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報酬は白い飯だけ。野武士の略奪に怯える農民に雇われた七人の浪人が、己の誇りをかけて絶望的な戦いに挑む時代劇の金字塔。
戦乱の続く日本の戦国時代。ある貧しい農村は、毎年のように繰り返される野武士の襲撃に全てを奪われ、苦しんでいた。追い詰められた農民たちは、なけなしの米を報酬に侍を雇うことを決意。集まったのは、百戦錬磨の勘兵衛をはじめとする個性豊かな七人の侍たち。侍たちは農民に戦い方を教え、村に砦を築き、迫りくる野武士の軍勢に備える。しかし、身分の違いからくる不信感や圧倒的な戦力差という困難。収穫期が迫り、雨中の泥にまみれた壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。
ネット上の声
- ・観てる間ずっとあの村にいる人たちと同じ気持ちになってた。終わった...
- 侍たちよ、永遠なれ!~日本映画最高峰にして伝説的傑作
- 世界映画史に輝く、黒澤作品最高傑作!
- 決して色褪せない傑作エンタメ時代劇
時代劇、 アクション
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間207分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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江戸の町、百万両の宝の地図が隠された壺を巡り、片目片腕の風来坊・丹下左膳が繰り広げる痛快時代劇活劇。
江戸の長屋に暮らす、片目片腕の風変わりな浪人、丹下左膳。ある日、彼はひょんなことから古い壺を手に入れる。実はその壺こそ、柳生家に伝わる百万両の宝の在処が隠された「こけ猿の壺」だった。そんなこととは露知らず、金魚鉢として壺を愛用する左膳。一方、壺の行方を追う柳生の道場主や、宝を狙う怪しい連中が次々と左膳の前に現れる。孤児のちょび安を預かる羽目にもなり、のんびりとした日常は一変。宝の壺を巡る、欲と人情が渦巻く大騒動の幕開け。
ネット上の声
- - 十年かかるか二十年かかるか、まるで敵討ちのようなものだ
- というわけで明けまして
- それぞれが立場と本音にズレがあって苦しんでいて、子供だけはまだ何者でもないから泣
- ショットの切り替えの速さによって、少し分かりづらい話も冒頭からスラスラと頭に入る
時代劇
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督山中貞雄
- 主演大河内傳次郎
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明治の小倉。腕っぷしの強い人力車夫・松五郎が貫く、未亡人とその息子への生涯をかけた純粋な愛の物語。
明治時代の福岡県小倉。町一番の暴れん坊だが、根はまっすぐな人力車夫「無法松」こと富島松五郎。ある日、彼は陸軍大尉の息子を助けたことをきっかけに、その一家と親しくなる。しかし、大尉は病で急死。松五郎は残された美しい妻・良子と幼い息子・敏雄の面倒を見ることを心に誓う。父代わりとして敏雄の成長を見守り、母子を支え続ける松五郎。その胸には、良子への決して報われることのない身分違いの恋心。彼の無骨で一途な愛情が、時代の流れとともに描かれる不朽の名作。
ネット上の声
- 戦前と戦後を比べることで、日本映画から何か奪われたのか?分かる名作でもある
- 身分の違いが綾を成す。純情男の凄絶なまでの片想い。
- 素晴らしい映像
- せつなかった
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督稲垣浩
- 主演三船敏郎
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戦国の世、一人の足軽が己の首を賭け、偽りの手柄で成り上がりを夢見る。男の野心と悲哀を描く時代劇。
舞台は戦乱の世。侍になることを夢見る足軽の弥藤次。彼はある戦場で、偶然にも敵将の首を手に入れるが、それは自らの手柄ではなかった。しかし、出世欲に駆られた弥藤次は、これを自分の武功と偽る決断を下す。その嘘は彼を一躍英雄へと押し上げるが、同時に後戻りのできない道へと誘う。周囲の期待と疑念、そして迫りくる真実の発覚。偽りの栄光の果てに、彼を待ち受ける過酷な運命とは。
ネット上の声
- 嵯峨三智子があまりにも色っぽい
- 「切腹」よりも強烈
- 終盤が素晴らしい
- 着脱式“奴髭”
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督伊藤大輔
- 主演田崎潤
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戦国時代、敗軍の姫と黄金を護送する侍。欲望渦巻く二人の百姓を巻き込んだ、決死の敵中突破劇。
戦乱の世。敗軍の将、真壁六郎太に課せられた密命。それは、お家再興の軍資金である黄金二百貫を運び、若き姫君・雪姫を無事同盟国へ送り届けること。偶然出会った強欲な百姓二人を騙して案内役とし、身分を隠して敵国の領内を進む一行。裏切りと欲望が渦巻く中、次々と迫る追手と厳しい関所。果たして彼らは、この絶望的な状況を打開できるのか。六郎太の知略と姫の気丈さが試される、決死の旅路。
ネット上の声
- あのシーン、エキストラ何人使ってんだ?
- いろいろな影響を及ぼした、傑作!必見!
- スターウォーズを思い出してください!
- 全身全霊をかけるほどの目標があるか!
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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平安時代、豪雨の羅生門。一つの殺人事件を巡り、食い違う三人の証言。人間のエゴイズムが暴き出す、驚愕の「真実」の行方。
荒れ果てた平安京の羅生門の下で雨宿りをする、杣売りと旅法師。二人が語り始める、世にも奇妙な事件の顛末。森の中で起きた、一人の武士の死。捕らえられた盗賊、武士の妻、そして巫女の口を借りて語る死んだ武士の霊。三者三様の証言は、それぞれが自身の正当性を主張し、全く噛み合わない。一体誰が嘘をついているのか。人間のエゴと虚栄心が渦巻く藪の中、事件の真相を揺るがす第四の目撃者の存在。
ネット上の声
- 裁判員制度で裁判員に選ばれたらどうしよう
- 西洋に黒澤明(邦画)が紹介される切っ掛け
- レビュー200本目にとって置きたかった。
- 欧米にウケたディスカッション劇の傑作。
時代劇
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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封建時代の京都、不義密通の濡れ衣を着せられた若妻と手代、死罪から逃れる二人の逃避行が真実の愛を育む物語。
舞台は封建制度が色濃い江戸時代の京都。大経師の妻おさんは、冷酷で欲深い夫との生活に心をすり減らしていた。ある日、兄を助けるための些細な嘘が原因で、手代の茂兵衛と不義密通の疑いをかけられてしまう。姦通が死罪となる時代、無実を証明する術もなく、二人は追われる身に。絶望的な逃避行の中、互いを庇い合い、苦難を分かち合ううちに、これまで秘めていた思慕が燃え上がり、真実の愛へと変わっていく。しかし、非情な社会の掟が、二人を容赦なく追い詰めていく。
ネット上の声
- あなたと離れたくない・・命は惜しみません
- 溝口映画初のヒーロー誕生☆愛と情熱が迸る
- シェイクスピアのような息詰まる悲劇
- 真実の愛は極刑にも勝る重さがある
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督溝口健二
- 主演長谷川一夫
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戦乱の世、富と名声を追い求めた男たちを待つ、妖しくも悲しい運命。
戦国時代の近江国。陶工の源十郎と、侍を夢見る義弟の藤兵衛。二人は戦乱に乗じて富を得ようと京へ向かう。そこで源十郎は、妖艶な貴婦人・若狭の屋敷に招かれ、夢のような日々に溺れていく。一方、藤兵衛は念願の侍となるが、その栄光の裏には大きな代償が。家族を顧みず、己の欲望に突き進んだ男たちを待ち受ける、美しくも恐ろしい運命の結末。
ネット上の声
- 妖艶で、妖しく、愚かな人間の悲劇を描く!
- 溝口映画としては異色のファンタジーホラー
- 巨匠<溝口健二>監督の傑作に感動です!
- 実に濃密な97分を過ごしました
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
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海道一の暴れん坊・森の石松が、義理と人情を胸に駆け抜ける、笑いと涙の任侠道中記。
江戸時代末期の東海道。清水次郎長一家の一員で、喧嘩早いがどこか憎めない男、森の石松。親分・次郎長の名代として金毘羅様への代参の旅に出た彼は、その道中で様々な騒動を巻き起こす。旧友・都田の吉兵衛を訪ねるも、彼は敵対するやくざの手にかかり無念の死を遂げていた。友の仇を討つべく怒りに燃える石松。しかし、その一本気な性格が仇となり、非情な罠が彼を待ち受ける。義理と人情に生きた男が、自らの命を懸けて挑む最後の戦いの記録。
ネット上の声
- 森繁を堪能する映画
- ウーン!一番の出来!
- シリーズ最高傑作。
- その刹那…。
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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江戸時代、一人の女の流転の生涯。愛に生きたが故に、社会の不条理に翻弄され続けた、悲しくも美しい一代記。
舞台は江戸時代。御所の女中お春は、身分違いの恋が発覚し、都を追放される。この出来事をきっかけに、彼女の人生は坂道を転がり落ちていく。大名の側室、裕福な商家の嫁、そして遊女へ。運命に翻弄され、男たちに利用されながらも、気高く生きようとするお春。封建社会の厳しい戒律の中で、女性が幸福を求めることの困難さ。その過酷な生涯を通して人間の尊厳を問う、不朽の名作。
ネット上の声
- 溝口作品三作目にして、いよいよ溝口健二の凄さを実感し始めている
- 溝口作品の長周しが、実は、観客に寄り添った作風に思えて…
- 不幸を自ら背負い込んでいく女の一代記
- 田中絹代の演技と美しさに圧倒された
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
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シェイクスピアの悲劇『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え、権力欲に囚われた武将が破滅へと突き進む様を能の様式美で描く時代劇。
霧深い蜘蛛巣の森。主君への戦勝報告に向かう猛将、鷲津武時と三木義明は、森で出会った物の怪から「武時はやがて蜘蛛巣城の城主となり、三木の息子がその跡を継ぐ」という不吉な予言を授かる。野心家の妻、浅茅にそそのかされた武時は、予言を現実のものとするため主君を暗殺。ついに城主の座を手に入れる。しかし、一度踏み入れた裏切りの道は、拭えぬ疑心暗鬼と新たな罪を生み出すだけ。血で血を洗う権力闘争の果てに、武時を待ち受ける壮絶な末路。
ネット上の声
- 初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が...
- もちろん先が読めるけど、食い入ってしまう。 二人の顔がすごく凄い。...
- 黒澤版「マクベス」、おどろおどろしく見参!
- シンプルな話に力のある映像で、目が離せない
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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後の赤穂浪士・中山安兵衛、その名を江戸中に轟かせた伝説の決闘。叔父を救うため、一人の若き侍が十八人斬りの死闘に挑む。
江戸・元禄時代。旗本の家臣である中山安兵衛は、剣の腕は立つが酒好きの青年。ある日、同門の菅野六郎左衛門が果し合いで多勢に無勢の窮地に陥っているとの知らせ。叔父同然に慕う菅野を救うため、安兵衛は高田の馬場へと急ぐ。待ち受けるは、卑劣な手段で叔父を追い詰める多数の敵。降りしきる雨の中、一本の刀を手に、若き剣客の怒りが爆発する。後に忠臣蔵で名を馳せる男の、血と誇りに満ちた伝説の序章。
ネット上の声
- 酒に溺れすぎの主人公が苦手です。
- お祭り気分の決闘シーンに大興奮
- 決闘高田のババーン
- ワンピースみたいな話 最後大はしゃぎしてるけど全然ハッピーエンドじゃないのが良い
時代劇
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督マキノ正博
- 主演阪東妻三郎
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幕末の動乱期、江戸・品川の遊郭「相模屋」。無一文で豪遊した威勢のいい男、佐平次は、勘定を踏み倒し、代金代わりに働くことを宣言。持ち前の機転と口八丁で、遊女や客、さらには攘夷を目論む高杉晋作ら志士たちの厄介事を次々と解決し、店にとってなくてはならない存在に。時代の大きなうねりの中、佐平次が仕掛ける最後の大芝居。笑いと風刺に満ちた傑作時代劇。
ネット上の声
- 古典落語さながらの粋な映画。リズミカルでスピーディな展開は現代作品に引けを取りません。
- 「しとやかな獣」、「洲崎パラダイス 赤信号」の川島雄三作品の代表作にして、キネマ
- サヨナラだけが人生ならば、笑うだけの人生も有って良いハズだ
- 川島監督最高傑作:幕末動乱を喰う痛快喜劇
幕末、 時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督川島雄三
- 主演フランキー堺
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清水港の若き親分・次郎長、子分を連れていざ初旅へ!義理と人情、喧嘩と恋が渦巻く痛快任侠時代劇。
舞台は江戸時代末期の東海道。清水港で名を上げた若き親分・次郎長が、個性豊かな子分たちを連れて甲州への初旅へ。その目的は、恩人の法要と一家の名を上げること。しかし、その道中は波乱の連続。イカサマ博打のいざこざや、敵対する一家との衝突。次々と降りかかる困難を、次郎長は持ち前の度胸と人情で切り抜けていく。義理と意地が交錯する任侠道。天下の海道一を目指す男の、痛快な旅の始まり。
ネット上の声
- 「つなぎ」の感が強い第二部。
- ご都合でもツボは外さない
- 面白い!文句なし
- いいな~。
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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海道一の大親分、清水次郎長の伝説はここから始まった!若き日の次郎長が、個性豊かな子分たちと成り上がる痛快任侠時代劇の第一弾。
時は幕末、東海道の清水湊。米屋の養子である長五郎は、喧嘩っ早いが義理人情に厚い若者。ある日、些細な揉め事からやくざのいざこざに巻き込まれ、図らずも人を斬ってしまう。これが彼の運命を大きく変えるきっかけとなった。故郷を離れ、旅の果てに「清水次郎長」と名を改めた彼は、大政、小政、森の石松といった個性的な子分たちと出会い、その器量で彼らを惹きつけていく。まだ何者でもない若者が、いかにして「海道一」と謳われる大親分への道を歩み始めるのか。マキノ雅弘監督が描く、オールスターキャストによる次郎長三国志シリーズ、記念すべき第一部。
ネット上の声
- まずは次郎長を知りましょう。
- 大河ドラマの始まり始まり~
- 大衆演芸の伝統
- 中学生のときこのシリーズを見たとき薬でもやっているような感情の落差が激しいハイテ
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
-
縄張りを巡る甲州黒駒一家との対立激化。清水次郎長、一家の存亡を賭けた殴り込みの決断。
清水港を拠点とする次郎長一家。その縄張りを狙う甲州の黒駒勝蔵との対立は、ついに一触即発の状態へ。子分である久六の裏切りもあり、窮地に立たされる次郎長。しかし、大政、小政、森の石松ら、命を預ける子分たちの忠義に支えられ、ついに反撃を決意。男たちの意地と誇りが激突する甲州路。任侠の世界に生きる者たちの、熱き血潮と絆を描くシリーズ屈指の決戦。
ネット上の声
- 『もーれつア太郎』の原点
- 前半の秋祭り、後半甲州殴り込みで見所満載の満点、あーいや待たれ!お仲久慈あさみ救
- 多幸感漲るお祭りシーンに始まり、血沸き肉躍る大チャンバラへと雪崩れ込む、強烈な映
- 甲州とのイザコザに単独でスパイに入り捕らえられたお仲さんを救出に次郎長一家が殴り
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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義理と人情に生きた喧嘩好きのヤクザ、森の石松。その純情が巻き起こす、笑いと涙の任侠道中。
舞台は江戸末期の東海道。清水次郎長一家の一員、森の石松。腕っぷしは強いが、おっちょこちょいでどこか憎めない男。親分の名代として金毘羅様への代参を命じられた石松は、意気揚々と旅に出る。しかし、その道中で出会う様々な人々との交流や、仕組まれた罠が彼の運命を大きく狂わせる。果たして彼は無事に大役を果たし、清水港へ帰ることができるのか。義理と人情が交錯する、痛快無比な時代劇。
ネット上の声
- 東宝版次郎長三国志8作目のセルフリメイク
- 歌舞くことの
- 中村錦之助が飄々とした年齢不詳の森繁久彌とは違った、若くて颯爽で軽妙な石松像を好
- 富士山、隻眼、酒喧嘩博打禁止、葬式、母泣き、20両貸し、歌送り、船、男、水浴び、
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督マキノ雅弘
- 主演中村錦之助
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海道一の親分・清水次郎長一家、お尋ね者として流浪の旅へ。義理と人情を背負う股旅時代劇。
舞台は幕末の日本。喧嘩の助太刀がもとで、お上から追われる身となった清水次郎長一家。故郷の清水湊を離れ、甲州路へと向かう苦難の旅。行く先々で待ち受ける敵対勢力とのいざこざや、子分たちの人間模様。旅の途中で出会う人々との束の間の交流と、避けられぬ別れ。親分・次郎長の器の大きさと、彼を慕う子分たちの固い結束。果たして一家は、追っ手を振り切り、安住の地を見つけることができるのか。巨匠マキノ雅弘が描く、痛快無比のエンターテイメント時代劇シリーズ第六弾。
ネット上の声
- 江戸時代の身分制度のことを知りたい。
- 湿っぽいけど好感
- すべてが見えている
- 🔸Film Diary🔸
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
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酒好きの若様と忠義なる槍持ち。主君のため、一本の槍が怒りに燃える、内田吐夢監督が描く傑作時代劇。
江戸時代、東海道の旅路。心優しいが酒癖の悪い若殿・小十郎と、彼に仕える実直な槍持ちの権八。道中で出会う様々な人々との交流。しかし、小十郎の酒が引き金となり、一行は理不尽な侮辱を受ける。これまで耐え忍んできた権八。だが、主君の名誉が踏みにじられた時、彼が握る長槍が静かに殺気を帯びる。身分を超えた主従の絆と、武士社会の非情さを描く物語。富士を背に、血煙が上がる壮絶なクライマックスへの序章。
ネット上の声
- 酒でもチビリチビリやりながら拝見しましょ
- 内田吐夢監督の時代劇ロードムービー
- 馬鹿な上司持つとつらい感じ?
- 内田吐夢監督の異色時代劇
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督内田吐夢
- 主演片岡千恵蔵
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海道一の親分・清水次郎長のもと、天下の伊達者が集結!男たちの意地と人情が激突する任侠活劇。
舞台は幕末の清水港。海道一の親分と名高い清水次郎長。彼の名を慕い、森の石松、大政、小政といった個性豊かな子分たちが続々と集結。しかし、彼らの前に立ちはだかるは、宿敵である黒駒の勝蔵一家。縄張りを巡る対立は激化の一途。そんな中、次郎長一家を揺るがす事件の発生。果たして次郎長は、この窮地をいかに乗り越え、清水港に平和を取り戻すのか。オールスターキャストで描く、痛快無比の時代劇シリーズ第四弾。
ネット上の声
- 森繁の石松が良い!
- はじめての次郎長
- 第三部までを大いなる伏線とし、回収をこの作品の黒駒の勝蔵との喧嘩に集約させた見事
- 清水に正式に構えた次郎長一家の相撲興行と三五郎を巡る甲州勢との喧嘩
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
-
江戸末期、海道一の親分・次郎長と義理人情に厚い子分・石松。二人の絆が試される任侠活劇。
舞台は幕末の清水港。海道一の大親分として名を馳せる清水次郎長。その下には、どもりだが喧嘩と相撲はめっぽう強い森の石松をはじめ、個性豊かな子分たち。ある日、石松は次郎長の妻・お蝶の病気快癒を祈願するため、四国の金比羅様への代参を命じられる。旅の途中、様々な出会いと事件に巻き込まれる石松。果たして彼は無事に大役を果たし、親分の元へ帰ることができるのか。義理と人情が交錯する、波乱万丈の旅路の始まり。
ネット上の声
- 面白いが期待通りではない
- 味がある映画。
- 次郎長のエピソードというより、森繁久彌演じる森の石松のスピンオフ的な展開で、森繁
- 投げ節お仲を演じた久慈あさみの艶香が、次郎長一家の物語に奥行きと個性を拡げている
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督マキノ雅弘
- 主演小堀明男
-
江戸の裏長屋を舞台に、武士の面子と庶民の意地が交錯する、山中貞雄監督が描く非情な世の理と人生の儚さ。
舞台は雨の多い江戸の裏長屋。浪人・海野又十郎は、亡き父の知人を頼りに仕官の道を探すも、無下に扱われる日々。隣人で髪結いの新三は、そんな又十郎を歯がゆく思いながらも、自らは博打や悪事に手を染め、したたかに生きる男。ある日、新三は金貸しの娘を誘拐する計画を立て、又十郎の長屋を隠れ家として利用。この事件が、貧しくも懸命に生きていた長屋の住人たちの運命を大きく狂わせる。武士としての誇りを守ろうとする男と、世をすねて生きる男。二人の人生が交わった先に待つ、あまりにもやるせない結末。
ネット上の声
- 通勤鑑賞370作目
- 長屋で起こった浪人の死と金に困る別の浪人や、番頭を想う店主の娘それぞれの想いが入
- 観る前はコメディだと思ってたんですけど、全くそういうのではなく淡々と運命の非情を
- むかしむかし、ヴィデオで小さな画面で見たけれど、画質が悪くて、なんだかよくわから
時代劇
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督山中貞雄
- 主演中村翫右衛門
-
恋に骨董、歌と笑い!戦前の日本が生んだ、奇跡のミュージカル時代劇オペレッタ。
江戸時代。長屋に暮らす貧乏浪人・礼三郎は、隣家の娘・お春に想いを寄せられる人気者。しかし彼の心は、お春の妹・おとみにある。一方、お春の父である骨董狂いの商人は、娘を殿様に嫁がせようと画策。恋の三角関係に、骨董品を巡る騒動が絡み合い、事態は思わぬ方向へ。全編を彩る歌と軽快なユーモア。登場人物たちが悩みを歌い飛ばす、幸福感に満ち溢れた和製オペレッタの傑作。
ネット上の声
- 映画を見る幸せ・・・ビバ!鴛鴦歌合戦!
- この映画、エンターテイメントしてました
- 日本の伝説的オペレッタ時代劇⚔🇯🇵🎶
- 戦前の邦画が生みだした、愛すべき名作
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督マキノ正博
- 主演片岡千恵蔵
-
貧困と理不尽に喘ぐ下級武士。己の剣のみを頼りに、封建社会の矛盾に反逆の刃を向ける、虚無的時代劇の傑作。
封建制度の歪みが頂点に達した江戸時代。一人の貧しい下級武士・杉田時之進。彼は剣の腕は立つものの、日々の暮らしにも事欠く有り様。藩の不正と上役の非情さに絶望した彼は、ついに武士の誇りを捨て、愛馬を斬り、自らの剣で道を切り開くことを決意する。それは、社会への、そして己の運命への壮絶な反逆の始まり。伊藤大輔監督による、サイレント映画時代の金字塔。疾走感あふれる殺陣と、主人公の虚無と怒りを映し出す大胆なカメラワーク。体制に牙を剥いた男の、悲壮なる魂の叫び。
ネット上の声
- もう最高!
- 最初から最後まで字幕の意味が一切わからず、誰と誰がなんのために戦っているのか理解
- 断片しか残されていないのに凄い面白いことが画面から伝わってくるのは凄い傑作である
- 26分再編集版の伊藤大輔監督の傾向映画色が強く押し出された馬上アクションと歌舞伎
時代劇
- 製作年1929年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督伊藤大輔
- 主演月形龍之介
-
剣に生き、復讐に燃える一人の侍。その刃が向かう先にあるのは、果たして本懐か、それともさらなる悲劇か。
舞台は江戸時代。かつて藩の陰謀により、父を殺され家を追われた若き侍、新三郎。彼はただひたすらに剣の腕を磨き、復讐の機会を待ち続けていた。歳月が流れ、ついに父の仇が目の前に現れる。しかし、仇を討つことは、罪のない人々をも巻き込む非情な選択の強要。己の信念と、愛する人を守るべきという想いの間で揺れ動く新三郎。彼の握る刀が、血塗られた運命を切り開くための、最後の決断。
ネット上の声
- 昔の日本映画は保存することに対して、決して良い環境ではなかったので、どんな名作で
- 現存しているラスト13分の断片のみ(全体の1/9)を観ただけでレビューを上げるの
- 昭和元年制作
- 前から観たかったが、なかなか観る機会がなかった伊藤大輔監督の伝説の作品『忠次旅日
時代劇
- 製作年1926年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督伊藤大輔
- 主演大河内伝次郎
-
明治時代の日本。芸者の妻とその夫、そして二人を支える義姉。愛と犠牲、封建社会に翻弄される男女三人の悲劇。
明治中期の信州。旅芸人の一座で働く謙吉と、その妻おふみ。二人の生活を献身的に支えるのは、謙吉の姉・お芳。お芳は自らの幸せを犠牲にし、弟夫婦のために身を粉にして働く。しかし、世間の冷たい風当たりと謙吉の優柔不断さが、ささやかな幸せを蝕んでいく。愛と義理、そして貧困が交錯する中で、三人の絆は引き裂かれていく。溝口健二監督が描く、封建社会の不条理に翻弄される女性の、痛ましくも美しい魂の物語。
ネット上の声
- トルストイ原作の『復活』を下敷きに溝口健二監督が映画化した作品です
- 溝口作品中、最も情けない男と、最も強い男
- 傷んだフィルムが見せる溝口映画、男と女。
- 素晴らしいタイトル詐欺!
時代劇
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督溝口健二
- 主演山路ふみ子
-
お尋ね者のやくざ、国定忠次。追われる日々の果てに見た、束の間の安らぎと非情なる現実。
舞台は江戸時代末期の上州。お尋ね者のやくざ、国定忠次は、病に倒れた体を隠し、故郷へと向かう。役人の厳しい追手から逃れる逃亡の日々。その道中で出会う人々との交流の中に、束の間の安らぎを見出す忠次。しかし、彼の首にかけられた賞金が、裏切りと欲望を呼び覚ます。信じた者からの密告。迫りくる御用提灯の灯り。果たして忠次は、故郷の土を再び踏むことができるのか。伝説の侠客が迎える、壮絶な最期への序章。
ネット上の声
- 超絶な活劇演出は現代作を凌駕!
- パーツごとの連鎖でお話が進んでいくが、各パーツがそれぞれ生き生きとした技法に溢れ
- 100年近く前、太秦に撮影所ができる前の京都で製作されているのにマゲがカツラだっ
- 片岡一郎さんの弁士、藤高りえ子さんの楽士(筑前琵琶)で鑑賞
時代劇
- 製作年1927年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督伊藤大輔
- 主演大河内伝次郎
-
明治の世、落語に命を燃やした天才噺家・三遊亭圓朝。芸の道に生きる男の、波乱万丈の半生を描く一代記。
時代が幕末から明治へと移り変わる激動の日本。若き日の三遊亭圓朝は、その類まれなる才能で落語界の寵児となる。しかし、名声の裏には、芸の探求への苦悩、ライバルとの確執、そして愛する人との別れが。全てを失いかけながらも、彼は落語という芸の道をひたすらに歩み続ける。人情噺、怪談噺など数々の名作を生み出した名人はいかにして生まれたのか。一人の男の、芸と人生を賭けた物語。
ネット上の声
- 人生に、「とんぼ返り」は必須だ。
- 「殺陣師段平」との役者比較
- 涙で、、、、
- 前半は会話シーン含め、カットが細かく、それぞれのキャラクターを生き生きと写してい
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督マキノ雅弘
- 主演森繁久弥
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長与善郎の小説を「日の果て」の斎藤良輔が脚色し、「勲章」の渋谷実が監督、「名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第一部」の長岡博之が撮影を担当した。主なる出演者は「暴力街(1955)」の岡田英次、「六人の暗殺者」の滝沢修、「獄門帳」香川京子、「花ひらく(1955)」の山田五十鈴、野添ひとみ、「燃ゆる限り」の石浜朗など。
ネット上の声
- 五十鈴ねぇさんが粋です。
- 最後がすごい
- 宗教熱心な彼女の気を惹くのも大変だなあ~
- 圧巻のクライマックスはどこが圧巻かというとやたらとカメラと俳優の間に格子(または
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督渋谷実
- 主演岡田英次
-
企画は「王将(1948)」「黒雲街道」につぐ奥田久司、監督は昨年の正月映画「博多どんたく」以来「悪魔の乾杯」「Zの戦慄」の丸根賛太郎が自らの脚本により久々に時代劇を担当する。撮影は「黒雲街道」の川崎新太郎、主演は最初阪東妻三郎が決定していたが病気のため急遽「黒雲街道」につぐ市川右太衛門に変更。他に羅門光三郎、加東大介、原健作、小杉勇等が助演し東宝の志村喬と新劇の石黒達也「新愛染かつら」につぐ多摩川の相馬千恵子が大映京都に初出演する。
ネット上の声
- 新しい飛脚屋「亀屋」のせいで、つぶれそうな老舗の飛脚屋「天狗」に、足の速い助っ人
- 痛快!スポーツ映画系時代劇
- これが映画なんだよね😆💕
- 加速装置!(違うか)
時代劇
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督丸根賛太郎
- 主演市川右太衛門
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父の仇を討つため、美しき姫君が剣を取る!江戸の町を舞台に繰り広げられる、波乱万丈の時代劇活劇。
時は江戸時代。旗本の令嬢・おえんは、父を無実の罪で陥れた黒幕への復讐を誓う。男装の麗人となり、素性を隠して江戸の町へ。卓越した剣の腕前で、父の仇を探し求める彼女の前に現れる、一人の若侍。二人は惹かれ合うが、彼こそが仇敵の一味であるという過酷な運命。愛と復讐の狭間で揺れ動くおえんの心。やがて明らかになる、幕府を揺るがす巨大な陰謀。果たして彼女は、父の無念を晴らし、自らの恋を貫くことができるのか。華麗な剣戟と切ない恋模様が交錯する、痛快娯楽時代劇。
時代劇
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督萩原遼
- 主演美空ひばり
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浪人が拾った赤ん坊は、もしや狐の子?剣の道を捨て、人の親となる男の情を描く、戦後時代劇の名作。
戦乱の世。腕利きの浪人、大和屋源八郎。彼が竹藪で拾ったのは、一人の赤ん坊。周囲は「狐の子」だと噂するが、源八郎は刀を置き、その子を育てる決意。慣れない子育てに悪戦苦闘しながらも、次第に父性の温かさに目覚めていく。しかし、平穏な日々に、彼の過去を知る者たちの影が忍び寄る。赤ん坊の出自の謎と、父子の絆の行方。剣一筋だった男が、守るべきもののために生きる姿を描いた人情物語。
ネット上の声
- 血の繋がりを越えた父子の愛に心打たれる☆
- タイトルなし(ネタバレ)
- 刀を赤ん坊に持ち換えて
- 刀を赤ん坊に持ち換えて
時代劇
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督丸根賛太郎
- 主演阪東妻三郎
-
宿場町に流れ着いた一匹狼の旅鴉。義理と人情、そして惚れた女のために、命を賭けた殴り込み。
とある宿場町にふらりと現れた旅鴉の銀太郎。彼は、対立する二つのやくざ組織の抗争に巻き込まれる。一方の組長の美しい情婦に心惹かれた銀太郎は、当初の傍観者の立場を捨て、彼女を救うために危険な争いの渦中へと身を投じることを決意。しかし、それは巨大な組織を敵に回すことを意味していた。義理と人情が複雑に絡み合う中、しがない渡世人が見せる意地と純情。愛する女を守るため、たった一人で敵陣に乗り込む銀太郎の運命は。
ネット上の声
- 確かに斬られた筈なのに…
- 出演者全員すっぴんで有名な本作だが、錦ちゃん演じる銀次は渡世の経験が浅く幼稚で素
- 爪弾きの風来坊銀次が面倒見の良い仙太郎とともに故郷に帰ることになるノワール風味の
- あまりノレなかったが、コミュニティから外れた者を迫害し続ける村社会の陰湿さに対し
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督加藤泰
- 主演中村錦之助
-
近松の名作浄瑠璃“丹波与作待夜小室節”いわゆる重の井子別れの映画化。「母白雪」の依田義賢が脚色し、「逆襲獄門砦」の内田吐夢が監督、「修羅時鳥」の吉田貞次が撮影を担当した。主な出演者は、「おしどりの間」の山田五十鈴、時代劇初出演の佐野周二(台風騒動記)「恋染め浪人」の薄田研二、「新諸国物語 七つの誓い・三部作」の千原しのぶ、名子役植木基晴、他に進藤英太郎、高堂国典、丘さとみなど。
ネット上の声
- 本当に“暴れる坊や”だったのね
- 子役が確かに熱演なのだが、ちょっと違和感を覚えてしまう
- 不義の名の下に引き裂かれた男と女とその子供
- 近松の丹波与作(重の井子別れ)がベース
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督内田吐夢
- 主演薄田研二
-
一心太助の「川勝丹波」の件りより、「若君千両傘」の鷹沢和善が脚本を書き、同じく「若君千両傘」の沢島忠が監督した明朗時代劇。撮影は「剣は知っていた 紅顔無双流」の坪井誠。主演は「剣は知っていた 紅顔無双流」の中村錦之助、「裸の太陽」の中原ひとみ・丘さとみに、月形龍之介。
ネット上の声
- 錦之介兄いは反骨のヒーローだ
- 祭りだ! 喧嘩だ!錦之助だ!
- 映画の醍醐味
- 天秤棒かついだ太助が橋の向こうから近づいてきて、カメラに向かって景気よくご挨拶
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督沢島忠
- 主演中村錦之助
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江戸の空の下、悪に染まりし男が見せる一世一代の任侠道。
江戸時代、お数寄屋坊主でありながら、賭場を仕切る無頼漢、河内山宗俊。金のためなら手段を選ばぬ彼のもとに、弟を救うため、身を売ろうとする娘お浪が駆け込む。最初は金目当てだった宗俊。しかし、彼女の健気な姿に心を動かされ、悪徳商人と旗本に立ち向かうことを決意。江戸の町を揺るがす、痛快無比な大勝負の幕開け。
ネット上の声
- 日本映画は既にトーキー黎明期にして、これほどの高い実力があったのです
- なぜ『河内山宗俊』を観た人は少ないのか?
- これが噂の山中映画2:人物描写と因果の妙
- わしはな、これで人間になった気がするよ。
時代劇
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督山中貞雄
- 主演河原崎長十郎
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「地獄花」以来一年四カ月ぶりに伊藤大輔が監督した娯楽時代劇。脚本は「日蓮と蒙古大襲来」の共同執筆者・八尋不二、撮影は「炎上」の宮川一夫。「濡れ髪剣法」の市川雷蔵を筆頭に、「赤胴鈴之助 新月塔の妖鬼」の黒川弥太郎、青山京子・勝新太郎・近藤美恵子などが出演している。
ネット上の声
- 白浪五人男
- 般若の入れ墨の鉄火場
- 途中、詐欺の計画が舞台劇で表現される場面があって(歌舞伎でも見どころらしい)、雷
- 武蔵野館が前の改装後に企画上映してた時に観て以来なので、かなり前ですね
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督伊藤大輔
- 主演市川雷蔵
-
元禄の世、忠義と恋に揺れる美しき若武者。赤穂浪士の討ち入りを背景に描かれる、運命の青春群像劇。
華やかな元禄時代の江戸。赤穂藩取り潰しの悲報が世を騒がす中、美貌の若侍・矢頭右衛門七の苦悩。父と共に吉良邸討ち入りを誓うも、彼の心には許されぬ恋の炎。相手はなんと仇敵・吉良家の関係者。忠義か、愛か。二つの道で引き裂かれる若者の葛藤。そして、来るべき討ち入りの日。雪の舞う江戸の町で、美しき少年剣士が下す悲壮な決断。歴史の裏に隠された、儚くも鮮烈な青春の物語。
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督伊藤大輔
- 主演中村賀津雄
-
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上金太郎
- 主演高田浩吉
-
織田作之助作の「蛍」の映画化。脚色は「負ケラレマセン勝ツマデハ」の八住利雄、監督は「挽歌(1957)」の五所平之助、撮影は「海の野郎ども」の宮島義勇が担当。主演は「負ケラレマセン勝ツマデハ」の淡島千景、伴淳三郎、「侍ニッポン」の森美樹、「新婚七つの楽しみ」の若尾文子。
ネット上の声
- 暴れる御客は困るよねえ
- ファーストショットのグルグル回る水車は、淡島千景か旧態依然とした家族制から逃れる
- 旅館寺田屋に嫁いだ花嫁・淡島千景の手の平から、すぅっと螢が光を点滅させながら飛ん
- 夫と妻と子供この美しい三角形こそが家族で、この図式(こだわり)を崩すことによって
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督五所平之助
- 主演淡島千景
-
「花の遊侠伝」の小国英雄のオリジナル・シナリオを、「執念の蛇」の三隅研次が監督したコメディ。撮影は「消えた小判屋敷」の今井ひろし。「日蓮と蒙古大襲来」の中村鴈治郎、「血文字船」の勝新太郎、「濡れ髪剣法」の中村玉緒に、品川隆二・千葉敏郎・島田竜三・三田登喜子・小川虎之助らが出演。
ネット上の声
- TVと似た展開
- ちょっと捻った“水戸黄門”
- 意外や練られた脚本、ちゃんとオチあり
- 中村鴈治郎を背負う勝新太郎...
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督三隅研次
- 主演勝新太郎
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菊池寛の原作から「楊貴妃」の依田義賢が脚本を書き「花ざかり男一代」の森一生が監督する。撮影は「楊貴妃」の杉山公平、音楽は「おえんさん」の斎藤一郎の担当。「つばくろ笠」の長谷川一夫、「楊貴妃」の京マチ子、「あした来る人」の小沢栄、「八州遊侠伝 源太あばれ笠」の柳永二郎、「伊太郎獅子」の三田登喜子、猿之助劇団の女形市川松蔦などが出演する。
ネット上の声
- 長谷川一夫は溝口健二の『近松物語』(1954)で茂兵衛を演じて、森一生『藤十郎の
- いやいやいやひどい話だよ
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督森一生
- 主演長谷川一夫
-
ネット上の声
- マキノ=次郎長ものは、遊びが楽しい
- 次郎長が単身黒駒一家に乗り込む際に写る闇夜に散る剣戟の火花や、終盤の火祭にて松明
- リメイク王マキノ雅弘が東宝『次郎長三国志 第九部荒神山前編』の翌年撮った次郎長リ
- クレジットがちょっと凝っててお洒落
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督マキノ雅弘
- 主演河津清三郎
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「恋山彦」のコンビ比佐芳武と村松道平の脚本を、同じく「恋山彦」のマキノ雅弘が監督した大友柳太朗の浪人もの。撮影は「江戸っ子判官とふり袖小僧」の伊藤武夫。
ネット上の声
- なぜか、山形勲の「悪役」が観たくなって
- 大川恵子の男装姿♡
- ラスト大団円、これ以上ないハッピーエンドのあとからの祝歌でして、ほんと元気がでま
- 最後に唄と踊りあり、わっしょいとヒョットコ無し、勿論恋有り!
時代劇
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督マキノ雅弘
- 主演大友柳太朗
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舞台は江戸時代の大阪。表具師の妻おさんと、手代の茂兵衛。ある誤解から不義密通の濡れ衣を着せられた二人。無実を証明できず、追われる身となった彼らは、死を覚悟の逃避行へ。厳しい掟と世間の目に追いつめられながらも、次第に本物の愛情を育んでいく。果たして二人の運命は。人間の義理と人情の狭間で揺れ動く、美しくも哀しい愛の結末。
ネット上の声
- かなり期待していたんだけど、様式美モードの内田吐夢は合わないみたいだ
- なんて美しい立ち振る舞い!
- よくある話ですが
- 最後が面白い
時代劇
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督内田吐夢
- 主演中村錦之助
-
大映創立十八年を記念して作られた忠臣蔵。渡辺邦男、八尋不二、民門敏雄、松村正温と四人で共同執筆した脚本を「アンコール・ワット物語 美しき哀愁」の渡辺邦男が監督、渡辺孝が撮影をそれぞれ担当した。出演は内蔵助の長谷川一夫を筆頭に、鶴田浩二、菅原謙二、山本富士子、京マチ子、市川雷蔵、根上淳、淡島千景、三益愛子、川口浩等々のオールスター・キャスト。色彩は大映カラー。
ネット上の声
- 「天の巻・地の巻」での立花左近のシーンが垣見五郎兵衛になっていた...
- 忠臣蔵…いまさらアラスジを書くこともないでしょうが、ちょっとだけ
- わりとあっさりとしたつくりになっていました
- 年末が近づくと忠臣蔵が観たいと思う
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間166分
- 監督渡辺邦男
- 主演長谷川一夫
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市川雷蔵の若様もので、「人肌孔雀」の松村正温の脚本を、「銭形平次捕物控 鬼火燈篭」の加戸敏が監督した明朗時代劇。撮影は「東海道の野郎ども」の武田千吉郎。「日蓮と蒙古大襲来」の市川雷蔵、「喧嘩太平記」の八千草薫をはじめ、中村玉緒・阿井美千子・島田竜三などが出演。
ネット上の声
- 古いのに新鮮さを感じさせる定型娯楽時代劇
- 痛快時代劇!でもタイトルは関係なし!
- 市川雷蔵主演の明朗時代劇コメディ
- 雷蔵の笑える時代劇 面白い
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督加戸敏
- 主演市川雷蔵
-
ネット上の声
- そもそも用心棒というものは...
- より好条件を求めて用心棒業界で転職活動に繰り出す喜劇テイストな発端からは想像でき
- 合戦場でお互いが「わーーー」って横移動で「ぶつかる!」ってなると、お次のカットで
- 志村喬は好きだから出演作はfilmarks始める前からわりと見ていたけど、本作で
時代劇
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督丸根賛太郎
- 主演片岡千恵蔵
-
幕末、 時代劇
- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督牛原虚彦
- 主演阪東妻三郎
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江戸のどぶ川沿いの長屋を舞台に、希望と絶望が交錯する人間模様。巨匠・黒澤明が描く人生の縮図。
江戸時代の末期、どん底の暮らしを送る人々が吹き溜まる荒れ果てた長屋。泥棒、役者くずれ、夜鷹、職人。様々な過去を背負う住人たちの前に、ある日、巡礼姿の老人が現れる。老人が説く「極楽浄土」という希望の言葉に、住人たちは束の間の夢を見る。しかし、厳しい現実は彼らの日常を蝕み続ける。やがて起こる一つの事件をきっかけに、脆い希望は崩壊。人間の弱さと強さを浮き彫りにする衝撃の物語。
ネット上の声
- 圧巻のセットや役者陣、カット割りとかは勿論凄いんやけど…
- 文学作品のようだと思ったら・・・・
- どん底とは底辺のことですが……
- 運なのか・・・それとも・・・
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督黒澤明
- 主演中村鴈治郎