- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 91分
- 監督
- 岡島龍介
- 出演
- 島津冬樹
- 種類
- ドキュメンタリー
【道端に捨てられたダンボールが、世界を繋ぐアートに変わる。一人の日本人が見出した、ささやかで美しい物語。】
世界中の道端で拾い集めたダンボールで財布を作るアーティスト、島津冬樹。これは、彼の「不要なものから大切なものへ」という哲学を追うドキュメンタリー。舞台は世界30カ国以上。それぞれの国で捨てられたダンボールには、その土地ならではのデザインや物語が刻まれている。彼はそれを「拾い」、新たな命を吹き込む。スーパーマーケットのロゴ、輸送時のスタンプ、見知らぬ誰かの落書き。一つ一つのダンボールが持つ背景を紐解きながら、彼の旅は続く。消費社会への静かな問いかけと、モノに宿る価値を見出す旅の記録。