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ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの侵攻を開始した。AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、取材のため仲間と共に現地へと向かう。ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、またたく間にマリウポリは孤立していく。海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
チェルノフが現地から配信したニュースや、彼の取材チームが撮影した戦時下のマリウポリ市内の映像をもとに映画として完成させた。2024年・第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞し、ウクライナ映画史上初のアカデミー賞受賞作となった。また、取材を敢行したAP通信にはピュリッツァー賞が授与されている。日本では2023年にNHK BSの「BS世界のドキュメンタリー」で「実録 マリウポリの20日間」のタイトルで放映された。2024年4月に劇場公開。
ネット上の声
- 言葉が出ない。ただ、これが現実。
- ニュースで見るのとは全く違う。戦争の本当の姿を突きつけられた気がする。
- 観ている間ずっと胸が苦しかった。平和な国にいる自分に何ができるのか、考えさせられます。
- 辛すぎて最後まで観るのがやっとだった…。面白いとかそういう評価ができる映画じゃない。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国ウクライナ,アメリカ
- 時間97分
- 監督ミスティスラフ・チェルノフ
- 主演---
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内戦下のシリア、爆撃の日常で母になった監督が愛娘へ贈る、命の尊さを映した衝撃のビデオレター。
2012年、シリア内戦下の都市アレッポ。ジャーナリストのワアドは、民主化を求める革命の記録を始める。爆撃が日常と化した絶望的な状況下で、彼女は医師ハムザと恋に落ち、結婚。そして、新たな命、娘のサマが生まれる。「なぜ、こんな世界にあなたを産んだのか」。ワアドは自問しながら、愛する家族、仲間、そして失われていく命の現実をカメラに収め続ける。これは、戦火の中で母が娘に宛てた、愛と喪失、そして希望を巡る壮絶な記録。
ネット上の声
- この映像を異世界にしてしまった演出は微妙
- 映像の迫力を前にしたら、沈黙がふさわしい
- 戦時下の生活がどの様なものであるか知れる
- 映されるのは無辜の民だけ。戦争ダメ絶対!
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,シリア・アラブ
- 時間100分
- 監督ワアド・アル=カティーブ
- 主演---
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100年前の記録映像が、ピーター・ジャクソン監督の技術で鮮やかに蘇る。これは、歴史の教科書では分からない、兵士たちの“生”の記録。
第一次世界大戦の、これまで誰も見たことのなかった真実。ピーター・ジャクソン監督が、100年前のモノクロ映像を最新技術でフルカラー化。さらに、兵士たちの実際のインタビュー音声を重ね、当時の戦場を追体験させる革新的なドキュメンタリー。祖国のために戦った若者たちの、あどけない笑顔、塹壕での日常、そして死と隣り合わせの恐怖。歴史上の人物ではなく、一人の人間としての彼らの息遣い。過去の記録が、今を生きる我々に強烈なメッセージを突きつける。
ネット上の声
- 歴史の教科書として後世に語りつがれるべき
- 今まで観てきた戦争映画で一番リアルかも
- タイムマシンに乗って戦地に行く体験
- 映像革命で甦った、第一次大戦の真実
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,ニュージーランド
- 時間99分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演---
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太平洋戦争末期の沖縄。少年たちは「スパイ」になることを命じられた。知られざる極秘作戦の真実。
太平洋戦争末期、米軍上陸が目前に迫る沖縄。そこでは、日本軍による極秘作戦が進行していた。陸軍中野学校出身の将校たちの指揮下、地元の中学生らが「護郷隊」としてゲリラ戦の訓練を受ける。家族や友人を監視し、時には殺害せよとの非情な命令。彼らはスパイとして生きることを強いられた。生き残った元少年兵たちの重い証言を通し、歴史の闇に葬られてきた「沖縄スパイ戦史」の恐るべき真実を暴き出す衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 現場の軍人と住民の思いがよく分かりました
- 80点:軍隊の非人間性を明るみに出す
- 戦争について考える素材として必見
- 73年前の沖縄戦のことだけではない
第二次世界大戦、 沖縄戦、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督三上智恵
- 主演---
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「犬に名前をつける日」の山田あかね監督が、戦禍のウクライナで動物の命を救うために奔走する人々を3年間にわたって取材したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した。戦争の惨状が日々報道されるなか、山田監督はその現実を自身の目で確かめるため、侵攻開始から約1カ月が経ったウクライナに入国する。これまで数々の作品で犬や猫の命をテーマに被災地で取材を重ねてきた山田監督は、戦場で生きる犬たちの様子や、その小さな命を救おうと世界中から駆けつけた人々が奮闘する姿にカメラを向けていく。そこから見えてきたのは、戦争に翻弄される人々の姿や、さまざまな立場から語られる平和への願いだった。やがて山田監督はある動画をきっかけに、キーウ近郊で起こった犬を巡る衝撃的な事件について知り、その真相を調べはじめる。
俳優の東出昌大がナレーションを担当。
ネット上の声
- ウクライナ戦争下の犬たち
- 正義のために殺すのか
- すべての生命……
- 人と犬の命の重さ
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督山田あかね
- 主演---
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1931年の満州事変から15年間に及んだ日中戦争で、中国に対する侵略行為の実行者となった元日本軍兵士14人を取材し、彼らが行った加害行為の告白を記録したドキュメンタリー。生体解剖や細菌実験を繰り返した軍医、731部隊隊員や、自らの功績や名誉のために拷問と大量処刑を行った憲兵、上級者の下級者に対する私的制裁によって日本軍特有の軍隊機構を叩き込まれ、人間性を喪失した兵士たち。生い立ちや学歴、職業、軍隊での経歴も様々な証言者たちが、人間の行いうる狂気のような行為と弱さ、そして本当の戦争を伝えたいという痛切な思いから、彼ら自身が行った壮絶な事実を語る。2001年製作・公開。19年8月には、東京・シアター・イメージフォーラムにてDCP版でリバイバル上映。
ネット上の声
- 時代を経て思うこと
- 凄惨な虐殺
- チャン○○だから、命令だから、度胸がないと思われたくないから
- 日本人が中国に行った残虐行為レポート
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督松井稔
- 主演---
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太平洋戦争時にマーシャル諸島で命を落とした日本人兵士の息子が、父が最期を過ごした地を訪れる姿を記録したドキュメンタリー。太平洋戦争中、日本の委任統治下にあったマーシャル諸島では2万人の日本兵が死亡した。その中のひとり、佐藤冨五郎さんも飢えで命を落とすが、冨五郎さんが死の直前まで書き続けていた日記は戦後、戦友の手により家族のもとに届けられる。2歳で父親と別れ、74歳になった息子の佐藤勉さんは2016年4月、日記を手がかりに、マーシャル諸島に住んだことのある若者2人に案内役を頼み、父の最期の地を巡る。旧日本軍の建物など、いまだ多くの戦跡が残るマーシャル諸島の地を巡る佐藤さんの旅を通して、「タリナイ」が意味するものなどを描き出していく。監督は、これが初監督作となる大川史織。大川監督と同い年で、タレントやラジオパーソナリティとして活躍する藤岡みなみがプロデューサーを務めた。
ネット上の声
- マーシャルの美しさと人々の寛大さ
- ドキュメンタリーあまり見ないですが、とてもよかった
- 日本は戦争の後片付けをしていないんだな
- BGMは、ウクレレに乗せて歌われる現地の歌
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督大川史織
- 主演---
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パレスチナ人監督モハメッド・サワフとイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトムが共同監督を務め、空爆で亡くなったパレスチナの子どもたちを追悼したドキュメンタリー。
2021年5月、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に行った空爆により、11日間で少なくとも67人の子どもたちが命を落とした。イギリスでそのニュースを見たマイケル・ウィンターボトム監督は、若い犠牲者たちを追悼する映画を製作することを決意。パレスチナ人の映画監督モハメッド・サワフと協力し、攻撃からわずか1カ月後に撮影を開始した。
アーカイブ映像や残された家族たちの証言を通して、世界中の子どもたちと同じようにそれぞれの希望や夢、野心を持って生きていたパレスチナの子どもたちの物語を映し出す。「アド・アストラ」「戦場でワルツを」などの作曲家マックス・リヒターが音楽を担当。日本語版ナレーションは坂本美雨。
ネット上の声
- 淡々と亡くなった子どもたちを紹介していく
- 現在進行形でもあるドキュメント
- パターン化の一長一短
- この映画の存在感
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督ムハンマド・サウワーフ
- 主演---
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原爆投下から60年。被爆者の生々しい証言と貴重な映像で綴る、二つの都市の悲劇と再生のドキュメンタリー。
1945年8月、広島と長崎に投下された原子爆弾。本作は、その地獄を生き延びた14人の被爆者の証言を中心に構成。彼らが語るのは、閃光と黒い雨、家族や友人を一瞬で失った絶望、そしてその後も続く放射線障害との闘い。これまで公開されることのなかった米軍撮影の映像も交え、核兵器がもたらした非人道的な現実を克明に記録。憎しみを超え、平和への強い願いを訴えかける生存者たちの言葉。未来の世代へ伝えるべき、魂の記録。
ネット上の声
- 観てよかったのだろうか
- 目の背けたくなるような過去にあったそして現在も存在している出来事が克明に描かれて
- 日系米国人の監督が広島と長崎の原爆被爆者と米国側の関係者に取材したドキュメンタリ
- 戦争についてちゃんと知識と自分なりの考えを持つようにと映画館に連れて行かれた作品
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督スティーヴン・オカザキ
- 主演---
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内戦下のシリア・アレッポ。爆撃の瓦礫から命を救う民間防衛隊「ホワイト・ヘルメッツ」の過酷な日々の記録。
5年以上に及ぶ内戦で廃墟と化したシリア・アレッポ。鳴り響く空爆のサイレンと絶え間ない爆撃。そんな死と隣り合わせの街で、人々の命を救うために活動する民間防衛隊「ホワイト・ヘルメッツ」の若者たち。彼らのリーダー、カレドは、仲間と共に瓦礫の中から生存者を懸命に捜索。しかし、終わりの見えない惨状と仲間を失う悲しみに、彼の心は疲弊していく。故郷を去るか、留まって人々を救い続けるか。極限状況下で迫られる究極の選択。これは、希望を信じ続けた男たちの魂の記録。
ネット上の声
- 先々のことを考えられる身の幸せを感じた。
- わけがわからないことだらけだった。
- どこで、どう生きるか、究極の選択
- どこで、どう生きるか、究極の選択
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国デンマーク,シリア・アラブ
- 時間104分
- 監督フェラス・ファヤード
- 主演---
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2025年に90歳を迎える在日朝鮮人2世の映画作家・朴壽南(パク・スナム)が、娘の朴麻衣と共同監督し、歴史に埋もれた声なき者たちの物語を描き出したドキュメンタリー。
1935年3月、三重県に生まれた在日朝鮮人2世の朴壽南は、1958年に起きた小松川事件の在日朝鮮人2世の少年死刑囚・李珍宇(イ・ジヌ)との往復書簡「罪と死と愛と」で注目を集め、その後も、植民地支配による強制連行や、広島と長崎で被爆した在日朝鮮人の声を掘り起こした証言集を出版。さらにペンをカメラに持ち替え、1986年に朝鮮人被爆者のドキュメンタリー映画「もうひとつのヒロシマ」で初監督を務めた。その後も「アリランのうた オキナワからの証言」「ぬちがふぅ(命果報) 玉砕場からの証言」「沈黙 立ち上がる慰安婦」といったドキュメンタリー作品を送り出してきた。
本作は、そんな朴壽南がライフワークとしてきた朝鮮人原爆被爆者の実情と今日の課題に再び焦点を当て、約40年前から撮り続けていた16ミリフィルムを基に制作。広島や長崎で原爆被害を受けた朝鮮人のほか、長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の慰安婦にされた女性たちの声なき物語を描き出す。
ドキュメンタリー
- 製作年2025年
- 製作国日本,韓国
- 時間148分
- 監督朴壽南
- 主演---
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長岡の花火に秘められた戦争の記憶と平和への祈り。一人の女性記者が辿る、時空を超えた魂の物語。
東京から来た女性記者、遠藤玲子。彼女の目的は、新潟県長岡市の名物「長岡まつり大花火大会」の取材。しかし、その旅は単なる取材では終わらない。不思議な人々と出会い、長岡が経験した戦争の悲劇、そしてそこからの復興の歴史を追体験。太平洋戦争末期の空襲、中越地震からの復興。夜空を彩る壮大な花火に込められた、慰霊と平和への切なる願い。玲子は時空を超えた旅の果てに、一つの真実と向き合う。
ネット上の声
- 観れば観るほど味が出る日本人必見の物凄い映画
- ひとり大林宣彦監督映画祭
- まだ間に合いますか?
- みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。
花火が印象的、 ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督大林宣彦
- 主演松雪泰子
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フランスのセザール賞ほか数々の賞に輝き、第81回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画。2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねるが……。監督のアリ・フォルマンの実体験に基づいて製作されたアニメーションの意欲作。
ネット上の声
- アニメ映像は「ナチと同じことをした」当事者が描いたゲルニカのよう
- アニメーションによって伝わる違った感覚
- 重く、ずっしりと、静かに心に降りつもる
- 失っていた先の現実とよみがえった事実
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国イスラエル,フランス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演アリ・フォルマン
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1999年・第71回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞作。
ネット上の声
- ホロコーストに関して、色々知りたくて映画、ドキュメンタリーを何作か見たけどどれよ
- なんとなく聞いたことがあったナチスによるユダヤ人迫害・虐殺が、いかに残酷なものだ
- 敗戦の兆しが強くなっているにも関わらず、ユダヤ人虐殺を止めないヒトラーのユダヤ人
- 簡単に評価したり感想を述べたりするのが相応しい作品ではないが、こういう形で記録に
ドキュメンタリー
- 製作年1998年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ジェームズ・モル
- 主演---
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パレスチナの民衆抵抗運動の地・ビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエル軍の政策に対する抵抗運動を記録したドキュメンタリー。2005年、パレスチナのヨルダン川西岸に位置するビリン村では、近くに建設されたユダヤ人入植地の安全保障の確保を名目にフェンス(分離壁)が設けられる。しかし、その目的はビリン村の土地を囲い込むためなのは明白だった。フェンスにより村が分断され、畑にも自由に行かれなくなってしまった村人たちは抵抗運動を始める。村に住むイマードは、同時期に誕生した四男の成長記録を撮ろうとカメラを回し始めるが、それは同時に抵抗運動を続ける村人たちの日常を記録する映像となる。デモを制圧しようとする軍の銃撃などでカメラが壊されるたび、新しいカメラを手に入れ、イマードは計5台のカメラで村の日常を撮り続ける。
ネット上の声
- パレスチナ人とイスラエル人の共作
- ヨルダン川西岸地区をイスラエル軍が非合法的にパレスチナから奪っていく過程を捉えた
- パレスチナのビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエ
- プロミスを見た後にこれを見ると、大人たちの姿になんかちょっと....悲しくなっち
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国パレスチナ,イスラエル,フランス,オランダ
- 時間90分
- 監督イマード・ブルナート
- 主演---
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「ドンバス」「バビ・ヤール」などで世界的に注目されるウクライナの映画作家セルゲイ・ロズニツァが、第2次世界大戦下で連合軍がドイツに対して実行した史上最大規模の空爆を題材に制作したドキュメンタリー。
第2次世界大戦末期、連合軍はナチスドイツに対し、イギリス空爆の報復として絨毯(じゅうたん)爆撃を行った。連合軍の戦略爆撃調査報告書によると、イギリス空軍だけで40万の爆撃機がドイツ131都市に100万トンの爆弾を投下し、350万件の住居が破壊され、約60万人の一般市民が犠牲になったとされる。
技術革新と生産力向上によって増強された軍事力をもって一般市民を襲った未曾有の大量破壊の顛末を、当時の記録映像を全編に使用して描き出す。
ネット上の声
- 音を改変した非ドキュメンタリー映画
- 原爆の犠牲者より
- 渋谷のシアター・イメージフォーラムでセルゲイ・ロズニツァ《戦争と正義》特集がされ
- セルゲイ・ロズニツァはドキュメンタリーを過剰に見せるのではなく、淡々と見せていく
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国ドイツ,オランダ,リトアニア
- 時間105分
- 監督セルゲイ・ロズニツァ
- 主演---
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ISの支配下、命を賭して真実を報じ続けた市民ジャーナリストたち。これは、ペンとカメラでテロに立ち向かった彼らの魂の記録。
2014年、シリア北部の都市ラッカ。過激派組織ISに占領され、恐怖と暴力が日常と化した街。その惨状を世界に伝えるため、数人の若者たちが匿名組織「ラッカは静かに虐殺されている」を結成。命懸けでISの残虐行為を撮影、発信する彼ら。家族や仲間を失い、自身も追われる身となりながら、なぜ彼らは戦い続けるのか。暴力に屈しない人間の尊厳と、ジャーナリズムの使命を問う衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 【”我々の言葉は、間違いなく彼らの武器より強い” シリア北部の街、ラッカで起きてしまった、現実の出来事とは思えない事を克明に映し出した、苛烈なポリティカル・スリラー・ドキュメンタリー。】
- 暴力に対しジャーナリズムで闘う現代の英雄
- ラッカを静かに虐殺しているのは・・・?
- 世界中で起こっていることの一つだが
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督マシュー・ハイネマン
- 主演---
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2008年から09年のイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への大規模空爆と地上侵攻により、300人以上の子どもたちが犠牲となった。その事実に衝撃を受けたジャーナリストの古居みずえは、攻撃直後に現地入りし取材を始まる。封鎖されたガザ地区で、物資もなく食事がままならない日々を送りながらも、がれきの中で遊びながらたくましく生きる子どもたちの姿を通して、人間の「生きる力」に迫ったドキュメンタリー。
ネット上の声
- 9点:見て良かった!!
- 「家族が亡くなった場所だからこの家に来るのが好きなの、住みたいくらい
- 2008年のイスラエル軍のガザ侵攻後のガザの子供を追ったドキュメンタリー
- とても考えさせられる映画だった
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督古居みずえ
- 主演---
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戦争写真家である孤高のフォトジャーナリスト、ジェームズ・ナクトウェイの日常や仕事における不安を描き、その年のアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞にノミネートされた。監督はスイスのドキュメンタリー作家・プロデューサーのクリスチャン・フレイ。
ネット上の声
- 極限まで“主観”的な写真撮影の瞬間を、「カメラに搭載したカメラ」で録画することに
- 彼の戦争写真をワイン片手に楽しげに鑑賞しているお客さんを見たとき、物凄い憤りを感
- 著名な戦場カメラマン、ジェームズ・ナクトウェイに迫ったドキュメンタリー映画
- 大衆はこの現状から目を逸らそうとしていないか?ナクトウェイは首を横に振る
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国スイス
- 時間96分
- 監督クリスチャン・フレイ
- 主演ジェームズ・ナクトウェイ
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「ひめゆり学徒隊」をはじめ、太平洋戦争時の沖縄で動員された女子学徒生の多くが命を散らしていった中、わずか3人の戦死者にとどまった「ふじ学徒隊」について記録したドキュメンタリー。1945年、旧那覇市の中央にあった積徳高等女学校の生徒25人が、ふじ学徒隊として野戦病院に勤務することになる。勤務中に1人が戦死したが、残った24人は6月26日、解散命令を受ける。命令を下した隊長は「必ず生きて親許へ帰れ」と言い残して自決。恐ろしい死の恐怖にさらされ続けながらも生き残った人々が、当時を回顧しながら語る証言をもとに、生きる道の意味を探っていく。
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督野村岳也
- 主演---
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第二次世界大戦後、A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判。膨大な記録映像で綴る、4時間半の歴史的ドキュメンタリー。
1946年から2年半にわたり開かれた「東京裁判」。日本の戦争指導者たちが「平和に対する罪」で裁かれた、歴史的な法廷の全貌。本作は、国防総省が撮影した膨大なフィルムを基に構成。東條英機ら被告たちの表情、検察と弁護団の激しい応酬、そして法廷で明らかにされる戦争の真実。ナレーションを排し、記録映像の力だけで、勝者が敗者を裁くという裁判の本質と、戦争とは何かを観る者に問いかける、圧巻の記録映画。
ネット上の声
- 長らく録画したままだった長尺約4時間半のドキュメンタリーをようやく鑑賞
- 1946年の初夏から1948初冬まで行われた極東国際軍事裁判のドキュメンタリー
- 死ぬまでに観たい映画の一つだったから観れて良かった
- 正義とは何か?人間の持つ欺瞞性や弱さ
戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間277分
- 監督小林正樹
- 主演---
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東京を拠点に活動するオーストラリア出身の映画監督エイドリアン・フランシスが、東京大空襲の生存者たちを取材したドキュメンタリー。
1945年3月10日午前0時過ぎ、アメリカ軍の爆撃機が東京を襲撃し、死者10万人以上、東京の4分の1が焼失する史上最大の空襲となった。その悲劇を生き延びた星野弘さん、清岡美知子さん、築山実さんら3人は長年にわたり、公的な慰霊碑や博物館の建設、市民への補償を求めて活動を続けてきた。日本人から戦争や空襲の記憶が失われつつある今、悲劇の体験を後世に残すため戦ってきた生存者たちの最後の運動を、彼らの悲痛な証言や映像資料を交えながら映し出す。
東京ドキュメンタリー映画祭2022で観客賞を受賞。
ネット上の声
- 東京大空襲という恐ろしい現実を後世に伝えようとする人々の記録
- 日本人監督じゃあ作れなかったのか?
- 市井の人として体験した戦争
- 考える作品
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オーストラリア
- 時間80分
- 監督エイドリアン・フランシス
- 主演---
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画家・丸木位里と丸木俊の夫妻が1980年代に手がけた大作「沖縄戦の図」の全14部を紹介するドキュメンタリー。
広島・長崎の原爆投下の惨状を全15部で描いた「原爆の図」をはじめ、「南京大虐殺の図」「アウシュビッツの図」など、その生涯で一貫して戦争の地獄絵を描き続けた丸木夫妻。最晩年には沖縄という題材に取り組み、現地に6年間通い続けて体験者の証言を聞き、地上戦の“現場”に立ちながら連作「沖縄戦の図」を完成させた。
戦争の愚かさを余すことなく伝え、地上戦を生き延びた人々の「ヌチドゥタカラ(命こそ宝)」の精神が込められた14部の絵画を通し、丸木夫妻の「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどる。監督は「大津波 3.11 未来への記憶」「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」などの河邑厚徳。
ネット上の声
- 二人は6年かけて、場所もテーマの様々な沖縄戦の図、全14部を描いていった。
- 絵の意味や制作過程がよくわかる
- 日本人の目から見た戦争の記憶を語り継がんと80代、70代の丸木夫妻が取り組んだ画
- 「沖縄戦の図」をはじめ、丸木夫妻の絵をきちんと鑑賞したことがなかったため、この映
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督河邑厚徳
- 主演---
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イスラエル軍によるヨルダン川西岸への侵攻作戦の中で起こった、難民キャンプへの侵攻を記録したドキュメンタリー。カメラは2 週間にも及ぶイスラエル軍の包囲、破壊、殺戮にさらされるパレスチナの人々の生活を追う。同じ頃、元イスラエル将兵の青年たちが“沈黙を破る”という名の写真展を開き、自らの加害行為を告白する。監督はジャーナリストの土井邦敏。
ネット上の声
- 我々にとっての現実、彼らにとっての現実
- 「何かを受け取った」ように感じる作品
- この130分のドキュメンタリーは短い
- 必見のドキュメンタリー映画です
戦争、 ドキュメンタリー、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督土井敏邦
- 主演---
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第2次世界大戦終結後、中国に残留して内戦に巻き込まれた日本兵を巡る“日本軍山西省残留問題”にスポットを当てたドキュメンタリー。軍の命令に従って残留した約2600人の兵士たち。ところが政府はその事実を否定し、彼らを脱走兵として扱った。国を相手に裁判を続ける残留兵のひとりである奥村和一が、真相を求めて再び中国を訪れる。メガホンを取るのは、デビュー作「延安の娘」が世界中の映画祭で絶賛された池谷薫。
ネット上の声
- 演出過剰の脇からするりと抜け落ちる本質
- できるだけたくさんの人に観て欲しい!!
- 「生きる」って、スゴイことなんだ!
- 今時、旬なのはドキュメンタリーだよ
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督池谷薫
- 主演奥村和一
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ベトナム戦争の従軍取材で知られる戦場カメラマン、石川文洋の軌跡をたどったドキュメンタリー。1938年に沖縄に生まれた石川文洋は、世界一周無銭旅行を目指して日本を飛びだし、64年から南ベトナム政府軍・米軍に従軍してベトナム戦争を取材、帰国後は故郷・沖縄をカメラにおさめ続けている。映画は、75歳になった石川とともにベトナムや沖縄を訪れ、その半生を振りかえるとともに、いまなお米軍基地問題に悩まされ続けている沖縄の姿をとらえた。監督は、介護福祉の現場を描いた「ただいま、それぞれの居場所」で文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞した大宮浩一。
ネット上の声
- 沖縄からベトナムへと繋がる、戦争の真実
- ベトナムと沖縄 そして戦争と人
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督大宮浩一
- 主演石川文洋
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世界各地の戦場を捉え続けるフォトジャーナリスト・広河隆一が、40年間に渡ってパレスチナを取材した膨大な量の記録を元に、現地の知られざる歴史と現実を明らかにしたドキュメンタリー。イスラエルが建国された1948年、70万人以上のパレスチナ人が故郷を追われて難民となった。廃墟と化した村の様子や、パレスチナ人、ユダヤ人の証言を通し、パレスチナ人が"NAKBA(大惨事)"と呼ぶこの事件の真相をあぶり出していく。
ネット上の声
- パレスチナについてさらに知りたくなって
- 宗教や歴史・政治が複雑に絡むパレスチナ土地問題だが、かつて理想郷と思えた町の建設
- この映画は自分が現代の戦争の一端を理解するための補助線としてとても価値がある作品
- かつては迫害して逃れてきた人たちが、元から住んでる人を迫害して追い出している現実
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督広河隆一
- 主演---
-
「アイアン・メイデン」のボーカル、ブルース・ディッキンソンはバンドを脱退していた1994年、内戦状態にあったボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで、自身のバンド「スカンクワークス」を率いてライブを敢行する。命の保証のない緊迫した状況でなぜライブを行ったのか、ブルース自身やスタッフの証言を交えながら当時を振り返る。
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 時間96分
- 監督タリク・ホジッチ
- 主演ブルース・ディッキンソン
-
1950年代、フランス植民地アルジェリア。独立を求める民衆と、それを弾圧するフランス軍の壮絶な闘争の記録。
1954年、フランスからの独立を目指すアルジェリア民族解放戦線(FLN)の闘争が激化。リーダーの一人アリ・ラ・ポワントは、カスバの迷路を拠点にゲリラ戦を展開。爆弾テロ、暗殺、そしてフランス軍による非情な拷問と掃討作戦。ドキュメンタリータッチで描かれる、自由を渇望する人々の抵抗と、国家が振るう暴力の応酬。勝者のいない市街戦の果てに待つものとは。
ネット上の声
- 所々ドキュメンタリーか?と思うほどの映像と、緊張感を高め、時に神々しさすらあるモ
- 廉価版DVD発売で、漸く観賞出来た名作
- 民衆自らが勝ち取った自国の「自由」
- アルジェリア独立戦争を描いた作品
アフリカ舞台、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1966年
- 製作国イタリア,アルジェリア
- 時間122分
- 監督ジッロ・ポンテコルヴォ
- 主演ブラヒム・ハギアグ
-
内戦が続くシリアで市民の治療に奮闘する女性医師アマニ・バロアを中心に、困難に立ち向かう人々の姿を追ったドキュメンタリー。内戦により荒廃したシリアの町に、市民に希望と避難場所を与える地下病院があった。小児科医で病院の責任者でもあるアマニ・バロアと周囲の人々は、日常的に続く爆撃や物資不足、化学兵器による攻撃への不安などと戦いながら日々を過ごし、困難に立ち向かうため結束する。監督は、同じくシリアで奮闘する人々を追った「アレッポ 最後の男たち」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたフェラス・ファヤード。今作も第92回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ、2作連続でのアカデミー賞ノミネートとなった。
ネット上の声
- 強烈なドキュメンタリー
- 内戦が続くシリアで市民の治療に奮闘する女性医師アマニ・バロアを中心に、困難に立ち
- 内戦下のシリアで仮設病院を運営する女性医師にスポットを当てたドキュメンタリー
- 【第92回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国デンマーク,ドイツ,フランス,イギリス,アメリカ,カタール
- 時間---分
- 監督フェラス・ファヤード
- 主演---
-
「フィツカラルド」「アギーレ・神の怒り」などで知られる鬼才ベルナー・ヘルツォークが、1991年に湾岸戦争によって発生したクウェートの大規模油田火災の消火活動を中心に捉えたドキュメンタリー。燃え盛る炎に立ち向かう作業員たちや、言葉を失う人々、破壊された国土など、戦争が残した悲惨な傷跡をヘルツォーク自身によるわずかなナレーションと、ワーグナーやマーラーなどのクラシック音楽によってまとめあげた。93年のベルリン国際映画祭で上映された後、各国の映画祭での上映やテレビ放映が続けられており、日本では92年にNHKで短縮版が放送、2000年にドイツ文化センターで行われたヘルツォーク特集で完全版が1回のみ上映。17年の特集企画「誕生!ヘルツォーク ヴェルナー・ヘルツォーク特集2017」(17年10月7~27日・新宿K's cinema)で完全版が劇場初公開される。
ネット上の声
- 「ワーグナー、ヴェルディ、マーラーの壮麗な音楽を背景に描かれる湾岸戦争のドキュメ
- 『問いかける焦土』は、観に行った他の4作品に比べて2〜3倍の客入りで驚いた と思
- 『戦争』というものの普遍性が虚実を織り交ぜて炙り出されている映像作品
- 川越スカラ座、川越ドイツ映画祭2020にて
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国イギリス,フランス,ドイツ,スペイン
- 時間60分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演---
-
「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の佐古忠彦監督が、太平洋戦争末期の沖縄県知事・島田叡にスポットを当て、知られざる沖縄戦中史を描いたドキュメンタリー。1944年10月10日、米軍による大空襲で壊滅的な打撃を受けた沖縄。翌年1月、内務省は新たな沖縄県知事として、当時大阪府の内政部長だった島田叡を任命する。家族を大阪に残して沖縄に降り立った島田は、大規模な疎開促進や、食糧不足解消に奔走するなど、様々な施策を断行。米軍の沖縄本島上陸後は、壕を移動しながら行政を続けた。大勢の県民が命を落としていく中、島田は軍部からの理不尽な要求と、行政官としての住民第一主義という信念の板挟みとなり、苦渋の選択を迫られる。戦時下の教育により「玉砕こそが美徳」とされた時代、周囲の人々に「生きろ」と言い続けた島田の生き方、考え方はどのように育まれたのか。沖縄戦を生き延びた県民たち、軍や県の関係者、遺族への取材を中心に、新たに発見された資料を交えながら、その生涯に迫る。俳優の佐々木蔵之介が語りを担当。
ネット上の声
- 公務員の鑑!
- パトリとナショナリズム 島田叡と牛島満の差異とは何だったのか
- 形を変えて今に続く暴力性への自問
- 貴重なドキュメンタリー映画です
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督佐古忠彦
- 主演---
-
内戦の続くシリアで人命救助に奔走する民間のボランティア団体で、ノーベル平和賞の候補にもなった「民間防衛隊」=通称「ホワイト・ヘルメット」の活動に密着したドキュメンタリー。2016年、5年間の内戦で瓦礫の山が築かれ、40万人以上の市民が死亡したシリアで、ホワイト・ヘルメットは負傷者の救助活動に従事していた。自らの命を危険にさらしても人々を救う彼らの活動に密着し、その過酷な実状を浮き彫りにする。第89回アカデミー短編ドキュメンタリー賞受賞。監督は、長編ドキュメンタリー「ヴィルンガ」でもアカデミー賞にノミネートされたオーランド・ボン・アインシーデル。Netflixで2016年9月16日から配信。
ネット上の声
- 2013年から130名の救助隊員が犠牲になった その間、5万8千人...
- シリアの現状がよく分かります!
- スコアなんてつけられない
- 【モニターの向こう側】
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国イギリス
- 時間40分
- 監督オーランド・ヴォン・アインシーデル
- 主演---
-
「ドンバス」のセルゲイ・ロズニツァ監督が、第2次世界大戦における独ソ戦の最中にウクライナの首都キエフ(現表記キーウ)郊外で起きた「バビ・ヤール大虐殺」を描いたドキュメンタリー。
1941年6月、ナチス・ドイツ軍は独ソ不可侵条約を破棄してソ連に侵攻。占領下のウクライナ各地に傀儡政権を作りながら支配地域を拡大し、9月19日にはキエフを占領する。9月24日、キエフで多数の市民を巻き込む大規模な爆発が発生。実際はソ連秘密警察がキエフ撤退前に仕掛けた爆弾を遠隔操作で爆破したものだったが、疑いの目はユダヤ人に向けられた。翌日、当局はキエフに住むユダヤ人の殲滅を決定し、9月29日から30日のわずか2日間で、キエフ北西部のバビ・ヤール渓谷で3万3771名のユダヤ人が射殺された。
ホロコーストにおいて、1件で最も多くの犠牲者を出したとされる事件の過程とその後の歴史処理を、全編アーカイブ映像で描き出す。
ネット上の声
- 和訳のためか、ピンとこない
- 占領が進むごとに、そこにあった暮らしが滅びていく
- 今ならリベラルな方向に行ってウクライナ除名などは避けるところを毎度東西双方の感覚
- 冒頭の強烈な爆発音、黒煙を上げる建物の映像から、戦時の恐怖世界に否応なく連れてい
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オランダ,ウクライナ
- 時間121分
- 監督セルゲイ・ロズニツァ
- 主演---
-
現地の人々がとらえたシリア内戦初動時の生々しい映像の数々を用いて製作されたドキュメンタリー作品。シリアの人々によって携帯電話やハンディカメラなどで撮影され、YouTubeやFacebookなどに次々とアップロードされた映像を再構成した。アラブ諸国で始まった民主化運動が2011年春以降シリアにも飛び火。42年続くアサド独裁政権への不満と自由を求める市民による大規模なデモとそれを弾圧する政府軍の衝突は、やがて内戦へと発展した。パリに亡命し、祖国の惨状を映像でひたすら集めることしかできなかった男性監督のオサーマのもとに、包囲攻撃を受ける街で暮らすクルド人女性のシマブからメッセージが届く。シマブはパリにいるオサーマの耳や目となり、シリアの現実をカメラに記録していく。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門優秀賞受賞作品(映画祭上映時タイトル「銀の水 シリア・セルフポートレート」)。
ネット上の声
- こういう映画(映像)は評価のしようがない
- 大規模な空爆のニュースがありました
- 今、この国にいる有難たさ
- 今、この国にいる有難たさ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国シリア・アラブ,フランス
- 時間96分
- 監督オサーマ・モハンメド
- 主演---
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ネット上の声
- シオニズムの側面から見たホロコースト後のユダヤ人を描いた作品
- 【第70回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞】
- "彼らに帰る故郷が出来たことは、奇跡だった"
ドキュメンタリー
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督マーク・ジョナサン・ハリス
- 主演エドワード・アズナー
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ドキュメンタリー
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間59分
- 監督ジョージ・スティーヴンス
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督マシュー・ハイネマン
- 主演---
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戦艦『武蔵』誕生の秘話、戦闘時の赤裸々な人間像と戦争の実相を、生き残りの元乗組員たちの証言を通して描くドキュメンタリー。監督・脚本は「白い地獄」の手塚正己、撮影は古川信司、黒柳満、春日友喜、水上正夫、大竹昭栄が担当。
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督手塚正己
- 主演---
-
「ドンバス」「バビ・ヤール」などで世界的に注目を集めるウクライナのセルゲイ・ロズニツァ監督が、第2次世界大戦後にキエフ(キーウ)で行われたナチス関係者15名の国際軍事裁判を描いたドキュメンタリー。
1946年1月、キエフ。第2次世界大戦の独ソ戦において、ナチスドイツと地元警察がソ連領土内で起こしたユダヤ人虐殺事件の首謀者15名が、人道に対する罪で裁判にかけられた。
裁判では、母から幼子を奪って目の前で射殺するなど数々の残虐行為が暴かれる一方で、被告人弁論では自己弁明に終始する者、仲間に罪を擦りつける者、実行しなければ自分が殺されたと同情を得ようとする者など、戦犯たちの凡庸な素顔が浮かびあがっていく。
ネット上の声
- 国際軍事裁判のひとつ
- 淡々とした証言の記録であったものが、判決に向けて一方的な視点から作られた舞台にな
- 虐殺を実行したナチスがその地で裁判にかけられ、大歓声の民衆の前で吊るし首になるま
- 東京裁判と併せてニュルンベルグ裁判とこの裁判は見といた方がええんでしょうね(どこ
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国オランダ,ウクライナ
- 時間106分
- 監督セルゲイ・ロズニツァ
- 主演---
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太平洋戦争時、日米両国で差別された日系2世たちの歴史をひも解くドキュメンタリー。米国陸軍の秘密情報機関「MIS(ミリタリーインテリジェンスサービス)」の中心メンバーだった日系2世の元兵士たちの証言をもとに、太平洋戦争時の米国側の極秘情報も取り上げて描く。米国籍をもちながらも人種差別を受けていた日系2世たちは、それでも自身の祖国である米国のため、両親の祖国・日本との戦争を受け入れた。長く沈黙していた80人近い元兵士にインタビューを敢行し、2つの祖国への思いを聞く。「東洋宮武が覗いた時代」(2008)、「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍」(11)で第2次世界大戦時の日系人たちの歴史を追ってきたすずきじゅんいち監督による、日系史映画3部作の最終作。
ネット上の声
- 日本人なら知っておかなければいけない事実
- 70年間の涙。戦争経験者の生の声を聞け。
- 差別された日系人を同情できなくなる真実
- MISがいて良かった。知れて良かった
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督すずきじゅんいち
- 主演---
-
ベトナム戦争中にアメリカ軍が散布した枯葉剤の被害にスポットを当てたドキュメンタリー。フォト・ジャーナリストの夫グレッグ・デイビスを肝臓がんで亡くした坂田雅子が、彼の死の原因がベトナムの戦場で浴びた枯葉剤かもしれないと知り映画制作を決意。戦後30年以上を経た現在でも未だ多くのベトナム人を苦しめている枯葉剤の実態に迫ると同時に、被害者とその家族の深い愛情や平和への想いを描き出していく。
ネット上の声
- PPMのメロディが切なく耳に残りました
- 何の罪もない、善良な人々の幸せは…
- 悲劇を乗り越える人間のすばらしさ
- 希望を感じさせてくれる映画
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督坂田雅子
- 主演---
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Netflixで2020年7月17日配信から配信。
ネット上の声
- アフガニスタン紛争で片脚を失い、やむを得ず退役する事になった元陸軍の父親とその家
- ドキュメンタリーなんだけど、あまりにも沢山のことが起こりすぎて作り話じゃないかっ
- 普段ドキュメンタリーってあんまり観る気になれないんだけど、これはかなり見入ってし
- 父親からのプロパガンダとトクシックマスキュリニティが息子たちを追い詰めてる気がす
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督レスリー・デイヴィス
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国デンマーク,フィンランド,スウェーデン,ウクライナ,ドイツ,フランス,イギリス
- 時間---分
- 監督シモン・レレン・ヴィルモント
- 主演---
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アフガニスタンの「死の谷」と呼ばれるコレンガル渓谷で任務に就くアメリカ軍小隊に密着し、2010年・第83回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品。07~08年、アフガニスタン東部のコレンガル渓谷に派兵されたアメリカ陸軍第173空挺旅団戦闘団の小隊は、1日に数十回に及ぶタリバン側からの銃撃を避けるため、敵が攻撃拠点にしていた尾根に新たな前哨基地を設け、命を落とした兵士の名から「レストレポ前哨基地」と名付けた。兵士たちと行動を共にするカメラが銃撃戦も生々しく映し出し、戦場の真実を伝える。日本国内ではナショナルジオグラフィックチャンネルで「レストレポ アフガニスタンで戦う兵士たちの記録」のタイトルで放送された後、「レストレポ前哨基地 PART.1」として劇場公開。
ネット上の声
- 戦場のリアリティが伝わる作品 撮影者は戦争に対して 否定も肯定もな...
- 戦場のリアリティが伝わる作品 撮影者は戦争に対して 否定も肯定もな...
- 裏のメッセージ
- 何気に戦場ドキュメンタリーは初めて見るかもしれん
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督セバスチャン・ユンガー
- 主演---
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ホロコーストの真実を追究した「SHOAH ショア」のクロード・ランズマン監督が、ナチスのプロパガンダ映像や撮影監督ウィリアム・ リュプチャンスキー、キャロリーヌ・シャンプティエによる映像などを使用し、ナチス親衛隊アドルフ・アイヒマンの知られざる性格面を白日の下にさらしたドキュメンタリー作品。アドルフ・アイヒマンが世界を欺くために選んだ模範収容所テレージエンシュタット。この収容所の真の姿が、収容所の生還者であるユダヤ人長老ベンヤミン・ムルメルシュタインの証言から明らかになる。
ネット上の声
- 見る際は覚悟しましょう
- 模範収容所とされたゲットーの最後の長老であり、生き残りであるベンヤミン・ムルメル
- 2015/09/27、川崎市市民ミュージアムで鑑賞
- これで漸く『SHOAH ショア』が観終わった
ホロコーストが舞台、 ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国フランス,オーストリア
- 時間218分
- 監督クロード・ランズマン
- 主演---
-
「a hope of NAGASAKI 優しい人たち」の松本和巳監督が、太平洋戦争時の東京大空襲を体験した人々の証言を記録したドキュメンタリー。
1945年3月10日、東京の下町を焼夷弾の嵐が襲った。戦争の終結を急ぐアメリカ軍は、2時間半で10万人もの命が失われた東京大空襲をはじめ、山の手空襲、八王子空襲、さらに日本各地で爆撃を実行していく。すべてが焼き尽くされるなか、浅草の言問橋を渡り家に逃げ込んだ上野さんは、火災旋風に人が巻きあげられる様子を目撃する。笹川さんは浅草から上野方面へ逃げようとするが進むことができない。同じ頃、深川では濱田さんが炎をくぐり抜けて清澄庭園に逃げ込み、関野さんは中川の土手沿いの防空壕で耐えていた。
空襲を体験した31名の証言と膨大な資料の数々を通して薄れゆく戦争の記憶をよみがえらせ、戦争の悲惨さと平和の大切さを浮き彫りにしていく。MISIA「Everything」 の作曲などで知られる松本俊明が音楽を担当。
ネット上の声
- 語り継がれる大切さ。
- 自分にとっては観なければならない映画だった
ドキュメンタリー
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督松本和巳
- 主演---
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アウシュビッツ強制収容所をめぐるレネ監督のドキュメント傑作。忘却され荒廃した現在のアウシュビッツのカラー映像と、戦争を再現するモノクロ映像を対比させて戦争を糾弾、その美しく厳しい映像と詩的なナレーションが胸に迫る1作。
ネット上の声
- 当時の写真と映像を使ったホロコーストの記録映像
- 圧倒的な映像が奏でる皆殺しのブルース
- 「人間はなにごとにも慣れる存在だ」
- 知るべき歴史を観るための映画です。
ホロコーストが舞台、 戦争、 ドキュメンタリー
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間32分
- 監督アラン・レネ
- 主演---
-
第47回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞作。「地獄の黙示録」「ディア・ハンター」といったベトナム戦争映画に多大な影響を与えた言われるドキュメンタリー。エゴイスティックな政治家、元米兵、ベトナム難民など戦争を体験した様々な層の人間からの証言を積み重ね、無意味な戦争の真実を浮かび上がらせていく。監督は、アメリカのテレビ各局で数々のドキュメンタリーを手がけてきたピーター・デイビス。2010年に日本劇場公開。ベトナム戦争終結から40年となる15年、HDリマスター版でリバイバル。
ネット上の声
- 自由を求めて闘う力は、誰にも止められない
- 戦争終結前に撮影した命懸けのドキュメント
- 数々のベトナムものと違うインパクト。
- ぼく 62歳 公開の時に見てる
リアルな戦闘シーンがある、 ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ピーター・デイヴィス
- 主演---
-
第2次世界大戦時、日本で唯一の地上戦がおこなわれた沖縄戦の悲劇を描いたドキュメンタリー。当時、劣勢だった日本軍の本土決戦準備の時間稼ぎのために沖縄は捨て石にされ、女性や子ども、老人までもが徴用され、戦闘協力を強いられた。さらに軍が県民に集団自決を強制し、死に切れない子どもを親が手を下して殺すという悲惨な光景も広がり、沖縄県出身の戦没者は12万2282人、当時の沖縄の人口の3人に1人が亡くなった。沖縄戦の当時を知る体験者、専門家の証言、米軍が撮影した記録フィルムなどから、沖縄上陸作戦から、戦闘終了までを描く。当時、満州で戦線に立った宝田明と、原爆の悲劇を描いた「きのこ雲の下から、明日へ」を上梓した斉藤とも子がナレーションを担当。監督は、原発事故を描いた「朝日のあたる家」を手がけた太田隆文。
ネット上の声
- 日本軍と米軍の描かれ方だけがアンフェア
- 弱者の視点を持てるか?
- 沖縄戦の実体に迫る!
- 切ない。憎い
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督太田隆文
- 主演---