- 製作
- 2019年 ブラジル
- 時間
- 93分
- 監督
- エリザ・カパイ
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【かつて民主主義の希望だったブラジルは、なぜ分断され、崩壊したのか。一人の監督の視点から、国家の激動と危機を記録したドキュメンタリー。】
2003年、労働者階級から初の大統領となったルラ。彼の指導のもと、ブラジルは目覚ましい経済成長を遂げ、民主主義の希望とされた。しかし、巨大な汚職スキャンダルが発覚し、国は二分される。後継者ジルマ・ルセフ大統領の弾劾、そして極右ポピュリストの台頭。監督ペトラ・コスタは、自身の家族史と国の政治史を重ね合わせ、かつての理想が失われていく様を克明に記録。これは、遠い国の物語ではない。現代民主主義の脆弱性を鋭く問う、衝撃の記録。