所。ナレーションや解説を一切排し、カメラはただ静かに研究施設の日常を観察。そこでは、言語学習、交配、そして脳手術といった様々な実験が、霊長類を対象に淡々と行われている。檻の中で生きる彼らの姿と、研究者たちの冷静な手つきの対比。観客は客観的な映像を前に、科学的探求と生命倫理の境界線について、根源的な問いを突きつけられる。善悪の判断を観る者に委ねる、フレデリック・ワイズマン監督の観察眼が光る一作。
ネット上の声
- 映像になってしまえば何だって喜劇になるということが実感できる
- 自分の胎盤で遊ぶチンパンジー、刺激によるゴリラの交尾、挿管からの嘔吐、断末魔
- 霊長類研究所の、猿やチンパンジーを使った動物実験、それを観察する研究員たち
- フレデリック・ワイズマンの映画は有機的で、人間の経験を反映したものです
ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
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一人の農婦の生活と彼女の死後、彼女の家族の様子を記録した短編ドキュメンタリー。ボリス・エリツィンなど主として有名人を取り上げることになるシリーズの一作目でもあり、また監督アレクサンドル・ソクーロフ自身の処女作にも当たる。監督、脚本は、「孤独な声」「日蝕の日々」「セカンド・サークル」「ロシアン・エレジー」などのアレクサンドル・ソクーロフ。製作はタチアーナ・アレシュキナ。撮影はアレクサンドル・ブーロフ、音楽はミハイル・I・グリンカの『子守歌』、アルフレリート・シュニトケの『納税義務者名簿』、ベラルーシの民族音楽などが使われている。出演しているのは、マリア・セミョーノヴァ・ヴォイノヴァ、その夫イヴァン・クリメンチエヴィチ・ヴォイノヴァ、娘タマーラ・イヴァノヴナ・ヴォイノヴァほか。
ネット上の声
- 農村(集団農園、コルホーズ)に生きる、強く逞しい女性マリアの光と陰、そして生と死
- 前半の暖かみのあるカラーの風景も後半の冷え冷えとしたモノクロ映像もどちらも白眉で
- 第一部はソクーロフの処女作にあたり、第二部は9年後のその後を追った二部構成のド
- いぬは家族の一員のように映されていたが、呼びかけの訳は「ワン公」か ロシア語でな
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国ロシア
- 時間40分
- 監督アレクサンドル・ニコラエヴィッチ・ソクーロフ
- 主演---
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ドキュメンタリー
- 製作年1978年
- 製作国チリ
- 時間79分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
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高度経済成長の影、横浜・寿町。日雇い労働者たちの魂の叫びと、底知れぬ生命力を捉えた衝撃の記録。
1975年、横浜。日本最大の日雇い労働者の街、寿町。全国から集まった男たちが、その日暮らしの仕事と安酒に身を委ねる場所。カメラは、彼らの荒々しい日常、賭博、喧嘩、そして孤独に深く分け入る。しかし、そこにあるのは絶望だけではない。過酷な現実の中で交わされる束の間の友情、放たれる痛烈な社会批判、そして明日を生き抜こうとする人間の剥き出しのエネルギー。社会の底辺で響く、力強い「人間節」。
ネット上の声
- 小川紳介率いる小川プロダクション
- 初めの葬式や話し方のユーモラスな黒須さん、最後の強盗にあったおじさんなど、労働者
- 寿町は一度間違って入り込み、何とも言えない閉塞を感じて早く出ないと…と思ったこと
- 途中のナレーションで、物書きとかカメラを持った人はここによく来るけど自分達を使い
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督湯本希生
- 主演---
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記録映画作家の羽田澄子が脚本・編集・監督を務めたドキュメンタリー作品。香椎くに子がナレーションを担当した。
ネット上の声
- 1300年と予想される樹齢を持つ淡墨桜と、100年と生きられない人間の一生、そし
- 岐阜にある樹齢1300年とも1500年とも云われている桜の大樹1本で映画を1本撮
- 羽田澄子が、自分で作りたかった作品
- 記憶の記録
ドキュメンタリー
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間42分
- 監督羽田澄子
- 主演---
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沈黙を破り、立ち上がった人々の魂の叫び。公害の原点・水俣病患者たちの闘いを記録した不朽のドキュメンタリー。
高度経済成長期の日本、熊本県水俣市。チッソ水俣工場が排出した有機水銀によって引き起こされた公害病「水俣病」。手足の痺れ、言語障害、そして死。原因企業や行政の無策に対し、補償と救済を求めて患者とその家族が立ち上がる。これは、彼らが自らの尊厳をかけて起こした「一揆」の記録。株主総会での直接対決、座り込み、そして全国からの支援。カメラは、苦しみながらも声を上げ続ける人々の表情を静かに、しかし力強く捉える。土本典昭監督が被害者に寄り添い、その「一生」を問い続けた、社会派ドキュメンタリーの金字塔。
ネット上の声
- 前作終盤の怒涛のエネルギーの衝突が100分以上継続していく途方も無さ、ただそれを
- 「あなたも人間なら答えてくださいよ!」
- 切り返しでチッソ社長の肩越しに患者の人たちをとらえたショットがしばしば使われるの
- フランスの作家が「これはシナリオに書けないような言葉のドラマ」だと言ったと
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督土本典昭
- 主演---
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なぜアメリカはベトナムで戦ったのか。当事者たちの証言で暴かれる、泥沼の戦争の恐るべき本質。
1974年、泥沼化するベトナム戦争。本作は、アメリカ政府高官や軍人、反戦活動家、そしてベトナムの一般市民まで、様々な立場の当事者へのインタビューを軸に構成。アメリカ国内で語られる「自由と民主主義のための戦い」という大義名分。その裏で、ベトナムの地で繰り広げられる爆撃、虐殺、そして人々の悲痛な叫び。対照的な映像と証言を巧みに組み合わせ、戦争がいかに人の心(ハーツ)と精神(マインズ)を破壊していくかを克明に記録。アカデミー賞を受賞した、戦争ドキュメンタリーの歴史的傑作。
ネット上の声
- 自由を求めて闘う力は、誰にも止められない
- 戦争終結前に撮影した命懸けのドキュメント
- 数々のベトナムものと違うインパクト。
- ぼく 62歳 公開の時に見てる
リアルな戦闘シーンがある、 ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ピーター・デイヴィス
- 主演---
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ドキュメンタリー映画作家の小川紳介が監督した「三里塚」シリーズの一作。昭和46年に開始された、成田空港建設阻止のための鉄塔建設工事を追うドキュメンタリー。
ネット上の声
- 中核派 ブント
- 手詰りの予感
- 前作の終盤に紹介された地下豪が機動隊らに制圧される場面を捉えた冒頭と反対同盟の会
- 地下壕の見納め、泣きながら想いをぶつける青年行動隊の一人、鉄塔作り、の大きく分け
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督小川紳介
- 主演---
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成田空港建設に揺れる千葉県三里塚。故郷の土と共に生きる農民たちの、不屈の魂を追った記録。
1977年、開港を目前に控えた成田空港。その建設地に暮らす農民たちの日常と闘争の記録。カメラは、巨大な空港施設が迫る中、黙々と畑を耕し続ける人々の姿を静かに捉える。彼らが語る、土地への想いと生活の記憶。それは、近代化の波に翻弄されながらも、決して失われることのない人間の尊厳と、故郷への深い愛情の物語。国家権力との対立の先に見える、共同体の絆。
ネット上の声
- 取り敢えずの幕引き
- 「岩山に鉄塔が出来た」がシリーズで一番好きだった身としては、皆んなで苦労して建て
- 農民への彼らの語彙力を補うようなインタビューの仕方が気持ち良くはない
- 田村正毅の仕事の中で、とりわけかっこいいショットがこの映画にある
ドキュメンタリー
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督小川紳介
- 主演---
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1970年代ジャマイカ、魂の叫びが音楽になる瞬間。レゲエの黄金期を伝説のアーティストたちと体感する音楽ドキュメンタリー。
舞台は1970年代後半のジャマイカ。政治的緊張と社会不安が渦巻く中、人々の魂の叫びから生まれた音楽、レゲエ。その黄金期を鮮烈に切り取った記録。ジミー・クリフ、ボブ・マーリー、ピーター・トッシュといった伝説のミュージシャンたちが続々登場。彼らのパワフルなライブパフォーマンス、貴重なインタビュー、そしてレコーディングスタジオでの創作風景。ラスタファリ思想と深く結びついたリリックに込められた、抵抗と希望のメッセージ。音楽が持つ本当の力を体感する、熱狂と興奮の記録。
ネット上の声
- レゲエ好きには必見
- ヘンプビール
- プロデューサーのジュレミー・マー監督作品
- リーペリーの訃報を今朝読んだ
ドキュメンタリー
- 製作年1978年
- 製作国ジャマイカ,イギリス
- 時間54分
- 監督ジェレミー・マー
- 主演ボブ・マーリィ
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伝説の解散前夜、彼らは何を想い、歌ったのか。ザ・ビートルズ最後のスタジオ・セッションと、奇跡のライブの全記録。
1969年1月、ザ・ビートルズの4人がスタジオに集結。原点回帰を目指したニューアルバムの制作風景を追ったドキュメンタリー。生々しいリハーサル風景、メンバー間の緊張感、そして時折見せる創造性の閃光。解散へと向かうバンドのリアルな姿がそこにはあった。そしてクライマックスは、ロンドンのアップル社屋上で行われた伝説の「ルーフトップ・コンサート」。予告なしに始まった最後のライブパフォーマンス。音楽史に刻まれた、栄光と終焉の貴重な映像記録。
ネット上の声
- 最強ロッカーはジョン・レノンでしょうか?
- 英リバプールの大学、「ビートルズ学」修士
- ビートルズの最後のライブシーンは屋上!
- 大人の事情で未だDVD化されてません。
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国イギリス
- 時間80分
- 監督マイケル・リンゼイ=ホッグ
- 主演ジョン・レノン
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伝説の天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの短い生涯を追ったドキュメンタリー。本作は70年9月18日の彼の急死の3年後に製作されたが、一般には劇場公開されず、没後30周年を記念して今回が日本での劇場初公開となった。なお、DVDはすでに発売中(ワーナー・ホーム・ビデオDL11267)。伝説の67年6月のモンタレーのパフォーマンスをはじめとするジミの迫真のライヴ映像に、ジミを知る周囲の人物のインタヴューが挿入される。監督は名音楽プロデューサーのジョー・ボイド(製作)、ジョン・ヘッド(調査)、TV「サタデー・ナイト・ライヴ」(演出)などのゲーリー・ワイズ(映像編集・構成)の共同。編集はピーター・コルバート。コメンテーターとして、ロック界からジミを知る人物としてピート・タウンゼント、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー、リトル・リチャード、ルー・リードらが顔をみせる。
ネット上の声
- Hear My Train a Cominだけで評価する
- 語る人々がリアルで興味深く
- ムラートの音楽家シュバリエの映画を観たのでジミヘンのドキュメンタリーを観たくなり
- 激しいパフォーマンスの影にある、彼の傷ついた過去やシャイで人見知りな性格が垣間見
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ジョー・ボイド
- 主演ジミ・ヘンドリックス
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ネット上の声
- 本人は遠く跳びたいだけなのに、他の要因や人間によってそれを拒まれてしまう、天才の
- ウォタベ族の映画が人類の横の振れ幅だとすれば、コレは芸術、スポーツを極限まで追求
- 木彫家シュタイナーが、スキージャンプ大会に出場し、優勝するまでのドキュメンタリー
- 例によってエルメスのプライベートシネマ 場違いなファッションで見てしましたよ
ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国ドイツ
- 時間45分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演---
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アメリカ中西部、ミズーリ州とカンザス州にまたがる工業地帯、カンザス・シティはモダン・ジャズ発生の地。そのカンザス・シティのユニオン・ホールに多くのミュージシャンが集まって来た74年3月22日の模様を数々のメモリアル・ショットと共に綴ったドキュメンタリー。製作はミッチェル・ドニアン、ジョン・ケリー、ブルース・リッカー、エドワード・べイヤー、監督はブルース・リッカー。脚本はジョン・アーノルディ、ブルース・リッカー、撮影はアーニー・ジョンソン、エリック・メン、ボブ・ガーデナー、編集はトマシン・ヘンケル、音響はロッキー・ルードとウォリー・ガスパー、時代考証はフランク・ドリグス、映画史料顧問はデイヴィッド・チャートクが各々担当。タイトルの“ブルー・デヴィルズ′は元来は有刺鉄線を意味し、後には牛泥棒の俗称として用いられていたが30年代から40年代の人気ジャズ・グループの呼称に使われた。映画はアメリカ中西部に位置するカンザス・シティのまだ雪の残る初春の街並を画面に捉える。ジャズとブルースの発祥の地であるこの街にマスター・ミュージシャンたちが集まってくる。1974年3月22日、金曜日のことである。彼らが目ざすのはユニオン・ホール。カンザス・ミュージシャンたちの集まりの場である。ジョー・ターナー、ジェイ・マクシャン、ジェシー・ブライス、そして伝統の”ブルー・デヴィルズ”を現代に伝えるアーニー・ウィリアムズらが久々の再会を喜び合い懐しんでいる。そして、それぞれが自分の楽器を手にすると、いよいよジャム・セッションが開始される。画面には、彼らの演奏と同時に半世紀前の歴史的なショットが挿入される。カウント・ベイシーの”モーテン・スイング”をはじめレスター・ヤング、チャーリー・パーカーなどの長老たちの見事なジャズ。そしてポール・クイニショット、チャールズ・マクファーンン、エディ・ダーハム、クロード・ウィリアムズ、バスター・スミス、ハーマン・ウォルター、バド・ジョンソン、ジーン・ライミーなどカンザスのオールド&ニュー・ミュージシャンたちの演奏がフィーチュアされる。日本版字幕は清水馨。東和プロモーション協力。カラー、ビスタサイズ。1979年作品。
ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ブルース・リッカー
- 主演カウント・ベイシー
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ポール・マッカートニー&ウイングスが1974年にアビイ・ロード・スタジオで敢行したレコーディングセッション「ワン・ハンド・クラッピング」を記録した音楽ドキュメンタリー。
1973年リリースのアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」を大成功させ、新メンバーにギタリストのジミー・マカロックとドラマーのジェフ・ブリトンを迎え入れたウイングス。シングル「ジュニアズ・ファーム」のレコーディングを終えてナッシュビルからイギリスへ戻ったばかりの彼らが、名曲の数々をスタジオライブ形式で演奏していく。
2024年の劇場公開ではデビッド・リッチフィールド監督による映画本編に加え、ポールがアコースティックギターで演奏した未発表のバックヤードセッションをフル収録。さらに、劇場公開のために撮りおろされたポール・マッカートニー本人によるイントロダクションや、レコーディングセッションの未公開ポラロイド写真も初公開する。
ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国イギリス
- 時間67分
- 監督デヴィッド・リッチフィールド
- 主演ポール・マッカートニー
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日本やアジアの民族文化を撮り続け、2022年に劇場公開された「チロンヌプカムイ イオマンテ」が話題となった北村皆雄監督が、キャリア初期に手がけた一作。さまざまな矛盾が渦巻くなかで沖縄が日本への復帰を果たした1972年の夏、一切の撮影を拒絶する秘儀が伝わる西表島の小さな集落・古見をカメラに収め、都会から遠く離れた島で、うめくように必死に生きる人々の姿を記録したドキュメンタリー。西表島・古見の豊年祭には、アカマタと呼ばれる仮面仮装の神が来訪する。しかし、この祭祀の撮影に訪れたスタッフは、「アカマタを撮ったら殺(くる)す」と激しい拒絶にあう。撮影スタッフは、その強い拒絶のエネルギーの根源を探るため集落の17軒ひとつひとつを訪ね歩き、人々から話を聞き、それぞれの家族や島の歴史を記録する。その過程で、伝統的なアカマタを信仰する土着の人々と新しい移住者たちの対立や、炭鉱からの脱走者、島を捨て離れた者たちの存在などが浮かび上がる。
ネット上の声
- 西表島で伝わるアカマタのお祭りの撮影を断られ、それでもその祭りとは何かと、周辺の
- 沖縄本土復帰の年、「アカマタ・クロマタ・シロマタ」を撮ろうと出向いたが「撮ったら
- 沖縄返還がなされた近辺に撮影された作品ではあるが、島の信仰や存続のために公開を数
- 一切取材と研究が拒否されてきた西表島古見村の豊年祭を映像に収めた(ある意味)限界
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督北村皆雄
- 主演---
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「ぼくの小さな恋人たち」までは自伝的な作品をつくってきたジャン・ユスターシュが、ドキュメンタリーとフィクションの狭間を探る実験性の強い方向へと踏み出した作品。第一部28分、第二部22分で構成。
ネット上の声
- 動きを撮るのではなく話を聞かせるための映像というのがあることが漸くわかった気がす
- もし知り合いがこの種のエロ話をドヤ顔で語りだしたらイライラして黙っちゃおれないか
- カフェのトイレでののぞき経験について語る男を人々が囲む、というシークエンスをフィ
- 知人にユスターシュの今回の特集全部観るつもりだけどと言われ、興味ないなぁ、十数年
ドキュメンタリー
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間48分
- 監督ジャン・ユスターシュ
- 主演ミシェル・ロンズデール
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ジョン・F・ケネディの親戚である母娘ビッグ&リトル・イディの生活に密着したドキュメンタリー。
ケネディ大統領の妻ジャクリーヌの叔母ビッグ・イディとその娘リトル・イディは、ともに若い頃に歌手やモデルとしてショービジネス界を目指したが成功することなく没落し、高級住宅地イーストハンプトンに建つボロボロの屋敷で2人きりのエキセントリックな暮らしを送っている。「セールスマン」などのドキュメンタリー作家アルバート&デビッド・メイズルス兄弟監督が、世間から隔絶された2人の生活を独自の観察スタイルで記録し、母娘の異様な関係を浮かび上がらせていく。
娘のリトル・イディはその奇抜なファッションセンスと明るすぎるキャラクターで観客を魅了し、本作の公開をきっかけにファッションアイコンとして注目を集めた。2006年には本作の未使用テイクを使用した「グレイ・ガーデンズ ふたりのイディ」が製作された。
ネット上の声
- アメリカ元セレブの“ゴミ屋敷”は…
- まさに元祖リアリティー・ショウ
- こんな生き方があるんだっていうのと、何よりジャクリーンケネディの叔母と従姉妹にあ
- 私のおばあちゃんの家がゴミ屋敷で、でもおばあちゃんは大好きで猫もたくさんいてよく
ドキュメンタリー
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アルバート・メイズルス
- 主演---
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1970年代アメリカ、貧困から這い上がる一人のボクサー。栄光と挫折の先に掴む王者のベルト。
1970年代のアメリカ、錆びついた街の片隅。名もなきボクサー、ジャックの唯一の希望は、四角いリングの中にあった。家族を養うため、そして何より自分自身の誇りのために、彼は拳を握る。次々と立ちはだかる強敵、不正を働くプロモーター、そして自身の内なる弱さ。数々の苦難を乗り越え、彼はついにチャンピオンシップへの挑戦権を手にする。全てを懸けた運命のゴングが今、鳴り響く。
ネット上の声
- 観たい映画クソほど溜まってるのに…
- 1970年だから猪木戦よりも前の作品
- アリは学びが速い人だね
- 真のチャンピオンとは
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ジム・ジェイコブス[製作]
- 主演モハメド・アリ
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アフリカ、ダオミーの旧ベナン王国にカメラを持ち込み、ブーズー教のショッキングな奇習や残酷な奇祭を描くドキュメンタリー。製作はミシェル・セイドゥー、監督・脚本はジャン・リュック・マニュロン、撮影はベルナール・ルラ、音楽はフランソワ・ラバトが各々担当。
ネット上の声
- 【2011/9/17:シネモンド香林坊109(カナザワ映画祭2011)】あまりの
ドキュメンタリー
- 製作年1973年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ジャン=リュック・マネロン
- 主演---
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1972年3月18日、イギリスのウェンブリーのエンパイア・プールで、人気絶頂期を向かえたグラムロックのカリスマ“T.REX”のライブ・コンサートが開催された。
ネット上の声
- キングスマン2のエルトンジョン大活躍で思い出した
- リンゴ・スター監督作品
- ロックスターを志すなら一歳でも若いうちに、うごくマーク・ボランを一度はちゃんとみ
- 未だNHKホールの興奮冷めやらぬまま "ドラマー"としては勿論 リンゴの多面体の
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国イギリス
- 時間65分
- 監督リンゴ・スター
- 主演マーク・ボラン
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文明社会に背を向けた男が辿り着いた南海の楽園。失われゆく自然と人々の純朴な暮らしを描く衝撃の記録。
舞台は20世紀半ば、南太平洋に浮かぶ手付かずの島々。都会の喧騒を逃れたイタリア人ジャーナリストがポリネシアの楽園で見たもの。それは、自然と共生し、独自の文化を育む人々の純粋な暮らし。しかし、近代文明の波は容赦なくこの楽園にも押し寄せる。伝統的な漁、美しい儀式、そして島民の笑顔。それらが西洋文化によって少しずつ侵食されていく様を、美しい映像と共に記録。我々が失ったものは何かを問いかける、貴重な映像詩。
ネット上の声
- 一応音楽がエンニオ・モリコーネなのに日本語圏の情報が限りなく少ないマイナーなイタ
- 『チコと鮫』の監督が、また海洋ものを作った
- 「遙かなる青い海」
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督フォルコ・クィリチ
- 主演ウィリアム・M・レノ
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ネット上の声
- ヘルツオークは、ラ・スフリェール火山が噴火の前兆を示している、との情報を得、カメ
- こんなことがほんとうに起こるのかと、こんな人間の運命があり得るのかと目を疑う
- フランス語の言葉をヘルツォーク(訳)を通して聞くたのしみ
- 2022年7月19日火曜日、岩波ホールにて鑑賞
ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国ドイツ
- 時間33分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演---
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「Peter Barakan's Music Film Festival」(2021年7月2~15日=角川シネマ有楽町)上映作品。
ネット上の声
- やはり16mmマスターでは音に限界が… しかし当時の雰囲気の方はバッチリ!
ドキュメンタリー
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督レオン・ギャスト
- 主演---
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伝説の映画作家・小川紳介が捉えた、山形の村に息づく養蚕の営みと、そこに生きる人々の魂の記録。
舞台は山形県上山市牧野。映画監督・小川紳介と彼のプロダクションは、この地に深く根を下ろし、村の生活を記録。本作が焦点を当てるのは、かつて村の主産業であった「養蚕」。蚕を育てる農家の人々の丹念な手仕事、古くから伝わる儀式、そして土地の神話。カメラはただ観察するだけでなく、村人たちの声に耳を傾け、その記憶と歴史を掘り起こす。失われゆく日本の原風景と、そこに刻まれた生命の物語。
ネット上の声
- シネヌーヴォ(というか景山理さん)編の『幻の小川紳介ノート』(ブレーンセンター刊
- 蚕を育てる過程を撮影してるだけなのに、意外と最後まで集中して見れてしまった
- サトさんの職人的な手捌き見てたら堀禎一監督の「別所製茶工場」思い出した
- 牧野村での養蚕の方法とその過程をひたすら見つめ続ける映画
ドキュメンタリー
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督小川紳介
- 主演木村サト
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世界三大北壁と言われるマッターホルン(四四七八メートル)、アイガー(三九七〇メートル)、グランドジョラス(四二〇八メートル)の中で、最も困難なグランドジョラス北壁を単独登はんに成功した長谷川恒男の壮挙を描いた長編ドキュメンタリー。一九七九年三月四日午前十時三〇分、一人の日本人青年が一七四時間にわたるひとりぼっちの苛酷な戦いの末、グランドジョラス北壁のウォーカーピークの登頂に成功し、世界登山史上に輝ける北壁三冠王となった。長谷川は日本有数のクライマー、森田勝、勝野惇司らと登はんに出発するが、森田の遭難と救出、勝野の断念の後、二月二十五日、再度ひとりで登はんに挑戦、八日後、下で待つ同伴した妻満子に、トランシーバーで、登頂成功を伝えるのだった。松山善三の総監修のもとに、撮影は「白き氷河の果てに」の赤松威善、同作の阿久津悦夫、「美の美」のピエール・リギャル、明石太郎、フランソワ・シュニベスなどがそれぞれ担当。
登山、 ドキュメンタリー
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督松山善三
- 主演長谷川恒男