- 製作
- 1964年 日本
- 時間
- 54分
- 監督
- 土本典昭
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
【交通事故被害者のタクシー運転手がカメラを手に告発。高度経済成長の陰で急増する悲劇、その“路上”の現実。】
1960年代、高度経済成長期の日本。急増する自動車社会の陰で、交通事故は深刻な社会問題に。本作の主人公は、自身も事故被害者である京都のタクシー運転手。彼はハンドルを握る傍ら、カメラを手に取り、事故の悲惨な現実を記録し始める。被害者の会を結成し、国や行政に安全対策を訴える彼の活動に密着。加害者と被害者の埋まらない溝、遺族の悲痛な叫び。一人の市民活動家の執念の記録を通して、モータリゼーションの光と影を鋭くえぐる、伝説的ドキュメンタリー。