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孤高のバンド「フィッシュマンズ」に迫るドキュメンタリー。1987年に結成され、91年4月21日にシングル「ひこうき」でメジャーデビューしたフィッシュマンズ。ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を担当していたボーカルの佐藤伸治が99年に急逝したが、バンドは活動を続け、デビュー30周年を迎える現在も音楽シーンに影響を与え続けている。映画は2019年2月に開催されたイベント「闘魂2019」のリハーサルから撮影を開始し、同バンドが結成された明治学院大学の音楽サークル「ソング・ライツ」の部室や、渋谷La.mama、渋谷クラブクアトロ、三軒茶屋クロスロードスタジオ、VIVID SOUND STUDIO、日比谷野外音楽堂といった縁の地をメンバーとともに訪れインタビューを敢行。現・旧メンバーが当時について振り返るほか、関係者が保管していた100本以上にも及ぶVHSなどの素材をデジタル化した未発表映像を多数収録。
ネット上の声
- いなくなってしまう予感、どこかに行ってしまいそうな気配を感じさせる雰囲気がその人
- わかりにくいものをわかりやすく、佐藤さんのもつ孤独も共鳴してくれて優しく包んでく
- こんな気分になるだろうから、こんな映画は観るもんかと公開から避けてたけど観てしま
- 佐藤くんがどうして亡くなってしまったのかがわかるような気がしてくるしくなった
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間172分
- 監督手嶋悠貴
- 主演佐藤伸治
-
サッカー日本代表選手としても活躍し、2020年シーズンをもって現役を引退した中村憲剛のドキュメンタリー映画。日本中が日韓ワールドカップに沸いた2002年の夏。当時まだ無名の大学生だった中村憲剛は、観客も記者もほとんどいないJ2のサッカークラブの練習に参加していた。そこから始まる2020年までの18年間の歩みや、中村憲剛と川崎フロンターレが何を信じ、何を目指して歩んできたのかを明らかにする。中村憲剛がプロデビューから引退まで一貫して所属したクラブ「川崎フロンターレ」による公式ドキュメンタリーで、30人を超える関係者へのインタビューや、現役最後の2カ月に密着した映像で構成される。
ネット上の声
- 憲剛のデビュー戦から全てを見てきました
- スポーツ不毛の地で起きた奇跡の物語
- フィクションのようなお話。
- 元気になる
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演中村憲剛
-
2019年の国会で不正会計疑惑を質す姿が注目を集めた政治家の小川淳也を17年にわたり追いかけたドキュメンタリー。2003年、当時32歳で民主党から衆議院選挙に初出馬した小川は、その時は落選するも、05年の衆議院選挙において比例復活で初当選。09年に政権交代が起こると「日本の政治は変わる」と目を輝かせる。しかし、いかに気高い政治思想があろうとも、党利党益に貢献しないと出世はできないのが現実で、敗者復活の比例当選を繰り返していたことからも発言権が弱く、権力への欲望が足りない小川は、家族からも「政治家に向いていないのでは」と言われてしまう。17年の総選挙では希望の党に合流した前原誠司の側近として翻弄され、小池百合子代表への不信感から無所属での出馬も考えた小川だったが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマに悩まされ、背水の陣で総選挙にのぞむ。映画では「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」「園子温という生きもの」、テレビでは「情熱大陸」「ザ・ノンフィクション」など、数多くのドキュメンタリーを手がけてきた大島新監督が、17年間追い続けた小川の姿を通して、日本政治の未来を問いかけていく。
ネット上の声
- 今これが公開されたのは神がかっている
- 日本のために、世界のために必要な人
- みんなに知ってほしい政治家です!
- まだ君を総理大臣にできる日本か。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督大島新
- 主演小川淳也
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2018年に結成20周年を迎えたバンド「MONGOL800」の20年の歴史をつづったドキュメンタリー。1998年に沖縄の高校で同級生だった上江洌清作、儀間崇、高里悟の3人が在学中に結成した「MONGOL800」。01年9月に発表したセカンドアルバム「MESSAGE」がインディーズとしては異例の300万枚を売り上げた彼らは沖縄を生活の拠点にコンスタントに作品を発表し、全国ツアー、離島ツアー、大型フェスへの出演、そして地元沖縄で自主企画による野外フェスを開催するなどライブ中心の活動を展開。世代やジャンルを超えたアーティストとのコラボや楽曲提供なども数多く手がける一方で、メディアへの出演には関心が薄く、マイペースに独自の音楽活動を続けてきた。そんな彼らが20年の思い、そしてこれから歩んでいく未来への思いをつづっていく。監督は「MONGOL800」メンバーの高校時代の後輩で、彼らの映像作品のほとんどを手がける山城竹識。
ネット上の声
- 観る前にこのレビューを読んでほしい(ネタバレあり)
- 観る前にこのレビューを読んでほしい(ネタバレあり)
- モンパチの20年のスーパーダイジェスト
- モンパチの20年のスーパーダイジェスト
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督山城竹識
- 主演MONGOL800
-
親や周りとは「違う」性質を持った子どもを持つ300以上の親子たちのインタビューをまとめ、ニューヨークタイムズ紙ベストブックなど、アメリカ国内外で50以上の賞を受賞し、世界24カ国で翻訳されたベストセラーノンフィクションを原作にしたドキュメンタリー。作家アンドリュー・ソロモンが10年の歳月をかけてまとめあげた原作「Far From The Tree: Parents, Children and the Search for Identity」に基づき、自閉症、ダウン症、低身長症、LGBTといった「違い」を抱えた子どもを持つ6組の親子が直面する困難、戸惑い、その経験から得られる喜び、そして親から子への愛情が描かれる。監督はエミー賞を受賞したレイチェル・ドレッツィン。
ネット上の声
- レビュー書いてて気づいた
- 親子の絆があたたかい。
- 涙が滲み出てしまった。
- 銀幕短評(#700)
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督レイチェル・ドレッツィン
- 主演---
-
デビュー50周年を迎えた音楽家・細野晴臣の軌跡と知られざる創作活動に迫ったドキュメンタリー。幼少期の音楽との出合いから、「はっぴいえんど」「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」での活動、ソロでの音楽活動を振り返りつつ、近年の活動に完全密着。2018年の台湾公演を皮切りに、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されたワールドツアーの模様など、バンドメンバーとのリラックスした交流の様子も盛り込みながら余すところなく映し出す。ロンドン公演では高橋幸宏と小山田圭吾が加わったほか、坂本龍一も飛び入り参加し、5年ぶりにYMOメンバーがそろった貴重な瞬間を捉えた。さらに水原希子やカナダのシンガーソングライター、マック・デマルコら若い世代のアーティストたちや、音楽プロデューサーのバン・ダイク・パークスとの交流、自身のルーツを語るインタビューも収録。ナレーションは、本編にも細野との共演ライブの模様などが納められている星野源。「WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」の佐渡岳利が監督を務めた。
ネット上の声
- ゆっくりと着実なポジティブ
- 濃すぎる半世紀
- お茶目でカッコイイおっちゃん
- 煙が燻るように音楽を燻らせる
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督佐渡岳利
- 主演細野晴臣
-
2008年に他界したアメリカの絵本作家で、自然に囲まれたスローライフな生活スタイルが注目されたターシャ・テューダーのドキュメンタリー。関連書籍が60タイトル以上出版され、自然に寄り添った生き方や暮らしを紹介する展覧会が開催されるなど、日本でも広く愛されるターシャ・テューダー。NHKでは4度にわたり特集番組が制作・放送されており、今作は、そうしたテレビドキュメンタリーのために過去10年にわたって撮影されたライブラリー映像に、未公開の秘蔵映像や最新のテューダー家の様子も捉えた「完全版」として製作。米バーモント州の山奥のコテージで、老後の一人暮らしを謳歌したテューダーの知られざる人生や、人々を魅了する暮らしを映し出す。
ネット上の声
- 土に根を下ろし、風と共に生きよう
- 昔ながらのドキュメンタリー映画
- 私のこれからを教えてもらった
- 質素に見えるが質素ではない
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督松谷光絵
- 主演---
-
「AKB48」の姉妹グループで、福岡・博多を拠点に活動する「HKT48」初のドキュメンタリー。グループ随一の人気を誇るメンバー兼劇場支配人の指原莉乃が、映画初監督を務めた。国内4番目の48グループとして博多に誕生し、AKB48選抜総選挙で2度の1位に輝く指原を中心に人気を拡大させていったHKT48。グループの中心にいながらドキュメンタリー映画の監督を務めることになった指原は、メンバーの笑顔の奥に秘められた思いはなんなのか、頑張っていながらも報われていないメンバーに何を聞けばよいのか、そして自分は本当に仲間のためになっているのかと悩み、葛藤していく。そんな指原の葛藤の矛先は、やがて運営スタッフにも向けられていく。
ネット上の声
- 今までのAKBのドキュメンタリーとは別物 ハッピーエンドが良かったか
- DOCUMENTARY of は5本位見た中で一番面白かった。セン...
- 絶妙なバランス感覚で描くドキュメンタリー
- 見終えた者によるヒネクレ偏った解釈考。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督指原莉乃
- 主演HKT48
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閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描き、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた作品。かつて栄えていた産業が衰退し、アメリカの繁栄から取り残された「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」に位置するイリノイ州ロックフォード。キアー、ザック、ビンの3人は、それぞれ貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードに熱中していく。スケート仲間は彼らにとって唯一の居場所であり、もうひとつの家族だった。そんな彼らも成長するにつれ様々な現実に直面し、少しずつ道を違えていく。低賃金の仕事を始めたキアー、父親になったザック、そして映画監督になったビン。幼い頃からスケートビデオを撮りためてきたビンのカメラは、明るく見える3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を浮かび上がらせていく。そんな彼らの姿を通して、親子、男女、貧困、人種といった様々な分断を見つめ、アメリカの知られざる現実を映し出す。
ネット上の声
- リアルなのに自然。傑作ドキュメンタリー
- 恐ろしい世界ですからデジタル社会は。
- すごいよかった >>> ドライブマイカー
- 自分から逃げることはできない
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ビン・リュー
- 主演---
-
デスマッチ・ファイターとして高い人気を誇るプロレスラー・葛西純を追ったドキュメンタリー。1998年にデビューし、クレイジー・モンキーの愛称でリングで強烈なインパクトを与え続ける葛西純は、腰椎椎間板と頚椎椎間板ヘルニアの併発により2019年12月から長期欠場に入る。リングへの復帰に向けて調整を続ける葛西だったが、新型コロナウイルスという未曾有の事態がプロレス界にも襲いかかる。緊急事態宣言明けの2020年6月10日、葛西の所属するFREEDOMSは有観客興行の開催を決定。この日が葛西の復活第一戦となった。しかし、そこにはこれまでのプロレスのあり方とはまったく違う景色が広がっていた。葛西復帰までの1年をカメラで密着。葛西本人、さまざまな人びとの証言などから、葛西のプロレス人生を浮かび上がらせていく。監督は数々のミュージックビデオや音楽ドキュメンタリーを発表してきた映像作家・川口潤。
ネット上の声
- 【”俺のデスマッチで、コロナを忘れさせてやる!”デスマッチ界のカリスマ葛西純を追ったブラディドキュメンタリー作品。】
- デスマッチ、怖いけど、怖いんやけどなんでこんなに魅力的なんだ!!!!!葛西さんめ
- だいぶ前にclipしてたもののポスターの葛西純の顔が怖すぎて…なかなか観れなかっ
- シューティングを超えたものがプロレスこの映画を迷わず見れよ見ればわかるさ
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督川口潤
- 主演葛西純
-
ポール・マッカートニーやリンゴ・スターという存命のメンバーや、ヨーコ・オノ・レノン、ジョージ・ハリスンの未亡人オリビア・ハリスンら関係者の全面協力のもと製作された「ザ・ビートルズ」の公式ドキュメンタリー映画。監督をロン・ハワードが務めた。初期のリバプール時代から、1963年に始まった15カ国90都市166公演におよぶツアー、そして観客の前での最後の演奏となった66年のサンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までのライブ映像を中心に、関係者などのインタビューを織り交ぜながら、ビートルズの曲の変遷、半世紀以上も愛され続ける彼らの人気の理由を探る。日本公開版は、66年の来日時のエピソードが長めに収めらた特別版となっており、日本武道館でのライブシーンや、来日時のビートルズの撮影を担当したカメラマン・浅井慎平のインタビューも盛り込まれている。
ネット上の声
- すごくいいです((( *´꒳`* )))
- ビートルズ最高!
- ビートルズの映像とバンド内外のインタビューとを織り交ぜた興味深いドキュメンタリー
- ビートルズのドキュメンタリーはいくつもあるのできっともっと内面に迫ったものもある
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督ロン・ハワード
- 主演ザ・ビートルズ
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2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」の初のドキュメンタリー映画。「オアシス」の中心メンバーであるリアム&ノエル・ギャラガー兄弟への新たなインタビューのほか、バンドメンバーや関係者の証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像、膨大なアーカイブ資料をもとに製作。1991年に兄ノエルが弟リアムのバンドに加入して「オアシス」が結成されてから、2日間で25万人を動員した96年の英ネブワースでの公演までの軌跡を追った。ギャラガー兄弟と、「AMY エイミー」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したアシフ・カパディアが製作総指揮に名を連ね、「グアンタナモ、僕達が見た真実」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したマット・ホワイトクロスが監督を務めた。
ネット上の声
- oasis好きならいろんな楽しみ方ができる
- 人生、何が起こるかわからない(^^)
- 今年初映画がこれで良かった(^^)
- 「オアシス スーパーソニック」
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国イギリス
- 時間122分
- 監督マット・ホワイトクロス
- 主演オアシス
-
2020年に結成38年を迎えるパンクバンド「the 原爆オナニーズ」を追ったドキュメンタリー。1982年、名古屋でTHE STAR CLUBに在籍していたEDDIEと地元のパンク博士と言われるTAYLOWを中心に結成されたthe 原爆オナニーズ。数度のメンバーチェンジを繰り返す中で、後にBLANKEY JET CITYに加わる中村達也や、Hi-STANDARDの横山健が在籍したことでも知られている。活動の拠点は地元愛知にこだわり続け、プロを目指さずに定職を持ち、60歳を超えた現在もパンクロックを演奏し続けている。彼らのキャリア初のドキュメンタリーとなる本作では、これまで語られることのなかったバンド内部の真実が本人たちによって明かされる。監督は、音楽レーベル「Less Than TV」を描いたドキュメンタリー「MOTHER FUCKER」を手がけた映像作家・大石規湖。
ネット上の声
- パンクファン必見
- 時間と金がないとバンドは続けられない・・・というVoTAYLOWの言葉が印象的で
- 40周年おめでとうございます!
- 込み上げてくるものがある
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督大石規湖
- 主演the 原爆オナニーズ
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会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹が13歳の時に執筆し、世界30カ国以上で出版されたエッセイ「自閉症の僕が跳びはねる理由」をもとにしたドキュメンタリー。世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して、自閉症と呼ばれる彼らの世界が、普通と言われる人たちとどのように異なって映っているのかを明らかにしていく。そして、自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるかを、映像や音響を駆使して再現。彼らが見て、感じている世界を疑似体験しているかのような映像表現を紡ぎ、「普通とは何か?」という抽象的な疑問を多角的にひも解いていく。
ネット上の声
- 自閉症当事者が生きる世界を理解する
- 知らなかった世界
- やはり難しい内容
- 文部科学省特別選定
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国イギリス
- 時間82分
- 監督ジェリー・ロスウェル
- 主演デイヴィッド・ミッチェル
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2008年に出版された「ぼくは猟師になった」で知られる、わな猟師・千松信也さんに密着したドキュメンタリー。2018年にNHKで放送された「ノーナレ けもの道 京都いのちの」の取材スタッフが300日追加取材した約2年間の映像に池松壮亮のナレーションを加え、劇場版作品として再構成した。京都大学卒の現役猟師という経歴を持ち、京都の街と山の境に暮らす千松さん。ワナでとらえたイノシシやシカを木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。自然の中で命と向き合う千松さんの日常から真の豊かさとは何かを問いかけていく。
ネット上の声
- 生きるとは命を奪うということ
- オッコトヌシとバンビ
- 肉を食べるのにパック詰めされている肉しか見ない生活をしている身としては色々考える
- 冒頭、罠にかかった猪を叩き伏せる場面で何が作用したのかわからない涙がたれてきて、
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督川原愛子
- 主演千松信也
-
唯一無二の音楽性で日本のアンダーグラウンドシーンに多大な影響を及ぼしたバンド「fOUL(ファウル)」のドキュメンタリー。1994年、元「BEYONDS」の谷口健(Vo./G.)と大地大介(D.)、札幌ハードコア出身の平松学(B.)の3人によって結成されたfOUL。アメリカン・ハードコア/パンクに日本独特のメロディと語彙を融合させた独自の音楽性で注目され、「eastern youth」や「bloodthirsty butchers」とのライブ活動や音源発売、自主企画ライブ「砂上の楼閣」の開催、海外レコーディングなど精力的な活動を続けたが、2005年に突如「fOULの休憩」を宣言して活動を休止、以降復活することなく現在に至る。「MOTHER FUCKER」「JUST ANOTHER」の大石規湖監督がメガホンをとり、各所から発掘されたアーカイブ映像を中心に、言葉や情報に頼らない編集でシンプルかつダイナミックに構成、ライブを体感する映画としてまとめ上げた。
ネット上の声
- 全く知らないバンドなのに始まって数分で大泣きしてしまった、入り込みすぎてしまうと
- こういう燃え盛っていたものをものでしっかり残してくれるのを必要な人はおり、それは
- ビヨンズは大好きでしたがfOULにはハマれなかった理由が分かった気がしますが、や
- 伝説の不世出バンドの記録映画・『fOUL』を観たんやが哲学的/文学的な谷口さんの
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督大石規湖
- 主演---
-
日本が誇る世界的音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー。2012年から5年間にわたって密着取材を行ない、アーカイブ映像も織り交ぜながら坂本の音楽的探求をたどる。YMO時代をはじめ、米同時多発テロや東日本大震災後を経ての様々な活動、14年7月から約1年間に及ぶ中咽頭ガンとの闘い、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作「レヴェナント 蘇えりし者」での復帰、さらに17年3月リリースの8年ぶりオリジナルアルバムの制作現場にも密着。坂本の過去の旅路が、現在の作曲プロセスと見事に交差していく様子をとらえた。監督は「ロスト・イン・トランスレーション」の共同プロテューサーを務めたスティーブン・ノムラ・シブル。
ネット上の声
- 被災したピアノに共振する魂の記録
- 坂本龍一off the record/on the record
- 終わって欲しくない映画だった
- もう、最初のピアノで泣けた
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ,日本
- 時間102分
- 監督スティーヴン・ノムラ・シブル
- 主演坂本龍一
-
「ノロイ」の鬼才・白石晃士監督が、都市伝説や怪奇現象を題材にフェイクドキュメンタリー形式で描くホラーシリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の第4弾。かつて「トイレの花子さん」が出ると噂されていた廃校で、トイレから飛びだしてくる何かを捉えた映像が撮影された。その映像から単なる学校の怪談とは違う不穏なものを感じた映像制作会社のディレクター工藤は、撮影した2人の少女に接触。真相を調べようと撮影現場の廃校に足を踏み入れた取材班と少女たちは、そこで恐るべき怪現象に遭遇する。
ネット上の声
- コワすぎ!トンデモ伝説を確立させた超次元ホラー
- シリーズ最高傑作との呼び声も高い本作
- ノンストップの後半は凄過ぎ
- 鑑賞後の【真壁ロス】・・・
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督白石晃士
- 主演大迫茂生
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「BiSH」「BiS」「豆柴の大群」といった女性アイドルグループが所属する音楽事務所「WACK」が毎年行う恒例の合宿オーディションに密着したドキュメンタリー。2020年3月22~28日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発出される前に開催された、アイドルを目指す少女たちが夢をかなえるために参加した過酷な1週間の合宿オーディションと、その後を追った。ニコ生で24時間配信され、約270万人が来場するなど今年も多くの視聴者をくぎ付けにした「WACK合同オーディション2020」。参加した候補生たちの中にひときわ目立つ2人の少女がいた。彼女たちは苦楽をともにするうちに打ち解け、かけがえのない戦友となっていくが……。合宿にはWACK所属の現役メンバーからも、「BiSH」のセントチヒロ・チッチ、「BiS」のトギー、「EMPiRE」のMiDORiKO EMPiRE「CARRY LOOSE」のウルウ・ル、「豆柴の大群」のナオ・オブ・ナオ、「GO TO THE BEDS」のユイ・ガ・ドクソン、「PARIDISES」の月ノウサギ、キラ・メイ、研修グループ「WAgg」メンバーが参加。監督は、これまでもWACK合宿オーディションのドキュメンタリー「世界でいちばん悲しいオーディション」「IDOL あゝ無情」を手がけてきた岩淵弘樹と、AV監督でありWACK関連映画の常連カメラマンでもあるバクシーシ山下、WACK作品をはじめ数多くのアーティストの映像作品を手がけるエリザベス宮地の3人が務めた。
ネット上の声
- 作品としては低評価だが…
- その瞬間の爆発と輝き
- ナレーションがリンリンの時点で大勝ちだけどチッチの人間臭さから滲み出る魅力に全部
- チッチの涙でだいぶやばかったのに白浜フローラルスタッフの近藤さんで涙腺崩壊した
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督岩淵弘樹
- 主演BiSH
-
アメリカのアンダーグラウンドコミックを代表する漫画家、イラストレーターのロバート・クラムに関するドキュメンタリー。「フリッツ・ザ・キャット」や「ミスター・ナチュラル」といったカウンターカルチャーを象徴するキャラクターを生み出し、ジャニス・ジョプリンのアルバム「チープ・スリル」のジャケットを手がけるなど、1960年代後半のアメリカで一躍脚光を浴びる存在となったロバート・クラム。過激で辛辣、そして時には性への妄執も感じられるコミックを描き続けるクラムにカメラを向け、戦前のブルースへの偏愛や、ともに精神を病んでいる兄チャールズと弟マクソンからの影響、LSDの使用や女性に対する過度な恐怖心と特異な性的嗜好など、異例ずくめの人物像を浮かび上がらせ、そんな彼を生み出した家庭環境や自由の国アメリカのダークサイドを映し出していく。監督は、クラムとともにバンド「チープ・スーツ・セレネーダーズ」で活動し、後に映画「ゴーストワールド」などを手がけるテリー・ツワイゴフ。
ネット上の声
- テリー・ツワイゴフ監督作品
- 頑固一徹なMR. NATURALの復讐劇
- 「ゴーストワールド」観賞後、映画好きな同僚から、本作がブシェミ演じるシーモアのキ
- ドロドロの潜在意識をペンに託す者
ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演ロバート・クラム
-
2012年2月13日。戦場特派員のメリー・コルヴィンとカメラマンのポール・コンロイが、戦争により荒廃したシリアへと入国した。2人の命を懸けた仕事により戦争の悲惨な現状と、どんな代償を払ってでも真実を伝えようとする本物のジャーナリズムが語られる。
ネット上の声
- 隻眼の戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた作品「プライベート・ウォー」
- 『プライベート・ウォー』を観て、隻眼のジャーナリスト、メリー・コルヴィンに強烈に
- 伝説的な戦場ジャーナリスト、メリーコルヴィンの最期の取材をモチーフにしたインタビ
- 2022-17 余談から入ると、ロシアによるウクライナ侵攻は絶対にあってはないな
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督クリス・マーティン
- 主演ポール・コンロイ
-
イギリスのBBC製作によるネイチャードキュメンタリー「アース」の10年ぶりとなるシリーズ第2弾。最新の4K技術や超軽量カメラにより、まるですぐ近くに生き物たちがいるかのような臨場感あふれる映像の撮影を実現。総勢100人からなるチームが200台ものドローンを駆使して世界22カ国で撮影を敢行し、パンダ、ペンギン、イグアナ、ナマケモノ、ハチドリなど様々な生き物たちの貴重な姿を捉えた。日の出から日の入りまでの1日の太陽の流れを軸に、生き物たちと同じ目線で見ているかのような映像で彼らの生き生きとした表情を映し出す。「宇宙(そら)へ。」のリチャード・デイル、「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー、エミー賞受賞監督ファン・リーシンの3人が監督を務めた。英語版のナレーションはロバート・レッドフォード、日本版は佐々木蔵之介。
ネット上の声
- 2年ほど前に『アース』を観て大感動
- 新しい発見はあったが、演出過剰かな
- 素晴らしいけど、注意が必要かも?
- BBCの撮影はいつもながらすごい。
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国イギリス,中国
- 時間94分
- 監督リチャード・デイル
- 主演---
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人気アイドルグループ「乃木坂46」初のドキュメンタリー映画。2012年に「AKB48の公式ライバル」としてデビューし、3年間で着実に人気・知名度を獲得してきた乃木坂46。その立場ゆえに、すでに国民的人気を獲得していたAKB48と常に比較されながらも、夢に向かってひたむきに走り続けてきたメンバーたちの素顔を、密着インタビューやメンバーたちの家族への取材を通してひも解いていく。監督は、乃木坂46のデビューシングルからミュージックビデオを多数手がけている丸山健志。ナレーションを女優の西田尚美が担当。
ネット上の声
- 生駒里奈に対する見方が180度変わる映画
- 乃木坂推しでは無い人間が見た感想。
- 乃木坂46 12thフロントメンバーの映画
- わざわざ映画でやる内容ではない。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督丸山健志
- 主演乃木坂46
-
動物写真家・岩合光昭がネコの目線で世界の街角のネコを撮影するNHK BS プレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の劇場版第2弾。ミャンマーと北海道の2つの土地を舞台に、流れゆく季節の中で営まれるネコたちの家族愛を描く。ミャンマーのインレー湖では、湖上に建つ小さな高床式家屋で暮らすネコの家族とヒトの家族にカメラを向け、寄り添いともに生きる様子を記録。北海道の牧場では、たくさんの母ネコ、オスネコ、子ネコたちがまっすぐに生きる姿を映し出す。俳優の中村倫也がナレーションを担当。
ネット上の声
- 動く「猫の写真集」気持ちが温かくなります
- ねこ好き・岩合さん好きなら間違いない
- カーショらしく、あるがままに!
- たくましく生きる猫たちの物語
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督岩合光昭
- 主演---
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2011年7月23日に27歳の若さで死去したイギリスの歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリーで、第88回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞。06年発売のセカンドアルバム「バック・トゥ・ブラック」は全世界で1200万枚以上を売り上げ、08年の第50回グラミー賞では5部門を受賞するなど、世界で人気を集めたワインハウス。しかし、歌手として成功する一方、過激な発言などでプライベートも注目され、スキャンダルも多く報道された。そんなワインハウスの知られざる真実を、未公開フィルムやプライベート映像も交えて映し出していく。監督は、アイルトン・セナのドキュメンタリー「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」が高く評価されたアシフ・カパディア。
ネット上の声
- アーティストは周りの大人が助けてあげて
- 放っておいて。音楽をする時間が必要なの
- フィクションを超えたドキュメンタリー
- 生きたというより、消耗したという感じ
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間128分
- 監督アシフ・カパディア
- 主演エイミー・ワインハウス
-
1995年のデビューから20周年を迎えた世界的人気のボーイズグループ「バックストリート・ボーイズ」の内幕を明かすドキュメンタリー。06年のケビン脱退から12年に復帰するまでの過程でメンバーが直面した葛藤や苦悩など、スーパーグループの栄光と背信、そこからの再生を描き出す。ローリング・ストーンズのドキュメンタリー「ストーンズ・イン・エグザイル 『メイン・ストリートのならず者』の真実」を手がけたスティーブン・キジャク監督が、12年にロンドンのスタジオで行われたレコーディングやツアーにも同行。メンバーの日常生活にも2年以上にわたって密着した。劇場公開に際し、ドキュメンタリー本編(104分)に加え、映画館独占のスペシャルライブパフォーマンス映像(25分)があわせて上映される。
ネット上の声
- これまでそんなにたくさんの音楽を
- いい意味で期待を裏切られた!
- 観る価値あります!
- 朝のテレビ番組スッキリにバックストリート・ボーイズが出演した時ブライアンがかなり
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督スティーヴン・カヤック
- 主演バックストリート・ボーイズ
-
ニューヨークの建築物の廃材を使ったギター作り続ける老舗ギターショップを追ったドキュメンタリー。グリニッジ・ビレッジにあるギターショップ「カーマイン・ストリート・ギター」。寡黙なギター職人のリック・ケリー、見習いのシンディ、リックの母親の3人で経営しているこの店では、ニューヨークの建築物の廃材を使いギターを製作している。チェルシー・ホテルやニューヨーク最古のバー・マクソリーズなどの廃材をリックが持ち帰り、ギターとして復活させることで、長年愛されてきた街の歴史がギターの中に生き続ける。ビル・フリゼール、マーク・リーボウ、チャーリー・セクストンといったギタリスト、映画監督ジム・ジャームッシュも訪れるギターショップのある1週間を追っていく。監督は「ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」など、ポップカルチャーを題材にしたドキュメンタリーを数多く手がけるロン・マン。2018年・第31回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品。
ネット上の声
- 腕がいいのは無論のこと、卓越した「聴く力」が職人リックの最大の武器
- これを観ると、伝説のギター店に行ってみたくなること間違いなし
- のほほんとした空気のすき間から世知辛い時代の風が吹いてくる。
- 純然たるドキュメンタリーではないにせよ、ルーツの人やらジャームッシュやら顧客が豪
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国カナダ
- 時間80分
- 監督ロン・マン
- 主演リック・ケリー
-
鹿児島の野外音楽フェス「WALK INN FES!」の10年間を追ったドキュメンタリー。
2014年に桜島で誕生した同フェスは、「僕らの街は、僕らで創る。」をテーマに掲げ、協賛に頼ることなく活動を続けてきた。参加アーティストはKen Yokoyama、BRAHMANといった人気バンドに加え、地元のミュージシャンも多数出演。ジャンルも音楽、ダンス、食、アートから子どもが運営するお店まで多岐にわたり、規則や禁止行為を極力設定せずに参加者自身が考えて場をつくり出す。それは日本で数少ない「自立するローカルカルチャー」の雛形であり、まさに小さな「街」のようだった。しかし2020年、コロナ禍によって音楽フェスが次々と中止に追い込まれてしまう。
自身も2018年より同フェスに参加してきた「ちょっとの雨ならがまん」などの安田潤司が監督を務め、ライブやインタビューなどのアーカイブ映像を通してその軌跡を振り返る。
ネット上の声
- ライブハウスは本当にわたしの居場所だし
- スタッフ、ミュージシャン、オーディエンス、全ての人が一つの信念で繋がっているフェ
- 面白かった ライブハウスへの向き合い方を考え直させられた あと知り合いだらけだっ
- 何かと縁のあるお隣の県で行われている音楽フェスのドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督安田潤司
- 主演---
-
世界的に著名な前衛芸術家・草間彌生の半生を追ったドキュメンタリー。彼女の芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、第2次世界大戦下の日本での生活、単身アメリカへ渡った以降も芸術界における人種や性の差別、自身の病など、草間彌生に降りかかるさまざまな困難。しかし、それらを乗り越えて、70年以上にわたり創作活動にすべてを捧げた彼女は、さまざまな分野で輝かしい功績を残してきた。そんな草間彌生の幼少期から、渡米後のニューヨーク時代に苦悩しながらおこなった創作活動、そしてそれらが国内外でどのように評価されたかなど、草間彌生の知られざる過去をアメリカ人女性監督、ヘザー・レンズの視点で切り取っていく。
ネット上の声
- 草間弥生は前衛芸術家だ️
- 草間彌生の芸術をより深く知るために
- ドラマを凌ぐドキュメンタリー
- 大人気となってよかった
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間76分
- 監督ヘザー・レンツ
- 主演草間彌生
-
豊洲への移転が予定されている東京都中央卸売市場築地市場を、東京魚市場卸協同組合の全面協力のもと、1年間以上にわたり密着したドキュメンタリー。日本の食文化を80年以上支え続けた築地市場は、仲卸の人々と料理人によるプロ同志の真剣勝負が繰り広げられ、食のプロから世界中の観光客までをも魅了している。本作では、1年を通じ表情を変えていく築地の姿や、四季折々の魚たちなど、これまでカメラが入ることがなかった築地市場のさまざまな顔が描かれる。監督は広告やミュージックビデオなどを幅広く手掛け、本作が劇場用映画初監督作品となる遠藤尚太郎。
ネット上の声
- 「ベストワン」ではなくて「オンリーワン」
- 非凡な場所の、凡庸なドキュメンタリー
- 築地を通して日本文化を学ぶ
- 重厚なドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督遠藤尚太郎
- 主演---
-
ジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの波乱万丈な人生と音楽にスポットを当てたドキュメンタリー。
陽気なキャラクターと幸福感に満ちたリズム&ハーモニー、明快で魅力的な音質と超絶技巧で人気を集め、日本でも「プリーズ・リクエスト」などの名盤の数々で知られるオスカー・ピーターソン。その順風満帆に見えた音楽人生には、長きにわたる差別との戦いがあった。1962年に彼が作曲した「自由への賛歌」は公民権運動を象徴する曲のひとつとなり、その音楽的・社会的影響は分断の続くアメリカで今なお響き渡っている。93年には脳梗塞を発症し、ピアニストとしては絶望的かと思われたが、懸命のリハビリで奇跡の復活を遂げ、2004年には来日も果たした。
映画では差別との闘いや病気と復活までの困難な道のり、家族愛について本人が語るインタビュー映像をはじめ、妻や娘による晩年についての貴重な証言も収録。さらにビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズらオスカーの音楽に影響を受けたミュージシャンたちがその魅力を語る。放送・配信のタイトルは「オスカー・ピーターソン ジャズ界の革命児」。
ネット上の声
- 前ノリのジャズだった。
- 唯一無二の旋律。
- 偉大なピアニストであったのは同意も、何故カナダから彼の様な天才的ピアニストが誕生したのか?それは明らかにされておらず残念。
- オスカー・ピターソンの名曲と共に、実際の映像で人生を辿れるドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国カナダ
- 時間81分
- 監督パリー・アヴリッチ
- 主演オスカー・ピーターソン
-
「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「華氏911」など、アメリカ国内のさまざまな問題を独自の観点で切り込んできたマイケル・ムーアによる「世界侵略」をテーマにしたドキュメンタリー作品。度重なる侵略戦争が良い結果にならなかったというアメリカ国防総省幹部からの切実な悩みを持ちかけられたムーア。そこでムーアは、自身が国防省に代わり、「侵略者」となって、世界各国から「あるモノ」を略奪するために出撃することを提案。ムーアは空母ロナルド・レーガンに搭乗し、ヨーロッパを目指すが……。
ネット上の声
- いいとこ取りは百も承知。そこから何か(略
- アメリカで唯一トランプに対抗できる男!
- 文字通り「面白くてためになる」映画。
- 子供が将来を幸せに過ごせるように
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督マイケル・ムーア
- 主演マイケル・ムーア
-
世界中の図書館員の憧れの的である世界屈指の知の殿堂、ニューヨーク公共図書館の舞台裏を、フレデリック・ワイズマン監督が捉えたドキュメンタリー。19世紀初頭の荘厳なボザール様式の建築物である本館と92の分館に6000万点のコレクションを誇るニューヨーク公共図書館は、地域住民や研究者たちへの徹底的なサービスでも知られている。2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠ワイズマンが監督・録音・編集・製作を手がけ、資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアの姿をはじめ、観光客が決して立ち入れない舞台裏の様子を記録。同館が世界で最も有名である理由を示すことで、公共とは何か、そしてアメリカ社会を支える民主主義とは何かを浮かび上がらせていく。リチャード・ドーキンス博士、エルビス・コステロ、パティ・スミスら著名人も多数登場。第74回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国アメリカ
- 時間205分
- 監督フレデリック・ワイズマン
- 主演---
-
1500年以上の歴史を持ち、国技として日本人の暮らしに深く根付いている相撲の世界を追ったドキュメンタリー。2018年12月から約半年間、境川部屋と高田川部屋の2つの稽古場にカメラが密着。力士たちの本場所での熱い闘いの姿を迫力のある映像と音声で捉え、歴史、文化、競技と、さまざまな角度から相撲の魅力をひも解いていく。監督は「マツコの知らない世界」など長年テレビの演出家として活躍し、本作が映画初監督作品となる坂田栄治。元大相撲力士で、日本相撲協会の公認漫画家として知られる琴剣淳弥がコーディネートプロデューサーとして参加。ナレーションを遠藤憲一が務める。
ネット上の声
- TV中継とは一味違う、相撲の映像的迫力に満ちた作品
- 焼き肉屋のシーンで爆笑
- 武士道?サムライ?
- 力士の覚悟
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督坂田栄治
- 主演---
-
地球上の異なる4つの地域で、数10キロの危険な道のりを経ての通学し、学校で学ぼうとする子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー。ケニアの15キロメートルのサバンナを命がけで駆け抜けるジャクソン、360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を、妹と一緒に馬に乗って通学するカルロス、モロッコの険しいアトラス山脈を越え、友だち3人と寄宿舎を目指すザヒラ、幼い弟たちに車椅子を押されながら、舗装されていない道を学校に向かうインドのサミュエルの4人に密着。子どもたちの学習に対する意欲の高さや、そんな子どもたちを支える家族の愛情を映し出していく。アフリカのマサイ族を主役に描いたドラマ「マサイ」(2004)で知られるフランスのパスカル・プリッソン監督が手がけた。
ネット上の声
- 世界には学校に通うだけでも命がけの子供たちがたくさんいる
- 自分が幸せ者であることを忘れてはならない
- 邦題がよくないですが、中身はいいです
- 力が湧き、清々しい気持ちになる作品!
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間77分
- 監督パスカル・プリッソン
- 主演---
-
アルゼンチンの伝説的サッカー選手ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー。「AMY エイミー」で第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したイギリスのアシフ・カパディアが監督・製作総指揮を手がけ、マラドーナ本人の協力を得て製作。500時間に及ぶ未公開映像をもとに、栄光と転落を繰り返してきた天才の光と影を描き出す。1984年、世界的人気を誇るサッカー選手マラドーナは、イタリア南部の弱小チーム・SSCナポリに移籍する。メキシコW杯では「神の手」「5人抜き」で注目を集め、セリエAではSSCナポリを史上初の優勝に導くなど、フィールドではスーパースターとして崇められるマラドーナだったが、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのスキャンダル、コカインでの逮捕など、トラブルメーカーとして知られる存在に。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”と、マスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という相反する2つの顔が浮かび上がる。
ネット上の声
- 神と崇められたスター選手の光と影。その素顔に迫る貴重な映像
- ディエゴ・マラドーナ
- 天才の宿命
- マラドーナとは一体、何者だったのか。
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間130分
- 監督アシフ・カパディア
- 主演ディエゴ・マラドーナ
-
2010年にメジャーデビューした人気歌手のナオト・インティライミに迫ったドキュメンタリー。デビュー前に515日間をかけて28カ国を旅したナオト・インティライミが、再び音楽との出会いを求めてアフリカや南米を旅した様子を追い、さまざまな出会いを通じて新たな楽曲が生まれていく瞬間をとらえる。ap bank fes12や横浜アリーナ公演など日本国内のライブにも密着。「モテキ」で日本アカデミー賞優秀編集賞を受賞した石田雄介が初監督を務めた。
ネット上の声
- 俺は基本的に人を見下したりしないけど、ナオトインティライミと上地雄輔だけは無条件
- トリニダード・トバゴのカーニバル、朝までお祭が続いて、夜が明けていく…このシーン
- 音楽とサッカーができるって、異国を旅する上で強力なコミュニケーションの手段になり
- 旅人であり、歌手であり、エンターテイナーであり、ナオト・インティライミである
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督石田雄介
- 主演ナオト・インティライミ
-
韓国で「奇跡のピアニスト」と呼ばれる、ひとりの少女を追ったドキュメンタリー。ナレーションを「JYJ」のユチョンが担当。目が不自由な少女イェウンは、3歳の時に母の口ずさんでいた歌をピアノで演奏し始めたことから音楽の才能を見出され、たちまち国中で天才少女ともてはやされる。イェウンの母は娘の夢をかなえるため、コンクールに出場させることにするが……。
ネット上の声
- 目の不自由な少女イェウンは母親の鼻歌をピアノで演奏し始めた幼少期から、音楽の才能
- 自分の能力とここまで向き合ったことが自分にはあるだろうかと考えさせられた作品
- お母さんとイェウンちゃん
- 優しい気持ちになれる
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国韓国
- 時間80分
- 監督イム・ソング
- 主演---
-
ノルウェーを拠点に活躍する世界トップクラスの日本人プリマドンナ、西野麻衣子の挑戦を追ったドキュメンタリー。15歳でイギリスの名門ロイヤルバレエスクールに留学し、19歳でノルウェー国立バレエ団に入団、そして25歳で同バレエ団初の東洋人のプリンシバルとなった西野麻衣子。私生活ではオペラハウスの芸術監督を務めるノルウェー人男性ニコライと結婚し、30代を迎えて出産とキャリアの間で揺れていた矢先、妊娠したことがわかる。出産・育休を経てプリンシバルへの復帰を決意した彼女は、尊敬する実の母親・衣津栄や優しい夫ニコライら温かい家族に支えられながら、クラシックバレエの中でも特に難役とされる「白鳥の湖」に挑む。
ネット上の声
- ハングリーに闘う女性に向けたエールの映画
- 海外留学をしたい人、夢を叶えたい人 必見
- ママもMAIKOさんもかっこいい
- 映画館で聴くチャイコ
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国ノルウェー
- 時間70分
- 監督オセ・スベンハイム・ドリブネス
- 主演西野麻衣子
-
「友だちのうちはどこ?」で世界的に高く評価されたイランのアッバス・キアロスタミ監督が、宿題と学校教育をテーマに撮りあげたドキュメンタリー。イランの子どもたちはいつも多くの宿題に追われていると感じたキアロスタミ監督は、自らインタビュアーを務め、小学校の児童たちやその親に「宿題」について次々と質問を投げかける。インタビューを通してそれぞれの複雑な家庭事情が浮かび上がり、イランの教育制度が抱える問題点が明らかになっていく。キアロスタミ監督は子どもたちの多彩な表情や言葉を生き生きと捉えながら、社会への警鐘を鳴らす。特集企画「そしてキアロスタミはつづく」(2021年10月16日~、東京・ユーロスペースほか)にてデジタルリマスター版を上映。
ネット上の声
- キアロスタミの教育ドキュメンタリー
- 宿題を、押しつけたらいかんよなぁ
- 当時のイラン事情が興味深い。
- キアロスタミ酷い
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間77分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演---
-
1970~80年代に勃興したシティ・ポップの総本山として近年再注目を集める東京・銀座のレコーディングスタジオ「音響ハウス」にスポットを当てたドキュメンタリー。1974年12月に設立された同スタジオは、原音を忠実に録音できる環境を常に提供することで国内外のアーティストたちから愛され、数々の名曲・名盤が生み出されてきた。YMO時代から同スタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、ヴァン・ヘイレンのデビッド・リー・ロスら多彩な顔ぶれのアーティストが、同スタジオとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語る。当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラを向け、シティ・ポップがどのように形作られてきたのかを描く。さらに、ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎らゆかりのアーティストたちが参加した本作のためのコラボ曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。企画・監督は「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」の相原裕美。
ネット上の声
- 近所で働いてました。懐かしく拝見
- 音響の良い映画館で聴くと最高です
- 忌野清志郎の歌声に涙・・・
- なんて幸せな時間♪♪
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督相原裕美
- 主演佐橋佳幸
-
2021年11月に99歳で没した作家で尼僧の瀬戸内寂聴のドキュメンタリー。大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生きた瀬戸内寂聴は、駆け落ち、不倫、三角関係など自らの体験を私小説のかたちで発表し、世間からバッシングを受けながらも、作家としての不動の地位を確立した。51歳で出家してからは僧侶と作家の2つの顔を持ち、2020年1月まで毎月一回行っていた法話には全国から人が訪れるなど晩年まで大きな人気を集めた。女性であるということを忘れずに人生を楽しむ彼女の生きざまを通して、不寛容な空気が充満する現代社会において人間の生命力とは何か、いかに生き、老いていけばよいかというヒントを探る。監督は、17年間にわたり瀬戸内寂聴に密着して撮影を続け、2015年に放送されたNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」のディレクターも務めた中村裕。
ネット上の声
- 「表向きの理由があるから、わたしは小説家にならなければいけなかった」そう言った寂
- 公私共に仲良くなった監督が2021年他界するまでの17年間のドキュメンタリー
- 偉大な瀬戸内寂聴の人間性が赤裸々に描かれているので非常に興味深い
- 99歳なのにご飯いっぱい食べるし、若々しいしびっくりした
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督中村裕
- 主演瀬戸内寂聴
-
アメリカの銃社会に風穴を開けた「ボウリング・フォー・コロンバイン」や医療問題を取り上げた「シッコ」など、巨大な権力に対してもアポなし突撃取材を敢行するスタイルで知られるドキュメンタリー監督のマイケル・ムーアが、アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプを題材に手がけたドキュメンタリー。タイトルの「華氏119(原題:Fahrenheit 11/9)」は、トランプの大統領当選が確定し、勝利宣言をした2016年11月9日に由来。ムーア監督の代表作であり、当時のジョージ・W・ブッシュ政権を痛烈に批判した「華氏911(Fahrenheit 9/11)」に呼応するものになっている。16年の大統領選の最中からトランプ当選の警告を発していたムーア監督は、トランプ大統領を取材するうちに、どんなスキャンダルが起こってもトランプが大統領の座から降りなくてもすむように仕組まれているということを確信し、トランプ大統領を「悪の天才」と称する。今作では、トランプ・ファミリー崩壊につながるというネタも暴露しながら、トランプを当選させたアメリカ社会にメスを入れる。
ネット上の声
- もっとトランプにフォーカスしてほしかった
- トランプ政権誕生の反省、人事ではない危機
- ムーアシネマはアメリカ憲法の保全目安
- アメリカの負の一面を教えてくれる秀作
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督マイケル・ムーア
- 主演---
-
1970年代後半のイギリスで、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続けた若者たちによるムーブメント「ロック・アゲインスト・レイシズム」に迫ったドキュメンタリー。経済が破綻状態にあった当時のイギリス。国民の不安と不満は、第2次世界大戦後に増加した移民たちへと転嫁され、イギリス国民戦線を中心とする過激な排外主義運動が高まっていた。街に暴力があふれかえる中、芸術家のレッド・ソーンダズら数人の若者たちが、人種差別に対してロックで対抗する組織「ロック・アゲインスト・レイシズム」を発足。彼らの発信するメッセージは、ザ・クラッシュ、スティール・パルスなどのパンクやレゲエ音楽と結びつき、多くの若者たちに支持されていく。監督は、BBCでドキュメンタリーを手がけてきたルビカ・シャー。
ネット上の声
- 【”音楽の力”愚かしきレイシズム思想を、ロック、パンク、レゲエの熱量で吹き飛ばせ!】
- 恥ずかしながら、NFナショナル・ネイション(国民戦線)のことも、RARロック・ア
- 音楽の熱量
- ピーター・バラカンさん主催の映画祭などでよく名前を目にすることがあった映画をよう
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督ルビカ・シャー
- 主演レッド・ソーンダズ
-
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国香港
- 時間---分
- 監督ホイ・シーワイ
- 主演---
-
謎のストリートアーティストとして世界的に知られるバンクシーが、2013年10月、ニューヨークの路上に作品を発表し、その場所を探し当てるために人々がニューヨークを駆け巡った1カ月間を記録したドキュメンタリー。13年10月1日、スプレー缶を手にした少年の絵がニューヨークの路上に現れた。それから1カ月間、バンクシーは毎日1点、ニューヨークのどこかに作品を残し、場所を明かさずに公式サイトに投稿。人々はTwitterやInstagram、Facebook、VineといったSNSを駆使し、その作品がどこにあるかのを捜索する「バンクシー・ハント」に明け暮れた。「都市や屋外、公共の場所こそアートが存在すべき場所」「アートは市民とともにあるべき」という持論を展開するバンクシーの仕掛けにより、人々が熱狂した1カ月を追った。
ネット上の声
- バンクシーについての知識はイグジット〜で得た位で、その作風から皮肉の塊のような人
- 最高の社会風刺劇場
- 死人の出ない革命
- 一カ月の間
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督クリス・モーカーベル
- 主演---
-
デビッド・ボウイと40年以上も親交を重ね、イギー・ポップ、マーク・ボラン、YMO、寺山修司、忌野清志郎らのポートレート、アルバムジャケットなど数多く手がけた写真家・鋤田正義を追ったドキュメンタリー。1938年に九州の炭鉱町で生まれた鋤田は60年代に広告写真で注目を集め始める。70年代には海外へ飛び、ボウイとの運命的な出会いを果たした。布袋寅泰、山本寛斎、永瀬正敏、糸井重里、リリー・フランキーら鋤田と親交のある人びとの証言を交えて、2018年5月に満80歳を迎える鋤田の創作活動や人柄に迫っていく。
ネット上の声
- 失礼ながら鋤田さんを知りませんでした。
- 主役より脇役が賑やかなドキュメンタリー
- ミーハー心で
- おしゃれ。あの時代を垣間見れる。
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督相原裕美
- 主演鋤田正義
-
インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、ホワイトハウスの内装を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つなど、輝かしいキャリアを誇るアイリス。そんな彼女の展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画、売り切れ続出となるテレビショッピングなどに密着し、自由で楽しく生きることとサクセスを両立させたアイリスの魅力が描かれる。監督は「ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター」などを手がけたアメリカドキュメンタリー映画の巨匠で、2015年3月に他界したアルバート・メイズルス。
ネット上の声
- すべての女性、いや男性にも観て欲しい
- 生きるエネルギーをもらえるかも
- 美人じゃなくてよかった(笑)
- ユーモア、知性、センス
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督アルバート・メイズルス
- 主演アイリス・アプフェル
-
農場に暮らす動物たちの深遠なる世界を、斬新な手法で叙情豊かに描いたネイチャードキュメンタリー。とある農場で暮らす母ブタ「GUNDA」。生まれたばかりの子ブタたちが、必死に立ち上がり乳を求める。一本脚で力強く地面を踏みしめるニワトリや、大地を駆け抜けるウシの群れ。研ぎ澄まされたモノクロームの映像と驚異的なカメラワーク、人工的な音楽及びナレーションを排した迫力の立体音響で、動物たちの本質に宿る美しさや躍動感あふれる生命の鼓動を映し出す。「アクアレラ」のビクトル・コサコフスキーが監督を務め、俳優ホアキン・フェニックスが製作総指揮に名を連ねた。
ネット上の声
- 多くの子ブタが死んだ?
- この母豚さんは一生のうち何度、こうやって出産させられてそれから引き離されるんだろ
- 動物というか家畜を、擬人化したナレーションなど入れることなくじっくりと観察する
- モノクロの映像、音楽なし、ナレーションもなしの、かなり攻めた作品でした
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ,ノルウェー
- 時間93分
- 監督ヴィクトル・コサコフスキー
- 主演---
-
ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」(1971)で主人公を破滅に導く少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの50年間に迫ったドキュメンタリー。巨匠ルキノ・ビスコンティに見いだされて「ベニスに死す」に出演し、「世界で一番美しい少年」と称賛されたビョルン・アンドレセン。世界中から注目を集めた彼は、日本でもファンに熱く迎えられ、池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」の主人公オスカルのモデルになるなど、日本のカルチャーに大きな影響を及ぼした。それから50年近い年月が流れ、アリ・アスター監督作「ミッドサマー」(2019)の老人ダン役でスクリーンに登場し、その変貌ぶりが話題となったアンドレセン。年老いた彼は、かつて熱狂の中で訪れた、東京、パリ、ベニスへ向かい、懐かしくも残酷な、栄光と破滅の軌跡をたどる。その旅路とともに、人生を運命づけられてしまったひとりの人間の心の再生を映し出す。
ネット上の声
- 「ベニスに死す」タジオ役の少年が、日本で芸能活動していたという事実
- 日本人も大きく関わった美少年俳優のドキュメンタリー
- 研ぎ澄まされた構成力に引き込まれる
- ほんとに美しい少年
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国スウェーデン
- 時間98分
- 監督クリスティーナ・リンドストロム
- 主演ビョルン・アンドレセン