- 製作
- 2014年 シリア・アラブ,フランス
- 時間
- 96分
- 監督
- オサーマ・モハンメド
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【亡命した監督と、戦火の街を撮り続ける若き女性。1001人のシリア人が紡ぐ、魂のセルフポートレート。】
舞台は、内戦が激化する現代のシリア。パリに亡命した映画監督オサーマ・モハンメドは、故郷の惨状を前に無力感に苛まれる日々。そんな彼のもとに、シリア国内のホムスから一人の若い女性監督シマヴからの連絡。「もしあなたのカメラがここにいたら、何を撮りますか?」。彼女は、破壊と死が日常と化した街で、スマートフォンを手に現実を記録し続ける。二人の映像が交錯し、市民たちが撮影した無数の動画が重なる時、そこにはプロパガンダでは決して描かれない、人々の痛み、抵抗、そして愛の記録が浮かび上がる。映像の力を信じた者たちが命がけで遺した、現代史の証言。