- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 93分
- 監督
- 大川史織
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
【大好きだった曽祖父は、なぜ玉砕の島で死んだのか。一人の女子大生が、遺された日記を手に、歴史の空白を埋める旅へ。】
監督・大川史織が、太平洋戦争で亡くなった曽祖父の足跡を辿るドキュメンタリー。遺された日記と手紙を手がかりに、彼女は玉砕の島、ミクロネシア連邦チューク州の小さな島へと向かう。現地で出会うのは、曽祖父を知る人々や、戦争の記憶を今に伝える島民たち。彼らの言葉から浮かび上がる、教科書には載らない戦争の断片と、一人の兵士として生きた曽祖父の知られざる姿。過去と現在が交錯する旅路の果てに、彼女が見つけた「足りない」ものとは何か。歴史の記憶を未来へ繋ぐ、パーソナルで普遍的な物語。