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全50作品。スペインのドキュメンタリー映画ランキング

  1. 孤独の午後
    • A
    • 4.34
    2024年・第37回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門(第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF)上映作品。

    ネット上の声

    • アルベルト・セラ監督、初体験。ドキュメンタリーみたいに淡々と、でも超ドアップで映し出される闘牛士と牛の姿に釘付けになった。生と死の緊張感がすごい。
    • ストーリーはほぼ無いけど、その場の空気感と音だけで引き込まれる不思議な体験だった。
    • これぞ映画。人間の興奮のために消費される命の儀式を、ただひたすらに映す。観る側の倫理観を揺さぶってくる傑作。
    • 息を呑む映像美。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2024年
    • 製作国スペイン,フランス,ポルトガル
    • 時間125分
    • 監督アルベルト・セラ
    • 主演---
  2. ガザに留学した医学生
    • A
    • 4.32
    救急外科医になる夢をかなえるためガザ地区に留学したイタリア人医学生の葛藤や成長を追ったドキュメンタリー。 将来は救急外科医になりたいと考えるイタリア人医学生のリッカルドは、紛争地域であるガザ地区への留学を決意。爆発性弾丸による外傷についての論文を書いている彼にとって、ガザ行きは医師となるための実践経験になる場所だった。周囲をフェンスで封鎖され「天井のない監獄」と呼ばれるガザに入るためには、イスラエル、パレスチナ自治政府、そしてハマスの3つの異なる当局から許可を得なければならない。複雑なプロセスを経てヨーロッパからの初の留学生としてガザ・イスラム大学に到着したリッカルドは、周囲からの期待と注目に対するプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、同じく医師を目指すパレスチナ人の若者たちとの交流などを通して、徐々に自分の居場所を見つけ、医師としての使命を確固たるものにしていく。しかし、イスラエルとの紛争が再燃すると、リッカルドは難しい選択を迫られる。 リッカルドがガザで過ごす日々を通して、閉ざされた境界と戦争による苦難にもかかわらず、生き生きと前向きに生きるガザの若者たちや、イスラム大学の様子など、メディアではほとんど紹介されないガザの日常を知ることができるほか、さまざまな文化的な違いなども浮き彫りにする。

    ネット上の声

    • 普段ドキュメンタリーはあまり見ないけど、これは見てよかった。ガザの日常が淡々と描かれていて、ニュースだけでは分からない人々の生活が伝わってきた。
    • ミサイルが飛んでくるような場所でも、人々が普通に生活している姿が印象的だった。
    • なんでわざわざ危険な場所に行くのか、主人公の気持ちが最後までよく分からなかったな…。
    • 主人公のイタリア人医学生の志に感銘を受けた。現地の医療のリアルな部分も垣間見れて、色々と考えさせられる作品。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2021年
    • 製作国スペイン
    • 時間88分
    • 監督キアラ・アヴェサーニ
    • 主演---
  3. ジョゼとピラール
    • A
    • 4.30

    ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴと、彼を支える妻ピラール。創作の苦悩と夫婦の愛に満ちた最後の日々を追うドキュメンタリー。

    ポルトガル初のノーベル文学賞作家、ジョゼ・サラマーゴ。80歳を超えてもなお、精力的に新作『象の旅』の執筆に取り組む彼の日々を、妻であり翻訳家でもあるピラール・デル・リオの視点から追う。世界中を旅しながら、創作のインスピレーションを探し求めるジョゼ。彼の才能を信じ、公私にわたって献身的に支えるピラール。時にぶつかり合いながらも、深い愛情と尊敬で結ばれた二人の姿。老いと向き合い、死の影を感じながらも、愛とユーモアを忘れずに生きる世界的作家の晩年を、親密な眼差しで捉えた感動の記録。

    ネット上の声

    • 「象の旅」を読んでから観ました。サラマーゴの創作の裏側や、妻ピラールとの深い絆に感動。人間味あふれる姿が素敵でした。
    • ノーベル賞作家のドキュメンタリー。偉大な作家の日常や苦悩が垣間見えて興味深かった。
    • サラマーゴ最高!
    • EUフィルムデーズで鑑賞。作家のことは知らなかったけど、夫婦の愛の物語として見てもグッとくるものがあった。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2010年
    • 製作国ポルトガル,スペイン,ブラジル
    • 時間117分
    • 監督ミゲル・ゴンサウヴェス・メンデス
    • 主演ジョゼ・サラマーゴ
  4. ヨーロッパで最も危険な男:オットー・スコルツェニーとスペインの生活
    • A
    • 4.19

    「ヨーロッパで最も危険な男」と呼ばれたナチス親衛隊将校。戦後スペインで送った、彼の謎に満ちた後半生を暴く衝撃のドキュメンタリー。

    第二次世界大戦中、ムッソリーニ救出作戦を成功させ、ヒトラーから絶大な信頼を得たナチス親衛隊将校オットー・スコルツェニー。戦後、収容所から脱獄した彼は、独裁者フランコが統治するスペインへと逃亡した。表向きは実業家として裕福な生活を送る彼だったが、その裏では西側諸国の諜報機関や独裁政権の軍事顧問として暗躍していたという。彼は単なる逃亡者だったのか、それとも冷戦下の世界で影響力を行使し続けた黒幕だったのか。貴重な記録映像と関係者の証言から、歴史の闇に葬られた「危険な男」の驚くべき実像に迫る。

    ネット上の声

    • ナチス・ドイツで活躍した人物が戦後も重宝されたという歴史はこれから先も指摘され続
    • 主人公の存在も彼にまつわる諸々の歴史も知らないことが多くて随所で知的好奇心がくす
    • おじさん2人のクオリティ低すぎ女装写真がおもしろくて他何も頭に入ってこなかった
    • 賢そうな感想を書きたいところだけど、知らんことだらけだったので無理かも
    ドキュメンタリー
    • 製作年2020年
    • 製作国スペイン
    • 時間67分
    • 監督ペドロ・デ・エチャベ
    • 主演---
  5. マルメロの陽光
    • A
    • 4.11

    天才画家が挑むのは、庭の一本のマルメロの樹。光を捉え、完璧な一枚を描き上げるための、静かで壮絶な闘いの記録。

    スペイン、マドリードの秋。高名な画家アントニオ・ロペスは、自宅の庭にあるマルメロの樹を描き始める。実が最も美しく熟し、太陽の光が完璧に降り注ぐ、その一瞬をキャンバスに捉えるために。彼は枝に印をつけ、キャンバスを設置し、ひたすら自然と対峙する。しかし、天気は移ろい、光は変わり、果実は熟しすぎて落ちていく。創作の苦悩と喜び、過ぎ去りゆく時間。芸術家の眼差しを通して見る、世界のありのままの姿。

    ネット上の声

    • 無常、それが美の創造主
    • 文字通り陽光(ひかり)を求める映画
    • 予算があれば
    • 主人公は実在の画家アントニオ・ロペス・ガルシア…《マドリッド・リアリズム》と呼ば
    ドキュメンタリー
    • 製作年1992年
    • 製作国スペイン
    • 時間139分
    • 監督ヴィクトル・エリセ
    • 主演アントニオ・ロペス=ガルシア
  6. ある朝の思い出
    • B
    • 3.98

    見知らぬ都市、見知らぬ人々。ある朝の光景から紡がれる、言葉を超えた出会いと記憶のドキュメンタリー詩。

    スペインの巨匠と韓国の女優。二人のアーティストが、ソウルのとある朝の風景を切り取る実験的ドキュメンタリー。公園で太極拳をする老人たち、通勤ラッシュの雑踏、路地裏の静寂。カメラは、名もなき人々の日常の断片を静かに映し出す。そこにナレーションや明確なストーリーは存在しない。ただ、光と影、音と沈黙が織りなす映像詩。観る者は、いつしか自身の記憶や感情をその風景に重ね合わせる。日常に潜む美しさと、一期一会の出会いを描く、静謐な映像体験。

    ネット上の声

    • 向かいの集合住宅をヒッチコック「裏窓」の如く撮る
    • これまたすごい
    ドキュメンタリー
    • 製作年2011年
    • 製作国スペイン,韓国
    • 時間47分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演ガラ・ペレス・イニエスタ
  7. アナザー デイ オブ ライフ
    • B
    • 3.90

    1975年、内戦下のアンゴラ。一人のジャーナリストが決死の覚悟で最前線へ。アニメと実写で描く戦争報道の真実。

    1975年、ポルトガルからの独立を目前に、アンゴラは終わりの見えない内戦に突入。ポーランドの伝説的ジャーナリスト、リシャルト・カプシチンスキは、その混沌の最前線へと単身で向かうことを決意。死と隣り合わせの状況で、彼は何を記録し、何を感じたのか。ジャーナリストとしての中立性と、人間としての感情の狭間で揺れ動く彼の葛藤。革新的なアニメーションと、当時の実際の映像、関係者へのインタビューを織り交ぜて描く、戦争の狂気と報道の意義を問う衝撃作。

    ネット上の声

    • ルポルタージュを原点として、当時の映像+当事者のインタビュー+再現映像(アニメー
    • アンゴラ内戦を取材する記者のアニメと当時を振り返るインタビューとか写真とかが交互
    • アンゴラ内戦をジャーナリスト視点で語るアニメーション・ドキュメンタリー
    • TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)2019ノミネート時に鑑賞
    アニメ、 ドキュメンタリー
    • 製作年2018年
    • 製作国ポーランド,スペイン,ドイツ,ベルギー,ハンガリー,フランス
    • 時間82分
    • 監督ラウル・デ・ラ・フエンテ
    • 主演---
  8. 問いかける焦土
    • B
    • 3.85

    湾岸戦争後のクウェート。燃え盛る油田地帯を舞台に、人類の愚行と破壊された地球の姿をSF的視点で描く黙示録的ドキュメンタリー。

    1991年、湾岸戦争終結直後のクウェート。そこは、撤退するイラク軍によって火を放たれた油田が燃え盛る、地獄のような光景。ヴェルナー・ヘルツォーク監督は、この惨状を遠い惑星の出来事のように、ナレーションとクラシック音楽で荘厳に映し出す。これは単なる戦争記録ではない。破壊のスペクタクルを通して、人類の狂気と地球の悲鳴を問いかける、唯一無二の映像詩。黒い煙に覆われた空の下、我々が目撃する世界の終焉。

    ネット上の声

    • 「ワーグナー、ヴェルディ、マーラーの壮麗な音楽を背景に描かれる湾岸戦争のドキュメ
    • 『問いかける焦土』は、観に行った他の4作品に比べて2〜3倍の客入りで驚いた と思
    • 『戦争』というものの普遍性が虚実を織り交ぜて炙り出されている映像作品
    • 川越スカラ座、川越ドイツ映画祭2020にて
    ドキュメンタリー
    • 製作年1992年
    • 製作国イギリス,フランス,ドイツ,スペイン
    • 時間60分
    • 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
    • 主演---
  9. カマグロガ
    • B
    • 3.84
    山形国際ドキュメンタリー映画祭2021(21年10月7~14日)のインターナショナル・コンペティション部門出品。山形市長賞(最優秀賞)受賞。

    ネット上の声

    • 「人が畑に入るときほど美しいものはない」と作中で語られたとき、わたしが毎日のよう
    • バレンシア地方の都市型農業を営む家族の一年の農作業を追ったドキュメンタリー
    • 大型スーパーが立ち並ぶスペインの街に残された畑を舞台に父から娘へ、そして孫へと継
    • 景色や食べ物の切り取り方には文句のつけようがないし、登場人物たちは語らずとも魅力
    ドキュメンタリー
    • 製作年2020年
    • 製作国スペイン
    • 時間---分
    • 監督アルフォンソ・アマドル
    • 主演---
  10. 工事中
    • B
    • 3.84

    バルセロナ、変わりゆく街の一角。失われゆく日常と人々の記憶を映し出すドキュメンタリー。

    舞台は20世紀末、バルセロナの旧市街ラバル地区。再開発の槌音響くこの街で、古き良きアパートが次々と取り壊されていく。そこに住まう人々、立ち退きを迫られる老人、未来を夢見る若者、そして新しく流入してくる移民たち。カメラは、ただ静かに彼らの日常と変化の渦中にある街の姿を記録。失われる風景への郷愁と、新しい時代への期待が交錯する人々の声。これは、一つの街が生まれ変わる瞬間の、かけがえのない記憶の物語。

    ネット上の声

    • ホセ・ルイス・ゲリン監督作品…!!
    • 去年フィルメックスの特集かなんかで観た昨夜あなたが微笑んでいたがやりたかったのは
    • 濱口竜介と酒井耕の『うたうひと』で、ドキュメンタリーの中に切り返しショットを置く
    • スペイン・バルセロナの貧民街化していた「バリオ・チーノ(ラバル地区)」の一部を取
    ドキュメンタリー
    • 製作年2001年
    • 製作国スペイン
    • 時間133分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演---
  11. 真珠のボタン
    • B
    • 3.80

    母なる海に沈んだ、二つのボタン。チリの歴史に刻まれた先住民虐殺と独裁政権の闇を水が語り出すドキュメンタリー。

    舞台は、広大な海岸線を持つ国、チリ。パトリシオ・グスマン監督は、母なる「水」を案内役に、この国の記憶を巡る旅に出る。かつて海と共に生きた先住民たちの歴史と、ピノチェト独裁政権下で海に投げ込まれた政治犯たちの悲劇。二つの異なる時代の記憶が、海底から見つかった一つの「真珠のボタン」によって結びつく。雄大な自然の映像美と、歴史の証言者たちの言葉が交錯し、忘れ去られた声なき声に耳を澄ませる。これは、水に秘められた魂の物語であり、歴史の傷と向き合うための映像詩。

    ネット上の声

    • チリワインを飲む前に想いを馳せてみる
    • 戦慄のドキュメンタリー
    • 【”人間の思考の原点は水”チリの先住民、パタゴニアの民でもある水のノマドと言われた人々の、悲劇的な歴史を抑制したトーンで描くドキュメンタリー作品。】
    • 自然を中心とした映像の美しさと、学術的かつ社会的な意味合いの深さを並列して感じら
    ドキュメンタリー
    • 製作年2014年
    • 製作国フランス,チリ,スペイン
    • 時間82分
    • 監督パトリシオ・グスマン
    • 主演---
  12. ベジャール、そしてバレエはつづく
    • B
    • 3.78

    巨匠モーリス・ベジャール亡き後、残されたバレエ団の再生と継承を描く、情熱と葛藤のドキュメンタリー。

    2007年、伝説の振付家モーリス・ベジャール、逝去。彼の魂が宿るベジャール・バレエ・ローザンヌ、その存続の危機。芸術監督ジル・ロマンを中心に、団員たちは巨匠の不在という大きな喪失感とプレッシャーに直面。ベジャールの遺した偉大な作品を踊り継ぐため、そして新たな創造へと向かうための過酷なリハーサルと世界ツアーの日々。これは、偉大な魂の継承と、芸術の未来を賭けたダンサーたちの闘いの記録。

    ネット上の声

    • 憧れ続けていたモーリス・ベジャールは、2007年11月22日80歳で亡くなった😭
    • ぐっと掴まれて、一気に作品の世界へ!
    • ベジャールの魂は生きている
    • 謎めいたおばちゃんに遭遇
    ドキュメンタリー
    • 製作年2009年
    • 製作国スペイン
    • 時間80分
    • 監督アランチャ・アギーレ
    • 主演ジル・ロマン
  13. サッドヒルを掘り返せ
    • B
    • 3.75

    伝説の西部劇『続・夕陽のガンマン』のロケ地を蘇らせる!映画への愛が奇跡を起こした、情熱の記録。

    1966年、スペインの荒野に作られた映画史に残る決闘シーンの舞台、サッドヒル墓地。クリント・イーストウッド主演『続・夕陽のガンマン』の撮影後、50年間打ち捨てられていたその場所。この伝説のロケ地を蘇らせるため、数人のファンが立ち上がった。SNSを通じて集まった世界中のボランティアたち。彼らは土に埋もれた5000の墓標を掘り起こし始める。映画への純粋な愛と情熱が、不可能を可能にしていく感動のドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • 名画に登場する舞台を再現しようという企画に挑む映画ファンの人々を映したドキュメン
    • 伝説の映画に魅せられた人々が紡ぐドラマに号泣しました
    • マカロニ(イーストウッド)ファン、観るべし!!
    • 楽しかった!とにかく映画好きにはたまらない
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国スペイン
    • 時間86分
    • 監督ギレルモ・デ・オリベイラ
    • 主演エンニオ・モリコーネ
  14. FASTER ファスター
    • B
    • 3.74

    時速320km超の世界、最高峰バイクレースMotoGPの裏側に肉薄。天才ライダー、バレンティーノ・ロッシの栄光と孤独。

    2001年から2002年にかけてのロードレース世界選手権、MotoGPクラス。そこは、時速320kmを超えるマシンを操る超人たちの戦場。絶対王者として君臨するイタリアの若き天才、バレンティーノ・ロッシ。彼の前に立ちはだかるのは、同じくイタリア出身の宿命のライバル、マックス・ビアッジ。カメラは、華やかなレースの裏側にあるライダーたちの過酷なトレーニング、プレッシャーとの戦い、そしてマシン開発の最前線を克明に記録。なぜ彼らは命を懸けてまで速さを求めるのか。栄光を掴むため、全てを捧げる男たちの情熱と、勝者と敗者を分けるコンマ1秒の世界を描き出す、究極のモータースポーツ・ドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • 実際のレースより面白くはない
    • 時速300キロオーバーの世界
    • 個人的には特典の加藤大治郎の死と、彼の意志を背負って戦うジベルノーの姿にグッとき
    • 序盤から高速走行での転倒のシーンが多数出てくるので、GPライダーの凄さが分かる
    ドキュメンタリー
    • 製作年2003年
    • 製作国アメリカ,スペイン
    • 時間103分
    • 監督マーク・ニール
    • 主演ヴァレンティーノ・ロッシ
  15. シルビアのいる街の写真
    • B
    • 3.71

    6年前に出会った女性の面影を求め、異国の街を彷徨う青年。言葉少なに、視線と音だけで綴られる詩的な恋物語。

    夏のフランス、ストラスブールの美しい街並み。主人公は、スケッチブックを片手に街のカフェで女性たちをデッサンする、物静かな青年。彼は6年前にこの街で出会った女性、シルビアを忘れられずにいた。ある日、カフェで彼女によく似た女性を見つけ、思わず後を追いかける決意。言葉を交わすことなく、ただひたすらに彼女の姿を追い続ける青年。追い続けた先で彼を待つ、現実と記憶が交錯する一瞬の邂逅。

    ネット上の声

    • スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督による『シルビアのいる街で』の元ネタ的な作品(
    • この映画で眠るひととはたとえサルカニが親友になるだけの時間が経っても相容れない自
    • 無音で文字と静止画のみで構成されているのに、ここには運動(らしきもの)もショット
    • ジャンヌダルク像への視線をめぐるシークエンスに思わずクスリ、新年初映画です
    ドキュメンタリー
    • 製作年2007年
    • 製作国スペイン
    • 時間67分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演---
  16. パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト
    • B
    • 3.70

    フラメンコの伝統を革新し世界を魅了した天才ギタリスト、パコ・デ・ルシア。その魂の軌跡を辿る音楽ドキュメンタリー。

    フラメンコギターの歴史を塗り替え、ジャンルの垣根を越えて世界に衝撃を与えた伝説のギタリスト、パコ・デ・ルシア。本作は、彼の息子である監督が、父の最後のツアーに同行し、その素顔と音楽の神髄に迫るドキュメンタリー。幼少期の過酷な練習の日々から、伝統を打ち破る革新への挑戦、そしてジャズとの歴史的セッションまで。貴重な演奏シーンや著名ミュージシャンの証言を交え、彼の芸術が如何にして生まれたかを解き明かす。完璧を求め続けた男の栄光と孤独、その魂の旋律がここに。

    ネット上の声

    • ギタリストとして名前は知っていて、サブスクで曲を聞いたりしていたパコ・デ・ルシア
    • 天才パコ・デ・ルシアを語るお宝映像
    • ホントにスゴイ人だったんですね〜
    • 天才を知ることの喜び。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2014年
    • 製作国スペイン
    • 時間90分
    • 監督クーロ・サンチェス
    • 主演パコ・デ・ルシア
  17. メカス×ゲリン 往復書簡
    • B
    • 3.70

    リトアニアとスペイン、二人の映画監督が映像で交わす魂の対話。国境を越えた芸術的書簡集。

    伝説的映像作家ジョナス・メカスとスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン。二人の監督が互いに送り合った「フィルム・レター」で構成されるドキュメンタリー。リトアニアの田舎風景、ニューヨークの喧騒、バルセロナの日常。それぞれの視点から切り取られた映像が、言葉以上に雄弁な手紙となる。映画とは何か、故郷とは何か。映像による詩的な対話が、観る者の心に静かな問いを投げかける、唯一無二の映像体験。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2011年
    • 製作国スペイン,アメリカ
    • 時間---分
    • 監督ジョナス・メカス
    • 主演---
  18. 永遠のハバナ
    • B
    • 3.70

    カリブ海に浮かぶ都市ハバナ。そこに生きる人々の、声なき声に耳を澄ます、ある一日のドキュメンタリー。

    陽光降り注ぐキューバの首都、ハバナ。この街で暮らす、ごく普通の人々の一日を追う映像詩。老いたピーナッツ売り、バレエダンサーを夢見る少年、夜は道化師として働く医師。セリフは一切なく、聞こえるのは街の喧騒、生活の音、そして音楽だけ。色褪せた建物の間で、人々は懸命に働き、笑い、踊り、そして祈る。彼らの表情や仕草から浮かび上がる、日々の喜びと哀しみ、そして未来へのささやかな希望。観る者をハバナの路地裏へと誘う、珠玉のドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • 現実のハバナ
    • 自分を演じる
    • 朝の灯台のOP
    • 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が陽のフィルムだとしたらこちらは陰のフィルム
    ドキュメンタリー
    • 製作年2003年
    • 製作国キューバ,スペイン
    • 時間84分
    • 監督フェルナンド・ペレス
    • 主演---
  19. サウラ家の人々
    • B
    • 3.67
    ルイス・ブニュエル、ペドロ・アルモドバルらとともに世界の映画史に残るスペイン出身の監督、カルロス・サウラの創作の秘密と人生に迫ったドキュメンタリー。カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭で数々の受賞歴を誇り、作品の創作に励んだサウラは、私生活では4人の女性との間に7人の子どもをもうけ、自由奔放な人生を送っていた。自身の過去について語ることを好まず、絵を描くことと写真が好きだというサウラと、彼の家族たちとの語らい。そのシーンの背景に「カラスの飼育」「カルメン」「血の婚礼」などの代表作が投影される演出により、サウラと家族の人生、そして創作の秘密が重層的に表現される。

    ネット上の声

    • 映画を見始めてから改めて「そういえばカルロス・サウラの映画って見てないわ」と気づ
    • 伝説の監督カルロス・サウラとその子どもたちに対談させることで、監督の創作のルーツ
    • カルロス・サウラのことは寡黙にして知らなかったので、「映画に最近興味持ったばかり
    • カルロス・サウラ監督の「カラスの飼育」を観たいと思っていたタイミングでこのドキュ
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国スペイン
    • 時間85分
    • 監督フェリックス・ビスカレット
    • 主演カルロス・サウラ
  20. ラ・チャナ
    • B
    • 3.66

    絶頂期に姿を消した伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナ。30年の沈黙を破り、彼女が再び舞台に立つまでの魂の記録。

    1960年代スペイン、フラメンコ界に彗星の如く現れた天才ダンサー、ラ・チャナ。その圧倒的なリズム感と情熱的な踊りで世界を魅了するも、キャリアの絶頂で忽然と姿を消した彼女。その裏には、夫からの暴力という壮絶な過去。30年の時を経て、満身創痍の身体で再び舞台に立つことを決意。踊ることこそが生きる証。一人の女性ダンサーの、波乱に満ちた人生と再起を追う感動のドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • 魂の叫びは、映画のなかで永遠に生き続ける
    • 魂と情熱の踊りに圧倒される
    • 知らなかった
    • 踊りに選ばれた人だと思った。 きっと生きてるうちは踊らないといけな...
    ドキュメンタリー
    • 製作年2016年
    • 製作国スペイン,アイスランド,アメリカ
    • 時間86分
    • 監督ルツィア・ストイェヴィッチ
    • 主演ラ・チャナ
  21. イニスフリー
    • B
    • 3.66

    ジョン・フォード監督『静かなる男』のロケ地を巡る、詩情豊かな映像の旅。記憶と風景が交差する幻想譚。

    映画監督ホセ・ルイス・ゲリンが、ジョン・フォードの名作『静かなる男』の舞台となったアイルランドのコング村を訪問。半世紀の時を経て、映画の記憶が色濃く残るその場所。監督は、村の風景やそこに暮らす人々の日常を静かにカメラで捉える。住民たちが語る撮影当時の思い出、スクリーンに映し出されたかつての風景。映画というフィクションと村の現実、そして過去と現在が交錯し、観る者を詩的で幻想的な映像世界へと誘うドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • おれは映画が好きなんじゃなくて、北野武とホセルイスゲリンが好きなだけかもしれない
    • ジョン・フォードの名作『静かなる男』の舞台である"イニスフリー"を辿る
    • 映画が始まる…!といった感じの線路ショット
    • ‪「イニスフリー」‬
    ドキュメンタリー
    • 製作年1990年
    • 製作国スペイン,フランス,イギリス
    • 時間108分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演---
  22. 線路と娼婦とサッカーボール
    • B
    • 3.64

    グアテマラの娼婦たちがサッカーチームを結成。差別に抗い、自らの尊厳を賭けた魂の記録。

    舞台は現代グアテマラシティの線路脇に広がる売春地帯。そこで生きる娼婦たちが、ある日サッカーチーム「ラス・エストレージャス・デ・ラ・リーネア(線路の星たち)」を結成。目的は、社会からの差別や偏見に立ち向かい、失われた尊厳を取り戻すこと。コーチの指導のもと、ボールを追いかける彼女たち。しかし、その前には世間の冷たい視線と、変わらない過酷な日常。それでもピッチを駆け抜ける彼女たちの姿は、生きる希望そのもの。一本のボールが繋いだ、彼女たちの魂の記録。

    ネット上の声

    • ドキュメンタリーである事を忘れつつも・・
    • 1人の老女が、凡作を名作に変えた!
    • ドラマを見るように楽しんでいいのか
    • ラテンパワー炸裂の元気になれる映画
    サッカー、 ドキュメンタリー
    • 製作年2006年
    • 製作国スペイン
    • 時間90分
    • 監督チェマ・ロドリゲス
    • 主演---
  23. CALLE(カジェ) 54
    • B
    • 3.64

    ラテン・ジャズの魂がここに集結。伝説の巨匠たちがニューヨークのスタジオで繰り広げる、情熱のセッション。

    ここはニューヨーク54丁目にあるスタジオ。監督フェルナンド・トルエバの呼びかけで、ラテン・ジャズ界のレジェンドたちが一堂に会した。ティト・プエンテ、ガトー・バルビエリ、チューチョ&ベボ・バルデス親子など、音楽史に名を刻む巨匠たちが次々と登場。彼らが奏でる音楽は、時に激しく、時に官能的。ナレーションや解説は一切なし。ただひたすらに、超一流のミュージシャンたちが繰り出すグルーヴと超絶技巧に身を委ねるのみ。音楽が生まれる奇跡の瞬間を捉えた、至福の90分。魂を揺さぶる音楽ドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • ラテン音楽界のトップに君臨し続けたティト・プエンテが出演した最後の映像作品で、数
    • Youtube でまるまる観た
    ドキュメンタリー
    • 製作年2000年
    • 製作国スペイン,フランス
    • 時間105分
    • 監督フェルナンド・トルエバ
    • 主演ティト・プエンテ
  24. 83歳のやさしいスパイ
    • C
    • 3.62

    依頼人は探偵、任務は老人ホームへの潜入捜査。83歳の新人スパイが目にしたのは、孤独と愛情が交錯する人生の真実。

    チリに住む83歳のセルヒオは、妻に先立たれ、新たな生きがいを探していた。そんな彼が見つけたのは「高齢者男性求む」という探偵事務所の求人広告。採用された彼に与えられた任務は、老人ホームに潜入し、入居者への虐待疑惑を調査すること。スパイカメラ付きの眼鏡をかけ、慣れない諜報活動に奮闘するセルヒオ。しかし、彼がそこで目の当たりにしたのは、虐待の証拠ではなく、入居者たちが抱える深い孤独と、ささやかな日常に咲く友情や愛情だった。任務と人情の狭間で揺れる、心優しきスパイの涙と笑いの記録。

    ネット上の声

    • 老人ホームの人々を、老人視線で語るムービー
    • コロナよ明けろ!いつか母と観ようかな、、
    • 孤独との向き合い方や老後の有り方を想う。
    • 介護施設の日常を「スパイ」の切り口で描く
    ドキュメンタリー
    • 製作年2020年
    • 製作国チリ,アメリカ,ドイツ,オランダ,スペイン
    • 時間89分
    • 監督マイテ・アルベルディ
    • 主演---
    • レンタル
  25. J:ビヨンド・フラメンコ
    • C
    • 3.59

    スペインの巨匠カルロス・サウラが描く、情熱の舞踊「ホタ」の世界。音楽とダンスが織りなす圧巻の映像詩。

    スペインの巨匠カルロス・サウラが、自身の故郷アラゴン地方に伝わる伝統舞踊「ホタ」の魂に迫る音楽ドキュメンタリー。舞台は、鏡とスクリーンが配置されたシンプルなスタジオ。そこに集うのは、現代スペインを代表する最高の音楽家とダンサーたち。伝統的なホタから、フラメンコや現代音楽と融合した新しいホタまで、その進化と多様性を圧倒的な映像美で描き出す。情熱的なステップ、哀愁を帯びた歌声、そして力強いギターの音色。言葉を超えた感情がスクリーンから溢れ出す、魂を揺さぶる芸術体験。

    ネット上の声

    • 音楽とリズムに酔う
    • 過去鑑賞作品
    • 何の知識もなく、フラメンコってどんなんかいなぐらいの気持ちでみたんだけどどうも一
    • スペイン三部作やフラメンコ関連の映画を多く撮っているカルロスサウラによるフラメン
    ドキュメンタリー
    • 製作年2016年
    • 製作国スペイン
    • 時間90分
    • 監督カルロス・サウラ
    • 主演サラ・バラス
  26. フラメンコ・フラメンコ
    • C
    • 3.58

    言葉はいらない。魂を揺さぶる情熱の芸術、フラメンコの神髄を映し出す映像詩。

    舞台はスペイン、アンダルシア地方のセビリア。物語も台詞も存在しない、純粋な芸術空間。伝説的な巨匠から若き新星まで、現代最高峰のアーティストたちが集結。彼らが織りなすのは、人生の誕生から死までを描く壮大なフラメンコの旅。光と影、そして鏡を巧みに使った映像美。情熱的なギターの音色、魂の叫びのような歌声、大地を踏み鳴らす力強いステップ。そのすべてが一体となり、観る者の五感を直撃する、圧巻のパフォーマンスの連続。

    ネット上の声

    • 映画というジャンルでは無く芸術作品
    • なんとコメントすべきか・・・
    • フラメンコの世界に浸る…
    • 激シネ、フラメンコ版。
    ダンサー、 ドキュメンタリー
    • 製作年2010年
    • 製作国スペイン
    • 時間101分
    • 監督カルロス・サウラ
    • 主演サラ・バラス
  27. 雪山の絆:僕らは何者だったのか
    • C
    • 3.56
    ドキュメンタリー
    • 製作年2024年
    • 製作国スペイン
    • 時間36分
    • 監督マヌエル・ロモ
    • 主演J・A・バヨナ
  28. ラ・シングラ 幻のフラメンコダンサー
    • C
    • 3.53
    ドキュメンタリー
    • 製作年2023年
    • 製作国スペイン,ドイツ
    • 時間---分
    • 監督パロマ・サパタ
    • 主演アントニア・シングラ
  29. フラメンコ
    • C
    • 3.49
    95年から始まった、“アートとフィルムの境界線に位置する”映像作品を集めた映画祭で上映された作品。ファッション・デザイナー、音楽家、漫画家、写真家……などを被写体に、人とアートの関わりを検証する作品が並ぶ。

    ネット上の声

    • バイブルになりますよ
    ドキュメンタリー
    • 製作年1995年
    • 製作国スペイン
    • 時間98分
    • 監督カルロス・サウラ
    • 主演パコ・デ・ルシア
  30. アナへの2通の手紙
    • C
    • 3.48

    講義は現実か、虚構か。大学教授の「ミューズ」を巡る授業が、妻や教え子たちの感情を揺さぶり、愛と創造の関係を問い直すドキュメンタリー風フィクション。

    スペイン・バルセロナの大学。言語学教授のラファエレが「ミューズ(女神)」をテーマにしたゼミを開講。芸術家にとってのミューズの重要性を情熱的に語る彼の講義は、次第に現実と交錯し始める。講義に疑問を抱く妻アナ、そして教授の言葉に触発され自らの恋愛観を見つめ直す女子学生たち。カメラは彼らの議論、告白、葛藤を静かに映し出す。言葉によって紡がれる愛の神話は、やがて誰も予期しなかった結末へ。これは本当にただの授業なのか。

    ネット上の声

    • インスタレーションを二通の手紙にまとめて提示してみましたとしか言いようがないのよ
    ドキュメンタリー
    • 製作年2010年
    • 製作国スペイン
    • 時間28分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演ガラシ・ロペス・デ・アルメンティア
  31. チョリータ 女たちの南米最高峰
    • C
    • 3.47

    ボリビアの先住民女性たちが、伝統衣装を纏い南米最高峰へ。差別と偏見を乗り越え、自らの誇りを懸けた挑戦の記録。

    舞台は南米ボリビア。先住民アイマラの女性たちは、「チョリータ」と呼ばれ、長年差別の対象とされてきた。彼女たちの多くは、観光客相手の登山ガイドの夫を支えるコックやポーターとして働く日々。しかし、彼女たちは決意する。「私たちも山の頂上に立ちたい」。伝統的で色鮮やかな多層スカート「ポジェラ」を身に纏い、三つ編み姿のまま、アンデス山脈の最高峰アコンカグアへの登頂を目指す。これは、社会の偏見に立ち向かい、自分たちのアイデンティティと夢を追い求める5人の女性たちの、勇気と感動に満ちたドキュメンタリー。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2018年
    • 製作国スペイン
    • 時間---分
    • 監督パブロ・イラブル
    • 主演---
  32. メキシカン・スーツケース <ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実
    • C
    • 3.45
    写真家のロバート・キャパらがスペイン内戦時に撮影した貴重な写真や、難民としてメキシコに渡った生存者たちの証言を通じて、長らく封印されていたスペイン内戦の真実に光を当てるドキュメンタリー。キャパ、ゲルダ・タロー、デビッド・シーモアがスペイン内戦時に戦場となった各地で撮影した4500枚の写真のネガが、メキシコに渡った市民の家で発見され、生々しい戦闘の様子や必死で生き延びようとした市民たちの姿が浮き彫りになっていく。同時に、世界で最も有名な戦場カメラマン、キャパの知られざる姿も明らかにする。

    ネット上の声

    • 3人の戦場カメラマンの命がけの記録
    • 少し前にテレビで見たキャパとタローの
    • 低水準ドキュメンタリー
    • 低水準ドキュメンタリー
    ドキュメンタリー
    • 製作年2011年
    • 製作国スペイン,メキシコ
    • 時間86分
    • 監督トリーシャ・ジフ
    • 主演---
  33. 壁は語る
    • C
    • 3.44
    2023年2月に他界したスペインの映画監督カルロス・サウラの遺作となった作品で、先史時代の洞窟壁画から現代のグラフィティまで、創造的なキャンバスとしての“壁”と芸術の関係を、サウラ監督が自ら旅に出て探求したドキュメンタリー。 芸術の起源について探求するサウラ監督のパーソナルな旅に、人類進化の思想家フアン・ルイス・アルスアガや、現代アートを代表するアーティストのミケル・バルセロらが同行。アルタミラ洞窟の専門家とともにスペインの遺跡や洞窟を巡り、人がなぜ壁に表現したのかを探る。 さらに、グラフィティアーティストのZeta、グラフィティライターのMusa71、アーバンクリエイターのSuso33ら現代の若い世代のアーティストたちの活動にも迫り、彼らが壁に描く理由をそれぞれの視点から示すことで、太古の壁画アーティストと時空を超えてつながっていく。

    ネット上の声

    • 石器時代の壁画といえば、ラスコーやアルタミラなどの洞窟壁画の名が...
    • 2024年劇場鑑賞83本目
    • 実質的にカルロス・サウラ監督の最後のドキュメンタリー映画なのだろう
    • 監督の作品は見たことないし芸術・美術にも明るくないが終始楽しめた
    ドキュメンタリー
    • 製作年2022年
    • 製作国スペイン
    • 時間75分
    • 監督カルロス・サウラ
    • 主演カルロス・サウラ
  34. 衝動―世界で唯一のダンサオーラ
    • C
    • 3.39
    スペインの天才フラメンコダンサー、ロシオ・モリーナの創作現場に迫ったドキュメンタリー。天才的なリズム感と驚異的な身体能力、天性の芸術的感性で異次元のステージを繰り広げ、スペイン舞踊界における最高の栄誉と言われる「スペイン舞踏家賞」を26歳の若さで受賞、世界的バレエダンサーのミハイル・バリシニコフがひざまずいて敬意を表したという逸話など、数々のエピソードに彩られたロシオ・モリーナ。奇抜な振り付けと高度なテクニックを駆使した彼女のステージは、舞踏界のみならず各国の舞台芸術や現代アート界からも熱い視線を送られている。映画は、自らをダンサーとバイラオーラ(女性フラメンコダンサー)をかけあわせた造語の「ダンサオーラ」と称する彼女が、フランス国立シャイヨー劇場での上演までの日々に密着。創作、練習、ステージの現場を映し出す。さらに、ともに作品を作り上げるミュージシャンたちや家族の証言を通し、アーティストとしてのロシオ個人の姿にも迫る。

    ネット上の声

    • ロシオ・モリーナが踊ってる姿を見たら「僕たちの嘘と真実 Documentary
    • フラメンコの枠がこんなに広いのかとびっくりした
    • フラメンコというより、もうアート
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国フランス,スペイン
    • 時間85分
    • 監督エミリオ・ベルモンテ
    • 主演ロシオ・モリーナ
  35. ゲスト
    • C
    • 3.38

    見知らぬ隣人から託された謎の小包と、「決して開けるな」という電話。日常が侵食される、ドキュメンタリータッチの不条理サスペンス。

    バルセロナでごく普通の日常を送る弁護士。ある日、アパートの隣人から謎の小包を預かった直後、見知らぬ男から奇妙な電話が入る。「警察に追われている。その小包を決して開けずに、指定の場所へ持ってきてほしい」。断りきれず、言われるがままに街へ出る弁護士。しかし、行く先々で感じる監視の視線。彼の平穏な日常は、次第に疑心暗鬼と不安に蝕まれていく。現実と虚構の境界が曖昧になる中、彼はこのゲームから抜け出せるのか。

    ネット上の声

    • ☆☆☆★★
    ドキュメンタリー
    • 製作年2010年
    • 製作国スペイン
    • 時間131分
    • 監督ホセ・ルイス・ゲリン
    • 主演---
  36. ON ANY SUNDAY:THE NEXT CHAPTER
    • C
    • 3.35

    なぜ人はバイクに乗り続けるのか。世代とジャンルを超えたライダーたちの情熱を描く、究極のモーターサイクル讃歌。

    1971年の金字塔的ドキュメンタリー「ON ANY SUNDAY」の魂を受け継ぐ続編。モトクロス、ロードレース、フリースタイル。世界中のトップライダーから、趣味でバイクを愛する親子まで、様々なライダーが登場。彼らを駆り立てるスピードへの渇望、仲間との絆、そして自由への憧れ。最新技術で捉えた迫力のライディングシーンと共に、バイクと共にある人生の素晴らしさを描く、全てのライダーに捧げる情熱の物語。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2014年
    • 製作国アメリカ,カナダ,スペイン,オーストリア,南アフリカ
    • 時間90分
    • 監督デイナ・ブラウン
    • 主演---
  37. ゆらぐモルドバ ウクライナ隣国の苦悩
    • C
    • 3.30
    ドキュメンタリー
    • 製作年2022年
    • 製作国スペイン
    • 時間---分
    • 監督ダビド・フォンツェカ
    • 主演---
  38. 私はナチスを欺いた 女性スパイの知られざる素顔
    • C
    • 3.30
    ドキュメンタリー
    • 製作年2022年
    • 製作国スペイン
    • 時間---分
    • 監督チェマ・ラモス
    • 主演---
  39. パッション・フラメンコ
    • C
    • 3.30

    現代フラメンコ界の女王サラ・バラス。彼女の情熱と魂が宿る、圧巻の舞台創造の裏側に迫るドキュメンタリー。

    スペイン、アンダルシア。世界的なフラメンコダンサー、サラ・バラスが伝説の巨匠たちに捧げる舞台「ボセス」を創り上げる過程を追う。伝統を重んじながらも、革新的な表現を追求する彼女の芸術への飽くなき探求心。厳しいリハーサル、仲間との絆、そして舞台に立つ瞬間の緊張と解放。カメラは彼女の超絶的なテクニックだけでなく、一人のアーティストとしての葛藤や素顔をも映し出す。フラメンコの魂が観る者の心を激しく揺さぶる情熱の記録。

    ネット上の声

    • 世界を良くする責任がある
    • スペイン フラメンコの靴
    • スペインの情熱
    • サラ・バラス天晴! 今は亡き新宿エルフラメンコが出てきます
    ドキュメンタリー
    • 製作年2016年
    • 製作国スペイン
    • 時間95分
    • 監督ラファ・モレス
    • 主演サラ・バラス
  40. MESSI/メッシ -頂点への軌跡-
    • C
    • 3.28
    2014年ワールドカップのゴールデンボール賞(MVP)や4年連続のバロンドールなどサッカー界にその名を刻む、リオネル・メッシに迫ったドキュメンタリー。成長ホルモンが不足するという病に悩まされた幼少期から世界最高峰のサッカー選手へと成長していくまでの軌跡を記録映像で振り返るほか、FCバルセロナのチームメイトやコーチ、ジャーナリストなど関係者の証言も交える。監督はスペインの鬼才アレックス・デ・イグレシア。2014年・第11回ラテンビート映画祭やヨコハマ・フットボール映画祭2015で上映された。

    ネット上の声

    • フランス優勝に2万円賭けてたことを思い出し涙する
    • おばあちゃんに捧げる👆
    • あるレストランに年齢も階級もさまざまな人たちがそれぞれのテーブルで笑顔で話してい
    • 貴重な子供の頃のメッシ選手の映像や幼馴染が出てきて彼の昔からの逸話を語り合うシー
    ドキュメンタリー
    • 製作年2014年
    • 製作国スペイン
    • 時間97分
    • 監督アレックス・デ・ラ・イグレシア
    • 主演リオネル・メッシ
  41. ボールを奪え パスを出せ FCバルセロナ最強の証
    • C
    • 3.24

    天才グアルディオラとメッシが築いた黄金時代。史上最強チーム「FCバルセロナ」の戦術革命に迫るドキュメンタリー。

    2008年から2012年。ペップ・グアルディオラ監督のもと、フットボールの歴史を変えたチーム、FCバルセロナ。リオネル・メッシ、シャビ、イニエスタといったスター選手たちが、いかにして「ティキ・タカ」と呼ばれる革新的なサッカースタイルを完成させたのか。選手や関係者の証言、未公開映像を交え、栄光の4年間の舞台裏を克明に記録。戦術の秘密、チーム内の人間模様、そして宿敵との激闘。サッカーファン必見、最強クラブの真実に迫る物語。

    ネット上の声

    • バルサクレじゃなくてもサッカー好きなら!
    • 何人かがインタビューでBonitoって言ってた
    • 王者の王者たる所以。
    • バルサの戦略
    ドキュメンタリー
    • 製作年2018年
    • 製作国スペイン
    • 時間109分
    • 監督ダンカン・マクマス
    • 主演リオネル・メッシ
  42. イベリア 魂のフラメンコ
    • C
    • 3.16
    「カルメン」「恋は魔術師」など数々のダンス映画を手がけたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラが、スペインを代表する作曲家イサーク・アルベニスのピアノ曲『イベリア』からインスパイアされて制作したドキュメンタリー。全18曲の音楽が流れる中、舞踏家、歌手、ギタリストたちの競演が繰り広げられる。出演はサラ・バラス、アントニオ・カナーレス、ホセ・アントニオ、アイーダ・ゴメス。

    ネット上の声

    • 巨匠カルロス・サウラ監督の作品を観るのはこれで7作品目
    • 注意!! ドキュメンタリーではありません
    • スペイン人小学生の色気に注目!
    • やはりサウラ監督、マンネリです
    ドキュメンタリー
    • 製作年2005年
    • 製作国スペイン
    • 時間95分
    • 監督カルロス・サウラ
    • 主演サラ・バラス
  43. フラメンコの魔性と神秘
    • C
    • 3.15
    ドキュメンタリー
    • 製作年1952年
    • 製作国スペイン
    • 時間68分
    • 監督エドガル・ネヴィール
    • 主演アントニオ
  44. サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ
    • D
    • 3.13

    スペイン、サクロモンテの洞窟に響き渡る魂の叫び。フラメンコの聖地で受け継がれる情熱と記憶の物語。

    スペイン南部、グラナダのサクロモンテ地区。そこは、ロマの人々が洞窟住居(クエバ)で暮らし、フラメンコの魂を育んできた伝説の場所。本作は、この聖地に生きる長老たち「賢人」の言葉とパフォーマンスを通して、フラメンコの神髄に迫る音楽ドキュメンタリー。彼らの歌と踊りは、単なる芸術ではない。一族の歴史、喜び、そして痛みの記憶そのもの。近代化の波の中で、失われゆく伝統を未来へどう繋ぐのか。情熱的なリズムと深い歌声が、観る者の魂を揺さぶる。

    ネット上の声

    • 自分が想像するフラメンコとのギャップ
    • 失われて文化と誇りを記録する
    • ごゆるりと鑑賞した
    • 彼らにとって、大きな転機は1963年の大洪水。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2014年
    • 製作国スペイン
    • 時間94分
    • 監督チュス・グティエレス
    • 主演---
  45. チェ 28歳の革命
    • D
    • 3.12

    1950年代キューバ、理想に燃える若き医師チェ・ゲバラが、カストロと共に独裁政権に挑む革命の記録。

    舞台は1955年のメキシコ。喘息持ちの若きアルゼンチン人医師、エルネスト・“チェ”・ゲバラ。彼の日常は、キューバ人弁護士フィデル・カストロとの運命的な出会いで一変。バティスタ独裁政権打倒という共通の目的のため、ゲバラは医師の道を捨て、革命家としての道を選択。わずか82名の仲間と共にキューバへ上陸するも、政府軍の奇襲で部隊は壊滅寸前。絶望的な状況下、ゲリラ戦を率いる指揮官として頭角を現していくゲバラ。彼の前には、圧倒的な兵力差と過酷な自然という巨大な壁。理想国家建設という目的を果たすための、苦難に満ちた戦いの始まり。

    ネット上の声

    • アルゼンチン人であるゲバラがカストロの元で信用を得ながら進軍する「ゲバラ日記」を
    • 知識無用!貴方も【革命戦士】を体感せよ!
    • “おせっかい”など全くない、堂々の再現劇
    • 「何千回でも答えよう。その通りだ、と。」
    ドキュメンタリー
    • 製作年2008年
    • 製作国アメリカ,フランス,スペイン
    • 時間132分
    • 監督スティーヴン・ソダーバーグ
    • 主演ベニチオ・デル・トロ
  46. 特殊じゃない、異なりもしない、だれもが愛しいチャンピオン
    • D
    • 3.09
    映画『だれもが愛しいチャンピオン』で、知的障害者のバスケチーム・アミーゴスの面々を演じたのは、実際に知的障害のあるグロリア・ラモスたち。彼らが人生の新たな扉を開く姿や、日常生活、波乱の日々をユーモラスかつハートフルに綴る。

    ネット上の声

    • 『だれもが愛しいチャンピオン』に出演したキャスト陣の日常を追ったドキュメンタリー
    • 出演者とご家族のこれから続く人生に幸多かれと祈らずにはいられない
    • 「だれもが愛しいチャンピオン」に出演した彼らのドキュメンタリー
    • 健常者よりもずっとにこにこ楽しそうに過ごしてるように見える
    ドキュメンタリー
    • 製作年2018年
    • 製作国スペイン
    • 時間87分
    • 監督アルバロ・ロンゴリア
    • 主演グロリア・ラモス
  47. スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯
    • D
    • 3.06

    ネット上の声

    • デッドボーイズのスティーヴ・ベイターのドキュメンタリーがあったため鑑賞
    • 天真爛漫(?)で自由すぎるスティーヴの才気溢れる人生を、多くの周辺関係者の証言で
    • 最後の方でアンディ・マッコイとマイケル・モンローの名前が出てきて、ああ、そうだっ
    • まだ誰も感想を書いていない!私が一番なんてなんと光栄な事でしょう!
    ドキュメンタリー
    • 製作年2019年
    • 製作国スペイン
    • 時間---分
    • 監督ダニー・ガルシア
    • 主演---
  48. ムガリッツ
    • D
    • 3.06
    ドキュメンタリー
    • 製作年2024年
    • 製作国スペイン
    • 時間96分
    • 監督パコ・プラサ
    • 主演---
  49. そのキスに“NO”:スペインサッカー界が変わる時
    • D
    • 3.06
    Netflixで2024年11月1日から配信。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2024年
    • 製作国スペイン
    • 時間95分
    • 監督ジョアンナ・パルドス
    • 主演---
  50. コマンダンテ
    • D
    • 3.01

    巨匠オリバー・ストーンが、キューバの革命家フィデル・カストロの素顔に迫る。30時間に及ぶ対話から浮かび上がる、一人の男の思想と人生。

    2002年、キューバ。映画監督オリバー・ストーンが、最高指導者フィデル・カストロへの3日間にわたる密着インタビューを敢行。キューバ危機、チェ・ゲバラとの友情、アメリカへの想い。歴史の激動の中心に立ち続けた男が、自身の言葉で赤裸々に過去を語る。ストーンは鋭い質問を投げかけ、プロパガンダの裏に隠された人間としてのカストロを映し出そうと試みる。英雄か、独裁者か。カメラの前で繰り広げられる、二人の男の火花散る対話。観る者に強烈な問いを投げかける、緊張感に満ちたドキュメンタリー。

    ネット上の声

    • フィデル・カストロとの一問一答をまとめたインタビュー集
    • オリヴァー・ストーンとフィデル・カストロ
    • さすがオリバー・ストーン!!必見!!
    • 歴史の相対性における評価について
    ドキュメンタリー
    • 製作年2003年
    • 製作国アメリカ,スペイン
    • 時間100分
    • 監督オリヴァー・ストーン
    • 主演フィデル・カストロ

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