-
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、世界的ロックバンドの「ザ・ビートルズ」を題材に手がけたドキュメンタリー。特別に撮影許可を得たドキュメンタリークルーが残した57時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源を、ジャクソン監督が3年の歳月をかけて復元・編集し、それぞれ約2時間の3つのエピソードで構成。ザ・ビートルズにとって最後のライブとなったロンドンの事務所ビル屋上での42分間の「ルーフトップ・コンサート」をノーカット完全版で収録するほか、最後の2枚のアルバム「アビイ・ロード」「レット・イット・ビー」に収録された14曲の制作過程を初公開。メンバー4人の深い絆や、彼らの素晴らしい音楽の全貌をひも解いていく。Disney+で2021年11月25、26、27日に3話連続配信。
ネット上の声
- ポールがアレンジしたアドリブセッション
- 3部作にしてくれてありがとう
- 名曲の誕生秘話にただただ感動
- 念願叶った作品
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国イギリス,アメリカ,ニュージーランド
- 時間---分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演ジョン・レノン
-
ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの侵攻を開始した。AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、取材のため仲間と共に現地へと向かう。ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、またたく間にマリウポリは孤立していく。海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
チェルノフが現地から配信したニュースや、彼の取材チームが撮影した戦時下のマリウポリ市内の映像をもとに映画として完成させた。2024年・第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞し、ウクライナ映画史上初のアカデミー賞受賞作となった。また、取材を敢行したAP通信にはピュリッツァー賞が授与されている。日本では2023年にNHK BSの「BS世界のドキュメンタリー」で「実録 マリウポリの20日間」のタイトルで放映された。2024年4月に劇場公開。
ネット上の声
- ニュースでは報道されないウクライナの現実
- 美しい街並みと絶望感
- ロシアの諸行に怒りを覚えつつ、こんな出来事が現実に巻き起こっていることの恐ろしさ
- この状況が今もなお、さらに悪化して続いているなんて本当に信じたくない
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国ウクライナ,アメリカ
- 時間97分
- 監督ミスティスラフ・チェルノフ
- 主演---
-
ネット上の声
- この解説付き映像とライブのみの映像も見たけれど、こんなに優しくて強い眼差しに溢れ
- エミシーダいいなあと思って気軽に見たけれど、アフロブラジル文化史とサンバルーツの
- やっと観た!泣きたくなっては聴いて気持ちを奮い立たせてるEmicida、さらに好
- ラッパーでありアジテーターEmicidaのライブドキュメント×ブラジル黒人文化史
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国ブラジル
- 時間89分
- 監督フレッド・オーロ・プレート
- 主演エミシーダ
-
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」といったドキュメンタリーでも名作を送り出しているビム・ベンダース監督が、ブラジル出身の写真家セバスチャン・サルガドを捉えたドキュメンタリー。モノクロを基調とし、人間の死や破壊、腐敗といった根源的なテーマと、その荘厳な作風から「“神の眼”を持つ写真家」とも言われるサルガド。地球上の最も美しい場所を探し求め、ガラパゴスやアラスカ、サハラ砂漠などで撮影を行い、圧巻の風景を写し出したサルガドのプロジェクト「Genesis(ジェネシス)」に、ベンダースとサルガドの息子ジュリアーノ・リベイロ・サルガドが同行。2人の視点から、写真家サルガドの足跡を解き明かしていく。
ネット上の声
- 生涯心に残る作品
- 響かなかった。
- ルワンダで人間の残酷さと野蛮さに心底疲弊して絶望したとき、生まれ故郷の渇ききって
- ビム・ベンダース監督が、ブラジル出身の写真家セバスチャン・サルガドを捉えたドキュ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国フランス,ブラジル,イタリア
- 時間110分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演セバスチャン・サルガド
-
絶大な影響力を持つヒップホップグループ、Racionais MC's。彼らがストリートで唱えた反骨の詩は、やがてブラジル内外の変革を呼び起こすパワフルな社会運動へと発展していく。
ネット上の声
- ブラジル版ストレイトアウタコンプトン NWAならぬハショナイス
- ブラジルのヒップホップはぜんぜん知らなかった
- 最初は物足りなく感じた
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国ブラジル
- 時間116分
- 監督ジュリアナ・ヴィセンテ
- 主演Racionais MC's
-
ネット上の声
- 娘を殺された母の戦いを追うドキュメンタリーかと思いきや、事態はもっと深刻な方にば
- どの国でも守るべきものがある限り母親ほど強い存在で偉大なものはないと感じる
- メキシコでは一日平均10人以上の女性が殺害されて、その加害者の97%が処罰されて
- まさか、娘の正義の為に戦っていたお母さんまでもが殺されてしまうとは
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間109分
- 監督カルロス・ペレス・オソリオ
- 主演---
-
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第1次世界大戦の記録映像を再構築して製作したドキュメンタリー。第1次世界大戦の終戦から100年を迎えた2018年に、イギリスで行われた芸術プログラム「14-18NOW」と帝国戦争博物館の共同制作により、帝国戦争博物館に保存されていた記録映像を再構築して1本のドキュメンタリー映画として完成。2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像にを修復・着色するなどし、BBCが保有していた退役軍人たちのインタビューなどから、音声や効果音も追加した。過酷な戦場風景のほか、食事や休息などを取る日常の兵士たちの姿も写し出し、死と隣り合わせの戦場の中で生きた人々の人間性を浮かび上がらせていく。
ネット上の声
- 歴史の教科書として後世に語りつがれるべき
- 今まで観てきた戦争映画で一番リアルかも
- タイムマシンに乗って戦地に行く体験
- 映像革命で甦った、第一次大戦の真実
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,ニュージーランド
- 時間99分
- 監督ピーター・ジャクソン
- 主演---
-
南アフリカの美しい海を舞台に、映像作家の男性と1匹のタコの約1年間にわたる交流を描いたドキュメンタリー。映像作家のクレイグ・フォスターは人生に疲れ、癒しを求めて南アフリカの海に潜る日々を送っていた。そんなある日、海中で1匹のタコに出会った彼は、その驚異的な生態に魅了され、毎日そのタコのもとへ通い始める。クレイグはタコとの特別な絆を築いていく中で、自らの人生を見つめ直していく。第93回アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞。Netflixで2020年9月7日から配信。
ネット上の声
- 恋人はオクトパス
- 生きるとは
- 海の中の物語に感動
- 凄いドキュメント
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国南アフリカ
- 時間85分
- 監督ピッパ・エアリック
- 主演クレイグ・フォスター
-
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ウクライナ
- 時間---分
- 監督ナディア・パルファン
- 主演---
-
ネット上の声
- ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「象の旅」巻末にこのドキュメンタリーについて言
- 『白の闇』『複製された男』などで知られるノーベル文学賞受賞作家ジョゼ・サラマーゴ
- 多分アメリカロケは手短に済ませてキャストも自国俳優で低予算で作っているはずだけど
- ノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴの晩年の姿を追ったドキュメンタリー映画
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国ポルトガル,スペイン,ブラジル
- 時間117分
- 監督ミゲル・ゴンサウヴェス・メンデス
- 主演ジョゼ・サラマーゴ
-
ラッパーになることを夢見ながら、イランで難民生活を送るアフガニスタン出身の少女を追い、第32回サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー部門でグランプリを獲得したドキュメンタリー。アフガニスタンのタリバンから逃れてきた難民のソニータ。18歳になる彼女はパスポートも滞在許可証もなく、不法移民として施設でカウンセリングや将来のアドバイスを受けている。児童婚の伝統が残るアフガニスタンに住む彼女の母親は、ソニータを見ず知らずの男性に嫁がせようと、彼女を迎えにイランへやって来る。9000ドル(約100万円)払ってくれる結婚相手が見つかったので、嫁ぐようにと母親から促されるソニータが強制婚を逃れるために起こした行動、それはラップをすることだった。
ネット上の声
- ソニータ、魂の叫び
- 力強いラップが胸に響く
- ソニータの唄に震えろ
- ラッパーになることを夢見ながらイランで難民生活を送るアフガニスタン出身の少女を追
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国スイス,ドイツ,イラン・イスラム
- 時間91分
- 監督ロクサレ・ガエム・マガミ
- 主演ソニータ・アリザデ
-
「友だちのうちはどこ?」などで知られるイランのアッバス・キアロスタミ監督が、実際に起きたなりすまし詐欺事件を題材に、事件の当事者による再現映像とドキュメンタリー映像を交えて描いた作品。
映画青年サブジアンはバスで隣に座った女性から話しかけられ、思わず自分は著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと名乗ってしまう。女性はその嘘をすっかり信じ込み、彼を家に招待する。サブジアンは嘘を重ねるうちに女性の家族を架空の映画製作に巻き込み、ついには詐欺罪で逮捕されてしまう。事件に興味を持ったキアロスタミ監督は、裁判所を訪れて公判の模様をカメラに記録。さらに事件の顛末を当事者たちに演じさせて再現し、真相を明らかにしていく。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン
-
ニューヨーク在住の現代芸術家ヴィック・ムニーズは、生まれ育ったブラジルにある世界で有数の規模を誇るごみ処理場ジャウジン・グラマーショを訪れる。そこで出会ったカタドールと呼ばれるごみ回収人たちと一緒に、ごみを利用したアート「ピクチャーズ・オブ・ガベージ」を制作。一方、カタドールたちもプロジェクトに関わることで心境に変化が生じ始め……。
ネット上の声
- 収集人たちの生き様。
- ものづくりが誰かの人生だったり、世の中を変えていくことをフィクションとしてなんか
- 世界的に注目を集める現代芸術家ビック・ムニーズの活動を追ったドキュメンタリー
- 『ラ・ラ・ランド』目的で行った地元の映画祭で上映されていた作品
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国イギリス,ブラジル
- 時間98分
- 監督ルーシー・ウォーカー
- 主演ヴィック・ムニーズ
-
第91回アカデミー賞で作品賞を含む10部門でノミネートされ、外国語映画賞ほか計3部門を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA ローマ」のメイキングドキュメンタリー。Netflixで2020年2月11日から配信。
ネット上の声
- なぜあんなに素晴らしい作品が
- 傑作✨『ROMA』へ至る道…
- タイトルなし
- この映画のなかで時間が輝いている、その秘密がよくわかり、たいへん勉強になる、と同
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間72分
- 監督アンドレス・クラリオンド
- 主演アルフォンソ・キュアロン
-
フランスのセザール賞ほか数々の賞に輝き、第81回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画。2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねるが……。監督のアリ・フォルマンの実体験に基づいて製作されたアニメーションの意欲作。
ネット上の声
- アニメ映像は「ナチと同じことをした」当事者が描いたゲルニカのよう
- アニメーションによって伝わる違った感覚
- 重く、ずっしりと、静かに心に降りつもる
- 失っていた先の現実とよみがえった事実
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国イスラエル,フランス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演アリ・フォルマン
-
ネット上の声
- ブラジル映画祭 in 名古屋2024 にて
- ブラジル映画祭 in 東京、2024にて
- ◎ 地面、足、前に進む
- レビュー1番乗り
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国ブラジル
- 時間100分
- 監督ホベルト・デ・オリヴェイラ
- 主演エリス・レジーナ
-
パレスチナの民衆抵抗運動の地・ビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエル軍の政策に対する抵抗運動を記録したドキュメンタリー。2005年、パレスチナのヨルダン川西岸に位置するビリン村では、近くに建設されたユダヤ人入植地の安全保障の確保を名目にフェンス(分離壁)が設けられる。しかし、その目的はビリン村の土地を囲い込むためなのは明白だった。フェンスにより村が分断され、畑にも自由に行かれなくなってしまった村人たちは抵抗運動を始める。村に住むイマードは、同時期に誕生した四男の成長記録を撮ろうとカメラを回し始めるが、それは同時に抵抗運動を続ける村人たちの日常を記録する映像となる。デモを制圧しようとする軍の銃撃などでカメラが壊されるたび、新しいカメラを手に入れ、イマードは計5台のカメラで村の日常を撮り続ける。
ネット上の声
- ヨルダン川西岸地区をイスラエル軍が非合法的にパレスチナから奪っていく過程を捉えた
- パレスチナのビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエ
- プロミスを見た後にこれを見ると、大人たちの姿になんかちょっと....悲しくなっち
- パレスチナ人でビリンに在住のEmard イマード、ドキュメンタりービデオの撮影者
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国パレスチナ,イスラエル,フランス,オランダ
- 時間90分
- 監督イマード・ブルナート
- 主演---
-
2016年、飛行機事故によってクラブ存続の危機に陥ったブラジルのサッカーチーム「シャペコエンセ」の再建に向けた道のりを追ったドキュメンタリー映画。2016年11月28日、南米大陸選手権コパ・スダメリカーナの決勝ファーストレグへ向かうため、ブラジル1部リーグ・セリエAのサッカーチーム、シャペコエンセの主力選手と首脳陣らを乗せていたチャーター機が、コロンビアのメデジン郊外で墜落。監督、選手、解説者ら乗客77人中71人が命を落とすという大惨事となった。ほとんどの選手とスタッフを失い、新シーズン開幕に向けてゼロからの再出発を余儀なくされたシャペコエンセが、チーム、サポーター一丸となった奇跡の復活劇が描かれる。伝記映画「ペレ 伝説の誕生」を手がけたマイケル・ジンバリスト、ジェフ・ジンバリストが監督を務めた。
ネット上の声
- オリンピックのメダルに興奮し、パラリンピックの選手の人生に涙し、大谷翔平君の活躍
- あなたに翼は残されている
- ただのドキュメンタリー
- 悲劇を乗り越えて…
航空事故、 ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国ブラジル
- 時間101分
- 監督マイケル・ジンバリスト
- 主演---
-
イランの少女更生施設を舞台に、強盗、殺人、薬物、売春といった罪を犯した少女たちに光をあて、第66回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞を受賞したドキュメンタリー。クリスマス前、降り積もった雪で無邪気に雪合戦に興じる少女たち。彼女たちは高い塀に囲まれ、厳重な管理下におかれている更正施設で共同生活を送っている。虐待に耐えきれず父親を殺してしまった少女。叔父の性的虐待から逃げるために家出をし、生きていくために犯罪を繰り返す少女。幼くして母となり、夫に強要され、ドラッグの売人となった少女。どこにも居場所がなかった少女たちがなぜこの施設にやってきたか、その背景が彼女たち自身の言葉で静かに語られていく。監督はイランを代表するドキュメンタリー作家、メヘルダード・オスコウイ。
ネット上の声
- 舞台はイランだけれど…
- 彼女たちに希望の光が見えますように。
- 悲しみや喜びのある76分
- これも何て書けばいいのか
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間76分
- 監督メヘルダード・オスコウイ
- 主演---
-
2010年代、激動したブラジル社会の変遷を当時の学生たちの視点から描いたドキュメンタリー。2013年6月、ブラジル・サンパウロの路上で公共交通料値上げに対する抗議デモが起こる。その運動はやがて、物価上昇やLGBTQ+、女性の権利、人種差別などさまざまな社会問題に対する抗議へと広がっていき、15年には公立学校再編案に反対する高校生たちがブラジル全土で学校を占領する事態に発展する。高校生たちによる革命が起きようとしていたが、たび重なる汚職や治安悪化で支持を失い倒れた左派政権に代わり、「ブラジルのトランプ」と称されるジャイル・ボルソナロによる極右政権が成立する。本作では、学校占領の当事者だった3人の若者が当時の運動を振り返り、発達した公共政策の下で育った最初の世代である彼らが、混迷し、右傾化していくブラジル社会の在り方を問いただしていく中で、社会に対する希望と不安を浮き彫りにする。山形国際ドキュメンタリー映画祭2019インターナショナル・コンペティション部門優秀賞受賞。
ネット上の声
- 若者たち熱い
- デモもカーニバル
- タイトルなし
- ブラジルの高校生が、体当たりで自分達の教育を守るために政府と戦っている姿をみた
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ブラジル
- 時間93分
- 監督エリザ・カパイ
- 主演---
-
イスラエルの平和運動家アルナ・メールの活動を追うドキュメンタリー。監督ジュリアノ・メール・ハーミスは難民キャンプの青年たちと行動を共にし、インタビューを通して選択の余地が無い人生を淡々と生きていく彼らの姿をカメラに収めている。チェコ共和国人権ドキュメンタリー国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。
ネット上の声
- 自爆テロリストの育て方
- 泣いちゃうね…しかも監督も…っていうのがまた良くない意味でメッセージ性を強化して
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イスラエル,パレスチナ
- 時間84分
- 監督ジュリアノ・メール・ハミス
- 主演---
-
ブラジルで危機的状況にある民主主義をテーマにとり上げた、Netflixオリジナルの政治ドキュメンタリー映画。映像作家のペトラ・コスタ監督が、ジウマ・ルセフやルーラ・ダ・シルバという元大統領をはじめ過去と現在の指導者たちとも接触し、自身の家族にまつわる複雑な政治的事情や労働経験とった個人的な回想もおりまぜながら、指導者たちの盛衰や悲劇的に分極化した国家など、ブラジル政治の変遷や真の姿を映し出した。Netflixで2019年6月19日から配信。第92回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート。
ネット上の声
- 大統領2人の栄枯盛衰を左派の視点から寄り添って見つめる渾身のドキュメンタリー
- ブラジルが、なぜ、こんな残念な国になってしまったのかが良く分かる
- 腐敗してるのは分かってよかったけどドキュメンタリーとしてはあんまり見応えなかった
- でっかい広場の国会議事堂みたいな建物の周りを民衆が行進する場面があったようななか
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ブラジル
- 時間121分
- 監督ペトラ・コスタ
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年1976年
- 製作国チリ
- 時間88分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
-
「光のノスタルジア」「真珠のボタン」で知られるチリのパトリシオ・グスマン監督が、1975年から78年にかけて手がけた3部構成のドキュメンタリー。東西冷戦下の70年代、チリでは選挙で選ばれた社会主義政権が誕生し、「反帝国主義」「平和革命」を掲げて世界的な注目を集めた。しかし、その改革路線が国内の保守層やアメリカ政府などとの間に軋轢を生み、やがて民衆の生活は困窮。73年9月11日、米国CIAの支援を受けた軍部がクーデターを起こし、サルバドール・アジェンデ大統領は自殺。陸軍のアウグスト・ピノチェト将軍を中心とした軍事独裁政権が生まれる。同クーデターをきっかけにフランスへ亡命したグスマン監督が、当時のチリにおける政治的緊張と社会主義政権の終焉を記録した。映画は、75年製作の第1部「ブルジョワジーの叛乱」(96分)、76年製作の第2部「クーデター」(88分)、78年製作の第3部「民衆の力」(79分)の3部作になっている。日本では2015年の山形国際ドキュメンタリー映画祭などで上映。16年、3部作をあわせた263分(4時間23分)の作品として劇場公開。
ドキュメンタリー
- 製作年---年
- 製作国チリ
- 時間---分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
-
ニュージーランドにおけるエクストリームスポーツの誕生や、そのパイオニアたちの45年にわたる物語を記録し、同時にわずか一世代の時間で地球の自然環境に大きな変化がもたらされている事実を提示したドキュメンタリー。1960年代、幼少期にアフリカ東部で野生動物と触れ合って過ごした経験を持ち、その後ニュージーランドに移住した監督兼プロデューサーのクライブ・ニーソンが、テレビも何もない自然の中で手探りでサーフィンを始め、やがてサーフボードを携え南米や欧州、アジアをまわった。再び故郷ニュージーランドに戻ってきたニーソンと仲間たちは、そこで新たなエクストリームスポーツを生み出していく。
ネット上の声
- 普通のサーフィン・ドキュメンタリーと思いきや、自然と人間のつながりを丁寧に魅せて
- 環境保護を腕白な気持ちで訴える試みに拍手
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国ニュージーランド
- 時間100分
- 監督クライヴ・ニーソン
- 主演---
-
生涯で400編を超える詩と400曲の歌詞を世界に送り出した、ボサノバ史に残る詩人ビニシウス・ジ・モライス。彼が愛したブラジルのリオデジャネイロを舞台に、現在のブラジルを代表するアーティストたちのインタビューと演奏に加え、ビニシウスと関わった伝説のアーティストたちの貴重な写真や映像を織り交ぜながら語られる音楽ドキュメンタリー。
ネット上の声
- ボサノヴァ歌いたくなります♪
- ヴィニシウス・ヂ・モライス
- 詩があってこそボサノヴァ
- この世は楽しんだもん勝ち
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国ブラジル
- 時間122分
- 監督ミゲル・ファリア・Jr
- 主演ヴィシニウス・ヂ・モライス
-
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ニュージーランド
- 時間106分
- 監督マイケル・ディロン
- 主演---
-
サンバ界の巨匠として世界中から愛され続けているブラジルの作曲家・歌手カルトーラを題材にした音楽ドキュメンタリー。長い不遇の時代を経て、65歳にしてようやく初のオリジナルレコードを発表したカルトーラ。名門サンバチーム「マンゲイラ」の創設者としても知られる彼の生涯を、生前の本人へのインタビューや彼を知る大御所アーティストたちによる証言、さらに貴重な演奏シーンなどを交えながら描き出す。
ネット上の声
- ブラジル音楽界の至宝カルトーラ
- 夏に近づくとカルトーラが聴きたくなる
- カルトーラの死後のドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国ブラジル
- 時間88分
- 監督リリオ・フェヘイラ
- 主演カルトーラ
-
世界中から天文学者が集まるチリのアタカマ砂漠と、そこにとどめられたさまざまな「記憶」に焦点を当てたドキュメンタリー。チリ北部、太平洋とアンデス山脈の間を走り、標高3000メートルに位置するアタカマ砂漠は、湿気や大地の揺らぎが少なく天文観測に適しており、世界中から天文学者が集まる場所として知られている。一方で、古代人のミイラや探検者、採掘鉱夫たちの亡がらがいまも手付かずに残っている。生命の起源を求めて天を仰ぐ学者たちのかたわらで、行方不明の肉親の遺骨を探して地を掘り返す人々がいるアタカマ砂漠の姿を、壮大な宇宙の映像とともにとらえた。2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀作品賞を受賞(映画祭上映時タイトル「光、ノスタルジア」)。
ネット上の声
- 星と大地の映像が印象的
- 3つの時間軸
- 光と闇、表現と響きがあった、90分
- 【”二つの過去の探求”ピノチェト軍事政権下で行われたジェノサイドを風化させない哲学的ドキュメンタリー作品。】
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国フランス,ドイツ,チリ
- 時間90分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
-
「ブロークバック・マウンテン」「バベル」でアカデミー作曲賞を受賞した音楽家グスタボ・サンタオラージャがプロデュースするアルゼンチンの伝統音楽タンゴのドキュメンタリー。2006年、ブエノスアイレスの古いレコーディングスタジオに、名曲集アルバム「CAFE DE LOS MAESTROS」を収録するため、タンゴの黄金時代を築いたスターたちが結集した。激動の歴史を生き抜いてきた音楽家たちが、タンゴと祖国への熱い思いを語る。
ネット上の声
- 2006〜2007にアルゼンチン🇦🇷ブエノス・アイレスで暮らしました
- 彼らの歌声と、バンドネオンと、人生と。
- マエストロ達の歌と演奏に酔いしれました
- 誰もが、自分の青春を彷彿とするのです
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国アルゼンチン
- 時間92分
- 監督ミゲル・コアン
- 主演オラシオ・サルガン
-
南米ペルーの市民権と差別をめぐる50年にわたる闘いを描き、ペルー史上最大となる9万人以上の観客動員数を記録したドキュメンタリー。
1968年10月のクーデターで第50代ペルー共和国大統領に就任したフアン・ベラスコ・アルバラード率いる軍部革命政権が行ったペルー革命。69年に公布された農地改革法は、それまでのペルーの土地と市民権をめぐる闘争に重大な変化をもたらした。
ペルー国内には、ベラスコ大統領のことを、先住民を半奴隷状態から解放した英雄とみなす人々と、地主寡頭制の解体への不満から独裁者とみなす人々がいる。
日本で初めて公開されたペルー映画「みどりの壁」や「革命児トゥパク・アマル」「豚と天国」など、ペルー革命からベラスコ政権の瓦解までの社会の変化を鮮明にとらえた映画の引用をはじめ、現代ペルーの知識人や政治家、文化人へのインタビューやアーカイブ映像などを通して、革命の記憶を再構築していく。
ネット上の声
- 農民、先住民の側に立っていたクーデターによる軍事政権は、次の政権によって記録ごと
- 歴史は詳しいと思ってたけど、南米のことについては疎かったし、かなり初歩的なことか
- めちゃくちゃ硬派ではあるが同時にめちゃくちゃオルタナティブな感性でできた変な映画
- 私自身がペルーの農村地域を約一ヶ月ほど滞在していたこともあって、とても興味深くこ
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ペルー
- 時間111分
- 監督ゴンサロ・ベナべンテ・セコ
- 主演---
-
世界各国の子育ての現場を取材したドキュメンタリー。ブラジル出身のエステラ・ヘネル監督が9カ国の家庭を訪問し、さまざまな文化や民族、社会背景の子どもたちの生き生きとした様子のほか、育児休暇からの職場復帰に悩む母親や、専業主夫となって2人の子どもを育てる元研究者の男性、自身にとって好条件の転職と娘の通学条件が折り合わず、ある決断を下す父親など、育児に奔走する大人たちのリアルな姿も捉えた。また、児童心理学者や小児科医、教師など育児にかかわる専門家たちのインタビューも交え、子どもたちの成長に本当に必要なものは何かを探っていく。
ネット上の声
- 育児について世界9ヶ国の家庭と教育専門家に取材し検証したドキュメンタリー
- 世をダメにする政策を打ち出す輩に見せたい。
- 世をダメにする政策を打ち出す輩に見せたい
- アフリカでは村全体で子供を育てるって話があって、私も子供ができた時には自分だけじ
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国ブラジル
- 時間96分
- 監督エステラ・ヘネル
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国ブラジル
- 時間58分
- 監督ミニ・ケルティ
- 主演---
-
ブラジルの名門サンバチーム「ヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテーラ」の人々にスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。ヴェーリャ・グアルダの知られざる名曲を集めたアルバム「Tudo Azul」をプロデュースして話題を呼んだ人気女性歌手マリーザ・モンチが案内役を務め、ポルテーラの長老たちが長年に渡って築きあげてきたサンバの歴史を解き明かしていく。
ネット上の声
- ラストの「Esta Melodies」の大合唱を聞くだけでもこの映画を見る価値が
- 豊かな人生を感じる。
- 豊かな人生を感じる。
- 2019年最初
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国ブラジル
- 時間---分
- 監督カロリーナ・ジャボール
- 主演マリーザ・モンチ
-
世界中のダンスシーンから注目されているイスラエルのダンスカンパニー「バットシェバ舞踊団」の振付家オハッド・ナハリンに長期密着したドキュメンタリー。「GAGA(ガガ)」と呼ばれる独自の身体能力開発メソッドを考案し、現代人の身体感覚や直感的な感性を目覚めさせ、現代のダンス界で教祖的存在となっているオハッド・ナハリン。1990年から「バットシェバ舞踊団」の芸術監督・振付家を務めるナハリンに8年間にわたる長期取材を敢行。人生を振り返る貴重な資料映像、代表的な公演の記録映像などを数多くのダンスシーンとともに構成し、その世界に肉迫。「ミスター・ガガ」と呼ばれるナハリンの創作の秘密を明らかにする。
ネット上の声
- ドキュメンタリーなので、
- DVD出ないんでしょうかねぇ
- 才能、センス、苦悩、思考、人生、全てが良い意味で人間離れしている男のドキュメンタ
- どこからターゲティングされたのか分からないけどドキュメンタリーフィルムのサブスク
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国イスラエル
- 時間100分
- 監督トメル・ハイマン
- 主演オハッド・ナハリン
-
「ドンバス」のセルゲイ・ロズニツァ監督が、第2次世界大戦における独ソ戦の最中にウクライナの首都キエフ(現表記キーウ)郊外で起きた「バビ・ヤール大虐殺」を描いたドキュメンタリー。
1941年6月、ナチス・ドイツ軍は独ソ不可侵条約を破棄してソ連に侵攻。占領下のウクライナ各地に傀儡政権を作りながら支配地域を拡大し、9月19日にはキエフを占領する。9月24日、キエフで多数の市民を巻き込む大規模な爆発が発生。実際はソ連秘密警察がキエフ撤退前に仕掛けた爆弾を遠隔操作で爆破したものだったが、疑いの目はユダヤ人に向けられた。翌日、当局はキエフに住むユダヤ人の殲滅を決定し、9月29日から30日のわずか2日間で、キエフ北西部のバビ・ヤール渓谷で3万3771名のユダヤ人が射殺された。
ホロコーストにおいて、1件で最も多くの犠牲者を出したとされる事件の過程とその後の歴史処理を、全編アーカイブ映像で描き出す。
ネット上の声
- 和訳のためか、ピンとこない
- 占領が進むごとに、そこにあった暮らしが滅びていく
- 公開当時見た気がするけど、その当時はウクライナにロシアが侵攻し始めの次期で、ウク
- 正直前半は冗長に感じる時間もあり、これに冗長さを感じられる自分自身の人間性が俎上
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オランダ,ウクライナ
- 時間121分
- 監督セルゲイ・ロズニツァ
- 主演---
-
アルツハイマーで記憶を失っていくジャーナリストの男性と彼を支える妻の愛と癒しに満ちた日々を記録した、チリ発のドキュメンタリー。
著名なジャーナリストである夫アウグスト・ゴンゴラと、チリの国民的女優にして同国初の文化大臣となった妻パウリナ・ウルティア。20年以上にわたって深い愛情で結ばれてきたふたりは、自然に囲まれた古い家をリフォームし、読書や散歩を楽しみながら毎日を丁寧に暮らしていた。そんな中、アウグストがアルツハイマーを発症し、少しずつ記憶を失っていく。やがてアウグストは、最愛の妻パウリナとの思い出さえも忘れてしまう。
監督は「83歳のやさしいスパイ」でチリの女性として初めてアカデミー賞にノミネートされ、本作でも同長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたマイテ・アルベルディ。「スペンサー ダイアナの決意」などの監督パブロ・ララインがプロデュースに名を連ねた。2023年サンダンス映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門で審査員大賞を受賞。
ネット上の声
- 元ジャーナリストで現在はアルツハイマーの夫と、舞台女優の妻のふたりの生活を映した
- 《印象に残った点:箇条書き》
- The Eternal Memory 2023年作品
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国チリ,アメリカ
- 時間85分
- 監督マイテ・アルベルディ
- 主演---
-
タンゴ発祥の地を確かめるべく、北欧フィンランドを訪れた3人のアルゼンチン人ミュージシャンの旅を追った音楽ドキュメンタリー。タンゴはアルゼンチン生まれだと信じて疑わないブエノスアイレスのタンゴミュージシャン3人が、タンゴの起源がフィンランドにあるという話を聞き、真偽を確かめるためフィンランドへと向かう。延々と続く森や湖、美しい白夜の中を進む彼らは、陽気なアルゼンチン人とは正反対の寡黙でユーモラスなフィンランド人と出会い、自分たちのものとは異なる文化やタンゴのリズムに触れるうち、次第にフィンランドに魅了されていく。フィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマキや、カウリスマキ監督作「マッチ工場の少女」に出演しているフィンランドの名タンゴ歌手レイヨ・タイパレも出演。
ネット上の声
- フォローさせていただいてるNさんに紹介していただいて、楽しみにしていたアキ.カウ
- フィンランドがタンゴの発祥地だとい言うフィンランド人のカウリスマキ監督
- フォロワーさんのレビューから鑑賞💿
- ええっ!ワルツもフィンランド起源!
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国ドイツ,フィンランド,アルゼンチン
- 時間83分
- 監督ヴィヴィアーネ・ブルーメンシャイン
- 主演ワルテル・“チーノ”・ラポルテ
-
「パリ、テキサス」の名匠ビム・ベンダースと世界的ギタリストのライ・クーダーが再タッグを組み、キューバの伝説的ミュージシャンたちにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。ライ・クーダーが敬愛するキューバのミュージシャンたちと制作したアルバム「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は大ヒットを記録し、1997年グラミー賞に輝いた。ベンダース監督はキューバを再訪するライ・クーダーに同行し、ミュージシャンたちとの交流を記録。情緒豊かなハバナの街並みや、アムステルダムでのコンサート、そしてニューヨークにある音楽の殿堂カーネギーホールでのステージを交えつつ、彼らの素晴らしい音楽とそれぞれの人生を映し出していく。
ネット上の声
- ブエナビスタ・ソシアル・クラブへようこそ
- 大切なものを金で売るところだった。猛省
- クールで年老いた天才ミュージシャン達
- ありのままを,音楽に語らせよう。
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ,アメリカ,フランス,キューバ
- 時間105分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演イブライム・フェレール
-
アンデス山脈のふもとにあるアトリエで暮らす、彫刻家のフランシスコ・ガシトゥアは、石と金属を使用した作品を製作する。同じく彫刻家のビセンテ・ガハルドは、家族が持つ採石場で石を掘り出すことから始め、その石を掘り進めてアート作品に変身させていく。そして映画監督のパブロ・サラスは、1980年代以降、軍事政権による暴力や民衆による抵抗を記録し続けてきた。
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国チリ,フランス
- 時間85分
- 監督パトリシオ・グスマン
- 主演---
-
2020年・第17回ラテンビート映画祭(20年11月19日~12月13日/オンライン開催)上映作品。
ネット上の声
- ラテンビート映画祭2020
- Venezuelan Film Festival Japan
ドキュメンタリー、 ワンス・アポン・ア・タイム
- 製作年2020年
- 製作国ベネズエラ・ボリバル,イギリス,ブラジル,オーストリア
- 時間99分
- 監督アナベル・ロドリゲス・リオス
- 主演---
-
ネット上の声
- 近年のバイクカルチャーを俯瞰するには面白いけど初代の雰囲気には及ばない
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国アメリカ,カナダ,スペイン,オーストリア,南アフリカ
- 時間90分
- 監督デイナ・ブラウン
- 主演---
-
ハバナではほとんど宣伝されなかったにも関わらず、口コミで人気に火がついて、大ヒットを記録した作品。監督フェルナンド・ペレスは、ドキュメンタリーでありながらフィクションと同じように撮影し、セリフやインタビュー、ナレーションを一切排除した。最後に登場人物の簡単なプロフィールと夢が少し出てくるだけで、それ以外の説明は全くない。無名の12人の登場人物を通して、ハバナで生きる人々の生の生活が見えてくる。
ネット上の声
- 現実のハバナ
- 自分を演じる
- 朝の灯台のOP
- 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が陽のフィルムだとしたらこちらは陰のフィルム
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国キューバ,スペイン
- 時間84分
- 監督フェルナンド・ペレス
- 主演---
-
反体制的なプロパガンダ活動を行ったとして2009年に逮捕され、懲役6年と映画製作20年間禁止を言い渡されたイランの名匠ジャファル・パナヒ監督が、自宅軟禁中の生活を撮影したドキュメンタリー作品。「脚本を読むのは映画製作ではない」という持論のもと、パナヒ監督が、軟禁生活の中で脚本を読みながら構想中の映画を再現した。パナヒ監督は完成した本作データを菓子箱に入れて知人に託し、密かに国外へ持ち出すことに成功。2011年カンヌ国際映画祭でプレミア上映されて絶賛され、数々の映画祭で高く評価された。
ネット上の声
- 「カット」といえない映画監督の苦悩と矜持
- これが、映画である。
- これはれっきとした「映画」です。
- 真実のエンターテインメント
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間75分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ジャファル・パナヒ
-
ネット上の声
- アカデミー賞ノミネート作品で邦題「“かけら”たちの家 ウクライナ 子どもシェルタ
- 2022年サンダンス映画祭 ワールドシネマドキュメンタリー部門 監督賞 受賞
- 【2023年アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国デンマーク,フィンランド,スウェーデン,ウクライナ,ドイツ,フランス,イギリス
- 時間---分
- 監督シモン・レレン・ヴィルモント
- 主演---
-
“ハリウッドのアウトサイダー”として知られるサミュエル・フラー監督が54年に企画しながら製作できなかった映画『ティグレロ』。その記憶を、フラーがこの映画の舞台に考えていたブラジルのカラジャ族の土地に訪ね、その過去と現在を映し出すドキュメンタリー映画。監督・製作・脚本・編集は「ヘルシンキ・ナポリ・オールラントロング」のミカ・カリウスマキ。原案・製作補(ソシエイト・プロデューサー)はサミュエル・フラー夫人のクリスティナ・ラング・フラー。音楽はナナ・ヴァスコンセロス、チャック・ジャンキーとカラジャ族の民族音楽。出演はサミュエル・フラーと、彼を師とあおぐ「デッドマン」の監督ジム・ジャームッシュで、ナレーションも担当。94年ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞、95年サンフランシスコ映画祭ゴールデン・ゲート賞を受賞。1996年11月2日より、東京・渋谷ユーロスペースにて開催された「第2回アート・ドキュメンタリー映画祭」にて上映。
ネット上の声
- どこまでもかわいいフラーおじいちゃんとどこまでも渋いジムおじさんのアマゾン放浪記
- サミュエルフラーが撮りたかったけど予算の都合で断念した、アマゾン未開の民族たちと
- サミュエルフラーがなんとも魅力的!ジャームッシュとの会話に彼の哲学が散りばめられ
- ショック集団のフラッシュバックで使っていたあの映像がまさかこんな所とリンクしてい
ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国フィンランド,ドイツ,ブラジル
- 時間75分
- 監督ミカ・カウリスマキ
- 主演---
-
プロのピアニストを目指して奮闘するパレスチナの青年を追ったドキュメンタリー。ピアノを始めてわずか3年後の13歳で国際ピアノコンクールで優勝を果たした10代のピアニスト、モハメド・“ミシャ”・アーシェイク。父はパレスチナ人、母はロシア人で、一家はイスラエルとの紛争を抱えるパレスチナ自治区のラマッラに住んでいる。プロのピアニストを志すミシャは、ユダヤ系イスラエル人であるピアノの先生からレッスンを受けるため、検問所を経由し3時間かけてエルサレムに通っている。息子が医師になることを望む父からのプレッシャー、自由に行き来できない国境、ヨーロッパ留学が決まった矢先に訪れたコロナ禍など、数々の困難に翻弄されながらも諦めずに挑戦を重ねる彼の姿を、13歳から17歳の4年間にわたって記録した。
ネット上の声
- 🇵🇸パレスチナ人の父とロシア人の母を持つ少年ミシャ🇷🇺パレスチナから三時間掛けて
- ついこないだガザ地区が爆撃されたなどいうニュースを聞いて、うーいまだにそんなこと
- クラシック音楽は参入障壁が高い上に、不断の鍛錬が必要なので、天賦の才のみならず、
- 日々伝えられるロシアのウクライナに対する、そしてイスラエルのパレスチナに対する攻
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国イスラエル
- 時間61分
- 監督アヴィダ・リヴニー
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国ブラジル,デンマーク,アメリカ
- 時間84分
- 監督アレックス・プリッツ
- 主演---
-
チリのサンティアゴで低所得者のために映画教室を開いているアリシア・ベガと、生徒である子供たちの姿を描くドキュメンタリー映画。製作はベアトリス・コンザーレス、監督はイグナシオ・アグエロ、撮影はハイメ・レイエスとホルヘ・ロートが担当。作品は、84年からチリの各地で映画教室を開いているアリシア・ベガが、86年にサンティアゴのロ・エルミーダで行った半年間の教室の模様をとらえたもの。小さな時から親と共に重労働したり、お金を稼いだりして身につけるものや学用品を買ったりしている子供たちのほとんどは、映画を観に行ったことがない。そんな子供たちにベガは、網膜残像に関する初歩的知識を始め、映画の歴史や構造、あるいは映画史を教えてゆく。そして子供たちは、リュミエール兄弟やチャップリン、ディズニーの映画に親しんでゆく中で、映画技術を体験する。映画は、こうした子供たちの成長を、好奇心と期待に満ちた表情とで、感動的に映し出してゆくのである。カラー、16ミリ。
ネット上の声
- とにかく自分も画面の中に入りたい
- 私も一緒に列車を待ちたい!
- これやりたい!
- 自分は映画の入りがドラえもんとかだったので、「なぜ動く」「なぜ映画ができたのか」
ドキュメンタリー
- 製作年1988年
- 製作国チリ
- 時間58分
- 監督イグナシオ・アグエロ
- 主演---
-
「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を手がけ、2006年から続くメキシコ麻薬戦争の最前線をとらえたドキュメンタリー。メキシコ、ミチョアカン州の小さな町の内科医ホセ・ミレレスは、地域を苦しめる凶悪な麻薬カルテル「テンプル騎士団」に対抗するべく、市民たちと蜂起する。一方、コカイン通りとして知られるアリゾナ砂漠のオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコからの麻薬密輸を阻止する自警団「アリゾナ国境偵察隊」を結成。2つの組織は勢力を拡大していくが、やがて麻薬組織との癒着や賄賂が横行するようになってしまう。若き映画監督マシュー・ハイネマンが決死の覚悟で取材を敢行し、メキシコ社会の実態を明らかにしていく。2016年・第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネート。
ネット上の声
- 地球、じゃなくて地域防衛軍誕生秘話
- ここがカルテル・ランドか……
- 警察が信用できないならば…
- ほんとにドキュメントなの?
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国メキシコ,アメリカ
- 時間100分
- 監督マシュー・ハイネマン
- 主演---