- 製作
- 2022年 オランダ,ウクライナ
- 時間
- 106分
- 監督
- セルゲイ・ロズニツァ
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
「ドンバス」「バビ・ヤール」などで世界的に注目を集めるウクライナのセルゲイ・ロズニツァ監督が、第2次世界大戦後にキエフ(キーウ)で行われたナチス関係者15名の国際軍事裁判を描いたドキュメンタリー。
1946年1月、キエフ。第2次世界大戦の独ソ戦において、ナチスドイツと地元警察がソ連領土内で起こしたユダヤ人虐殺事件の首謀者15名が、人道に対する罪で裁判にかけられた。
裁判では、母から幼子を奪って目の前で射殺するなど数々の残虐行為が暴かれる一方で、被告人弁論では自己弁明に終始する者、仲間に罪を擦りつける者、実行しなければ自分が殺されたと同情を得ようとする者など、戦犯たちの凡庸な素顔が浮かびあがっていく。