- 製作
- 1965年 ソ連
- 時間
- 129分
- 監督
- ミハイル・ロンム
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【ナチス・ドイツの記録映像で暴く、ファシズムの本質。狂気が日常を侵食する恐怖を描く衝撃のドキュメンタリー。】
第二次世界大戦中のナチス・ドイツを中心に、膨大な記録フィルムを再構成して作られたドキュメンタリー。監督ミハイル・ロンムの鋭いナレーションと共に映し出されるのは、熱狂する大衆、整然とした軍事パレード、そして強制収容所のおぞましい実態。なぜ人々は独裁者に熱狂し、狂気の思想に染まっていったのか。本作は、歴史上の特殊な出来事としてではなく、人間の心の内に潜む「ありふれた」悪としてファシズムを鋭く告発する。歴史の断片が突きつける、現代にも通じる痛烈な問いかけ。