- 製作
- 1958年 日本
- 時間
- 104分
- 監督
- 稲垣浩
- 出演
- 三船敏郎高峰秀子芥川比呂志
- 種類
- 時代劇
【明治の小倉。腕っぷしの強い人力車夫・松五郎が貫く、未亡人とその息子への生涯をかけた純粋な愛の物語。】
明治時代の福岡県小倉。町一番の暴れん坊だが、根はまっすぐな人力車夫「無法松」こと富島松五郎。ある日、彼は陸軍大尉の息子を助けたことをきっかけに、その一家と親しくなる。しかし、大尉は病で急死。松五郎は残された美しい妻・良子と幼い息子・敏雄の面倒を見ることを心に誓う。父代わりとして敏雄の成長を見守り、母子を支え続ける松五郎。その胸には、良子への決して報われることのない身分違いの恋心。彼の無骨で一途な愛情が、時代の流れとともに描かれる不朽の名作。