- 製作
- 1969年 アメリカ
- 時間
- 81分
- 監督
- フレデリック・ワイズマン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【1968年、カンザスシティ。警察官の日常に密着し、都市に潜む暴力と社会の歪みをありのままに映し出す衝撃のドキュメンタリー。】
舞台は1968年のアメリカ、カンザスシティ。フレデリック・ワイズマン監督がカメラを向けたのは、警察官たちの過酷な日常。家庭内暴力の通報、強盗事件の現場、売春婦の逮捕、そして些細な口論。ナレーションやインタビューを一切排し、ただ警察官の視点から事件と人々を記録。そこには、貧困、人種差別、社会の矛盾が生々しく映し出される。市民を守るはずの「法」と、秩序を維持するための「力」。その狭間で葛藤する警察官たちの姿。観る者に、正義とは何かを鋭く問いかける、ドキュメンタリーの金字塔。